JP3528004B2 - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JP3528004B2
JP3528004B2 JP25911493A JP25911493A JP3528004B2 JP 3528004 B2 JP3528004 B2 JP 3528004B2 JP 25911493 A JP25911493 A JP 25911493A JP 25911493 A JP25911493 A JP 25911493A JP 3528004 B2 JP3528004 B2 JP 3528004B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、画像処理システムに
関し、より特定的には、複数の画像処理端末がネットワ
ークを介して通信可能に結合され、各画像処理端末はそ
れぞれ画像データを記憶するための2次記憶装置を備え
ている画像処理システムに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、大型汎用コンピュータに代わっ
て、処理能力が著しく向上しているパーソナルコンピュ
ータやワークステーション等の小型コンピュータを活用
してLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等を組
む動きが活発化している。こうした小型機への移行は、
「ダウンサイジング」と呼ばれ、主としてコストの削減
や開発期間の短縮化を目的としている。印刷・製版等の
画像処理の分野においても、ダウンサイジングが急速に
進められている。例えば、分散配置された複数台の画像
処理端末がネットワーク環境下で動作し、システムに入
力された種々の画像データに対して並行的に所定の画像
処理を実行するような画像処理システムが一般的になり
つつある。 【0003】ところで、印刷・製版処理システムのよう
に高精細な画像データを取り扱う画像処理システムで
は、膨大な記憶容量の2次記憶装置(磁気ディスク装置
等)を必要とする。例えば、写真原稿を入力線数175
/インチ(8bit/color,4color/pi
cture)で入力すると、A4サイズではデータ量が
約60Mバイトにもなる。したがって、A4原稿100
ページ分を印刷・製版処理システムの2次記憶装置に格
納するためには約6Gバイトの記憶容量が必要となる。 【0004】もし、システム内にサーバーを設け、上記
のような大量の画像データをサーバーの2次記憶装置内
に格納して集中管理しようとすると、サーバーマシンと
して極めて高速で高性能のコンピュータ(ワークステー
ション等)を必要とするため、システムの価格が高くな
ってしまう。そのため、ネットワークに接続された各画
像処理端末の2次記憶装置に画像データを分散格納し、
各画像処理装置で画像データを分散管理することが好ま
しい。 【0005】従来、画像データを各画像処理端末の2次
記憶装置に分散格納する場合、以下のような手法が採ら
れていた。 (1)第1の手法は、画像データを格納した2次記憶装
置およびその内部のディレクトリをオペレータが記憶し
ておき、使用時に画像データを作業領域に移動させる方
法である。 (2)第2の手法は、最近のOS(オペレーション・シ
ステム)においてサポートされている仮想ディレクトリ
の技法(例えば、マウントと呼ばれている)を用いて、
画像データを管理する方法である。この仮想ディレクト
リの技法は、他の画像処理端末の2次記憶装置内のディ
レクトリを、自己の2次記憶装置内のディレクトリの下
に仮想的に存在するように見せる技法を言う。このよう
な方法を用いれば、通常のアクセスと同じ方法で他の画
像処理端末の2次記憶装置内のディレクトリ下のファイ
ルがアクセスできる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の分散格納の手法によれば、以下のような種
々の問題点が指摘される。 (1)上記第1の手法についての問題点 画像データを格納する毎に、それを格納した画像処理端
末および2次記憶装置の番号または名称と、ディレクト
リ名とをオペレータが記憶または書き留めておかなけれ
ばならず、オペレータの作業負担が大きくなる。また、
画像データの管理上で人為的ミスが発生し易くなり、誤
って異なる画像データを改変したり削除したりする危険
性が大きくなる。 【0007】(2)上記第1および第2の手法に共通の
問題点 画像データを格納する毎に、画像データのデータ量と、
格納対象となる2次記憶装置の空き容量とを調べて、当
該画像データを当該2次記憶装置に格納可能か否かを判
断しなければならず、オペレータの作業負担が大きくな
