JP3534355B2 - 画像除去促進液および該画像除去促進液を用いた被記録材の再生方法 - Google Patents

画像除去促進液および該画像除去促進液を用いた被記録材の再生方法

Info

Publication number
JP3534355B2
JP3534355B2 JP25297094A JP25297094A JP3534355B2 JP 3534355 B2 JP3534355 B2 JP 3534355B2 JP 25297094 A JP25297094 A JP 25297094A JP 25297094 A JP25297094 A JP 25297094A JP 3534355 B2 JP3534355 B2 JP 3534355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image removal
liquid
recording material
promoting liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25297094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0895283A (ja
Inventor
希世文 永井
敏之 川西
哲也 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP25297094A priority Critical patent/JP3534355B2/ja
Publication of JPH0895283A publication Critical patent/JPH0895283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3534355B2 publication Critical patent/JP3534355B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、少なくとも画像形成がされる表
面が水を含む液体で膨潤する層で形成された被記録材
に、熱可塑性または熱溶融性を示す画像形成物質を電子
写真方式の複写機、プリンター、熱転写プリンター、ま
たはホットメルトインクジェットにより被記録材表面近
傍に固着し画像形成し、これを再利用が可能な状態にす
る再生方法に関し、特に再生に用いる画像除去促進液に
関する。
【0002】
【従来技術】最近のOA化により、プリンター用紙や複
写用紙が大量に使用されるようになってきた。そのため
に、森林の伐採による地球環境の悪化の問題まで引き起
こすようになってしまった。従来、この問題に対して
は、一度使用した用紙のインキ等を取り除き(脱墨)、
漬して再びすいて、再生古紙として利用するしか方法が
なかった。しかしながら岩崎ら〔紙パルプ技術タイム
ス、33、6(1990)〕が指摘するようにOA古紙
では印刷方式が通常の印刷と異なるため難脱墨、あるい
は難漂白であり、従来の再生技術だけでは難しく、トナ
ーの脱墨が研究されているが〔Tappi Journ
al、March、 102(1986)等〕、システ
ムが大がかりでコストが高くなる等の問題があった。し
かし最近、一度使用した紙の上の文字画像をクリーニン
グにより取り去り、複写あるいはプリンティングに再利
用することができる紙が開発されている。例えば特開平
4−67043号公報にシート状支持体の表面、特に片
面のみに離型処理してなり、かつ、該離型処理した被記
録材に印を付け、普通紙と区別したものが開示されてい
る。しかしながら、これは特殊紙で定着性に難がある等
の問題があり一般の複写用紙として使用するには問題が
ある。また、特開平1−101576号公報、特開平1
−101577号公報には被記録材上のトナーをこれを
溶解する有機溶媒中で超音波処理することにより画像を
除去することが開示されているが、有機溶剤による公害
や引火および毒性に問題があり、一般のオフィスや家庭
で使用するには問題がある。特開平1−297294号
公報には被記録材として、プラスチック、金属、液浸透
性の悪い紙あるいはセラミック等で形成されたものを使
用し、該被記録材上に形成された画像を熱溶融性の剥離
体を介在させて加熱し、画像を被記録材から剥離するク
リーニング方法が開示されているが、表面に離型処理を
施した特別な用紙を用いなければならない。また、特開
平5−216374号公報や特開平5−297766号
公報等にはトナーを紙より機械的に除去する方法が開示
されているが紙面の繊維の損傷があり、再使用に問題が
起きる。そこで本出願人は先に特殊な用紙をもちいるこ
となく通常の複写機で得られるトナー画像を水を含有す
る画像除去促進液に浸漬し、画像を剥離する剥離部材
(転写体)とともに加熱し消去することで再利用可能な
複写及びプリンティング用紙を提案した。しかしながら
画像除去促進液の被記録材及びトナー等の画像形成物質
に対する濡れ、浸透が不十分であったり、起泡性が高い
ために被記録材に画像除去促進液が均一に付与できない
等の問題があり、再生不良を起こす場合があった。ま
