JP3490243B2 - ラスタ歪補正装置および偏向ヨークならびに陰極線管装置 - Google Patents

ラスタ歪補正装置および偏向ヨークならびに陰極線管装置

Info

Publication number
JP3490243B2
JP3490243B2 JP06757197A JP6757197A JP3490243B2 JP 3490243 B2 JP3490243 B2 JP 3490243B2 JP 06757197 A JP06757197 A JP 06757197A JP 6757197 A JP6757197 A JP 6757197A JP 3490243 B2 JP3490243 B2 JP 3490243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnet
deflection
correction device
distortion correction
raster distortion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06757197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09312140A (ja
Inventor
昭次 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP06757197A priority Critical patent/JP3490243B2/ja
Publication of JPH09312140A publication Critical patent/JPH09312140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3490243B2 publication Critical patent/JP3490243B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機またはコンピュータディスプレイ等に用いられる陰極
線管装置のラスタ歪補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の陰極線管表示装置において、画面
をより平面に近づけることが要望されている。画面の平
面化に伴って生ずる技術的課題の一つとして、ラスタ歪
がある。本来、陰極線管の画面に映し出されるラスタは
長方形にならなければならないが、これが台形状に歪ん
だり、糸巻き状に歪む現象がラスタ歪である。このよう
なラスタ歪の補正は、例えば特開平3−6176号公報
または実開平6−31272号公報に示されているよう
に、表示装置側の偏向回路に補正回路を設け、偏向コイ
ルに流す電流を制御することによって行うのが一般的で
ある。
【0003】上記のようなラスタ歪を補正して、画面に
長方形のラスタが得られるようにしても、ラスタ内部に
歪が残る場合がある。例えば、図6(a)および図6
(b)に示すように、ラスタ20の左右辺及び上下辺が
直線になっている状態で、ラスタ内部の中央領域20’
または20’’が糸巻き状に歪む。以下、このような歪
を「インナー糸巻き歪」という。図6(a)は中央垂直
軸12の左右の領域が糸巻き状に歪む左右インナー糸巻
き歪を示し、図6(b)は中央水平軸11の上下の領域
が糸巻き状に歪む上下インナー糸巻き歪を示している。
このようなインナー糸巻き歪の試験方法については、例
えば日本電子機械工業会規格ED−2101Bの「偏向
ヨーク付きブラウン管試験方法」、1995年2月改
正、第7.8項に記載されている。
【0004】上記のようなインナー糸巻き歪を補正する
方法として、例えば特開平4−188543号公報また
は実開昭63−108151号公報に記載されている方
法がある。この方法では、陰極線管のガラスバルブ内に
設けられた内部磁気シールドの電子銃側の矩形開口部の
上下辺または左右辺を、中央部が後退するように円弧状
に切り欠く。これによって垂直または水平磁界を歪ま
せ、インナー糸巻き歪を補正する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
インナー糸巻き歪補正方法は、内部磁気シールドの形状
を変えることに伴い、内部磁気シールドの本来の役割で
ある地磁気の遮蔽効果が弱くなるといった欠点がある。
円弧状の切り欠きを設けることにより内部磁気シールド
の機械的強度も低下する。
【0006】また、台形歪等のラスタ歪の補正とインナ
ー糸巻き歪とを別々の手段によって行うことになるの
で、歪補正に要するコストが高くなる。特に、表示装置
側に設ける台形歪等のラスタ歪の補正回路は構成が複雑
であり、かつ高価である。
【0007】本発明は、上記のような従来の課題を解決
するためになされたものであり、インナー糸巻き歪を含
むラスタ歪を低コストでかつ簡単に補正することができ
