JP3481440B2 - 隣接無線セルの動的学習 - Google Patents

隣接無線セルの動的学習

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JP3481440B2
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ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • H04W36/0094Definition of hand-off measurement parameters

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信交換、特に、ある
無線基地局から別の無線基地局にいたる無線送受話器の
活動転送に関する。
【0002】
【従来技術】従来技術の無線通信システムでは、ハンド
オフのような活動(アクティビティー,activit
y)転送を行う構成は下記のようであった。無線電話か
らの呼を取り扱うセルサイト受信器が、無線電話から受
信した信号強度が所定の閾値より低いことに気づくと、
セルサイトは、全体の無線システムを制御するシステム
・コントローラに、隣接セルサイトが無線電話の信号を
適正な信号強度で受信していたかどうか決定するように
要求していた。このセルサイトの問い合わせに応答する
システム・コントローラは、隣接セルサイトにメッセー
ジをハンドオフ要請と共に送信していた。各隣接セルサ
イトは、システム・コントローラが指定したチャンネル
上の無線電話からの信号を調べていた。隣接セルサイト
の1つが適正な信号レベルをシステム・コントローラに
報告した時に、システム・コントローラは、ハンドオフ
を遂行していた。この隣接セルサイトを決定する方式
は、セルサイトの数が適度に少なく、各セルサイトは広
い地理的領域をカバーしている、従来のセルラー・シス
テムでは十分に機能する。各セルサイトが広い地理的領
域をカバーするので、発生するハンドオフの数も適度に
小さい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このハンドオフを遂行
する技術は大型セルラー電話システムでは十分に機能し
ていたが、大型個人用通信システム(PCS)では、こ
の技術は全ての条件で効果的というわけでなかった。そ
の理由は、大型PCSシステムの内部で、各々が特に狭
い地理的領域をもつセルサイトが、数百になる可能性が
あるためである。更に、PCSシステムは、高い伝送周
波数と低い伝送電力を用いるので、ハンドオフが頻繁に
発生する結果になる。ある大型PCSシステムの別の問
題は、それらが多くの障害を伴うオフィス・ビルディン
グに存在することであり、無線送受話器のユーザの物理
的宛先がハンドオフ・プロセスで重要な役割を演じるこ
とにある。例えば、送受話器が所与の方向でビルの谷間
を移動する場合、ハンドオフは、その方向のビルの谷間
の処理をできる次のセルサイトで生じる。電力と伝送周
波数又は障害のために、この希望したセルサイトは、ビ
ルの谷間に対して最も近い地理学的セルサイトにならな
い場合がある。各個々の活動的な無線電話と非常に数の
多いセルサイトに対する頻繁なハンドオフを実施する必
要があるので、システム・コントローラは、ハンドオフ
の実行から大量のリアルタイム処理負荷を体験してい
る。更に、PCSシステムは、セルラー電話システムで
は各セルサイトが僅か3つの他のセルサイトで囲われる
ところが、セルラー電話システムと異なっている。しか
し、PCSシステムには、7〜32も隣接する可能性が
ある各セルサイトが存在し、これがハンドオフの要因に
なると思われる。更に、PCSシステムではセルサイト
の数が多いので、システム管理者は、ユーザ・トラヒッ
ク・パターンに基づいて、最適と考えられるセルサイト
だけ決定して、ハンドオフに適すると思われるセルサイ
トを、各セルサイトに指定することが非常に難しい。更
に、PCSシステムは、セルサイトの一定の追加と削除
を特徴としている。
【0004】隣接セルサイトの各々に、無線送受話器を
モニタして、システム・コントローラへ報告することを
要求することは、大きなリアルタイム処理をシステム・
コントローラに負担させることになるので、大型PCS
システムでハンドオフを行う今の方式に、問題があるこ
とが明らかである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の問題の解決と、技
術的な進歩が、システム・コントローラが、活動転送が
試みられる隣接セルサイトのサブセットを決定する動的
学習技術を用いる装置と方法によって達成される。好ま
しくは、活動転送はハンドオフ又は登録である。この各
セルサイトの動的学習は、全てのユーザに対して実施さ
れるし、又各個々のユーザに対してカスタム化できる。
好ましくは、活動転送のために選定される隣接セルサイ
トがセルサイトごとに指定される。指定された隣接セル
サイトは、動的学習プロセスによって決定される。第1
の実施例では、動的学習は、各々に対する活動転送後