た、画像除去促進液が水を主成分とするために装置に使
用している金属の腐食が発生する等の問題もあった。
【0003】
【目的】本発明の目的は、トナー等の熱可塑性または熱
溶融性樹脂で主として形成された画像形成物質の除去特
性を改良した画像除去促進液、および前記画像物質で画
像が形成された被記録材に前記画像除去促進液を付与し
た後、画像形成物質を熱又は圧力下で剥離部材に転写す
ることにより被記録材を傷めることなく画像を除去する
被記録材の再生方法を提供することにある。
【0004】
【構成】本発明は、電子写真方式の複写機のトナー、熱
転写方式のインク、ホットメルトインクジェットのイン
ク等の熱可塑性又は熱溶融性を示し、かつセルロース等
の紙質繊維壁に実質的に浸透しない画像形成物質で、被
記録材表面およびその近傍のセルロース等の紙質層に皮
膜状に固着した画像を被記録材より剥離し、被記録材を
再利用可能とすることのできる画像除去促進液、および
該画像除去液を用いた被記録材の再生方法に関する。本
発明者らは、少なくとも画像が形成される側の表面およ
びその近傍がセルロース繊維等の天然高分子からなる水
で膨潤する紙層を有した被記録材に、電子写真のトナ
ー、熱転写方式のインク、ホットメルトインクジェット
のインク等の熱可塑性または熱溶融性の画像形成物質で
皮膜状に、すなわち実質的に紙層繊維壁に浸透していな
い画像を形成し、これに水を主成分とする画像除去促進
液を付与し、該紙層を膨潤させることで画像形成物質と
の膨潤の差を利用し被記録材と画像形成物質の接着性を
弱め、これを物理的にブレード等で掻きとる方法や紙層
よりも画像形成物質との接着性の高い部材に加熱下で接
触あるいは圧接することにより、該画像形成物質を被記
録材の表層を傷めることなく除去する方法により画像を
除去し、被記録材を再生する方法において、画像除去促
進液として、水を含有し、さらにアセチレングリコール
および/またはアセチレンアルコールを添加した液体を
用いることで、被記録材表面を傷めることなく、前記画
像を被記録材より再生不良なく画像を剥離することを見
い出し、本発明に到達した。本発明の被記録材として
は、少なくとも画像が形成される側がセルロース繊維等
の多糖天然高分子を主成分とする紙層で構成されたもの
であり、主に複写あるいはプリンティング用紙が挙げら
れるが、これらに限定されるものではなくシート状の部
材にセルロース繊維等の紙層を少なくとも表面およびそ
の近傍に設けた画像形成が行える被記録材であれば全て
が紙層でなくてもよい。
【0005】本発明で使用するアセチレングリコールと
しては、例えば下式(1)で示されるものが挙げられ
る。前記アセチレングリコールは、熱可撓性インキ(ト
ナー)に対する濡れ性及び被記録材に対する浸透性が高
いため、該アセチレングリコールを添加した画像除去促
進液を使用することにより、被記録材の再生が良好に行
われることを見い出した。
【化3】 (式中、m、nは3<m+n<40を満足する数) m+nが3以下のものは水溶性が低く、40を越えると
紙に対する浸透性が不充分であるため、前式(1)にお
いて、m、nは3<m+n<40が好ましく、より好ま
しくは3<m+n<30、さらに好ましくは5<m+n
<15のものが好ましい。また下式(2)、(3)で示
されるアセチレンアルコールは、低泡性であり、該アセ
チレンアルコールを添加した画像除去促進液は画像を保
持した被記録材に均一に付与することができるととも
に、装置の腐食を押さえる防錆効果も有することを見い
出した。
【化4】 前記式(1)で表わされるアセチレングリコールと前記
式(2)、(3)で示されるアセチレンアルコールは、
併用して画像除去促進液に添加してもよく、これによっ
て、前記各特性を備えた画像除去促進液を得ることがで
きる。これらアセチレンアルコールあるいはアセチレン
グリコールとしては、例えば、サーフィノール82〔化
合物(3)〕、104〔化合物(2)〕、440〔化合
物(1)においてm+n=35〕、465〔化合物
(1)においてm+n=10〕、485〔化合物(1)
においてm+n=30〕〔日信化学工業(株)製〕が挙
げられ、これらアセチレンアルコールあるいはアセチレ
ングリコールの添加量は0.01〜30重量%、好まし
くは0.1〜5重量%の範囲で添加される。アセチレン
アルコールとアセチレングリコールを併用する場合、そ
れぞれを0.05〜5重量%の範囲で添加するのが好ま
しい。また他の界面活性剤と混合して用いることもでき
る。
【0006】他の界面活性剤としては好ましくは水に対
する分散または溶解安定性の高いものを添加することが
好ましい。具体的には陰イオン界面活性剤としては、石
鹸、N−アシルアミノ酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、
アシル化ペプチド等のカルボン酸塩、アルキルスルホン
酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、スルホ琥珀酸塩、α−オレフィンス
ルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩等のスルホン酸