るラスタ歪補正装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるラスタ歪補
正装置は、偏向ヨークの周辺において、電子ビームの偏
向範囲である長方形断面の上辺、下辺、左辺および右辺
の少なくとも一つの辺の中央部に配置され、前記辺に沿
う方向に磁極を生ずる電磁石と、前記電磁石の励磁手段
と、前記辺の両端部の外側に配置され、前記電磁石の磁
極とほぼ一直線上に磁極を形成する一対の永久磁石とを
備えていることを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、電磁石が発生す
る磁界と永久磁石が発生する磁界とによって電磁石と永
久磁石との間に合成磁界が形成され、この合成磁界中の
電子ビームにローレンツ力が作用するので、ラスタ歪を
補正することができる。
【0010】好ましくは、前記電磁石が前記電子ビーム
の偏向範囲である長方形断面の上辺および下辺の少なく
とも一つの辺の中央部に備えられ、前記励磁手段が垂直
偏向電流に同期した電流を前記電磁石に供給する。電磁
石の励磁電流が直流の場合は電磁石の発生する磁界は一
定であり、例えば電磁石が上辺に備えられている場合、
電磁石に近い上辺のビームほど強いローレンツ力が作用
する。電磁石の励磁電流が垂直偏向電流に同期している
場合、例えば垂直偏向角が増加するほど励磁電流が増加
する場合は、上辺のビームほど一層強いローレンツ力が
作用するので、ラスタ歪がより効果的に補正される。
【0011】同様の理由により、前記電磁石が前記電子
ビームの偏向範囲である長方形断面の左辺および右辺の
少なくとも一つの辺の中央部に備えられ、前記励磁手段
が水平偏向電流に同期した電流を前記電磁石に供給する
構成も好ましい。
【0012】また、前記励磁手段が前記電磁石に供給す
る電流の極性を変えることにより、前記電磁石の生ずる
磁極の極性が反転することが好ましい。さらに、前記永
久磁石の磁極が反転自在であることが好ましい。このよ
うに、それぞれの電磁石及び永久磁石の極性が可変であ
れば、ラスタ歪補正装置が配置された上下左右のいずれ
かの辺における種々の歪、例えば右上がり、右下がりと
いった歪の種類に対応しやすい。
【0013】本発明によるラスタ歪補正装置の別の構成
では、前述の構成に加えて、前記辺の中央部に配置され
た電磁石と前記永久磁石との間で、かつ、前記辺の両端
部の内側に、さらに複数の電磁石が配置され、前記電磁
石および前記永久磁石の磁極がほぼ一直線上に並んでい
る。
【0014】このような構成によれば、中央の電磁石と
その両側の電磁石との間にも合成磁界が形成され、この
合成磁界中の電子ビームにローレンツ力が作用するの
で、インナー糸巻き歪を適切に補正することができる。
【0015】この構成の場合も、ラスタ歪補正装置が電
子ビーム偏向範囲の上辺又は下辺に沿って配置される場
合は、励磁手段が垂直偏向電流に同期した電流を各電磁
石に供給することが好ましく、右辺又は左辺に沿って配
置される場合は水平偏向電流に同期した励磁電流を供給
することが好ましい。また、各電磁石及び永久磁石の極
性が可変であることも好ましい。
【0016】本発明のラスタ歪補正装置が備えられた偏
向ヨークは、水平偏向コイルと、前記水平偏向コイルの
外側に設けられた垂直偏向コイルと、前記垂直偏向コイ
ルの外側に設けられたコアとを含み、前記コアの外側に
ラスタ歪補正装置が装着される。
【0017】また、本発明のラスタ歪補正装置が備えら
れた陰極線管装置は、電子銃を収納したネック部と、前
記ネック部かららっぱ状に広がるファンネル部と、前記
ファンネル部の開口部を閉じるように接続され、内面に
蛍光面が形成されたフェースパネル部と、前記ファンネ
ル部と前記ネック部との境界部の周囲に装着された偏向
ヨークとを含み、前記偏向ヨークの周囲にラスタ歪補正
装置が装着される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明によるラスタ歪補正
装置が備えられた陰極線管装置30の一例を示す側面図
である。図1において、陰極線管1は、内面に蛍光体を
塗布したスクリーン面を有するフェースパネル部2、フ
ァンネル部3、及びネック部4を備えている。ネック部
4の内部には3本の電子ビームを発生する電子銃(図示
せず)が設けられている。陰極線管1のファンネル部3
とネック部4との境界部の周囲には偏向ヨーク5が装着
されており、その偏向ヨーク5の上側にラスタ歪補正装
置6が装着されている。ラスタ歪補正装置6が装着され
る位置は図1に示す偏向ヨーク5の上側に限らない。補
正すべきラスタの歪箇所に応じてラスタ歪補正装置6が
偏向ヨーク5の上側、下側、左側(図1の手前側)及び
右側(図1の裏側)の少なくとも1箇所に装着される。
【0019】図2は、本発明の第1の実施形態に係るラ
スタ歪補正装置の構成と動作原理を示している。図2は
フェースパネル部2側から見た図であり、以下に示す図
