JP3491168B2 - 直流発電設備の運転準備方法 - Google Patents

直流発電設備の運転準備方法

Info

Publication number
JP3491168B2
JP3491168B2 JP33839093A JP33839093A JP3491168B2 JP 3491168 B2 JP3491168 B2 JP 3491168B2 JP 33839093 A JP33839093 A JP 33839093A JP 33839093 A JP33839093 A JP 33839093A JP 3491168 B2 JP3491168 B2 JP 3491168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
power
power generator
circuit voltage
fuel cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33839093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07201354A (ja
Inventor
茂昭 難波
次郎 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP33839093A priority Critical patent/JP3491168B2/ja
Publication of JPH07201354A publication Critical patent/JPH07201354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3491168B2 publication Critical patent/JP3491168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、直流発電設備の運転準備方法に
係り、特に、燃料電池、太陽電池等の直流発電装置群が
複数台ずつ複数系統に分かれて並列回路を構成する直流
発電設備の運転準備方法に関する。
【従来の技術】
【0002】発電プラントにおいては、主として化学反
応によって直流電力を発生する電池として燃料電池を用
いたものがある。この種の燃料電池から発生する出力を
電力エネルギーとして利用するに際して、電池の特性を
運転点での電池の出力を基に、理論的あるいは経験的に
把握しようとすることが試みられている。
【0003】このような試みの一例としては、特開昭6
0−21176号公報に記載されているように、燃料電
池の電解質保有量を電池の出力電圧によって把握しよう
とするものがある。
【0004】また、燃料電池を用いて大電力を発電する
設備を構築するに際しては、多数の電池セルが積層され
た電池スタックを系統数に応じて配置するとともに各系
統の電池スタックを互いに直列接続する方法が採用され
ている。この場合、各電池スタックに燃料等を供給する
ための配管も系統に応じて敷設される。電池スタックは
移動が困難であるため、燃料等の配管および電池スタッ
クの位置はあらかじめ決められている。
【0005】電池スタック群の配置に関する技術として
は、電池スタックの設置面に各スタックが共有できるメ
インテナンススペースを設けたものとして特開昭62−
229771号公報、電池スタッックを複数個多段に収
納するようにしたものとして特開昭63−10475号
公報、電池スタックを複数個設置可能な基礎ベースを用
いるようにしたものとして特開昭62−37880号公
報、基礎ベースを多段に設置するようにしたものとして
特開昭63−304581号公報、特開平1−1074
61号公報が挙げられる。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】上記従来技術においては、電池を用いて設
備を運用するに際しては、主として個々の電池セルの特
性を把握するようになっており、このような方法では、
大規模な直流発電設備を考慮した場合適切な運用を図る
ことができない。すなわち、電池スタック群の特性は個
々の電池セルの特性が関連したものであり、個々の電池
セルの特性から電池スタックの特性を解析することは困
難である。また、電池スタックの特性は長時間の運転に
よる劣化により時々刻々と変化するので、時期に応じて
電池の特性を把握する必要がある。このため、より簡便
な電池特性の把握方法が必要である。
【0007】一方、電池スタック群を配置するに際し
て、従来技術においては、各電池スタックを同等に扱う
ようになっている。このような方法では、実際の運用を
考えた場合、大規模な直流発電設備を適切に運用するこ
とができない。すなわち、各電池スタックはすべて同一
の性能を持つように製造されるとは限らず、その特性に
はばらつきが生じる。このばらつきは経年変化によって
一層大きくなると考えられ、直流発電設備を運用してい
く過程で、電池スタック群の中のいくつかの電池スタッ
クに無理な運用が強いられる可能性がある。