塩、硫酸化油、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸
塩、アルキルアミド硫酸塩等の硫酸エステル塩、アルキ
ルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルアリ
ールリン酸塩等のリン酸エステル塩が挙げられる。陽イ
オン界面活性剤としては、脂肪族アミン塩、アルキル第
4級アンモニウム塩、芳香族第4級アンモニウム塩、複
素環第4級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活
性剤としては、カルボキシベタイン、スルホベタイン等
のベタイン型、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導
体等が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、ポ
リオキシエチレンアルキル及びアリールエーテル、ポリ
オキシエチレンスチロールエーテル、ポリオキシエチレ
ンラノリン誘導体、アルキルアリルホルムアルデヒド縮
合物の酸化エチレン誘導体、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンブロック共重合体、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル等のエーテル
系、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビトール脂肪酸エステル等のエーテルエ
ステル系、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂
肪酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、
ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、しょ糖脂肪酸エステル等のエステル系、脂
肪族アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸ア
ミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルア
ミンオキサイド等の含窒素系が挙げられる。フッ素系界
面活性剤としては、フロロアルキルカルボン酸塩、フロ
ロアルキルスルホン酸塩等のアニオン系、フロロアルキ
ル導入ベタイン等の両性系、ノニオン系、カチオン系等
が挙げられる。シリコーン系界面活性剤としては、ポリ
オキシアルキレン変性シロキサン、カルボキシル化ポリ
オキシアルキレン変性シロキサンが挙げられる。前記各
界面活性剤の添加量は、アセチレングリコール及びアセ
チレンアルコール系界面活性剤の効果を妨げないように
0.01〜10重量%の範囲で添加される。
【0007】画像除去促進液には界面活性剤とともに剥
離特性および再生状態を改良する目的で水溶性高分子の
添加が行われる。画像除去促進液中に添加できる水溶性
高分子としては天然系では、アラビアガム、トラガント
ガム、グーアガム、カラヤガム、ローカストビーンガ
ム、アラビノガラクトン、ペクチン、クインスシードデ
ンプン等の植物性高分子、アルギン酸、カラギーナン、
寒天、ふのり等の海藻系高分子、ゼラチン、カゼイン、
アルブミン、コラーゲン等の動物性高分子、キサンテン
ガム、デキストラン等の微生物系高分子、半合成系で
は、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース等の繊維素系高分子、可溶性
デンプン、カルボキシメチルデンプン(CMS)、ジア
ルデヒドデンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、
デンプンリン酸エステルナトリウム等のデンプン系高分
子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリ
コールエステル等の海藻系高分子、純合成系では、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
メチルエーテル等のビニル系高分子、非架橋ポリアクリ
ルアミド、ポリアクリル酸及びそのアルカリ金属塩、水
溶性スチレンアクリル樹脂等のアクリル系樹脂、水溶性
スチレンマレイン酸樹脂、水溶性ビニルナフタレンアク
リル樹脂、水溶性ビニルナフタレンマレイン酸樹脂、ポ
リビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、β−ナフ
タレンスルホン酸ホルマリン縮合物のアルカリ金属塩、
四級アンモニウムやアミノ基等のカチオン性官能基の塩
を側鎖に有する高分子化合物、セラック等の天然高分子
化合物等が挙げられる。これら水溶性高分子の添加量
は、画像除去促進液を付与する方法により異なるが、
0.1〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%の