に、選択された隣接サイトの各々の平均呼継続期間を定
める統計量を累積して行われる。好ましくは、この平均
継続期間は、2つの後続の活動転送の総呼継続期間を含
むことができる。既知の隣接セルサイトのサブセットか
ら選定するのに加えて、システム・コントローラは、新
しい隣接セルサイトを学習するために、潜在的な活動転
送の目標(ターゲット)セルサイトとして、システム内
に残っているセルサイトの小さいサブセットを無作偽に
選定する。
【0006】第2の実施例では、動的学習は、送受話器
が転送された基地局から最大伝送電力を定める統計デー
タを累積して遂行される。平均最大電力値は、そのセル
が活動転送を実行したセルの各々に対してセルごとに維
持される。活動転送を実行しなければならない時に、最
大平均最大電力値を有する目標が選択される。
【0007】第3の実施例では、送受話器が転送された
ばかりの基地局の低い電力伝送レベルの継続期間が計時
される。継続期間が所定値より短い場合、ヌル(何も無
い、不通)が発生し、その事実がそのセルに対して記憶
されることを想定している。この情報は、多重経路フェ
ージングを検出し、多重経路フェージングが発生する時
に短いハンドオフを防止するために用いられる。そこ
で、転送は、ヌルの平均値が大きいセルに対して遅延さ
れる。
【0008】本発明の他の及び更なる見解は、次に示す
説明と添付の図面を参照すると明らかになると思われ
る。
【0009】
【実施例】図1は、セル101〜116から成る複数の
無線セルサイト(セルとも呼ぶ)をもつ無線通信システ
ムを示す。この複数のセルは、無線送受話器117のよ
うな無線送受話器のためのサービスを呈する。各々セル
は、図1に図示してないが、図13に詳細に図示する、
基地局から構成している。図1に示すセルはシステム・
コントローラ118の制御のもとにある。セルがカバー
する地理的領域が円形で図示してある。しかし、当業者
は、各々セルがカバーする地理的領域が異なる構成にな
ることを直ちに認めると思われる。システム・コントロ
ーラ118は、図1に図示してない通信リンクを介して
基地局を制御することによって、セルの動作を制御す
る。
【0010】図1の無線通信システムの動作を理解する
ために、本発明の第1の実施例に準じて、次の例につい
て考えてみる。この例では、実施する活動転送としてハ
ンドオフを用いている。セル101には、セル102〜
109と重なり合う領域がある。しかし、無線通信シス
テムのサービス対象となるビルディング内部のトラヒッ
ク・フローのために、無線送受話器のユーザは、普通は
セル101を出ず、またセル106〜109にも進まな
い。正規のトラヒック・パターンは、セル101を出
て、セル102〜104に進む。セル101は、無線送
受話器117との呼で現在活動状態にある。従来技術で
は、セル101の基地局が、無線送受話器117が伝送
信号強度の変動のためにセル101を出ていると認識す
る時に、基地局は、システム・コントローラ118にこ
の事実を知らせる。セル101の基地局は、無線送受話
器117からの伝送の信号強度が許容レベルより低くな
るので、無線送受話器117が、そのセル領域から出て
いることを知る。次に、システム・コントローラ118
は、セル101に付随するテーブルを見て、目標(ター
ゲット)セルを決定する。この例の場合、目標セルは、
セル102〜109である。システム・コントローラ1
18は、目標セルの各基地局に、無線送受話器117か
らの伝送信号が適正な伝送信号であるかどうかについて
調べることを要請する。次に、各基地局は、システム・
コントローラ118に報告しなければならない。図1で
は少数のセルだけもつ無線通信システムとして図示して
あるが、概して、このような無線通信システムは数百の
セルを備えている。任意の所与の時間にハンドオフを行
うプロセスでは、無線送受話器からの信号を受信したか
どうかについて報告するセルの数は非常に多い。従っ
て、ハンドオフは、大量のリアルタイム処理負荷をシス
テム・コントローラ118に負担させることになる。
【0011】本発明によれば、無線送受話器117がセ
ル101から移動出を始める時に、システム・コントロ
ーラ118は、サブセットのセル102〜109を選択
して、無線送受話器117の信号強度を調査し、どのセ
ルに送受話器をハンドオフすべきかどうかについて決定
する。更に、システム・コントローラ118は、2つの
他のセルを図1に示す残りのセルから無作偽に抽出し
て、無線送受話器117の伝送信号強度も調査する。こ
れが行われるので、システム・コントローラ118は、
他のセルもセル101からの目標セルと見なすべきかど
うかについて決定できる。無作偽に選択したセルを用い
て、セル101からの目標セルと現在見なすことができ
る新しいセルが、実際に存在するかどうか決定すること
ができる。基地局の再配置、新しい基地局、ビルディン
グの構造的な変動も、新しい目標セルになる。あるビル
ディング環境では、構造的な変動が、あるセルが別のセ
ルの潜在的な目標になることを導く原因になることに注
目すべきである。
【0012】この例では、システム・コントローラ11
8が、テーブル1にアクセスして、ハンドオフに対して
最長の平均呼継続期間をもつ基地局101の3つの目標
基地局を決定する。システム・コントローラ118は、
それぞれ、ライン401〜403に示す平均呼継続期間
に基づいて、目標基地局102、103、及び104を
選択する。システム・コントローラ118は、これらの
選択した基地局と2つの無作偽に選んだ基地局に無線送
受話器117からの信号伝送強度を調査することを要請
する。目標基地局102が適正な信号強度を有すると想
定して、それが、その平均呼継続期間は基地局101か
らのハンドオフ後に2分であることに基づいて、ハンド
オフに対して選択される。この例では、無線送受話器1
17は、ハンドオフ発生前に基地局101上で1分間の
呼に対して活動的に従事していたと想定する。ハンドオ
フが基地局102に対して生じると、図5に示すテーブ
ル2が、代わりにエントリ501をもつ。ライン501
は、現行の基地局が102であることを示している。第
1の前の/直前の基地局が基地局101であり、呼継続
期間は基地局101上で1分だったことを示している。
【0013】 この例は、無線送受話器117が1.3
分間基地局102上で活動状態になった後に、基地局1
02は、無線送受話器117からの信号強度が別のハン
ドオフを要求することを想定する。基地局102はシス
テム・コントローラ118へハンドオフ要請を行う。シ
ステム・コントローラ118は、図4のテーブル1にア
クセスして、基地局102の目標基地局が基地局10
1、103、及び112であることを、ライン408〜
411から決定する。システム・コントローラ118
は、これらの基地局に無線送受話器117の信号伝送強
度を調査することを要請する。基地局112で決定した
伝送強度が適正であると想定して、システム・コントロ
ーラ118は、その平均呼継続期間が他の2つの基地局
より長いという事実に基づいて、ハンドオフのために基
地局112を選択する。ハンドオフが基地局112に対
して発生すると、図6に示すように、エントリ501が
テーブル2から削除され、エントリ601がテーブル2
に追加される。後に基地局112がセル111に対する
無線送受話器117をハンドオフする時に、ライン60
1の統計量を用いて、基地局102が基地局101の目
標である図4のライン401に記す平均呼継続期間を更
新する。この更新された様子が図7のテーブル1のライ
ン701に示してある。ライン701の平均継続期間
は、図6のライン601に平均化される基地局101と
102によってとり扱われるような呼の総継続期間であ
り、2.03分である。これが、結果として、ライン7
01における2.03という新しい平均呼継続期間とな
る。
【0014】仮に、1.3分後に基地局102に対して
ハンドオフされた後に終了するとすると、図7のテーブ
ル1の更新に用いる平均呼継続期間は2.5分とされ
る。ここで、余剰の0.2分が、基地局102が基地局
101を介して移行するユーザの最終的な宛先になるこ
とを強調するために、加えられている。
【0015】一方で、仮にシステム・コントローラ11
8が、基地局102からのハンドオフを要請された際
に、それを遂行できなかった場合、図7のテーブル1を
更新する呼に用いる総時間は2.1分とされる。ここ
で、0.2分が、基地局102が基地局101に適した
目標基地局でないことを強調するために、引かれてい
る。
【0016】この例は図1と2に示したセルの構成に基
づいている。セル構成が図3に示す基地局112の再配
置に準じて変わる場合、システム・コントローラ118
は、セル112がハンドオフに対して無作偽に選択され
る時に、セル112が今セル101に適した目標である
という事実を学習する。これが発生すると、テーブル1
は図8に示すように更新され、そこで、ライン801の
基地局112が、図4のライン407の基地局109の
エントリと代わっている。
【0017】システム・コントローラ118が行う動作
が、図9〜12に詳細に図示してある。システム・コン
トローラ118の動作が最初に始められると、コントロ
ールは、ブロック901から決定ブロック902に送ら
れる。後者の決定ブロックは、ハンドオフ要請が無線送
受話器から受信されているかどうかについて決定する。
回答が否定である場合、コントロールは図12の決定ブ
ロック1201に送られる。決定ブロック902の回答
が肯定である場合に、コントロールは、ブロック903
に送られ、そこで、テーブル1から無線送受話器を行う
現行の基地局に適した目標局となる、3つの最大レート
基地局を選択する。最大レート基地局は、最長平均呼継
続期間を有する局を意味する。ブロック903から、コ
ントロールはブロック904に進む。ブロック904で
は、図3に示すように無線通信システムから2つの他の
基地局を無作偽に選択する。両方のブロック903と9
04では、基地局は、ハンドオフを行う少なくとも1つ
のアイドル・チャンネルを備えていない限り、目標とし
て選択されないことに注目すべきである。ブロック90
4の実行後に、コントロールはブロック906に送ら
れ、そこでは、選択された基地局に、無線送受話器の伝
送信号強度について調査することを要請するメッセージ
を送る。次に、決定ブロック907では、任意の選択さ
れた基地局が適正な信号強度を無線送受話器から検出し
ているかどうか決定する。決定ブロック907での回答
が否定である場合、これは、ハンドオフが現行の基地局
に対して失敗したことを意味し、コントロールは、図1
1のブロック1101に送られる。決定ブロック907
での回答が肯定である場合、コントロールはブロック9
08に送られ、そこで、最大レートをもち且つハンドオ
フを行う適正な信号強度を受信している基地局にメッセ
ージを送る。ブロック908の実行後に、コントロール
は、図10のブロック1001に送られる。
【0018】図10は、ハンドオフの遂行に成功した時
に、テーブル2を更新する動作を示す。ブロック100
1では、テーブル2が、ハンドオフが遂行されたばかり
の基地局番号を用いてアクセスされる。この基地局番号
は“現行の基地局番号”と呼ばれる。ハンドオフが実行
された基地局は“新しい基地局”と呼ばれる。コントロ
ールは、次に、決定ブロック1002に進み、テーブル
2の現行の基地局番号に付随するラインに対してリスト
された2つのエントリがあるどうかについて決定する。
回答が否定である場合、コントロールはブロック100
7に送られる。前の例では、これが、図5のライン50
1に図示してある。ブロック1007ではテーブル2か
ら現行のエントリを削除し、これは前の例ではライン5
01の削除になる。次に、ブロック1008では、新し
い基地局に対してテーブル2の新しいエントリを加え
る。前の例では、これは、図6のライン601に図示し
てある。
【0019】決定ブロック1002に戻り、決定ブロッ
ク1002での回答が肯定である場合、コントロールは
ブロック1003に送られる。前の例では、この動作
は、ハンドオフが基地局112から基地局111にかけ
て実施された時に行われている。ブロック1003で
は、現行の呼継続期間を平均することにより、テーブル
1にある現行の番号内に、テーブル1の第2の直前の基
地局の平均呼継続期間を更新する。例では、これは、図
7のライン701が基地局101に対して更新される時
に図示されている。ブロック1004の実行後に、現行
のエントリがテーブル2から削除され、新しいエントリ
が、ブロック1006で新しい基地局に対してテーブル
2に作られる。両方のブロック1006と1008か
ら、コントロールは、図9の決定ブロック902に戻さ
れる。
【0020】図9の決定ブロック907に戻り、回答が
否定である場合、これは、ハンドオフが目標基地局に対
して失敗したことを意味していて、コントロールは図1
1のブロック1101に送られる。ブロック1101で
はテーブル2にアクセスし、決定ブロック1102で
は、現行の基地局に付随するラインに2つのエントリが
あるどうか決定する。回答が否定である場合、テーブル
2の第1の直前の基地局として識別された基地局からの
平均呼継続期間が、テーブル1に記される。テーブル2
の第1の直前の基地局のためにリストしてある呼継続期
間が、所定値を引いてテーブル1のエントリに平均され
ることに注目すべきである。この所定値は好ましくは
0.2秒である。ブロック1107の実行後に、ブロッ
ク1108では、現行の基地局のエントリをテーブル2
から削除して、コントロールを図9の決定ブロック90
2に戻す。決定ブロック1102に戻り、回答が肯定で
ある場合、コントロールはブロック1103に送られ、
そこで、始めにテーブル2の現行の呼継続期間から所定
値を引くことにより、テーブル1の第2の直前の基地局
に対する平均呼継続期間を更新する。ブロック1104
では、始めにテーブル2の呼継続期間から所定値を減ら
すことにより、テーブル1の第1の直前の基地局に対す
る平均呼継続期間を更新する。最後に、ブロック110
6では、コントロールを図9の決定ブロック902に戻
す前に、テーブル2から現行の基地局のエントリを削除
する。
【0021】図9の決定ブロック902に戻り、ハンド
オフが局設定によって要請されていない場合、コントロ
ールは図12の決定ブロック1201に送られる。動作
が無線送受話器による呼ハングアップでない場合、コン
トロールは、正規の処理のために、決定ブロック120
1からブロック1202に送られる。無線送受話器がハ
ングアップにより呼を終端した場合、コントロールは、
現行の基地局に対するテーブル2にアクセスするブロッ
ク1203に、送られる。決定ブロック1204では、
テーブル2の現行の基地局に対して2つのエントリがあ
るどうかについて決定する。回答が否定である場合、ブ
ロック1209と1211では、所定値が減らされるよ
り、むしろ現行の呼継続期間に加えられることを除い
て、図11のブロック1107と1108と同じ動作を
行う。決定ブロック1204の回答が肯定である場合、
ブロック1206〜1208では、所定値が減らされる
よりむしろ現行の呼継続期間に加えられることを除い
て、図11のブロック1103〜1106と同じ動作を
行う。ブロック1208又は1211の実行後に、コン
トロールは図9の決定ブロック902に戻される。
【0022】図13に、図1〜3に示した無線電話通信
システムをブロック図で示す。システム・コントローラ
118は、プログラムを実行し、メモリ1301に記憶
してあるデータを用いるプロセッサ1302の制御のも
とにある。例えば、メモリ1301はテーブル1と2を
記憶している。システム・コントローラ118は、イン
タフェース1304を介して公衆網1308にインタフ
ェースする。システム・コントローラ118は、インタ
フェース1306〜1307で終端するリンク1321
〜1322を介して、基地局101〜116に相互接続
している。インタフェース1306〜1307を介して
受信したオーディオとデータの交換は、プロセッサ13
02の制御のもとで交換網1303によって遂行され
る。基地局101に関しては、基地局の構成を詳細に示
す。各基地局は、ベース・コントローラ1309の制御
のもとにある複数の無線ユニット1318〜1319を
含んでいる。ベース・コントローラ1309は、時間領
域デュプレクサ1311とバス1310を介して周波数
合成器1312を制御することによって、無線送受話器
で用いられるチャンネルにRFトランシーバ1313の
周波数を調整するために、無線送受話器の伝送信号強度
が調査されることを要請するメッセージに応答する。信
号強度モニタ1314は、無線送受話器の相対的な信号
強度をベース・コントローラ1309にバス1310を
経由して報告する。
【0023】ここで、本発明の第2の実施例について考
えてみる。図14は、無線電話通信システムのユーザが
頻繁に移動する経路である、経路1404を示す。例え
ば、これは、カフェテリア又は他のそのような施設に通
じる主な経路と考えられる。無線送受話器1406がセ
ル1402に入ると、それはセル1402に対してハン
ドオフされる。図14に示すように、無線送受話器14
06は、いまセル1402の境界にあり、セル1403
又は1401のどちらかに対してハンドオフしなければ
ならない。無線送受話器1406がセル1403の中心
に近いので、正規の選定として、セル1403に対して
無線送受話器1406がハンドオフされる。しかし、無
線送受話器1406は、セル1403の中心から離れて
おり、セル1401の中心に向かっている。従って、セ
ル1401が、無線送受話器1406のハンドオフに最
適のセルになる。この第2の実施例は、経路1404の
ような経路を考慮するためのシステム・コントローラ1
408内の動的学習を検出し可能にすることに向けられ
る。無線送受話器1406がセル1401に対してハン
ドオフされる時に、無線送受話器1406は、セル14
01から受信する伝送電力の測定を継続する。無線送受
話器1406が別のセルに対してハンドオフされた後
に、無線送受話器1406は、システム・コントローラ
1408に、セル1401にいる間に検出された最大伝
送電力を伝える。同様に、無線送受話器1406がセル
1403に対してハンドオフされる時に、受信した最大
電力を測定する。システム・コントローラ1408は、
別のセルがハンドオフできる各々セルの平均電力を維持
する。例えば、セル1402は、セル1402からセル
1403と1401に対してハンドオフされる送受話器
によって検出された、セル1402に関する最大伝送電
力の平均を示すテーブルを備えている。この平均電力情
報を用いて、システム・コントローラ1408は、図9
に関して前に述べた同じ方式で、そのセルに対するハン
ドオフにおいて既に検出されていた最大平均電力に基づ
いて、ハンドオフするセルを決定する。第1の実施例
は、ハンドオフと同様に処理登録に適用される。登録に
対する例外として、決定ブロック1201が、呼が終端
した時より、むしろ無線送受話器が非活動状態になる時
検出することである。
【0024】第2の実施例では、無線送受話器1406
が図15に示す構成であると想定している。送受話器1
406は、セル内の基地局を介してシステム・コントロ
ーラ1408との無線信号リンクを、無線送受話器14
06が維持することを可能にする、無線プロトコルを実
現している。使用できるエア・インタフェースは、19
95通信技術委員会(the Telecommunication Technolo
gy Commitee)“PHSのためのユーザ・ネットワーク
・インタフェースとインター・ネットワーク・インタフ
ェース基準(User-Network Interface and Inter-Netwo
rk Interface standards for PHS)”と、1993年1
2月20日付RCR STD−28、第1版“個人用小
型電話システムRCR基準(Personal Handy Phone Sys
tem RCRStandard)”とに記載する日本のPHSプロト
コルである。PHSプロトコルのメッセージ・セットは
ISDNメッセージ・セットに似ている。第2と第3の
実施例では、PHSプロトコルの信号プロトコルだけ使
用され、PHSプロトコルのハンドオフ方式を用いな
い。無線送受話器1406の制御ユニット1501は、
ユーザ情報メッセージを用いて、伝送電力をシステム・
コントローラ1408に伝えている。一定の間隔で、制
御ユニット1501は、信号強度モニタ1502を用い
て、セル1401から受信される最大伝送電力を記録す
る。無線送受話器1406がセル1401から別のセル
にハンドオフされる又は呼が終端する時に、制御ユニッ
ト1501は、無線送受話器1406がセル1401と
の呼で活動状態だった間に受信された最大伝送電力を送
る。この例として、図16は、セル1402からセル1
401と1403に対するハンドオフの結果を、テーブ
ル3に示している。送受話器があるセルから別のセルに
ハンドオフされる時に、システム・コントローラ140
8は、セルのハンドオフのために無線送受話器が受ける
最大伝送電力を決めるメッセージに対応して、前のハン
ドオフを実施していたセルに対する図16に図示するよ
うなテーブルを更新する。
【0025】図17は、第2の実施例を実施する際に、
無線送受話器によって遂行される動作を示す。ハンドオ
フが生じると、ブロック1701では、無線送受話器が
ハンドオフしたばかりの基地局の伝送電力を測定する。
更に、ブロック1701では、コントロールを決定ブロ
ック1702に送る前に、この伝送電力の値を記憶す
る。決定ブロック1702では、呼が終端したかどうか
について決定する。回答が肯定である場合、図17に示
す動作が行われ、ブロック1711で送受話器が正規の
動作を行う。決定ブロック1702の決定が否定である
場合、決定ブロック1705では、ハンドオフが発生し
たかどうか決定する。ハンドオフが発生していなかった
場合、コントロールは決定ブロック1706に送られ、
所定の時間が経過したかどうかについて決定する。回答
が肯定である場合、ブロック1707で基地局の伝送電
力を測定する。次に、決定ブロック1708では、測定
した伝送電力が記憶してある伝送電力の値より大きいか
どうかについて決定する。回答が肯定である場合、ブロ
ック1709では、コントロールを決定ブロック170
2に戻す前に、前に記憶した伝送電力を測定した伝送電
力に置き換える。決定ブロック1706又は1708の
回答が否定である場合、コントロールは決定ブロック1
702に戻る。決定ブロック1705に戻り、ハンドオ
フが発生していた場合、コントロールはブロック170
3に送られ、記憶した伝送電力をシステム・コントロー
ラに送り、ブロック1704を実行することにより、正
規の動作を再開する。
【0026】図18は、図14のシステム・コントロー
ラ1408で行われる動作を示す。最大電力メッセージ
がブロック1801で無線送受話器から受信される時
に、ブロック1802では、図16のテーブル3にアク
セスして、ハンドオフの数と現在の基地局の平均最大電
力とを得る。テーブル3では、現在の基地局が目標基地
局番号として表示してある。最後のハンドオフが発生し
ていた基地局が、テーブル3で現行の基地局番号として
表示してある。ブロック1803で新しい平均最大電力
を計算し、ブロック1804でこの新しい平均最大電力
値をテーブル3に挿入する。動作はブロック1806の
実行で終端する。第2の実施例は、ハンドオフと同様な
やり方で処理登録に適用される。例外は、呼が終端した
時より、むしろ無線送受話器が非活動状態になる時を、
登録決定ブロック1702で決定し、ハンドオフよりむ
しろ新しい登録を決定ブロック1705で検出すること
である。
【0027】第3の実施例は、多重経路フェージングの
解決を意図している。多重経路フェージングは、送受話
器が基地局から伝送信号を受信しているが、その信号が
送受話器に対して多くの経路をとる時に生じる。ある場
所で、これらの経路からの信号が互いにキャンセルして
しまう。これが発生する場所が、ヌルと呼ばれる。PC
S送受話器で用いる周波数では、しばしば、これらのヌ
ル・ポイントが僅か数インチの距離にすぎないことがあ
る。しかし、それは、送受話器が、多重経路フェージン
グを被っていた基地局より弱い、全体的な伝送電力を実
際にもつ基地局に対して、ハンドオフを実施する原因に
なりうる。第3の実施例は、例えば、セル1401の基
地局から多重経路フェージングを被る経路1404のよ
うな経路を検出することを意図している。これは、送受
話器が所定の時間間隔でハンドオフしたばかりの基地局
の伝送電力を継続してモニタしていた無線送受話器によ
って行われる。伝送電力が許容通信レベルに戻ると、無
線送受話器は、簡単なメッセージを用いて、ヌルが発生
したことをシステム・コントローラ1408に伝える。
システム・コントローラ1408は、図19に示すよう
な各セルのテーブルを維持する。図19のテーブル4の
現行の基地局番号と目標基地局番号の各対ごとに、シス
テム・コントローラ1408は、ハンドオフごとに検出
していたヌルの平均数を維持する。このヌルの平均数を
用いて、システム・コントローラ1408は、所定の時
間ハンドオフを遅延すべきかどうかについて決定する。
好ましくは、この所定の時間は2秒である。システム・
コントローラ1408は、遅延の平均数が第2の所定の
数より大きい場合にハンドオフを遅延する。好ましく
は、この第2の所定の数は0.5である。図15に示す
無線送受話器が用いられることを想定している。この場
合、制御ユニット1501は、信号強度モニタ1502
を用いて、電力伝送強度をモニタする。PHSプロトコ
ルでは、制御ユニット501は、ページング・チャンネ
ルの前の基地局をモニタして、これを行う。
【0028】図20は、本発明の第3の実施例を実施す
る際に、無線送受話器で行われる動作を示す。ハンドオ
フが生じた後に、決定ブロック2000で所定時間の経
過を待ち、その後コントロールをブロック2001に送
る。ブロック2001で、前の基地局の伝送電力を測定
する。決定ブロック2002では、測定した電力がハン
ドオフ閾値電力より大きいかどうかについて決定する。
回答が肯定である場合、ブロック2003でヌル発生メ
ッセージをシステム・コントローラ1408に送り、ブ
ロック2004でハンドオフを正規の動作に戻す。
【0029】図21は、第3の実施例を実施する際に、
システム・コントローラ1408で行われる動作を示
す。ブロック2101では、ヌル発生メッセージが無線
送受話器から受信される時に、コントロールをブロック
2102に送る。ブロック2102では、現在の基地局
を目標基地局番号として及び前の基地局を現在の基地局
番号として用いて、図19のテーブル4にアクセスす
る。ブロック2103では、ハンドオフの数とヌルの平
均数とを用いて、ヌルの新しい平均数を計算する。ブロ
ック2104では、ブロック2106でシステム・コン
トローラを他の動作に戻す前に、テーブル4にこの新し
いヌルの平均数を記憶する。第3の実施例は、ハンドオ
フと同様に処理登録に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を具体化する無線電話通信交換シ
ステムを示す図その1である。
【図2】本発明の概念を具体化する無線電話通信交換シ
ステムを示す図その2である。
【図3】本発明の概念を具体化する無線電話通信交換シ
ステムを示す図その3である。
【図4】ハンドオフ後の呼の平均継続期間を集計するた
めに用いられるテーブルを示す図その1である。
【図5】活動呼に対して呼継続期間の統計量を維持する
ために用いられるテーブルを示す図その1である。
【図6】活動呼に対して呼継続期間の統計量を維持する
ために用いられるテーブルを示す図その2である
【図7】ハンドオフ後の呼の平均継続期間を集計するた
めに用いられるテーブルを示す図その2である。
【図8】ハンドオフ後の呼の平均継続期間を集計するた
めに用いられるテーブルを示す図その3である。
【図9】システム・コントローラが行う動作を示す図そ
の1である。
【図10】システム・コントローラが行う動作を示す図
その2である。
【図11】システム・コントローラが行う動作を示す図
その3である。
【図12】システム・コントローラが行う動作を示す図
その4である。
【図13】図1〜3の無線電話通信システムをブロック
図で詳細に示す図である。
【図14】第2の実施例を遂行する無線電話通信システ
ムを示す図である。
【図15】無線送受話器を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施例で用いるテーブルを示
す図である。
【図17】本発明の第2の実施例で用いる無線送受話器
で行われるステップを示す図である。
【図18】本発明の第2の実施例で用いるシステム・コ
ントローラで行われるステップを示す図である。
【図19】本発明の第3の実施例で用いるテーブルを示
す図である。
【図20】本発明の第3の実施例で用いる無線送受話器
で行われるステップを示す図である。
【図21】本発明の第3の実施例で用いるシステム・コ
ントローラで行われるステップを示す図である。
【符号の説明】
102〜116 セル 117 無線送受話器 118 システム・コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テッド エム.フィダー アメリカ合衆国 80020 コロラド,ブ ルームフィールド,バサルト コート 13621 (72)発明者 ラリー ジェー.ハードーイン アメリカ合衆国 80020 コロラド,ウ エストミンスター,ウエスト ワンハン ドレッド サーティーンス プレイス 6447 (72)発明者 ケネス ジェー.ロバージ アメリカ合衆国 80301 コロラド,ボ ールダー,ピーチ コート 4382 (56)参考文献 特開 平2−79525(JP,A) 特開 平1−246932(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線交換システムにおいて、現行の基地
    局から無線送受話器の呼のハンドオフをなすのことでき
    る目標基地局を学習する方法であって、 該現行の基地局から目標基地局の各々に対して呼のハン
    ドオフを行うステップと、 該無線送受話器の呼動作を維持するに際して、該目標基
    地局の各々の性能を測定するステップであって、該現行
    の基地局からの呼のハンドオフの各々の後で、該目標基
    地局の各々における無線送受話器の平均呼継続期間を計
    算する処理を含むステップと、 該目標基地局の各々の測定された性能を記録するステッ
    プと、 該目標基地局の該測定され記録された性能に基いて、呼
    ハンドオフを行なうべき、該目標基地局のうちの1つを
    逐次的に決定するステップと、を含むことを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 該決定するステップが、最長の平均呼継続期間を有する
    目標基地局のうちの該1つを選択するステップを含むも
    のである方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、 該計算するステップが、該目標基地局の各々から他の基
    地局に対して呼ハンドオフが生じた後に、無線送受話器
    の各々の呼が別の基地局により維持される追加の量の時
    間を、該平均呼継続期間に含ませるステップを含むもの
    である方法。
  4. 【請求項4】 無線交換システムにおいて、現行の基地
    局から送受話器の呼のハンドオフをなすことのできる目
    標基地局を学習する方法であって 該現行の基地局から該目標の基地局の各々に対して呼の
    ハンドオフを行なうステップと、 該無線送受話器の呼動作を維持する際に該目標基地局の
    各々の性能を測定するステップであって、該現行の基地
    局からの呼のハンドオフの各々の後で、該現行の基地局
    から受信される所定の時間量よりも短い間の低伝送電力
    の生起を検出する処理、および該目標基地局の各々につ
    いて検出された生起の平均値を計算する処理を含むステ
    ップと、 該目標基地局の各々の該測定された性能を記録するステ
    ップと、 該目標基地局の該測定され記録された性能に基づいて、
    呼のハンドオフを行なう目標基地局の1つを逐次的に決
    定するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、 該決定するステップが、該生起の平均値が該現行の基地
    局についての予め定められた最大値を上まわる際に該目
    標基地局のうちの1つに対しての引きつづく呼のハンド
    オフを禁止するステップから成る方法。
  6. 【請求項6】 無線交換システムにおいて、現行の基地
    局から無線送受話器の呼のハンドオフをなすことのでき
    る目標の基地局の学習を行う装置であって、 該現行の基地局から該目標基地局の各々に対して呼のハ
    ンドオフを行う手段と、 該無線送受話器の呼動作を維持するに際して該目標基地
    局の各々の性能を測定する手段であって、該現行の基地
    局からの呼のハンドオフの各々の後で、該目標基地局の
    各々における無線送受話器の平均呼継続期間を計算する
    手段を含む手段と、 該目標基地局の各々の該測定された性能を記録する手段
    と、 該目標基地局の該測定され記録された性能に基づいて呼
    のハンドオフをすべき目標基地局のうちの1つを逐次的
    に決定する手段と、を含むことを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、 該決定する手段が、最長の平均呼継続期間を有する目標
    基地局のうちの該1つを選択する手段を含む装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、 該計算する手段が、該目標基地局から他の基地局に対し
    て呼のハンドオフが生起した後に無線送受話器の各々の
    呼が別の基地局により継続されている追加の時間量を該
    平均呼継続期間に含ませる手段を含む装置。
  9. 【請求項9】 無線交換システムにおいて、現行の基地
    局から無線送受話器の呼のハンドオフをなすことのでき
    る目標基地局を学習するための装置であって、 該現行の基地局から該目標基地局の各々に対して、呼の
    ハンドオフを行う手段と、 該無線送受話器の呼動作を維持する際に該目標基地局の
    各々の性能を測定する手段であって、該現行の基地局か
    らの呼のハンドオフの各々の後で、該現行の基地局から
    受信される所定の時間量よりも短い間の低伝送電力の生
    起を検出し、および該目標基地局の各々について検出さ
    れた生起の平均値を計算するよう動作する手段と、 該目標基地局の各々の該測定された性能を記録する手段
    と、 該目標基地局の該測定され記録された性能に基づいて、
    呼のハンドオフを行う目標基地局の1つを逐次的に決定
    する手段と、を含むことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、 該決定する手段が、該生起の平均値が該現行の基地局に
    ついての予め定められた最大値を上まわる際に該目標基
    地局のうちの1つに対しての引きつづく呼のハンドオフ
    を禁止する手段から成る装置。
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