JP3541754B2 - Shutter device with door mechanism - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉機構が設けられたシャッターカーテンを有する扉機構付きシャッター装置に係り、例えば、防火や防煙等を行うための防災用シャッター装置等に利用でき、特に、断面幅の大きな空間を仕切る大開口用シャッター装置等として好適に利用できる。
【0002】
【背景技術】
一般に、建物の出入口や通路の途中等には、シャッターカーテンを上下動させて空間を仕切るための各種の目的のシャッター装置が設けられており、防火や防煙等を行うための防災用シャッター装置もそのうちの一種である。
【0003】
従来より、このような防災用シャッター装置としては、金属製(鉄製)のシャッターカーテンを備えたものが用いられていた。そして、金属製のシャッターカーテンを備えた防災用シャッター装置は、建築基準法施行令第112条第14項第4号に基づく建設省告示(昭和48年告示2564号)が存在することから、横幅が5m以下のものが標準仕様とされていた。従って、防災用シャッター装置を設置すべき建物内の開口(シャッターカーテンにより仕切られるべき空間の断面幅)が大きい、いわゆる大開口の場合には、通常、開口の中間位置にガイドレールを設けた中柱を立てることにより、横幅5m以下の標準仕様の防災用シャッター装置を連設して対応していた。
【0004】
また、防災用シャッター装置には、火災発生時等の緊急時において建物内にいる人々の避難経路を確保するために、すなわち火災発生等に伴いシャッターカーテンが降ろされた後にその防災区画内に取り残された人々の逃げ道を確保するために、非常用の出入口を設けておくことが必要となる。
【0005】
従来より、金属製のシャッターカーテンを備えた防災用シャッター装置では、このような非常用の出入口をシャッターカーテン自体に設けることは、構造上比較的困難であるため、シャッター装置とは別途に、その脇に非常用の出入口専用の袖扉を設けることが多かった。
【0006】
一方、近年、各種材料の開発が進み、耐火性、遮熱性、遮煙性、防水性等に優れた布製のスクリーンが開発され、このような布製のスクリーンにより形成されたシャッターカーテンを備えた防災用シャッター装置が、建築基準法第38条の建設大臣の認可を受けて用いられるようになってきた。
【0007】
このような布製のスクリーンは、縫製が可能であり、また、密閉性も確保し易いことから、シャッターカーテン自体に容易に非常用の出入口を設けることができるので、近年では、布製のスクリーンにより形成されたシャッターカーテン自体に非常用の出入口を設けた防災用シャッター装置が用いられるようになってきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シャッターカーテン自体に非常用の出入口を設けるにあたっては、布製のスクリーンにより形成されたシャッターカーテンの場合に限らず、金属製のシャッターカーテンの場合をも含め、次のような種々の考慮すべき問題点がある。
【0009】
すなわち、先ず、非常用の出入口は、火災発生時等の緊急時に使用するものであるという性質上、避難者の立場からすれば、なるべく多数、あるいは、なるべく大きな非常用の出入口を設けることが好ましい。特に、避難の際に、複数の避難者が同時に一つの防災用シャッター装置の位置を通過しなければならない状況も発生し得るため、このような場合には、上記の要請が顕著なものとなる。ところが、シャッター装置の製造者あるいは施工者や施主等(以下、単に製造者ということがある。)の立場からすれば、非常用の出入口が大きくなる程、遮煙性能やカーテン強度を確保しにくくなるので、非常用の出入口は、なるべく小さくすることが好ましい。このように避難者の立場とシャッター装置の製造者の立場とは、相反することが多いので、両者の利害の調整を図り、両者にとって好ましいシャッター装置とする必要がある。
【0010】
次に、非常用の出入口は、避難経路の確保のために設けられるものであるので、その本来的な機能を十分に発揮できるように、非常用の出入口の配置については、防災用シャッター装置を設けるべき開口の近傍における建物の状況(例えば、壁やエスカレータ等の配置状況)に応じた配置とすることが望まれる。
【0011】
以上のような非常用の出入口の配置に関する問題点は、シャッター装置を設置すべき開口が大きくなる程、すなわちシャッターカーテンが幅広になる程、顕著な問題となるので、特に、次に述べる大開口への対応問題との関係が深い。また、防災用シャッター装置に限らず、他の目的を有するシャッター装置の場合であっても、シャッターカーテン自体に出入口等を設ける場合には同様に生じる問題である。
【0012】
また、建物内には、大小様々な空間があり、これに伴って防災用シャッター装置を設置すべき開口の幅も大小様々なものとなる。従って、防災用シャッター装置の設置にあたっては、大開口に対応することも必要となってくるが、その際には、次のような問題がある。
【0013】
すなわち、前述した金属製のシャッターカーテンを備えた防災用シャッター装置であって横幅5m以下の標準仕様のものを複数用意し、これらを連設して大開口に対応するのでは、ガイドレールを設けた中柱を開口の中間位置に立てなければならないため、大きな空間を形成する障害となる等、建築設計上の制約が多くなり、また、外観上も好ましくないという問題が生じる。
【0014】
これに対し、建築基準法第38条により建設大臣が認める場合には、横幅が5mを超える金属製のシャッターカーテンを備えた防災用シャッター装置であっても使用することができるので、このような幅広の防災用シャッター装置を一つ設置することにより大開口に対応することも考えられる。
【0015】
しかし、金属製のシャッターカーテンの場合には、横幅を大きくすると重量が大きくなり、運搬時や施工時、あるいは製造時における取扱いが困難になり、特に標準仕様を超えるような横幅を有するシャッターカーテンでは、それが顕著である。
【0016】
以上のような大開口への対応問題は、防災用シャッター装置に限らず、他の目的を有するシャッター装置の場合であっても、断面幅の大きな空間を仕切らなければならない場合には同様に生じる問題である。
【0017】
本発明の主目的は、シャッターカーテンに設けられた扉機構を利用しようとする者と、シャッター装置の製造者との利害の調和を図ることができ、両者にとって好ましい扉機構付きシャッター装置を提供するところにある。
【0018】
また、本発明の付加的な目的は、建物の状況への適切な対応、運搬時や施工時における取扱いの容易化、大開口への対応のうち、いずれか一つまたは複数を適宜図ることができる扉機構付きシャッター装置を提供するところにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、空間を仕切るカーテン本体と、このカーテン本体により仕切られたカーテン表裏の空間を連通する連通部と、この連通部を覆いかつ連通部とともに扉機構を構成する覆い部とを有するシャッターカーテンを備えた扉機構付きシャッター装置において、シャッターカーテンには、扉機構が複数配置され、これらの複数の扉機構により、複数の扉機構からなる扉機構群が少なくとも一つ構成され、この扉機構群を構成する扉機構の隣り合うもの同士は、互いに近傍に配置されていることを特徴とするものである。
【0020】
ここで、連通部には、構造的にみると、正方形、長方形、三角形、台形、Mブロック断面形、逆ホームベース形、円形、楕円形、半円形等の各種の形状を有する開口状のもの、あるいはスリット状のものが含まれる。また、用途的にみると、火災発生時等の緊急時の避難の際に用いられる非常用の出入口が主なものとして挙げられるが、この他に、通常時において人の出入や物体の通過に用いられる出入口、犬や猫等のペット専用の出入口、あるいは人の出入や物体の通過を前提としない単なる覗き窓(シャッターカーテンの向こう側の状況を確認するためのもの、例えば、防災用シャッター装置の場合であれば、煙の発生状況や火災の進展状況等をシャッターカーテン越しに確認するためのもの)等も含まれる。なお、本願において出入口というときは、双方向からの出入や通過が可能な場合だけでなく、一方向のみの出入や通過しか行えない場合も含まれる。
【0021】
また、覆い部は、カーテン本体と別部材で形成されていてもよく(例えば、後述の図1の場合等)、あるいはカーテン本体と同一部材により一体的に形成されていてもよい(例えば、後述の図8の場合等)。そして、前者のように別部材で形成する場合には、覆い部のカーテン本体への取り付け方法は、例えば、縫着、接着、リベット、ボルト・ナット、ビス等の止着具による止着、溶着、ファスナやボタンやマジックテープを使用した結合等、任意であり、さらには、着脱可能な取り付けとしてもよく、あるいは上下左右等にスライド可能な引き戸タイプの取り付けとしてもよく、要するに、覆い部やカーテン本体の材質、あるいは気密性を確保する必要があるか否か等のシャッター装置の設置目的などに応じた取り付け方法とすればよい。なお、前者のように別部材で形成する場合および後者のように一体的に形成する場合のいずれの場合にも、鍵を付けて覆い部が開かないようにすることができる構成としてもよい。また、覆い部の表面に、連通部の存在(例えば、防災用シャッター装置の場合であれば、非常用の出入口の存在)を表示するマークや文字等を付してもよい。
【0022】
さらに、扉機構は、カーテン表裏の一方の側のみに着目した場合、一つの連通部と一つの覆い部とにより構成されるのが最も基本的な構造であるが(例えば、後述の図1の場合等)、これに限定されるものではなく、複数の連通部と一つの覆い部とにより一つの扉機構が構成されるようにしてもよく(例えば、後述の図4の場合等)、一つの連通部と複数の覆い部とにより一つの扉機構が構成されるようにしてもよく(例えば、後述の図5、図6の場合等)、複数の連通部と複数の覆い部とにより一つの扉機構が構成されるようにしてもよい(例えば、後述の図7の場合等)。なお、上記の各パターンのうち、一つの扉機構が複数の覆い部により構成される場合には、複数の覆い部を合わせてそれら全体で連通部の全体若しくは略全体(但し、防災用シャッター装置の場合には、全体が完全に覆われるようになっていることが好ましい。)が覆われるようになっていればよく、必ずしも一つ一つの覆い部が連通部の全体若しくは略全体を覆うようになっている必要はない。従って、一つの覆い部に着目した場合には、連通部の少なくとも一部を覆っていればよい(後述の図5、図6、図7参照)。
【0023】
そして、一つの扉機構を構成するにあたって、覆い部は、シャッターカーテンの表裏の一方の側のみに設けてもよく、両側に設けてもよく(例えば、後述の図2の場合等)、さらには、連通部の中に入り込むように設けてもよい(例えば、後述の図5、図6の場合等)。
【0024】
さらに、覆い部とカーテン本体との重ね代部分は、設けられていてもよく、あるいは設けられていなくてもよいが、防災用シャッター装置の場合には、気密性を確保し易いという観点から、重ね代部分を設けておくことが望ましい。
【0025】
このような本発明においては、複数の扉機構により、互いに近傍に配置された複数の扉機構からなる扉機構群を少なくとも一つ構成したので、シャッターカーテンに設けられた扉機構を利用しようとする者は、この扉機構群を構成する各扉機構を利用することにより、大きな扉機構を利用するのと同等な使い勝手を得ることが可能となる。また、扉機構を利用しようとする者が複数同時に存在する場合であっても、扉機構群は、互いに近傍に配置された複数の扉機構により構成されているので、複数の者が同時に各扉機構を利用することが可能となる。
【0026】
例えば、防災用シャッター装置の場合には、避難者等は、互いに近傍に配置された複数の扉機構(連通部である非常用の出入口を備えたもの)により構成された扉機構群を利用することにより、大きな非常用の出入口を通って避難するのと同様に、円滑に避難を行うことができるようになる。特に、火災発生時等の緊急時には、複数の避難者等が同時に一つの防災用シャッター装置の位置を通過しなければならない状況も発生し得るが、このような状況下でも、複数の避難者等が、扉機構群を構成する各扉機構を同時に利用できるので、避難が滞りなく行われるようになる。
【0027】
一方、扉機構群の設置により、大きい扉機構(従って、大きい連通部を備えたもの)を設ける必要がなくなったので、カーテン強度、その他シャッターカーテンに要求される各種性能を確保し易くなり、製造上の不都合が解消される。例えば、防災用シャッター装置の場合には、遮煙性能やカーテン強度を確保し易くなる。また、仮に、大きな扉機構を設けた場合を考えると、避難者が一人の場合であっても、その大きな扉機構を開けて(従って、大きな連通部の全体を開放状態として)シャッターカーテンを通過しなければならないが、本発明の扉機構群を設けた場合には、扉機構群を構成する各扉機構のうちの一つを開ければ済む(従って、上記に比べて小さな連通部を一つだけ開放状態とすれば済む)ので、この点でも、遮煙性能の向上が図られる。つまり、シャッターカーテンに大きな連通部を一つ形成する場合に比べ、これよりも小さな連通部を複数形成する場合のほうが、遮煙性能を確保し易く、また、複数の連通部を互いに近傍に配置しておくことで、避難上の観点から見て、大きな連通部よりも機能的に劣ることはない。
【0028】
このため、扉機構群の設置により、扉機構を利用しようとする者と、シャッター装置の製造者との相反する要求を、ともにある程度満足させ、両者の利害の調整を図ることができるようになり、これらにより前記目的が達成される。
【0029】
また、前述した本発明の扉機構付きシャッター装置についての、より具体的な構成例としては、扉機構群を構成する扉機構の隣り合うもの同士の間隔は、扉機構の幅寸法以下とされ、シャッターカーテンには、扉機構の幅寸法を超える寸法幅を有する扉機構非設置区画が少なくとも一つ設けられている構成のものが挙げられる。
【0030】
ここで、扉機構群を構成する各扉機構の幅寸法は、同一でもよく、異なっていてもよいので、各扉機構の幅寸法が異なる場合には、「扉機構の幅寸法以下」とは、扉機構群を構成する各扉機構の幅寸法のうち最小のもの以下であることを意味する。
【0031】
さらに、前述した本発明の扉機構付きシャッター装置において、扉機構群は、移動体の移動を誘導する誘導手段の近傍に配置されていることが望ましい。すなわち、扉機構群は、誘導手段によって誘導される移動体の移動方向の延長線と、シャッターカーテンとが交差する位置、またはその近傍位置に配置されていることが望ましい。
【0032】
ここで、移動体とは、主として人を意味するが、その他に、犬や猫等のペット、フォークリフトやトラック等の乗り物、ベルトコンベア等の搬送ライン上を送られる製品や商品等の物体なども含まれる(例えば、後述の図11の場合等)。なお、防災用シャッター装置の場合には、主として避難者や消火を行う消防隊員等の救助者を意味する。
【0033】
さらに、誘導手段には、壁、手摺り等の歩行補助部材、視覚障害者等のための床面に設けられる連続する多数の突起またはこれらの突起を形成した敷設シート、エレベータの出入口、エスカレータの上端または下端の乗降部分、階段の上下端、ベルトコンベア等の搬送ラインなどが含まれる。そして、このように移動体が直接的または間接的に接触することができて触覚的に移動体の移動を誘導する触覚的誘導手段(移動体の移動に物理的な規制を加え得る手段)が主たる手段であるが、この他に、視覚的に移動体の移動を誘導する視覚的誘導手段、例えば、天井や床や壁等に設けられた誘導灯や案内表示板や出入口表示板なども含まれる。また、聴覚的に移動体の移動を誘導する聴覚的誘導手段、例えば、警報ブザーやスピーカなども含まれ、さらに、移動体が犬等の嗅覚に優れたものであれば、嗅覚的に移動体の移動を誘導する嗅覚的誘導手段も含まれる。また、これらの各手段を組み合わせたものであってもよい。
【0034】
そして、扉機構群が複数構成される場合には、少なくとも一つの扉機構群が誘導手段の近傍に配置されていればよく、全ての扉機構群が誘導手段の近傍に配置されている必要はない。但し、大多数(より好ましくは全て)の扉機構群が誘導手段の近傍に配置されていることが好ましい。
【0035】
このように誘導手段の近傍に扉機構群を配置した場合には、建物の状況、すなわち建物内における誘導手段の配置状況に応じた扉機構群の配置が実現される。このため、誘導手段の誘導に基づく移動体の移動特性、例えば、防災用シャッター装置の場合であれば、避難者の避難の際の行動特性に応じた配置が実現され、避難者の避難が円滑に行われるようになる。
【0036】
以上において、本発明の扉機構付きシャッター装置の設置目的は任意であり、例えば、防火や防煙等を目的とする防災用シャッター装置が主なものとして挙げられるが、これに限定されるものではなく、暗室、クリーンルーム、保冷庫、保温室等の特殊空間を形成するためのシャッター装置、日射遮蔽目的のシャッター装置、防犯目的のシャッター装置等であってもよく、要するに、シャッターカーテンに扉機構を設けることが有用なシャッター装置であればよい。
【0037】
さらに、本発明の扉機構付きシャッター装置の設置場所は任意であり、例えば、通常の一般家屋、ビル、車庫、工場、倉庫、保冷庫等の各種出入口用シャッター装置、窓用シャッター装置、建物内の通路途中や通路とホールとの境界位置に設けられるシャッター装置等のように、各種建築物に設けられるシャッター装置としてもよく、あるいは、例えば、地下街、駅の構内、トンネル内、船舶内等の各種構造物に設けられるシャッター装置としてもよい。
