JP3508051B2 - パケットの廃棄処理方式 - Google Patents

パケットの廃棄処理方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケット廃棄処理方
式、特にパケットバッファメモリに格納された、許容滞
留時間を越えて滞留しているパケットを廃棄する制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE802・3規格に代表されるC
SMA/CD(Carrier Sense Mupt
iple Access/Collision Det
ection)方式の通常イーサネットと称されるロー
カルエリアネットワーク(LAN)において、スター型
の接続形態(トポロジー)を構成する集線装置(ハブ)
の中でもスイッチング動作を行うネットワーク接続装置
にあっては、許容滞留時間を越えてバッファメモリに格
納されているパケットは廃棄される。
【0003】一般に、ブリッジング機能を有するネット
ワーク装置では、アメリカ電気電子技術者協会(IEE
E)が定めているIEEE std802.1Dで定め
られた規格に基づきパケットを廃棄する論理を実現して
いる。このIEEE std802.1Dは、「Med
ia Access Control Bridge」
に関する標準規格である。
【0004】この規格の中で、ブリッジ機能を有するネ
ットワーク接続装置では、パケットを受信してから送信
するまでの最大遅延時間として最大ブリッジ転送遅延が
定義されている。スイッチもしくはブリッジ機能を有す
るネットワーク装置では、受信したパケットをパケット
バッファメモリへ格納する際に、受信時刻を表すタイム
スタンプを同時に格納する。パケットを送信する際に、
読出したパケットのタイムスタンプをチェックすること
によって、最大ブリッジ転送遅延を越えてバッファに滞
留したかの判断を行い、パケットの廃棄処理を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、国際標準化機
構(ISO)が定めたネットワークプロトコルの標準で
あるOSIの7階層モデルにおける第2層(レイヤ
2)、第3層(レイヤ3)のアドレス情報に基づきスイ
ッチの処理を行う。レイヤ2スイッチや一般的にルータ
と称されるレイヤ3スイッチにおいて、音声や画像等パ
ケット単位で許容滞留時刻の制御を行う必要性が出てき
ている。ここで言う許容滞留時間とは、そのパケットが
ネットワーク接続装置内で滞留を許容される時間を指
す。一般に、映像や音声情報に代表されるパケットデー
タは、リアルタイム性を要求する為に、伝送遅延は短く
する必要がある。
【0006】よって、ネットワークの輻輳等により、伝
送遅延が大きくなった場合には、積極的に廃棄されるべ
き性質のデータと言える。つまり、ネットワーク接続装
置内における許容滞留時間は短い。逆に、単なるファイ
ル転送のデータは、リアルタイム性はなく、多少の伝搬
遅延が発生しようとも、積極的に廃棄されることは好ま
しくなく、ネットワーク接続装置内における許容滞留時
間は長いとされる。
【0007】次に、パケット単位で許容滞留時間を制御
する動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップS1で、パケットの受信時刻に許容滞留
時間を加算して限界滞留時刻を算出する。ステップS4
では、限界滞留時刻をタイムスタンプとして、パケット
データと共にパケットバッファメモリに格納する。
【0008】図8の受信パケットの処理フローに従っ
て、加算を行った際に、桁上がりが発生した場合に、次
に示す理由により、本来廃棄すべきでないパケットが不
正に廃棄されている虞れがあった。これにつき、図9を
参照して説明する。図9は、時刻を16ビットで表現す
る装置の場合のタイムチャートである。タイムポイント
aからポイントbの範囲(タイムスタンプの最大値ff
ffから許容滞留時間To、即ち00ff)を不正廃棄
時間帯とする。この不正廃棄時間帯にパケットの受信が
あった場合、先に説明した加算処理により得られる限界
滞留時刻である。
【0009】タイムスタンプの値は桁上がりが発生す
る。加えて、このパケットの送信時刻がポイントaから
ポイントbの範囲であるときは、限界滞留時刻の方が送
信時刻より小さい値となる。これは、このパケットが限
界滞留時間を越えて装置内に滞留したと同じ判断にな
り、送信可能なパケットが不正に廃棄されてしまう。L
AN上のトラフィックが飽和状態でない通常の場合で
は、パケットはスイッチの装置内で殆ど滞留することな
く、結果的に遅延も小さい。よって、上述した問題は頻
繁に発生する。
【0010】この問題の解決策として、桁上げフラグを
持つことが考えられる。しかし、この場合には、桁上げ
情報を表すビット数がタイムスタンプのビット数として
増加する。その為に、パケットメモリ容量が増加すると
いう別の問題が生じる。
【0011】従って、本発明の目的は、不正に廃棄され
ていたパケットを廃棄せず、しかもビット数増加を伴わ
ないパケットの廃棄処理方式を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるパケットの廃棄処理方式は、次のよう
な特徴的な構成を採用している。
【0013】(1) パケット通信ネットワーク装置に
おけるパケットの限界滞留時刻をパケットバッファに格
納する際に、送信パケットを表す情報をタイムスタンプ
として同時に格納し、前記パケットを送信するとき前記
タイムスタンプと現在時刻を比較することにより前記パ
ケット廃棄の判断をするパケットの廃棄処理方式におい
て、前記パケットバッファに格納する前記タイムスタン
プを計算する際に、桁上がりが生じるか否か判断し、桁
上がりが生じた場合には前記タイムスタンプとして最大
値を設定するパケットの廃棄処理方式。
【0014】(2)前記タイムスタンプは、前記各パケ
ットの受信時刻と許容滞留時間とを加算して求めた限界
滞留時刻tsである上記(1)のパケットの廃棄処理方
式。
【0015】(3)前記比較は、送信時刻ttと前記限
界滞留時刻tsとを比較し、tt>tsのとき前記パケ
ットは送信せず廃棄する上記(1)又は(2)のパケッ
トの廃棄処理方式。
【0016】(4)前記限界滞留時刻を計算する際に、
桁上がりが生じた場合には、受信時刻と装置固有の閾値
時刻を比較し、前記受信時刻が前記閾値より小さいとき
前記限界滞留時刻に前記タイムスタンプとしての最大値
を設定する上記(1)のパケットの廃棄処理方式。
【0017】(5)前記受信時刻が前記閾値時刻以上の
場合には前記タイムスタンプの変更をしない上記(4)
のパケットの廃棄処理方式。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパケットの廃棄処
理方式の好適実施形態例を添付する図1乃至図7を参照
して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明のパケットの廃棄処理方式
の限界滞留時刻算出動作を説明するフローチャートであ
る。図2は、図1のフローチャートに基づいてスイッチ
の処理を行うネットワーク装置のブロック図である。先
ず、図2のブロック図につき説明する。
【0020】このネットワーク装置は、パケット受信部
30、アドレス解決処理部31、サーチメモリ32、時
刻加算部33、時刻発生部34、パケットバッファ(メ
モリ)35、時刻比較部36、パケット送信部37及び
送信キュー管理部38より構成される。
【0021】パケット受信部30は、LAN回線から受
信したパケットPaをアドレス解決処理部31へ送出す
る。このときのパケットPaの構造は図3に示す如く、
イーサネットのパケットで、宛先アドレスDA、発信元
アドレスSA、伝送情報I及びパケットデータ妥当性情
報FCSから構成される。64バイト乃至1,518バ
イト程度のデータである。
【0022】アドレス解決処理部31は、サーチメモリ
32を検索し、受信パケットの送信先ポート情報と、許
容滞留時間Toを得る。サーチメモリ32には、アドレ
ス情報のテーブルや、データの種別のテーブルを持ち、
任意の情報をキーにして、テーブルを検索する。これに
より、送信先のポート情報を得ることができる。この際
に、同時に、受信したパケットの単位で、そのパケット
の許容滞留時間を知ることができる。
【0023】次に、アドレス解決処理部31は、送信キ
ュー管理部38へ送信先ポートの情報TPとパケットバ
ッファ35へのパケットの書込アドレスBArを送出す
る。送信キュー管理部38は、パケットが格納されたパ
ケットバッファ35のアドレスをキュー構造で管理する
ことで、送信するパケットの順番を管理する。このキュ
ーは、送信ポート単位に、1又は複数のレベルで行う。
【0024】図5は、送信キュー管理部38で管理され
るキュー構造を示している。この例では、BA3が一番
先頭で、続けてBA1、BAn、BA8、BA0、BA
6、BA(n−1)の順で、最後がBA2の各バッファ
アドレスをキュー管理している。つまり、このアドレス
に対応したバッファに格納されたパケットが順に送信さ
れる。
【0025】また、アドレス解決処理部31は、パケッ
トデータPbを時刻加算部33に送る。この際のパケッ
トデータPbは、図3に示されるように、受信したパケ
ットデータPaに許容滞留時間Toが付加されている。
【0026】時刻加算部33は、時刻発生部34から得
る現在時刻を、このパケットの受信時刻trとし、受信
時刻trに許容滞留時間Toを加算して限界滞留時刻t
sを算出する。時刻発生部34は、この例では、16ビ
ットのカウンタ回路で構成されているものとし、16進
数の0000からffffまでの値をとり、ffffの
次は0000に戻る。また、300Hz程度の周波数を
ベースクロックとした場合、1周期で約218秒の時を
刻むことになる。時刻加算部33は、ここで得られた限
界滞留時刻tsをタイムスタンプとして、パケットデー
タPc(図3参照)を書込アドレスBArに従い、パケ
ットバッファ35へ格納する。このときのパッケージデ
ータPcは、図3に示す如く、受信したパケットデータ
Paに限界滞留時刻tsを表すタイムスタンプが付加さ
れている。
【0027】図4は、パケットバッファ35に書込むデ
ータの構造を示している。
【0028】次に、時刻加算部33で行われる限界滞留
時刻算出動作を、図1のフローチャートを用いて、以下
に説明する。
【0029】先ず、ステップS1で、受信したパケット
が時刻加算部33に到着したとき、時刻発生部34から
受信時刻trを受取り、この受信時刻trにパケットの
許容滞留時間Toを加算して限界滞留時刻tsとする。
【0030】次に、ステップS2で、先の限界滞留時刻
tsの計算で桁上げが発生したか否かの判定を行う。桁
上げが発生した場合には、上述した不正廃棄時間帯でパ
ケットを受信した場合に相当する。桁上げが発生した場
合は、ステップS3において、タイムスタンプの最大値
を限界滞留時刻tsとして設定する。この例では、限界
滞留時刻tsは全て16進数でffffに設定変更す
る。それ以外のときには、算出値をそのまま限界滞留時
刻tsとする。
【0031】次に、ステップS4で、限界滞留時刻ts
はタイムスタンプとして、パケットと共にパケットバッ
ファ35に格納する。
【0032】時刻比較部36は、送信キュー管理部38
に指示された送信パケットのアドレスBAtに従って、
パケットバッファ35からパケットデータPcを読出
す。この例では、図5の送信キューの先頭のパケットの
バッファアドレスBA3に従って、図4のパケットバッ
ファのBA3の場所に格納されているデータが読出され
る。このとき、時刻比較部36は、時刻発生部34から
の現在時刻を得て、このパケットの送信時刻ttとす
る。時刻比較部36は、パケットPcが有する限界滞留
時刻tsと比較する。比較の結果、送信時刻ttと限界
滞留時刻tsの関係が、 tt>ts のときは、このパケットの送信は行わずに廃棄する。
【0033】この例において、BA3に格納されている
限界滞留時刻tsは、16進で58f6である為に、送
信時刻ttが58f7及至ffffであると、送信時刻
ttが限界滞留時間tsを過ぎているので、パケットは
廃棄し、送信は行わない。送信時刻ttが限界滞留時刻
tsを越えていない場合には、パケットデータPaをパ
ケット送信部37へ送る。
【0034】次のパケットを送信する場合、図5の送信
キューのバッファアドレスBA3の次にはバッファアド
レスBA1が格納されているので、バッファアドレスB
A1に従って、図4のパケットバッファのBA1の場所
に格納されているデータが読出される。ここに格納され
ている限界滞留時刻tsは、限界滞留時刻tsの算出の
際に桁上げが起こり、タイムスタンプの最大値ffff
が格納されている。
【0035】時刻比較部36は、送信時刻ttと限界滞
留時刻tsの比較を行う。限界滞留時刻tsはffff
である為に、比較の結果、 tt>ts の条件が成立することはない。従って、本パケットが廃
棄されることはなくなる。
【0036】以上の説明から明らかな如く、本発明の処
理方式によると、従来方式では不正に廃棄されていたパ
ケットは、廃棄されないこととなる。
【0037】本発明によるパケットの廃棄処理方式の他
の実施形態例を説明する。基本構成は上述した図2と同
じであるが、パケットの受信時刻の範囲によって更に工
夫を加えている。以下、図6のフローチャートに基づき
説明する。
【0038】図6のフローチャートは、ステップS5の
処理が加えられている点で図1のフローチャートと異な
る。即ち、限界滞留時刻tsの計算の際に、桁上がりが
生じた場合でも、限界滞留時刻tsを無条件にタイムス
タンプの最大値に変更しない。限界滞留時刻tsの計算
の際に、桁上がりが生じると、受信時刻trと装置が有
する固有の閾値時刻tbとを比較する(ステップS5参
照)。
【0039】この比較の結果、tr>tbの場合には、
限界滞留時刻tsの値は変更しない。しかし、tr≦t
bの場合には、従来どおり限界滞留時刻tsをタイムス
タンプの最大値に変更する(ステップS3参照)。
【0040】次に、この閾値時刻tbを、図7を参照し
て説明する。スイッチ処理を行うネットワーク装置の場
合、パケットを受信してからパケットバッファに格納
し、パケットを送信する迄に要する最低の遅延時間は存
在する。これを最少滞留時間T1と定義する。この最小
滞留時間T1はスイッチングの方式によっても異なり、
ネットワーク装置で固有の値である。
【0041】時刻の最大値(ポイントa)―最小滞留時
間T1の位置をポイントcとし、このポイントcが閾値
時刻tbとなる。ポイントcからポイントa間に受信し
たパケットの場合、その送信時刻ttは、必ず時刻の最
大値(ポイントa)以降である。つまり、このポイント
cからポイントa間で受信した場合に限って、本発明の
解決課題である、誤認識によるパケットの廃棄は生じな
いと言える。よって、この閾値時刻tbの判断を加える
ことで、限界滞留時刻tsの計算結果の書換えを発生さ
せる時間帯を縮小可能である。
【0042】以上、本発明によるパケットの廃棄処理方
式の実施形態例につき詳述した。しかし、本発明は斯る
特定例のみに限定するべきではなく、本発明の要旨を逸
脱することなく種々の変形変更が可能であることが当業
者には容易に理解できよう。
【0043】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
のパケットの廃棄処理方式によると、本来廃棄すべきで
ないパケットが廃棄されるという問題の発生を回避する
ことが可能である。その理由は、限界滞留時間tsを算
出する際に、桁上げが生じた場合、限界滞留時刻tsを
タイムスタンプの最大値に設定することによって、送信
の際のタイムスタンプと送信時刻trとを比較しても、
ts<trの条件は決して成立しないので、パケットは
廃棄されずに送信されるからである。換言すれば、本発
明の特徴とする処理により、限界滞留時間tsをタイム
スタンプの最大値に書換えを行ったパケットが、もしそ
のパケットの本来の許容滞留時間To以上に滞留してし
まった場合に廃棄されないという問題がある。しかし、
通常のネットワークの運用を考えると、LAN上のトラ
フィックが飽和し、パケットの滞留時間が大となる状態
は時間としては小さいか極めてまれであると判断してよ
い。つまり、本発明の処理に起因した、廃棄されない問
題が発生する確率は、本発明の解決すべき問題点である
誤認識によるパケットの廃棄が発生する確率に比べる
と、極めて小さいことになる。この点で、本発明のパケ
ットの廃棄処理方式は、従来方式に比べて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパケットの廃棄処理方式の一実施
形態例のフローチャートである。
【図2】図1に示すパケット廃棄処理方式を使用するネ
ットワーク装置のブロック図である。
【図3】図2中のパケットデータPa、Pb及びPcの
構造を示す。
【図4】図2におけるパケットバッファに格納するデー
タの構造の一例を示す。
【図5】図2における送信キューの一例の構造を示す。
【図6】本発明によるパケットの廃棄処理方式の他実施
形態例のフローチャートである。
【図7】図6におけるパケットの廃棄処理方式の作用効
果を説明する図である。
【図8】従来のパケットの廃棄処理方式のフローチャー
トである。
【図9】図8の従来技術の問題点を説明するタイミング
チャートである。
【符号の説明】
30 パケット受信部 33 時刻加算部 34 時刻発生部 35 パケットバッファ 36 時刻比較部 37 パケット送信部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パケット通信ネットワーク装置におけるパ
    ケットの限界滞留時刻をパケットバッファに格納する際
    に、送信パケットを表す情報をタイムスタンプとして同
    時に格納し、前記パケットを送信するとき前記タイムス
    タンプと現在時刻を比較することにより前記パケット廃
    棄の判断をするパケットの廃棄処理方式において、前記
    パケットバッファに格納する前記タイムスタンプを計算
    する際に、桁上がりが生じるか否か判断し、桁上がりが
    生じた場合には前記タイムスタンプとして最大値を設定
    することを特徴とするパケットの廃棄処理方式。
  2. 【請求項2】前記タイムスタンプは、前記各パケットの
    受信時刻と許容滞留時間とを加算して求めた限界滞留時
    刻tsであることを特徴とする請求項1に記載のパケッ
    トの廃棄処理方式。
  3. 【請求項3】前記比較は、送信時刻ttと前記限界滞留
    時刻tsとを比較し、tt>tsのとき前記パケットは
    送信せず廃棄することを特徴とする請求項1又は2に記
    載のパケットの廃棄処理方式。
  4. 【請求項4】前記限界滞留時刻を計算する際に、桁上が
    りが生じた場合には、受信時刻と装置固有の閾値時刻を
    比較し、前記受信時刻が前記閾値より小さいとき前記限
    界滞留時刻に前記タイムスタンプとしての最大値を設定
    することを特徴とする請求項1に記載のパケットの廃棄
    処理方式。
  5. 【請求項5】前記受信時刻が前記閾値時刻以上の場合に
    は前記タイムスタンプの変更をしないことを特徴とする
    請求項4に記載のパケットの廃棄処理方式。
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