【0008】本発明の目的は、運転開始前に直流発電装
置の運用負荷時の性能を推定し、この推定を基に各直流
発電装置の性能に合った系統を構成することができる直
流発電設備の運転準備方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】前記目的を達成するために、本発明は、電
池による直流発電装置群を複数台ずつ複数系統に分けて
配置し、各系統に配置された各直流発電装置の使用開始
に伴って各直流発電装置の開路時電圧を順次測定し、各
直流発電装置の運転を開始するに先立って、前回までに
測定された各直流発電装置の開路時電圧を、使用開始時
からの運転経過時間との関係でプロットしたものを各直
流発電装置の電池特性の履歴とし、これらの開路時電圧
値を基に、運用経過時間を考慮して今回の運転時におけ
る各直流発電装置の開路時電圧推定し、この推定結果
と今回測定した各直流発電装置の開路時電圧との差が許
容範囲内にあるときには今回の推定結果を妥当な値とし
て、今回の推定結果と運用スケジュールに従って各直流
発電装置の組み合わせを選択し、この選択に従って各直
流発電装置が属すべき系統を設定し、この設定に従って
各系統に属する直流発電装置群を系統毎にそれぞれ互い
に直列接続することを特徴とする直流発電設備の運転準
備方法を採用したものである。
【0010】前記運転準備方法を採用するに際して、各
系統の直流発電装置配置位置に各系統の直流発電装置の
電極と接続可能な主配線群を系統数に対応づけて予め布
設し、各系統の主配線群の直流発電装置配置位置に各系
統の主配線と交差する一対の補助配線を予め布設し、各
主配線と各補助配線とが交差するところにそれぞれ開閉
器を予め配設し各直流発電装置配置位置に配置された
各直流発電装置を測定値従った各開閉器の開閉により指
定の直流発電装置に接続することが望ましい。
【0011】各系統の直流発電装置配置位置にプラス電
極用配線とマイナス電極用配線及び複数の共通配線を予
め配設し、各系統の直流発電装置配置位置に沿って各直
流発電装置配置位置間を結ぶ移動路を予め布設し、各移
動路上を移動可能な搬送手段を各直流発電装置配置位置
に配置し、各直流発電装置をそれぞれ搬送手段上に載置
し、測定値に従った搬送手段の移動により各直流発電装
置の位置を設定し、位置の設定された直流発電装置の各
電極を指定の配線に接続することが望ましい
【0012】またメンテナンス時期を設定するに際し
は、各直流発電装置に関する測定値を判別し、測定値の
近いもの同志を同一の系統に分類し、この分類に従って
各直流発電装置の系統を設定すると共に分類に従って各
系統のメンテナンス時期の順番を設定することができる
とともに、各直流発電装置に関する測定値を判別し、測
定値の離れたもの同志を同一の系統に分類し、この分類
に従って各直流発電装置の系統を設定すると共に分類に
従って各系統のメンテナンス時期を合わせることができ
【0013】また、4台の直流発電装置を2系統に分け
て2直列2並列で配置するに際しては、各直流発電装置
の組合せとして3通りのパターンを設定し、主配線群と
して4本の線路を布設することが望ましい。
【作用】
【0014】前記した手段によれば、直流発電装置群が
複数台ずつ複数系統に分かれて配置されたときに、各系
統に配置された各直流発電装置の使用開始に伴って各直
流発電装置の開路時電圧が順次測定され、各直流発電装
置の運転を開始するに先立って、今回運転する前に測定
された各直流発電装置の開路時電圧を、使用開始時から
の運転経過時間との関係でプロットしたものを各直流発
電装置の電池特性の履歴とし、これらの開路時電圧値を
基に、運用経過時間を考慮して今回の運転時における各
直流発電装置の開路時電圧推定され、この推定結果と
今回測定された各直流発電装置の開路時電圧との差が許
容範囲内にあるときには、今回の推定結果を妥当な値と
して、今回の推定結果と運用スケジュールに従って各直
流発電装置の組み合わせが選択され、この選択に従って
各直流発電装置が属すべき系統が設定される。すなわ
ち、各直流発電装置の性能のばらつきを考慮して系統を
設定する。例えば、あらかじめ配置された系統とは異な
る系統に属することが適切なときには指定の系統を設定
する。そしてこの設定に従って各系統に属する直流発電
装置群を系統ごとにそれぞれ互いに直列接続する。この
場合、各直流発電装置があらかじめ配置された系統に全
て属するときには、各直流発電装置が配置された位置で
系統ごとに各直流発電装置が互いに直列接続されること
になる。一方、あらかじめ配置された系統とは異なる系
統に属することが望ましいと判定された直流発電装置に
対しては、配線の変更によって属すべき系統の変更が行
われる。このため、各直流発電装置の性能のばらつきに
応じて各直流発電装置の負荷分担比を変えることがで
き、使用者の目的に応じた設備の適正な運用を実現する
ことができる。
【実施例】
【0015】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0016】図1は、燃料電池、太陽電池等の直流発電
装置を4台2並列・2直列に接続して構成された直流発
電設備に本発明を適用したときの実施例を示す構成図で
ある。 図1において、直流発電設備は、4台の燃料電
池スタックA〜Dが2台ずつ2系統に分かれてスタック
配置位置a〜dに配置されている。各燃料電池スタック
A〜Dが設置された系統は仮に設定された系統であり、
各燃料電池スタックA〜Dは後述する方法によって属す
べき系統が設定され、この設定に従って配線が行われる
ようになっている。そして各燃料電池スタックA〜Dの
プラス電極とマイナス電極がそれぞれ導線10を介して
互いに直列または並列接続され、全体として2並列・2
直列の直流発電設備が構成されるようになっている。そ
して各燃料電池スタックA〜Dの出力がインバータ12
に供給され、インバータ12で直流電力が交流電力に変
換されて負荷に供給されるようになっている。
【0017】また各スタック配置位置a〜dには燃料配
管14と空気配管16が配設されている。燃料配管14
の管の途中には燃料流量調節弁18が設けられており、
空気配管16の管の途中には空気流量調節弁20が設け
られている。そして各燃料電池スタックA〜Dには燃料
配管14からの燃料が供給されるとともに空気配管16
からの空気が供給され、燃料および空気の供給量に応じ
て各燃料電池スタックA〜Dから化学反応に伴う電力が
発生するようになっている。このとき未反応の燃料ガス
および反応生成物は燃料電池配管(図示省略)から排出
されるようになっている。なお、各燃料電池スタックA
〜Dに各種の配管を設ける際に、冷却水配管等を設けて
もよく、燃料電池以外の電池を配置する場合には、この
電池の陽極・陰極に供給される媒質等の配管を設けても
よい。
【0018】上記構成による直流発電設備を運転するに
際しては、まず、スタック配置位置a〜dに配置された
燃料電池スタックA〜Dに電圧計V1〜V4を配置し、
各燃料電池スタックA〜Dの開路時電圧を測定し、この
測定値から各燃料電池スタックA〜Dの運用負荷時の性
能を推定し、この推定値を基に各燃料電池スタックA〜
Dが属すべき系統を設定し、この設定に従って各系統に
属する燃料電池スタックA〜Dを系統ごとにそれぞれ互
いに直列接続して2並列・2直列の直流発電設備を構成
することとしている。
【0019】4台の燃料電池スタックA〜Dによって2
並列・2直列回路を構成する場合、次の表1に示すよう
に、スタック配置位置a〜dにそれぞれ燃料電池スタッ
クA〜Dを配置する組み合わせ位置の他に、組み合わせ
2あるいは組み合わせ3による方法が考えられる。
【0020】
【表1】
【0021】そこで、本実施例においては、組み合わせ
1〜3のうち運用に適した組み合わせを選択するため
に、各燃料電池スタックA〜Dの開路時電圧を電圧計V
1〜V4で測定することとしている。そして各燃料電池
スタックA〜Dに、ある組成分圧の燃料ガス、空気を供
給した状態で各燃料電池スタックA〜Dの開路時電圧を
測定したときに、各燃料電池スタックA〜Dの開路時電
圧が図2に示すような値として測定された場合、図2に
示すV−I特性に従って、各燃料電池スタックA〜Dの
運用負荷時の性能を推定することとしている。
【0022】燃料電池スタックA〜DのV−I特性は各
種の要因により実際には複雑な特性となるが、運用負荷
時の性能を推定するに際しては、実際の運用では制御性
等の観点から電池が定電圧源として振る舞う領域で運転
されるものとし、この領域では電池特性に影響するのは
電流Iに比例する内部抵抗的な要因であることを考慮し
てある。このような領域は電池の出力電流Iが比較的小
さい部分に見られるので、この領域での特性は開路時電
圧Va〜Vdの測定値によって推定することができる。
すなわち、各燃料電池スタックA〜Dの開路時電圧が図
2に示すようにVa>Vb>Vc>Vdであるときに
は、運転時における燃料電池スタックA〜Dの電圧vA
〜vDは、vA>vB>vC>vDとなることが推定で
きる。ただし、実際の運転中は、図1に示す燃料流量調
節弁18、空気流量調節弁20の操作により供給ガス組
成を変化させて各燃料電池スタックA〜Dの出力電圧を
制御することが行われるが、ここでは、代表的なガス組
成(効率の高い適当なガス組成)のもとで運転されるも
のとする。
【0023】次に、図2に示すV−I特性を基に各燃料
電池スタックA〜Dを表1に従って3通りのパターンで
組み合わせたときの特性について考察する。
【0024】まず、組み合わせ1に従って各燃料電池ス
タックA〜Dを組み合わせると、図3に示すように、燃
料電池スタックAとBとを合成した特性A+B、燃料電
池スタックAとCを組み合わせた特性C+Dが得られ
る。組み合わせ2に従って燃料電池スタックA〜Dを組
み合わせると、図4に示すように、燃料電池スタックA
とCを組み合わせたことによる特性A+Cが得られ、B
とDを組み合わせたことにより得られる特性B+Dが得
られる。また、組み合わせ3に従って燃料電池スタック
A〜Dを組み合わされると、図5に示すように、燃料電
池スタックAとDによる特性A+Dが得られ、BとCに