【0038】
また、本発明の扉機構付きシャッター装置の構造は、シャッターカーテンに扉機構を設けることができるものであれば任意である。従って、本発明は、次のような各種タイプのシャッター装置に適用することができる。例えば、シャッターカーテンがシート状部材を用いて形成され、このシャッターカーテンが巻取軸に巻き取られ、または折り畳まれて収納部に収納されるタイプのシャッター装置でもよく、シャッターカーテンが多数のスラットを連設することにより形成され、このシャッターカーテンが収納部の巻取軸に巻き取られて収納されるタイプのシャッター装置でもよい。また、シャッターカーテンが複数のパネルを連設することにより形成され、このシャッターカーテンの個々のパネルが分離されかつ重ねられて収納部に収納され、または個々のパネルが連結状態のまま折り畳まれて収納され、更には巻き取られて収納されるタイプのシャッター装置でもよい。さらに、シャッターカーテンがリンク部材で互いに連結された複数のパイプ部材で形成されているシャッター装置でもよく、あるいは送り込み収納のオーバーヘッドタイプのシャッター装置でもよい。また、例えば、一部がスラットで形成され、残りの部分がシート状部材で形成されたシャッターカーテン等のように、各種のシャッターカーテンを複合して形成されたシャッターカーテンを備えたタイプのシャッター装置でもよい。なお、以上に述べた各種のシャッターカーテンの構成部品や構成部材の材質は任意であり、シート状部材であれば、例えば、布製のスクリーン、あるいは塩化ビニールやウレタン等の軟性樹脂シート、さらにはゴムまたはゴム状物質により形成されたシート等を用いることができ、スラット、パネル、リンク部材、パイプ部材等であれば、例えば、金属、合成樹脂、セラミックス、木材等を用いることができる。
【0039】
また、シャッターカーテンの移動方向、すなわちシャッターカーテンが開閉動作を行う際の開閉方向(閉動作のみを行う場合には、閉鎖方向)は、上下方向、左右方向、斜め方向、水平方向等、任意である。但し、防災用シャッター装置とする場合には、自重降下可能な方向としておくことが好ましい。
【0040】
さらに、前述したように、シャッターカーテンの構成部品や構成部材の材質は任意であるが、特に次のようにすることが好ましい。すなわち、前述した発明において、覆い部と、カーテン本体のうち少なくとも覆い部と重なる重ね代部分とを、いずれもシート状部材により形成することが好ましい。
【0041】
ここで、シート状部材は、布製のスクリーン、ビニールシート、ウレタンシート、ゴムシート等、可撓性のものであればいずれの種類のものでもよいが、防火や防煙等の防災目的に使用する場合には、例えば、シリカクロスまたはガラスクロス、あるいはこれらに耐火被覆材としての耐火塗料や防水被覆材を吹き付け若しくは塗布しまたは含浸させたもの等を好適に用いることができる。さらに、シート状部材は、ワイヤーメッシュ等の補強用の金属あるいは樹脂線材等と組み合わされたものであってもよく、このような補強を行えば、防災目的に使用する場合のみならず通常使用の場合でもシートが損傷しにくくなり、シートの耐久性を向上させることができるので有効である。
【0042】
このようにシート状部材を含んで形成されたシャッターカーテンに本発明を好適に適用できるのは、布製のスクリーン等のシート状部材は、金属製のシャッターカーテンに比べ、軽量であるうえ、折り畳みも可能であることから、運搬時や施工時、あるいは製造時における取扱いが容易になるからである。このため、シート状部材を含んで形成されたシャッターカーテンは、幅広のシャッターカーテンとすることに適しており、カーテンの横幅が大きくなる程、その利点も大きくなる。また、シート状部材であるから、縫製等が可能となり、金属製のシャッターカーテンに比べ、構造上、扉機構を設けることに適しているうえ、気密性の確保も金属製のシャッターカーテンに比べて容易である。従って、シート状部材を含んで形成されたシャッターカーテンは、大開口に対応した防災用シャッター装置を構成するのに最適である。
【0043】
なお、一連のシャッターカーテンを形成するシート状部材は、一枚ものであってもよく、複数枚を縫着、接着、溶着等により繋ぎ合わせたものであってもよく、また、カーテン幅方向について複数に分割された分割タイプとし、シャッターカーテン閉動作時にファスナ等で結合され若しくは結合されることなく単に重ね合わされて一連のシャッターカーテンとなるものであってもよい。
【0044】
また、前述したように、本発明の扉機構付きシャッター装置の設置目的は任意であるが、特に次のようにすることが好ましい。すなわち、前述した発明において、シャッターカーテンが防災機能を有し、連通部が非常用の出入口であることが好ましい。
【0045】
ここで、防災機能とは、防火性能、耐火性能、防煙性能、遮煙性能、遮熱性能、防水性能、耐風圧性能等の各種の性能のうち、少なくとも一種類の性能を発揮できることをいう。
【0046】
このように本発明を防災用シャッター装置に好適に適用できるのは、防災用シャッター装置には、本来、避難者の避難経路を確保するための非常用の出入口を設けることが要求されるので、扉機構の配置に関する本発明の効果が十分に発揮されるからである。
【0047】
さらに、以上において、本発明の扉機構付きシャッター装置におけるシャッターカーテンの幅方向の内法寸法は任意であるが、特に次のようにすることが好ましい。すなわち、前述した発明において、シャッターカーテンは、カーテン幅方向につき標準的な内法寸法よりも大きな内法寸法を有し、かつ、断面幅の大きな空間を仕切る大開口用シャッターカーテンであることが好ましい。
【0048】
ここで、内法寸法とは、シャッターカーテンのカーテン幅方向の全幅のうち、案内手段(例えば、ガイドレール、あるいは壁や柱に直接形成された溝部等)に呑み込まれる部分を除いた部分の幅寸法、すなわち外部に露出する部分(シャッターカーテンにより仕切られる空間から見える部分)の幅寸法をいう。なお、カーテン幅方向とは、シャッターカーテンに沿う面内においてシャッターカーテンの移動方向に直交する方向のことをいい、シャッターカーテンの厚さ方向(肉厚方向)を意味するものではない。
【0049】
また、大開口用シャッターカーテンとは、次に挙げられた各条件のうち少なくとも一つを満たすものをいう。
【0050】
第一の条件としては、「建築基準法施行令第112条第14項第4号に基づく建設省告示(昭和48年告示2564号)」に基づく幅を超えているもの、すなわち内法幅が5mを超えているもの(いわゆる鉄製の防火防煙シャッターの標準仕様よりも大きいもの)であることが挙げられる。
【0051】
第二の条件としては、「建築基準法施行令第112条第14項第4号に基づく建設省告示(昭和48年告示2564号)」に基づく幅を超えているもの、すなわち内法幅が8mを超えているもの(乙種防火戸に近接する位置に併設した鉄製シャッターよりも大きいもの)であることが挙げられる。
【0052】
第三の条件としては、道路法第47条第1項に基づく政令(車両制限令第3条第1項第4号、平成5年最終改正の政令375)で定める車両(貨物が積載されている場合にあってはその状態におけるもの)の長さの最高限度を超えるもの、すなわちカーテン幅方向の全幅寸法が12mを超えるものであることが挙げられる。
【0053】
第四の条件としては、道路法第47条第1項に基づく政令(車両制限令第3条第3項、平成5年最終改正の政令375)で定める高速自動車国道を通行するセミトレーラ連結車又はフルトレーラ連結車で、その積載する貨物が被けん引車の車体の前方又は後方にはみ出していないものの長さの最高限度を超えるもの、すなわちカーテン幅方向の全幅寸法が16.5m(セミトレーラ連結車に積載する場合)又は18m(フルトレーラ連結車に積載する場合)を超えるものであることが挙げられる。
【0054】
第五の条件としては、カーテン幅方向の内法全幅寸法が、扉機構の幅寸法の約3倍以上のもの、好ましくは約6倍以上のものであることが挙げられる。ここで、約3倍という基準値は、扉機構をシャッターカーテンの内法両端に一つずつ設け、これらの間にこれらと同程度の寸法幅を有する扉機構非設置部分を確保したときに得られる数値であり、このような数値以上になる場合は、大開口用シャッターカーテンとみなすことができることに基づくものである。また、約6倍という基準値は、シャッターカーテンの内法両端から扉機構の幅寸法相当分の間隔を置いて扉機構を一つずつ設け、これらの間にこれらと同程度の寸法幅(扉機構の二つ分の幅寸法)を有する扉機構非設置部分を確保したときに得られる数値であり、このような数値以上になる場合は、大開口用シャッターカーテンとみなすことができることに基づくものである。
【0055】
第六の条件としては、本発明の扉機構付きシャッター装置が、シャッターカーテンを巻取軸に巻き取って収納する巻取収納式のシャッター装置である場合において、巻取軸が軸方向について二以上に分割されているものであることが挙げられる。なお、分割した状態で製造し、分割した状態のままで建築現場まで運搬した後、建築現場において接続して一本の軸にしたもの、分割した状態で製造し、工場において接続して一本の軸にした後、一本の軸とした状態で建築現場まで運搬したもの、一本の軸として一体的に製造し、これを工場において切断して分割した状態としてから建築現場まで運搬した後、再び建築現場において接続して一本の軸にしたもの、分割した状態で製造し、分割した状態のままで建築現場まで運搬した後、建築現場において分割した状態のままで連設して使用するもの(この場合、各軸の軸芯位置は一致させてもよく、平行にずらしてもよい。なお、この場合には、シャッターカーテンも分割タイプとし、シャッターカーテン閉動作時に分割状態のシャッターカーテンがファスナ等で連結され若しくは単に重ね合わされて接続される構成等を採ればよい。)等は、いずれのものも含まれる。
【0056】
第七の条件としては、本発明の扉機構付きシャッター装置が、シャッターカーテンを巻取軸に巻き取って収納する巻取収納式のシャッター装置である場合において、巻取軸の軸方向の中間位置の少なくとも一箇所に、巻取軸および巻取軸に巻き取られた状態のシャッターカーテンを支持して巻取軸の撓みを抑える補助ローラ等の支持手段が設けられているものであることが挙げられる。
【0057】
このように本発明を大開口用シャッターカーテンに好適に適用できるのは、シャッターカーテンの幅寸法が大きくなる程、扉機構を利用しようとする者の要求と、シャッター装置の製造者の要求との隔たりが大きくなるので、本発明により両者の利害の調整を図る必要性が高いからであり、また、シャッターカーテンの幅寸法が大きくなる程、運搬時や施工時、あるいは製造時における取扱いが困難となるので、本発明により取扱いの容易化を図っていく必要性が高いからである。
【0058】
また、以上に述べた扉機構付きシャッター装置のうち、本発明に最適な構成例の一つとして、次のような構成のものを挙げることができる。すなわち、前述した発明において、覆い部と、カーテン本体のうち少なくとも覆い部と重なる重ね代部分とが、いずれもシート状部材により形成され、シャッターカーテンが、カーテン幅方向につき12mを超える内法寸法を有し、かつ、断面幅の大きな空間を仕切る大開口用シャッターカーテンであるものを挙げることができる。
【0059】
さらに、以上において、本発明の扉機構付きシャッター装置における連通部の構造は、前述したように開口状でも、スリット状でもよいが、特に次のようにすることが好ましい。すなわち、前述した発明において、連通部は、二次元的広がりを持つ開口状に形成され、かつ、シャッターカーテンの閉鎖方向先端部の近傍にこの閉鎖方向先端部に沿って配置される一定幅の辺を有することが好ましい。
【0060】
ここで、シャッターカーテンの閉鎖方向先端部とは、例えば座板や重錘等が設けられた部分のことをいう。また、「二次元的広がりを持つ開口状」とは、スリット状のものを排除する趣旨であり、「一定幅の辺を有する」とは、閉鎖方向先端部に沿う辺を有しない逆三角形や円形等の形状を排除する趣旨である。従って、正方形、長方形、三角形(底辺を閉鎖方向先端部に沿わせたもの)、台形、Mブロック断面形、逆ホームベース形、半円形(円形の上側半分)等の形状が含まれる。
【0061】
このような構成とした場合には、連通部が開口状となっているので、スリット状の場合に比べ、連通部を容易に通過できるようになる。このため、例えば、防災用シャッター装置の場合には、避難が円滑に行われるようになる。
【0062】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
【0063】
[第一実施形態] 図1には、本発明の第一実施形態の扉機構付きシャッター装置である防災用シャッター装置10の立面図が示され、図2には、防災用シャッター装置10の縦断面図(図1のA−A線断面図)が示されている。
【0064】
防災用シャッター装置10は、火災発生時等の非常時に、建物等の内部の空間を仕切って防火や防煙等を行う防災機能を有するシャッター装置であり、例えば、通路空間の途中に設けられたり、あるいは通路空間とホール空間との境界位置に設けられたりして防災区画を形成する役割を果たすものである。また、防災用シャッター装置10は、左右方向の断面幅の大きな空間を仕切ることができるものであり、建物内の大きな開口に設置される大開口用シャッター装置である。
【0065】
図1において、防災用シャッター装置10は、上下動して空間を仕切るシャッターカーテン20と、このシャッターカーテン20を巻き取る巻取軸60と、シャッターカーテン20の図1中における左右両側端縁部分が挿入されてシャッターカーテン20の上下動を案内する左右の案内手段であるガイドレール70,71と、シャッターカーテン20の上下動および停止を行うためのモータおよびブレーキ等からなる開閉機80とを備えている。なお、巻取軸60の中間位置に、巻取軸60および巻取軸60に巻き取られた状態のシャッターカーテン20を下方から支持する補助ローラを適宜設けるようにしてもよい。
【0066】
シャッターカーテン20は、通常時には、開閉機80のブレーキが作動することにより、巻取軸60に巻き取られた収納状態で保持され、この状態では、シャッターカーテン20の下端部に設けられた座板22が、天井1に形成されたシャッターカーテン20を通すためのスリット部分に設けられた、まぐさの位置まで上昇して収まるようになっている。
【0067】
一方、火災発生時等の非常時には、火災発生等に伴って発生する炎、煙、熱、臭い等が図示されないセンサで検出されると、このセンサからの信号により開閉機80のブレーキが解除されるようになっている。この結果、座板22を含むシャッターカーテン20の自重により、シャッターカーテン20は巻取軸60から繰り出されて下降し、座板22が床2に達することにより全閉状態となるようになっている。なお、このようなセンサを使用した自動閉鎖式ではなく、レバー操作等により人為的に開閉機80のブレーキを解除できる構成としてもよく、あるいはセンサによる自動閉鎖とレバー操作等による人為操作とを併用できる構成としてもよい。
【0068】
また、図示されないスイッチ等を操作すると、開閉機80のモータが駆動され、これにより巻取軸60が回転してシャッターカーテン20が巻取軸60に巻き取られて上昇し、座板22が天井1のまぐさの位置に達すると、開閉機80のモータが停止するとともに、ブレーキが作動するようになっている。なお、このようなモータ駆動による巻き取りではなく、チェーン引き操作やレバー操作等により手動で巻き取れる構成としてもよい。
【0069】
図1および図2において、シャッターカーテン20は、その主要な部分が空間を仕切るためのカーテン本体21により構成されている。このカーテン本体21は、横長の長方形形状のシート状部材により形成されている。シート状部材としては、例えば、シリカクロスまたはガラスクロス、あるいはこれらに耐火被覆材としての耐火塗料や防水被覆材を吹き付け若しくは塗布しまたは含浸させて形成された布製のスクリーン等を好適に用いることができる。このような布製のスクリーンは、耐火性、遮熱性、遮煙性、防水性、耐風圧性等に優れたものであり、防災用シャッター装置としての機能を十分に果たすことができるものである。
【0070】
カーテン本体21の下部には、カーテン本体21により仕切られたカーテン表裏の空間3,4を連通する複数(四つ)の連通部である非常用の出入口30〜33が設けられている。これらの非常用の出入口30〜33は、カーテン本体21の表裏を貫通して形成された縦長の長方形形状を有する開口状のものである。非常用の出入口30〜33は、火災発生時等の緊急時において建物等の内部にいる人々の避難経路を確保するために、すなわち火災発生等に伴いシャッターカーテン20が降ろされた後にその防災区画内に取り残された人々の逃げ道を確保するために、あるいは救助者や消防隊員等の通り道を確保するために設けられているものである。
【0071】
シャッターカーテン20は、非常用の出入口30〜33を表裏両側から覆う覆い部であるカバーシート40A〜43A,40B〜43Bを備えている。これらの各二枚で合計八枚のカバーシート40A〜43A,40B〜43Bは、縦長の長方形形状を有し、その上辺部は、非常用の出入口30〜33の上側でカーテン本体21に縫着されて取り付けられている。この縫着部44は、耐火性を有する金属線材、例えばステンレス製線材等を縫い糸としたものである。カバーシート40A〜43A,40B〜43Bは、すべてカーテン本体21と同じ材質のシート状部材で形成され、十分な防災機能を有するものである。