範囲で添加される。また、画像除去促進液には多価アル
コール等の保水性の高い溶媒を添加することで水分蒸発
による物性変化をなくし保存安定性を改良することがで
きる。具体的にはグリセロール、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコール、テトラ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、1,
2,6−ヘキサントリオール、チオジエタノール、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレング
リコールモノブチルエーテル等の多価アルコール及びそ
の誘導体、N−メチル2ピロリドン、2−ピロリドン、
1,3−ジメイルイミダゾリジノン等の含窒素化合物、
γ−ブチルラクトン等の含酸素環状化合物が挙げられ
る。その他の画像除去促進液に添加されるものとして
は、pH調整剤として、調合される画像除去促進液に悪
影響をおよぼさずにpHを5〜9に調整できるものであ
れば、任意の物質を使用することができる。pHが5未
満もしくは9を越える場合は装置を構成する部材を侵し
やすい。その例として、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等のアミン、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化
物、水酸化アンモニウム、第4級アンモニウム水酸化
物、第4級ホスホニウム水酸化物、炭酸リチウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等
が挙げられる。防腐防黴剤としてはデヒドロ酢酸ナトリ
ウム、ソルビン酸ナトリウム、2−ピリジンチオール−
1−オキサイドナトリウム、安息香酸ナトリウム、ペン
タクロロフェノールナトリウム等が本発明に使用でき
る。重金属イオンの封止剤で剥離助剤として添加される
キレート試薬としては、例えば、エチレンジアミン四酢
酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキシ
エチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエチレン
トリアミン五酢酸ナトリウム、ウラミル二酢酸ナトリウ
ム等がある。防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸塩、
チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸アンモン、ジ
イソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペンタエ
リスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニトライ
ト等がある。また再生後の被記録材の白色度を向上する
目的で漂白剤を添加することができる。具体的には酸化
漂白剤として過酸化水素、過酸化ナトリウム、過炭酸ナ
トリウム、次亜塩素酸ナトリウム等が挙げられる。蛍光
染料、青み付け染料、酵素等を添加することもできる。
なお、図2に示すような被記録材16上に実質的に紙繊
維質壁に浸透しない皮膜状画像17を形成する画像形成
物質として好ましい熱可塑性または熱溶融性物質はポリ
スチレン、ポリアクリル酸アルキル、ポリメタクリル酸
アルキル、スチレン−アクリルニトリル共重合体、スチ
レン−アクリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、アル
キド樹脂、エポキシ樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン酢
酸ビニル共重合体(EVA)、不飽和ポリエステル、ポ
リ塩化ビニル、シリコーン樹脂等の熱可塑性樹脂を少な
くとも1種含有することが好ましい。また色材としては
無機及び有機顔料、例えばカーボンブラック、キナクリ
ドン誘導体、フタロシアニン誘導体、ベンチジンイエロ
ー等が挙げられるが、油溶性染料も用いられる。さら
に、画像形成方法により各種添加剤が含有される電子写
真方式では荷電制御剤、熱転写インクではビヒクルとし
て各種ワックス及び粘着剤としてロジン(アビエチン
酸)誘導体が加えられる。
【0008】前記画像除去促進液のトナー等の画像形成
物質に対する接触角は、好ましくは90度以下、さらに
好ましくは50度以下である。また、その表面張力は7
0mN/m(dyne/cm)以下、さらに好ましくは
50mN/m以下である。前記画像除去促進液の画像支
持体に対する浸透速度は、t(水を含む液体と画像支持
体との接触時間)=0.4秒において10ml/m2
上、好ましくは12ml/m2以上である。前記のよう
な画像除去促進液を含浸させた被記録材と画像剥離部材
として画像保持被記録部材から画像形成物質を転写する
画像転写体を加圧、加熱あるいは加圧加熱接触させるこ
とにより画像を被記録材より剥離する。本発明において
画像を被記録材から画像形成物質を転写する剥離部材の
