JP3530983B2 - セパレート式空気調和装置 - Google Patents
セパレート式空気調和装置Info
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- JP3530983B2 JP3530983B2 JP33636393A JP33636393A JP3530983B2 JP 3530983 B2 JP3530983 B2 JP 3530983B2 JP 33636393 A JP33636393 A JP 33636393A JP 33636393 A JP33636393 A JP 33636393A JP 3530983 B2 JP3530983 B2 JP 3530983B2
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- working fluid
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和装置に使用
する冷凍サイクル内の作動流体が可燃性物質を含む場
合、停止状態の室内ユニットの安全性を提供するセパレ
ート式空気調和装置に関するものである。
する冷凍サイクル内の作動流体が可燃性物質を含む場
合、停止状態の室内ユニットの安全性を提供するセパレ
ート式空気調和装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来のセパレート式空気調和装置
の冷凍サイクルの概略構成図である。室内ユニット２
０’は蒸発器３’と室内送風機８’を収納し、室外ユニ
ット２１’は圧縮機１’と凝縮器２’と減圧調整装置と
してのキャピラリチューブ４’とアキュムレータ９’と
室外送風機７’を収納している。室内ユニット２０’と
室外ユニット２１’は、室外側接続口１０’と室内側接
続口１２’をもつ第１の連結管５’と室外側接続口１
１’と室内側接続口１３’をもつ第２の連結管６’とで
連続し、圧縮機１’と凝縮器２’とキャピラリチューブ
４’と第１の連結管５’と蒸発器３’と第２の連結管
６’とアキュムレータ９’とで冷凍サイクルを構成し、
運転中の冷凍サイクルを流れる作動流体は図中の矢印を
示した方向に進む。したがって、第１の連結管５’は圧
縮機１’から室内ユニット２０’へ排出する側に連結さ
れ、第２の連結管６’は室内ユニット２０’から圧縮機
１’へ吸入される側に連結されている。このように構成
された冷凍サイクルを流れる作動流体は蒸発器３’を通
る時、周囲の空気から熱を奪って蒸発し、冷えた空気を
室内送風機８’で吹き出させ、室内の冷房に供してい
る。吸熱した作動流体は圧縮機１’に戻り、そこで圧縮
機１’の入力とともに凝縮器２’で放熱し、キャピラリ
チューブ４’を通って減圧され、再び蒸発器３’に戻
る。室外送風機７’は凝縮器２’の放熱作用の手助けに
供している。この冷凍サイクル内を作動流体が順次、繰
り返し、運転中は循環していて、室内に冷房作用を持続
しているが、運転を停止すれば、すべての機能は停止
し、冷凍サイクル内の作動流体の圧力は一定に平衡を保
つ。
の冷凍サイクルの概略構成図である。室内ユニット２
０’は蒸発器３’と室内送風機８’を収納し、室外ユニ
ット２１’は圧縮機１’と凝縮器２’と減圧調整装置と
してのキャピラリチューブ４’とアキュムレータ９’と
室外送風機７’を収納している。室内ユニット２０’と
室外ユニット２１’は、室外側接続口１０’と室内側接
続口１２’をもつ第１の連結管５’と室外側接続口１
１’と室内側接続口１３’をもつ第２の連結管６’とで
連続し、圧縮機１’と凝縮器２’とキャピラリチューブ
４’と第１の連結管５’と蒸発器３’と第２の連結管
６’とアキュムレータ９’とで冷凍サイクルを構成し、
運転中の冷凍サイクルを流れる作動流体は図中の矢印を
示した方向に進む。したがって、第１の連結管５’は圧
縮機１’から室内ユニット２０’へ排出する側に連結さ
れ、第２の連結管６’は室内ユニット２０’から圧縮機
１’へ吸入される側に連結されている。このように構成
された冷凍サイクルを流れる作動流体は蒸発器３’を通
る時、周囲の空気から熱を奪って蒸発し、冷えた空気を
室内送風機８’で吹き出させ、室内の冷房に供してい
る。吸熱した作動流体は圧縮機１’に戻り、そこで圧縮
機１’の入力とともに凝縮器２’で放熱し、キャピラリ
チューブ４’を通って減圧され、再び蒸発器３’に戻
る。室外送風機７’は凝縮器２’の放熱作用の手助けに
供している。この冷凍サイクル内を作動流体が順次、繰
り返し、運転中は循環していて、室内に冷房作用を持続
しているが、運転を停止すれば、すべての機能は停止
し、冷凍サイクル内の作動流体の圧力は一定に平衡を保
つ。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記で示したように従
来の空気調和装置では、運転を停止した場合、冷凍サイ
クル内の作動流体の圧力は一定に平衡を保つ。この時の
平衡圧力は、周囲の大気圧より高いので、冷凍サイクル
内のどこかの部分に欠陥があれば、冷凍サイクル内の作
動流体は大気へ洩れることになる。この時、作動流体が
単一であろうと、２種類以上の混合体であろうと、少な
くとも１種類の可燃性物質を含んでいて、室内に洩れた
場合、室外で洩れる場合よりはるかに火災を引き起こす
確率が高く、危険であった。
来の空気調和装置では、運転を停止した場合、冷凍サイ
クル内の作動流体の圧力は一定に平衡を保つ。この時の
平衡圧力は、周囲の大気圧より高いので、冷凍サイクル
内のどこかの部分に欠陥があれば、冷凍サイクル内の作
動流体は大気へ洩れることになる。この時、作動流体が
単一であろうと、２種類以上の混合体であろうと、少な
くとも１種類の可燃性物質を含んでいて、室内に洩れた
場合、室外で洩れる場合よりはるかに火災を引き起こす
確率が高く、危険であった。
【０００４】この発明は上記のような問題を解消するた
めになされたもので、作動流体が室内に洩れにくく、ま
た洩れた場合でも火災を引き起こすことのないよう、よ
り安全なセパレート式空気調和装置を提供することを目
的とする。
めになされたもので、作動流体が室内に洩れにくく、ま
た洩れた場合でも火災を引き起こすことのないよう、よ
り安全なセパレート式空気調和装置を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係るセパレー
ト式空気調和装置は、室内ユニットに収納された蒸発器
と室外ユニットに収納された圧縮機と凝縮器と、前記室
内ユニットと前記室外ユニットを連結する第１の連結管
と第２の連結管と減圧調整装置と単一もしくは２種類以
上の混合作動流体のうち、少なくとも１種類が可燃性で
ある該作動流体とから冷凍サイクルを構成し、該冷凍サ
イクル中に前記圧縮機から前記室内ユニットへ排出され
る途中の前記第１の連結管の接続口までに第１の電磁弁
と、前記室内ユニットから前記圧縮機に吸入される途中
の前記第２の連結管の接続口と前記圧縮機の間に第２の
電磁弁とを前記室外ユニット内に設け、前記第１の電磁
弁から前記蒸発器を介して前記圧縮機までの該冷凍サイ
クル中に圧力検出装置を設けるか、もしくは前記第１と
第２の電磁弁を第１と第２の切換弁に置き換え、該第１
の切換弁と該第２の切換弁とをバイパス管で連結し、該
バイパス管に貯蔵タンクを設けたものである。また第１
の電磁弁を第１の切換弁に置き換え、該第１の切換弁と
貯蔵タンクを接続パイプで接続したものである。
ト式空気調和装置は、室内ユニットに収納された蒸発器
と室外ユニットに収納された圧縮機と凝縮器と、前記室
内ユニットと前記室外ユニットを連結する第１の連結管
と第２の連結管と減圧調整装置と単一もしくは２種類以
上の混合作動流体のうち、少なくとも１種類が可燃性で
ある該作動流体とから冷凍サイクルを構成し、該冷凍サ
イクル中に前記圧縮機から前記室内ユニットへ排出され
る途中の前記第１の連結管の接続口までに第１の電磁弁
と、前記室内ユニットから前記圧縮機に吸入される途中
の前記第２の連結管の接続口と前記圧縮機の間に第２の
電磁弁とを前記室外ユニット内に設け、前記第１の電磁
弁から前記蒸発器を介して前記圧縮機までの該冷凍サイ
クル中に圧力検出装置を設けるか、もしくは前記第１と
第２の電磁弁を第１と第２の切換弁に置き換え、該第１
の切換弁と該第２の切換弁とをバイパス管で連結し、該
バイパス管に貯蔵タンクを設けたものである。また第１
の電磁弁を第１の切換弁に置き換え、該第１の切換弁と
貯蔵タンクを接続パイプで接続したものである。
【０００６】
【作用】この発明におけるセパレート式空気調和装置
は、運転中、作動流体は冷凍サイクル内を正常に循環
し、運転を停止した場合、圧力検出装置の大気圧と同等
以下の作動設定圧力に達するまで、圧縮機を運転し、該
作動流体を室外ユニット内の第１の電磁弁と第２の電磁
弁の間の冷凍サイクル内に貯蔵するか、もしくは第１と
第２の電磁弁を第１と第２の切換弁に置き換え、該第１
の切換弁と該第２の切換弁とをバイパス管で連結し、該
バイパス管に設けられた貯蔵タンクにも貯蔵するか、ま
たは第１の切換弁から接続パイプを介して貯蔵タンクに
貯蔵することにしている。
は、運転中、作動流体は冷凍サイクル内を正常に循環
し、運転を停止した場合、圧力検出装置の大気圧と同等
以下の作動設定圧力に達するまで、圧縮機を運転し、該
作動流体を室外ユニット内の第１の電磁弁と第２の電磁
弁の間の冷凍サイクル内に貯蔵するか、もしくは第１と
第２の電磁弁を第１と第２の切換弁に置き換え、該第１
の切換弁と該第２の切換弁とをバイパス管で連結し、該
バイパス管に設けられた貯蔵タンクにも貯蔵するか、ま
たは第１の切換弁から接続パイプを介して貯蔵タンクに
貯蔵することにしている。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明によるセパレート式空気調和
装置の一実施例を示す冷凍サイクルの概略構成図であ
る。図２はその電気回路図を示している。１は圧縮機、
２は凝縮器、３は蒸発器、４はキャピラリチューブ、５
と６は室内ユニット２０と室外ユニット２１を連結する
第１の連結管と第２の連結管、１０と１２は第１の連結
管５と室外ユニット２１、第１の連結管５と室内ユニッ
ト２０を接続する接続口、１１と１３は第２の連結管６
と室外ユニット２１、第２の連結管６と室内ユニット２
０を接続する接続口、９はアキュムレータで冷凍サイク
ルを構成し、圧縮機１で排出された作動流体は図中に示
した矢印の方向に進み、凝縮器２、キャピラリチューブ
４、蒸発器３を通り、再び圧縮機１に戻る。７は室内側
送風機で、蒸発器３で冷やされた空気を吹出し、室内の
冷房に供していて、８は室外側送風機で、凝縮器２の放
熱作用を調整している。ここで、室外ユニット２１内の
冷凍サイクル中に、圧縮機１から室内ユニット２０へ排
出される途中の第１の連結管５の接続口１０までに、図
中では凝縮器２とキャピラリチューブ４の間に、第１の
電磁弁１４を設け、室内ユニット２０から圧縮機１に吸
入される途中の第２の連結管６の接続口１１と圧縮機１
の間に、図中では第２の連結管６の接続口１１とアキュ
ムレータ９の間に第２の電磁弁１５を設けている。次に
第１の電磁弁１４から蒸発器３を介して圧縮機１までの
冷凍サイクル中に、図１では第２の電磁弁とアキュムレ
ータ９の間に、他の実施例として示している図３では室
内ユニット２０側の第１の連結管５の接続口１２と蒸発
器３までに設けられているキャピラリチューブの１部４
ｂの間に、圧力検出装置として圧力スイッチ１６を設け
ている。運転，停止スイッチ１９が運転に入っている場
合、圧縮機１は駆動し作動流体を図中の矢印の方向に排
出し、冷凍サイクル内を循環させるが、運転，停止スイ
ッチ１９が停止に切換った場合、圧縮機１は圧力スイッ
チ１６の作動設定圧力に達するまで運転を続けるが、第
１の電磁弁１４のコイル１４ａを通る電流が切れている
ので、作動流体は圧縮機１と第１の電磁弁１４の間の冷
凍サイクル内に貯えられる。ここで圧力スイッチ１９の
作動設定圧力を大気圧と同等以下に設定しておけば、少
なくとも室内ユニット２０内の冷凍サイクル内の作動流
体の圧力が、その作動設定圧力に下がるまで、圧縮機１
は駆動し、作動設定圧力に達すると、圧力スイッチ１６
の接点１６ａは切れ、圧縮機１は停止し、第２の電磁弁
１５のコイル１５ａを通る電流も遮断されるので、作動
流体は室外ユニット２１内の第１の電磁弁１４と第２の
電磁弁１５の間に貯蔵されることになる。さらに他の実
施例として図３に示すように、第１の電磁弁１４と第２
の電磁弁１５の換わりに、第１の切換弁２２と第２の切
換弁２３に置き換え、第１の切換弁２２と第２の切換弁
２３とをバイパス管１８で連結し、バイパス管１８に貯
蔵タンク１７を設け、図３に示した１４ａを第１の切換
弁のコイル、１５ａを第２の切換弁２３のコイルとすれ
ば、運転中作動流体は冷凍サイクル内を循環するが、停
止すれば、第１の切換弁２２は室内ユニット２０へ進む
作動流体を止め、バイパス管１８に流れを切換え、貯蔵
タンク１７内に入る。圧力スイッチ１６が作動すれば、
第２の切換弁２３は室内ユニット２０から吸入される作
動流体を止め、ここに第１の切換弁２２と第２の切換弁
２３との間のバイパス管１８、貯蔵タンク１７を含めた
冷凍サイクル内に作動流体を貯蔵することができる。
装置の一実施例を示す冷凍サイクルの概略構成図であ
る。図２はその電気回路図を示している。１は圧縮機、
２は凝縮器、３は蒸発器、４はキャピラリチューブ、５
と６は室内ユニット２０と室外ユニット２１を連結する
第１の連結管と第２の連結管、１０と１２は第１の連結
管５と室外ユニット２１、第１の連結管５と室内ユニッ
ト２０を接続する接続口、１１と１３は第２の連結管６
と室外ユニット２１、第２の連結管６と室内ユニット２
０を接続する接続口、９はアキュムレータで冷凍サイク
ルを構成し、圧縮機１で排出された作動流体は図中に示
した矢印の方向に進み、凝縮器２、キャピラリチューブ
４、蒸発器３を通り、再び圧縮機１に戻る。７は室内側
送風機で、蒸発器３で冷やされた空気を吹出し、室内の
冷房に供していて、８は室外側送風機で、凝縮器２の放
熱作用を調整している。ここで、室外ユニット２１内の
冷凍サイクル中に、圧縮機１から室内ユニット２０へ排
出される途中の第１の連結管５の接続口１０までに、図
中では凝縮器２とキャピラリチューブ４の間に、第１の
電磁弁１４を設け、室内ユニット２０から圧縮機１に吸
入される途中の第２の連結管６の接続口１１と圧縮機１
の間に、図中では第２の連結管６の接続口１１とアキュ
ムレータ９の間に第２の電磁弁１５を設けている。次に
第１の電磁弁１４から蒸発器３を介して圧縮機１までの
冷凍サイクル中に、図１では第２の電磁弁とアキュムレ
ータ９の間に、他の実施例として示している図３では室
内ユニット２０側の第１の連結管５の接続口１２と蒸発
器３までに設けられているキャピラリチューブの１部４
ｂの間に、圧力検出装置として圧力スイッチ１６を設け
ている。運転，停止スイッチ１９が運転に入っている場
合、圧縮機１は駆動し作動流体を図中の矢印の方向に排
出し、冷凍サイクル内を循環させるが、運転，停止スイ
ッチ１９が停止に切換った場合、圧縮機１は圧力スイッ
チ１６の作動設定圧力に達するまで運転を続けるが、第
１の電磁弁１４のコイル１４ａを通る電流が切れている
ので、作動流体は圧縮機１と第１の電磁弁１４の間の冷
凍サイクル内に貯えられる。ここで圧力スイッチ１９の
作動設定圧力を大気圧と同等以下に設定しておけば、少
なくとも室内ユニット２０内の冷凍サイクル内の作動流
体の圧力が、その作動設定圧力に下がるまで、圧縮機１
は駆動し、作動設定圧力に達すると、圧力スイッチ１６
の接点１６ａは切れ、圧縮機１は停止し、第２の電磁弁
１５のコイル１５ａを通る電流も遮断されるので、作動
流体は室外ユニット２１内の第１の電磁弁１４と第２の
電磁弁１５の間に貯蔵されることになる。さらに他の実
施例として図３に示すように、第１の電磁弁１４と第２
の電磁弁１５の換わりに、第１の切換弁２２と第２の切
換弁２３に置き換え、第１の切換弁２２と第２の切換弁
２３とをバイパス管１８で連結し、バイパス管１８に貯
蔵タンク１７を設け、図３に示した１４ａを第１の切換
弁のコイル、１５ａを第２の切換弁２３のコイルとすれ
ば、運転中作動流体は冷凍サイクル内を循環するが、停
止すれば、第１の切換弁２２は室内ユニット２０へ進む
作動流体を止め、バイパス管１８に流れを切換え、貯蔵
タンク１７内に入る。圧力スイッチ１６が作動すれば、
第２の切換弁２３は室内ユニット２０から吸入される作
動流体を止め、ここに第１の切換弁２２と第２の切換弁
２３との間のバイパス管１８、貯蔵タンク１７を含めた
冷凍サイクル内に作動流体を貯蔵することができる。
【０００８】再度運転状態に戻す場合、第２の切換弁２
３の切換え作動をタイマー等で遅らせれば、貯蔵された
作動流体が貯蔵タンク１７から吸引され、元の冷凍サイ
クル内の作動流体状態に戻る。
３の切換え作動をタイマー等で遅らせれば、貯蔵された
作動流体が貯蔵タンク１７から吸引され、元の冷凍サイ
クル内の作動流体状態に戻る。
【０００９】もう一つの他の実施例として図４に示すよ
うに、第１の電磁弁１４を第１の切換弁２２に置き換
え、貯蔵タンク１７と接続パイプ２４で接続する場合
で、図３に示した例と同じように作動流体を貯蔵タンク
１７に貯えることができる。
うに、第１の電磁弁１４を第１の切換弁２２に置き換
え、貯蔵タンク１７と接続パイプ２４で接続する場合
で、図３に示した例と同じように作動流体を貯蔵タンク
１７に貯えることができる。
【００１０】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、冷凍サ
イクル内の作動流体は運転状態の時のみ循環し、室内ユ
ニット内を通過するが、停止状態になれば、作動流体は
室外ユニット内に貯蔵され、室内ユニットや連結管から
作動流体が洩れることもなく、極めて安全である。また
図３に示した貯蔵タンクに作動流体を貯えれば、貯蔵タ
ンクごと交換が可能で、作動流体の充填あるいは室内ユ
ニット、室外ユニットの移設と安全と作業の容易さなど
の効果をあげることができる。
イクル内の作動流体は運転状態の時のみ循環し、室内ユ
ニット内を通過するが、停止状態になれば、作動流体は
室外ユニット内に貯蔵され、室内ユニットや連結管から
作動流体が洩れることもなく、極めて安全である。また
図３に示した貯蔵タンクに作動流体を貯えれば、貯蔵タ
ンクごと交換が可能で、作動流体の充填あるいは室内ユ
ニット、室外ユニットの移設と安全と作業の容易さなど
の効果をあげることができる。
【図１】この発明の一実施例を示すセパレート式空気調
和装置の冷凍サイクルの概略構成図
和装置の冷凍サイクルの概略構成図
【図２】同電気回路図
【図３】他の実施例を示す冷凍サイクルの概略構成図
【図４】他の実施例を示す冷凍サイクルの概略部分構成
図
図
【図５】従来のセパレート式空気調和装置の冷凍サイク
ルの概略構成図
ルの概略構成図
１ 圧縮機
２ 凝縮器
３ 蒸発器
４ キャピラリチューブ
５ 第１の連結管
６ 第２の連結管
７ 室内側送風機
８ 室外側の送風機
１４ 第１の電磁弁
１５ 第２の電磁弁
１６ 圧力スイッチ
Claims (3)
- 【請求項１】室内ユニットに収納された蒸発器と室外ユ
ニットに収納された圧縮機と凝縮器と、前記室内ユニッ
トと前記室外ユニットを連結する第１の連結管と第２の
連結管と減圧調整装置と単一もしくは２種類以上の混合
作動流体のうち、少なくとも１種類が可燃性である該作
動流体とから冷凍サイクルを構成し、運転停止時、前記
作動流体を前記室外ユニットに貯蔵するセパレート式空
気調和装置であって、該冷凍サイクル中に前記圧縮機か
ら前記室内ユニットへ排出される途中の前記第１の連結
管の接続口までに第１の電磁弁と、前記室内ユニットか
ら前記圧縮機に吸入される途中の前記第２の連結管の接
続口と前記圧縮機の間に第２の電磁弁とを前記室外ユニ
ット内に設け、前記第１の電磁弁から前記蒸発器を介し
て前記圧縮機までの該冷凍サイクル中に圧力検出装置を
設け、運転を停止する信号が出てから、前記圧力検出装
置の大気圧と同等以下の作動設定圧力に達するまで、前
記圧縮機を運転し該作動流体を前記室外ユニット内に貯
蔵することを特徴とするセパレート式空気調和装置。 - 【請求項２】セパレート式空気調和装置において、前記
第１と第２の電磁弁を第１と第２の切換弁に置き換え、
該第１の切換弁と該第２の切換弁とをバイパス管で連結
し、該バイパス管に貯蔵タンクを設け、運転を停止する
と前記作動流体を該貯蔵タンクに貯蔵することを特徴と
する請求項１記載のセパレート式空気調和装置。 - 【請求項３】セパレート式空気調和装置において、前記
第１の電磁弁を第１の切換弁に置き換え、第１の切換弁
と貯蔵タンクを接続パイプで接続し、運転を停止すると
前記作動流体を該貯蔵タンクに貯蔵することを特徴とす
る請求項１記載のセパレート式空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33636393A JP3530983B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | セパレート式空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33636393A JP3530983B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | セパレート式空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07190510A JPH07190510A (ja) | 1995-07-28 |
| JP3530983B2 true JP3530983B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=18298367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33636393A Expired - Lifetime JP3530983B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | セパレート式空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3530983B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015083529A1 (ja) | 2013-12-02 | 2015-06-11 | 三菱重工業株式会社 | 空気調和機 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1137617A (ja) * | 1997-07-15 | 1999-02-12 | Daikin Ind Ltd | 自然冷媒を用いた空気調和装置 |
| JP4520127B2 (ja) * | 1998-05-26 | 2010-08-04 | パナソニック株式会社 | 空気調和装置の室外機保管・運送・設置方法、及び冷凍装置の保管・運送・設置方法 |
| JP4200249B2 (ja) * | 1999-10-01 | 2008-12-24 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP4985585B2 (ja) * | 2008-08-21 | 2012-07-25 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
| CN102147125A (zh) * | 2010-02-04 | 2011-08-10 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器及其制冷剂的处理方法 |
| CN102519188A (zh) * | 2011-12-13 | 2012-06-27 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 一种保护热泵热水器压缩机装置 |
| CN103591742B (zh) * | 2012-08-15 | 2016-01-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 冷凝机组开机控制方法、装置及系统 |
| KR101485350B1 (ko) * | 2013-07-24 | 2015-01-26 | 이원일 | 화재 방어 기능을 가진 에어컨 |
| CN105180498A (zh) * | 2015-09-02 | 2015-12-23 | 广东美的制冷设备有限公司 | 分体落地式空调器、冷媒回收方法和冷媒回收装置 |
| CN105928264A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-09-07 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调系统及其运行方法 |
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