JP3507167B2 - ピアシング完了検出装置を用いたレーザー加工ヘッドのノズル不良検出方法 - Google Patents

ピアシング完了検出装置を用いたレーザー加工ヘッドのノズル不良検出方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザー加工ヘッドのノ
ズルと被加工材の把持装置との接触により、ノズルのア
シストガス噴射口の部分に生じる変形、またはピアシン
グ加工時のスパッターの前記噴射口への付着による噴射
口の部分的閉塞などによるノズル不良の検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的にレーザー加工装置におけるレー
ザー加工ヘッドは、レーザー光を被加工材の表面に集光
する凸レンズまたは凹面鏡などからなる光学系と、切断
加工をアシストする酸素ガスや窒素ガスなどのアシスト
ガスを被加工材の加工部に噴射するためのノズルなどか
ら構成されている。
【0003】そして上述のノズルの材質は、レーザー光
が当たっても損傷を受けにくくかつ適宜な強度を有する
必要があり、熱伝導性がよく、かつレーザー光に対する
反射率が大きく、また比較的安価である銅が一般的に使
用されている。
【0004】ところで近年のレーザー発振器の高出力化
によりレーザー加工の速度も高速化が進んでいる。その
ためレーザー加工ヘッドのノズル部分と被加工材の把持
装置との接触事故を防止する接触防止手段を設けたレー
ザー加工装置がある。しかし制御システムのトラブル、
または送材装置あるいはレーザー加工ヘッドの位置決め
装置の制動装置のトラブルなどにより、レーザー加工ヘ
ッドのノズル部分と被加工材の把持装置との接触が発生
することがある。
【0005】また、上記ノズルのアシストガス噴射口の
部分は肉厚が薄くできているので、このノズル部分と被
加工材の把持装置とが接触するとアシストガス噴射口は
容易に変形を生じていびつになる。
【0006】また厚板材料、例えばSPH板厚3.2m
m〜9mm程度、においてピアシング加工(切断加工開
始のための小径の下穴加工のことをいう。)を行うと、
この材料に下穴が貫通するまでの間はこの被加工材から
多量のスパッターがノズルの噴射口へ飛散しスパッター
が噴射口に付着して噴射口の一部分を詰まらることがあ
る。
【0007】従来、上述のようなアシストガス噴射口の
変形、またはピアシング加工時のスパッターの噴射口へ
の付着による噴射口の部分的閉塞などを自動的に検出す
るものはなくオペレーターが目視で発見して適宜な対応
をしているのが普通である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにレーザー
加工ヘッドのノズル部分の材質には銅が多く使用されお
り、ノズル部分と被加工材の把持装置との接触によりア
シストガス噴射口が変形したり、ピアシング加工の時に
飛散するスパッターが噴射口へ付着すると噴射口の断面
積が減少してこの噴射口を通過するアシストガス量の減
少やその噴出方向に変化を生ずると共にレーザー光の通
過量も減少させることになり良好な切断加工ができなく
なるという問題がある。
【0009】本発明は上述の如き問題に鑑みてなされた
ものであり、本発明の課題はノズル部分と被加工材の把
持装置との接触によるアシストガス噴射口の変形、また
はピアシング加工の時のスパッターの噴射口への付着に
よる噴射口の断面積の減少などのノズル不良検出を本願
出願人が実用化しているピアシング加工完了検出装置
(特開平4−91880号)を応用して自動的に検出す
る方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1によるレーザー加工ヘッドのノズル不良検
出方法は、レーザー加工ヘッドのノズル内に設けられピ
アシング加工時に被加工材に発生する光を捕捉するミラ
ーと、該ミラーからの光を受光して電気信号に変換する
センサヘッド部と、ピアシング開始と完了とを検出する
ために設定された上方基準値と下方基準値とにより、検
出部において前記センサヘッド部からのセンサ信号レベ
ルがピアシング開始時は上方基準値以上であり、その後
下方基準値以下になった時ピアシング完了信号をNC装
置に出力するピアシング完了検出装置において、ピアシ
ング開始後の前記センサヘッド部からのセンサ信号レベ
ルが上方基準値未満の時、レーザー加工ヘッドのノズル
不良と判断し、前記検出部からノズル不良信号を前記N
C装置に出力することを特徴とするものである。
【0011】そして、請求項2によるレーザー加工ヘッ
ドのノズル不良検出方法は、前記請求項1において、前
記ノズル不良信号の前記NC装置への入力により、該N
C装置のディスプレイにノズル不良のアラーム表示を行
うと同時にレーザー出力を停止させることを特徴とする
ものである。
【0012】また、請求項3によるレーザー加工ヘッド
のノズル不良検出方法は、前記請求項2において、前記
NC装置へ入力されるノズル不良信号は、該ノズル不良
信号のレベルが前記上方基準値未満の状態でt1 時間以
上継続した場合に入力されることを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】請求項1のレーザー加工ヘッドのノズル不良検
出方法とすることにより、ピアシング加工を実施する時
に被加工材からの光をノズルの内部で捕捉することが可
能であり、またセンサヘッドでその光の強度を電気信号
に変換し、その電気信号のレベルを予め設定してある上
方基準値と比較することにより、前記ノズルのアシスト
ガス噴射口を通過する光の強度のレベルを知ることがで
きる。そしてその光の強度のレベルを知ることにより、
前記のノズルのアシストガス噴射口の断面積が正常であ
るか否かを判断することができる。すなわちノズルの不
良を自動的に検出することができる。
【0014】請求項2のレーザー加工ヘッドのノズル不
良検出方法とすることにより、前記請求項1の作用に加
えて、前記ノズルの不良を検出した場合、NC装置のデ
ィスプレイにノズル不良のアラーム表示を行うと同時に
レーザー出力を停止させることができる。
【0015】請求項3のレーザー加工ヘッドのノズル不
良検出方法とすることにより、前記請求項2の作用に加
えて、前記ノズル不良信号の出力は前記上方基準値未満
の状態がt1 時間以上継続の後に出力されるので不良検
出の判断の正確性が向上する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はピアシング完了検出装置を用いたノズル不
良検出方法の基本的構成の説明図である。
【0017】さて図1を参照するに、センサヘッド部1
はレーザー加工装置のレーザー加工ヘッド3に取付けら
れており、ピアシング加工または切断加工などのレーザ
ー加工時において被加工材Wに発生する光を集光レンズ
5とノズル7との間で捕捉するようになっている。
【0018】センサヘッド部1で捕捉された光は電気信
号に変換されて検出部9へ送られ、ここで、ピアシング
加工完了検出およびノズル不良検出がなされ、ピアシン
グ完了信号またはノズル不良信号がNC装置11に送ら
れる。なおピアシング加工の開始の時にNC装置11か
ら検出部9に対してレーザー加工ヘッド3へのレーザー
光を遮断しているシャッターを開かせるシャッター開の
信号が送られる。
【0019】前記センサヘッド部1は、図2に示される
ようにミラー13、窓15および増幅器を取付けた可視
光センサ17等から構成されている。ミラー13はレー
ザー加工ヘッド3の内部に設置してあるが、レーザー加
工ヘッド3の内部はアシストガスである酸素が充満して
おり、また、レーザーの光路となっており苛酷な環境で
あるので、可視光センサ17は窓15によって分離して
レーザー加工ヘッド3の外部に取付けてある。なお前記
可視光センサ17に代えて赤外線センサを用いることも
できる。
【0020】可視光センサ17に入力された被加工材W
からの光は電気信号に変換増幅されて検出部9に送られ
る。なお本実施例では、ミラー13、窓15および増幅
器を取付けた可視光センサ17は一体的に構成されてい
る。
【0021】前記検出部9は図3に示されるように、入
力アンプ19、入力波形のレベル検出部21およびNC
出力部25などからなている。入力アンプ19は前記シ
ャッターが閉の状態、すなわち、センサヘッド部1から
の出力信号が本来ゼロであるべき時にも入力アンプ19
のオフセット電圧がA点に出力されるので、NC装置に
よりオフセットスイッチSWをONにし、コンデンサー
Cに入力電圧と同等になるように電荷を蓄えることによ
りA点の出力電圧を常にゼロにしてある。
【0022】ピアシング加工を開始する時は、レーザー
光源からレーザー加工ヘッド3へのレーザー光を遮断し
ているシャッターを開かせるNC装置からのシャッター
開の信号により、シャッターを開くと同時にオフセット
スイッチSWをOFFにし、オフセットの調整を解除す
るようにしてある。このように、シャッター開直前のセ
ンサ信号入力時のA点の出力電圧を常にゼロになるよう
に自動的に調整しているので、入力アンプ19はシャッ
ターが開いてからのセンサ信号の変化のみを増幅するこ
とになる。
【0023】入力アンプ19により増幅された信号はレ
ベル検出部21へ入力される。レベル検出部21は入力
波形の平均値を上方基準値VHおよび下方基準値VLと
比較して、信号の状態を監視するものであり、図4のセ
ンサ信号1の波形と図5のセンサ信号2の波形の場合と
の判定を行う。すなわち、シャッター開の信号によりレ
ベル検出部21が動作を始め、信号入力が上方基準値V
H以上になったのを確認する。
【0024】なお前記上方基準値VHは、ピアシング加
工開始時の被加工材Wからの光を電気信号に変換したと
きの信号レベルより若干小さい値に設定されており、ま
た下方基準値VLは、ピアシング加工完了後(すなわち
穴が貫通した後)の被加工材Wからの光を電気信号に変
換した時の信号レベルより若干大きい値に設定されてい
る。
【0025】その後ピアシング加工が進むにつれて、セ
ンサ信号1のレベルは図5のように徐々に低下して、ピ
アシング加工が完了して被加工材Wに穴が明くと、被加
工材Wからの光を電気信号に変換したときの信号レベル
は急激に低下し、センサ信号レベルは前記下方基準値V
L以下となりその後一定状態となる。このセンサ信号レ
ベルが下方基準値VL以下になった時に前記レベル検出
部21からNC出力部25へピアシング完了信号が出力
され、NC装置11がこのピアシング完了信号を受取る
と余裕を見て設定されているピアシング加工設定時間が
解除されて加工プログラムに従った切断工程が開始され
るようになっている。
【0026】なお好ましくは、前記レベル検出部21か
らNC出力部25へのピアシング完了信号のが出力は、
前記センサ信号レベルが下方基準値VL以下の一定状態
になり、その一定状態がt1 時間以上継続した場合に出
力されるのがよい。
【0027】次に、レーザー加工ヘッドのノズル不良検
出方法について説明する。さて図6を参照するに、図6
にはレーザー加工ヘッドのノズルの噴射口の断面形状が
変形またはノズルの噴射口の一部分にスパッターが詰ま
っている時のセンサ信号3の波形を示してある。ピアシ
ング加工において穴が貫通しない程度のノズルが不良の
場合には、正常なノズルに比較してレーザー光の通過量
がかなり少ないので、ピアシング加工開始時の被加工材
Wからの光も減少し、センサ信号3の波形の最大値は前
記上方基準値VHには至らない。
【0028】ピアシング加工開始時の前記センサ信号3
のピークレベルが前記上方基準値VHに至らない場合に
はノズル不良と判断して、レベル検出部21からNC出
力部25へノズル不良信号が出力されるようになってい
る。
【0029】なお好ましくは前記レベル検出部21から
NC出力部25へのノズル不良信号の出力は、前記上方
基準値VH未満の状態がt1 時間以上継続した場合に出
力されるのがよい。
【0030】なお上記センサ信号3は、その後レベルが
徐々に低下して前記下方基準値VLより若干大きいレベ
ルの状態のまま持続する。
【0031】そこで前記NC装置がノズル不良検出信号
を受取るとNC装置は、レーザー出力を停止させると共
にNC装置のディスプレイ(図示省略)にノズル不良を
示す適宜なアラーム表示を行うようになっている。
【0032】図7は本発明のレーザー加工ヘッドのノズ
ル不良検出方法を説明するフローチャートである。以下
このフローチャートのノズル不良検出方法のステップを
順に説明する。
【0033】レーザー加工のプログラムにおいてピアシ
ング加工に入ると、まずステップS10でピアシング加
工が開始されたか否かの判断がなされる。ピアシング加
工が開始されれば、次のステップS20でセンサ信号レ
ベルが上方基準値VH以上か否かの判断を行い、この条
件に該当する時はピアシング加工を継続する(S3
0)。
【0034】次のステップS40で前記センサ信号レベ
ルが下方基準値VL以下か否かの判断を行い、この条件
に該当する時はさらに次のステップS50でその状態で
1時間継続したか否かの判断を行う。ステップS50
の条件に該当する時は前記レベル検出部21からNC出
力部25へピアシング完了信号がを出力され、そしてN
C装置11がこのピアシング完了信号を受取ると、ピア
シング加工設定時間が解除されて加工プログラムに従っ
た切断工程が開始される。
【0035】なお、前記ステップS40で前記センサ信
号レベルが下方基準値VL以下でない場合には、ステッ
プS30に戻りピアシング加工を継続する。また、前記
ステップS50の条件判断に該当しない場合には、ステ
ップS40に戻り再度ステップS40の条件判断が行わ
れる。
【0036】前記ステップS20の条件判断においてセ
ンサ信号レベルが上方基準値VH未満の場合には、ステ
ップS70において上方基準値VH未満の状態がt1
間継続下か否かを判断する。このステップS70の条件
判断に該当する時は、次のステップS80におい前記レ
ベル検出部21からNC出力部25へノズル不良信号が
出力され、そしてNC装置11がこのノズル不良信号を
受取ると、レーザー出力を停止させると共にNC装置1
1のディスプレイにノズル不良を示す適宜なアラーム表
示を行う(ステップS90)。
【0037】なお、前記ステップS70の条件判断に該
当しない場合には、前記ステップS20に戻り再度ステ
ップS20の条件判断が行われる。また前記ステップS
10の条件判断に該当しない場合には前に戻りステップ
S10の条件判断を行う。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1の発明によれば、ピアシング加工を実施する時に被
加工材からの光をノズルの内部で捕捉することが可能で
あり、またセンサヘッドでその光の強度を電気信号に変
換し、その電気信号のレベルを予め設定してある上方基
準値と比較することにより、前記ノズルのアシストガス
噴射口を通過する光の強度のレベルを知ることができ
る。そしてその光の強度のレベルを知ることにより、前
記のノズルのアシストガス噴射口の断面積が正常である
か否かを判断することができる。すなわちノズルの不良
を自動的に検出することができる。
【0039】上記作用により、レーザー切断を行う前の
ピアシング工程において自動的にノズルのアシストガス
噴射口の断面積が正常であるか否かを判断されるので。
不良切断を未然に防止することができる。またノズルの
不良検出が自動化されることでノズルの不良を監視する
オペレーターの負担が軽減される。
【0040】また、請求項2の発明によれば、ノズルの
不良を検出した場合NC装置のディスプレイにノズル不
良のアラーム表示を行うと同時にレーザー出力を停止さ
せることができるので不良切断が未然に防止されると同
時にノズル不良のアラーム表示によって不良ノズルの交
換を忘れるようなことがない。
【0041】さらに、請求項3の発明によれば、前記ノ
ズル不良信号の出力は前記上方基準値未満の状態がt1
時間以上継続の後に出力されるので不良検出の判断の正
確性が向上し、誤って機械を停止させることも減少する
ので機械の稼働率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピアシング完了検出装置を用いたノズル不良検
出方法の実施例の基本的構成図。
【図2】ピアシング完了検出装置を用いたノズル不良検
出方法の実施例におけるセンサヘッド部の説明図。
【図3】ピアシング完了検出装置を用いたノズル不良検
出方法の実施例における検出部の説明図。
【図4】ピアシング完了検出装置を用いたノズル不良検
出方法の実施例におけるレベル検出部に入力されるセン
サ信号1の波形。
【図5】ピアシング完了検出装置を用いたノズル不良検
出方法の実施例におけるレベル検出部に入力されるセン
サ信号2の波形。
【図6】ピアシング完了検出装置を用いたノズル不良検
出方法の実施例におけるレベル検出部に入力されるセン
サ信号3の波形。
【図7】ピアシング完了検出装置を用いたノズル不良検
出方法のレーザー加工ヘッドのノズル不良検出方法を説
明するフローチャート。
【符号の説明】
1 センサヘッド部 3 レーザー加工ヘッド 5 集光レンズ 7 ノズル 9 検出部 11 NC装置 13 ミラー 15 窓 17 可視光センサ 19 入力アンプ 21 レベル検出部 25 NC出力部 VH 上方基準値 VL 下方基準値 W 被加工材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー加工ヘッド3のノズル7内に設
    けられピアシング加工時に被加工材Wに発生する光を捕
    捉するミラー13と、該ミラー13からの光を受光して
    電気信号に変換するセンサヘッド部1と、ピアシング開
    始と完了とを検出するために設定された上方基準値VH
    と下方基準値VLとにより、検出部9において前記セン
    サヘッド部1からのセンサ信号レベルがピアシング開始
    時は上方基準値VH以上であり、その後下方基準値VL
    以下になった時ピアシング完了信号をNC装置11に出
    力するピアシング完了検出装置において、ピアシング開
    始後の前記センサヘッド部1からのセンサ信号レベルが
    上方基準値VH未満の時、前記レーザー加工ヘッド3の
    ノズル不良と判断し、前記検出部9からノズル不良信号
    を前記NC装置に出力することを特徴とするレーザー加
    工ヘッドのノズル不良検出方法。
  2. 【請求項2】 前記ノズル不良信号の前記NC装置への
    入力により、該NC装置11のディスプレイにノズル不
    良のアラーム表示を行うと同時にレーザー出力を停止さ
    せることを特徴とする請求項1に記載のレーザー加工ヘ
    ッドのノズル不良検出方法。
  3. 【請求項3】 前記NC装置11へ入力されるノズル不
    良信号は、該ノズル不良信号のレベルが前記上方基準値
    VH未満の状態でt1 時間以上継続した場合に入力され
    ることを特徴とする請求項2に記載のレーザー加工ヘッ
    ドのノズル不良検出方法。
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