【0072】
また、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bには、水平方向に延びるように配置された図示されない補強用の金属線材あるいは金属棒状部材が、下端縁寄りの位置に一本または上下方向に適宜な間隔をおいて複数本設けられ、これにより各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bの撓みが抑えられるとともに、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bに形状維持機能を持たせることができ、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bが捲られ若しくは押されて出入りが行われた後に各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bが元の状態に戻って各出入口30〜33が確実に密閉され、所定の防火性能や遮煙性能を発揮できるようになっている。
【0073】
シャッターカーテン20の下端部には、前述したように金属製の座板22が設けられている。この座板22は、シャッターカーテン20の幅方向(左右方向)の略全幅に渡って設けられており、各非常用の出入口30〜33の下側位置にも配置されている。座板22の高さ寸法Zは、例えば150mm以下であることが好ましい(建築基準法施行令第112条第14項第2号参照)。
【0074】
そして、一つの連通部である非常用の出入口30と、二枚の覆い部であるカバーシート40A,40Bとにより、一つの扉機構50が構成されている。また、同様に、非常用の出入口31〜33と、各二枚のカバーシート41A〜43A,41B〜43Bとにより、扉機構51〜53がそれぞれ構成されている。従って、シャッターカーテン20には、カーテン幅方向(左右方向)につき複数(四つ)の扉機構50〜53が配置されている。各扉機構50〜53は、図2中の二点鎖線に示すように、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bを捲り若しくは押すことにより、避難者が各非常用の出入口30〜33を通って、シャッターカーテン20の表裏の空間3,4のいずれの側からでも他方の側へ移動できるようになっている。また、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bの下端縁の全部(全幅)が座板22から離れるようになっているので、容易に出入りすることができる。なお、下端縁の全部ではなく一部が座板22から離れるようになっていてもよく、要するに、覆い部の下端縁の少なくとも一部(好ましくは全部)が閉鎖方向先端部(ここでは、座板22)から離れるようになっていれば、出入りが容易になる。
【0075】
これらの複数(四つ)の扉機構50〜53は、カーテン幅方向(左右方向)の中央位置Kを基準としてカーテン幅方向につき略対称に配置されている。
【0076】
また、各扉機構50〜53の大きさおよび形状は、全て略同じである。従って、各非常用の出入口30〜33の幅寸法X1〜X4および高さ寸法Y1〜Y4は、全て略同じであり、かつ、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bの幅寸法および高さ寸法も、全て略同じである。なお、本第一実施形態では、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bの幅寸法は、各扉機構50〜53の幅寸法α1〜α4でもあり、α1≒α2≒α3≒α4の関係がある。これらの各寸法の具体的数値例としては、各非常用の出入口30〜33の幅寸法X1〜X4は、例えば750mm以上であることが好ましく、高さ寸法Y1〜Y4は、例えば1800mm以上であることが好ましい(建築基準法施行令第112条第14項第2号参照)。そして、各幅寸法X1〜X4を、例えば750mm等としたときには、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bの幅寸法(各扉機構50〜53の幅寸法)α1〜α4は、例えば約1100mm等とすることができ、このような寸法にした場合には、例えば約175mm等の幅寸法Nを有する重ね代55を各出入口30〜33の両側に確保することができる。
【0077】
このため、シャッターカーテン20の取り付けにより巻取軸60にかかる分布荷重に基づく重量モーメントを考えると、カーテン幅方向の中央位置Kを境界としてシャッターカーテン20の左側部分を第一区画20Aとし、右側部分を第二区画20Bとしたとき、第一区画20Aのシャッターカーテン20(カーテン本体21の左側半分、二つの扉機構50,51、および座板22の左側半分を含んだ全体)の中央位置Kに関する反時計回りの重量モーメントと、第二区画20Bのシャッターカーテン20(カーテン本体21の右側半分、二つの扉機構52,53、および座板22の右側半分を含んだ全体)の中央位置Kに関する時計回りの重量モーメントとは、大きさが略同一で略釣り合っている。
【0078】
さらに、左側二つの扉機構50,51同士の間隔β1は、各扉機構50,51の幅寸法α1,α2以下とされ、β1≦α1≒α2の関係があり、一方、右側二つの扉機構52,53同士の間隔β2は、各扉機構52,53の幅寸法α3,α4以下とされ、β2≦α3≒α4の関係がある。従って、左側二つの扉機構50,51は、互いに近傍に配置され、これらにより一つの扉機構群56が構成され、一方、右側二つの扉機構52,53も、互いに近傍に配置され、これらにより一つの扉機構群57が構成されている。なお、前述したように、扉機構50〜53は、カーテン幅方向につき略対称な配置とされているので、β1≒β2である。
【0079】
これらの扉機構群56,57の設置された区画の間には、扉機構50〜53の幅寸法α1〜α4(一つの扉機構の幅寸法)を超える寸法幅Q1を有する扉機構非設置区画20Cが設けられている。
【0080】
また、内法全幅寸法Wの左側の端部位置と左側の扉機構群56(最も左側に配置された扉機構50の左側の端部位置)との間隔γ1、および内法全幅寸法Wの右側の端部位置と右側の扉機構群57(最も右側に配置された扉機構53の右側の端部位置)との間隔γ2は、ともに扉機構50〜53の幅寸法α1〜α4(一つの扉機構の幅寸法)以下とされている。従って、扉機構群56,57は、左右のガイドレール70,71が設けられた左右の壁6,7の近傍にそれぞれ配置されている。これらの壁6,7は、火災発生時等の緊急時においては、避難者等を誘導する誘導手段として機能するものである。
【0081】
内法全幅寸法Wとは、両側のガイドレール70,71の内側同士の間隔をいい、シャッターカーテン20のカーテン幅方向の全幅のうち、案内手段であるガイドレール70,71に呑み込まれる部分を除いた部分の幅寸法、すなわち外部に露出する部分(シャッターカーテン20により仕切られる空間3,4から見える部分)の幅寸法をいう。内法全幅寸法Wの具体的数値は、例えば、一つの扉機構50の幅寸法α1の約6倍(例えば、α1≒1100mmとしたときには、約7m、α1≒2100mmとしたときには、約13m)、あるいは約8倍(例えば、α1≒1100mmとしたときには、約9m、α1≒1600mmとしたときには、約13m)等とすることができる。
【0082】
なお、図1中の二点鎖線のように、カーテン幅方向の適宜な箇所に、シャッターカーテン20を巻取軸60に巻き取って収納した際の巻径を調整するための巻径調整用部材90を設けるようにしてもよい。このような巻径調整用部材90は、カバーシート40A〜43A,40B〜43Bと同じ材質、同じ厚さのもので形成することが好ましい。
【0083】
このような第一実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、シャッターカーテン20に、互いに近傍に配置された複数の扉機構50,51からなる扉機構群56、および扉機構52,53からなる扉機構群57を設けたので、避難者等は、これらの扉機構群56,57を利用することにより、大きな非常用の出入口を通って避難するのと同様に、円滑に避難を行うことができる。
【0084】
特に、火災発生時等の緊急時には、複数の避難者等が同時に防災用シャッター装置10の位置を通過しなければならない状況も発生し得るが、このような状況下でも、複数の避難者等は、扉機構群56,57を構成する各扉機構50〜53を同時に利用できるので、避難を滞りなく行うことができる。
【0085】
一方、扉機構群56,57の設置により、大きい扉機構を設ける必要がなくなったので、遮煙性能やカーテン強度の確保の容易化を図ることができる。また、仮に、大きな扉機構を設けた場合を考えると、避難者が一人の場合であっても、その大きな扉機構を開けてシャッターカーテンを通過しなければならないが、本第一実施形態では、大きな扉機構ではなく、扉機構群56,57を設けたので、これらの扉機構群56,57を構成する各扉機構50〜53のうちの一つを開ければ済むため、この点でも、遮煙性能の向上を図ることができる。
【0086】
このため、扉機構群56,57の設置により、避難者と防災用シャッター装置10の製造者との相反する要求を、ともにある程度満足させ、両者の利害の調整を図ることができる。
【0087】
そして、シャッターカーテン20の幅寸法が大きくなる程、避難者の要求と、防災用シャッター装置10の製造者の要求との隔たりが大きくなるので、特に大開口に設けられる防災用シャッター装置に好適な防災用シャッター装置10を実現できる。
【0088】
また、扉機構群56,57を、誘導手段として機能する左右の壁6,7の近傍に配置するようにしたので、建物の状況、すなわち建物内における誘導手段の配置状況に応じた扉機構群56,57の配置を実現でき、壁6,7に沿って移動しながら避難すると予想される避難者の避難の際の行動特性(移動特性)に応じた配置を実現でき、避難者の避難を円滑に行わせることができる。
【0089】
さらに、カーテン幅方向の中央位置Kに関するシャッターカーテン20の重量モーメントが、第一区画20Aと第二区画20Bとで略釣り合うように扉機構50〜53を配置したので、シャッターカーテン20に扉機構50〜53を設けることにより生じるおそれのある不都合、すなわちカーテン幅方向についての重量バランスが悪くなるという不都合を未然に防止することができる。このため、巻取軸60の両端に配置されたベアリング等の支持部にかかる負荷を略均一にでき、また、カーテン幅方向の中間位置に補助ローラが設けられている場合には、この補助ローラに変則的な荷重がかかることを抑制でき、シャッターカーテン20を円滑に動作させることができる。
【0090】
そして、中央位置Kを基準としてカーテン幅方向につき対称な配置となるように扉機構50〜53を配置したので、各カバーシート40A〜43A,40B〜43Bの厚みおよび材質を同じにすることにより、上述の重量モーメントの釣り合いを容易に実現することができる。
【0091】
また、扉機構50〜53をカーテン幅方向につき対称に配置したので、シャッターカーテン20の設計を容易に行うことができるうえ、製造の容易化やコスト低減を図ることもできる。
【0092】
さらに、シート状部材により形成されたカーテン本体21およびカバーシート40A〜43A,40B〜43Bにより、シャッターカーテン20を構成したので、シャッターカーテン20を軽量にできるうえ、折り畳みも可能であることから、運搬時や施工時、あるいは製造時における取扱いの容易化を図ることができる。
【0093】
そして、シート状部材により形成されたカーテン本体21およびカバーシート40A〜43A,40B〜43Bにより、シャッターカーテン20を構成したので、シャッターカーテン20の横幅が大きくなる程、その利点も大きくなるため、特に大開口に設けられる防災用シャッター装置に好適な防災用シャッター装置10を実現できる。
【0094】
また、カバーシート40A〜43A,40B〜43Bは、シート状部材であるから、縫製が可能であるため、カーテン本体21に容易に取り付けることができる。
【0095】
さらに、重ね代55は、シート状部材により形成されたカーテン本体21とカバーシート40A〜43A,40B〜43Bとの重ね合わせになるので、気密性を容易に確保することができる。
【0096】
[第二実施形態] 図3には、本発明の第二実施形態の扉機構付きシャッター装置である防災用シャッター装置200の立面図が示されている。
【0097】
防災用シャッター装置200は、前記第一実施形態の防災用シャッター装置10と同様に、火災発生時等の非常時に、建物等の内部の空間を仕切って防火や防煙等を行う防災機能を有するシャッター装置であり、また、左右方向の断面幅の大きな空間を仕切ることができるものであり、建物内の大きな開口に設置される大開口用シャッター装置である。
【0098】
本第二実施形態の防災用シャッター装置200は、前記第一実施形態の防災用シャッター装置10と略同様な構成を備え、シャッターカーテンに設けられた扉機構の配置構成が異なるのみであるので、同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略し、以下には異なる部分のみを説明する。
【0099】
防災用シャッター装置200は、カーテン本体221に複数(三つ)の扉機構250〜252を設けて形成されたシャッターカーテン220を備えている。また、シャッターカーテン220の下端部には、金属製の座板222が設けられている。このシャッターカーテン220は、前記第一実施形態のシャッターカーテン20と同様に、内法全幅寸法Wが標準的な内法寸法よりも大きい大開口用シャッターカーテンである。
【0100】
各扉機構250〜252は、連通部である非常用の出入口230〜232と、各非常用の出入口230〜232について表裏二枚ずつ設けられた覆い部であるカバーシート240A〜242A,240B〜242Bとにより、それぞれ構成されている。なお、カーテン本体221およびカバーシート240A〜242A,240B〜242Bの材質は、前記第一実施形態の場合と同様である。
【0101】
これらの複数(三つ)の扉機構250〜252は、前記第一実施形態の場合と同様に、カーテン幅方向の中央位置Kを基準としてカーテン幅方向につき略対称に配置されている。
【0102】
また、シャッターカーテン220の取り付けにより巻取軸60にかかる分布荷重に基づく重量モーメントを考えると、カーテン幅方向の中央位置Kを境界としてシャッターカーテン220の左側部分を第一区画220Aとし、右側部分を第二区画220Bとしたとき、第一区画220Aのシャッターカーテン220(カーテン本体221の左側半分、扉機構250、扉機構251の左側半分、および座板222の左側半分を含んだ全体)の中央位置Kに関する反時計回りの重量モーメントと、第二区画220Bのシャッターカーテン220(カーテン本体221の右側半分、扉機構252、扉機構251の右側半分、および座板222の右側半分を含んだ全体)の中央位置Kに関する時計回りの重量モーメントとは、大きさが略同一で略釣り合っている。
【0103】
さらに、左側の扉機構250と中央の扉機構251との間隔β3、および右側の扉機構252と中央の扉機構251との間隔β4は、各扉機構250〜252の幅寸法α5〜α7(一つの扉機構の幅寸法)以下とされ、β3≒β4≦α5≒α6≒α7の関係がある。従って、これらの複数(三つ)の扉機構250〜252は、互いに近傍に配置され、これらにより一つの扉機構群256が構成されている。
【0104】
扉機構群256の設置された区画の両側には、扉機構250〜252の幅寸法α5〜α7(一つの扉機構の幅寸法)を超える寸法幅Q5,Q7(Q5≒Q7)を有する扉機構非設置区画220D,220Eが設けられている。
【0105】
また、前記第一実施形態では、扉機構群56,57は、左右の壁6,7の近傍に配置されていたが、本第二実施形態では、扉機構群256は、図3中の二点鎖線で示される位置に配置されたエレベータの出入口8の近傍に配置されている。エレベータの出入口8は、壁6,7と同様に、火災発生時等の緊急時においては、避難者等を誘導する誘導手段として機能するものである。
【0106】
なお、前記第一実施形態の場合と同様に、図3中の二点鎖線のように、カーテン幅方向の適宜な箇所に、巻径調整用部材290を設けるようにしてもよい。
【0107】
このような第二実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、前記第一実施形態の場合と同様に、シャッターカーテン220に、互いに近傍に配置された複数の扉機構250〜252からなる扉機構群256を設けたので、避難者等の円滑な避難の実現、複数の避難者等による同時利用への対応、大きい扉機構の設置回避による遮煙性能やカーテン強度の確保の容易化を図ることができる。このため、避難者と防災用シャッター装置200の製造者との利害の調整を図ることができる。
【0108】
そして、シャッターカーテン220の幅寸法が大きくなる程、避難者の要求と、防災用シャッター装置200の製造者の要求との隔たりが大きくなるので、特に大開口に設けられる防災用シャッター装置に好適な防災用シャッター装置200を実現できる。
【0109】
また、扉機構群256を、誘導手段として機能するエレベータの出入口8の近傍に配置するようにしたので、建物の状況、すなわち建物内における誘導手段の配置状況に応じた扉機構群256の配置を実現でき、エレベータの出入口8から降りてくる、あるいは乗ると予想される避難者の避難の際の行動特性(移動特性)に応じた配置を実現でき、避難者の避難を円滑に行わせることができる。
【0110】
さらに、前記第一実施形態の場合と同様に、カーテン幅方向の中央位置Kに関するシャッターカーテン220の重量モーメントが、第一区画220Aと第二区画220Bとで略釣り合うように扉機構250〜252を配置したので、重量バランスがよくなり、シャッターカーテン220を円滑に動作させることができる。
【0111】
また、前記第一実施形態の場合と同様に、中央位置Kを基準としてカーテン幅方向につき対称な配置となるように扉機構250〜252を配置したので、上述の重量モーメントの釣り合い確保の容易化、設計の容易化、製造の容易化、コスト低減を図ることができる。
【0112】
さらに、前記第一実施形態の場合と同様に、シート状部材により形成されたカーテン本体221およびカバーシート240A〜242A,240B〜242Bにより、シャッターカーテン220を構成したので、大開口への対応、縫製等によるカバーシート240A〜242A,240B〜242Bのカーテン本体221への取り付けの容易化、シート状部材同士の重ね合わせによる気密性の確保の容易化を図ることができる。
【0113】
[変形の形態] なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は本発明に含まれるものである。
【0114】
すなわち、前記各実施形態では、一つの扉機構50等は、表裏二枚の覆い部であるカバーシート40A,40B等を備えて構成されていたが(図2参照)、表裏の一方の側のみに覆い部を設けるようにしてもよい。但し、遮煙性能を高めるという観点からは、表裏の両側に設けておくことが好ましい。
【0115】
また、前記各実施形態では、カーテン表裏の一方の側のみに着目した場合、一枚の覆い部であるカバーシート40A等により、一つの連通部である非常用の出入口30等が覆われるようになっていたが、図4に示す扉機構800のように、一つの覆い部801により、二つの連通部802,803が覆われるようにしてもよい。この場合には、覆い部801の幅寸法が、扉機構800の幅寸法α800となる。
【0116】
さらに、図5および図6に示すような扉機構810としてもよい。図5は、扉機構810をカーテン裏側から見た状態の斜視図であり、図6は、扉機構810の水平断面図である。扉機構810は、カーテン本体811を形成するシート状部材に、90度回転したコの字状のスリットを切り込んで設けることにより形成された長方形形状の連通部(非常用の出入口)812を備えている(後述する中間シート813を捲れば長方形形状の開口になるということである)。従って、連通部812の中には、カーテン本体811と一体的に形成された覆い部である中間シート813が入り込んで連通部812の略全面を塞いでいる。また、カーテン裏側には、二枚の覆い部であるカバーシート814,815が設けられ、カーテン表側には、一枚の覆い部であるカバーシート816が設けられている。このため、連通部812は、中間シート813およびカバーシート814,815,816の合計四つの覆い部により、その全面を塞がれている。この場合には、二枚の覆い部であるカバーシート814,815の幅寸法の合計が、扉機構810の幅寸法α810となり、スリットの平行部分同士の間隔が、連通部812の幅寸法X810となる。
【0117】
そして、図7に示す扉機構820のように、カーテン表裏の一方の側のみに着目した場合、複数の連通部821,822,823と、複数の覆い部824,825とにより、一つの扉機構820が構成されるようにしてもよい。この場合には、二つの覆い部824,825の幅寸法の合計が、扉機構820の幅寸法α820となる。
【0118】
また、前記各実施形態では、覆い部であるカバーシート40A等は、カーテン本体21等と別部材で形成されていたが、図8に示す扉機構830のように、カーテン本体831と同一部材により一体的に形成された覆い部832としてもよい。扉機構830は、複数枚(三枚)のシート状部材833A,833B,833Cをカーテン幅方向に並べて縫着部834により連結して形成されたシャッターカーテン833を備えている。そして、両側のシート状部材833A,833Cと、中央のシート状部材833Bの上側部分(図中の二点鎖線の上側部分)とにより、カーテン本体831が構成され、中央のシート状部材833Bの下側部分(図中の二点鎖線の下側部分)により、覆い部832が構成されている。また、縫着部834の形成箇所よりも下側の位置(図中の二点鎖線の下側位置)に、連通部(非常用の出入口)835が形成されている。
【0119】
さらに、本発明の扉機構付きシャッター装置のシャッターカーテンは、図9に示すシャッターカーテン840のように、複数枚(三枚)のシート状部材841,842,843を、シート連結用かつ補強用の中桟844により連結して形成されたカーテン本体845を備えたものとしてもよい。この場合には、扉機構846を構成するにあたっては、シート状部材841,843の間に形成された連通部(非常用の出入口)847を、中桟844に取り付けられた覆い部であるカバーシート848により覆うようにすればよい。
【0120】
そして、前記第一実施形態の扉機構群56,57および前記第二実施形態の扉機構群256は、いずれも左右対称で、かつ重量モーメントが釣り合うように配置されていたが、本発明の扉機構付きシャッター装置は、必ずしも左右対称でなくてもよく、また、重量モーメントも釣り合っている必要はなく、例えば、前記第一実施形態において、扉機構群56,57のいずれかの設置を省略してもよい。
【0121】
また、前記各実施形態では、連通部である非常用の出入口30等は、長方形形状を有する開口状のものとなっていたが、これに限定されるものではなく、スリット状の連通部を覆い部で覆うようにしてもよい。例えば、シャッターカーテンを上下方向に切り込んで複数本(ここでは、四本とする。)の平行なスリットを近傍に寄せ集めた状態で形成した場合には、四本のスリットの各々を別々の覆い部で覆うことにより四つの扉機構を設け、これらの四つの扉機構により一つの扉機構群を構成するようにしてもよく、あるいは左側二本のスリットと右側二本のスリットとを別々の覆い部で覆うことにより二つの扉機構を設け、これらの二つの扉機構により一つの扉機構群を構成するようにしてもよく、いずれの場合であっても、四本のスリットを一括して一つの覆い部で覆うことにより一つの大きな扉機構を設ける場合に比べ、遮煙性能の向上を図ることができる。
【0122】
また、前記各実施形態では、防災用シャッター装置10等は、シャッターカーテン20等を巻取軸60に巻き取って収納する巻取式のシャッター装置とされていたが、本発明の扉機構付きシャッター装置は、他のタイプのシャッター装置に適用してもよい。例えば、図10に示すように、オーバースライディング式のシャッター装置850に適用し、連通部(非常用の出入口)851と、これを覆う表裏二枚の覆い部であるカバーシート852,853とにより構成された扉機構854を備えたシャッターカーテン855を、ガイドレール856に沿ってスライドさせて上下動させるようにしてもよい。
【0123】
さらに、前記各実施形態では、本発明の扉機構付きシャッター装置は、防災用とされていたが、これに限定されるものではなく、例えば、図11に示すシャッター装置900のように、クリーンルームや暗室等の特殊空間901を形成するために設置されるものとしてもよい。また、本発明の誘導手段は、前記各実施形態のような壁6,7(図1参照)、あるいはエレベータの出入口8(図3参照)等の人や動物を誘導するための手段に限定されるものではなく、例えば、図11に示すように、特殊空間901で製造された移動体である製品902等を外部空間903に送るための搬送用コンベア904等のような物体の移動を誘導するための手段であってもよい。図11において、シャッター装置900のシャッターカーテン905は、製品902等がカーテン本体906に取り付けられた覆い部907を押して連通部908を通ることができる構成となっている。
【0124】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明によれば、シャッターカーテンに、互いに近傍に配置された複数の扉機構からなる扉機構群を少なくとも一つ設けたので、複数の者による同時利用に対応できるとともに、大きい扉機構の設置回避によりカーテンの各種性能の確保の容易化を図って製造上の不都合を解消できるため、シャッターカーテンに設けられた扉機構を利用しようとする者と、シャッター装置の製造者との利害の調和を図ることができ、両者にとって好ましい扉機構付きシャッター装置を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の扉機構付きシャッター装置である防災用シャッター装置の立面図。
【図2】前記第一実施形態の防災用シャッター装置の縦断面図(図1のA−A線断面図)。
【図3】本発明の第二実施形態の扉機構付きシャッター装置である防災用シャッター装置の立面図。
【図4】本発明の第一の変形の形態を示す概略構成図。
【図5】本発明の第二の変形の形態を示す斜視図。
【図6】前記第二の変形の形態の水平断面図。
【図7】本発明の第三の変形の形態を示す概略構成図。
【図8】本発明の第四の変形の形態を示す概略構成図。
【図9】本発明の第五の変形の形態を示す概略構成図。
【図10】本発明の第六の変形の形態を示す概略構成図。
【図11】本発明の第七の変形の形態を示す概略構成図。
【符号の説明】
3,4 カーテン表裏の空間
6,7 誘導手段である壁
8 誘導手段であるエレベータの出入口
10,200 扉機構付きシャッター装置である防災用シャッター装置
20,220,833,840,855,905 シャッターカーテン
20C,220D,220E 扉機構非設置区画
21,221,811,831,845,906 カーテン本体
30〜33,230〜232 連通部である非常用の出入口
40A,40B,41A,41B,42A,42B,43A,43B,240A,240B,241A,241B,242A,242B,814,815,816,848,852,853 覆い部であるカバーシート
50〜53,250〜252,800,810,820,830,846,854 扉機構
55 重ね代
56,57,256 扉機構群
801,824,825,832,907 覆い部
802,803,812,821〜823,835,847,851,908
連通部
813 覆い部である中間シート
900 シャッター装置
902 移動体である製品
904 誘導手段である搬送用コンベア
K カーテン幅方向の中央位置
W カーテン幅方向の内法全幅寸法
Q1,Q5,Q7 扉機構非設置区画の寸法幅
α1〜α7,α800,α810,α820 扉機構の幅寸法
β1〜β4 扉機構群を構成する扉機構の隣り合うもの同士の間隔
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a shutter device with a door mechanism having a shutter curtain provided with a door mechanism, and can be used, for example, for a disaster prevention shutter device for performing fire prevention, smoke prevention, and the like. It can be suitably used as a large aperture shutter device for partitioning.
[0002]
[Background Art]
Generally, shutters for various purposes are provided at the entrance and exit of a building or in the middle of a passage so as to partition a space by moving a shutter curtain up and down, and a disaster prevention shutter device for performing fire prevention, smoke prevention, etc. Is one of them.
[0003]
Conventionally, as such a disaster prevention shutter device, a device provided with a metal (iron) shutter curtain has been used. The disaster prevention shutter device equipped with a metal shutter curtain has a width based on the Ministry of Construction notification (Notification 2564, 1972) based on Article 112, paragraph 14, item 4 of the Building Standards Law Enforcement Order. Is 5 m or less as a standard specification. Therefore, in the case of a so-called large opening where the opening in the building where the disaster prevention shutter device is to be installed (the cross-sectional width of the space to be partitioned by the shutter curtain) is large, a guide rail is usually provided at an intermediate position between the openings. By setting up a pillar, a standard disaster prevention shutter device with a width of 5 m or less was provided in series to respond.
[0004]
In addition, the disaster prevention shutter device should be left behind in the disaster prevention compartment after the shutter curtain is lowered due to a fire, etc., to secure an evacuation route for people in the building in the event of an emergency such as a fire. Emergency entrances and exits will need to be provided to ensure that escaped people can escape.
[0005]
Conventionally, in a disaster prevention shutter device having a metal shutter curtain, it is relatively difficult to provide such an emergency doorway in the shutter curtain itself. In many cases, side doors for emergency doorways were provided.
[0006]
On the other hand, in recent years, development of various materials has progressed, and cloth screens having excellent fire resistance, heat shielding properties, smoke shielding properties, waterproofness, etc. have been developed, and disaster prevention with a shutter curtain formed by such cloth screens has been developed. Shutter devices have been used with the approval of the Minister of Construction under Article 38 of the Building Standards Act.
[0007]
Such a cloth screen can be sewn, and since it is easy to secure airtightness, an emergency doorway can be easily provided in the shutter curtain itself. Disaster prevention shutter devices have been used in which an emergency entrance is provided in the shutter curtain itself.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, when providing an emergency doorway in the shutter curtain itself, not only the case of the shutter curtain formed by a cloth screen but also the following various considerations including the case of a metal shutter curtain. There is a problem.
[0009]
That is, firstly, from the viewpoint of evacuees, it is preferable to provide as many emergency doorways as possible or as large an emergency doorway as possible because of the nature that emergency doorways are used in the event of an emergency such as a fire. . In particular, at the time of evacuation, a situation in which a plurality of evacuees must pass through the position of one disaster prevention shutter device at the same time may occur, and in such a case, the above request becomes remarkable. . However, from the standpoint of a manufacturer, a builder, or a client of the shutter device (hereinafter, sometimes simply referred to as a manufacturer), the larger the emergency entrance is, the more difficult it is to secure smoke shielding performance and curtain strength. Therefore, it is preferable to make the emergency doorway as small as possible. As described above, the position of the evacuees and the position of the manufacturer of the shutter device often conflict with each other. Therefore, it is necessary to adjust the interests of the two and make the shutter device favorable for both.
[0010]
Next, the emergency doorway is provided to secure an evacuation route, so that the emergency doorway is arranged with a disaster prevention shutter device so that its essential functions can be fully exhibited. It is desired that the arrangement be in accordance with the state of the building near the opening to be provided (for example, the arrangement state of walls, escalators, and the like).
[0011]
The above-mentioned problems relating to the layout of the emergency doorway become more serious as the opening for installing the shutter device becomes larger, that is, as the width of the shutter curtain becomes wider. There is a deep relationship with the response to the problem. In addition, not only the shutter device for disaster prevention but also a shutter device having another purpose is a problem that similarly occurs when an entrance or the like is provided in the shutter curtain itself.
[0012]
In addition, there are various sizes of the space in the building, and accordingly, the width of the opening where the disaster prevention shutter device is to be installed is also various in size. Therefore, when installing the disaster prevention shutter device, it is necessary to cope with a large opening, but at that time, there are the following problems.
[0013]
That is, a plurality of disaster prevention shutter devices having the above-mentioned metal shutter curtain and having a standard width of 5 m or less are prepared, and a guide rail is provided in order to connect them in order to cope with a large opening. Since the center pillar must be set up at an intermediate position of the opening, there are many restrictions on architectural design, such as an obstacle to forming a large space, and there is a problem that the appearance is unfavorable.
[0014]
On the other hand, when approved by the Minister of Construction in accordance with Article 38 of the Building Standards Act, even a disaster prevention shutter device having a metal shutter curtain having a width exceeding 5 m can be used. It is also conceivable to install one wide disaster prevention shutter device to handle large openings.
[0015]
However, in the case of a metal shutter curtain, increasing the width increases the weight, making it difficult to handle during transportation, construction, or manufacturing, especially in a shutter curtain having a width exceeding the standard specification. , It is remarkable.
[0016]
The problem of dealing with a large opening as described above is not limited to the shutter device for disaster prevention, but also occurs in the case of a shutter device having another purpose when a space having a large sectional width must be partitioned. It is a problem.
[0017]
A main object of the present invention is to provide a shutter device with a door mechanism that can harmonize interests between a person who intends to use a door mechanism provided on a shutter curtain and a manufacturer of the shutter device, and which is preferable for both. There.
[0018]
Further, an additional object of the present invention is to appropriately perform one or more of appropriate measures for building conditions, ease of handling during transportation and construction, and measures for large openings. The present invention is to provide a shutter device with a door mechanism that can be used.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a shutter curtain having a curtain body for partitioning a space, a communicating portion communicating the space on the front and back of the curtain partitioned by the curtain body, and a covering portion covering the communicating portion and forming a door mechanism together with the communicating portion. In the shutter device with a door mechanism provided with, a plurality of door mechanisms are arranged on the shutter curtain, and the plurality of door mechanisms constitutes at least one door mechanism group including a plurality of door mechanisms. Are characterized in that adjacent ones of the door mechanisms are arranged close to each other.
[0020]
Here, in terms of structure, the communicating portion has an opening shape having various shapes such as a square, a rectangle, a triangle, a trapezoid, an M block sectional shape, an inverted home base shape, a circle, an ellipse, and a semicircle. , Or a slit shape. In terms of applications, emergency doorways used for emergency evacuation in the event of a fire, etc. are mainly mentioned, but in addition to this, it is usually used for entering and exiting people and passing objects. Doorways used, doors dedicated to pets such as dogs and cats, or mere viewing windows that do not assume the entrance of people or the passage of objects (for checking the situation behind the shutter curtain, for example, a shutter device for disaster prevention) In the case of (1), it is used to check the state of smoke generation and the progress of fire through the shutter curtain). Note that the term “entrance / exit” in the present application includes not only a case where entry and exit can be performed in both directions but also a case where entry and exit can be performed only in one direction.
[0021]
In addition, the covering portion may be formed of a separate member from the curtain body (for example, in the case of FIG. 1 described below) or may be formed integrally with the same member as the curtain body (for example, described later). Of FIG. 8). In the case where the cover is formed by a separate member as in the former, the method of attaching the covering portion to the curtain body includes, for example, fastening, welding, fastening with a fastening tool such as rivets, bolts and nuts, and screws. , Fastening using fasteners, buttons, or Velcro, etc. are optional.Furthermore, it may be a detachable mounting, or a sliding door type that can slide up, down, left and right, etc. In short, a cover or curtain The mounting method may be determined according to the material of the main body or the installation purpose of the shutter device such as whether or not it is necessary to secure airtightness. Note that, in any of the case where the cover is formed of a separate member as in the former case and the case where the cover is formed integrally as in the case of the latter, a configuration may be employed in which a key is attached to prevent the cover from opening. Further, a mark or a character indicating the existence of the communication part (for example, in the case of a disaster prevention shutter device, the presence of an emergency entrance) may be provided on the surface of the cover part.
[0022]
Further, when focusing on only one side of the front and back of the curtain, the door mechanism has the most basic structure including one communication portion and one cover portion (for example, FIG. However, the present invention is not limited to this, and one door mechanism may be configured by a plurality of communication portions and one cover portion (for example, in the case of FIG. 4 described later). One door mechanism may be configured by one communication portion and a plurality of cover portions (for example, in the case of FIGS. 5 and 6 described below), and one door mechanism is configured by the plurality of communication portions and the plurality of cover portions. One door mechanism may be configured (for example, in the case of FIG. 7 described below). In the case where one door mechanism is constituted by a plurality of covering portions in each of the above patterns, the plurality of covering portions are combined and the whole or substantially the entire communication portion (however, the shutter device for disaster prevention is used). In the case of, it is preferable that the entirety be completely covered.) It is sufficient that the entirety is covered, and each covering part necessarily covers the entirety or substantially the entirety of the communication part. It doesn't have to be. Therefore, when focusing on one covering part, it is sufficient that at least a part of the communicating part is covered (see FIGS. 5, 6, and 7 described later).
[0023]
In configuring one door mechanism, the cover portion may be provided on only one side of the front and back sides of the shutter curtain, may be provided on both sides (for example, in the case of FIG. 2 described below), and further, May be provided so as to enter into the communication portion (for example, in the case of FIGS. 5 and 6 described later).
[0024]
Furthermore, the overlap portion between the covering portion and the curtain body may be provided or may not be provided, but in the case of a disaster prevention shutter device, from the viewpoint of easily ensuring airtightness, It is desirable to provide an overlap margin portion.
[0025]
In the present invention, since at least one door mechanism group including a plurality of door mechanisms arranged near each other is configured by the plurality of door mechanisms, the door mechanism provided on the shutter curtain will be used. By using each door mechanism constituting the door mechanism group, the user can obtain the same convenience as using a large door mechanism. Further, even when there are a plurality of persons who intend to use the door mechanism at the same time, since the door mechanism group is constituted by a plurality of door mechanisms arranged close to each other, a plurality of persons can simultaneously use each door. The mechanism can be used.
[0026]
For example, in the case of a disaster prevention shutter device, evacuees and the like use a door mechanism group constituted by a plurality of door mechanisms (provided with an emergency doorway which is a communication part) arranged near each other. This allows evacuation to be performed smoothly, as well as evacuation through a large emergency doorway. In particular, in the event of an emergency such as a fire, a situation may arise in which a plurality of evacuees and the like must pass through the position of one disaster prevention shutter device at the same time. However, since each door mechanism constituting the door mechanism group can be used at the same time, evacuation can be performed without delay.
[0027]
On the other hand, the installation of the door mechanism group eliminates the need to provide a large door mechanism (thus having a large communication portion), so that the curtain strength and other various performances required for the shutter curtain can be easily secured, and the manufacturing is facilitated. The above disadvantages are eliminated. For example, in the case of a shutter device for disaster prevention, it becomes easy to secure smoke shielding performance and curtain strength. Considering the case where a large door mechanism is provided, even if there is only one evacuee, the large door mechanism is opened (thus, the entire large communication section is opened) and the shutter curtain is passed. However, in the case where the door mechanism group of the present invention is provided, one of the door mechanisms constituting the door mechanism group only needs to be opened (therefore, one communication section smaller than the above is required). Only in the open state), so that in this regard, the smoke shielding performance can be improved. That is, compared to the case where one large communication part is formed in the shutter curtain, the case where a plurality of smaller communication parts are formed is easier to secure the smoke shielding performance, and the plural communication parts are arranged near each other. By doing so, from the viewpoint of evacuation, the function is not inferior to the large communication part.
[0028]
For this reason, the installation of the door mechanism group makes it possible to satisfy the conflicting demands of the person who intends to use the door mechanism and the manufacturer of the shutter device to some extent, and to adjust the interests of both. Thus, the above object is achieved.
[0029]
Further, as a more specific configuration example of the shutter device with a door mechanism of the present invention described above, the interval between adjacent ones of the door mechanisms constituting the door mechanism group is equal to or less than the width dimension of the door mechanism, The shutter curtain has a configuration in which at least one door mechanism non-installation section having a dimension width exceeding the width dimension of the door mechanism is provided.
[0030]
Here, the width of each door mechanism constituting the door mechanism group may be the same or different, so if the width of each door mechanism is different, “less than the width of the door mechanism” , Which means that the width of each door mechanism constituting the door mechanism group is smaller than or equal to the minimum one.
[0031]
Furthermore, in the shutter device with a door mechanism of the present invention described above, it is desirable that the door mechanism group is disposed near a guiding means for guiding the movement of the moving body. That is, it is desirable that the door mechanism group is disposed at a position where an extension of the moving direction of the moving body guided by the guiding means intersects with the shutter curtain, or at a position in the vicinity thereof.
[0032]
Here, the moving object mainly means a person, but also includes a pet such as a dog or a cat, a vehicle such as a forklift or a truck, and an object such as a product or a product which is sent on a transport line such as a belt conveyor. (For example, the case of FIG. 11 described later). In the case of a disaster prevention shutter device, it mainly means a rescuer such as an evacuee or a firefighter who extinguishes a fire.
[0033]
Further, the guide means include a wall, a walking assist member such as a handrail, a large number of continuous projections provided on a floor surface for a visually impaired person or the like, a laying sheet formed with these projections, an entrance to an elevator, an escalator, and the like. Includes the upper and lower entry and exit portions, the upper and lower ends of stairs, and conveyor lines such as belt conveyors. Tactile guidance means (means that can physically restrict the movement of the moving body) that can directly or indirectly contact the moving body and thus tactilely guide the movement of the moving body are provided. Although it is a main means, in addition to this, a visual guidance means for visually guiding the movement of the moving body, for example, a guide light, a guide display board, an entrance display board, etc. provided on a ceiling, a floor, a wall, and the like are also included. . In addition, an auditory guidance means for acoustically inducing the movement of the moving object, for example, an alarm buzzer or a speaker is also included. Olfactory inducing means for inducing the movement of the body. Further, a combination of these means may be used.
[0034]
When a plurality of door mechanism groups are configured, at least one door mechanism group only needs to be arranged near the guiding means, and it is not necessary that all the door mechanism groups are arranged near the guiding means. Absent. However, it is preferable that the majority (more preferably all) of the door mechanism groups be arranged near the guidance means.
[0035]
When the door mechanism group is arranged in the vicinity of the guidance means in this way, the arrangement of the door mechanism group according to the state of the building, that is, the arrangement state of the guidance means in the building is realized. For this reason, an arrangement according to the movement characteristics of the moving body based on the guidance of the guidance means, for example, in the case of a disaster prevention shutter device, is realized according to the behavior characteristics at the time of evacuation of the evacuees, and the evacuation of the evacuees is smooth. Will be performed.
[0036]
In the above, the installation purpose of the shutter device with the door mechanism of the present invention is arbitrary, for example, a fire prevention shutter device for the purpose of fire prevention, smoke prevention, and the like can be cited as a main example, but is not limited thereto Instead, it may be a shutter device for forming a special space such as a dark room, a clean room, a cold storage room, a heat insulation room, a shutter device for shielding sunlight, a shutter device for crime prevention purposes, etc. Any shutter device that is useful to provide may be used.
[0037]
Furthermore, the installation place of the shutter device with the door mechanism of the present invention is arbitrary, and for example, shutter devices for various entrances and exits of ordinary general houses, buildings, garages, factories, warehouses, cold storages, shutter devices for windows, in buildings The shutter device may be provided in various buildings, such as a shutter device provided in the middle of a passage or a boundary position between a passage and a hall, or may be a shutter device provided in various buildings, for example, in an underground mall, in a station yard, in a tunnel, in a ship, or the like. It may be a shutter device provided in various structures.
[0038]
The structure of the shutter device with a door mechanism of the present invention is arbitrary as long as the shutter curtain can be provided with a door mechanism. Therefore, the present invention can be applied to the following various types of shutter devices. For example, a shutter device in which a shutter curtain is formed using a sheet-shaped member, and this shutter curtain is wound around a winding shaft or folded and stored in a storage unit may be used. The shutter device may be formed by connecting the shutter curtains, and the shutter curtain may be wound around a winding shaft of a storage unit and stored. Further, the shutter curtain is formed by connecting a plurality of panels, and the individual panels of the shutter curtain are separated and stacked and stored in the storage unit, or the individual panels are folded and stored in the connected state. The shutter device may be of a type that is wound up and stored. Further, the shutter device may be a shutter device in which the shutter curtain is formed of a plurality of pipe members connected to each other by a link member, or may be an overhead type shutter device for feeding and storing. Further, for example, a shutter device of a type including a shutter curtain formed by combining various types of shutter curtains, such as a shutter curtain partially formed of slats and the remaining portion formed of a sheet-shaped member. May be. The materials of the components and components of the various shutter curtains described above are arbitrary. If the material is a sheet-like member, for example, a screen made of cloth, or a soft resin sheet such as vinyl chloride or urethane, or even rubber Alternatively, a sheet or the like formed of a rubber-like substance can be used, and a metal, a synthetic resin, ceramics, wood, or the like can be used as long as it is a slat, panel, link member, pipe member, or the like.
[0039]
The moving direction of the shutter curtain, that is, the opening / closing direction when the shutter curtain performs the opening / closing operation (in the case of performing only the closing operation, the closing direction) can be arbitrarily set in an up / down direction, a left / right direction, an oblique direction, a horizontal direction, or the like. is there. However, in the case of a disaster-prevention shutter device, it is preferable to set the direction so that it can descend by its own weight.