3〜5についても同様である。
【0020】ラスタ歪補正装置は、電磁石10とその励
磁回路(励磁用電源)7、及び、一対の永久磁石14と
を備えている。電磁石10は、磁性体コア9に電線8が
巻回されて成り、偏向ヨークの周辺において、図2に示
すように電子ビーム13の偏向範囲である長方形断面3
1の上辺の中央部(中央垂直軸12上)に配置され、上
辺に沿う方向の磁極を発生する。この電子ビームの偏向
範囲31の形状は、画面上でのラスタ形状と相似であ
り、図2の例では偏向範囲31の左辺が内側に倒れた台
形状に歪んでいる。従って、画面上のラスタにも同形状
の台形歪が生じている。
【0021】電磁石10の電線8は励磁回路7に接続さ
れ、垂直偏向電流に同期した電流が励磁回路7から電磁
石10に供給される。つまり、垂直偏向角の増大に伴っ
て増大する垂直偏向電流と同様の鋸歯状波形の電流が電
磁石10に供給される。励磁回路7は、必ずしも電磁石
10と共に偏向ヨークの周囲に配置される必要はなく、
電磁石10から離れた位置に配置されていてもよい。
【0022】図2では、電子ビーム13の偏向範囲31
の上半分において、電磁石10の右側がS極、左側がN
極になるような方向に励磁電流が供給されている。そし
て、電子ビームの偏向範囲31の上辺の両端部の外側に
一対の永久磁石14が配置されている。この一対の永久
磁石14が生ずる磁極は、電磁石10の磁極とほぼ一直
線上に並び、いずれの永久磁石14も電磁石10の磁極
と対向する内側の磁極がN極であり、外側がS極であ
る。
【0023】上記のような位置および方向に配置された
電磁石10および一対の永久磁石14による垂直方向の
合成磁界は、図2に示す磁束15のように、電磁石10
の左側が強められ、右側が弱められる。したがって、電
子ビーム13の偏向範囲31の上半分において、左上の
電子ビーム13には左向きの(外側への)ローレンツ力
16が作用し、右上の電子ビームにはそのようなローレ
ンツ力がほとんど作用しない。しかも、励磁回路7から
電磁石10に供給される励磁電流は上記のように、垂直
偏向角の増大に伴って増加するので、偏向範囲31の左
辺近くの電子ビームは上辺に近いほど大きなローレンツ
力を受ける。この結果、電子ビームの偏向範囲31の左
辺の傾きを補正し、画面上のラスタの台形歪を補正する
ことができる。
【0024】但し、励磁回路7が電磁石10に供給する
励磁電流は必ずしも垂直偏向角の増大に伴って増加する
鋸歯状波形である必要はなく、例えば、直流電流であっ
てもよい。この場合、台形歪の補正能力は低下するが、
偏向範囲31の上辺に近い電子ビームほど電磁石10に
近いので、ローレンツ力を大きく受けることになり、や
はり、図2の台形歪が補正される。いずれの場合も、台
形歪の歪量に応じて電磁石10に供給する励磁電流の実
効値を調節することにより、電子ビームの偏向範囲3
1、ひいては画面上のラスタを長方形に補正することが
できる。例えば電磁石10と直列又は並列に可変抵抗器
を接続しておき、この可変抵抗器の調節によって電磁石
10に供給する励磁電流の実効値を調節することができ
る。
【0025】図2において、電磁石10に供給する励磁
電流の方向を変えると、電磁石10の極性が反転して右
側がN極、左側がS極になる。この場合、電磁石10お
よび永久磁石14による垂直方向の合成磁界は、図2の
場合とは逆に電磁石10の左側が弱められ、右側が強め
られる。その結果、電子ビームの偏向範囲31の右上の
電子ビームに左向きの(内側への)ローレンツ力が作用
するので、右辺が外側に倒れた台形歪の補正に有効であ
ることがわかる。
【0026】また、図2において、一対の永久磁石14
の極性を共に反転させ、内側をS極、外側をN極とすれ
ば、電磁石10の極性に応じて電磁石10の右側または
左側で強められる垂直方向の合成磁界は、図2と逆に上
向きの磁界となる。その結果、電子ビームに作用するロ
ーレンツ力は図2と逆に右向きとなる。従って、左辺が
外側に倒れた台形歪または右辺が内側に倒れた台形歪の
補正に有効であることがわかる。永久磁石14の極性を
変える最も簡便な方法としては、永久磁石14を180
度向きを変えて固定し直せばよいが、図2の紙面に垂直
な方向の軸心周りに回動自在なホルダーに永久磁石14
を固定すれば、永久磁石14の極性を容易に変えること
ができる。
【0027】同様の原理により、左側の永久磁石14は
そのままで、右側の永久磁石14の極性のみを変えれ
ば、左辺および右辺が共に内側に倒れた台形歪の補正に
有効であることがわかる。さらに、この状態から電磁石
10および永久磁石14の極性を同時に変えれば、左辺
および右辺が共に外側に倒れた台形歪の補正に有効であ
ることがわかる。
【0028】上述の実施形態では電磁石10および一対
の永久磁石14を電子ビームの偏向範囲31の上辺の近
くに配置しているが、下辺の近くに配置しても同様の効
果が得られることは当業者にとって明らかであろう。つ
まり、電子ビームの偏向範囲31の左下または右下の電
子ビームにローレンツ力が作用することにより、左辺又
は右辺が倒れた台形歪を補正することができる。この場
合、図1において、ラスタ歪補正装置6は偏向ヨーク5
の下側に取り付けられることになる。
【0029】次に、本発明の第2の実施形態を図3に示
す。この実施形態では、上記の実施形態と同様の構成を
有するラスタ歪補正装置が、図1における偏向ヨーク5
の裏側、つまり陰極線管1のフェースパネル部2に向か
って右側に装着される。電磁石10は偏向ヨークの周辺
において、図3に示すように電子ビーム13の偏向範囲
である長方形断面32の右辺の中央部(中央水平軸11
上)に配置され、右辺に沿う方向の磁極を発生する。こ
の電子ビームの偏向範囲32の形状は、画面上でのラス
タ形状と相似であり、図3の例では偏向範囲32の下辺
が右上がりに傾いた台形状に歪んでいる。従って、画面
上のラスタにも同形状の台形歪が生じている。
【0030】電磁石10の電線8は励磁回路7に接続さ
れ、水平偏向電流に同期した電流が励磁回路7から電磁
石10に供給される。つまり、水平偏向角の増大に伴っ
て増大する水平偏向電流と同様の鋸歯状波形の電流が電
磁石10に供給される。励磁回路7は、必ずしも電磁石
10と共に偏向ヨークの周囲に配置される必要はなく、
電磁石10から離れた位置に配置されていてもよい。
【0031】図3では、電子ビーム13の偏向範囲32
の右半分において、電磁石10の下側がS極、上側がN
極になるような方向に励磁電流が供給されている。そし
て、偏向範囲32の右辺の両端部の外側に一対の永久磁
石14が配置されている。この一対の永久磁石14が生
ずる磁極は、電磁石10の磁極とほぼ一直線上に並び、
いずれの永久磁石14も電磁石10の磁極と対向する内
側の磁極がS極であり、外側がN極である。
【0032】上記のような位置および方向に配置された
電磁石10および一対の永久磁石14による水平方向の
合成磁界は、図3に示す磁束15のように、電磁石10
の下側が強められ、上側が弱められる。したがって、電
子ビーム13の偏向範囲32の右半分において、右下の
電子ビーム13には下向きの(外側への)ローレンツ力
16が作用し、右上の電子ビームにはそのようなローレ
ンツ力がほとんど作用しない。しかも、励磁回路7から
電磁石10に供給される励磁電流は上記のように、水平
偏向角の増大に伴って増加するので、偏向範囲32の下
辺近くの電子ビームは右辺に近いほど大きなローレンツ
力を受ける。この結果、電子ビームの偏向範囲32の下
辺の傾きを補正し、画面上のラスタの台形歪を補正する
ことができる。
【0033】但し、励磁回路7が電磁石10に供給する
励磁電流は必ずしも水平偏向角の増大に伴って増加する
鋸歯状波形である必要はなく、例えば、直流電流であっ
てもよい。この場合、台形歪の補正能力は低下するが、
偏向範囲32の右辺に近い電子ビームほど電磁石10に
近いので、ローレンツ力を大きく受けることになり、や
はり、図3の台形歪が補正される。いずれの場合も、台
形歪の歪量に応じて電磁石10に供給する励磁電流の実
効値を調節することにより、電子ビームの偏向範囲3
2、ひいては画面上のラスタを長方形に補正することが
できる。例えば電磁石10と直列又は並列に可変抵抗器
を接続しておき、この可変抵抗器の調節によって電磁石
10に供給する励磁電流の実効値を調節することができ
る。
【0034】また、図3において、電磁石10に供給す
る励磁電流の方向を変えると、電磁石10の極性が反転
して下側がN極、上側がS極になる。この場合、電磁石
10および永久磁石14による水平方向の合成磁界は、
図3の場合とは逆に電磁石10の下側が弱められ、上側
が強められる。その結果、電子ビームの偏向範囲32の
右上の電子ビームに下向きの(内側への)ローレンツ力
が作用するので、上辺が右上がりに傾いた台形歪の補正
に有効であることがわかる。
【0035】また、図3において、一対の永久磁石14
の極性を共に反転させ、内側をN極、外側をS極とすれ
ば、電磁石10の極性に応じて電磁石10の上側または
下側で強められる水平方向の合成磁界は、図3と逆に左
向きの磁界となる。その結果、電子ビームに作用するロ
ーレンツ力は図3と逆に上向きとなる。従って、上辺が
右下がりに傾いた台形歪または下辺が右下がりに傾いた
台形歪の補正に有効であることがわかる。永久磁石14
の極性を変える最も簡便な方法としては、永久磁石14
を180度向きを変えて固定し直せばよいが、図3の紙
面に垂直な方向の軸心周りに回動自在なホルダーに永久
磁石14を固定すれば、永久磁石14の極性を容易に変
えることができる。
【0036】同様の原理により、下側の永久磁石14は
そのままで、上側の永久磁石14の極性のみを変えれ
ば、下辺が右上がりで上辺が右下がりに傾いた台形歪の
補正に有効であることがわかる。さらに、この状態から
電磁石10および永久磁石14の極性を同時に変えれ
ば、上辺が右上がりで下辺が右下がりに傾いた台形歪の
補正に有効であることがわかる。
【0037】上述の実施形態では電磁石10および一対
の永久磁石14を電子ビームの偏向範囲32の右辺の近
くに配置しているが、左辺の近くに配置しても同様の効
果が得られることは当業者にとって明らかであろう。つ
まり、電子ビームの偏向範囲32の左上または左下の電
子ビームにローレンツ力が作用することにより、上辺又
は下辺が傾いた台形歪を補正することができる。
【0038】次に、本発明の第3の実施形態を図4に示
す。この実施形態のラスタ歪補正装置は、図2に示した
構成に加えて、さらに一対の電磁石10’を備えてい
る。これら一対の電磁石10’は、電子ビームの偏向範
囲33の上辺の中央部に配置された電磁石10と上辺の
両端部の外側に配置された永久磁石14との間で、か
つ、上辺の両端部の内側にそれぞれ配置されている。各
電磁石10,10´および永久磁石14が生ずる磁極
は、上辺に沿ってほぼ一直線上に並んでいる。電子ビー
ムの偏向範囲33の形状は、画面上でのラスタ形状と相
似である。図4の例では偏向範囲33の輪郭は長方形で
あるが、ラスタ内部の中央垂直軸12の左右の領域3
3’が糸巻き状に歪んでいる。特に中央水平軸11より
上側の部分が左右に広がるように歪んでいる。従って、
画面上のラスタにも同形状の歪、即ちインナー糸巻き歪
が生じている。
【0039】中央の電磁石10及びその左右の電磁石1
0’に巻回されたそれぞれの電線8,8’は対応する励
磁回路7,7’に接続され、垂直偏向電流に同期した電
流が励磁回路7,7’から各電磁石10,10’に供給
される。つまり、垂直偏向角の増大に伴って増大する垂
直偏向電流と同様の鋸歯状波形の電流が電磁石10,1
0’に供給される。
【0040】図4では、電子ビームの偏向範囲33の上
半分において、中央の電磁石10は右側がN極、左側が
S極になるように、両側の電磁石10´はいずれも右側
がS極、左側がN極になるように、それぞれの励磁電流
が供給されている。そして、偏向範囲33の上辺の両端
部の外側に備えられた一対の永久磁石14が生ずる磁極
は、いずれも右側がS極であり、左側がN極である。
【0041】上記のような位置および方向に配置された
電磁石10,10’および永久磁石14による垂直方向
の合成磁界は、図4に示す磁束15のように、中央の電
磁石10と両側の電磁石10’との間で強められ、両側
の電磁石10’とその外側の永久磁石14との間で弱め
られる。そして、中央の電磁石10の左側では上向き、
右側では下向きの磁界となる。したがって、図4に示す
ように、電子ビームの偏向範囲33の上半分において、
中央垂直軸12と左辺との間の電子ビーム13には右向
きの(内側への)ローレンツ力16が作用し、中央垂直
軸12と右辺との間の電子ビーム13’には左向きの
(内側への)ローレンツ力16’が作用する。しかも、
励磁回路7,7’から電磁石10,10’に供給される
励磁電流は上記のように、垂直偏向角の増大に伴って増
加するので、偏向範囲33の上辺に近い電子ビームほど
大きなローレンツ力を受ける。この結果、図4の領域3
3’で示されるような、そして画面上のラスタに生じる
同様の左右インナー糸巻き歪を補正することができる。
【0042】励磁回路7,7’が電磁石10,10’に
供給する励磁電流が必ずしも垂直偏向角の増大に伴って
増加する鋸歯状波形である必要はなく、例えば、直流電
流であってもよいことは既述の実施形態と同様である。
この場合も歪量に応じて電磁石10,10’に供給する
励磁電流の実効値を調節することにより、インナー糸巻
き歪を適当に補正することができる。例えば各電磁石1
0,10’と直列又は並列に可変抵抗器を接続してお
き、この可変抵抗器の調節によって電磁石10,10’
に供給する励磁電流の実効値を調節することができる。
【0043】また、励磁回路を必ずしも3個の電磁石1
0,10’のそれぞれに対応するように3個設ける必要
は無く、まとめて一つの励磁回路としてもよい。そし
て、3個の電磁石10,10を直列又は並列に接続した
ものを一つの励磁回路に接続してもよい。
【0044】図4において、左側の永久磁石14の極性
を変えて、内側がN極になるようにすれば、図2を用い
て説明した原理により、左辺が内側に倒れた台形歪も補
正することができる。この際、インナー糸巻歪が無い場
合は、中央の電磁石10の励磁電流の方向を変えて、両
側の電磁石10’と同じ方向の磁極を生成すればよい。
この状態から、3つの電磁石の極性を同時に変えれば、
右辺が外側に倒れた台形歪を補正することができる。さ
らに、一対の永久磁石14の極性を共に反転させ、内側
をS極、外側をN極とすれば、左辺が外側に倒れた台形
歪または右辺が内側に倒れた台形歪の補正に有効である
ことは前述の実施形態の変形例の説明と同様である。
【0045】このように、3個の電磁石と一対の永久磁
石を用いた図4のラスタ歪補正装置は、各電磁石及び永
久磁石の極性を変えることにより、インナー糸巻き歪及
び台形歪の両方の補正に使用することができる。つま
り、中央の電磁石10と両側の電磁石10´との磁極方
向を異ならせることによってインナー糸巻き歪が補正さ
れ、両側の電磁石10´とその外側の永久磁石14との
磁極方向を異ならせることにより、台形歪が補正され
る。
【0046】次に、本発明の第4の実施形態を図5に示
す。この実施形態のラスタ補正装置は、図3に示した構
成に加えて、さらに一対の電磁石10’を備えている。
これら一対の電磁石10’は、電子ビームの偏向範囲3
4の右辺の中央部に配置された電磁石10と右辺の両端
部の外側に配置された永久磁石14との間で、かつ、右
辺の両端部の内側にそれぞれ配置されている。各電磁石
10,10´および永久磁石14が生ずる磁極は、右辺
に沿ってほぼ一直線上に並んでいる。電子ビームの偏向
範囲34の形状は、画面上でのラスタ形状と相似であ
る。図5の例では偏向範囲34の輪郭は長方形である
が、ラスタ内部の中央水平軸11の上下の領域34’が
糸巻き状に歪んでいる。特に中央垂直軸12より右側の
部分が上下に広がるように歪んでいる。従って、画面上
のラスタにも同形状の歪、いわゆるインナー糸巻き歪が
生じている。
【0047】中央の電磁石10及びその上下の電磁石1
0’に巻回されたそれぞれの電線8,8’は対応する励
磁回路7,7’に接続され、水平偏向電流に同期した電
流が励磁回路7,7’から各電磁石10,10’に供給
される。つまり、水平偏向角の増大に伴って増大する垂
直偏向電流と同様の鋸歯状波形の電流が電磁石10,1
0’に供給される。
【0048】図5では、電子ビームの偏向範囲34の右
半分において、中央の電磁石10は上側がS極、下側が
N極になるように、その上下の電磁石はいずれも上側が
N極、下側がS極になるように、それぞれの励磁電流が
供給されている。そして、偏向範囲34の右辺の両端部
の外側に備えられた一対の永久磁石14が生ずる磁極
は、いずれも上側がN極であり、下側がS極である。
【0049】上記のような位置および方向に配置された
電磁石10,10’および永久磁石14による水平方向
の合成磁界は、図5に示す磁束15のように、中央の電
磁石10のその上下の電磁石10’との間で強められ、
上下の電磁石10’とその外側の永久磁石14との間で
弱められる。そして、中央の電磁石10の上側では右向
き、下側では左向きの磁界となる。したがって、図5に
示すように、電子ビームの偏向範囲34の右半分におい
て、中央水平軸11と上辺との間の電子ビーム13には
下向きの(内側への)ローレンツ力16が作用し、中央
水平軸11と下辺との間の電子ビーム13’には上向き
の(内側への)ローレンツ力16’が作用する。しか
も、励磁回路7,7’から電磁石10,10’に供給さ
れる励磁電流は上記のように、水平偏向角の増大に伴っ
て増加するので、偏向範囲34の右辺に近い電子ビーム
ほど大きなローレンツ力を受ける。この結果、図5の領
域34’で示されるような、そして画面上のラスタに生
じる同様の左右インナー糸巻き歪を補正することができ
る。
【0050】励磁回路7,7’が電磁石10,10’に
供給する励磁電流が必ずしも水平偏向角の増大に伴って
増加する鋸歯状波形である必要はなく、例えば、直流電
流であってもよいことは既述の実施形態と同様である。
この場合も歪量に応じて電磁石10,10’に供給する
励磁電流の実効値を調節することにより、インナー糸巻
き歪を適当に補正することができる。例えば各電磁石1
0,10’と直列又は並列に可変抵抗器を接続してお
き、この可変抵抗器の調節によって電磁石10,10’
に供給する励磁電流の実効値を調節することができる。
【0051】また、励磁回路を必ずしも3個の電磁石1
0,10’のそれぞれに対応するように3個設ける必要
は無く、まとめて一つの励磁回路としてもよい。そし
て、3個の電磁石10,10を直列又は並列に接続した
ものを一つの励磁回路に接続してもよい。
【0052】図5において、下側の永久磁石14の極性
を変えて、内側(上側)がS極になるようにすれば、図
3を用いて説明した原理により、下辺が右上がりに傾い
た台形歪も補正することができる。この際、インナー糸
巻歪が無い場合は、中央の電磁石10の励磁電流の方向
を変えて、上下の電磁石10’と同じ方向の磁極を生成
すればよい。この状態から、3つの電磁石の極性を同時
に変えれば、上辺が右上がりに傾いた台形歪を補正する
ことができる。さらに、一対の永久磁石14の極性を共
に反転させ、内側をN極、外側をS極とすれば、上辺ま
たは下辺が右下がりに傾いた台形歪の補正に有効である
ことは前述の実施形態の変形例の説明と同様である。
【0053】このように、3個の電磁石と一対の永久磁
石を用いた図5のラスタ歪補正装置は、各電磁石及び永
久磁石の極性を変えることにより、インナー糸巻き歪及
び台形歪の両方の補正に使用することができる。つま
り、中央の電磁石10と上下の電磁石10´との磁極方
向を異ならせることによってインナー糸巻き歪が補正さ
れ、両側の電磁石10´とその外側の永久磁石14との
磁極方向を異ならせることにより、台形歪が補正され
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラスタ歪
補正装置によれば、電磁石と永久磁石とを組み合わせた
安価かつ簡素な構成により、台形歪およびインナー糸巻
き歪を補正することができる。従来のようにインナー糸
巻き歪を補正するためにガラスバルブ内の磁気シールド
を切り欠く必要はない。
【0055】なお、上記の実施形態で説明したように、
補正すべきラスタの歪箇所に応じてラスタ歪補正装置を
偏向ヨークの上下左右の少なくとも1箇所に装着する必
要がある。通常、ガラスバルブ及び偏向ヨークの製造ロ
ットが同一であれば、生ずるラスタ歪の傾向も同じにな
る。この場合、偏向ヨークの上下左右のうちの特定の一
箇所に本発明によるラスタ歪補正装置を装着すればよ
く、前述した方法によって、電磁石の励磁電流を調節す
ればほとんどのラスタ歪を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラスタ歪補正装置が備えられた陰
極線管装置の一例を示す側面図
【図2】本発明の第1の実施形態に係るラスタ歪補正装
置の構成とその動作原理を説明する模式図
【図3】本発明の第2の実施形態に係るラスタ歪補正装
置の構成とその動作原理を説明する模式図
【図4】本発明の第3の実施形態に係るラスタ歪補正装
置の構成とその動作原理を説明する模式図
【図5】本発明の第4の実施形態に係るラスタ歪補正装
置の構成とその動作原理を説明する模式図
【図6】左右インナー糸巻き歪および上下インナー糸巻
き歪を示す図
【符号の説明】
1 陰極線管 2 フェースパネル部 3 ファンネル部 5 偏向ヨーク 6 ラスタ歪補正装置 7 励磁回路 10 電磁石 13 電子ビーム 14 永久磁石 15 磁束 16 ローレンツ力 31 電子ビームの偏向範囲

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏向ヨークの周辺において、電子ビーム
    の偏向範囲である長方形断面の上辺、下辺、左辺および
    右辺の少なくとも一つの辺の中央部に配置され、前記辺
    に沿う方向に磁極を生ずる電磁石と、 前記電磁石の励磁手段と、 前記辺の両端部の外側に配置され、前記電磁石の磁極と
    ほぼ一直線上に磁極を形成する一対の永久磁石とを備え
    ているラスタ歪補正装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁石が前記電子ビームの偏向範囲
    である長方形断面の上辺および下辺の少なくとも一つの
    辺の中央部に備えられ、前記励磁手段が垂直偏向電流に
    同期した電流を前記電磁石に供給する請求項1記載のラ
    スタ歪補正装置。
  3. 【請求項3】 前記電磁石が前記電子ビームの偏向範囲
    である長方形断面の左辺および右辺の少なくとも一つの
    辺の中央部に備えられ、前記励磁手段が水平偏向電流に
    同期した電流を前記電磁石に供給する請求項1記載のラ
    スタ歪補正装置。
  4. 【請求項4】 前記辺の中央部に配置された電磁石と前
    記永久磁石との間で、かつ、前記辺の両端部の内側に、
    さらに複数の電磁石が配置され、前記電磁石および前記
    永久磁石の磁極がほぼ一直線上に並んでいる請求項1記
    載のラスタ歪補正装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁石が前記電子ビームの偏向範囲
    である長方形断面の上辺および下辺の少なくとも一つの
    辺に沿って備えられ、前記励磁手段が垂直偏向電流に同
    期した電流を前記複数の電磁石に供給する請求項4記載
    のラスタ歪補正装置。
  6. 【請求項6】 前記電磁石が前記電子ビームの偏向範囲
    である長方形断面の左辺および右辺の少なくとも一つの
    辺に沿って備えられ、前記励磁手段が水平偏向電流に同
    期した電流を前記複数の電磁石に供給する請求項4記載
    のラスタ歪補正装置。
  7. 【請求項7】 前記励磁手段が前記電磁石に供給する電
    流の極性を変えることにより、前記電磁石の生ずる磁極
    の極性が反転する請求項1ないし6のいずれか1項記載
    のラスタ歪補正装置。
  8. 【請求項8】 前記永久磁石の磁極が反転自在である請
    求項1ないし7のいずれか1項記載のラスタ歪補正装
    置。
  9. 【請求項9】 水平偏向コイルと、前記水平偏向コイル
    の外側に設けられた垂直偏向コイルと、前記垂直偏向コ
    イルの外側に設けられたコアと、前記コアの外側に設け
    られた請求項1ないし8のいずれか1項記載のラスタ歪
    補正装置とを備えている偏向ヨーク。
  10. 【請求項10】 電子銃を収納したネック部と、前記ネ
    ック部かららっぱ状に広がるファンネル部と、前記ファ
    ンネル部の開口部を閉じるように接続され、内面に蛍光
    面が形成されたフェースパネル部と、前記ファンネル部
    と前記ネック部との境界部の周囲に装着された偏向ヨー
    クと、前記偏向ヨークの周囲に設けられた請求項1ない
    し8のいずれか1項記載のラスタ歪補正装置とを備えて
    いる陰極線管装置。
JP06757197A 1996-03-21 1997-03-21 ラスタ歪補正装置および偏向ヨークならびに陰極線管装置 Expired - Fee Related JP3490243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06757197A JP3490243B2 (ja) 1996-03-21 1997-03-21 ラスタ歪補正装置および偏向ヨークならびに陰極線管装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-65020 1996-03-21
JP6502096 1996-03-21
JP06757197A JP3490243B2 (ja) 1996-03-21 1997-03-21 ラスタ歪補正装置および偏向ヨークならびに陰極線管装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09312140A JPH09312140A (ja) 1997-12-02
JP3490243B2 true JP3490243B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=26406164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06757197A Expired - Fee Related JP3490243B2 (ja) 1996-03-21 1997-03-21 ラスタ歪補正装置および偏向ヨークならびに陰極線管装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3490243B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09312140A (ja) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3490243B2 (ja) ラスタ歪補正装置および偏向ヨークならびに陰極線管装置
US5923131A (en) Compensating device for raster distortion of CRT
US6380699B2 (en) Color display tube device
US7119485B2 (en) Cathode-ray tube apparatus
JP2862575B2 (ja) カラー受像管
JP3320543B2 (ja) 受像管装置及びそのラスタ歪補正方法
JP2981148B2 (ja) 陰極線管装置
JP3825212B2 (ja) カラー受像管装置
US20050140263A1 (en) Color picture tube apparatus
US6933667B2 (en) Deflection yoke having short-circuited coil in convergence yoke portion
KR200289328Y1 (ko) 편향요크의 핀쿠션 보정회로
JP3436002B2 (ja) カラー受像管装置
JP2003068231A (ja) 偏向ヨーク装置及び偏向ヨークの画面歪み補正方法
JPS6239994A (ja) カラ−陰極線管装置
JPH07111658A (ja) コンバーゼンス補正装置
JPH0778575A (ja) 投射型陰極線管
JPH0388244A (ja) カラー受像管および偏向装置
JP2001243899A (ja) カラー受像管装置
JPH07302557A (ja) 偏向ヨーク
JP2001210255A (ja) モノクロ用偏向ヨーク
JPH0687397B2 (ja) 陰極線管の磁気転写方法
JP2000323067A (ja) 偏向ヨークおよびカラー陰極線管受像機
JPH08322059A (ja) カラー陰極線管の消磁方法、カラー陰極線管の消磁装置及びカラー陰極線管ディスプレイ
US20050146276A1 (en) Image-geometry corrector for a cathode-ray tube
US20070222359A1 (en) Color cathode-ray tube apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees