JP3530070B2 - 部分洗い装置付き洗濯機 - Google Patents

部分洗い装置付き洗濯機

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JP3530070B2 JP12108799A JP12108799A JP3530070B2 JP 3530070 B2 JP3530070 B2 JP 3530070B2 JP 12108799 A JP12108799 A JP 12108799A JP 12108799 A JP12108799 A JP 12108799A JP 3530070 B2 JP3530070 B2 JP 3530070B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波による洗浄
作用を利用して衣類の部分汚れを落とす部分洗い装置を
備えた洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の家庭用洗濯機ではカッターシャツ
の衿や袖口、靴下などの頑固汚れが落ち難かったので、
その部分を予めブラシや手洗いによって前洗浄するのが
一般的であった。しかしながら、前洗浄は手間がかかる
のに加えて繊維の摩擦による布損傷が大きいという問題
がある。
【0003】そこで、特開平4-224793号公報に
は部分洗い装置付き洗濯機が提案されている。図8にこ
の洗濯機の構成を示す。
【0004】部分洗い装置である噴射ノズル21は洗濯
機本体22内の洗濯槽23の上方に位置しており、洗浄
水供給部材25のポンプ26によって洗濯槽23内の洗
浄水が供給される。この洗浄水は超音波発生部材27で
発生した超音波振動が与えられた後、洗濯槽23へ向け
て噴射される。噴射する洗浄水に被洗浄物の汚れ部分を
当てると、その振動加速度と噴射圧との相乗効果によっ
て汚れが落ちる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4-224793号公報の部分洗い装置では噴射ノ
ズル21は洗濯機本体22内に設けられており、床面か
ら約750〜800mmの高さに位置している。このた
め、使用者は前傾姿勢での作業を強いられるので非常に
疲れる。
【0006】また、この種の部分洗い装置では約500
kHz〜数MHzといった比較的高周波帯の超音波振動を用い
ており、さらに上記構成のものでは噴射ノズル21で絞
り込むことによりエネルギー密度を高めている。これに
よって、噴射ノズル21より噴出する洗浄水の流速は数
m/secとなり、被洗浄物に当たると飛散して洗濯機の周
囲を濡らしてしまうことが多々あった。
【0007】また、噴射ノズル21から噴出される洗浄
水の超音波強度は噴射ノズル21の先端部で最も高く、
周波数によっても多少異なるが、その先端部から数十mm
離れると周波数は急激に減衰する。故に、高い洗浄効果
が得られる噴射ノズル21から被洗浄物までの距離は限
定される。例えば、周波数が1MHzであれば噴射ノズル
21の先端部から20mm程度の距離で被洗浄物を洗浄す
る必要がある。しかしながら、上記洗濯機では噴射ノズ
ル21から被洗浄物までの距離を一定に保持しにくいの
で、作業の仕方によっては洗浄効果が著しく低下するお
それがあった。
【0008】本発明は上記課題をかんがみて成されたも
のであり、使用勝手がよく効果的に洗浄を行うことがで
きる部分洗い装置を備えた洗濯機を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の洗濯機は、超音波振動する超音波振動子と該
超音波振動を増幅させる超音波振動ホーンと該超音波振
動ホーンの先端部へ給水する給水手段とから成るもので
あって、超音波振動ホーンの先端部に被洗浄物の汚れ部
分を押し当てて該被洗浄物に超音波振動が与えられた水
を供給する部分洗い装置と、前後で2つに山折りして開
成するものであって、開成していく途中でその前縁部が
洗濯槽の直径の位置でロックできるフタと、を備え、
分洗い装置は洗濯機本体に対して着脱できるとともに、
フタのうち手前側フタ部の上面の横方向の中心に部分洗
い装置を取り付け、かつフタを該位置でロックした状態
では、部分洗い装置は洗濯槽のほぼ中央真上に位置し、
被洗浄物の洗浄を行なうことを特徴とする。
【0010】上記部分洗い装置では、超音波振動子で発
