JP3504608B2 - 冷却システム - Google Patents
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Description
荷を冷却する冷却システムに関する。
負荷Hに、冷却回路aを接続している。この冷却回路a
は、この回路a内の二次冷却水を循環させるポンプp
と、二次冷却水を一時的に蓄えるバッファタンクtとを
備えている。そして、上記負荷H内に二次冷却水を通過
させる過程において熱交換を行って、負荷Hが発生する
熱を奪うようにしている。また、上記のようにして負荷
Hの熱を奪うことによって、二次冷却水の温度が上昇す
るが、この二次冷却水の熱を、以下に説明する冷却装置
bによって放熱するようにしている。
ン熱交換器1と、このメイン熱交換器1に接続するとと
もに、冷媒ガスを循環させる循環回路2と、この循環回
路2に接続したコンプレッサーCと、冷媒ガスの熱を外
部に放出する放熱用熱交換器3とから構成されている。
また、上記放熱用熱交換器3には配管4を接続し、この
配管4を介して一次冷却水を導くようにしている。この
一次冷却水としては、水道水やクーリングタワーによっ
て冷やされた工業用水などがあり、その水温は、季節に
よって差があるが、10度〜30度の範囲に保たれてい
る。そして、この一次冷却水の供給流量を、図示してい
ないバルブによって制御することによって、冷媒ガスを
所定温度まで冷やすようにしている。
ッサーCによって、冷媒ガスを高圧高温にする。この高
圧高温になった冷媒ガスを、放熱用熱交換に3によって
凝縮し液化する。この液化された冷媒を、メイン熱交換
器1において蒸発させ、2次冷却水の熱を奪う。このよ
うにすれば、負荷Hの熱を奪って高温になった二次冷却
水を冷やすことができる。以上のように、上記冷却装置
bは、冷媒ガスによって冷却回路aの二次冷却水を冷や
す構成にしているため、冷媒ガスの温度を、常に二次冷
却水の温度よりも低く保っておく必要がある。そのた
め、この従来のシステムでは、コンプレッサーCを常に
作動させている。
は、冷却装置bのコンプレッサーCを常時作動させてお
かなければならないので、消費エネルギーが多くかかる
という問題があった。一方、冬場など、外気温が低くな
ると、それに伴って一次冷却水の水温が低くなるので、
放熱用熱交換器3の能力だけで、冷媒ガスを所定の温度
まで冷やすことができる。しかし、このような場合で
も、従来のシステムでは、冷却装置bのコンプレッサー
Cを作動させているので、エネルギーを無駄に消費する
ことになっていた。この発明の目的は、エネルギー消費
量を少なくすることができ、しかも、エネルギーロスの
少ない冷却システムを提供することである。
この負荷を冷媒によって冷却する冷却回路と、この冷却
回路の冷媒の熱を外部に放熱して冷媒を冷却する放熱機
構と、バルブの開度を制御可能な合流バルブと、冷媒を
蓄積し、この冷媒を上記冷却回路に上記合流バルブを介
して供給可能な冷媒タンクと、この冷媒タンク内の冷媒
を所定温度に保つ冷却装置と、上記負荷に供給する冷媒
の温度に基づいて上記合流バルブの開度を制御するとと
もに、上記冷媒タンクに蓄積された冷媒の温度に基づい
て冷却装置の作動を制御するコントローラと、上記冷却
回路の冷媒の温度を検出する温度センサーとを備え、上
記コントローラは、温度センサーによって検出された冷
却回路内の冷媒の温度が、所定の温度にあるときは上記
合流バルブを閉じ、所定の温度よりも高いときに上記合
流バルブを開いて、冷媒タンク内の冷媒を冷却回路に合
流させるように制御するとともに、上記コントローラ
は、冷媒タンク内の冷媒の温度が、所定の範囲内に保た
れているときは上記冷却装置の作動を停止させ、所定の
範囲を超えて高温となったときは上記冷却装置を作動さ
せるように制御することを特徴とする。
放熱機構を、水冷式にして、冷却水として工業用水や水
道水を導く構成にしたことを特徴とする。
る負荷Hに冷却回路Aを接続している。この冷却回路A
は、この冷却回路A内の二次冷却水を循環させるポンプ
Pと、二次冷却水を一時的に蓄えるバッファタンクT
と、この発明の放熱機構に相当する放熱用熱交換器5と
を備えている。上記放熱用熱交換器5には、配管6を接
続し、この配管6を介して一次冷却水を導くようにして
いる。この一次冷却水としては、前記従来例と同様に、
工業用水や水道水などである。ただし、この一次冷却水
は、夏場と冬場とで温度差があり、10度〜30度の範
囲に変化する。
負荷H内を通過する過程で熱交換を行い、負荷Hの熱を
奪う。このように負荷Hの熱を奪って温度が上昇した二
次冷却水は、その奪った熱を放熱用熱交換器5によって
外部に放出する。このようにすることによって、二次冷
却水を、所定の温度まで冷やすようにしている。また、
上記放熱用熱交換器5によって冷却される二次冷却水の
温度は、この放熱用熱交換器5に供給される一次冷却水
の水温と流量とによって決まる。そこで、この実施例で
は、二次冷却水が所定の温度に冷えるように、一次冷却
水の流量を配管6に設けた図示していないバルブによっ
て制御するようにしている。なお、このバルブは、手動
で制御するようにしてもいいし、自動で制御するように
してもよい。自動制御の場合には、一次冷却水と二次冷
却水との温度をセンサーによって検出し、これら両冷却
水の温度に基づいて、図示していないサーボバルブの開
度をコントローラによって調節するようにすればよい。
て二次冷却水を冷やすため、放熱用熱交換器5に供給さ
れる一次冷却水の水温は、負荷Hの熱を奪った後の二次
冷却水の水温よりも低くしている。
タンク8を接続している。この冷媒タンク8は、上記バ
ッファタンクTよりも容量の大きいものであり、その内
部には、バッファタンクTに蓄えられた量よりも数倍多
い量の二次冷却水を蓄えている。また、この冷媒タンク
8内には、蒸発器9を組み込むとともに、この蒸発器9
に配管10を介して冷却装置11を接続している。そし
て、冷却装置11から冷えた冷媒ガスを蒸発器9に導い
て、冷媒タンク8内の二次冷却水を所定の温度に冷やす
ようにしている。
内の二次冷却水を、所定の温度範囲に保つものであり、
必要に応じて作動する。すなわち、冷媒タンク8内の二
次冷却水の水温を、例えば5℃〜10℃の範囲で制御す
るように設定した場合、冷却装置11は、二次冷却水を
5℃まで冷やすと、その作動を一端停止する。その後、
冷媒タンク8内の二次冷却水の温度が上昇して、10℃
を超えると作動する。そして、二次冷却水を5℃まで冷
やしたら、再び停止する。つまり、この冷却装置11
は、冷媒タンク8内の温度が所定の温度範囲に保たれて
いる間、作動を停止して、エネルギーを消費しないよう
にしている。そして、このようにした冷却装置11は、
空冷式でも水冷式でもよい。空冷式の場合には、装置自
体にファンを取り付けることになる。また、水冷式の場
合には、上記配管6に分岐管を接続し、この分岐管を介
して一次冷却水を導くようにすればよい。
御するコントローラ12を接続している。また、上記冷
媒タンク8と冷却回路Aとを接続する配管7には、合流
バルブ13を接続している。この合流バルブ13の開度
も、上記コントローラ12によって制御するようにして
いる。そして、この合流バルブ13を開くことによっ
て、その開度に応じた流量を冷媒タンク8から冷却回路
Aに合流させるようにしている。なお、このように冷媒
タンク8から二次冷却水を放出すると、その分、この冷
媒タンク8内の容量が減る。この減った分は、配管15
を介してバッファタンクTから補充するようにしてい
る。したがって、冷媒タンク8内には、常に一定定量の
二次冷却水が蓄えられている。
には、温度センサー14を設けている。この温度センサ
ー14は、負荷Hに供給される二次冷却水の温度を測定
し、その温度信号を上記コントローラ12に導くもので
ある。コントローラ12は、このセンサー14からの温
度信号が、予め設定された温度よりも高い場合にのみ、
合流バルブ13を開き、冷媒タンク8内の二次冷却水を
冷却回路Aに合流させる。
管17の一端を接続し、この分岐管17の他端をバッフ
ァタンクTに接続している。そして、ポンプPから吐出
される流量が、過剰になった場合には、余剰流量を分岐
管17を介してバッファタンクTに戻すようにしてい
る。また、図中符号16は、分岐管に設けたバルブであ
り、このバルブ16によってバッファタンクTに戻る流
量を調節可能にしている。
例えば、25℃の二次冷却水によって負荷Hの温度を一
定に制御しているときに、この負荷Hの熱を奪った二次
冷却水の温度が31℃とすると、この31℃になった二
次冷却水は、放熱用熱交換器5によって冷やされる。こ
のとき、放熱用熱交換器5に導く一次冷却水の温度が、
10℃というように非常に低くなっている場合には、こ
の放熱用熱交換器5の機能だけで、二次冷却水を31℃
から25℃に冷却することができる。すなわち、放熱用
熱交換器5だけで十分な冷却能力を得ることができる。
したがって、このような場合には、コントローラ12
は、合流バルブ13を閉じた状態に保つ。
二次冷却水の温度が10℃以下に保たれていれば停止し
ている。したがって、このとき、冷却装置11の消費す
るエネルギーの分だけ、エネルギー消費量を少なく抑え
ることができる。
次冷却水の温度も高くなると、放熱用熱交換器5の能力
だけでは、冷却回路A内の二次冷却水の温度を25℃ま
で冷やすことができなくなることがある。このような場
合、コントローラ12は、温度センサー14からの温度
情報に基づいて、二次冷却水の水温が設定温度よりも高
くなっていると判断する。そして、コントローラ12か
らの信号に基づいて合流バルブ13が開き、冷媒タンク
8内に貯めておいた二次冷却水を冷却回路Aに合流させ
る。このように冷媒タンク8から10℃以下に冷えた二
次冷却水を冷却回路Aに合流させれば、負荷Hに供給さ
れる二次冷却水の温度を下げることができる。
却水は、5℃〜10℃の範囲に冷やされているので、コ
ントローラ12は、その時点における冷媒タンク8内の
二次冷却水の温度と、負荷Hに供給されている二次冷却
水の温度および供給流量とから、冷却回路A側に合流さ
せる二次冷却水の流量を決定する。つまり、コントロー
ラ12によって放熱用熱交換器5の冷却能力の不足分を
判断し、その不足分に相当する流量を、冷媒タンク8か
ら合流させることによって、負荷Hに供給される二次冷
却水の温度を25に保つようにしている。
ら冷却回路A側に二次冷却水を放出すると、バッファタ
ンクTから配管15を介して放出した流量が冷媒タンク
8に供給される。このようにバッファタンクTから冷媒
タンク8内に二次冷却水が供給されると、この冷媒タン
ク8内の二次冷却水の温度が上昇する。ただし、この冷
媒タンク8には、5℃〜10℃に保たれた大量の二次冷
却水が蓄えられているので、その温度が急激に上昇した
りしない。しかも、10℃を超えるまでは、冷却装置1
1が停止しているので、その間の消費エネルギーも少な
く維持することができる。
温度が10℃を超えると、冷却装置11が作動する。そ
して、冷媒タンク8内の二次冷却水の温度が5℃まで冷
えたら、冷却装置11の作動を停止する。以上のよう
に、この実施例によれば、冷媒タンク8内の二次冷却水
の温度が10℃以下であれば、冷却装置11を停止して
いるので、冷却装置11を常に作動させている場合に比
べて、消費エネルギーを少なくすることができる。ま
た、放熱用熱交換器5の冷却能力だけで足りている場合
には、冷媒タンク8から二次冷却水を合流させる必要も
ないので、冷媒タンク8内の二次冷却水の温度上昇を長
時間抑えることができる。したがって、エネルギーロス
も抑えることができる。
器5に導いた一次冷却水によって、二次冷却水を冷やす
構成にしているが、一次冷却水の代わりに、冷却ファン
を用いて、二次冷却水を冷やすようにしてもよい。つま
り、放熱用熱交換器5を空冷式にしてもよい。ただし、
この第1実施例のように、放熱用熱交換器5を水冷式に
すれば、工業用水や水道水などの一次冷却水を利用する
ことができるので、冷却ファンを作動させる場合に比べ
て、消費エネルギーを少なくすることができる。また、
この第1実施例では、冷却装置11の冷媒としてガスを
用いているが、液体でもよい。
水温が一定に保たれている場合、または、その水質が良
い場合に、この一次冷却水を負荷Hに直接導く構成にし
たものである。すなわち、一次冷却水を導く配管6から
分岐させた配管6aを、三方弁20を介してバッファタ
ンクTとポンプPとを接続する配管21に接続してい
る。また、負荷Hと放熱用熱交換器5とを接続する配管
22の途中にバルブ23を接続し、このバルブ23の上
流側から分岐させた戻り配管24を、一次冷却水の戻り
側に接続している。さらに、上記戻り配管24に補給用
配管25を接続し、この補給用配管25を介してバッフ
ァタンクTと戻り配管24とを接続している。この補給
用配管25にはバルブ26を設け、このバルブ26の開
閉をコントローラ12によって制御するようにしてい
る。なお、一次冷却水を放熱用熱交換器5に導く配管6
bにも、バルブ27を設けている。
まず、バルブ23、26、27を閉じるとともに、三方
弁20を切り換えて、冷媒タンクTとポンプPとの連通
を遮断し、分岐管6aとポンプPとを連通させる。この
ようにすると、配管6からの一次冷却水が、分岐管6a
→三方弁20→配管21→ポンプPを介して負荷Hに直
接導かれる。そして、この負荷Hに導いた一次冷却水
は、戻り配管24を介して一次冷却水の戻り側に排出さ
れる。以上のようにして、一次冷却水を導く回路Bが構
成されるが、この回路Bが、この発明の冷却回路とな
る。
接導けば、この一次冷却水によって負荷Hの熱を奪うこ
とができる。そのため、この一次冷却水の供給量を制御
すれば、負荷Hの温度を一定に制御することができる。
一方、一次冷却水の温度が高い場合には、この一次冷却
水を供給するだけでは十分な冷却能力が得られなくな
る。また、配管6から導いた一次冷却水の温度にばらつ
きがある場合には、安定した温度制御ができなくなる。
そこで、上記のような場合には、合流バルブ13を開い
て、冷媒タンク8内の二次冷却水を合流させる。このよ
うに二次冷却水を合流させれば、冷却能力の不足分を補
うことができる。また、一次冷却水の温度のばらつきも
安定化させることができる。なお、冷媒タンク8内の二
次冷却水を冷やす冷却装置11は、上記第1実施例と同
様に、所定の温度以上になったときにだけ作動するよう
にしている。
冷却水を合流させると、この冷媒タンク8に二次冷却水
を補充するバッファタンクT内の水位も減る。このバッ
ファタンクT内の水位は、上記コントローラ12に接続
した図示してないセンサーによって検知するようにして
いる。そして、バッファタンクT内の二次冷却水が所定
の水位よりも少なくなると、このセンサーから出力され
る信号に基づいて、コントローラ12がバルブ26を開
く。このようにバルブ26を開けば、冷媒タンク8から
放出された流量を補充することができる。なお、この第
2実施例では、一次冷却水に二次冷却水を合流させる関
係上、一次冷却水と二次冷却水とを同じ性質のものにし
ている。
媒の温度が所定の温度に保たれていれば、冷却装置を停
止するため、冷却装置のコンプレッサーを常に作動させ
なければならない従来のシステムに比べて、省エネ化を
図ることができる。特に、外気温の低い冬場等のよう
に、放熱用熱交換器の冷却能力だけで足りている場合に
は、冷媒タンクから冷却回路側に冷媒を放出する必要も
ないので、冷媒タンク内の冷媒の温度上昇を長時間抑え
ることができる。したがって、上記の省エネ効果は著し
い。また、コントローラは、負荷に供給する冷媒の温度
に基づいて上記合流バルブの開度を制御しているので、
合流バルブを介して冷却回路に合流させる冷媒の流量を
必要量に応じて調整できる。第2の発明によれば、放熱
用熱交換器の冷媒として、工業用水や水道水を利用して
いる。このように水冷式にすると、放熱用熱交換器を空
冷式にして冷却ファンを作動させる場合に比べて、特別
な動力源を必要としない分、消費エネルギーを抑えるこ
とができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 負荷と、この負荷を冷媒によって冷却す
る冷却回路と、この冷却回路の冷媒の熱を外部に放熱し
て冷媒を冷却する放熱機構と、バルブの開度を制御可能
な合流バルブと、冷媒を蓄積し、この冷媒を上記冷却回
路に上記合流バルブを介して供給可能な冷媒タンクと、
この冷媒タンク内の冷媒を所定温度に保つ冷却装置と、
上記負荷に供給する冷媒の温度に基づいて上記合流バル
ブの開度を制御するとともに、上記冷媒タンクに蓄積さ
れた冷媒の温度に基づいて冷却装置の作動を制御するコ
ントローラと、上記冷却回路の冷媒の温度を検出する温
度センサーとを備え、上記コントローラは、温度センサ
ーによって検出された冷却回路内の冷媒の温度が、所定
の温度にあるときは上記合流バルブを閉じ、所定の温度
よりも高いときに上記合流バルブを開いて、冷媒タンク
内の冷媒を冷却回路に合流させるように制御するととも
に、上記コントローラは、冷媒タンク内の冷媒の温度
が、所定の範囲内に保たれているときは上記冷却装置の
作動を停止させ、所定の範囲を超えて高温となったとき
は上記冷却装置を作動させるように制御することを特徴
とする冷却システム。 - 【請求項2】 放熱機構を水冷式にして、冷却水として
工業用水や水道水を導く構成にしたことを特徴とする請
求項1記載の冷却システム。
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