[0040]
Further, as described above, the materials of the components and members of the shutter curtain are arbitrary, but the following is particularly preferable. That is, in the above-described invention, it is preferable that both the cover portion and the overlapping margin portion of the curtain body that overlaps at least the cover portion are formed of sheet-like members.
[0041]
Here, the sheet-like member may be of any type as long as it is flexible, such as a cloth screen, a vinyl sheet, a urethane sheet, a rubber sheet, etc., but is used for disaster prevention purposes such as fire prevention and smoke prevention. In this case, for example, silica cloth or glass cloth, or a material obtained by spraying, applying, or impregnating a fire-resistant paint or a waterproof coating material as a fire-resistant coating material on these materials can be suitably used. Further, the sheet-shaped member may be combined with a reinforcing metal such as a wire mesh or a resin wire, or the like. Even in this case, the sheet is less likely to be damaged, and the durability of the sheet can be improved, which is effective.
[0042]
The present invention can be suitably applied to the shutter curtain formed including the sheet-like member as described above, because a sheet-like member such as a cloth screen is lighter than a metal shutter curtain and can be folded. Because it is possible, handling during transportation, construction, or manufacturing becomes easy. For this reason, the shutter curtain formed including the sheet-like member is suitable for a wide shutter curtain, and the advantage increases as the width of the curtain increases. In addition, since it is a sheet-shaped member, it can be sewn, etc., and is more suitable for providing a door mechanism structurally than a metal shutter curtain, and also has a higher airtightness than a metal shutter curtain. Easy. Therefore, the shutter curtain formed including the sheet-like member is most suitable for configuring a disaster prevention shutter device corresponding to a large opening.
[0043]
In addition, the sheet-shaped member which forms a series of shutter curtains may be a single sheet, or a plurality of sheets joined by sewing, bonding, welding, or the like. The shutter curtain may be divided into a plurality of types, and may be combined with a fastener or the like at the time of closing the shutter curtain or may be simply overlapped without being combined to form a series of shutter curtains.
[0044]
Further, as described above, the purpose of installing the shutter device with a door mechanism of the present invention is arbitrary, but it is particularly preferable to perform the following. That is, in the above-described invention, it is preferable that the shutter curtain has a disaster prevention function, and the communication portion is an emergency entrance.
[0045]
Here, the disaster prevention function means that it can exhibit at least one kind of performance among various performances such as fire prevention performance, fire resistance performance, smoke prevention performance, smoke blocking performance, heat blocking performance, waterproofing performance, wind resistance performance, and the like. .
[0046]
The reason why the present invention can be suitably applied to the disaster prevention shutter device is that the disaster prevention shutter device is originally required to provide an emergency doorway for securing an evacuation route for evacuees, This is because the effect of the present invention regarding the arrangement of the door mechanism is sufficiently exhibited.
[0047]
Further, in the above, the inner dimension in the width direction of the shutter curtain in the shutter device with the door mechanism of the present invention is arbitrary, but the following is particularly preferable. That is, in the above-described invention, the shutter curtain has a larger inner dimension than the standard inner dimension in the curtain width direction, and is preferably a large opening shutter curtain that partitions a space having a large cross-sectional width. .
[0048]
Here, the inner dimension is a width of a portion of the entire width of the shutter curtain in the curtain width direction excluding a portion swallowed by guide means (for example, a guide rail or a groove directly formed on a wall or a pillar). A dimension, that is, a width dimension of a portion exposed to the outside (a portion viewed from a space partitioned by a shutter curtain). Note that the curtain width direction refers to a direction orthogonal to the movement direction of the shutter curtain in a plane along the shutter curtain, and does not mean the thickness direction (thickness direction) of the shutter curtain.
[0049]
In addition, the shutter curtain for large aperture refers to one that satisfies at least one of the following conditions.
[0050]
The first condition is that the width exceeds the width based on the notification of the Ministry of Construction based on Article 112, paragraph 14, item 4 of the Building Standards Law Enforcement Order (Notification 2564 of 1973), that is, One that exceeds 5 m (larger than the standard specification of so-called iron fire and smoke shutters).
[0051]
The second condition is that the width exceeds the width based on the “Ministry of Construction Notification based on Article 112, Paragraph 14, Item 4 of the Building Standards Law Enforcement Order (Notification 2564, 1973)”, It is more than 8 m (larger than the iron shutter attached to the position close to the type B fire door).
[0052]
The third condition is that vehicles (cargoes loaded) specified by a Cabinet Order based on Article 47, Paragraph 1 of the Road Law (Vehicle Restriction Order, Article 3, Paragraph 1, Item 4; Cabinet Order 375, last amended 1993) In this case, the length of the curtain in that state exceeds the maximum limit, that is, the total width in the curtain width direction exceeds 12 m.
[0053]
The fourth condition is that a semi-trailer-connected vehicle that travels on a national highway specified by a Cabinet Order based on Article 47, Paragraph 1 of the Road Law (Act. Full trailer-coupled vehicles whose loaded cargo does not protrude forward or backward of the body of the towing vehicle, exceeding the maximum length, that is, the full width dimension in the curtain width direction is 16.5 m (for semi-trailer coupled vehicles) (When loading on a full trailer-coupled vehicle) or 18 m (when loading on a full trailer-coupled vehicle).
[0054]
The fifth condition is that the inner width in the curtain width direction is about three times or more, preferably about six times or more, the width of the door mechanism. Here, the reference value of about three times is obtained when a door mechanism is provided at each end of the shutter curtain in the inner direction, and a door mechanism non-installed portion having a dimension width similar to these is secured between them. This is based on the fact that when it is more than such a value, it can be regarded as a shutter shutter for a large aperture. In addition, the reference value of about 6 times means that a door mechanism is provided one by one at intervals corresponding to the width of the door mechanism from both ends of the shutter curtain inwardly, and a dimension width similar to these (door) is provided therebetween. This is a numerical value obtained when securing a door mechanism non-installation part having the width of two parts of the mechanism), and if it exceeds this value, it can be regarded as a shutter shutter for large aperture It is.
[0055]
As a sixth condition, when the shutter device with the door mechanism of the present invention is a retractable shutter device that retracts and stores a shutter curtain on a winding shaft, the winding shaft is two or more in the axial direction. Is divided into two. In addition, after being manufactured in a divided state and transported to the construction site in the divided state, it is connected at the construction site to make one shaft, manufactured in the divided state, connected at the factory and connected After being transported to the construction site as a single shaft, after being manufactured integrally as a single shaft, and then cut and divided at the factory, and then transported to the construction site , Again connected at the construction site to form a single shaft, manufactured in a divided state, transported to the construction site in the divided state, and used continuously in the divided state at the construction site (In this case, the axis positions of the respective axes may be aligned or may be shifted in parallel. In this case, the shutter curtain is also of a split type, and the shutter in the split state when the shutter curtain is closed is operated. Ten is the concatenated or simply superposed with it Taking the configuration and the like are connected.), Etc. In such fasteners, also include any ones.
[0056]
As a seventh condition, in the case where the shutter device with the door mechanism of the present invention is a retractable shutter device that retracts and stores the shutter curtain around the winding shaft, the shutter device is disposed at an intermediate position in the axial direction of the winding shaft. At least at one position, a winding shaft and a supporting means such as an auxiliary roller for supporting a shutter curtain wound around the winding shaft to suppress bending of the winding shaft. Can be
[0057]
As described above, the present invention can be suitably applied to a shutter curtain for a large opening because the larger the width of the shutter curtain is, the more the request of a person who wants to use the door mechanism and the request of the manufacturer of the shutter device. Because the gap is large, it is highly necessary to adjust the interests of the two according to the present invention.Moreover, as the width of the shutter curtain is increased, handling during transport, construction, or manufacturing is difficult. This is because there is a high need to facilitate handling according to the present invention.
[0058]
Further, among the shutter devices with a door mechanism described above, one of the most suitable configuration examples for the present invention includes the following configuration. That is, in the above-described invention, the covering portion and at least the overlapping portion of the curtain body that overlaps with the covering portion are each formed of a sheet-shaped member, and the shutter curtain has an inner dimension exceeding 12 m in the curtain width direction. And a shutter curtain for a large opening that partitions a space having a large cross-sectional width.
[0059]
Further, in the above description, the structure of the communicating portion in the shutter device with the door mechanism of the present invention may be an opening shape or a slit shape as described above, but it is particularly preferable to be as follows. That is, in the above-described invention, the communication portion is formed in an opening shape having a two-dimensional spread, and has a fixed-width side arranged near the front end of the shutter curtain in the closing direction along the front end of the shutter curtain. It is preferable to have
[0060]
Here, the front end in the closing direction of the shutter curtain refers to, for example, a portion provided with a seat plate, a weight, and the like. In addition, “opening having a two-dimensional spread” is intended to exclude slit-shaped ones, and “having a side having a certain width” means an inverted triangle having no side along the tip in the closing direction. The purpose is to exclude a shape such as a circle. Therefore, shapes such as a square, a rectangle, a triangle (the bottom is arranged along the front end in the closing direction), a trapezoid, an M-block cross-sectional shape, an inverted home base shape, a semicircle (the upper half of a circle), and the like are included.
[0061]
In the case of such a configuration, since the communication portion has an opening shape, the communication portion can pass through the communication portion more easily than in the case of the slit shape. For this reason, for example, in the case of a disaster prevention shutter device, evacuation is smoothly performed.
[0062]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0063]
First Embodiment FIG. 1 shows an elevation view of a disaster prevention shutter device 10 which is a shutter device with a door mechanism according to a first embodiment of the present invention, and FIG. A longitudinal sectional view (sectional view taken along the line AA in FIG. 1) is shown.
[0064]
The disaster prevention shutter device 10 is a shutter device having a disaster prevention function of partitioning an internal space of a building or the like in an emergency such as when a fire occurs and performing fire prevention and smoke prevention, and is provided, for example, in the middle of a passage space. Or, it is provided at a boundary position between the passage space and the hall space, and plays a role of forming a disaster prevention section. The disaster prevention shutter device 10 can partition a space having a large cross-sectional width in the left-right direction, and is a large-opening shutter device installed at a large opening in a building.
[0065]
In FIG. 1, the disaster prevention shutter device 10 includes a shutter curtain 20 that moves up and down to partition a space, a winding shaft 60 that winds up the shutter curtain 20, and left and right side edges of the shutter curtain 20 in FIG. Guide rails 70 and 71 are provided as left and right guides for guiding the vertical movement of the shutter curtain 20 when inserted, and a switch 80 including a motor and a brake for moving the shutter curtain 20 up and down and stopping. I have. Note that an auxiliary roller that supports the winding shaft 60 and the shutter curtain 20 wound around the winding shaft 60 from below may be provided at an intermediate position of the winding shaft 60 as appropriate.
[0066]
Normally, the shutter curtain 20 is held in a retracted state wound around the winding shaft 60 by operating the brake of the switch 80, and in this state, a seat plate provided at a lower end portion of the shutter curtain 20 is provided. 22 is provided in a slit portion for passing the shutter curtain 20 formed in the ceiling 1 and rises to the position of the lintel so as to fit therein.
[0067]
On the other hand, in an emergency such as when a fire occurs, if a sensor (not shown) detects flame, smoke, heat, odor, and the like generated due to the fire or the like, the brake of the switchgear 80 is released by a signal from the sensor. It has become so. As a result, due to the weight of the shutter curtain 20 including the seat plate 22, the shutter curtain 20 is unreeled from the winding shaft 60 and descends, and reaches the fully closed state when the seat plate 22 reaches the floor 2. . It should be noted that instead of the automatic closing type using such a sensor, the brake of the switch 80 may be artificially released by lever operation or the like, or the automatic closing by the sensor and the manual operation by lever operation etc. are used in combination. It is good also as a structure which can be performed.
[0068]
When a switch or the like (not shown) is operated, the motor of the opening / closing device 80 is driven, whereby the take-up shaft 60 is rotated, the shutter curtain 20 is taken up by the take-up shaft 60 and rises, and the seat plate 22 is moved to the ceiling. When it reaches the position of the first lintel, the motor of the switch 80 is stopped and the brake is activated. It should be noted that, instead of such winding by motor driving, a structure in which winding can be performed manually by a chain pull operation, a lever operation, or the like may be employed.
[0069]
1 and 2, the shutter curtain 20 includes a curtain main body 21 whose main part partitions a space. The curtain body 21 is formed of a horizontally long rectangular sheet-shaped member. As the sheet-like member, for example, a silica screen or a glass cloth, or a cloth screen or the like formed by spraying, applying, or impregnating a fire-resistant paint or a water-resistant coating material as a fire-resistant coating material on these materials is preferably used. it can. Such a cloth screen is excellent in fire resistance, heat insulation, smoke insulation, waterproofness, wind pressure resistance, and the like, and can sufficiently function as a shutter device for disaster prevention.
[0070]
At the lower part of the curtain main body 21, there are provided a plurality (four) of emergency entrances and exits 30 to 33, which are a plurality of (four) communication parts that communicate the spaces 3 and 4 on the front and back of the curtain partitioned by the curtain main body 21. These emergency entrances 30 to 33 are openings having a vertically long rectangular shape formed through the front and back of the curtain main body 21. Emergency doorways 30 to 33 are used to secure an evacuation route for people inside the building or the like in the event of an emergency such as a fire, that is, after the shutter curtain 20 is lowered due to a fire or the like, the disaster prevention section is provided. It is provided to secure a way for people who are left behind to escape, or to secure a path for rescuers and firefighters.
[0071]
The shutter curtain 20 is provided with cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B which are cover portions for covering the emergency entrances 30 to 33 from both sides. Each of these two sheets, a total of eight cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B, has a vertically long rectangular shape, and the upper side thereof is sewn to the curtain body 21 above the emergency entrances 30 to 33. Being installed. The sewing portion 44 is formed by using a metal wire having fire resistance, for example, a stainless steel wire or the like as a sewing thread. The cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B are all formed of sheet members made of the same material as the curtain main body 21, and have a sufficient disaster prevention function.
[0072]
Further, on each of the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B, a reinforcing metal wire or a metal rod (not shown) arranged so as to extend in the horizontal direction is provided at a position near the lower end edge or in a vertical direction as appropriate. A plurality of the cover sheets are provided at appropriate intervals, whereby the bending of each of the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B can be suppressed, and the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B can have a shape maintaining function. After each of the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B is turned or pushed and enters and exits, each of the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B returns to the original state, and the entrances 30 to 33 are securely sealed. In addition, it is possible to exhibit predetermined fire prevention performance and smoke prevention performance.
[0073]
At the lower end of the shutter curtain 20, the metal seat plate 22 is provided as described above. The seat plate 22 is provided over substantially the entire width of the shutter curtain 20 in the width direction (left-right direction), and is also disposed at a lower position of each of the emergency entrances 30 to 33. The height dimension Z of the seat plate 22 is preferably, for example, 150 mm or less (see Article 112, paragraph 14, item 2 of the Building Standard Law Enforcement Order).
[0074]
One door mechanism 50 is constituted by the emergency entrance / exit 30 as one communication part and the cover sheets 40A and 40B as two cover parts. Similarly, the doorways 51 to 53 are configured by the emergency entrances 31 to 33 and the two cover sheets 41A to 43A and 41B to 43B, respectively. Therefore, a plurality (four) of door mechanisms 50 to 53 are arranged in the shutter curtain 20 in the curtain width direction (left-right direction). Each of the door mechanisms 50 to 53 allows the evacuee to pass through each of the emergency entrances 30 to 33 by turning or pushing the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B as shown by the two-dot chain line in FIG. Thus, the shutter curtain 20 can be moved from either side of the front and back spaces 3 and 4 to the other side. In addition, since the entire lower edge of each of the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B (the entire width) is separated from the seat plate 22, it is possible to easily enter and exit. Note that a part, but not all, of the lower edge may be separated from the seat plate 22. In short, at least a part (preferably the entirety) of the lower edge of the covering part is closed at the front end in the closing direction (here, the seat). If it is separated from the plate 22), it is easy to get in and out.
[0075]
The plurality (four) of the door mechanisms 50 to 53 are arranged substantially symmetrically in the curtain width direction with reference to a center position K in the curtain width direction (lateral direction).
[0076]
The size and shape of each of the door mechanisms 50 to 53 are substantially the same. Therefore, the width dimensions X1 to X4 and the height dimensions Y1 to Y4 of the emergency entrances 30 to 33 are all substantially the same, and the width dimensions and the height dimensions of the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B. Are all substantially the same. In the first embodiment, the widths of the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B are also the widths α1 to α4 of the door mechanisms 50 to 53, and have a relationship of α1 ≒ α2 ≒ α3 ≒ α4. . As specific numerical examples of these dimensions, the width dimensions X1 to X4 of each of the emergency entrances 30 to 33 are preferably, for example, 750 mm or more, and the height dimensions Y1 to Y4 are, for example, 1800 mm or more. (Refer to Article 112, Paragraph 14, Item 2 of the Building Standards Law Enforcement Order). When the widths X1 to X4 are, for example, 750 mm, the widths (widths of the door mechanisms 50 to 53) α1 to α4 of the cover sheets 40A to 43A, 40B to 43B are, for example, about 1100 mm. In such a case, the overlap margin 55 having the width dimension N of, for example, about 175 mm can be secured on both sides of each of the entrances 30 to 33.
[0077]
For this reason, considering the weight moment based on the distributed load applied to the winding shaft 60 due to the attachment of the shutter curtain 20, the left portion of the shutter curtain 20 is defined as the first section 20A and the right portion as the boundary at the center position K in the curtain width direction. Is the second section 20B, the center position K of the shutter curtain 20 of the first section 20A (the entirety including the left half of the curtain body 21, the two door mechanisms 50 and 51, and the left half of the seat plate 22). A clock about the counterclockwise weight moment and the center position K of the shutter curtain 20 (the whole including the right half of the curtain body 21, the two door mechanisms 52 and 53, and the right half of the seat plate 22) of the second section 20B. The magnitude of the surrounding weight moment is substantially the same and substantially balanced.
[0078]
Further, the interval β1 between the two left door mechanisms 50 and 51 is set to be equal to or less than the width dimension α1 and α2 of each door mechanism 50 and 51, and has a relationship of β1 ≦ α1 ≒ α2. , 53 are set to be equal to or smaller than the widths α3, α4 of the door mechanisms 52, 53, and have a relationship of β2 ≦ α3 ≒ α4. Accordingly, the two left door mechanisms 50 and 51 are arranged close to each other, thereby forming one door mechanism group 56, while the two right door mechanisms 52 and 53 are also arranged close to each other. One door mechanism group 57 is configured. As described above, since the door mechanisms 50 to 53 are arranged substantially symmetrically in the curtain width direction, β1 ≒ β2.
[0079]
Between the sections in which the door mechanism groups 56 and 57 are installed, the door mechanism non-installation sections having a width Q1 exceeding the widths α1 to α4 of the door mechanisms 50 to 53 (the width of one door mechanism). 20C is provided.
[0080]
In addition, the interval γ1 between the left end position of the inner width W and the left door mechanism group 56 (the left end position of the door mechanism 50 disposed on the leftmost side), and the right side of the inner width W Of the door mechanism group 57 (the right end position of the door mechanism 53 arranged on the rightmost side) is the width dimension α1 to α4 (one door) of the door mechanisms 50 to 53. (Width of the mechanism). Therefore, the door mechanism groups 56 and 57 are arranged near the left and right walls 6 and 7 where the left and right guide rails 70 and 71 are provided, respectively. These walls 6 and 7 function as guidance means for guiding evacuees and the like in an emergency such as when a fire occurs.
[0081]
The inner width W means the distance between the insides of the guide rails 70 and 71 on both sides, and excludes the part swallowed by the guide rails 70 and 71 as the guide means in the entire width of the shutter curtain 20 in the curtain width direction. , Ie, the width of the part exposed to the outside (the part visible from the spaces 3 and 4 partitioned by the shutter curtain 20). Specific values of the inner width W are, for example, about 6 times the width dimension α1 of one door mechanism 50 (for example, about 7 m when α1 ≒ 1100 mm, and about 13 m when α1 ≒ 2100 mm), Alternatively, it may be about 8 times (for example, about 9 m when α1 ≒ 1100 mm, and about 13 m when α1 ≒ 1600 mm).
[0082]
A winding diameter adjusting member for adjusting the winding diameter when the shutter curtain 20 is wound and stored on the winding shaft 60 at an appropriate position in the curtain width direction as indicated by a two-dot chain line in FIG. 90 may be provided. Such a winding diameter adjusting member 90 is preferably formed of the same material and the same thickness as the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B.
[0083]
According to such a first embodiment, the following effects are obtained. That is, since the shutter curtain 20 is provided with the door mechanism group 56 including the plurality of door mechanisms 50 and 51 and the door mechanism group 57 including the door mechanisms 52 and 53 arranged near each other, By using the door mechanism groups 56 and 57, the evacuation can be performed smoothly as well as through the large emergency doorway.
[0084]
In particular, in an emergency such as when a fire occurs, a situation may arise in which a plurality of evacuees and the like must pass through the position of the disaster prevention shutter device 10 at the same time. Since the door mechanisms 50 to 53 constituting the door mechanism groups 56 and 57 can be used at the same time, evacuation can be performed without delay.
[0085]
On the other hand, the installation of the door mechanism groups 56 and 57 makes it unnecessary to provide a large door mechanism, so that it is possible to easily secure the smoke shielding performance and the curtain strength. Also, supposing that a large door mechanism is provided, even if there is only one evacuee, it is necessary to open the large door mechanism and pass through the shutter curtain, but in the first embodiment, Since the door mechanism groups 56 and 57 are provided instead of the large door mechanisms, one of the door mechanisms 50 to 53 constituting the door mechanism groups 56 and 57 only needs to be opened. The smoke performance can be improved.
[0086]
Therefore, the installation of the door mechanism groups 56 and 57 can satisfy conflicting demands of the evacuees and the manufacturer of the disaster prevention shutter device 10 to some extent, and can adjust the interests of both.
[0087]
And, as the width dimension of the shutter curtain 20 becomes larger, the gap between the demands of the evacuees and the demands of the manufacturer of the disaster prevention shutter device 10 becomes large, so that it is particularly suitable for the disaster prevention shutter device provided in a large opening. The disaster prevention shutter device 10 can be realized.
[0088]
Further, since the door mechanism groups 56 and 57 are arranged near the left and right walls 6 and 7 functioning as guidance means, the door mechanism group according to the situation of the building, that is, the arrangement state of the guidance means in the building. The arrangement of 56 and 57 can be realized, and the arrangement according to the behavior characteristics (moving characteristics) at the time of evacuation of evacuees who are expected to evacuate while moving along the walls 6 and 7 can be realized. It can be performed smoothly.
[0089]
Further, the door mechanisms 50 to 53 are arranged so that the weight moment of the shutter curtain 20 with respect to the center position K in the curtain width direction is substantially balanced between the first section 20A and the second section 20B. It is possible to prevent inconvenience that may be caused by providing 53, that is, inconvenience that the weight balance in the curtain width direction is deteriorated. For this reason, the load applied to the support portions such as bearings disposed at both ends of the winding shaft 60 can be made substantially uniform, and when an auxiliary roller is provided at an intermediate position in the curtain width direction, the auxiliary roller Can be suppressed, and the shutter curtain 20 can be operated smoothly.
[0090]
Since the door mechanisms 50 to 53 are arranged so as to be symmetrical in the curtain width direction with respect to the center position K, the thicknesses and materials of the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B are made the same, The above-described balance of the weight moment can be easily realized.
[0091]
In addition, since the door mechanisms 50 to 53 are arranged symmetrically in the curtain width direction, the design of the shutter curtain 20 can be easily performed, and further, simplification of manufacturing and cost reduction can be achieved.
[0092]
Furthermore, since the shutter curtain 20 is constituted by the curtain main body 21 and the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B formed of sheet-like members, the shutter curtain 20 can be lightened and can be folded, so that it can be transported. It is possible to facilitate the handling at the time, at the time of construction, or at the time of manufacturing.
[0093]
Since the shutter curtain 20 is constituted by the curtain main body 21 and the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B formed of sheet-like members, the advantage increases as the lateral width of the shutter curtain 20 increases, and particularly, A disaster prevention shutter device 10 suitable for a disaster prevention shutter device provided in a large opening can be realized.
[0094]
Further, since the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B are sheet-like members, they can be sewn, so that they can be easily attached to the curtain body 21.
[0095]
Furthermore, since the overlap margin 55 is formed by overlapping the curtain body 21 formed of a sheet-like member with the cover sheets 40A to 43A and 40B to 43B, airtightness can be easily secured.
[0096]
Second Embodiment FIG. 3 shows an elevation view of a disaster prevention shutter device 200 which is a shutter device with a door mechanism according to a second embodiment of the present invention.
[0097]
Like the disaster prevention shutter device 10 of the first embodiment, the disaster prevention shutter device 200 has a disaster prevention function of partitioning an internal space of a building or the like to perform fire prevention, smoke prevention, and the like in an emergency such as when a fire occurs. A shutter device that can partition a space having a large cross-sectional width in the left-right direction, and is a shutter device for a large opening installed in a large opening in a building.
[0098]
Since the disaster prevention shutter device 200 of the second embodiment has substantially the same configuration as the disaster prevention shutter device 10 of the first embodiment, only the arrangement of the door mechanism provided on the shutter curtain is different. The same portions are denoted by the same reference numerals and detailed description is omitted, and only different portions will be described below.
[0099]
The disaster prevention shutter device 200 includes a shutter curtain 220 formed by providing a plurality (three) of door mechanisms 250 to 252 on a curtain body 221. At the lower end of the shutter curtain 220, a metal seat plate 222 is provided. This shutter curtain 220 is a shutter curtain for a large opening, like the shutter curtain 20 of the first embodiment, in which the total inner dimension W is larger than a standard inner dimension.
[0100]
Each of the door mechanisms 250 to 252 includes emergency entrances 230 to 232 that are communication portions, and cover sheets 240A to 242A and 240B to 242B that are cover portions provided on the front and back of each of the emergency entrances 230 to 232. , Respectively. The materials of the curtain main body 221 and the cover sheets 240A to 242A and 240B to 242B are the same as those in the first embodiment.
[0101]
These plural (three) door mechanisms 250 to 252 are arranged substantially symmetrically in the curtain width direction with reference to the center position K in the curtain width direction as in the case of the first embodiment.
[0102]
Further, considering the weight moment based on the distributed load applied to the winding shaft 60 by the installation of the shutter curtain 220, the left portion of the shutter curtain 220 is defined as the first section 220A and the right portion is defined as the boundary at the center position K in the curtain width direction. Assuming the second section 220B, the center position of the shutter curtain 220 (the whole including the left half of the curtain body 221, the door mechanism 250, the left half of the door mechanism 251, and the left half of the seat plate 222) of the first section 220A. The counterclockwise weight moment with respect to K and the shutter curtain 220 of the second section 220B (the whole including the right half of the curtain body 221, the door mechanism 252, the right half of the door mechanism 251, and the right half of the seat plate 222). The clockwise weight moment with respect to the center position K is substantially the same size and substantially fishing. You have me.
[0103]
Further, the interval β3 between the left door mechanism 250 and the central door mechanism 251 and the interval β4 between the right door mechanism 252 and the central door mechanism 251 are determined by widths α5 to α7 (one of the door mechanisms 250 to 252). Width of one door mechanism) or less, and there is a relationship of β3 ≒ β4 ≦ α5 ≒ α6 ≒ α7. Therefore, the plurality (three) of the door mechanisms 250 to 252 are arranged close to each other, and a single door mechanism group 256 is configured by these.
[0104]
On both sides of the section where the door mechanism group 256 is installed, door mechanisms having dimension widths Q5 and Q7 (Q5 ≒ Q7) exceeding the width dimensions α5 to α7 (the width dimension of one door mechanism) of the door mechanisms 250 to 252. Non-installation sections 220D and 220E are provided.
[0105]
Further, in the first embodiment, the door mechanism groups 56 and 57 are arranged near the left and right walls 6 and 7, but in the second embodiment, the door mechanism group 256 corresponds to the two in FIG. It is arranged near the entrance 8 of the elevator arranged at the position shown by the dashed line. Like the walls 6 and 7, the entrance 8 of the elevator functions as guidance means for guiding evacuees and the like in an emergency such as a fire.
[0106]
As in the case of the first embodiment, the winding diameter adjusting member 290 may be provided at an appropriate position in the curtain width direction as indicated by a two-dot chain line in FIG.
[0107]
According to such a second embodiment, the following effects can be obtained. That is, similarly to the case of the first embodiment, since the shutter curtain 220 is provided with the door mechanism group 256 including the plurality of door mechanisms 250 to 252 arranged close to each other, the evacuation of the evacuees and the like is facilitated. Therefore, it is possible to facilitate the simultaneous use by a plurality of evacuees and the like, and to easily secure the smoke shielding performance and the curtain strength by avoiding the installation of the large door mechanism. Therefore, it is possible to adjust the interests between the evacuee and the manufacturer of the shutter device 200 for disaster prevention.
[0108]
And, as the width of the shutter curtain 220 increases, the gap between the evacuees' demands and the manufacturer's demands of the disaster prevention shutter device 200 increases, which is particularly suitable for disaster prevention shutter devices provided in large openings. The disaster prevention shutter device 200 can be realized.
[0109]
In addition, since the door mechanism group 256 is arranged near the entrance / exit 8 of the elevator functioning as the guidance means, the arrangement of the door mechanism group 256 according to the situation of the building, that is, the arrangement state of the guidance means in the building, is changed. It is possible to realize an arrangement according to an evacuation behavior characteristic (moving characteristic) of an evacuee who is expected to get down or get on / off from the entrance / exit 8 of the elevator, thereby enabling the evacuee to evacuate smoothly. it can.
[0110]
Further, similarly to the case of the first embodiment, the door mechanisms 250 to 252 are arranged such that the weight moment of the shutter curtain 220 with respect to the center position K in the curtain width direction is substantially balanced between the first section 220A and the second section 220B. Because of the arrangement, the weight balance is improved, and the shutter curtain 220 can be operated smoothly.
[0111]
Further, as in the case of the first embodiment, the door mechanisms 250 to 252 are arranged so as to be symmetrical in the curtain width direction with respect to the center position K, so that it is easy to secure the balance of the above-described weight moment. In addition, simplification of design, simplification of manufacturing, and cost reduction can be achieved.
[0112]
Further, as in the case of the first embodiment, the shutter curtain 220 is constituted by the curtain main body 221 and the cover sheets 240A to 242A and 240B to 242B formed of sheet-like members. Thus, the cover sheets 240A to 242A and 240B to 242B can be easily attached to the curtain main body 221 and the airtightness can be easily ensured by overlapping the sheet members.
[0113]
[Modifications] The present invention is not limited to the above embodiments, and includes modifications and the like within a range that can achieve the object of the present invention.
[0114]
That is, in each of the above-described embodiments, one door mechanism 50 and the like are configured to include the cover sheets 40A and 40B, which are two front and back cover portions (see FIG. 2), but only one side of the front and back sides. You may make it provide a cover part. However, from the viewpoint of improving the smoke shielding performance, it is preferable to provide them on both the front and back sides.
[0115]
In each of the above embodiments, when attention is paid only to one side of the front and back of the curtain, the cover 40A and the like as one cover unit cover the emergency entrance 30 and the like as one communication unit. However, two communication parts 802 and 803 may be covered by one cover part 801 like the door mechanism 800 shown in FIG. In this case, the width of the cover 801 is the width α800 of the door mechanism 800.
[0116]
Further, a door mechanism 810 as shown in FIGS. 5 and 6 may be used. FIG. 5 is a perspective view of the door mechanism 810 as viewed from the back side of the curtain, and FIG. 6 is a horizontal sectional view of the door mechanism 810. The door mechanism 810 includes a rectangular communication portion (emergency entrance / exit) 812 formed by cutting and providing a U-shaped slit rotated by 90 degrees in a sheet-shaped member forming the curtain body 811. (This means that turning an intermediate sheet 813 described later results in a rectangular opening). Therefore, the intermediate sheet 813, which is a cover formed integrally with the curtain body 811, enters the communication portion 812, and covers almost the entire surface of the communication portion 812. Further, cover sheets 814 and 815 as two covering portions are provided on the back side of the curtain, and a cover sheet 816 as one covering portion is provided on the front side of the curtain. For this reason, the entire surface of the communication portion 812 is closed by a total of four covering portions of the intermediate sheet 813 and the cover sheets 814, 815, and 816. In this case, the sum of the widths of the cover sheets 814 and 815, which are the two cover portions, is the width α810 of the door mechanism 810, and the interval between the parallel portions of the slit is equal to the width X810 of the communication portion 812. Become.
[0117]
Then, when attention is paid only to one side of the front and back of the curtain as in the door mechanism 820 shown in FIG. 7, one door mechanism is formed by the plurality of communicating portions 821, 822, 823 and the plurality of covering portions 824, 825. 820 may be configured. In this case, the sum of the widths of the two cover portions 824 and 825 is the width α820 of the door mechanism 820.
[0118]
Further, in each of the above-described embodiments, the cover sheet 40A or the like as the covering portion is formed as a separate member from the curtain body 21 and the like. However, as in the door mechanism 830 shown in FIG. The cover 832 may be integrally formed. The door mechanism 830 includes a shutter curtain 833 formed by arranging a plurality of (three) sheet-shaped members 833A, 833B, and 833C in the curtain width direction and connecting them by a sewing portion 834. The curtain body 831 is constituted by the sheet-like members 833A and 833C on both sides and the upper part of the central sheet-like member 833B (the upper part of the two-dot chain line in the drawing), and the lower part of the central sheet-like member 833B The side part (the part below the two-dot chain line in the figure) forms a cover 832. In addition, a communication portion (emergency doorway) 835 is formed at a position below the formation portion of the sewing portion 834 (a position below the two-dot chain line in the drawing).
[0119]
Further, the shutter curtain of the shutter device with the door mechanism according to the present invention includes a plurality of (three) sheet-like members 841, 842, and 843 for sheet connection and reinforcement, as in a shutter curtain 840 shown in FIG. It may be provided with a curtain main body 845 formed by being connected by the middle crosspiece 844. In this case, when configuring the door mechanism 846, the communication part (emergency entrance / exit) 847 formed between the sheet-like members 841 and 843 is replaced with a cover sheet that is a cover part attached to the middle rail 844. What is necessary is just to cover with 848.
[0120]
The door mechanism groups 56 and 57 according to the first embodiment and the door mechanism group 256 according to the second embodiment are both symmetrical and are arranged so that the weight moments are balanced. The shutter device with a mechanism is not necessarily symmetrical, and the weight moments do not need to be balanced. For example, in the first embodiment, the installation of any of the door mechanism groups 56 and 57 is omitted. You may.
[0121]
Further, in each of the above embodiments, the emergency entrance / exit 30 or the like, which is a communication part, has an opening shape having a rectangular shape. However, the present invention is not limited to this, and covers the slit-shaped communication part. You may make it cover with a part. For example, when a shutter curtain is cut in the vertical direction to form a plurality of (here, four) parallel slits gathered in the vicinity, each of the four slits is separately covered. Four door mechanisms may be provided by covering with a part, and one door mechanism group may be configured by these four door mechanisms, or two slits on the left side and two slits on the right side may be separately covered. Parts, two door mechanisms may be provided, and one door mechanism group may be constituted by these two door mechanisms. In any case, four slits are collectively formed by one slit. By covering with one covering part, the smoke shielding performance can be improved as compared with the case where one large door mechanism is provided.
[0122]
Further, in each of the above embodiments, the disaster-prevention shutter device 10 and the like are the rewind-type shutter devices in which the shutter curtain 20 and the like are wound around the winding shaft 60 and stored, but the shutter with the door mechanism of the present invention is provided. The device may be applied to other types of shutter devices. For example, as shown in FIG. 10, the present invention is applied to an over-sliding type shutter device 850 and includes a communication portion (emergency entrance / exit) 851 and cover sheets 852 and 853 as two front and back cover portions that cover the communication portion. The shutter curtain 855 provided with the door mechanism 854 may be slid along the guide rail 856 to move up and down.
[0123]
Furthermore, in each of the above embodiments, the shutter device with the door mechanism of the present invention is used for disaster prevention. However, the present invention is not limited to this. For example, as in the shutter device 900 shown in FIG. It may be installed to form a special space 901 such as a dark room. Further, the guiding means of the present invention is limited to means for guiding a person or an animal, such as the walls 6 and 7 (see FIG. 1) as in the above-described embodiments, or the doorway 8 of the elevator (see FIG. 3). For example, as shown in FIG. 11, for example, as shown in FIG. Means may be used. In FIG. 11, a shutter curtain 905 of the shutter device 900 has a configuration in which a product 902 and the like can pass through a communication portion 908 by pushing a cover portion 907 attached to the curtain main body 906.
[0124]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the shutter curtain is provided with at least one door mechanism group including a plurality of door mechanisms arranged close to each other, so that it is possible to cope with simultaneous use by a plurality of persons, Avoiding the installation of a large door mechanism makes it easy to secure various performances of the curtain and eliminates manufacturing inconveniences.Therefore, there are those who intend to use the door mechanism provided on the shutter curtain and those who manufacture the shutter device. And a shutter device with a door mechanism that is favorable to both can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an elevation view of a shutter device for disaster prevention, which is a shutter device with a door mechanism according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the disaster prevention shutter device of the first embodiment (a sectional view taken along line AA in FIG. 1).
FIG. 3 is an elevation view of a shutter device for disaster prevention which is a shutter device with a door mechanism according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic configuration diagram showing a first modified embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a second modification of the present invention.
FIG. 6 is a horizontal sectional view of the second modified embodiment.
FIG. 7 is a schematic configuration diagram showing a third modification of the present invention.
FIG. 8 is a schematic configuration diagram showing a fourth modification of the present invention.
FIG. 9 is a schematic configuration diagram showing a fifth modification of the present invention.
FIG. 10 is a schematic configuration diagram showing a sixth modification of the present invention.
FIG. 11 is a schematic configuration diagram showing a seventh modification of the present invention.
[Explanation of symbols]
3,4 Space on both sides of curtain
6,7 Walls as guidance means
8. Elevator entrances and exits as guidance means
10,200 Disaster prevention shutter device which is a shutter device with a door mechanism
20, 220, 833, 840, 855, 905 Shutter curtain
20C, 220D, 220E Section without door mechanism
21,221,811,831,845,906 Curtain body
30-33, 230-232 Emergency doorway which is a communication part
40A, 40B, 41A, 41B, 42A, 42B, 43A, 43B, 240A, 240B, 241A, 241B, 242A, 242B, 814, 815, 816, 848, 852, 853 A cover sheet which is a covering portion.
50-53,250-252,800,810,820,830,846,854 Door mechanism
55 Overlap
56, 57, 256 door mechanism group
801, 824, 825, 832, 907 Cover part
802, 803, 812, 821 to 823, 835, 847, 851, 908
Communication department
813 Intermediate sheet as covering part
900 Shutter device
902 Moving object product
904 Conveyor for guiding means
K Curtain width direction center position
W Curtain width direction inner width
Q1, Q5, Q7 Dimension width of section without door mechanism
α1 to α7, α800, α810, α820 Width of door mechanism
β1 to β4 Spacing between adjacent door mechanisms constituting the door mechanism group

Claims (9)

  1. 空間を仕切るカーテン本体と、このカーテン本体により仕切られたカーテン表裏の空間を連通する連通部と、この連通部を覆いかつ前記連通部とともに扉機構を構成する覆い部とを有するシャッターカーテンを備えた扉機構付きシャッター装置において、
    前記シャッターカーテンには、カーテン幅方向に前記扉機構が複数配置され、これらの複数の前記扉機構により、複数の前記扉機構からなる扉機構群が少なくとも一つ構成され、前記扉機構群を構成する前記扉機構の隣り合うもの同士の間隔は、前記扉機構の幅寸法以下とされ、
    前記シャッターカーテンには、前記扉機構の幅寸法を超える寸法幅を有する扉機構非設置区画が少なくとも一つ設けられ、
    前記シャッターカーテンのカーテン幅方向の内法全幅寸法が前記扉機構の幅寸法の約6倍以上となっており、
    前記連通部は二次元的広がりを持つ開口状に形成され、
    前記扉機構群は、移動体を誘導する触覚的誘導手段の近傍に配置されていることを特徴とする扉機構付きシャッター装置。
    A shutter curtain having a curtain body for partitioning a space, a communicating portion communicating the space on the front and back of the curtain partitioned by the curtain body, and a covering portion covering the communicating portion and forming a door mechanism together with the communicating portion. In a shutter device with a door mechanism,
    In the shutter curtain, a plurality of the door mechanisms are arranged in a curtain width direction, and the plurality of the door mechanisms constitute at least one door mechanism group including a plurality of the door mechanisms, and constitute the door mechanism group. The interval between adjacent ones of the door mechanism is not more than the width dimension of the door mechanism,
    In the shutter curtain, at least one door mechanism non-installation section having a width exceeding the width of the door mechanism is provided,
    The inner width in the curtain width direction of the shutter curtain is about 6 times or more the width of the door mechanism ,
    The communication portion is formed in an opening shape having a two-dimensional spread,
    A shutter device with a door mechanism , wherein the door mechanism group is arranged near a tactile guidance means for guiding a moving body .
  2. 請求項1に記載の扉機構付きシャッター装置において、前記シャッターカーテンの下端部には、このシャッターカーテンの幅方向の略全幅に渡って座板が設けられていることを特徴とする扉機構付きシャッター装置。The shutter with a door mechanism according to claim 1, wherein a seat plate is provided at a lower end portion of the shutter curtain over substantially the entire width in a width direction of the shutter curtain. apparatus.
  3. 請求項1又は2に記載の扉機構付きシャッター装置において、前記シャッターカーテンには、二つの前記扉機構群と、一つの前記扉機構非設置区画とが設けられ、前記二つの扉機構群の間が前記一つの扉機構非設置区画となっていることを特徴とする扉機構付きシャッター装置。3. The shutter device with a door mechanism according to claim 1, wherein the shutter curtain includes two door mechanism groups and one door mechanism non-installation section, between the two door mechanism groups. 4. Is a section where the one door mechanism is not installed.
  4. 請求項1又は2に記載の扉機構付きシャッター装置において、前記シャッターカーテンには、一つの前記扉機構群と、二つの前記扉機構非設置区画とが設けられ、前記一つの扉機構群の両側が前記二つの扉機構非設置区画となっていることを特徴とする扉機構付きシャッター装置。The shutter device with a door mechanism according to claim 1, wherein the shutter curtain includes one door mechanism group and two non-door mechanism installation sections, and both sides of the one door mechanism group. Are shutter sections without the two door mechanisms.
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の扉機構付きシャッター装置において、前記覆い部と、前記カーテン本体のうち少なくとも前記覆い部と重なる重ね代部分とは、いずれもシート状部材により形成されていることを特徴とする扉機構付きシャッター装置。5. The shutter device with a door mechanism according to claim 1 , wherein the cover portion and at least a portion of the curtain body that overlaps at least the cover portion are formed of a sheet-like member. A shutter device with a door mechanism, characterized in that:
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の扉機構付きシャッター装置において、前記シャッターカーテンは、防災機能を有し、前記連通部は、非常用の出入口であることを特徴とする扉機構付きシャッター装置。 The shutter device with a door mechanism according to any one of claims 1 to 5 , wherein the shutter curtain has a disaster prevention function, and the communication unit is an emergency doorway. .
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の扉機構付きシャッター装置において、前記シャッターカーテンは、カーテン幅方向につき標準的な内法寸法よりも大きな内法寸法を有し、かつ、断面幅の大きな空間を仕切る大開口用シャッターカーテンであることを特徴とする扉機構付きシャッター装置。 The shutter device with a door mechanism according to any one of claims 1 to 6 , wherein the shutter curtain has a larger inner dimension in a curtain width direction than a standard inner dimension, and has a large sectional width. A shutter device with a door mechanism, characterized in that it is a shutter curtain for a large opening that separates a shutter.
  8. 請求項1〜4,6のいずれかに記載の扉機構付きシャッター装置において、前記覆い部と、前記カーテン本体のうち少なくとも前記覆い部と重なる重ね代部分とは、いずれもシート状部材により形成され、
    前記シャッターカーテンは、カーテン幅方向につき12mを超える内法寸法を有し、かつ、断面幅の大きな空間を仕切る大開口用シャッターカーテンであることを特徴とする扉機構付きシャッター装置。
    The shutter device with a door mechanism according to any one of claims 1 to 4 , 6, wherein the cover portion and at least a portion of the curtain body that overlaps at least the cover portion are formed of a sheet-like member. ,
    A shutter device with a door mechanism, wherein the shutter curtain is a shutter curtain for a large opening that has an inner dimension exceeding 12 m in the curtain width direction and partitions a space having a large cross-sectional width.
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の扉機構付きシャッター装置において、二次元的広がりを持つ開口状に形成されている前記連通部は、前記シャッターカーテンの閉鎖方向先端部の近傍にこの閉鎖方向先端部に沿って配置される一定幅の辺を有することを特徴とする扉機構付きシャッター装置。 The shutter device with a door mechanism according to any one of claims 1 to 8 , wherein the communicating portion formed in an opening shape having a two-dimensional spread has a closing direction near a front end portion of the shutter curtain in a closing direction. A shutter device with a door mechanism, characterized in that the shutter device has a side of a constant width arranged along the tip.
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