形状としては、ベルト状、ロール状のものいずれでもよ
く、その材質として種々のポリマーあるいはアルミ、ニ
ッケル等の金属が挙げられる。また金属とポリマーの積
層した構造のものも使用できる。ポリマーシートとして
はポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエー
テルスルホン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ア
ラミド、ポリエーテルエーテルケトン等が挙げられる。
これらには耐久性を向上させる目的でカーボン、炭酸カ
ルシウム、酸化チタン等の無機充填材を含有させること
ができる。
【0009】本発明に用いられる剥離部材を用いた場合
の装置の例を図1に示す。電子写真のトナー、熱転写イ
ンク等の皮膜状の画像形成物質が形成されたセルロース
等の水を含む液体で膨潤する表層を有する被記録材を供
給する給紙トレイ1から給紙ローラ2によりガイド板3
を通して搬送ローラ4で剥離ローラ5に導く。該剥離ロ
ーラ5の表面に給液ローラ6により画像除去促進液7が
塗布され、前記搬送ローラ4から搬送されてきた被記録
材に画像除去促進液7が塗布含浸される。画像除去促進
液7が塗布含浸され、剥離部材と接触している被記録材
を加熱ローラ8で加熱圧接したのち、分離爪9で剥離部
材と被記録材とが分離される。分離された剥離部材はト
ナー等の画像形成物質クリーニング部10で剥離ローラ
5の表面からクリーニングされて、再び剥離ローラ5の
表面からクリーニングされて、再び剥離ローラ5の表面
に画像除去促進液が塗布される。また前記装置におい
て、剥離ローラ5に隣接して、剥離ローラ5の画像形成
物質を再転写可能な少なくとも1個のヒートローラを設
け、該ヒートローラの少なくとも1個に、該ローラ上に
再転写された画像形成物質を掻きとることができるブレ
ードを設け、該ブレードにより画像形成物質を掻き取る
ことにより、剥離ローラ5をクリーニングすることがで
きる。一方、分離爪9で分離された被記録材の画像は消
去され、搬送ローラ11によって、乾燥ベルト12上に
導かれ、乾燥される。乾燥された無画像の被記録材は搬
送ローラ11によって、排紙トレイ13に排出されて、
再複写・再印字可能な被記録材が得られる。本発明の具
体的実施態様を以下に示す。
【0010】1. 少なくとも画像が形成される側の表
面近傍に画像除去促進液で膨潤する層が設けられた被記
録材の前記膨潤層の方を、該膨潤層およびその近傍に形
成された画像形成物質よりも大きく膨潤する性質を有す
る画像保持支持体の再生方法に用いる画像除去促進液に
おいて、該画像除去促進液が、界面活性剤としてアセチ
レングリコールおよび/またはアセチレンアルコールを
少なくとも1種含有する水溶液であることを特徴とする
画像除去促進液。 2. 前記1の画像除去促進液において、アセチレング
リコールが、前式(1)で表わされるものである画像除
去促進液。 3. 前記2の画像除去促進液において、アセチレング
リコールが、3<m+n<4の範囲のものである画像除
去促進液。 4. 前記1の画像除去促進液において、アセチレンア
ルコールが、前式(2)または(3)の化合物である画
像除去促進液。
【0011】5. 前記1、2、3または4の画像除去
促進液において、アセチレングリコールおよび/または
アセチレンアルコール濃度が0.01〜30重量%であ
る画像除去促進液。 6. 前記1、2、3、4または5の画像除去促進液に
おいて、水溶性高分子をさらに含有させた画像除去促進
液。 7. 前記6の画像除去促進液において、水溶性高分子
の添加量が、0.1〜20重量%、好ましくは0.1〜
10重量%である画像除去促進液。 8. 前記1、2、3、4、5、6または7の画像除去
促進液において、保水性の高い溶媒をさらに含有させた
画像除去促進液。 9. 前記1、2、3、4、5、6、7または8の画像
除去促進液において、トナー等の画像形成物質に対する
接触角が90度以下、さらに好ましくは50度以下であ
る画像除去促進液。
【0012】10.前記1、2、3、4、5、6、7、
8または9の画像除去促進液において、表面張力が70
mN/m(dyne/cm)以下、さらに好ましくは5
0mN/m以下である画像除去促進液。 11.前記1、2、3、4、5、6、7、8、9または
10の画像除去促進液において、被記録材に対する浸透
速度がt(水を含む液体と被記録材との接触時間)=
0.4秒において、10ml/m2以上、好ましくは1
2ml/m2以上である画像除去促進液。 12.前記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
または11の画像除去促進液において、除去される画像
がセルロース等の繊維質壁に実質的に浸透しない熱可塑
性または熱溶融性物質で形成されたものである画像除去
促進液。
【0013】13.少なくとも画像が形成される側の表
面近傍に画像除去促進液で膨潤する層が設けられた被記
録材の前記膨潤層およびその近傍に画像が形成された画
像保持支持体に、前記膨潤層の方を画像形成物質よりも
大きく膨潤する画像除去促進液を付与し、前記膨潤差に
より画像と被記録材との接着力を弱め、接着力が低下し
た後に画像剥離体を介在させて画像を被記録材から除去
する画像保持支持体の再生方法において、画像除去促進
液として、前記1、2、3、4、5、6、7、8、9、
10、11または12の画像除去促進液を使用すること
を特徴とする画像保持支持体の再生方法。
【0014】次に本発明の実施例を具体的に示すがこれ
らに限定されるものではない。なお、実施例中、%は重
量%を示す。
【0015】
【実施例】
実施例1 下記処方の組成物を撹拌溶解し、画像除去促進液1を作
製した。 前式(1)でm+n=3.5の化合物 1% ジエチレングリコール 5% デヒドロ酢酸Na 0.1% 水酸化リチウム 0.1% 純水 残量 スチレンアクリル(ガラス転位温度:60℃):90重
量%、カーボンブラック:5重量%、荷電制御剤として
含金アゾ染料:5重量%からなるトナーを用い電子写真
方式のPPC複写機にて市販の上質紙上に画像を形成
し、画像除去促進液1を用いてPETからなる画像剥離
部材に加熱圧接し、図1に示された装置にて画像を消去
した。得られた再生紙は白色度が高く、トナーの残像は
認められなかった。また前記の複写機にて再使用したと
ころ、綺麗な複写画像を得ることができた。同様にして
実施例2〜8および比較例1〜7について被記録材の再
生の状態を調べた。
【0016】実施例2 下記処方にて撹拌溶解後、画像除去促進液2を作製し
た。 前式(1)でm+n=10 2% ソルビン酸Na 0.1% 純水 残量 実施例1のトナーのスチレンアクリルに換えポリエステ
ルに換えたトナーを用いた以外は実施例1同様にして市
販上質紙上の画像の消去を行ったところ白色度が高く、
また再複写可能であった。
【0017】実施例3 下記処方にて撹拌溶解後、画像除去促進液3を作製し
た。 前式(1)でm+n=30 0.5% ジオクチルスルホ琥珀酸ナトリウム 0.5% 安息香酸Na 0.1% 純水 残量 実施例1と同様にして画像剥離を行ったところトナー残
像がなく、また再複写可能であった。
【0018】実施例4 下記処方にて撹拌溶解後、画像除去促進液4を作製し
た。 前式(2)の化合物 0.3% ポリオキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤 0.5% ペンタクロロフェノールNa 0.1% 純水 残量 実施例2と同様にして画像の消去を行ったところトナー
残像がなく再利用可能であった。
【0019】実施例5 下記処方にて画像除去促進液5を作製した。 前式(3)の化合物 1% ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2% 過炭酸ナトリウム 0.1% 2−ピリジンチオール−1−オキサイドNa 0.1% 純水 残量 カルナバワックス:30重量%、パラフィンワックス:
20重量%、EVA:30重量%、カーボンブラック:
10重量%、ニグロシン:10重量%からなる熱転写イ
ンクとポリエステルベースフィルムからなるインクリボ
ンを300dpiのサーマルヘッドを用いて市販熱転写
用上質紙上に画像を形成しこれを画像除去液5を用いて
実施例1と同様に画像の消去を行ったところ白色度が高
く、また再記録可能であった。
【0020】実施例6 下記処方で撹拌溶解後、画像除去促進液6を作製した。 前式(1)でm+n=10の化合物 1% 前式(1)でm+n=30の化合物 2% ポリビニルアルコール 0.5% ペンタクロロフェノールNa 0.1% 純水 残量 実施例2と同様にして画像の消去を行ったところ画像の
残像がなく、また再複写可能であった。
【0021】実施例7 下記処方にて画像除去促進液7を作製した。 前式(2)の化合物 1% ポリオキシエチレン2級アルキルエーテル 1% 安息香酸Na 0.1% CMC 0.2% 水 残量 実施例1と同様にして画像の消去を行ったところトナー
残像がなく、また再複写可能であった。
【0022】実施例8 実施例6の画像除去促進液5のポリビニルアルコールを
除いた以外は同様にして画像除去促進液8として市販上
質紙上のトナー画像の消去を行ったところ実施例6に比
べわずかな紙面の劣化が認められたが再複写は可能であ
った。
【0023】比較例1 実施例1の画像除去促進液1の前式(1)の化合物を除
きポリオキシエチレンセチルエーテルに代えた以外は同
様にして画像除去促進液9として同様にして市販の上質
紙上の画像消去を行ったところ僅かにトナー画像の残像
が認められた。
【0024】比較例2 実施例2の画像除去促進液2の前式(1)の化合物を除
きソルビタンモノラウレートに代えた以外は同様にして
画像除去促進液10として同様にして市販の上質紙上の
画像消去を行ったところ僅かにトナー画像の残像が認め
られた。
【0025】比較例3 実施例3の画像除去促進液3の前式(1)の化合物を除
きアルキルアミンオキサイドに代えた以外は同様にして
画像除去促進液11として同様にして市販の上質紙上の
画像消去を行ったところ僅かにトナー画像の残像が認め
られた。
【0026】比較例4 実施例4の画像除去促進液4の前式(2)の化合物を除
きポリオキシエチレンアルキルエーテルに代えた以外は
同様にして画像除去促進液12として同様にして市販上
質紙上の画像消去を行ったところ僅かにトナー画像の残
像が認められた。
【0027】比較例5 実施例5の画像除去促進液5の前式(3)の化合物を除
きドデシルベンゼンスルホン酸に代えた以外は同様にし
て画像除去促進液13として市販上質紙上の画像消去を
行ったところ僅かにトナー画像の残像が認められ、また
泡の発生が激しいため時間が経過すると被記録材への塗
布にむらが発生した。また液が金属部に付着するためか
錆の発生が顕著であった。
【0028】
【効果】
1.請求項1について アセチレングリコールおよび/またはアセチレンアルコ
ールを画像除去促進液に添加することで該被記録材及び
電子写真のトナー、熱転写のインク等の皮膜状複写ある
いは記録画像の画像形成物への濡れ性を改善することで
優れた画像除去特性を有する画像除去促進液を提供する
ことができる。 2.請求項2について アセチレングリコールである前式(1)の化合物を画像
除去促進液に添加することで画像除去性、剥離特性が改
善された画像除去促進液を提供することができる。 3.請求項3について アセチレンアルコールである前式(2)または(3)の
化合物を画像除去促進液に添加することで画像除去性、
剥離特性が改善され、かつ低気泡性で防錆性の画像除去
促進液を提供することができる。 4. 前記1、2または3のアセチレングリコールおよ
び/またはアセチレンアルコール化合物を画像除去促進
液中に0.01〜30重量%添加することで安定した画
像除去特性を得ることができる。 5. 前記1、2、3または4の画像除去促進液に、さ
らに水溶性高分子を添加することで剥離特性を改良し再
生後の被記録材の強度等の特性を改善することができ、
再利用の用途を広めることができる。 6. 複写機およびプリンターにより形成されたトナー
等の皮膜状複写あるいは記録画像の画像形成物質を被記
録材表面を損傷することなく消去する再生方法におい
て、再生劣化を改善し白色度を高め、再複写および再印
字を良好にすることができ、紙の消費を低減する効果を
さらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生装置の断面概略図である。
【図2】皮膜状画像が形成された被記録材の断面を模式
的に示す図である。
【符号の説明】
1 給紙トレイ 2 給紙ローラ 3 ガイド板 4 搬送ローラ 5 剥離ローラ 6 給液ローラ 7 画像除去促進液 8 加熱ローラ 9 分離爪 10 トナークリーニング部 11 搬送ローラ 12 乾燥ベルト 13 排紙トレイ 14 搬送リブ 15 回収熱可撓性インキの回収容器 16 皮膜状に形成された画像形成物 17 被記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−250570(JP,A) 特開 平6−250569(JP,A) 特開 平7−121068(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 7/00 101 G03G 21/00 570

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも皮膜状複写あるいは記録画像
    (以下、画像という)が形成される側の表面近傍に水を
    含む液体(以下、画像除去促進液)で膨潤する層が設け
    られた被記録材の前記膨潤層の方を、該膨潤層およびそ
    の近傍に形成された画像形成物質よりも大きく膨潤する
    性質を有する画像保持支持体の再生方法に用いる画像除
    去促進液において、該画像除去促進液が、界面活性剤と
    してアセチレングリコールおよび/またはアセチレンア
    ルコールを少なくとも1種含有する水溶液であることを
    特徴とする画像除去促進液。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像除去促進液におい
    て、アセチレングリコールが、下記式(1)で表わされ
    るものである画像除去促進液。 【化1】 m、nは3<m+n<40を満たす。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像除去促進液におい
    て、アセチレンアルコールが、下記式(2)または
    (3)の化合物である画像除去促進液。 【化2】
  4. 【請求項4】 アセチレングリコールおよび/またはア
    セチレンアルコールの濃度が0.01〜30重量%であ
    る請求項1、2または3記載の画像除去促進液。
  5. 【請求項5】 水溶性高分子をさらに含有させた請求項
    1、2、3または4記載の画像除去促進液。
  6. 【請求項6】 少なくとも画像が形成される側の表面近
    傍に画像除去促進液で膨潤する層が設けられた被記録材
    の前記膨潤層およびその近傍に画像が形成された画像保
    持支持体に、前記膨潤層の方を画像形成物質よりも大き
    く膨潤する画像除去促進液を付与し、前記膨潤差により
    画像と被記録材との接着力を弱め、接着力が低下した後
    に画像剥離体を介在させて画像を被記録材から除去する
    画像保持支持体の再生方法において、画像除去促進液と
    して、請求項1、2、3、4または5記載の画像除去促
    進液を使用することを特徴とする画像保持支持体の再生
    方法。
JP25297094A 1994-09-21 1994-09-21 画像除去促進液および該画像除去促進液を用いた被記録材の再生方法 Expired - Fee Related JP3534355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25297094A JP3534355B2 (ja) 1994-09-21 1994-09-21 画像除去促進液および該画像除去促進液を用いた被記録材の再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25297094A JP3534355B2 (ja) 1994-09-21 1994-09-21 画像除去促進液および該画像除去促進液を用いた被記録材の再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0895283A JPH0895283A (ja) 1996-04-12
JP3534355B2 true JP3534355B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=17244691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25297094A Expired - Fee Related JP3534355B2 (ja) 1994-09-21 1994-09-21 画像除去促進液および該画像除去促進液を用いた被記録材の再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3534355B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0895283A (ja) 1996-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5736286A (en) Method for recycling image-deposited recording material and liquid composition for use with the recycling method
JP3276786B2 (ja) 画像形成被記録材の再生方法
CN101375214B (zh) 重复使用记录介质的方法、能重复使用的记录介质、生产能重复使用的记录介质的方法和成像装置
JP3234101B2 (ja) 被記録材の皮膜状画像形成物質除去装置
JP3534355B2 (ja) 画像除去促進液および該画像除去促進液を用いた被記録材の再生方法
JP3483935B2 (ja) 被記録材の再生方法および該再生方法に使用する画像除去促進液組成物
JP3613533B2 (ja) 被記録材の再生方法に使用する画像除去促進液
JP3544562B2 (ja) 被記録材の再生方法および該再生方法に使用する画像除去促進液組成物
JPH07287491A (ja) 被記録材の再生方法および該再生方法に使用する画像除去促進液
JPH09138520A (ja) 画像除去促進液および該画像除去促進液を用いた被記録材の再生方法
JP3501608B2 (ja) 被記録材の再生装置及び被記録材の再生方法
JPH08129267A (ja) 画像保持支持体の再生方法および該再生方法に使用する画像剥離液
JP2001080063A (ja) 画像形成方法、それに用いる画像形成物質並びに無色の液体、及び画像消去方法
JP3585371B2 (ja) 被記録材の再生装置
JPH07234535A (ja) 画像保持支持体の再生方法および該再生方法に使用する画像剥離液
JP3749598B2 (ja) 被記録材の再生方法及び被記録材の再生装置
JP3544277B2 (ja) 被記録材の再生方法及び画像除去促進液並びに被記録材
JP3507923B2 (ja) 画像除去促進液及び画像支持体の再生方法
JP3308439B2 (ja) 像保持体からの像形成物質除去装置
JP2003019855A (ja) 画像消去方法及びこれに用いる消去装置
JP2004138674A (ja) 画像支持体、画像形成物質の除去方法及び除去装置、画像形成方法並びに画像形成装置
JPH11288200A (ja) 被記録材の再生方法および再生装置
JPH11174919A (ja) 被記録材の再生方法及びその方法に用いる画像除去促進液
JPH09230762A (ja) 画像除去促進液付与方法と付与装置及び被記録材の再生装置
JPH1069190A (ja) 被記録材の再生方法、および該再生方法で用いる画像除去促進液

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees