JP3527931B2 - 延伸ブロー成形用複合金型装置 - Google Patents

延伸ブロー成形用複合金型装置

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JP3527931B2
JP3527931B2 JP6503195A JP6503195A JP3527931B2 JP 3527931 B2 JP3527931 B2 JP 3527931B2 JP 6503195 A JP6503195 A JP 6503195A JP 6503195 A JP6503195 A JP 6503195A JP 3527931 B2 JP3527931 B2 JP 3527931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同一位置にて有底の
パリソンの予備成形または温調と最終製品の延伸ブロー
成形の両方を行い得る複合金型装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】射出成形した有底のパリソンを射出金型
から早期に離型し、そのパリソンが温かいうちに延伸ブ
ローして容器などの中空成形品を成形する射出延伸ブロ
ー成形には、離型したパリソンを中間体に相当する予備
成形体に成形するか、またはパリソンの温度調節を行っ
てから、本ブローと称される最終製品の延伸ブロー成形
を行う方法と、直ちにパリソンを最終製品に延伸ブロー
成形する方法とが採用されている。
【0003】本ブロー前の予備成形またはパリソンの温
調は、射出金型装置とブロー金型装置との間に予備成形
金型または温調金型を設置し、射出成形したパリソンを
それらの金型に入れて予備成形または温調を行ってい
る。また場合によっては予備成形により温調をも行うも
のもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】いずれにしても予備成
形または温調を要する射出延伸ブロー成形では、射出成
形部−温調または予備成形部−本ブロー成形部−製品取
出部の4ステーションが必要となる。またそれら各ステ
ーションにおいて同時に作業を行うためには、パリソン
及び最終製品の移送部材を兼ねるネック型も各作業部ご
とに、すなわち4組みのネックが必要となる。
【0005】このようなことから予備成形または温調を
要する成形機では、射出成形したパリソンを直ちに最終
製品に延伸ブローする3ステーションに比べて大型とな
り、またネック型も一組み多くなる。また移送手段とし
て回転盤を採用したものにあっては、大型化に伴う直径
と重量の増加による回転移送時の慣性の問題も解決しな
ければならないなどの課題が生ずる。
【0006】上記課題を解決する手段として、パリソン
の温調と延伸ブローとを同一位置にて行い得る温調吹込
成形装置(特開昭60−247541号公報参照)が開
発された。この装置は機台上に摺動自在に設けた座体上
に一対の型締板を設け、その型締板の内側に分割型によ
る温調金型と吹込金型とを並設し、上記座体の横移動に
より型締板と共に温調金型と吹込金型とを、ネック型に
より保持したパリソンに対し交互によりずらせて、パリ
ソンの位置を変えずに温調と延伸吹込みとを行えるよう
にしてなるものである。
【0007】この従来の温調吹込成形装置を採用した成
形機では、作業ステーションが3個所でネック型も3組
みで済むが、温調金型と吹込金型とを並設した関係上、
型締板の横幅が4ステーションで採用している型締板よ
りも2倍近くの大きさとなり、それが機台上に収め得る
大きさであっても、成形作業中は左右に横移動するの
で、機台の延伸吹込成形部はその移動分を加えた面積を
要することになる。
【0008】この型締板の移動分は、製品が小型容器で
同時成形する数も少ない成形機の場合にはそれほどでは
ないとしても、同時に多数の製品を成形する量産型の成
形機では、型締板の横幅は少量生産の型締板とは比較に
ならないほど大きく、その移動分を含む面積を機台に設
定することは、作業ステーションの配置などからもきわ
めて困難であった。
【0009】また座体と共に型締板及び金型を移動する
ばかりではなく、型締装置までをも移動する構成よりな
るため、その移動重量はきわめて大きいものとなり、移
動装置は大掛かりなものとなる等のことから、その採用
は小型の成形機に限られ、量産を目的とした大型の射出
延伸ブロー成形機には採用され難い課題を有する。
【0010】この発明の目的は、予備成形金型と本ブロ
ー金型との二組の金型装置を立体的に複合化することに
よって上記従来の課題を解決し、大型の機種でも機台面
積を増大することなく採用することができる新たな構成
の延伸ブロー成形用複合金型装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、タイバーにより連結して機台上に対設した一対の固
定盤と、各固定盤の外側に設けて型締ピストンの先端部
を固定盤内側に突出位置させた型締シリンダと、上記タ
イバーに挿通支持して固定盤間に可動自在に設けられ、
かつ上記型締ピストンのそれぞれと連結した一対の可動
盤と、その可動盤の対向面に金型を分割して取付けた型
締装置と、上記型締装置の型閉位置真下の機台内に垂設
した空気圧または油圧作動の昇降シリンダと、該昇降シ
リンダのピストン頂端に連結した昇降テーブルと、その
昇降テーブルに金型を上記可動盤と同一方向に開閉自在
に分割して載置した昇降装置とからなる、というもので
ある。
【0012】上記昇降装置は機台に形成した凹所の底板
にシリンダを固定して設けられ、かつピストン頂部の昇
降テーブルと共に金型が凹所内を昇降する構成よりな
る。
【0013】上記二組の金型は、パリソンを予備成形す
るキャビティを備えた分割金型による予備成形金型と、
最終製品を成形するキャビティを備えた分割金型及び底
型とによる本ブロー金型とからなり、それら金型は型締
装置の上方に水平かつ垂直動自在に位置する移送盤の下
側に水平方向に開閉自在に設けらたパリソンホルダー兼
用のネック金型と嵌合する凹所を上部に有する。
【0014】また二組の金型は、型締装置側と昇降装置
側のいずれかに取付けられ、型締装置側に予備成形金型
を取付けたときには、昇降装置側に本ブロー金型が取り
付けられ、反対に本ブロー金型が型締装置側のときに
は、昇降装置側に予備成形金型が取り付けられるように
なるが、そのいずれの場合でも成形に際しては、予備成
形金型側が先行作動する。
【0015】本ブロー金型が昇降装置側の場合には、上
記底型は昇降テーブルに固定して分割金型のパーテング
ライン上に設置することができるができ、また底型の収
容凹部を分割金型の下部に対設することによって型閉を
支障なく行うことができるが、本ブロー金型を型閉装置
側に配設したときには、底型を予備成形金型の上昇に支
障を来さぬように側方へ移動する手段を要する。
【0016】
【作 用】上記構成では、予備成形金型を取付けた側の
装置が先に作動して、型閉作動前にネック型と共に降下
して金型間に保持したパリソンを、型閉により形成した
キャビティの中央に受け入れ、型締後にパリソンの予備
成形が行われる。予備成形金型が温調手段を備えている
場合には、予備成形と同時に温調が行われる。
【0017】予備成形が完了すると、予備成形体はその
ままで予備成形金型だけが型開して元の位置まで戻る。
次に本ブロー金型を取付けた側の装置が作動して予備成
形体を型閉により形成したキャビティの中央に受け入れ
る。型締後に予備成形体の本ブローが行われて延伸ブロ
ー成形された最終製品が成形される。最終製品の成形が
完了すると本ブロー金型が型開して元の位置に戻り、最
終製品はネック型に保持されたまま次の製品取出ステー
ションに移送される。
【0018】上記二組の金型の型閉及び型締は、型締装
置が備える型締シリンダにより行われ、型締装置の可動
盤に取付けた金型は型締シリンダにより直接に、また昇
降装置側に取付けた金型は可動盤側の金型を介して型閉
及び型締される。
【0019】
【実施例】図示の実施例は型締装置側に予備成形金型を
取付け、昇降装置側に本ブロー金型を取付けた場合を示
すものである。
【0020】図中1は型締装置で、四隅部をタイバー1
1,11により連結して機台3の上に対設した一対の固
定盤12,12を、ネック型4の停止位置の機台3の上
に固着して水平に設置してある。上記固定盤12,12
の外側には油圧作動の型締シリンダ13,13が一体に
設けられており、両型締シリンダ13,13の型締ピス
トン14,14の先端部は、上記固定盤12を貫通して
固定盤内側に突出位置している。
【0021】この固定盤12,12の間には、一対の可
動盤15,15が上記タイバー11,11に挿通支持し
て水平方向に移動自在に設けられており、その可動盤1
5,15のそれぞれに上記型締ピストン14,14の先
端部が部材を介して連結してある。
【0022】上記可動盤15,15の対向面には、上記
ネック型4を上部に挟んで型閉する予備成形金型16が
分割して取付けてある。この分割金型16a,16aの
パーティング面には、ネック型4により保持した有底の
パリソン5を予備成形体6に膨張成形するキャビティの
半部が凹設してあり、上記型締ピストン14,14の伸
縮により互いにタイバー11,11をガイドとして進退
移動する可動盤15,15により開閉する。また分割金
型16a,16aの上部にはネック型4が嵌合する凹部
を有する。なお、図では省略したが、温調用の流路が設
けられており、必要に応じてその流路に熱媒体を通して
予備成形と温調の両方が行えるようにしてある。
【0023】2は上記型締装置1の型閉位置真下の機台
3内に設けた金型の昇降装置で、空気圧または油圧作動
の昇降シリンダ21をもって構成されている。この昇降
シリンダ21は型締装置1の中央部下側の機台3を部分
的に下方に凹入して形成した両端開放の凹所22の底部
下面に垂直に取り付けられており、その凹所内には昇降
テーブル23が昇降ピストン24の頂端に連結して設け
てある。
【0024】上記昇降テーブル23の上には、上記ネッ
ク型4を上部に挟んで型閉する一対の分割金型25a,
25aによる本ブロー金型25が載置してある。この一
対の分割金型25a,25aのパーティング面には、ネ
ック型4により保持した上記予備成形体6を最終製品7
に延伸膨張成形するキャビティの半部が凹設してあり、
その一対は両方を常時外方へ弾圧して型開状態を維持す
るばね部材26を介在させて開閉自在にピン結合されて
いる。また上部には図に示すようにネック型4が嵌合す
る凹部を有する。なお、分割金型25a,25aの型開
状態の維持はばね部材26のみに限定されるものではな
く、他に通常に採用されている手段、たとえばエアシリ
ンダ、油圧シリンダであってもよい。
【0025】このような本ブロー金型25は、上記タイ
バー11と方向を同じくして昇降テーブル両側に突出形
成した案内突条27の内側に、分割金型25a,25a
の下端部を嵌装して、昇降テーブル23の上面に摺動自
在に設けられ、これにより上記型締装置1の可動盤15
と同一の方向に開閉するようにしてある。
【0026】また昇降テーブル23の中央部には最終成
形品7の底部を成形する底型28が固着してあり、上記
分割金型25a,25aのパーティング面側の下端に
は、その底型28の嵌合凹部29が凹設してある。
【0027】上記型締装置1の上方には、移送盤8が垂
直動自在に機台上に設置した支持部材9の下側に水平動
自在に支持して位置しており、その移送盤8の下側に上
記ネック型4が水平方向に開閉自在に設けられている。
また支持部材9の上部には延伸ロッド10aを備えたブ
ローコア10が昇降自在に設けてあり、ネック型4が型
締装置1の金型のパーティングライン上に位置したとき
に移送盤8は停止して、支持部材9及びブローコア10
と共に降下し、ネック型7が保持する上記パリソン5
を、分割金型25a,25aの間にセットする公知の構
造(たとえば特開昭60−244518号公報参照)よ
りなる。
【0028】次に上記実施例における成形動作を図に従
って順に説明する。図1、型開状態において、まず移送
されてきたパリソン5が停止後に移送盤8及び支持部材
9の降下によりネック型4と共に降りて予備成形金型1
6のパーテングライン上にセットされる。次に型締シリ
ンダ13,13の作動により型締ピストン14,14が
伸張して分割金型16a,16aを型閉する。
【0029】図3、この型閉によりネック型4も金型上
部の凹所に収まってパリソン5がキャビティの中央に位
置する。さらに支持部材9の上方に待機したブローコア
10が降下してネック型4に嵌合する。しかるのち型締
を行ってパリソン5の予備成形を行う。パリソン5は延
伸ロッド10aにより軸方向に伸ばしながらエアーブロ
ーされて予備成形体6となる。また必要ならばキャビテ
ィ面との接触により温度調整も可能となる。この際には
分割金型16a,16aに所要の熱媒体を通しておく。
【0030】なお、分割金型16a,16aの当接によ
り、分割金型25a,25aが温調用の熱により加熱さ
れるのを防止する必要がある場合には、図では省略した
が、分割金型25a,25aの背面に断熱材を張り設
け、この断熱材を介して当接を行う。
【0031】図4、予備成形が完了したら型締シリンダ
13,13により予備成形金型16の型開を行う。この
型開により分割金型16a,16aだけが定位置に戻
り、予備成形体6はネック型4に保持されたままパーテ
ィングライン上に残る。次に昇降シリンダ21の作動に
より昇降ピストン24が上昇して昇降テーブル23を機
台表面まで押し上げる。これによりばね圧により常に型
開状態にある本ブロー金型25は、予備成形金型16の
分割金型16a,16aの間に位置するようになる。
【0032】図5、予備成形金型16の上昇を完了した
ら、再び上記型締シリンダ13,13を作動して型締ピ
ストン14,14を伸張する。分割金型16a,16a
は型閉方向に移動して、その前面の本ブロー用の分割金
型25a,25aの背面にパーティング面を当接して押
圧する。分割金型25a,25aはその押圧力により予
備成形体6の両側から型閉して本ブロー用のキャビティ
を形成するとともに、そのキャビティの中央に上記予備
成形体6が収まる。
【0033】上記型締シリンダ13,13により予備成
形金型16を介して本ブロー金型25の型締を行い、再
び上記延伸ロッド10aを伸長しながらエアーブローを
行って予備成形体6をキャビティ一杯に膨張させる。こ
れにより予備成形体6は延伸ブロー成形された最終製品
7となる。
【0034】図6、成形完了後に、型締シリンダ13,
13による本ブロー金型25の型締力を除き、型締ピス
トン14,14を縮小して予備成形型16を型開する
と、本ブロー用の分割金型25,25もばね圧により元
の型開位置に戻る。その後に昇降シリンダ21を作動し
て昇降テーブル23を降下すると、分割金型25,25
は型開状態で元の位置に戻り、機台内に収まって次の作
業に備える。
【0035】また最終製品7はネック型4に保持された
まま成形位置に残るので、型開後に移送盤8及び支持部
材9を図1に示す元の位置まで上昇して最終製品7を金
型装置の上方へ移し、次の製品取出ステーションへと移
送される。
【0036】
【発明の効果】この発明は上述のように、一対の固定盤
の外側に型締シリンダをそれぞれ備えた型締装置を機台
上に設置し、その型締装置の型閉位置真下の機台内に昇
降テーブルを備えた昇降装置を配設し、その昇降テーブ
ルに分割金型による一組みの開閉自在に載置して、上記
型締装置の可動盤に分割して取付けた一組み金型の間に
縦に出入自在に位置させるとともに、その金型を上記型
締シリンダにより型締装置側の金型を介して型閉及び型
締できるよう予備成形用と本ブロー用の二組の金型装置
を立体的に複合化してなることから下記効果を奏する。
【0037】・ 予備成形金型または温調金型と本ブロ
ー金型とを、同一可動盤の左右に取付けて複合化し、型
締装置と共に金型を横にずらせて金型交換を行う場合と
異なって、一組の金型の移動は縦方向となるので、金型
の移動スペースを機台上に設ける必要がなく、機台面積
はこれまでの3ステーションと変わるところがないの
で、予備成形または温調を要する成形機でも大型となる
ようなことがない。
【0038】・ 型締装置は機台上に固定されており、
その型締装置内にて金型交換が行われるので、機台上を
横移動させて金型交換を行う場合よりも危険性がなく、
安全管理を行い易い。
【0039】・ 金型交換は一方の金型を昇降移動する
だけで済むので、型締装置とともに金型を横移動させて
金型交換を行う場合よりも移動重量が少なくなり、また
キャビティ数が多い横長の量産用金型であっても、移動
は縦方向となるので長さに比例して金型の移動距離が増
すということもなく、横方向に対する移動距離の短縮か
ら、限られた時間内での金型交換を迅速に行える他、移
動装置も比較的小型のもので済む。
【0040】・ 昇降装置側の金型は型締装置側の金型
を介して押圧できるので、機台上の型締装置を二組の金
型の型閉と型締とに共用でき、しかもそのいずれの金型
も金型中央部を押圧して型締が行われるので、多数個取
りの大型の金型であっても型締力が均等に作用し、ブロ
ー圧により型開が生ずるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る延伸ブロー成形用複合金型装
置の型開時の縦断側面図である。
【図2】 同上の平面図である。
【図3】 予備成形時の縦断側面図である。
【図4】 本ブロー金型を予備成形金型の間に位置させ
た状態における縦断側面図である。
【図5】 本ブロー成形時の縦断側面図である。
【図6】 本ブロー成形完了後の型開時の縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 型締装置 2 昇降装置 3 機台 4 ネック型 5 パリソン 6 予備成形体 7 最終製品 8 移送盤 10 ブローコア 11 タイバー 12 固定盤 13 型締シリンダ 14 型締ピストン 15 可動盤 16 予備成形金型 16a 分割金型 21 昇降シリンダ 23 昇降テーブル 24 昇降ロッド 25 本ブロー金型 25a 分割金型 26 ばね部材 28 底型

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイバーにより連結して機台上に対設し
    た一対の固定盤と、各固定盤の外側に設けて型締ピスト
    ンの先端部を固定盤内側に突出位置させた型締シリンダ
    と、上記タイバーに挿通支持して固定盤間に可動自在に
    設けられ、かつ上記型締ピストンのそれぞれと連結した
    一対の可動盤と、その可動盤の対向面に金型を分割して
    取付けた型締装置と、 上記型締装置の型閉位置真下の機台内に垂設した空気圧
    または油圧作動の昇降シリンダと、該昇降シリンダのピ
    ストン頂端に連結した昇降テーブルと、その昇降テーブ
    ルに金型を上記可動盤と同一方向に開閉自在に分割して
    載置した昇降装置とからなることを特徴とする延伸ブロ
    ー成形用複合金型装置。
  2. 【請求項2】 上記昇降装置は機台に形成した凹所の底
    板にシリンダを固定して設けられ、かつピストン頂部の
    昇降テーブルと共に金型が凹所内を昇降する構成よりな
    る請求項1記載の延伸ブロー成形用複合金型装置。
  3. 【請求項3】 上記二組の金型は、パリソンを予備成形
    するキャビティを備えた分割金型による予備成形金型
    と、最終製品を成形するキャビティを備えた分割金型及
    び底型とによる本ブロー金型とからなり、それら金型は
    型締装置の上方に水平かつ垂直動自在に位置する移送盤
    の下側に水平方向に開閉自在に設けらたパリソンホルダ
    ー兼用のネック金型と嵌合する凹所を上部に有する請求
    項1記載の延伸ブロー成形用複合金型装置。
  4. 【請求項4】 上記型締装置側に予備成形金型を、昇降
    装置側に本ブロー金型をそれぞれ配設し、予備成形金型
    を介して本ブロー金型を型締する構成よりなる請求項1
    記載の延伸ブロー成形用複合金型装置。
  5. 【請求項5】 上記型締装置側に本ブロー金型を、昇降
    装置側に予備成形金型をそれぞれ配設し、本ブロー金型
    を介して予備成形金型を型締する構成よりなる請求項1
    記載の延伸ブロー成形用複合金型装置。
JP6503195A 1994-09-26 1995-02-28 延伸ブロー成形用複合金型装置 Expired - Lifetime JP3527931B2 (ja)

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