JP3516803B2 - 船外機のエンジン - Google Patents

船外機のエンジン

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JP3516803B2
JP3516803B2 JP13054296A JP13054296A JP3516803B2 JP 3516803 B2 JP3516803 B2 JP 3516803B2 JP 13054296 A JP13054296 A JP 13054296A JP 13054296 A JP13054296 A JP 13054296A JP 3516803 B2 JP3516803 B2 JP 3516803B2
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徳由 平岡
正哲 高橋
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーターボート、
ヨットや漁船などの小型船舶に取り付けられる船外機の
エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】船外機のエンジンのクランクシャフトは
軸を略上下方向にして、クランク室に配置されて、高速
回転している。そして、このクランク室内には、クラン
クシャフトやシリンダなどを潤滑するためにエンジンオ
イルが供給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クランクシ
ャフトがクランク室内で高速回転すると、この回転にと
もなって、空気が連れ回りする。そして、供給されたエ
ンジンオイルの油滴が、この空気の流れに乗って浮遊し
たり、クランク室の壁面に沿って流れたりする。する
と、エンジンオイルがクランク室の下部に流れ落ちるの
に、長時間を要し、ひいては、エンジンオイルがオイル
パンに回収されることが遅れる。この様にエンジンオイ
ルの回収が遅れると、オイルパンのエンジンオイルが減
少する。そして、オイルパンのエンジンオイルが減少し
すぎると、エンジンの軸受け等にエンジンオイルをオイ
ルパンから供給することが困難となるので、オイルパン
にエンジンオイルを補給する必要がある。その結果、大
量のエンジンオイルが必要となる。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、エンジンオイルをオイルパンなどに速やか
に回収することができる船外機のエンジンを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の船外機のエンジ
ンは、クランクシャフト(10)が、軸線を略上下方向
にしてクランク室(24)に配置されているとともに、
このクランクシャフトが、往復動しているピストン(1
3)と連動しながら回転している。そして、前記目的を
達成するために、前記クランク室をクランクケース(2
1)が覆っており、このクランクケースと前記クランク
シャフトとの間にバッフルプレート(61)が配置され
ている。
【0006】このバッフルプレートが、前記クランクシ
ャフトを軸受けする軸受け部材(28)に、前記クラン
クケース側からボルト締めして取り付けられており、か
つ、前記クランクケースが、取り付けられた前記ボルト
の頭に近接または当接して、ボルトが軸受け部材から離
脱することを阻止している
【0007】
【0008】また、バッフルプレートには、クランクシ
ャフト側と、クランクケース側とを連通させる開口(6
2)が形成され、かつ、この開口にはガイド部(62
a,62b)が設けられている場合がある。この場合に
は、ガイド部が、クランクシャフトの回転で連れ回りす
る空気の流れを、前記バッフルプレートのクランクシャ
フト側から、前記バッフルプレートのクランクケース側
に導いている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明における船外機のエ
ンジンの実施の第1の形態を図1ないし図4を用いて説
明する。図1は本発明における船外機の一部切欠き断面
図である。図2は図1の船外機の内部構造を説明するた
めの断面図である。図3はバッフルプレートの説明図
で、(a)が平面図、(b)が正面図である。図4は図
3(a)の拡大図である。
【0010】まず初めに、船外機の全体構造を説明す
る。図1において、船外機は、上側から順番にアッパー
カウリング1、ロワーカウリング2、アッパーケーシン
グ3およびロワーケーシング4からなるハウジングで覆
われている。そして、ロワーカウリング2内部のガイド
エキゾースト6およびアッパーケーシング3に、スイベ
ル軸7などを介して取り付けブラケット8が設けられて
いる。この取り付けブラケット8を、図示しないモータ
ーボートなどの小型船舶の船尾に固定することにより、
船外機は小型船舶に対して左右方向および上下方向に回
動可能に取り付けられている。
【0011】図1および図2において、アッパーカウリ
ング1およびロワーカウリング2の内部には、V型6気
筒の4サイクルエンジン9が配置されている。このエン
ジン9のクランクシャフト10はその軸が略垂直に設け
られており、クランクシャフト10の後方には、左右一
対のシリンダ11が左右方向にV字状になるように振り
分けて配置されている。この左右一対のシリンダ11が
上下方向に3段設けられて、シリンダ11は計6気筒配
置されている。また、クランクシャフト10には、6個
のピストン13が各々コンロッド14を介して連結され
ており、このピストン13が各シリンダ11の内部に摺
動可能に配置されている。そして、ピストン13が往復
動すると、クランクシャフト10が連動して回転する。
また、エンジン9のケース17は、前述の6個のシリン
ダ11を形成するシリンダブロック20と、シリンダブ
ロック20のクランクシャフト10側を覆うクランクケ
ース21と、シリンダブロック20の燃焼室11a側を
覆って閉塞する左右一対のシリンダヘッド22と、シリ
ンダブロック20およびクランクケース21の上部を覆
う上ケース23とからなっている。このエンジンケース
17は、ガイドエキゾースト6を介してアッパーケーシ
ング3の上面に固定されている。
【0012】そして、シリンダブロック20、クランク
ケース21および上ケース23でクランク室24が形成
されており、シリンダブロック20には、クランク室2
4側に突出している軸受け支持部25が上下方向に4個
形成されている。この軸受け支持部25には、先端部に
クランクジャーナル軸受け部26が形成されているとと
もに、内部には枝管27が形成されている。そして、軸
受け部材である軸受け押さえ部材28が、クランクシャ
フト10を挟み込んだ状態で軸受け支持部25にボルト
29で取り付けられており、この軸受け押さえ部材28
と軸受け支持部25の軸受け部26とで、クランクシャ
フト10を回転可能に軸受けするジャーナル軸受けが構
成されている。
【0013】そして、クランクシャフト10の下端は、
エンジンケース17から突出して延在しており、アッパ
ーケーシング3内に配置されているドライブシャフト3
1に連結されている。このドライブシャフト31の途中
にはウォーターポンプ32が設けられている。そして、
ドライブシャフト31の回転は、図示しない傘歯車など
を介して、ロワーケーシング4の後端部に回転自在に設
けられているプロペラ33に伝達されている。また、ク
ランクシャフト10の上端は、エンジンケース17から
突出しており、フライホイル35などが設けられてい
る。
【0014】また、シリンダヘッド22には、シリンダ
11に空気を供給する吸気通路39と、シリンダ11の
燃焼ガスを排気する排気通路40とがシリンダ11毎に
形成されている。この吸気通路39のポートを吸気弁4
1が、また、排気通路40のポートを排気弁42が開閉
している。そして、この吸気弁41を吸気弁用カムシャ
フト43が、また、排気弁42を排気弁用カムシャフト
44が駆動している。この吸気弁用カムシャフト43お
よび排気弁用カムシャフト44は、右側のシリンダヘッ
ド22と左側のシリンダヘッド22にそれぞれ設けられ
るとともに、上下方向に延在して、1本のカムシャフト
43,44が3個の弁41,42を制御できる様に構成
されている。このカムシャフト43,44はクランクシ
ャフト10の回転に連動して回転している。
【0015】次に、エンジンオイルの流れについて説明
する。ガイドエキゾースト6の下面には、オイルパン5
1が垂下して設けられており、このオイルパン51の内
部にはストレーナ52が設けられている。また、クラン
クシャフト10の下端にはオイルポンプ54が設けられ
ており、クランクシャフト10が回転すると、オイルポ
ンプ54が駆動し、オイルパン51に溜められているエ
ンジンオイルをストレーナ52を通じて吸い上げてい
る。ストレーナ52から吸い上げられたエンジンオイル
はガイドエキゾースト6およびエンジンケース17に形
成されている油路を通じて、オイルポンプ54に達す
る。そして、オイルポンプ54から吐出されたエンジン
オイルは、シリンダブロック20内を上下方向に延在し
ているギャラリ57を通り、シリンダブロック20の枝
管27を介して軸受け部26およびクランクシャフト1
0に供給される。そして、クランクシャフト10に供給
されたエンジンオイルは、クランクシャフト10に形成
されている複数の孔からクランクシャフト10の外に飛
散し、クランクシャフト10とコンロッド14との接続
部など、クランク室24内を潤滑する。そして、飛散し
たオイルなどは図示しない油路を通って、再びオイルパ
ン51に回収されている。
【0016】ところで、クランクシャフト10が高速で
回転しているので、クランク室24内の空気もそれにと
もなって連れ回りして回転する。そして、エンジンオイ
ルもこの空気の流れに乗り、直ぐには落下しない。そこ
で、クランクシャフト10とクランクケース21との間
には、バッフルプレート61が設けられている。このバ
ッフルプレート61には、空気流通用の貫通している開
口62と、取り付けボルト用の穴63とが形成されてい
る。そして、ボルト65を穴63に挿入して、軸受け押
さえ部材28のボルト孔に螺合し、バッフルプレート6
1は軸受け押さえ部材28に取り付けられている。この
バッフルプレート61で、クランクケース21とバッフ
ルプレート61との間には狭い空間67が形成される。
この空間67の左右両端部はクランク室24に開放して
おり、クランク室24の空気は空間67に流れ込む。そ
して、この空間67はクランクシャフト10の回転の影
響は殆ど受けず、かつ狭いので、空間67内の空気の流
れは、クランク室24における空気の流れよりも格段に
遅くなる。その結果、エンジンオイルが速やかに降下
し、オイルパン51に回収される。
【0017】さらに、バッフルプレート61の開口62
は、開口62の左側の端部がクランクシャフト10側に
プレスされて変形してガイド部62aが形成されてお
り、一方、開口62の右側の端部はクランクケース21
側にプレスされて変形してガイド部62bが形成されて
いる。このガイド部62a,62bは、時計方向に回転
しているクランクシャフト10に連れ回りしている空気
の流れを、バッフルプレート61のクランクシャフト1
0側から、バッフルプレート61のクランクケース21
側に導いている。したがって、バッフルプレート61の
クランクシャフト10側の面に沿って流れているエンジ
ンオイルの油滴は、バッフルプレート61の開口62を
通って、クランクケース21側の空間67に流れ込み、
前述と同様にして速やかに降下することができる。
【0018】また、バッフルプレート61が軸受け押さ
え部材28にボルト65で取り付けられた後に、クラン
クケース21がシリンダブロック20にボルト締めされ
ている。このクランクケース21のクランク室24側の
面には、ボルト65に対向する位置に各々突出部21a
が形成されている。そして、このクランクケース21の
突出部21aはボルト65の頭に近接しており、ボルト
65が緩むと、ボルト65の頭が突出部21aに当接
し、それ以上ボルト65が緩むことがない。したがっ
て、突出部21aで、ボルト65が緩んで軸受け押さえ
部材28から離脱することを阻止することができる。
【0019】次に、本発明における船外機のエンジンの
実施の第2の形態について図5ないし図7を用いて説明
する。図5は第2の形態における船外機の一部切欠き断
面図である。図6はオイルパンおよびストレーナの平面
図である。図7はストレーナの取り付け構造を説明する
ための断面図で、(a)が取り付け前の状態の図、
(b)が取り付け後の状態の図である。なお、この第2
の形態の説明において、前記第1の形態の構成要素に対
応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明
は省略する。
【0020】ところで、図1に図示する第1の形態のス
トレーナ52は、ガイドエキゾースト6の油路と、オイ
ルパン51における最適な吸い込み箇所とがズレている
ので、パイプをクランク状に折り曲げた形状をしてい
る。そして、ストレーナ52の上端が、ガイドエキゾー
スト6の下面にボルト締めなどで取り付けられている。
しかしながら、ストレーナ52の上端のみの取り付けで
は、クランク状をしているので、取り付け強度が不十分
である。そこで、ストレーナ52の途中と、ガイドエキ
ゾースト6とをステー71で連結して補強している。
【0021】この様にステー71で補強すると、部品点
数が増大し、取り付け工数や部材の管理コストなどが増
える。そこで、図5ないし図7に図示する第2の形態で
は、ストレーナ76は略垂直なパイプ部76aと、この
垂直なパイプ部76aの上端から略水平な方向に延在す
る水平溝部76bとからなっており、この水平流路部で
ある水平溝部76bは上面が開放しているとともに、そ
の周縁には取り付け用孔76cが4個形成されている。
そして、この取り付け用孔76cにボルト78を挿入し
て、ガイドエキゾースト6の下面に取り付けられてい
る。そして、図7(b)に図示する取り付けられている
状態では、ストレーナ76の水平溝部76bの端部は、
ガイドエキゾースト6の油路6aと連通するとともに、
ガイドエキゾースト6の下面と水平溝部76bとで流路
が形成される。また、垂直なパイプ部76aの下部であ
る下端には、エンジンオイルの吸い込み口が形成されて
いる。この様に、水平溝部76bの周縁に取り付け部で
ある取り付け用孔76cが一体に形成されているので、
固定手段であるボルト78で簡単に取り付けることがで
きるとともに、ステー71などの別部材がないので、部
品点数などを削減することができる。また、水平流路部
である水平溝部76bが、上面の開放している溝形状で
構成されているので、略垂直な垂直なパイプ部76aと
一体に、鋳造などで簡単に製造することができる。
【0022】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。(1)実施の形態においては、エンジ
ンはV型6気筒であるが、その気筒数や形式などは適宜
変更可能である。
【0023】(2)実施の形態においては、クランクケ
ース21には、突出部21aが形成されており、このク
ランクケース21の突出部21aがボルト65の離脱を
阻止しているが、クランクケース21でボルト65の離
脱を阻止することができるならば、必ずしも突出部21
aを設ける必要はない。また、クランクケース21とボ
ルト65との間に他の部材を介在させることも可能であ
る。さらに、クランクケース21とボルト65とは当接
していることも可能であるし、また、当接しないで近接
していることも可能である。(3)実施の形態において
は、ガイド部62a,62bは左右一対設けられている
が、いづれか一方だけでも可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、クランク室を覆ってい
るクランクケースとクランクシャフトとの間にバッフル
プレートが配置されている。したがって、クランクシャ
フトに連れ回りしている空気の流れに浮遊したり、クラ
ンク室の側壁に沿って流れているエンジンオイルが、ク
ランクケースとバッフルプレートとの間の空間に流れ込
む。この空間は、クランクシャフトの回転影響をあまり
受けないので、空気の流れが遅くなり、エンジンオイル
はクランク室の下部に早く降下することができる。した
がって、オイルパンなどにエンジンオイルを速やかに回
収することができる。
【0025】また、バッフルプレートが、クランクシャ
フトを軸受けする軸受け部材に取り付けられており、バ
ッフルプレートとクランクケースとの間に、バッフルプ
レートを取り付けるための支持部材が大きく突出するこ
とがない。したがって、クランク室内を浮遊しているエ
ンジンオイルなどが、支持部材などに妨げられずに、ク
ランクケースとバッフルプレートとの間の空間に流入す
ることができる。
【0026】そして、バッフルプレートが、クランクケ
ース側からボルト締めされて軸受け部材に取り付けられ
ているとともに、クランクケースが、取り付けられたボ
ルトの頭に近接または当接して、ボルトが軸受け部材か
ら離脱することを阻止している。そのため、バッフルプ
レートやボルトが不用意に軸受け部材から外れることを
防止することができる。
【0027】さらに、バッフルプレートに開口が形成さ
れ、かつ、この開口にガイド部が設けられている場合に
は、ガイド部が、クランクシャフトの回転で連れ回りす
る空気の流れを、前記バッフルプレートのクランクシャ
フト側から、前記バッフルプレートのクランクケース側
に導いている。したがって、バッフルプレートの端部だ
けではなく、バッフルプレートの開口からも、バッフル
プレートとクランクケースとの間の空間に、エンジンオ
イルなどが流入することができる。しかも、この開口に
はガイド部が設けられているので、より一層効率よく、
バッフルプレートとクランクケースとの間の空間に流入
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明における船外機の一部切欠き断面
図である。
【図2】図2は図1の船外機の内部構造を説明するため
の断面図である。
【図3】図3はバッフルプレートの説明図で、(a)が
平面図、(b)が正面図である。
【図4】図4は図3(a)の拡大図である。
【図5】図5は第2の形態における船外機の一部切欠き
断面図である。
【図6】図6はオイルパンおよびストレーナの平面図で
ある。
【図7】図7はストレーナの取り付け構造を説明するた
めの断面図で、(a)が取り付け前の状態の図、(b)
が取り付け後の状態の図である。
【符号の説明】
10 クランクシャフト 13 ピストン 21 クランクケース 24 クランク室 28 軸受け押さえ部材(軸受け部材) 61 バッフルプレート 62 開口 62a,62b ガイド部 65 ボルト
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−51156(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 67/00 F02B 61/04 F02F 7/00 F01M 11/00 B63H 20/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトが、軸線を略上下方向
    にしてクランク室に配置されているとともに、このクラ
    ンクシャフトが、往復動しているピストンと連動しなが
    ら回転している船外機のエンジンにおいて、 前記クランク室をクランクケースが覆っており、 このクランクケースと前記クランクシャフトとの間にバ
    ッフルプレートが配置され このバッフルプレートが、前記クランクシャフトを軸受
    けする軸受け部材に、前記クランクケース側からボルト
    締めして取り付けられており、 かつ、前記クランクケースが、取り付けられた前記ボル
    トの頭に近接または当接して、ボルトが軸受け部材から
    離脱することを阻止している ことを特徴とする船外機の
    エンジン。
  2. 【請求項2】 前記バッフルプレートには、クランクシ
    ャフト側と、クランクケース側とを連通させる開口が形
    成され、 かつ、この開口にはガイド部が設けられており、このガ
    イド部が、クランクシャフトの回転で連れ回りする空気
    の流れを、前記バッフルプレートのクランクシャフト側
    から、前記バッフルプレートのクランクケース側に導い
    ていることを特徴とする請求項1記載の船外機のエンジ
    ン。
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