る。特に、最近の画像処理システムでは、画像ファイル
と共に、その間引きデータやアイコンデータを作成して
格納するのが一般的になっており、格納すべき画像デー
タのデータ量の計算が煩雑である。 【0008】(3)上記第2の手法についての問題点 上記のような仮想ディレクトリの技法を用いるために
は、オペレータがOS(オペレーション・システム)の
コマンドを使用して、各画像ファイルについてソフト的
なリンクを張る作業を行わなければならず、オペレータ
の作業負担が大きくなる。また、オペレーションミスも
発生し易くなる。 【0009】それゆえに、本発明の目的は、複数の画像
ファイルを複数の画像処理端末の2次記憶装置に分散さ
せて格納する場合、オペレータの煩雑な処理,管理作業
を軽減し得る画像処理システムを提供することである。 【0010】 【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、複数の画像処理端末がネットワークを介して通信可
能に結合され、各画像処理端末はそれぞれ画像データを
記憶するための2次記憶装置を備えている画像処理シス
テムであって、前記画像処理端末の2次記憶装置内に
ョブ毎に当該ジョブに対応する格納予定ディレクトリを
予め作成する格納予定ディレクトリ作成手段、前記ジョ
ブによって前記2次記憶装置に格納すべき画像データが
発生したとき、当該画像データのデータ量を演算するデ
ータ量演算手段、前記データ量演算手段の演算結果に基
づいて、前記ジョブに対応する格納予定ディレクトリに
対して確保されている記憶領域に当該画像データを格納
可能か否かを判定する判定手段、前記判定手段の判定の
結果、前記ジョブに対応する格納予定ディレクトリに対
して確保されている記憶領域に格納可能な場合、当該画
像データを当該記憶領域に格納する第1の格納手段、前
記判定手段の判定の結果、前記ジョブに対応する格納予
定ディレクトリに対して確保されている記憶領域に格納
不可能な場合、前記各2次記憶装置内の他の記憶領域の
中から最適な記憶領域を選択し、当該画像データを当該
選択された記憶領域に格納する第2の格納手段、および
前記第2の格納手段によって前記選択された記憶領域に
前記画像データが格納されたとき、前記選択された記憶
領域と前記格納予定ディレクトリ作成手段によって作成
された格納予定ディレクトリとの間を関連付けるリンク
情報を前記格納予定ディレクトリの下に設定するリンク
情報設定手段を備え、前記第2の格納手段は、前記画像
処理端末毎に設定された前記記憶領域の固有順序と、前
記画像処理端末それぞれの2次記憶装置における前記記
憶領域毎の使用状況とから求められる優先順位に従う順
序で、前記画像データを格納可能な最も優先順位の高い
記憶領域を前記最適な記憶領域として選択することを特
徴とする。 【0011】 【0012】 【作用】請求項1に係わる発明においては、画像処理端
末の2次記憶装置内にジョブ毎に当該ジョブに対応する
格納ディレクトリを予め作成しておき、ジョブによって
格納すべき画像データが発生したとき、当該画像データ
のデータ量を演算して、当該画像データが対応するジョ
ブに対応する格納予定ディレクトリに対して確保されて
いる記憶領域に格納可能か否かを判定する。もし、画像
データを当該画像データのジョブに対応する格納予定デ
ィレクトリに対して確保されている記憶領域に格納可能
な場合は、画像データを当該記憶領域に格納する。一
方、画像データに対応するジョブに対応する格納予定デ
ィレクトリに対して確保されている記憶領域に格納不可
能な場合は、各2次記憶装置内の他の記憶領域の中か
ら、前記画像処理端末毎に設定された前記記憶領域の固
有順序と、前記画像処理端末それぞれの2次記憶装置に
おける前記記憶領域毎の使用状況とから求められる優先
順位に従う順序で、前記画像データを格納可能な最も優
先順位の高い記憶領域を前記最適な記憶領域として選択
し、画像データをこの選択された記憶領域に格納する。
これによって、オペレータが画像データのデータ量およ
び各2次記憶装置内の各記憶領域の空き容量を計算し
て、画像データを格納可能な最適な記憶領域を探し出す
手間が省ける。さらに、画像データが実際に格納された
記憶領域と、当該画像データに対応するジョブに対応す
る格納予定ディレクトリとの間を関連付けるリンク情報
を設定することにより、当該記憶領域と格納予定ディレ
クトリとの間のデータパスを自動的に規定する。これに
よって、画像データが対応するジョブに対応する格納予
定ディレクトリとは異なる記憶領域に格納された場合で
あっても、あたかも当該画像データが対応するジョブに
対応する格納予定ディレクトリ下に格納されているよう
に扱うことができる。 【0013】 【0014】 【実施例】図1は、本発明の一実施例の印刷・製版処理
システムの構成を示すブロック図である。図1におい
て、画像処理端末としての複数のワークステーション
(以下、WSと略記する)#1〜WS#4が、有線また
は無線のネットワーク1を介して通信可能に結合されて
いる。各WS#1〜WS#4には、2次記憶装置として
の複数の磁気ディスク装置2が接続されている。また、
各WS#1〜WS#4には、オフライン記憶媒体として
の光磁気ディスク装置(以下、MODと略記する)3が
接続されている。さらに、WS#3,#4には、オフラ
イン記憶媒体としての8mm磁気テープ4が接続されて
いる。さらに、WS#1には、写真原稿等の原画像から
画像情報を読み取るための複数のイメージスキャナ5が
接続されている。各磁気ディスク装置2には、画像デー
タが分散格納される。 【0015】次に、図2〜図4を参照して、図1の印刷
・製版処理システムで実現しているオペレータの操作環
境およびGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェ
イス)環境について説明する。図2は、各WS#1〜W
S#4内のディスプレイ装置(図示せず)に表示された
初期画面の一例を示している。図2において、当該ディ
スプレイ装置の初期画面は、ジョブウインドウJWと、
ページウインドウPWと、ツールウインドウTWと、デ
バイスウインドウDWとを含む。 【0016】上記ジョブウインドウJW内には、システ
ム内に存在するジョブ(図示ではJobと表記してい
る)を示すジョブアイコンが表示される。図2では、一
例として、ジョブ1〜4を表すジョブアイコンJI1〜
JI4が表示されている。なお、ジョブとは、複数の印
刷物に対する画像処理作業を、各WS#1〜WS#4で
分担して行うために設定される所定の作業管理単位を言
う。例えば、1つのカタログに対する作業が、1つのジ
ョブとして管理される。ページウインドウPW内には、
選択されたジョブに含まれているページを示すページア
イコンが表示される。図2では、一例として、ジョブア
イコンJI1が選択され、ジョブ1に含まれるページ1
〜8を表すページアイコンPI1〜PI8が表示されて
いる。なお、ジョブとそれに含まれるページは磁気ディ
スク装置2上のディレクトリ階層構造で管理される。例
えば、ジョブ1に対応するディレクトリの下には、ジョ
ブ1に含まれるページ1〜8に対応するサブディレクト
リが存在する。 【0017】ツールウインドウTW内には、画像データ
の処理時に使用するアプリケーションソフトを示すツー
ルアイコンが表示される。図2では、一例として、ツー
ルA〜Eを表すツールアイコンTI1〜TI5が表示さ
れている。デバイスウインドウDW内には、画像データ
の入出力に関連するデバイスアイコンが表示される。図
2では、一例として、入力ステーションを表す入力ステ
ーションアイコンDI1と、MODを表すMODアイコ
ンDI2と、8mm磁気テープを表す8mmアイコンD
I3と、データ削除のためのごみ箱を表すごみ箱アイコ
ンDI4とが表示されている。 【0018】図3は、WSを操作して、MOD3に格納
された画像ファイルを、所定のジョブの所定のページに
属するディレクトリに格納する際に、当該WS内のディ
スプレイ装置(図示せず)の表示状態が遷移する様子を
示している。また、図4のフローチャートは、MOD3
に格納された画像ファイルを、所定のジョブの所定のペ
ージに属するディレクトリに格納する場合のオペレータ
の操作手順を示している。なお、以下には、一例とし
て、MOD3に格納された画像ファイルA.CTを、ジ
ョブ1のページ4に属するディレクトリに格納する場合
の操作手順を説明するが、他の画像ファイルを他のジョ
ブの他のページに属するディレクトリに格納する場合も
同様に操作されることを予め指摘しておく。 【0019】上記図3および図4を参照して、オペレー
タは、まずポインティングデバイスの一例のマウス(各
WSに付属している)を操作して、上記ディスプレイ装
置の画面上に表示された位置決めのためのポインタない
しカーソルをMODアイコンDI2の上に移動させ、当
該マウスのボタンをダブルクリックする(ステップS
1)。すると、図3に示すように、ディスプレイ装置の
画面上にMODウインドウMWがオープンする。このM
ODウインドウMW内には、そのとき選択されたMOD
3に格納されている画像ファイルを示すファイルアイコ
ンが表示される。図3では、一例として、画像ファイル
A.CT,B.CT,C.CT,D.LWおよびE.P
Gを表すファイルアイコンFI1,FI2,FI3,F
I4およびFI5が表示されている。 【0020】次に、オペレータは、画像ファイルA.C