よる特性B+Cが得られる。
【0025】ここで、各組み合わせにおいて、電圧V1
〜V3における運転時の電流の差(Ia+b)−(Ic
+d)、(Ia+c)−(Ib+d)、(Ia+d)−
(Ib+c)を求めると、これらの値は組み合わせ1、
2、3の順に小さくなっている。
【0026】即ち、組み合わせ3の場合には、各燃料電
池スタックA〜Dの運用負荷時における性能がほぼ同等
になっている。このため組み合わせ3に従って回路を構
成した場合には、各燃料電池スタックA〜Dの消耗の度
合いはほぼ等しくなる。これに対して組み合わせ1の場
合には、電池にかかる負荷は燃料電池スタックA、D側
が大きくなり、燃料電池スタックA、Bの消耗の方が
B、Cよりも早くなる。 また組み合わせ2の場合に
は、燃料電池スタックA、Cの方の消耗が早くなるが、
両者の消耗の差は組み合わせ1のときよりも小さくな
る。
【0027】そこで、図3ないし図5の特性を考慮し、
使用者の運用スケジュールに合わせて組み合わせを選択
する。例えば各燃料電池スタックA〜Dを同一の時期に
メンテナンスする場合には、組み合わせ3のように、図
2に示す開路時電圧の遠いもの同士から順番に直列に組
み合わせて運用する。一方、各燃料電池スタックA〜D
のメンテナンス時期を系統ごとにずらしたいときには、
組み合わせ1、2のように、図2に示す開路時電圧の近
いもの同士を直列に組み合わせて運用する。
【0028】各燃料電池スタックA〜Dの開路時電圧を
測定するに際しては、運転休止時に、導線10を開い
て、各燃料電池スタックA〜Dに燃料、空気を供給した
状態で各燃料電池スタックA〜Dの開路時電圧を電圧計
V1〜V4によって測定することができるが、この測定
は、十分な休止時間があるときに行うのが望ましい。こ
の測定結果の一例を図6に示す。
【0029】図6は電池特性の履歴として、縦軸に開路
時電圧、横軸に運転経過時間を採ったときの特性を示し
ている。図6において、電圧V11〜V13は前回まで
に測定した開路時電圧をプロットしたものである。これ
らの電圧値を基に今回の電圧を推定するに際しては、運
用結線状態は使用開始時から今回の測定まで変更がない
としたときには、今回の測定によって得られる開路時電
圧は、運用経過時間を考慮に入れると電圧V14かこの
値に近いものと推定することができる。このため、実際
の測定値が電圧V14、V15として得られたときに
は、この測定値と運用負荷時の性能の推定は妥当なもの
であると見做すことができる。
【0030】ここで、開路時電圧の推定値は過去の履歴
を全て考慮に入れなくても、前回の測定値からの変化が
許容値の範囲内にあるという程度のものであってもよ
い。いずれにしても今回の測定値が前回の測定値から許
容値の範囲を超えて電圧V16として得られたときに
は、電池本体になんらかの異常が生じたものと考えられ
る。この場合には、電池に熱サイクルや圧力スイングや
加振等のなんらかのショックを与える操作を行うか、あ
るいは停止状態のまま一定時間経過したあと再度各燃料
電池スタックA〜Dの開路時電圧を測定してもよい。電
池にショックが与えられることにより、測定値がV14
かV15として得られたときには、この開路時電圧の測
定値とこの測定値を基に推定された運用負荷時の性能の
推定は妥当なものであるとみなすことができる。
【0031】また各燃料電池スタックA〜Dの開路時電
圧を測定する代わりに、各燃料電池スタックA〜Dの閉
路時電圧を測定し、この測定値から各燃料電池スタック
A〜Dの運用負荷時の性能を推定することもできる。さ
らに、各燃料電池スタックA〜Dに負荷が接続されたと
きに相当する電流を流し、このときの電圧を各燃料電池
スタックA〜Dごとに測定し、この測定値から各燃料電
池スタックA〜Dの運用負荷時の性能を推定することも
できる。
【0032】燃料電池スタックA〜Dの開路時電圧を測
定し、この測定値から各燃料電池スタックA〜Dの運用
負荷時の性能を推定し、この推定値を基に各燃料電池ス
タックA〜Dが属すべき系統を設定し、この設定に従っ
て2並列・2直列の回路を構成するに際しては、組み合
わせ1〜3の内いずれかひとつの組み合わせに従った結
線状態を選択することによって、使用者の目的に合った
運用を実現することができる。この場合、組み合わせパ
ターンに従った結線状態の変更は使用者の運用目的に従
って行うことが望ましく、また電池の経年変化等を考慮
して特性の変化に応じて行うことが望ましい。また導線
10はあらかじめ敷設されているため、結線状態の変更
は容易な方法によって行う必要がある。
【0033】以下、結線状態の変更を容易に行う方法に
ついて説明する。
【0034】まず、第1の方法としては、図7に示すよ
うに、スタック配置位置a〜dに沿って、各燃料電池ス
タックA〜Dの陰極22、陽極24と接続可能な主配線
群として、4本の導線26、28、30、32を同心円
状に予め布設する。そして内側の導線26の一部をマイ
ナス用外部端子34に接続し、外側の導線32の一部を
プラス外部端子36に接続する。さらにスタック配置位
置a〜bに、各導線26〜32と交差する補助配線とし
て陰極用導線38、陽極用導線40を予め敷設する。そ
して各導線26〜32と導線38、40が互いに交差す
るところに、図8に示すように、遮断器(または電流開
閉器)42を4台挿入し、各遮断器42を介して導線を
接続する。各導線26〜32と導線38、40は遮断器
42を閉じることによって接続され、遮断器42が開か
れているときには各導線は遮断されている。
【0035】ここで、組み合わせ1を選択した場合に
は、図9に示すように、スタック配置位置aに配置され
た導線30と導線40とが交差する部位、導線26と導
線38とが交差する部位にそれぞれ配置された遮断器4
2を閉じるとともに、スタック配置位置bの導線32と
導線40とが交差する部位、導線30と38とが交差す
る部位にそれぞれ配置された遮断器42を閉じる。さら
にスタック配置位置cにおける導線26と導線38とが
交差する部位と、導線28と導線40とが交差する部位
の遮断器42を閉じるとともに、スタック配置位置dに
おける導線28と導線38とが交差する部位、導線32
と導線40とが交差する部位にそれぞれ配置された遮断
器42を閉じることによって、(b)に示すように、燃
料電池スタックAとBが直列接続され、CとDが直列接
続された回路を構成することができる。
【0036】また同様にして組み合わせ2を選択したと
きには、図10に示すように、指定の遮断器42を閉じ
ることにより、燃料電池スタックAとCが直列に接続さ
れ、BとDが直列に接続された回路を構成することがで
きる。さらに組み合わせ3を選択したときには、図11
に示すように、各スタック配置位置a〜dに配置された
指定の遮断器42を閉じることにより、燃料電池スタッ
クAとDが直列に接続され、BとCが直列に接続された
回路を構成することができる。
【0037】次に、第2の方法を図12に従って説明す
る。
【0038】まず、スタック配置位置a〜dに一対の移
動路として固定レール44、46を同心円状に敷設す
る。また、固定レール44、46の一部に各レールから
分岐した退避レール48、50を敷設し、レール48、
50の端部に退避部52を設ける。さらに固定レール4
4、46に沿って、プラス電極用配線として導線54を
敷設するとともにマイナス電極用配線として導線56を
敷設する。さらに共通配線として導線58、60を敷設
する。各固定レール44、46上には燃料電池スタック
A〜Dを移動するための搬送手段としての貨車(図示省
略)を4台配置する。各貨車の上に燃料電池スタックA
〜Dをそれぞれ配置する。そして貨車の移動により、ス
タック配置位置a〜dにそれぞれ燃料電池スタックA〜
Dを配置する。この状態で、燃料電池スタックAの陰極
22を導線56に、陽極24を導線46に接続し、Bの
陰極を導線46に、陽極24を導線54に接続し、Cの
陽極24を導線54に接続し、陰極22を導線60に接
続する。さらに、Dの陽極24を導線60に接続し、陰
極22を導線56に接続すると、(b)に示すように、
燃料電池スタックAとBとが直列接続され、CとDとが
直列接続された回路が構成される。すなわち組み合わせ
1による回路が構成される。
【0039】一方、図12に示す状態から各貨車を時計
回りか反時計回りに相隣接するスタック位置まで移動さ
せると、組み合わせ3による回路を構成することができ
る。
【0040】また、図12に示す状態から組み合わせ2
の回路を構成する場合には、移動の障害となる貨車を退
避部52に退避することにより組み合わせ2に相当する
回路を構成することができる。ただし、この場合には、
貨車を退避部52に移動させるときに、配線や配管を一
旦切り離す必要がある。このため、配管には、燃料の供
給が容易となり、また電池の切離しが容易となるフラン
ジを設け、このフランジの前後に燃料を遮断する弁を設
けておくことが望ましい。また導線54、56、58、
60と各燃料電池スタックA〜Dの電極との接続部分に
はコネクタを設けて置くことが望ましい。
【0041】次に、第3の方法を図13ないし図16に
従って説明する。
【0042】まず、スタック配置位置a〜dに沿って、
導線26〜32を同心円状に敷設し、導線26をマイナ
ス外部端子34に接続し、導線32をプラス外部端子3
6に接続する。そして各スタック配置位置a〜dに各燃
料電池スタックA〜Dを配置するに先立って、各燃料電
池スタックA〜Dを圧力容器62内に収納する。この圧
力容器62は筒状に形成されて頂部が閉塞され、底部側
には一対の可動出力端子延長部64、66が開閉自在に
配設されている。可動出力端子延長部64は、陰極22
を支点として移動可能に陰極22に接続されており、可
動出力端子延長部66は、陽極24を支点として移動可
能に陽極24に接続されている。そして各可動出力端子
延長部64、66は移動に応じて導線26〜32のいず
れかの導線と接続可能になっている。
【0043】上記構成において、組み合わせ1を選択し
たときには、図13に示すように、各可動出力端子延長
部64、66を指定の導線に接続することによって燃料
電池スタックAとBとが直列に接続され、CとDとが直
列に接続された回路を構成することができる。同様にし
て、組み合わせ2を選択したときには、図14に示すよ
うに、燃料電池スタックAとCとが直列に接続され、B
とDとが直列に接続された回路を構成することができ
る。
【0044】また組み合わせ3を選択したときには図1
5に示すように、燃料電池スタックAとDとが互いに直
列に接続され、BとCが直列に接続された回路を構成す
ることができる。
【0045】前記実施例において、各可動出力端子延長
部64、66を各導線26〜32に接続する部分には両
者をつなぐためのコネクタを設けておくことが望まし
い。また各可動出力端子延長部64、66の動作範囲を
考えると、図16(b)に示す領域68には各可動出力
端子延長部64、66が入らないため、この領域68
に、燃料配管、空気配管を配設すれば、これらの配管に
影響を与えることなく各燃料電池スタックA〜Dの結線
状態の変更を行うことができる。
【0046】次に、第4の方法を図17に従って説明す
る。
【0047】まず、スタック配置位置a〜dに沿って、
導電性移動路として一対の固定レール70、72を同心
円状に敷設する。各固定レール70、72の途中に絶縁
手段として絶縁体74、76、78、80を挿入し、各
固定レール70、72を2分割して固定レール70A、
70B、72A、72Bを形成する。そして各固定レー
ル70A、70B、72A、72B上に絶縁性の車輪を
介して4台の貨車をスタック配置位置a〜dにそれぞれ
配置する。そして各貨車の内部には、開閉器または遮断
器を配置し、開閉器または遮断器と各燃料電池スタック
A〜Dの陰極22と陽極24とを接続する。そして開閉
器または遮断器の操作により、燃料電池スタックAの陰
極22を固定レール70Bに接続し、陽極24を固定レ
ール72Aに接続する。同様にしてBの陰極22を固定
レール72Aに接続し、陽極24を固定レール70Aに
接続する。またCの陰極22を固定レール72Bに接続
し、陽極24を固定レール70Aに接続する。さらに、
Dの陰極22を固定レール70Bに接続し、陽極24を
固定レール72Bに接続する。これらの操作を行うと、
組み合わせ1の結線状態が実現される。
【0048】一方、図17に示される状態から各貨車を
相隣接するスタック配置位置に時計回りに移動させると
ともに、BとDの車輪と電極との接続状態を切り替える
ことによって組み合わせ3の結線状態を実現することが
できる。
【0049】また、固定レール70、72に、図12と
同様に各固定レール70、72から分岐した退避用レー
ルを設け、この退避用レールの端部に退避部を設けれ
ば、組み合わせ2の結線状態を実現することができる。
【発明の効果】
【0050】以上説明したように、本発明によれば
的に合わせて設備を運用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された直流発電設備の全体構成図
である。
【図2】燃料電池スタック群のV−I特性図である。
【図3】組み合わせ1の場合のV−I特性図である。
【図4】組み合わせ2の場合のV−I特性図である。
【図5】組み合わせ3の場合のV−I特性図出在る。
【図6】燃料電池スタックの開路時電圧の履歴と積算運
転時間との相関図である。
【図7】燃料電池スタックの結線方法を説明するための
図である。
【図8】図7の要部拡大図である。
【図9】組み合わせ1の場合の結線状態を示す図であ
る。
【図10】組み合わせ2の場合の結線状態を示す図であ
る。
【図11】組み合わせ3の場合の結線状態を示す図であ
る。
【図12】固定レールを用いたときの結線状態を示す図
である。
【図13】燃料電池スタックに可動出力端子延長部を設
けたときの結線方法として組み合わせ1を用いたときの
結線状態を示す図である。
【図14】燃料電池スタックに可動出力端子延長部を設
けたときの結線方法として組み合わせ2を用いたときの
結線状態を示す図である。
【図15】燃料電池スタックに可動出力端子延長部を設
けたときの結線方法として組み合わせ3を用いたときの
結線状態を示す図である。
【図16】(a)は燃料電池スタックが圧力容器内に収
納された状態を示す正面図、(b)は(a)の底面図で
ある。
【図17】導電性レールを用いたときの結線状態を示す
図である。
【符号の説明】
10 導線 12 インバータ 14 燃料配管 16 空気配管 18 燃料流量調節弁 20 空気流量調節弁 A、B、C、D 燃料電池スタック V1、V2、V3、V4 電圧計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/04 H01M 8/24 H02J 1/10 H02J 3/38

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池による直流発電装置群を複数台ずつ
    複数系統に分けて配置し、各系統に配置された各直流発
    電装置の使用開始に伴って各直流発電装置の開路時電圧
    を順次測定し、各直流発電装置の運転を開始するに先立
    って、前回までに測定された各直流発電装置の開路時電
    を、使用開始時からの運転経過時間との関係でプロッ
    トしたものを各直流発電装置の電池特性の履歴とし、こ
    れらの開路時電圧値を基に、運用経過時間を考慮して
    回の運転時における各直流発電装置の開路時電圧推定
    し、この推定結果と今回測定した各直流発電装置の開路
    時電圧との差が許容範囲内にあるときには今回の推定結
    果を妥当な値として、今回の推定結果と運用スケジュー
    ルに従って各直流発電装置の組み合わせを選択し、この
    選択に従って各直流発電装置が属すべき系統を設定し、
    この設定に従って各系統に属する直流発電装置群を系統
    毎にそれぞれ互いに直列接続することを特徴とする直流
    発電設備の運転準備方法。
  2. 【請求項2】 電池による直流発電装置群を複数台ずつ
    複数系統に分けて配置し、各系統に配置された各直流発
    電装置の使用開始に伴って各直流発電装置の開路時電圧
    を順次測定し、各直流発電装置の運転を開始するに先立
    って、各直流発電装置が使用される毎に測定された各直
    流発電装置の開路時電圧を、使用開始時からの運転経過
    時間との関係でプロットしたものを各直流発電装置の電
    池特性の履歴とし、これらの開路時電圧値を基に、運用
    経過時間を考慮して今回の運転時における各直流発電装
    置の開路時電圧推定し、この推定結果と今回測定した
    各直流発電装置の開路時電圧との差が許容範囲内にある
    ときには今回の推定結果を妥当な値として、運用スケジ
    ュールに従って各直流発電装置の組み合わせを選択し、
    この選択に従って各直流発電装置が属すべき系統を設定
    し、この設定に従って各系統に属する直流発電装置群を
    系統毎にそれぞれ互いに直列接続することを特徴とする
    直流発電設備の運転準備方法。
  3. 【請求項3】 各系統の直流発電装置配置位置に各系統
    の直流発電装置の電極と接続可能な主配線群を系統数に
    対応づけて予め布設し、各系統の主配線群の直流発電装
    置配置位置に各系統の主配線と交差する一対の補助配線
    を予め布設し、各主配線と各補助配線とが交差するとこ
    ろにそれぞれ開閉器を予め配設し、各直流発電装置配置
    位置に配置された各直流発電装置を測定値に従った各開
    閉器の開閉により指定の直流発電装置に接続することを
    特徴とする請求項1または2に記載の直流発電装置の運
    転準備方法。
  4. 【請求項4】 各系統の直流発電装置配置位置にプラス
    電極用配線とマイナス電極用配線及び複数の共通配線を
    予め配設し、各系統の直流発電装置配置位置に沿って各
    直流発電装置配置位置間を結ぶ移動路を予め布設し、各
    移動路上を移動可能な搬送手段を各直流発電装置配置位
    置に配置し、各直流発電装置をそれぞれ搬送手段上に載
    置し、測定値に従った搬送手段の移動により各直流発電
    装置の位置を設定し、位置の設定された直流発電装置の
    各電極を指定の配線に接続することを特徴とする請求項
    または2に記載の直流発電装置の運転準備方法。
  5. 【請求項5】 各直流発電装置に関する測定値を判別
    し、測定値の近いもの同志を同一の系統に分類し、この
    分類に従って各直流発電装置の系統を設定すると共に分
    類に従って各系統のメンテナンス時期の順番を設定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の直流発電装
    置の運転準備方法。
  6. 【請求項6】 各直流発電装置に関する測定値を判別
    し、測定値の離れたもの同志を同一の系統に分類し、こ
    の分類に従って各直流発電装置の系統を設定すると共に
    分類に従って各系統のメンテナンス時期を合わせること
    を特徴とする請求項1または2に記載の直流発電装置の
    運転準備方法。
  7. 【請求項7】 4台の直流発電装置を2系統に分けて2
    直列2並列で配置するに際して、各直流発電装置の組合
    せとして3通りのパターンを設定し、主配線群として4
    本の線路を布設することを特徴とする請求項に記載の
    直流発電装置の運転準備方法。
JP33839093A 1993-12-28 1993-12-28 直流発電設備の運転準備方法 Expired - Fee Related JP3491168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33839093A JP3491168B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 直流発電設備の運転準備方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33839093A JP3491168B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 直流発電設備の運転準備方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07201354A JPH07201354A (ja) 1995-08-04
JP3491168B2 true JP3491168B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=18317712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33839093A Expired - Fee Related JP3491168B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 直流発電設備の運転準備方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3491168B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3671891B2 (ja) * 2001-10-04 2005-07-13 オムロン株式会社 センサネットワークシステム管理方法、センサネットワークシステム管理プログラム、センサネットワークシステム管理プログラムを記録した記録媒体、およびセンサネットワークシステム管理装置
JP5509652B2 (ja) * 2009-03-30 2014-06-04 アイシン精機株式会社 燃料電池システム
CN111682244B (zh) * 2017-11-08 2022-04-29 南京晓庄学院 一种可逆燃料电池堆节能装置的控制方法
JP7256221B2 (ja) * 2021-03-30 2023-04-11 本田技研工業株式会社 燃料電池スタックの組合せ方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07201354A (ja) 1995-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101021776B1 (ko) 태양광 발전기
US20200381927A1 (en) Full direct-current boost/buck power transmission system and method
CN104247201B (zh) 蓄电系统、以及盒
CN103580214B (zh) 充电装置及其操作方法
CN109193747B (zh) 双极柔性直流电网中性线转换开关运行方式转换方法
CN113162106A (zh) 一种储能系统及一种光伏储能系统
EP4036948A1 (en) Method and apparatus for electrical switching
CN115917904A (zh) 光伏供电的电解设备
EP3846304A1 (en) Portable charging device for electric vehicles
Shu-Zhen et al. Research on short-circuit test of 500kV Hybrid HVDC circuit breaker
CN109347134A (zh) 双极柔性直流电网极线电气主接线系统及在线检修方法
JP3491168B2 (ja) 直流発電設備の運転準備方法
Das Arc flash hazard calculations in LV & MV DC systems-part i-short-circuit calculations
CN209561547U (zh) 燃料电池
JPH1169659A (ja) 太陽発電充電システム
CN109217753A (zh) 一种交直流发电系统的拓扑结构及控制方法
JP3383985B2 (ja) 燃料電池発電設備
US20220216716A1 (en) Plug-in type energy storage system
CN114977258A (zh) 一种多直流母线低压柔性直流组网装置及其控制方法
Erazo et al. Design Challenges of a±50 kV Battery Energy Storage System (BESS) for MVDC Grids
CN220822685U (zh) 一种串并联切换模块、直流供电组件及供电系统
CN115811039B (zh) 一种功率分配控制电路、充电桩控制器及充电桩
CN109995026B (zh) 一种基于遗传算法的混合交直流配电网综合规划方法
US20230420957A1 (en) Battery string configuration
CN116826674B (zh) 一种适配控制模式切换的光储充群直流微电网极间故障保护方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees