JP3536125B2 - 電動式射出成形機の自動パージ方法および自動パージ装置 - Google Patents

電動式射出成形機の自動パージ方法および自動パージ装置

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JP3536125B2
JP3536125B2 JP2000079125A JP2000079125A JP3536125B2 JP 3536125 B2 JP3536125 B2 JP 3536125B2 JP 2000079125 A JP2000079125 A JP 2000079125A JP 2000079125 A JP2000079125 A JP 2000079125A JP 3536125 B2 JP3536125 B2 JP 3536125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式射出成形機
において樹脂の射出成形終了時に、射出ユニットのバレ
ル内に残った樹脂残材を自動的に外部に排出する自動パ
ージ方法および自動パージ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機においては、特に熱硬化性樹
脂を使用する場合は、成形終了時または成形の途中で一
定時間成形を中断する際、次ショットに備えてバレル内
に残っている樹脂材料(樹脂残材)を全てバレル内から
排出する作業(パージ作業)を行う必要がある。従来、
上記パージ作業は、次の手順により手作業で行ってい
た。すなわち、(1)射出ユニットを射出ノズルが金型
から離れた最後退位置まで後退させ後、射出スクリュを
射出動作させて最前進位置まで移動させ、射出ノズルの
先端に溜まっている溶融樹脂を射出する。(2)射出ス
クリュを後退端位置まで後退させ、バレルの実質的温度
が設定器に設定された室温程度の温度になるまで放置す
る(これにより、射出スクリュの先端側溝部の1〜2ピ
ッチ分に相当する長さに亘ってバレル内に樹脂が硬化す
る)。(3)射出ノズルをバレルから取り外してバレル
の下にバレルから出る樹脂残材を受ける容器を置く。
(4)手動操作で射出スクリュを最前進位置まで前進さ
せて後回転させる(これにより、スクリュ後半部にある
粉末状の樹脂残材がスクリュの前方に移送され、その前
進の圧力により射出スクリュ先端の半溶融または固化し
た樹脂残材が押し出される)。(5)半溶融または固化
した樹脂残材の後に粉末状の樹脂残材が出てこなくなる
まで、射出スクリュの回転を続ける。(6)その後、ス
クリュ先端に固着している樹脂を作業者が銅棒等の道具
を用いて除去し、バレルのノズル装着用ねじ部に付着し
ている樹脂をエアを吹き付けて除去する。さらに、バレ
ルから出されて容器に溜まった樹脂残材を処分する。
【0003】上記手順によるパージ作業においては、手
順(4)の作業で硬化した樹脂残材が排出されないとき
は、経験的に手動操作で射出スクリュを10〜15mm
一旦後退させた後前進させ、次に射出スクリュを回転さ
せてみる。これでも、樹脂残材が排出されないときは、
射出スクリュの後退と前進とを繰り返した後射出スクリ
ュを回転させて、樹脂残材の排出を確認する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電動式射出
成形機においては、前記射出スクリュの回転時には樹脂
残材の固化状況によっては射出スクリュを回転させる回
転用電動機としての電動サーボモータに過負荷がかか
り、時には最大過負荷までかかって一瞬に動作不良が発
生して、射出スクリュを回転できなくなるといった問題
があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、射出スクリュの回転と前後進移動の自動操作によ
り射出スクリュおよびバレル内に残った樹脂残材を外部
に確実に排出することができ、作業者の労力を軽減でき
る自動パージ方法および自動パージ装置を提供すること
を目的とする。また、本発明の他の目的は、射出スクリ
ュを回転させる電動機に過負荷がかからず、該電動機の
動作不良の発生を防止して円滑に射出スクリュおよびバ
レル内に残った樹脂残材を外部に排出することができる
自動パージ方法および自動パージ装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、射出ノズルを取り外したバレル
内に挿入されている射出スクリュを、その最前進位置で
回転用電動機により回転させ、該回転用電動機の負荷率
が予め設定した過負荷率設定値を超えると、移動用電動
機により射出スクリュを予め設定したストロークだけサ
ックバックをした後に前記最前進位置に移動させ、以後
該最前進位置での射出スクリュの回転、サックバック、
最前進位置への移動の自動パージ動作を、前記回転用電
動機の負荷率が前記過負荷率設定値以下になるまで繰り
返して行い、前記バレル内の樹脂残材を排出する構成と
したものである。
【0007】この構成の自動パージ方法においては、射
出スクリュがその最前進位置で回転用電動機により回転
されると、バレル内と射出スクリュとに残留する樹脂残
材が、射出ノズルを取り外したバレル内から排出され
る。その際、前記回転用電動機の負荷率が予め設定した
過負荷率設定値を超えると、移動用電動機により射出ス
クリュが予め設定したストロークだけサックバックをさ
れた後に前記最前進位置に移動される。以後、最前進位
置での射出スクリュの回転、サックバック、最前進位置
への移動の自動パージ動作が、前記回転用電動機の負荷
率が前記過負荷率設定値以下になるまで繰り返して行わ
れることにより、前記バレル内の樹脂残材が排出され
る。したがって、バレル内からの樹脂残材の排出作業中
は、射出スクリュの回転用電動機に過大な負荷が作用し
て作動不良が発生するといったことがなく、円滑、確実
に上記排出作業が実行される。
【0008】請求項2の発明は、射出ノズルを取り外し
たバレル内に挿入されている射出スクリュを、その最前
進位置で回転用電動機により回転させると共に、射出ス
クリュの回転中における最前進位置からの後退移動の有
無を監視し、射出スクリュが後退移動を始めると、移動
用電動機により射出スクリュを予め設定したストローク
だけサックバックをした後に前記最前進位置に移動さ
せ、以後該最前進位置での射出スクリュの回転、サック
バック、最前進位置への移動の自動パージ動作を、射出
スクリュの最前進位置での回転時における後退移動がな
くなるまで繰り返して行い、前記バレル内の樹脂残材を
排出する構成としたものである。
【0009】この構成の自動パージ方法においては、射
出スクリュがその最前進位置で回転用電動機により回転
されると、バレル内と射出スクリュとに残留する樹脂残
材が、射出ノズルを取り外したバレル内から排出され
る。その際、射出スクリュが樹脂残材の抵抗によって最
前進位置から後退移動を開始すると、移動用電動機によ
り射出スクリュが予め設定したストロークだけサックバ
ックをされた後に前記最前進位置に移動される。以後、
最前進位置での射出スクリュの回転、サックバック、最
前進位置への移動の自動パージ動作が、前記射出スクリ
ュの最前進位置での回転時における後退移動がなくなる
まで繰り返して行われることにより、前記バレル内の樹
脂残材が排出される。したがって、この自動パージ方法
においても、バレル内からの樹脂残材の排出作業中は、
射出スクリュの回転用電動機に過大な負荷が作用して作
動不良が発生するといったことがなく、円滑、確実に上
記排出作業が実行される。
【0010】請求項1に係る自動パージ方法において、
射出スクリュの最前進位置での回転時に、回転用電動機
の負荷率が過負荷率設定値を超えると、射出スクリュの
回転を停止させて自動パージ動作を行うように構成する
と、また、請求項2に係る自動パージ方法において、射
出スクリュの最前進位置での回転時に、射出スクリュが
最前進位置から後退移動を始めると、射出スクリュの回
転を停止させて自動パージ動作を行うように構成する
と、上昇する回転用電動機の負荷率が速やかに軽減され
るので、回転用電動機に無理がかからず、一層円滑、確
実にかつ安全に上記排出作業が実行される。
【0011】請求項1から請求項4のいずれか1つに係
る自動パージ方法において、樹脂残材が熱硬化性樹脂で
あると、成形終了時、または成形途中で一定時間成形を
中断する際に、射出スクリュやバレル内に固着し易い熱
硬化性樹脂に対しても、容易に樹脂残材のバレル内から
の排出が行える。
【0012】請求項6の発明は、取り外し自在の射出ノ
ズルを設けたバレル内に挿入された射出スクリュが、そ
の最前進位置での回転用電動機による回転動作と、移動
用電動機により前記最前進位置から回転を停止した状態
でサックバックをした後に前進移動する動作とを繰り返
す自動パージ動作を行って、前記バレル内の樹脂残材を
排出するようにした電動式射出成形機の自動パージ装置
において、前記回転用電動機の負荷電流を検出する電流
検出器と、該電流検出器で検出された負荷電流にもとづ
く回転用電動機の負荷率が負荷率設定器で設定された過
負荷率を超えたか否かを判断する負荷監視手段と、該負
荷監視手段によって前記負荷率が前記過負荷率を超えた
と判断されたとき、前記自動パージ動作を指令する制御
手段と、該制御手段からの指令により動作し、前記回転
用電動機と移動用電動機を作動させる駆動手段とを備え
た構成にしたものである。
【0013】この構成の自動パージ装置においては、射
出スクリュが、その最前進位置で回転用電動機により回
転されると、その負荷電流が電流検出器で検出され、該
負荷電流にもとづく回転用電動機の負荷率が、負荷監視
手段により負荷率設定器で設定された過負荷率と比較さ
れ、前記回転用電動機の負荷率が過負荷率設定値を超え
ていると判断されると、制御手段からの指令により駆動
手段を介して回転用電動機の回転が停止し、移動用電動
機が作動されて射出スクリュが回転を停止された状態で
サックバックをした後に最前進位置に移動し、該最前進
位置で再び射出スクリュが回転する自動パージ動作が行
われ、該自動パージ動作が前記回転用電動機の負荷率が
過負荷率設定値以下になるまで繰り返して行われること
により、射出ノズルを取り外したバレル内から樹脂残材
が排出される。したがって、上記自動パージ装置によれ
ば、負荷率設定器で設定された過負荷率以下で回転用電
動機が安全、円滑に作動され、過大な負荷による作動不
良の発生が防止されるので、バレル内からの樹脂残材の
排出作業を自動的に、確実に行え、パージ作業における
作業者の労力が軽減される。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電動式射出成
形機の自動パージ装置の実施の形態を添付図面を参照し
て説明する。図1において、1は、成形動作プログラム
や自動パージ動作プログラムを内蔵し、電動式射出成形
機による成形動作および自動パージ装置Aによる自動パ
ージ動作を制御する中央演算処理装置で、入力ユニット
2と出力ユニット3が接続されている。4は、前記入力
ユニット2と出力ユニット3に接続された射出サーボア
ンプ(移動用電動機の駆動手段)で、出力ユニット3か
ら入力される射出スクリュの前進指令信号e1とサック
バック指令信号(後退指令信号)e2とにもとづき、電
動サーボモータからなる射出サーボモータ(移動用電動
機)5に駆動電流i1を送って該射出サーボモータ5を
作動させるようになっている。これにより、射出サーボ
モータ5が、回転運動を直線運動に変換するねじ機構等
を介して、前記電動射出成形機の射出スクリュを軸方向
に前進移動、または後進移動させるようになっている。
【0018】前記射出サーボアンプ4には、前記射出ス
クリュの軸方向の移動位置を設定する位置設定器6が接
続されている。該位置設定器6は、射出スクリュの最前
進位置を設定する最前進位置設定器6aと、射出スクリ
ュが前記最前進位置より僅かに後退した位置を設定する
後退移動確認位置設定器6bと、射出スクリュのサック
バック位置を設定するサックバック位置設定器6cとを
備えている。そして、前記射出サーボモータ5に取付け
られているエンコーダ(位置検出器)5aで検出される
射出スクリュの移動位置fが、前記射出サーボアンプ4
に設けた位置比較器7において、前記位置設定器6によ
る設定値と比較され、その比較結果が前記入力ユニット
2に入力されるようになっている。
【0019】すなわち、射出スクリュの移動位置fが、
第1位置比較器7aで最前進位置設定器6aによる設定
値と一致した判断されたときは、射出スクリュが最前進
位置に移動したことを示す信号f1を、また、第2位置
比較器7bで射出スクリュが後退方向へ向け最前進位置
から離れる際に後退移動確認位置設定器6bによる設定
値と一致したと判断されたときは、射出スクリュのねじ
抜き現象による後退移動を確認する信号f2を、さら
に、第3位置比較器7cでサックバック位置設定器6c
による設定値と一致したと判断されたときは、射出スク
リュがサックバック位置に後退したことを示す信号f3
を、それぞれ、前記射出サーボアンプ4から前記入力ユ
ニット2に入力するように構成されている。そして、前
記エンコーダ(位置検出器)5a、前記後退移動確認位
置設定器6b、前記位置比較器7の第2位置比較器7b
等で、射出スクリュがバレル内の樹脂残材の排出抵抗等
によるねじ抜き現象により最前進位置から離れて後退移
動するのを確認するための後退移動監視手段Bを構成し
ている。
【0020】また、8は、前記入力ユニット2と出力ユ
ニット3に接続された供給サーボアンプ(回転用電動機
の駆動手段)で、出力ユニット3から入力される射出ス
クリュの回転指令信号e3にもとづき、電動サーボモー
タからなる供給サーボモータ(回転用電動機)9に駆動
電流i2を送って該供給サーボモータ9を作動させるよ
うになっている。これにより、供給サーボモータ9が、
伝動機構等を介して、前記射出スクリュを軸回りに回転
させるようになっている。前記中央演算処理装置1、入
力ユニット2、出力ユニット3等で前記射出サーボアン
プ(移動用電動機の駆動手段)4と供給サーボアンプ
(回転用電動機の駆動手段)8とを動作させる制御手段
Cを構成している。
【0021】前記供給サーボアンプ8には、前記供給サ
ーボモータ9に対する過負荷率を設定するための負荷率
設定器10が接続されており、該負荷率設定器10に設
定された過負荷率と、電流検出器11により検出された
前記供給サーボモータ9の負荷電流i2xにもとづく負
荷率とが、前記供給サーボアンプ8に設けた電流比較器
(負荷監視手段)12において比較され、前記負荷電流
i2xにもとづくモータ負荷率(負荷率)が過負荷率設
定値以上になったとき、過負荷信号f4が前記入力ユニ
ット2に入力されるようになっている。上記モータ負荷
率は、供給サーボモータ9の定格電流に対する負荷電流
の割合を百分率で示したものを言い、過負荷率設定値は
モータ負荷率が100%を超えて許容し得る所定の過負
荷率を指すものとする。
【0022】また、13は、前記射出スクリュの回転時
間を設定するタイマで、前記出力ユニット3から出力さ
れる計時指令信号e4により計時を開始すると共に、そ
のa接点14を閉じて閉路信号f5cを入力ユニット2
に送ることにより、前記射出スクリュの回転指令信号e
3が出力ユニット3から供給サーボアンプ8に送られる
ようし、設定時間の計時が終了すると前記a接点14を
開いて開路信号f5uを入力ユニット2に送って、前記
射出スクリュの回転指令信号e3が停止されるようにな
っている。さらに、15は、前記入力ユニット2に接続
されているスタートボタンで、これを押すと入力ユニッ
ト2に自動パージ信号f6が送られて自動パージ装置A
の動作が開始されるようになっている。
【0023】次に、上記のように構成された電動式射出
成形機の自動パージ装置Aにより、熱硬化性樹脂の成形
作業後にバレル内に残留した樹脂残材を排出する場合に
おいて、自動パージ装置Aの作用と共に自動パージ方法
について、図2のフロー図を参照して説明する。先ず、
自動パージ作業を始めるにあたり、作業者が射出ユニッ
トのバレルの先端から射出ノズルを取り外したり、バレ
ルの先端側の下方に排出樹脂を受ける容器を設置する等
従来のパージ作業の手順(1)〜(3)に相当する前段
取り作業を行う(ステップS1)。
【0024】次に、スタートボタン15をONにして自
動パージ作業を開始すると(ステップS2)、自動パー
ジ装置Aが自動パージ動作プログラムにもとづいて動作
する状態になり、中央演算処理装置1の指令により出力
ユニット3から射出スクリュの前進指令e1が射出サー
ボアンプ4に出されるので、該射出サーボアンプ4から
駆動電流i1が射出サーボモータ5に供給され該射出サ
ーボモータ5が回転して、射出スクリュが軸方向に前進
移動される(ステップS3)。そして、射出サーボモー
タ5のエンコーダ5aによって検出される射出スクリュ
の移動位置fが、位置設定器6の最前進位置設定器6a
に設定された最前進位置f1に達したかを、位置比較器
7の第1位置比較器7aにより確認される(ステップS
4)。
【0025】射出スクリュが前記最前進位置に達する
と、前記第1位置比較器7aから入力ユニット2を介し
て最前進位置信号f1が中央演算処理装置1に送られる
ので、中央演算処理装置1から出力ユニット3を介して
出力された計時指令信号e4によりタイマ13が計時動
作を開始する(ステップS5)と同時に、タイマ13の
a接点14が入って閉路信号f5cが入力ユニット2か
ら中央演算処理装置1に送られる。これにより、出力ユ
ニット3から供給サーボアンプ8に回転指令信号e3が
送られ、該供給サーボアンプ8が駆動電流i2を供給サ
ーボモータ9に供給するので、該供給サーボモータ9が
駆動されて射出スクリュが回転される(ステップS
6)。この射出スクリュの回転により、成形作業後にバ
レル内と射出スクリュに付着した熱硬化性樹脂の樹脂残
材が射出ノズルを取り外したバレルから徐々に排出され
る。
【0026】この間、前記タイマ13が設定時間の計時
を終了したか否か判断され(ステップS7)、設定時間
の計時を終了していなければ、前記供給サーボアンプ8
から供給サーボモータ9に供給された駆動電流i2が、
電流検出器11でモータ負荷電流i2xとして検出され
てモータ負荷率に換算され、供給サーボアンプ8の電流
比較器12において、負荷率設定器10に予め設定され
た過負荷率設定値と比較され、供給サーボモータ9のモ
ータ負荷率が過負荷率設定値を超えたか否かを判断され
る(ステップS8)。
【0027】前記供給サーボモータ9のモータ負荷率が
過負荷率設定値を超えていない場合には、前記射出サー
ボモータ5のエンコーダ5aから射出サーボアンプ4に
入力されている射出スクリュの移動位置fが、後退移動
監視手段Bにより監視され、位置設定器6の後退移動確
認位置設定器6bに設定された後退移動確認位置f2に
後退したか否かが位置比較器7の第2位置比較器7bで
判断される(ステップS9)。バレル内に残留している
熱硬化性樹脂の樹脂残材の排出抵抗等により、射出スク
リュが所謂ねじ抜き現象を起こして後退移動確認位置f
2に後退した場合、および前記ステップS8で供給サー
ボモータ9のモータ負荷率が過負荷率設定値を超えたと
判断された場合には、中央演算処理装置1から出力ユニ
ット3を経て、射出スクリュの回転停止指令e3sが供
給サーボアンプ8に出されるので、供給サーボモータ9
による射出スクリュの回転が停止し(ステップS1
0)、また、射出スクリュのサックバック指令信号e2
が射出サーボアンプ4に出されるので、前記射出サーボ
モータ5が逆転されて射出スクリュが後退するサックバ
ック動作(サックバック)が行われる(ステップS1
1)。
【0028】このサックバック動作は、エンコーダ5a
により検出される射出スクリュの後退位置が位置設定器
6のサックバック位置設定器6cに設定されたサックバ
ック位置f3に達するまで位置比較器7の第3位置比較
器7cで判断されて継続される(ステップS12)。射
出スクリュがサックバック位置f3に達すると、入力ユ
ニット2から中央演算処理装置1、出力ユニット3を経
て射出サーボアンプ4に射出スクリュの前進指令e1が
出されるので、射出サーボモータ5が正転されて射出ス
クリュが前進され(ステップS13)、位置検出器5a
で検出された射出スクリュの移動位置が位置設定器6の
最前進位置設定器6aに設定された最前進位置f1に達
したことが確認される(ステップS14)と、前記中央
演算処理装置1から出力ユニット3を経て前記タイマ1
3にタイマリセット指令e4rが出される(ステップS
15)ので、前記ステップS5に戻って、前記タイマ1
3は、それまで継続してきた射出スクリュの回転時間の
計時を中断し、設定時間の計時を新たに開始する。
【0029】前記ステップS5からステップS15まで
の自動パージ動作は、前記中央演算処理装置1に内蔵さ
れている自動パージ動作プログラムに従って、前記供給
サーボモータ9のモータ負荷率が過負荷率設定値以下に
なるまで、また、射出スクリュが、その最前進位置で回
転中、樹脂残材の排出抵抗等によるねじ抜き現象により
前記最前進位置から後退移動をしなくなるまで繰り返し
て行われる。前記ステップ8,9において、前記供給サ
ーボモータ9のモータ負荷率が過負荷率設定値に至ら
ず、また、射出スクリュが、その最前進位置で回転中、
樹脂残材の排出抵抗等により前記最前位置から後退移動
するねじ抜き現象を起こさないときは、ステップ6,7
において射出スクリュがタイマ13による設定時間だけ
回転してバレル内の樹脂残材の排出動作を継続する。な
お、前記タイマ13の設定時間にもとづく射出スクリュ
の回転時間は、バレル内から排出される半溶融のまたは
固化した熱硬化性樹脂の次に、粉末状の樹脂残材が出て
こなくなるまでの時間を、事前に試行錯誤によるテスト
を行って設定する。
【0030】前記ステップS7で射出スクリュの最前進
位置での回転時間が設定時間を経過すると、タイマ13
のa接点14が開いて開路信号f5uが入力ユニット2
を経て中央演算処理装置1に送られるので、該中央演算
処理装置1から出力ユニット3を経て射出スクリュの回
転停止指令e3sが供給サーボアンプ8に出され、これ
により、供給サーボモータ9が停止されて射出スクリュ
の回転が停止する(ステップS16)ので、作業者が従
来のパージ作業における手順(6)と同様な後段取り作
業を行う(ステップS17)ことによりパージ作業が終
了する。
【0031】上記自動パージ装置および自動パージ方法
においては、射出スクリュがその最前進位置で回転して
射出スクリュやバレル内の樹脂残材を排出している際
に、射出スクリュを回転させる供給サーボモータ9の負
荷電流i2が検出され、それにもとづくモータ負荷率
が、負荷率設定器10で予め設定された過負荷率と比較
され、モータ負荷率が過負荷率を超えたか否かを判断さ
れて、過負荷率を超えた場合、および、射出スクリュ
が、樹脂残材の排出抵抗にもとづくねじ抜き現象によ
り、最前進位置から位置設定器6の後退移動確認位置設
定器6bに予め設定された後退移動確認位置f2に後退
したか否かを判断されて、後退したことが確認された場
合には、射出スクリュがサックバック位置へのサックバ
ック、該サックバック位置からの最前進位置への前進移
動、最前進位置での回転の自動パージ動作を、前記モー
タ負荷率が過負荷率設定値以下になるまで、また、前記
射出スクリュがねじ抜き現象により最前進位置から後退
させられなくなるまで繰り返して行われる。
【0032】したがって、パージ作業中、射出スクリュ
を回転させる前記供給サーボモータ9に過大な負荷が作
用して作動不良が発生するといったことがなく、バレル
内または射出スクリュに付着、残留している樹脂残材を
自動的に、円滑かつ確実に排出することができ、作業者
による手作業を可及的に少なくしてその労力を軽減する
ことができる。
【0033】なお、前記実施の形態では、供給サーボモ
ータ9の負荷電流にもとづくモータ負荷率が、負荷率設
定器10に設定された過負荷率を超えたか否かを判断す
ると共に、射出スクリュがねじ抜き現象により最前進位
置から位置設定器6に設定された後退移動確認位置f2
に後退したか否かを判断して、それらの判断結果にもと
づき射出スクリュの最前進位置での回転、サックバッ
ク、サックバック位置からの最前進位置への移動の自動
パージ動作を行うようにしているので、前記供給サーボ
モータ9に過大負荷が作用するのを極めて確実に防止す
ることができて好ましいが、上記自動パージ動作は、必
ずしも、前記モータ負荷率と前記射出スクリュのねじ抜
き現象による後退移動との両方から判断して行う必要は
なく、いずれか一方の判断結果にもとづいて行ってもよ
く、この場合でも、前記供給サーボモータ9に対し過大
な負荷が作用するのを防止することができる。
【0034】また、前記実施の形態では、前記供給サー
ボモータ9のモータ負荷率が過負荷率設定値を超えたと
き、また、前記射出スクリュがねじ抜き現象により後退
移動を開始したとき、射出スクリュの回転を停止した後
にサックバックを行うようにしたので、前記供給サーボ
モータ9に過大な負荷が作用するのを効果的に防止でき
て好ましいが、射出スクリュの回転を停止しないでサッ
クバックを行ってもよい。この場合でも、前記供給サー
ボモータ9に対する過大な負荷の作用を抑制することが
できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1に記載の発
明は、射出ノズルを取り外したバレル内に挿入されてい
る射出スクリュを、その最前進位置で回転用電動機によ
り回転させ、該回転用電動機の負荷率が予め設定した過
負荷率設定値を超えると、移動用電動機により射出スク
リュを予め設定したストロークだけサックバックをした
後に前記最前進位置に移動させ、以後該最前進位置での
射出スクリュの回転、サックバック、最前進位置への移
動の自動パージ動作を、前記回転用電動機の負荷率が前
記過負荷率設定値以下になるまで繰り返して行い、前記
バレル内の樹脂残材を排出する構成としたので、バレル
内からの樹脂残材の排出作業中は、射出スクリュの回転
用電動機に過大な負荷が作用して作動不良が発生すると
いったことがなく、円滑、確実に上記排出作業を実行す
ることができる。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、バレル内
からの樹脂残材の排出作業中は、射出スクリュの回転中
における最前進位置からの後退移動の有無により、射出
スクリュの回転用電動機に対する過負荷の作用状態が監
視されるため、回転用電動機に過大な負荷がかかり作動
不良が発生するといったことを未然に防止することがで
き、請求項1の発明と同様に、樹脂残材の排出作業を円
滑、確実に実行することができる。
【0037】また、請求項3と請求項4の発明によれ
ば、前記回転用電動機の負荷率が上昇するとき、射出ス
クリュの回転が停止されて自動パージ動作が行なわれる
ので、回転用電動機の負荷率を速やかに軽減させること
ができるため、回転用電動機に無理がかからず、一層円
滑、確実に、かつ安全にバレル内からの樹脂残材の排出
作業を実行することができる。
【0038】また、請求項5の発明によれば、樹脂残材
が熱硬化性樹脂であると、成形終了時、または成形途中
で一定時間成形を中断する際に、射出スクリュやバレル
内に固着し易い熱硬化性樹脂の樹脂残材を容易にバレル
内から排出させることができる。
【0039】請求項6に記載の発明によれば、電流検出
器で検出された回転用電動機の負荷電流にもとづく負荷
率が負荷率設定器で設定された過負荷率を超えたと負荷
監視手段によって判断されたとき、制御手段からの指令
により駆動手段が動作し、前記回転用電動機と移動用電
動機を作動させて自動パージ動作が行われる構成にした
ので、負荷率設定器で設定された過負荷率以下で回転用
電動機が安全、円滑に作動され、過大な負荷による作動
不良が発生するのを防止することができ、これにより、
バレル内からの樹脂残材の排出作業を自動的に、かつ確
実に行うことができ、パージ作業における作業者の労力
を軽減させることができる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電動式射出成形機の自動パージ装置
の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】 本発明の電動式射出成形機の自動パージ装置
の作動を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 中央演算処理装置 4 射出サーボアンプ(移動用電動機の駆動手段) 5 射出サーボモータ(移動用電動機) 5a エンコーダ(位置検出器) 6 位置設定器 6b 後退移動確認位置設定器 7 位置比較器 8 供給サーボアンプ(回転用電動機の駆動手段) 9 供給サーボモータ(回転用電動機) 10 負荷率設定器 11 電流検出器 12 電流比較器(負荷監視手段) A 自動パージ装置 B 後退移動監視手段 C 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−334428(JP,A) 特開 平5−220785(JP,A) 特開 平2−252517(JP,A) 特開 平4−334427(JP,A) 実開 昭64−1919(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出ノズルを取り外したバレル内に挿入
    されている射出スクリュを、 その最前進位置で回転用電動機により回転させ、該回転
    用電動機の負荷率が予め設定した過負荷率設定値を超え
    ると、移動用電動機により射出スクリュを予め設定した
    ストロークだけサックバックをした後に前記最前進位置
    に移動させ、以後該最前進位置での射出スクリュの回
    転、サックバック、最前進位置への移動の自動パージ動
    作を、前記回転用電動機の負荷率が前記過負荷率設定値
    以下になるまで繰り返して行い、前記バレル内の樹脂残
    材を排出することを特徴とする電動式射出成形機の自動
    パージ方法。
  2. 【請求項2】 射出ノズルを取り外したバレル内に挿入
    されている射出スクリュを、 その最前進位置で回転用電動機により回転させると共
    に、射出スクリュの回転中における最前進位置からの後
    退移動の有無を監視し、射出スクリュが後退移動を始め
    ると、移動用電動機により射出スクリュを予め設定した
    ストロークだけサックバックをした後に前記最前進位置
    に移動させ、以後該最前進位置での射出スクリュの回
    転、サックバック、最前進位置への移動の自動パージ動
    作を、射出スクリュの最前進位置での回転時における後
    退移動がなくなるまで繰り返して行い、前記バレル内の
    樹脂残材を排出することを特徴とする電動式射出成形機
    の自動パージ方法。
  3. 【請求項3】 前記射出スクリュの最前進位置での回転
    時に、前記回転用電動機の負荷率が前記過負荷率設定値
    を超えると、射出スクリュの回転を停止させて前記自動
    パージ動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の電
    動式射出成形機の自動パージ方法。
  4. 【請求項4】 前記射出スクリュの最前進位置での回転
    時に、射出スクリュが最前進位置から後退移動を始める
    と、射出スクリュの回転を停止させて前記自動パージ動
    作を行うことを特徴とする請求項2に記載の電動式射出
    成形機の自動パージ方法。
  5. 【請求項5】 前記樹脂残材は、熱硬化性樹脂であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに
    記載の電動式射出成形機の自動パージ方法。
  6. 【請求項6】 取り外し自在の射出ノズルを設けたバレ
    ル内に挿入された射出スクリュが、その最前進位置での
    回転用電動機による回転動作と、移動用電動機により前
    記最前進位置から回転を停止した状態でサックバックを
    した後に前進移動する動作とを繰り返す自動パージ動作
    を行って、前記バレル内の樹脂残材を排出するようにし
    た電動式射出成形機の自動パージ装置において、前記回
    転用電動機の負荷電流を検出する電流検出器と、該電流
    検出器で検出された負荷電流にもとづく回転用電動機の
    負荷率が負荷率設定器で設定された過負荷率を超えたか
    否かを判断する負荷監視手段と、該負荷監視手段によっ
    て前記負荷率が前記過負荷率を超えたと判断されたと
    き、前記自動パージ動作を指令する制御手段と、該制御
    手段からの指令により動作し、前記回転用電動機と移動
    用電動機を作動させる駆動手段とを備えていることを特
    徴とする電動式射出成形機の自動パージ装置。
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