JP3497790B2 - P型窒化ガリウム系半導体の製造方法及びp型窒化ガリウム系半導体を用いた発光素子 - Google Patents

P型窒化ガリウム系半導体の製造方法及びp型窒化ガリウム系半導体を用いた発光素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青色発光が可能な
発光ダイオード、レーザダイオード等に用いられるP型
窒化ガリウム系半導体の製造方法と、この製造方法によ
って製造されたP型窒化ガリウム系半導体を用いた発光
素子とに関する。
【0002】
【従来の技術】GaN系化合物半導体は、かねてから困
難であった青色発光を実現して発光ダイオード素子に用
いられるものである。発光ダイオードは、P型半導体と
N型半導体とのPN接合によって発光する。また、PN
接合に挟まれる部分を単一量子井戸構造や多重量子井戸
構造等にして、発光効率を格段に向上させた発光ダイオ
ードが製造されている。このように発光効率に優れた発
光ダイオードの基本的条件は、良好なP型、N型結晶を
製造することにある。
【0003】従来から、GaN系化合物半導体におい
て、N型結晶は比較的容易に得られていたが、P型結晶
を製造することは困難であり、最近になって以下の2つ
の方法が開発されるにいたった。
【0004】まずは、特開平02−257679号公報
において開示されているように、常圧気相成長法によっ
てMg、Zn等のP型不純物をGaN系化合物半導体に
ドーピングして製膜し、その上から電子線を照射するこ
とでP型結晶を得る方法である。
【0005】他の方法としては、特開平05−1831
89号公報において開示されているように、常圧気相成
長法によってMg、Zn等のP型不純物をGaN系化合
物半導体にドーピングして製膜し、その後、窒素雰囲気
下でアニールすることでP型結晶を得るという方法であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した2つの方法
は、GaN系化合物半導体においてP型結晶の製造を可
能にしたという点では優れたものであるが、以下のよう
な問題点を抱えている。まず、前者の方法では、電子線
を照射するという性質上、量産化に不向きであるという
問題点がある。また、電子線の侵入深さ、すなわち0.
5μm程度の極表面しかP型結晶を得られないとい問題
点もある。
【0007】一方、後者の方法では、量産性には優れて
いるが、アニール炉等の特別な設備を必要とするという
問題点を有している。また、この方法は、P型不純物を
ドープしたGaN系化合物半導体の温度を下げる段階で
半導体中に水素が残留することで高抵抗化し、その後の
水素のない窒素雰囲気下でアニールすることで半導体か
ら水素を追い出して低抵抗のP型GaN系化合物半導体
を得るようにするという通常のP型半導体の製造方法か
らみるとかなり複雑な行程である。従って、この方法
は、微妙な条件に左右され再現性があまりよくないので
ある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、特別な設備を必要とすることなく、量産製に優れた
P型窒化ガリウム系半導体の製造方法と、この製造方法
によって製造されたP型窒化ガリウム系半導体を用いた
発光素子とを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るP型窒化ガ
リウム系半導体の製造方法は、減圧気相成長法によって
P型不純物をドーピングしたGaN系化合物半導体層を
形成した後、その上に、Zn又はN型GaNからなる数
十Å程度の膜を400℃以上で形成し、減圧不活性ガス
雰囲気下で降温させるようにしている。
【0010】また、本発明に係るP型窒化ガリウム系半
導体を用いた発光素子は、減圧気相成長法によってP型
不純物をドーピングしたGaN系化合物半導体層を形成
した後に、その上に、Zn又はN型GaNからなる数十
Å程度の膜を400℃以上で形成し、減圧不活性ガス雰
囲気下で降温させることで製造されたP型窒化ガリウム
系半導体を用いている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
P型窒化ガリウム系半導体の製造方法によって製造され
たP型窒化ガリウム系半導体の概略的断面図、図2は本
発明の実施の形態に係るP型窒化ガリウム系半導体の製
造方法によって製造されたP型窒化ガリウム系半導体を
用いた発光素子の概略的断面図、図3は本発明の実施の
形態に係るP型窒化ガリウム系半導体の製造方法によっ
て製造されたP型窒化ガリウム系半導体を用いた発光素
子の概略的断面図である。
【0012】本発明の実施の形態に係るP型窒化ガリウ
ム系半導体の製造方法は、減圧気相成長法によってP型
不純物としての、マグネシウムをドーピングしたGaN
系化合物半導体層としてのMgドープGaN層600を
基板としてのサファイア基板100に形成した後、その
上に、少なくとも400℃以上の温度では電子が主なキ
ャリアとなる金属からなる膜として数十Å程度のZn膜
700を400℃以上で形成し、減圧不活性ガス雰囲気
としての窒素ガス雰囲気下で降温させるようになってい
る。
【0013】まず、サファイア基板100にサーマルク
リーニングを施す。すなわち、減圧MOCVD装置(減
圧気相成長装置)内で水素を供給しながら、サファイア
基板100を1050℃に加熱することでクリーニング
するのである。
【0014】次に、サファイア基板100の温度を51
0℃にまで低下させ、窒素、水素をキャリアガスとして
アンモニア、トリメチルアルミニウムを供給してサファ
イア基板100の表面にAlNバッファ層200を形成
する。このAlNバッファ層200は約200Åであ
る。
【0015】次に、サファイア基板100の温度を10
00℃に上昇させて、前記キャリアガスを用いてアンモ
ニア、トリメチルガリウムを流す。この時、同時にN型
不純物としてのシリコンを用いてN型GaNであるSi
ドープGaN層300を約1.2μm成長させる。
【0016】次に、トリメチルインジウムを断続的に流
しつつ、N型GaNとN型InGaNの多重量子井戸
(MQW)からなる活性層400をSiドープGaN層
300の上に約400Å成長させる。なお、この活性層
400の成長の際のサファイア基板100の温度は75
0℃である。
【0017】さらに、サファイア基板100の温度を9
50℃として、AlNとP型GaNの超格子からなるキ
ャップ層500を前記活性層400の上に成長させる。
このキャップ層500は約200Åの厚さである。
【0018】次に、キャリアガスに不純物としてマグネ
シウムを加え、MgドープGaN層600を約0.2μ
m成長させる。このMgドープGaN層600の成長に
際しては、サファイア基板100の温度を850℃とす
る。
【0019】次に、サファイア基板100の温度を80
0℃にし、減圧MOCVD装置内の圧力を50torr
とする。これと同時に、水素、アンモニアの供給を止
め、速やかに減圧MOCVD装置内の雰囲気を不活性ガ
スである窒素ガスに切り替える。
【0020】そして、キャリアガスとして窒素ガスを用
い、トリメチルジンクを流して、膜厚が数十ÅのZn膜
700を形成する。このZn膜700は、少なくとも4
00℃以上の温度では電子が主なキャリアとなる金属か
らなる膜である。そして、このままの状態、すなわち窒
素雰囲気下でサファイア基板100の温度を約100℃
以下にまで低下させる。
【0021】これで、窒化ガリウム半導体が完成する。
このP型窒化ガリウム系半導体を発光素子である発光ダ
イオードとして用いるには、図2に示すように、Siド
ープGaN層300の一部を常法のエッチングで露出さ
せるとともに、このSiドープGaN層300にTi/
AuからなるN電極800を形成する必要がある。ま
た、Zn膜700の上に、AuGe合金からなる半透明
の厚さ約100ÅのP電極900を形成する。なお、こ
の両電極800、900の形成に際しては、100℃を
超えないようにするとともに、両電極800、900へ
の熱処理はまったく行わないようにする。両電極80
0、900が形成されたならば、個々の発光ダイオード
としてダイシングする。
【0022】このようにして製造された発光ダイオード
は、20mAの電流で動作電圧が3.6Vと非常に低い
ことが確認された。また、明るさの点においても特開平
05−183189号公報において開示されたものに同
様の電極を形成したものと同様であることが確認され
た。
【0023】このように減圧気相成長法によってP型不
純物としての,マグネシウムをドーピングしたMgドー
プGaN層600をサファイア基板100に形成した
後、その上に、少なくとも400℃以上の温度では電子
が主なキャリアとなるZn膜700を形成し、減圧不活
性ガスとしての窒素ガス雰囲気下で降温させるようにな
っている。
【0024】なお、N型GaNは水素、窒素に反応しに
くい点からZn膜の代わりに用いることも可能である。
なお、『水素、窒素に反応しにくい点』が有利な理由に
ついては後述する。
【0025】次に、上述したようなP型窒化ガリウム系
半導体の製造方法を発明するにいたった道筋を説明す
る。
【0026】P型不純物をドーピングしたGaN系化合
物半導体の抵抗率がアニールによって低下するのは、半
導体の結晶成長時に混入していた水素がP型不純物の活
性化を妨げることによるものであることが最近判明し
た。すなわち、半導体の結晶成長時に半導体中に混入し
ていた水素がアニールによって半導体表面から離脱する
ため、P型不純物が活性化することで抵抗率が低下する
のである。かかる現象は、高輝度発光ダイオード、赤色
レーザダイオード等に利用されるAlGaInP型半導
体では以前から報告されていたことであり、特にGaN
系化合物半導体に限ったことではない。
【0027】また、AlGaInP型半導体では、P型
不純物をドーピングしたAlGaInP型半導体を成長
後に窒素雰囲気等の水素のない条件下でアニールするこ
とで低抵抗のP型結晶を得ることも知られていた。ま
た、P型不純物をドーピングしたAlGaInP型半導
体を成長さけた後、引き続いてその上にSiドープGa
As等のN型半導体を成長させておいて降温すれば、低
抵抗のP型AlGaInP型半導体が得られことも知ら
れていた。この場合、表面のSiドープGaAs等は、
通常のケミカルエッチングで除去すればP型AlGaI
nP型半導体に与えるダメージは少ない。
【0028】そこで、P型不純物をドーピングしたGa
N系化合物半導体層を製膜し、降温時に雰囲気を窒素に
置換すれば、容易に低抵抗のP型GaN系化合物半導体
を得られると考えて実験を行った。この時、降温時の減
圧MOCVD装置の成長室の圧力を500torrとし
たが、ある程度の電流は流れるものの高抵抗であった。
【0029】そこで、降温時の成長室の圧力を50to
rrと1/10にしたところ、抵抗率が3Ωcm程度の
ものはできるが、再現性が乏しかった。ただし、低抵抗
のP型化に必要なアニール温度は400〜500℃であ
り、従来必要とされた600℃よりかなり低いものであ
り、減圧MOCVD法の効果を確認することができた。
【0030】そこで、N型半導体を表面に成長させてお
くならば、GaN系化合物半導体でも、アニールせずに
低抵抗のP型結晶を得ることができると考えた。通常、
GaN系半導体を成長させる装置では、GaAsを成長
させられないため、P型不純物をドーピングしたGaN
系化合物半導体の表面に、SiをドープしたN型GaN
を成長させ、成長後速やかに窒素雰囲気に置換し降温し
た。次に、GaN系半導体は容易には化学薬品でエッチ
ングできないので、塩素ガスを用いたプラズマエッチン
グ装置で表面のN型GaN層を除去し、P型不純物をド
ーピングしたGaN系化合物半導体の抵抗を測定した
が、いずれの実験でも高抵抗であった。
【0031】実験を重ねるうち、成長後に窒素中でアニ
ールし低抵抗のP型化済のウエハをプラズマエッチング
装置でほんの数秒間プラズマにさらすだけで、せっかく
P型化したウエハの表面が高抵抗になってしまうことに
気がついた。 これは、プラズマエッチング装置内には
エッチングガス以外に、水や炭化水素等が残留してお
り、これらに含まれる水素がプラズマとなり、半導体内
に侵入することで高抵抗化すると考えられる。
【0032】そこで、図3に示すように、Siをドープ
したSi高ドープN型GaN層750を形成し、窒素雰
囲気下で降温し、電極を形成した。もし、P型化してい
るのであれば、最表面に非常に薄いSi高ドープN型G
aN層750とその下のP型GaN層とは、トンネル効
果によって電流が流れるのではないかと考えた。する
と、20mAの電流で動作電圧が6〜7Vと通常よりは
高いものの、明るさにおいてはアニールした場合とほぼ
同レベルの発光ダイオードとすることができた。明るさ
が同じということは、活性層近辺は十分良質のP型にな
っているが、最表面のところで、最表面のところにN型
GaN層があるため、抵抗が若干高いと考えられた。
【0033】この現象を理論面から考察する。400℃
以上の高温では、水素分子は原子状水素となり、P型半
導体の中では正孔の存在によって陽子となり,相当自由
に動き回れると考えられる。そして、そのままの状態で
結晶の温度を下げれば水素原子は半導体中にそのまま残
留し、P型化を阻止すると考えられる。このような状態
のものを窒素雰囲気下でアニールすると、高温では再び
水素が自由に動き回れるようになり、時間をかければ半
導体中から追い出すことができると考えられる。そし
て、十分時間が経過した後に降温すれば、低抵抗のP型
半導体を得ることができるのである。
【0034】また、表面にN型結晶を成長させておいた
場合には、電子が多量に存在するため、高温では自由に
動ける陽子は表面近くで電子と結合して水素原子となる
確率が高くなる。さらに、水素原子は水素分子となり、
結晶外に出ていく確率が増加し結果としてそのまま降温
しても残留する水素は少ないため低抵抗のP型半導体を
得ることができると考えられる。このため、表面にN型
結晶を成長させる目的が、ある程度自由な電子を存在さ
せるためならば、除去しにくいGaN結晶ではなく、金
属でもよいことになる。
【0035】そこで、発光ダイオード構造を形成し、そ
の表面に非常に薄い(数10Å)Zn膜を付着した後、
窒素雰囲気化で降温し、アニールを行うことなく通常の
工程で電極を形成して発光ダイオードを製作した。する
と、20mAで動作電圧が3.6Vと非常に低く、かつ
アニールしたものと同等の明るさとすることができた。
【0036】Znではなく、Al、Mgで同じにように
すると、動作電圧は10V以上になり、しかも一瞬光っ
ただけで容易に壊れることが判明した。これは、高温で
はZnは窒素と反応しないが、Al、Mgは窒素と反応
し窒化物を形成することに起因すると考えられる。A
l、Mgの窒化物は絶縁物であり自由な電子を持たない
ため、水素を追い出す能力がなく、また電極との間に高
抵抗層を形成したためと考えられる。
【0037】従って、Znではなく、水素、窒素に反応
しにくいN型GaN半導体でもよいことがわかる。
【0038】かかる実験等によって本願発明がなされた
のである。
【0039】本発明に係るP型窒化ガリウム系半導体の
製造方法は、減圧気相成長法によってP型不純物をドー
ピングしたGaN系化合物半導体層を形成した後、その
上に、Zn又はN型GaNからなる数十Å程度の膜を4
00℃以上で形成し、減圧不活性ガス雰囲気下で降温さ
せるようにしている。
【0040】この方法によると、減圧下であるため、気
体の流れを常圧の場合と比較して格段に早くでき、P窒
化を妨げる水素を速やかに除去できるという利点もあ
り、減圧気相成長装置から取り出した時点で、低抵抗の
P型GaN系化合物半導体を得ることができる。しか
も、減圧気相成長法(減圧MOCVD)は量産製に優れ
たものである。従って、窒化ガリウム系化合物半導体、
特に窒化ガリウム系化合物青色、緑色半導体の量産に資
するものである。
【0041】また、前記金属としてZnを使用した場合
には、20mAの電流で動作電圧が3.6Vと非常に低
いものとすることができた。また、明るさの点において
も従来のものと同様であることが確認された。また、Z
nの代わりにN型窒化ガリウムを使用しても、明るさの
点では同等である。ただし、動作電圧はいくぶん高くな
る。
【0042】従って、減圧気相成長法によってP型不純
物をドーピングしたGaN系化合物半導体層を形成した
後に、その上に、Zn又はN型GaNからなる数十Å程
度の膜を400℃以上で形成し、減圧不活性ガス雰囲気
下で降温させることで製造されたP型窒化ガリウム系半
導体を用いた発光素子は、明るさの点では従来と同じで
ありながら、量産性に優れたものである。
【0043】従って、前記金属としてZnを使用する
と、動作電圧が非常に低い発光素子とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るP型窒化ガリウム系
半導体の製造方法によって製造されたP型窒化ガリウム
系半導体の概略的断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るP型窒化ガリウム系
半導体の製造方法によって製造されたP型窒化ガリウム
系半導体を用いた発光素子の概略的断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るP型窒化ガリウム系
半導体の製造方法によって製造されたP型窒化ガリウム
系半導体を用いた発光素子の概略的断面図である。 100 サファイア基板(基板) 600 MgドープGaN層(P型不純物をドーピン
グしたGaN系化合物半導体) 700 Zn膜(少なくとも400℃以上の温度では
電子が主なキャリアとなる金属) 750 Si高ドープGaN層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−92881(JP,A) 特開 平10−144962(JP,A) 特開 平11−274557(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 H01L 21/205 H01L 21/322 - 21/326 H01S 5/00 - 5/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧気相成長法によってP型不純物をド
    ーピングしたGaN系化合物半導体層を形成した後、そ
    の上に、Zn又はN型GaNからなる数十Å程度の膜を
    400℃以上で形成し、減圧不活性ガス雰囲気下で降温
    させることを特徴とするP型窒化ガリウム系半導体の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 減圧気相成長法によってP型不純物をド
    ーピングしたGaN系化合物半導体層を形成した後に、
    その上に、Zn又はN型GaNからなる数十Å程度の膜
    を400℃以上で形成し、減圧不活性ガス雰囲気下で降
    温させることで製造されたP型窒化ガリウム系半導体を
    用いたことを特徴とする発光素子。
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