生する超音波振動は超音波振動ホーンによって振幅が増
幅され、振動エネルギーが収束して高エネルギーとな
る。この高エネルギーの超音波振動が、給水手段によっ
て超音波振動ホーンの先端部に供給された水に与えられ
る。
【0011】被洗浄物の汚れ部分を該先端部に押し当て
ることで、被洗浄物には超音波振動が与えられた水が供
給され、また先端部の振動機械力が直接与えられて汚れ
が除去される。特に、この部分洗い装置は洗濯機本体に
対して着脱できることから、洗濯機本体から取り外して
ハンディ型として使用したり、洗濯機本体に固定したま
ま両手で作業できるように使用することができる。
【0012】また、フタを開成していくと部分洗い装置
は洗濯機本体内の洗濯槽の中央の真上に位置させること
ができる。
【0013】また本発明は上記構成の洗濯機において、
部分洗い装置には超音波振動ホーンの先端部に筒状のカ
バーが設けられており、該カバーは超音波振動ホーンの
先端部を露出、埋没させる方向に可動であることを特徴
とする。故に、通常は超音波振動装置の先端部はカバー
内に埋没しており、被洗浄物を押し当てるとカバーが持
ち上がって先端部が被洗浄物に振れることができる。
た本発明は上記構成の洗濯機において、部分洗い装置を
被洗浄物に押し当てると、カバーは、被洗浄物に接触し
て超音波振動ホーンの先端部が露出する方向に移動し、
このカバーの先端の端面と超音波振動ホーンの先端部と
が被洗浄物に接触している状態で、超音波振動が与えら
れた水がカバー内で被洗浄物へ供給されることを特徴と
する。また本発明は上記構成の洗濯機において、部分洗
い装置をその内側に挿入して前記洗濯機本体に取り付け
るための固定部材を備え、固定部材の先端は、先細り
状、かつその下端は開口し、この下端開口は前記カバー
の先端の開口よりも径が小さくなっており、部分洗い装
置を固定部材に挿入したとき、カバーは、超音波振動ホ
ーンの先端部が露出する方向に移動し、この先端部が固
定部材の下端開口から露出する位置で係止されることを
特徴とする。
【0014】また本発明は上記構成の洗濯機において、
カバーの先端の端面は摩擦低減処理されていることを特
徴とする。故に、カバーの先端の端面が被洗浄物に接触
しても摩擦が少ない。
【0015】また本発明は上記構成の洗濯機において、
前記固定部材は、洗濯機本体に対して着脱できることを
特徴とする。故に、該固定部材を部分洗いの作業しやす
い位置に取り付けたり、或いは他の作業の邪魔にならな
い位置に取り付けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本実施形態の部分洗い
装置付き洗濯機の斜視図である。1は洗濯機本体、2は
フタ、3は洗濯槽、4は超音波駆動用電気パルスを発生
させる発振機、5は水道蛇口に接続されていて洗濯槽3
へ給水する給水口である。
【0017】また、10は超音波により被洗浄物の汚れ
を除去する部分洗い装置であり、接続線14を介して洗
濯機本体1に接続されている。18は該部分洗い装置1
0を収納した状態で洗濯機本体1に固定するための固定
部材であり、マグネットによる吸着などにて洗濯機本体
1に取り付けられている。
【0018】部分洗い装置10はケース内に超音波加振
部と給水手段とを備えたものである。図2は該超音波加
振部の斜視図である。11は発振機4(図1参照)からの
駆動信号により超音波振動する超音波振動子である。ま
た、12はその振動を増幅させる超音波振動ホーンであ
る。
【0019】図3は部分洗い装置10の断面図である。
ケース13は上部がグリップ部131、下部が本体部1
32となっており、その内部には超音波加振部11,1
2が支持フランジ13aにて支持、固定されている。本
体部132は内部に超音波振動ホーン12が位置してお
り、その先端は超音波振動ホーン12と同様に先細り状
になっている。
【0020】グリップ部131の上端に接続された接続
線14はリード線15と給水管16とから成り、リード
線15により超音波振動子11は発振機4(図1参照)に
接続されている。また、給水管16は給水口5(図1参
照)から分岐したもので、支持フランジ13aのところ
まで延びている。
【0021】ケース13の下端には筒状のカバー17が
外側から填められている。このカバー17は、ケース1
3に対して一定の範囲に規制されながら上下方向に摺動
することができる。図3はカバー17が最も下に位置し