Tに対応するファイルアイコンFI1の上にポインタを
移動させ、マウスボタンを押圧する(ステップS2)。
これによって、磁気ディスク装置2に格納する予定の画
像ファイルとして、画像ファイルA.CTが選択され
る。次に、オペレータは、マウスを操作して、ファイル
アイコンFI1を格納先のページ4に対応するページア
イコンPI4の上にドラッグ&ドロップする(ステップ
S3)。これによって、画像ファイルA.CTを格納す
る先のジョブ名(ジョブ1)およびページ番号(ページ
4)が確定する(ステップS4)。 【0021】上記のようにして、画像ファイルA.CT
を格納する先のジョブ名およびページ番号が確定する
と、画像ファイルA.CTは、予め作成された格納予定
ディレクトリ(すなわち、ジョブ1ディレクトリ下に属
するページ4ディレクトリ)の下に自動的に格納され
る。このとき、当該格納予定ディレクトリに対応するパ
ーティションの空き容量が少なく、画像ファイルA.C
Tを当該パーティションに格納できない場合は、全WS
#1〜WS#4の磁気ディスク装置2内の他のパーティ
ションが検索されて最適なパーティションが選択され、
その選択されたパーティションに画像ファイルA.CT
が格納される。ここで、パーティションとは、各磁気デ
ィスク装置2の記憶領域を管理するための論理的な単位
であり、1つの磁気ディスク装置2の記憶領域は、1以
上のパーティションに仕切られている。このように、パ
ーティションを1単位として、各磁気ディスク装置2の
記憶領域を管理するのは、OSが同時に扱えるアドレス
空間には、制限があるためである。 【0022】画像ファイルA.CTが、格納予定ディレ
クトリに対応するパーティションと異なる他のパーティ
ションに格納された場合は、当該他のパーティション内
の格納ディレクトリと、格納予定ディレクトリとの間で
ソフト的なリンクが自動的に設定され、画像ファイル
A.CTがあたかも格納予定ディレクトリ(ジョブ1デ
ィレクトリ下のページ4ディレクトリ)の下に格納され
ているように管理される。これによって、オペレータ
は、画像ファイルが格納されているパーティションおよ
びディレクトリを記憶したり書き留めたりする必要がな
くなり、またOSのコマンドを使用してリンク情報を設
定する必要もなくなる。 【0023】上記のように、本実施例の印刷・製版処理
システムでは、オペレータは格納すべき画像ファイルの
サイズおよび格納先パーティションの空き容量を全く意
識することなく、画像ファイルの格納先のジョブ名およ
びページ番号を指定するだけでよい。したがって、オペ
レータの作業負担が大幅に軽減され、また人為的管理操
作ミスの生じる可能性が著しく低減される。 【0024】以下には、さらに図面を参照して、本実施
例の印刷・製版処理システムがいかにして上記のような
操作環境およびGUI環境を実現しているかを説明す
る。まず、画像ファイルの格納予定ディレクトリの作成
動作について説明する。格納予定ディレクトリを作成す
る前に、オペレータは、ジョブ情報を所定のWSに入力
する。ここでは、一例として、WS#1にジョブ情報を
入力する場合について説明する。この場合、オペレータ
は、WS#1のディスプレイ装置(図示せず)に表示さ
れたジョブウインドウJW(図2参照)の上部に表示さ
れているジョブメニューJMを、WS#1に付属するマ
ウス(図示せず)等で選択する。すると、ジョブメニュ
ーJMの下には、プルダウンメニューPDM(図2の左
端参照)が表示される。次に、オペレータは、プルダウ
ンメニューPDMの中から、作成メニューPDM1をマ
ウス等で選択する。すると、図6に示すようなジョブ情
報入力ウインドウJIWが、図2の画面上の所定の位置
に表示される。次に、オペレータは、WS#1に付属す
るキーボード(図示せず)等を用いて、ジョブ情報入力
ウインドウJIWにジョブ情報(すなわち、ジョブ名,
そのジョブが有するページ数およびそのジョブに対する
作業期限)を入力する。このジョブ情報の入力が完了す
ると、オペレータは、ジョブ情報入力ウインドウJIW
内のOKアイコンOIをマウス等で選択する。これによ
って、入力されたジョブ情報がWS#1の内部メモリ
(図示せず)に一時的に保存される。 【0025】図5は、上記のようにしてジョブ情報が入
力されたWSが、入力ジョブ情報に対応する格納予定デ
ィレクトリを作成する際の動作を示すフローチャートで
ある。例えば、WS#1にジョブ情報が入力された場
合、WS#1は、当該ジョブ情報を、自己の内部メモリ
から取得する(ステップS11)。次に、WS#1は、
磁気ディスク装置2内において、空き容量が最大のパー
ティションを検索する(ステップS12)。次に、WS
#1は、当該検索されたパーティション内に、入力され
たジョブ情報に対応する格納予定ディレクトリを作成す
る(ステップS13)。図7に、ステップS13で作成
された格納予定ディレクトリの一例を示す。図7では、
パーティションディレクトリP10の下に、ジョブ1の
ディレクトリが、さらにその下にページ1〜8のディレ
クトリが作成されている(図7で点線で囲まれた部分参
照)。次に、WS#1は、図8のジョブ・格納予定パス
対応テーブルに、そのとき入力されたジョブ名と、その
ジョブに対して作成された格納予定ディレクトリへのパ
ス情報(ルートディレクトリから格納予定ディレクトリ
に至る経路を規定した情報)とを追加する(ステップS
14)。なお、このジョブ・格納予定パス対応テーブル
は、WS#1内に保存される。 【0026】図9は、図4の操作に従うWSの内部動作
を示すフローチャートである。図10は、図9のサブル
ーチンステップS103の詳細を示すフローチャートで
ある。図11は、図9のサブルーチンステップS106
の詳細を示すフローチャートである。以下、これら図9
〜図11を参照して、本実施例における画像ファイルの
格納動作を説明する。なお、以下には、一例として、W
S#1がMOD3内の画像ファイルA.CTを、ジョブ
1のページ4に属するディレクトリに格納する場合の動
作を説明するが、他の画像ファイルを他のジョブの他の
ページに属するディレクトリに格納する場合も同様に処
理されることを予め指摘しておく。 【0027】図9を参照して、WS#1は、まず図4の
ステップS4で確定した格納対象画像ファイルA.CT
の格納先ジョブ名(=ジョブ1)とページ番号(=ペー
ジ4)とを取得する(ステップS101)。次に、WS
#1は、取得したジョブ名(=ジョブ1)に対応する格
納予定ディレクトリへのパス情報(=ルート→P10)
を、図8のジョブ・格納予定パス対応テーブルから取得
する(ステップS102)。次に、WS#1は、画像フ
ァイルA.CTおよびその属性データ(間引き画像デー
タ,アイコンデータ)の合計データ量を演算する(ステ
ップS103)。 【0028】上記ステップS103の詳細は、図10に
示されている。図10において、WS#1は、まず格納
対象画像ファイルA.CTの各種画像情報(フォーマッ
ト,主・副走査方向サイズ,データ量等)を取得する
(ステップS201)。次に、WS#1は、間引き画像
データのデータ量を演算する(ステップS202)。こ
こで、間引き画像データとは、格納対象画像ファイルの
画素を間引いて作成される画像のデータであり、大デー
タ量の画像ファイルをディスプレイ装置へ表示可能な画
像とするために作成される。間引き画像データのデータ
量は、例えば次式(1)によって求められる。 間引き画像データ量=(ヘッダサイズ) +(原画の主走査方向の画素数) ×(原画の副走査方向の画素数) ×(間引き率)2 ×(色数) …(1) なお、上式(1)におけるヘッダサイズは、間引き画像
データに含まれるヘッダのサイズである。また、間引き
率は、例えば次式(2)によって求められる。 間引き率≒間引き入力線数/原画入力線数 …(2) 【0029】次に、WS#1は、アイコンデータのデー
タ量を演算する(ステップS203)。ここで、アイコ
ンデータは、格納対象画像ファイルをアイコン化して得
られるデータであり、ディスプレイ装置に間引き画像デ
ータを表示することなく、画像ファイルの大まかな中身
をオペレータに表示するために作成される。アイコンデ
ータのデータ量は、例えば次式(3)によって求められ
る。 アイコンデータ量=(ヘッダサイズ) +(アイコンの主走査方向の画素数) ×(アイコンの副走査方向の画素数) ×(色数) …(3) なお、上式(3)におけるヘッダサイズは、アイコンデ
ータに含まれるヘッダのサイズである。 【0030】次に、WS#1は、格納対象画像ファイル
A.CTのデータ量と、ステップS202で演算した間
引き画像データのデータ量と、ステップS203で演算
したアイコンデータのデータ量との合計を演算する(ス
テップS204)。ステップS204の動作が終了する
と、再び図9のメインルーチンにリターンする。 【0031】再び図9を参照して、WS#1は、格納対
象画像ファイルA.CTおよびその属性データ(間引き
画像データ,アイコンデータ)が、画像ファイルA.C
Tの格納予定ディレクトリ(ステップS102で取得さ
れる)に対応するパーティション内に格納可能か否かを
判断する(ステップS104)。このとき、WS#1
は、格納予定ディレクトリに対応するパーティションの
空き容量の方が、ステップS204で演算した格納対象
画像ファイルA.CTおよびその属性データの合計デー
タ量よりも多い場合に、当該格納対象画像ファイルA.
CTおよびその属性データを当該パーティション内に格
納可能と判断する。もし、格納可能と判断された場合、
WS#1は、上記パーティション内において、上記格納
予定ディレクトリ下に画像ファイルA.CTおよびその
属性データを格納する(ステップS105)。一方、格
納不可能と判断された場合、WS#1は、図14に例示
されているような格納優先順位テーブルを作成する(ス
テップS106)。 【0032】上記ステップS106の詳細は、図11に
示されている。図11を参照して、WS#1は、現在W
S#1で操作しているMOD3が、どのWSに接続され
たMODであるかを特定する情報(すなわち、格納対象
画像ファイルA.CTが格納されているMOD3が属し
ているWSの名称)を取得する(ステップS301)。
本実施例のシステムでは、あるWSに接続されたMOD
3の格納ファイルを、他のWSで操作することが可能で
あるため、操作対象のMOD3が属しているWSを特定
する必要がある。 【0033】次に、WS#1は、ステップS301で取
得したWS名に対応するWSから固有優先順位テーブル
を取得する(ステップS302)。この固有優先順位テ
ーブルは、予め各WS#1〜WS#4に初期設定されて
おり、それぞれ対応するWSから見て画像ファイルを格
納するのに適しているパーティションの優先順位をリス
トアップしている。優先順位の決定の基準としては、種
々の基準を採用可能であるが、本実施例では、画像ファ
イルのアクセス効率,作業効率等を重視して決定してい
る。そのため、各WS#1〜WS#4の固有優先順位テ
ーブルでは、それぞれ自己の磁気ディスク装置2内のパ
ーティションの優先順位が他のWSの磁気ディスク装置
2内のパーティションの優先順位よりも高くなってい
る。これは、或る1つのWSで処理する可能性の高い画
像ファイルは、できるだけそのWSの磁気ディスク装置
2内にまとめて格納したほうが、ネットワークを使用せ
ずに画像ファイルを扱える分、アクセス効率,作業効率
が高くなるからである。図12に、WS#1に初期設定
された固有優先順位テーブルの一例を示しておく。次
に、WS#1は、図13に例示されたような作業環境テ
ーブルを作成する(ステップS303)。この作業環境
テーブルは、システム内の全WS#1〜WS#4で現在
使用されている磁気ディスク装置2のパーティションを
リストアップしている。なお、WS#1は、自己および
他のWS#2〜WS#4の稼働状況を監視することによ
り、上記のような作業環境テーブルを作成する。 【0034】次に、WS#1は、格納優先順位テーブル
を初期化(オールクリア)する(ステップS304)。
後述するように、この格納優先順位テーブルは、画像フ
ァイルの格納先のパーティションの優先順位をリストア
ップするもので、上記固有優先順位テーブルと作業環境
テーブルとに基づいて作成される。図14に、作成後の
格納優先順位テーブルの一例を示しておく。次に、WS
#1は、内部カウンタMに図12の固有優先順位テーブ
ルに登録されたパーティション数を設定するとともに、
内部カウンタiに初期値1を設定する(ステップS30
5)。 【0035】次に、WS#1は、固有優先順位テーブル
に登録されたi番目(i=内部カウンタiのカウント
値)の優先順位のパーティションが、図13の作業環境
テーブルに登録されているか否かを判断する(ステップ
S306)。i番目の優先順位のパーティションが作業
環境テーブルに登録されていない場合、WS#1は、当
該i番目の優先順位のパーティションに関する情報(端
末名,パーティション名,パス名)を、格納優先順位テ
ーブルの最下位行に登録する。次に、WS#1は、内部
カウンタiのカウント値を1だけインクリメントし(ス
テップS308)、内部カウンタiのカウント値が内部
カウンタMの設定値よりも大きいか否かを判断する(ス
テップS309)。内部カウンタiのカウント値が内部
カウンタMの設定値以下の場合(i≦Mの場合)、WS
#1は、再びステップS306の動作に戻る。なお、ス
テップS306において、固有優先順位テーブルに登録
されたi番目の優先順位のパーティションが、作業環境
テーブルに登録されている場合、WS#1は、ステップ
S307の動作をスキップしてステップS308の動作
を実行する。 【0036】上記ステップS306〜S309の動作を
繰り返すと、格納優先順位テーブルには、固有優先順位
テーブルに登録されており、かつ作業環境テーブルには
登録されていないパーティションに関する情報が、固有
優先順位テーブルに登録された優先順位の順番で登録さ
れる。そして、ステップS309において、内部カウン
タiのカウント値が内部カウンタMの設定値よりも大き
くなった場合(i>Mの場合)、WS#1は、格納優先
順位テーブルに未登録であって、固有優先順位テーブル
に登録されているパーティションに関する情報を、固有
優先順位テーブルに登録された優先順位の順番で格納優
先順位テーブルの最下位行から登録する(ステップS3
10)。したがって、作業環境テーブルに登録されてい
るパーティションの優先順位は、作業環境テーブルに登
録されていないパーティションの優先順位もよりも低く
なる。ステップS310の動作が終了すると、例えば図
14に示すような格納優先順位テーブルが完成し、WS
#1は、再び図9のメインルーチンにリターンする。 【0037】上記のように、作業環境テーブルに登録さ
れているパーティションの優先順位を低くしたのは、以
下のような理由による。すなわち、そのパーティション
では現在作業が進行中であるため、そのパーティション
に画像ファイルを格納しようとすると、該当するWSの
作業負荷が重くなり、画像ファイルの格納時間が長くな
るからである。 【0038】再び図9を参照して、WS#1は、内部カ
ウンタMに図14の格納優先順位テーブルに登録された
パーティション数を設定するとともに、内部カウンタi
に初期値1を設定する(ステップS107)。次に、W
S#1は、格納対象画像ファイルA.CTおよびその属
性データを、格納優先順位テーブルに登録されたi番目
(i=内部カウンタiのカウント値)の優先順位のパー
ティションに格納可能か否かを判断する(ステップS1
08)。このとき、WS#1は、格納対象画像ファイル
A.CTおよびその属性データのデータ量(ステップS
103で演算されている)よりもi番目の優先順位のパ
ーティションの空き容量の方が大きい場合、当該格納対
象画像ファイルA.CTおよびその属性データを当該i
番目の優先順位のパーティションに格納可能と判断す
る。 【0039】上記ステップS108において、格納対象
画像ファイルA.CTおよびその属性データがi番目の
優先順位のパーティションに格納不可能と判断された場
合、WS#1は、内部カウンタiのカウント値を1だけ
インクリメントする(ステップS109)。その後、W
S#1は、内部カウンタiのカウント値が内部カウンタ
Mの設定値よりも大きいか否かを判断する(ステップS
110)。内部カウンタiのカウント値が内部カウンタ
Mの設定値以下の場合(i≦Mの場合)、WS#1は、
再びステップS108の動作に戻る。 【0040】上記ステップS108〜S110の動作を
繰り返し、格納対象画像ファイルA.CTおよびその属
性データをi番目の優先順位のパーティションに格納可
能と判断した場合、WS#1は、i番目の優先順位のパ
ーティション内に画像ファイルA.CTを格納するため
のディレクトリを作成する(ステップS111)。図1
5に、ステップS111で作成されるディレクトリの一
例を示す。図15では、パーティションn+1のディレ
クトリP20の下に、画像ファイルA.CTを格納する
ためのディレクトリとして、(Temp−ジョブ1−ペ
ージ4)のディレクトリが作成されている。次に、WS
#1は、画像ファイルA.CTを、i番目の優先順位の
パーティション内であって、上記ステップS111で作
成されたディレクトリの下に格納する(ステップS11
2)。次に、WS#1は、図5の動作により予め作成さ
れた画像ファイルA.CTの格納予定ディレクトリ(図
15では、パーティションnにおけるジョブ1のページ
4のディレクトリ)と、ステップS112で作成された
パーティションn+1のディレクトリ(Temp−ジョ
ブ1−ページ4)との間のパスを規定するリンク情報
を、当該格納予定ディレクトリの下に設定する(ステッ
プS113)。これによって、画像ファイルA.CT
は、あたかも当該格納予定ディレクトリの下に格納され
ているかのように管理される。 【0041】なお、上記ステップS108〜S110の
動作を繰り返しても、画像ファイルA.CTを格納可能
なパーティションが見つからない場合、ステップS11
0で内部カウンタiのカウント値が内部カウンタMの設
定値よりも大きくなり(i>Mとなり)、WS#1は、
エラー処理を実行する(ステップS114)。上記ステ
ップS113またはS114の後、WS#1は、その動
作を終了する。 【0042】なお、上記実施例では、画像ファイルを格
納するパーティションの優先順位を、図12の固有優先
順位テーブルおよび図13の作業環境テーブルに基づい
て、動的に決定するようにしているが、図12の固有優
先順位テーブルのみを用いて静的に決定するようにして
もよい。 【0043】また、上記実施例では、MOD3に格納さ
れた画像ファイルを磁気ディスク装置2内のパーティシ
ョンに格納する場合の動作について説明しているが、他
の記憶媒体(8mm磁気テープ4,その他フレキシブル
ディスクや半導体メモリ等)に格納された画像ファイル
を2次記憶装置内のパーティションに格納する場合であ
っても上記と同様の動作が行われる。 【0044】また、上記実施例は、印刷・製版処理シス
テムとして構成されたが、本発明は、印刷・製版に限ら
ずCADシステム等のような他の画像処理システムにも
適用が可能である。 【0045】 【発明の効果】請求項1によれば、ジョブによって格納
すべき画像データが発生したとき、当該画像データが
応するジョブに対応する予め作成された格納予定ディレ
クトリに対して確保されている記憶領域に格納可能か否
かを判断し、格納可能な場合は当該画像データを当該記
憶領域に格納し、格納不可能な場合は各2次記憶装置内
の他の記憶領域の中から、前記画像処理端末毎に設定さ
れた前記記憶領域の固有順序と、前記画像処理端末それ
ぞれの2次記憶装置における前記記憶領域毎の使用状況
とから求められる優先順位に従う順序で、前記画像デー
タを格納可能な最も優先順位の高い記憶領域を前記最適
な記憶領域として選択して当該画像データをこの選択さ
れた記憶領域に格納するようにしているので、オペレー
タが画像データのデータ量および各2次記憶装置内の各
空き容量を計算して、画像データを格納可能な最適な記
憶領域を探し出す手間が省ける。また、画像データが実
際に格納された記憶領域と、当該画像データが対応する
ジョブに対応する格納予定ディレクトリとの間を関連付
けるリンク情報を設定するようにしているので、画像デ
ータが対応するジョブに対応する格納予定ディレクトリ
とは異なる記憶領域に格納された場合であっても、あた
かも当該画像データが対応するジョブに対応する格納予
定ディレクトリの下に格納されているように扱うことが
できる。 【0046】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の印刷・製版処理システムの
概略構成を示すブロック図である。 【図2】図1のシステムにおいて、各WS内のディスプ
レイ装置に表示される初期画面の一例を示す図である。 【図3】図1のシステムにおいて、画像ファイルの格納
操作を行うときに、図1のWS内のディスプレイ装置の
表示状態が遷移する様子を示している。 【図4】図1のシステムにおいて、画像ファイルの格納
操作を行う際のオペレータの操作手順を示すフローチャ
ートである。 【図5】図1のシステムにおいて、画像ファイルの格納
予定ディレクトリを作成するためのWSの内部動作を示
すフローチャートである。 【図6】図1のシステムにおいて、ジョブ情報入力のた
めに表示されるジョブ情報入力ウインドウの一例を示す
図である。 【図7】図5のフローチャートに従って作成される格納
予定ディレクトリの一例を示す図である。 【図8】図5のフローチャートに従って作成された格納
予定ディレクトリに関する情報が登録されるジョブ・格
納予定パス対応テーブルの一例を示す図である。 【図9】図9は、図4の操作に従うWSの内部動作を示
すフローチャートである。 【図10】図9のサブルーチンステップS103の詳細
を示すフローチャートである。 【図11】図9のサブルーチンステップS106の詳細
を示すフローチャートである。 【図12】図1のシステムにおいて、各WSに初期設定
される固有優先順位テーブルの一例を示す図である。 【図13】図1のシステムにおいて、各パーティション
の使用状況を記述した作業環境テーブルの一例を示す図
である。 【図14】図1のシステムにおいて、固有優先順位テー
ブルと、作業環境テーブルとに基づいて作成される格納
順位テーブルの一例を示す図である。 【図15】図1のシステムにおいて、画像ファイルが格
納予定ディレクトリ以外のパーティションに格納される
場合のディレクトリ構造の一例を示す図である。 【符号の説明】 WS#1〜WS#4…ワークステーション 1…ネットワーク 2…磁気ディスク装置 3…MOD 4…8mm磁気テープ 5…イメージスキャナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越田 隆 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天 神北町1番地の1 大日本スクリーン製 造株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−102438(JP,A) 特開 平5−233389(JP,A) 「ディスクを管理する」、UNIX MAGAZINE、第4巻第6号 通巻 32号、平成元年6月1日、(株)アスキ ー 発行、 pp.52−67 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の画像処理端末がネットワークを介
    して通信可能に結合され、各画像処理端末はそれぞれ画
    像データを記憶するための2次記憶装置を備えている画
    像処理システムであって、 前記画像処理端末の2次記憶装置内にジョブ毎に当該ジ
    ョブに対応する格納予定ディレクトリを予め作成する格
    納予定ディレクトリ作成手段、前記ジョブによって 前記2次記憶装置に格納すべき画像
    データが発生したとき、当該画像データのデータ量を演
    算するデータ量演算手段、 前記データ量演算手段の演算結果に基づいて、前記ジョ
    ブに対応する格納予定ディレクトリに対して確保されて
    いる記憶領域に当該画像データを格納可能か否かを判定
    する判定手段、 前記判定手段の判定の結果、前記ジョブに対応する格納
    予定ディレクトリに対して確保されている記憶領域に格
    納可能な場合、当該画像データを当該記憶領域に格納す
    る第1の格納手段、 前記判定手段の判定の結果、前記ジョブに対応する格納
    予定ディレクトリに対して確保されている記憶領域に格
    納不可能な場合、前記各2次記憶装置内の他の記憶領域
    の中から最適な記憶領域を選択し、当該画像データを当
    該選択された記憶領域に格納する第2の格納手段、およ
    び前記第2の格納手段によって前記選択された記憶領域
    に前記画像データが格納されたとき、前記選択された記
    憶領域と前記格納予定ディレクトリ作成手段によって作
    成された格納予定ディレクトリとの間を関連付けるリン
    ク情報を前記格納予定ディレクトリの下に設定するリン
    ク情報設定手段を備え、 前記第2の格納手段は、前記画像処理端末毎に設定され
    前記記憶領域の固有順序と、前記画像処理端末それぞ
    れの2次記憶装置における前記記憶領域毎の使用状況と
    から求められる優先順位に従う順序で、前記画像データ
    を格納可能な最も優先順位の高い記憶領域を前記最適な
    記憶領域として選択することを特徴とする、画像処理シ
    ステム。
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「ディスクを管理する」、UNIX MAGAZINE、第4巻第6号 通巻32号、平成元年6月1日、(株)アスキー 発行、 pp.52−67

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