たときを示しており、超音波振動ホーン12の先端部1
2aはカバー17内に埋没している。カバー17が最も
上に位置すると、該先端部12aは露出する。
【0022】この部分洗い装置10の使用について説明
する。図1に示すように固定部材18からはグリップ部
131が露出しており、使用者はこの部分を握って部分
洗い装置10を取り出す。
【0023】該部分洗い装置10では、図3において超
音波振動子11が前記発振機4からの駆動信号を受信し
その共振周波数で振動しており、超音波振動ホーン12
の先端部12aでその振動の振幅が増幅される。尚、振
幅の増幅は超音波振動ホーン12の材質と形状にもよる
が数倍〜数十倍以上となる。
【0024】また、水は前記給水口5より給水管16を
介してケース13内に供給され、ケース13の内側面を
流下する。そして、ケース13の下端に達した水には超
音波振動ホーン12の先端部12aより振動が与えられ
る。これによって、水は毛細表面波を生じて微粒化し、
加速されてケース13の下端開口から流れ落ちる。
【0025】図4は部分洗い装置10による作業の状態
を示した図である。使用者がグリップ部131を握って
カバー17の先端を被洗浄物6の汚れ部分6aに押し当
てると、カバー17が持ち上がって超音波振動ホーン1
2の先端部12a(図3参照)とカバー17の先端の端面
17aが被洗浄物6に触れる。
【0026】汚れ部分6aにはケース13より超音波振
動が与えられた水が流下し、被洗浄物6の表面及び繊維
内に強力なキャビテーションが発生する。また、超音波
振動ホーン12の先端部12aに触れることで被洗浄物
6には数十kHzの物理的な振動機械力が直接与えられ
る。これらの相乗効果により部分汚れ6aは極めて効果
的に除去される。
【0027】使用者は洗浄具合を目視で確認しながら、
作業の終了又は続行の判断を行えばよい。そして、部分
洗いを終えた被洗浄物6はそのまま洗濯槽3(図1参照)
に投入し、通常の洗濯を行う。
【0028】上記部分洗い装置10では、被洗浄物6に
供給される水は霧状であって被洗浄物6に浸透する程度
であり、また被洗浄物6への給水はカバー17内で行わ
れることから周囲に水が飛び散りにくい構成となってい
る。
【0029】また、被洗浄物6を超音波振動ホーン12
の先端部12aに接触させる構成なので、作業の仕方に
よって被洗浄物6から先端部12aまでの距離が変わる
という不都合がない。故に、常に一定の洗浄効果を得る
ことができる。
【0030】また、部分洗い装置10に被洗浄物6が押
し当てられていないとき、超音波振動ホーン12の先端
部12aはカバー17で覆われている。故に、超音波振
動する該先端部12aに不用意に手が触れて傷めるとい
うことがない。
【0031】さらに、上記部分洗い装置10ではカバー
17の端面17aにはフッ素樹脂塗装などの低摩擦処理
が施されており、部分洗い装置10を汚れ部分6aに沿
ってスムーズに移動させることができ、且つ繊維を傷め
るおそれがない。尚、超音波振動ホーン12の先端部1
2aは超音波振動していることから摩擦抵抗は低い状態
にある。
【0032】次に、部分洗い装置10を洗濯機本体1に
固定して使用する場合について説明する。図5はこの場
合の洗濯機の斜視図である。フタ2は前後に2つに山折
りして開成するものであり、手前フタ部2aの横方向の
中心に前縁部に近接して部分洗い装置10及び固定部材
18が取り付けられている。
【0033】フタ2は開成していく途中でその前縁部が
洗濯槽3の直径の位置に達したとき、図示しないマグネ
ットなどで簡易的にロックすることができ、これによっ
て部分洗い装置10の動作姿勢が整う。このとき、部分
洗い装置10は洗濯槽3のほぼ中央の真上に位置する。
【0034】図6は、図5の状態で作業を行ったときの
部分洗い装置10及び固定部材18の断面図である。固
定部材18内に挿入された部分洗い装置10は、支持フ
ランジ18aにて支持、固定されている。
【0035】固定部材18の先端はケース13と同様に
先細り状になっており、またその下端開口はカバー17
の先端の開口よりも径が小さくなっている。故に、部分
洗い装置10を挿入したときカバー17だけが固定部材
18の側面に係止され、ケース13に対して持ち上がっ
た状態となる。これによって、固定部材18の下端開口
からは超音波振動ホーン12の先端部12aが僅かに露
出する。
【0036】使用者は、固定部材18より露出した超音
波振動ホーン12の先端部12aに被洗浄物6を押し当
てて左右に移動させる。被洗浄物6の部分汚れ6aは、
超音波振動が与えられた水と先端部12aによる振動機
械力との相乗効果により極めて効果的に除去される。
【0037】このとき、部分洗い装置10はフタ2に固
定されているので、洗濯機によっても多少異なるが約9
00mm以上の高さに位置することになる。故に、使用者
はほぼ直立した作業姿勢をとることができ、作業をとて
も楽に行える。
【0038】本実施形態の部分洗い装置10は、上述し
たように洗濯機本体1より取り外しハンディ型として使
用したり、洗濯機本体1に固定したまま使用することが
できる。ハンディ型として使用する場合は、スポット的
なシミ汚れを除去するのに好適である。
【0039】洗濯機本体1に固定する場合は、部分洗い
装置10は洗濯槽3の中央、即ち本体開口1aの間口が
最も広いところに位置するので、衿汚れなどの長尺なも
のを洗浄するのに非常に作業性がよい。また、両手を使
って作業することができる。
【0040】従って、被洗浄物6や汚れ部分6aの大き
さなどによって部分洗い装置10による作業の仕方を使
い分けることができる。
【0041】また、固定部材18は洗濯機本体1に対し
て着脱自在であることから、部分洗い装置10をハンデ
ィ型として使用する場合は、本体開口1aから被洗浄物
を出し入れする際に部分洗い装置10及び固定部材18
が邪魔にならない位置に取り付けるとよい。図1に示す
ように洗濯機本体1の側面に取り付けておくのも一例で
ある。
【0042】次に、本発明に係る洗濯機にて実際に布の
洗浄試験を行った結果を以下に示す。本試験ではJIS電
気洗濯機C9606洗浄試験に準拠して人工汚染布(衿汚れを
模擬したもの)を試験布に用いて洗浄度(%)を求めたも
のである。尚、洗浄度(%)は 洗浄度(%)=(洗浄後反射率-洗浄前反射率)/(原布反射
率-洗浄前反射率)×100 によって求められる。
【0043】試験の条件としては、出力30Wで40kHz
の周波数を発生させる発振機を用いた。また、洗浄水に
は25℃に調節された水道水を用い、事前に汚染布に市
販部分洗い用液体洗剤を標準使用量塗布した。
【0044】図7は本試験の結果を示した図であり、洗
浄時間に対する洗浄度(%)を示している。該図に示すよ
うに、本発明の部分洗い装置によればわずか10秒程度
で90%を越える洗浄度が得られている。これに対し
て、ブラシ洗浄及び手もみ洗浄では洗浄時間が12倍に
なっても洗浄度は90%以下であり、部分洗い装置は顕
著な洗浄効果を発揮していることが分かる。また、洗浄
後の人工汚染布の状態は、ブラシ洗浄、手もみ洗浄とも
に摩擦損傷が見られたが、超音波洗浄ではほとんど損傷
がみられず、損傷に対しても優位性が明かである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の洗濯機に
備えられた部分洗い装置は、被洗浄物に供給される水は
霧状になっており、周囲に飛び散りにくい。また、被洗
浄物や汚れ部分の大きさなどによって部分洗い装置の使
い方を選択することができ、使い勝手がよい。さらに、
被洗浄物を超音波振動ホーンの先端部に押し当てる構成
であることから、これらの間に距離は一定となる。従っ
て、常に同じ洗浄効果を得ることができる。
【0046】また、部分洗い装置はフタに固定すること
によって楽な姿勢で作業を行うことができる。更に、
タを開成していくと部分洗い装置は洗濯機本体内の洗濯
槽の真上に位置するので、長尺なものを洗浄する際に便
利である。
【0047】また本発明の洗濯機に備えられた部分洗い
装置は、カバーを設けることにより水が飛び散るのを防
止する。また、不用意に超音波振動ホーンの先端部に手
が触れるのを防止する。
【0048】また本発明の洗濯機に備えられた部分洗い
装置は、カバーの先端の端面に被洗浄物を当ててスムー
ズに移動させることができる。また、このとき摩擦によ
り布が傷むことがない。
【0049】また本発明の洗濯機に備えられた部分洗い
装置は、固定部材を部分洗いの作業しやすい位置に取り
付けたり、或いは他の作業の邪魔にならない位置に取り
付けることができる。故に、使用勝手のよいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である洗濯機の斜視図
である。
【図2】 本実施形態の部分洗い装置に備えられる超音
波加振部の斜視図である。
【図3】 本実施形態の部分洗い装置の断面図である。
【図4】 本実施形態の部分洗い装置による作業の様子
を示す図である。
【図5】 本実施形態の洗濯機の斜視図である。
【図6】 本実施形態の部分洗い装置の断面図である。
【図7】 本発明に係る洗濯機の洗浄試験の結果を示す
グラフである。
【図8】 従来の部分洗い装置を備えた洗濯機の斜視図
である。
【符号の説明】
1 洗濯機本体 2 フタ 2a 手前側フタ部 3 洗濯槽 6 被洗浄物 6a 汚れ部分 10 部分洗い装置 11 超音波振動子 12 超音波振動ホーン 12a 先端部 16 給水管 17 カバー 17a 端面 18 固定部材
フロントページの続き (72)発明者 田丸 理恵 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−122889(JP,A) 特開 平7−282887(JP,A) 特開 平9−122613(JP,A) 実開 昭49−22293(JP,U) 実公 昭45−29115(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 19/00 D06F 7/04 D06F 39/14 B08B 3/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動する超音波振動子と該超音波振
    動を増幅させる超音波振動ホーンと該超音波振動ホーン
    の先端部へ給水する給水手段とから成るものであって、
    前記超音波振動ホーンの先端部に被洗浄物の汚れ部分を
    押し当てて該被洗浄物に超音波振動が与えられた水を供
    給する部分洗い装置と 前後で2つに山折りして開成するものであって、開成し
    ていく途中でその前縁部が洗濯槽の直径の位置でロック
    できるフタと、 を備え、前記 部分洗い装置は洗濯機本体に対して着脱で
    きるとともに、前記フタのうち手前側フタ部の上面の横
    方向の中心に前記部分洗い装置を取り付け、かつ前記フ
    タを前記位置でロックした状態では、前記部分洗い装置
    は前記洗濯槽のほぼ中央真上に位置し、前記被洗浄物の
    洗浄を行なうことを特徴とする部分洗い装置付き洗濯
    機。
  2. 【請求項2】前記部分洗い装置には前記超音波振動ホー
    ンの先端部に筒状のカバーが設けられており、該カバー
    は前記超音波振動ホーンの先端部を露出、埋没させる方
    向に可動であることを特徴とする請求項1に記載の部分
    洗い装置付き洗濯機。
  3. 【請求項3】前記部分洗い装置を被洗浄物に押し当てる
    と、前記カバーは、前記被洗浄物に接触して前記超音波
    振動ホーンの先端部が露出する方向に移動し、このカバ
    ーの先端の端面と前記超音波振動ホーンの先端部とが前
    記被洗浄物に接触している状態で、前記超音波振動が与
    えられた水が前記カバー内で前記被洗浄物へ供給される
    ことを特徴とする請求項2に記載の部分洗い装置付き洗
    濯機。
  4. 【請求項4】前記部分洗い装置をその内側に挿入して前
    記洗濯機本体に取り付けるための固定部材を備え、 前記固定部材の先端は、先細り状、かつその下端は開口
    し、この下端開口は前記カバーの先端の開口よりも径が
    小さくなっており、 前記部分洗い装置を前記固定部材に挿入したとき、前記
    カバーは、前記超音波振動ホーンの先端部が露出する方
    向に移動し、この先端部が前記固定部材の下端開口から
    露出する位置で係止されることを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の部分洗い装置付き洗濯機。
  5. 【請求項5】前記カバーの先端の端面は摩擦低減処理さ
    れていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項
    に記載の部分洗い装置付き洗濯機。
  6. 【請求項6】前記固定部材は、前記洗濯機本体に対して
    着脱できることを特徴とする請求項に記載の部分洗い
    装置付き洗濯機。
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