JP3455210B1 - 太陽電池パネル取付け架台及びその組付け方法 - Google Patents

太陽電池パネル取付け架台及びその組付け方法

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JP3455210B1
JP3455210B1 JP2002166808A JP2002166808A JP3455210B1 JP 3455210 B1 JP3455210 B1 JP 3455210B1 JP 2002166808 A JP2002166808 A JP 2002166808A JP 2002166808 A JP2002166808 A JP 2002166808A JP 3455210 B1 JP3455210 B1 JP 3455210B1
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哲也 尾崎
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    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Abstract

【要約】 【課題】 架台を効率良く組み立てる。 【解決手段】 屋根Rの桁行方向Xに支持杆材3を平行
配置し、該支持杆材3上に設けた鉤状突片8に、一側方
が開放され、且つ、上面開放端にのみ垂下形成したリッ
プ片10を設けた溝形鋼から成るパネル取付杆材4の底面
開放端11aをスライド自在に掛止することで、この杆材
4を傾斜した支持杆材3上に安定的に直交配置し、パネ
ル取付杆材4の二面に対応する様に連続形成した上方水
平面部15及び垂直面部16と、該垂直面部16に連続して支
持杆材3上に当接する様に設けた下方水平面部17と、リ
ップ片10を掛止するフック部18とから成り弾性が付与さ
れた留め具14を用い、フック部18の内角部18aをリップ
片10下端に掛止し、下方水平面部17を下方押圧すること
により、長尺なパネル取付杆材4の支持杆材3との交差
部位に留め具14をワンタッチで装着し、下方水平面部17
を支持杆材3に固定することで架台を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池パネルの
取付架台及びその組付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の架台は、屋根上に点在さ
せた架台支持具に、角パイプを格子状に組み付けてい
る。即ち、下側の角パイプを屋根の桁行方向に平行配置
した後、これらの角パイプ上に上側の角パイプを屋根の
流れ方向に平行配置し、上下の角パイプの直交部位をボ
ルトとナットにて固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、架台の
組み付けは足場の悪い屋根上でせねばならず、又角パイ
プは長尺物であるため、特に架台支持具に下側の角パイ
プを屋根の流れ方向に沿って取付けた後、その上面に上
側の角パイプを交差状に配置するときには、この上側の
角パイプは、下側の角パイプの傾斜に沿って滑り易く、
複数人で上側の角パイプを支えてなければ、位置決めや
ボルト締めが非常に困難であり、手間、時間を要し、作
業効率が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み、支持杆材を屋根の桁行方向に平行配置した後におい
て、先端が支持杆材上の長手方向に指向する様に支持杆
材上に所定間隔置きに設けた鉤状突片に、一側方が開放
され、且つ、上面開放端にのみ垂下形成したリップ片を
設けた溝形鋼から成るパネル取付杆材の底面開放端をス
ライド自在に掛止することにより、傾斜した支持杆材上
で単にパネル取付杆材をその長さ方向にスライドさせる
だけで安定的に直交配置する。そして、パネル取付杆材
の上面及び側面の夫々に対応する様に鉤状に連続形成し
た上方水平面部及び垂直面部と、該垂直面部に連続して
支持杆材の上面に当接する様に形成した下方水平面部
と、パネル取付杆材のリップ片を掛止する様に上方水平
面部の先端を下方屈曲して設けたフック部とから成り弾
性が付与された留め具を用い、該留め具のフック部の内
角部をパネル取付杆材のリップ片の下端に掛止し、留め
具の下方水平面部を支持杆材上に当接する様に下方押圧
することにより、長尺なパネル取付杆材における支持杆
材との交差部位に留め具をワンタッチで装着し、下方水
平面部を支持杆材に固定することにより、架台を構成す
る様にして、上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明する。1は屋根R上に配置した架台支持具2
に取付けられる太陽電池パネル取付け架台であり、該架
台1は、金属製から成る複数本の支持杆材3とパネル取
付杆材4とから主に構成される。架台支持具2は、金属
帯板を所定形状に屈曲形成したものにして、屋根Rの流
れ方向X前後の屋根瓦T、T1間に挿入され、且つ後方
の屋根瓦T1下部(図示例では、野地板F上に固定した
補助板S)にビス止めされる固定部2aを一端に設け、他
端を鉤状に屈曲してその水平面を支持杆材3を載置する
支持部2bと成すと共に、該支持部2b上に支持杆材3を固
定する支持ボルト2cを立設している。
【0006】支持杆材3は、断面略C形のリップ溝形鋼
から成り、そのリップ溝の開放側を底部5とし、上面6
適所には長手方向に所定長さを有すスリット7を設ける
と共に、上面6においてパネル取付杆材4を直交配置す
る部位には、先端が支持杆材3の長手方向へ指向した鉤
状突片8を切り起し形成している。そして、屋根R上に
突出している架台支持具2の支持部2bに支持杆材3の底
部(リップ)5を載置すると共に、下方よりスリット7
を貫通突出した支持ボルト2cの突端に座金を挿通してナ
ットNを締結することにより、支持杆材3を屋根Rの桁
行方向Xに平行配置している。尚、本実施例では、支持
杆材3は上記構成の架台支持具2に固定したものを示し
たが、支持杆材3を屋根Rの桁行方向Xに平行配置する
ものであれば、架台支持具2の構成及び支持杆材3との
取付け方式は何ら限定されるものでなく、又架台1は瓦
葺き屋根に固定されるものに限らず、スレート葺き屋根
に固定するものであっても良い。
【0007】パネル取付杆材4は、金属帯板を曲げ加工
により屈曲形成したものであり、一側方が開放され、且
つ、上面9の開放端にのみ垂下形成したリップ片10を設
けた溝形鋼から成り、このパネル取付杆材4は、リップ
片10を屈曲形成して成ることから、断面コ字状の杆材に
比し、曲げ加工時にねじり変形を生じ難く、又強度が向
上するため、薄肉金属板を用いることが可能であり、軽
量化を図ることができる。上記構成のパネル取付杆材4
は、その底面11の開放端11aを支持杆材3上で鉤状突片
8にスライド自在に掛止する様に成して、支持杆材3に
対し直交(屋根Rの流れ方向Yに平行)配置することに
より、屋根R上に支持杆材3とパネル取付杆材4を格子
状に配置している。又、パネル取付杆材4の上面9にお
いて、支持杆材3と直交する交差部位近傍には、その長
手方向で所定間隔を置いて複数のネジ穴12を設けてい
る。そして、パネル取付杆材4の支持杆材3との交差部
位における上面9及び側面13は、これらに夫々合致する
様に略Z形に形成された留め具14によって支持されてい
る。
【0008】この留め具14は、薄肉な帯状金属板を略Z
形状に屈曲形成して全体に弾性を付与したものであり、
パネル取付杆材4の上面9及び側面13の夫々に対応する
様に鉤状に連続形成した上方水平面部15及び垂直面部16
と、該垂直面部16に連続して支持杆材3上面6に当接す
る様に形成した下方水平面部17と、パネル取付杆材4の
リップ片10の下端を掛止する様に上方水平面部15の先端
を鉤状に下方屈曲して設けたフック部18とから成り、上
方水平面部15と下方水平面部17とは平行にして垂直面部
16の上下で相反方向に突設している。上方水平面部15と
下方水平面部17の夫々には、その幅方向に長いボルト挿
通穴19、20を設けており、各ボルト挿通穴19、20は、上
方水平面部15と下方水平面部17の幅方向中間部位より基
端を発して相互に逆方向へ先端が延びる様に形成してい
る。そして、リップ片10にフック部18を掛止し、上面9
及び側面13上に上方水平面部15と垂直面部16の夫々を重
合する様にしてパネル取付杆材4に留め具14を装着し、
その下方水平面部17を支持杆材3上に固定することによ
り、パネル取付杆材4の支持杆材3との交差部位は、鉤
状突片8と留め具14間に挟持された状態で支持杆材3上
に固定され、かかる状態において、上方水平面部15に設
けたボルト挿通穴19は、パネル取付杆材4の上面9に設
けたネジ穴12のいずれかに対応している。又、留め具14
の支持杆材3への固定は、下方水平面部17のボルト挿通
穴20を被覆する方形状の座金21と共にボルト挿通穴20を
挿通したボルトBを支持杆材3に螺着することにより成
される。
【0009】上記状態の架台1において、方形板状の太
陽電池パネルPの対向する枠材上端より水平突設したパ
ネル取付杆材4の上面9との係合片P1を、留め具14の
上方水平面部15上で押圧する押圧固定板22をパネル取付
杆材4にボルトB1で固定している。上記係合片P1
は、帯板状に形成され、太陽電池パネルPの対向する枠
材上端の長さ方向全域に渡って設けられると共に、その
幅は係合片P1をパネル取付杆材4の上面9に掛止した
状態で、上方水平面部15に設けたボルト挿通穴19を閉塞
しない様に設定している。又、押圧固定板22は、パネル
取付杆材4の上面9より若干幅小にして、留め具14の上
方水平面部15の幅より長尺な長さを有する帯板22aと、
該帯板22aの長手側端縁に垂設した帯板状の抑え片23と
から成り、該抑え片23で係合片P1と共に上方水平面部
15を押圧する様に、押圧固定板22を挿通したボルトB1
を上方水平面部15のボルト挿通穴19に連通するパネル取
付杆材4のネジ穴12に螺着することにより、太陽電池パ
ネルPをパネル取付杆材4(架台1)に固定一体化して
いる。
【0010】次に、架台1の組み付け方法について以下
工程順に説明する。 (1)杆材組付け工程 屋根R上に設置する太陽電池パネルPの使用数に応じて
屋根R上の適所に架台支持具2が取付けた後において、
屋根R上にはその縦横に適宜間隔を設けて架台支持具2
の支持部2bが点在している。そして、屋根Rの流れ方向
Yに並ぶ支持部2bの各列郡上に支持杆材3を配置する。
即ち、支持杆材3の底部5を支持部2b上に載置すると共
に、支持ボルト2cを下方よりスリット7へ挿通し、スリ
ット7に沿って支持杆材3をその長手方向(屋根Rの流
れ方向Yに相当)へスライドして位置決めし、スリット
7より上方突出した支持ボルト2cの突端に座金を挿通し
てナットNを締結し、支持杆材3を屋根Rの桁行方向X
に平行配置する。上記の様に支持杆材3をその長手方向
にスライドすることにより、各支持杆材3の桁行方向X
で隣接する鉤状突起8同士が流れ方向Yに平行な任意の
軸線上に位置する様に成している。次に、鉤状突片8に
パネル取付杆材4の底面開放端11aを掛止し、パネル取
付杆材4をその長手方向(屋根Rの桁行方向Xに相当)
にスライドすることにより、その上面9に設けたネジ穴
12を支持杆材3との交差部位に対応する様に位置決め
し、支持杆材3上でパネル取付杆材4を直交(流れ方向
Yに平行)配置し、支持杆材3とパネル取付杆材4とが
格子状に組み付けられる。 (2)留め具装着工程 図4(a) に示す様に、パネル取付杆材4の支持杆材3と
の交差部位において、その上面9のリップ片10の下端
に、留め具14の下方水平面部17を斜め上向きな姿勢でそ
のフック部18の内角部18aを掛止すると共に、垂直面部
16の中間辺りを上面9と側面13との角部に接触させて下
方水平面部17を下方押圧すると、上方水平面部15と垂直
面部16との角部が一旦弾性拡開した後、リップ片11、上
面9及び側面13上の夫々に、フック部18の垂下部18b、
上方水平面部15及び垂直面部16が重合することで留め具
14は弾性復帰し、図4(b) に示す様に、下方水平面部17
が支持杆材3の上面6に当接した状態でパネル取付杆材
4の支持杆材3との交差部位に留め具14が装着される。 (3)留め具固定工程 下方水平面部17上に、そのボルト挿通穴20を被覆する座
金21を配置すると共に、該座金21とボルト挿通穴20を通
してボルトBを支持杆材3上に仮止め(ボルトを緩めた
状態)する。これにより、パネル取付杆材4は、鉤状突
片8と留め具14との間にスライド自在に挟持される。そ
して、留め具14をボルト挿通穴19、20の長さの範囲内で
その幅方向(パネル取付杆材4の長手方向に相当)にス
ライドさせ、パネル取付杆材4の上面9に設けたネジ穴
12のいずれかを上方水平面部15のボルト挿通穴19に連通
させる。この後、仮止め状態の上記ボルトBを締め付け
ることにより、下方水平面部17は支持杆材3の上面6と
座金21間に堅固に挟持されると共に、パネル取付杆材4
のリップ片10、上面9及び側面13の夫々に、フック部18
(垂下部18b)、上方水平面部15及び垂直面部16が密着
するため、パネル取付杆材4と留め具14とは相互にスラ
イドできなく成り、パネル取付杆材4の支持杆材3との
交差部位は、支持杆材3上で完全に固定される。 (4)パネル取付け工程 太陽電池パネルPの係合片P1をパネル取付杆材4の上
面9に掛止することにより、太陽電池パネルPを架台1
に配置する。そして、留め金13の上方水平面部15上の係
合片P1上に押圧固定板22を配置すると共に、押圧固定
板22に挿通したボルトB1を上方水平面部15のボルト挿
通穴19に連通するネジ穴12に螺着することにより、押圧
固定板22の抑え片23がパネル取付杆材4の上面9で係合
片P1と上方水平面部15とを押圧し、これにより、係合
片P1と上方水平面部15は上面9と押圧固定板22の間に
堅固に挟持され、太陽電池パネルPは架台1に一体的に
固定される。尚、軒側のパネル取付杆材4に取付ける押
圧固定板22は、図2に示す様に、円弧上の垂れを設けた
変形タイプを使用しても良い。
【0011】
【発明の効果】要するに本発明は、支持杆材3を屋根R
の桁行方向Xに平行配置し、先端が支持杆材3の長手方
向に指向する様に支持杆材3上に所定間隔置きに設けた
鉤状突片8に、一側方が開放され、且つ、上面開放端に
のみ垂下形成したリップ片10を設けた溝形鋼から成るパ
ネル取付杆材4の底面開放端11aをスライド自在に掛止
したので、屋根Rに沿って傾斜した支持杆材3上で単に
パネル取付杆材4をその長さ方向にスライドさせるだけ
で安定的にして容易に直交配置できる。上記パネル取付
杆材4は、リップ片10を設けているため、断面コ字状の
杆材に比し、強度向上させることができ、その素材を薄
肉にして軽量化を図ることができ、作業性をより良好に
できる。又、パネル取付杆材4の上面9及び側面13の夫
々に対応する様に鉤状に連続形成した上方水平面部15及
び垂直面部16と、該垂直面部16に連続して支持杆材3上
面6に当接する様に形成した下方水平面部17と、パネル
取付杆材4のリップ片10を掛止する様に上方水平面部15
の先端を下方屈曲して設けたフック部18とから成り弾性
が付与された留め具14を用い、該留め具14のフック部18
の内角部18aをパネル取付杆材4のリップ片10下端に掛
止し、留め具14の下方水平面部17を支持杆材3上に当接
する様に下方押圧することにより、長尺なパネル取付杆
材4における支持杆材3との交差部位に留め具14をワン
タッチで装着でき、かかる装着に際しては、パネル取付
杆材4は支持杆材3の鉤状突片8で支持されているた
め、従来の様に複数人でパネル取付杆材4を支える必要
がなく、留め具14の下方水平面部17を支持杆材3に固定
するだけで、パネル取付杆材4の支持杆材3との交差部
位と装着一体化した留め具14を支持杆材3に固定できる
と共に、該留め具14(垂直面部16)と鉤状突片8との間
にパネル取付杆材4の支持杆材3との交差部位が堅固に
挟持でき、頑丈な架台1を簡単容易に組み付けることが
できる。しかも、上記構成の留め具14は、フック部18に
おいてその先端と上方水平面部15とはリップ片10と同長
の間隔を以て離間しているため、リップ片10下端にフッ
ク部18の内角部18aが引っ掛け易く、該内角部18aがリ
ップ片10の下端に掛止し、下方水平面部17を下方押圧す
る時には、内角部18aが支点となり、この支点は下方水
平面部17に押圧力を作用させている間、常にリップ片10
の下端で支持されてズレ動かないため、抵抗なく比較的
軽度な押圧力にて留め具14をパネル取付杆材4に容易に
装着でき、留め具14の装着作業効率をより向上させるこ
とできる。
【0012】留め具14の下方水平面部17を支持杆材3に
固定した後、太陽電池パネルPの対向する枠材上端より
水平突設したパネル取付杆材4の上面9との係合片P1
を、留め具14の上方水平面部15上で押圧する押圧固定板
22をパネル取付杆材4に固定したので、係合片P1と上
方水平面部15を上面9と押圧固定板22の間に堅固に挟持
でき、留め具14の上方水平面部15をパネル取付杆材4に
圧接一体してより一層支持杆材3に対するパネル取付杆
材4の組み付け強度を向上させることと、太陽電池パネ
ルPを架台1に固定一体化することが、押圧固定板22の
固定で一度にできる。しかも、パネル取付杆材4を介し
て隣接する太陽電池パネルPの係合片P1は同一のパネ
ル取付杆材4の上面9に配置されるため、一枚の押圧固
定板22の固定で2組の係合片P1を一度に押圧でき、そ
の作業効率を向上できる。
【0013】留め具14の上方水平面部15には、パネル取
付杆材4に押圧固定板22を固定するボルトB1の挿通穴
19を上方水平面部15の幅方向に長く形成し、一方、留め
具14の下方水平面部17は、その幅方向に長く形成したボ
ルト挿通穴20を通して、該ボルト挿通穴20を被覆する座
金21と共にボルトBで支持杆材3上に固定したので、パ
ネル取付杆材4に設けた押圧固定板22の固定用ボルトB
1のネジ穴12がボルト挿通穴19と若干位置ずれしても、
パネル取付杆材4に装着した留め具14の下方水平面部17
をボルトBで仮止めした状態で、ボルト挿通穴19、20の
長さの範囲内で留め具14をパネル取付杆材4の長手方向
にスライドさせることにより、ネジ穴12をボルト挿通穴
19に連通させる様に容易に調整でき、不都合なくパネル
取付杆材4に押圧固定板22をボルトB1で固定できる。
又、上記調整後、下方水平面部17の固定用ボルトBを締
め付けることにより、下方水平面部17は支持杆材3の上
面6と座金21間に堅固に挟持されると共に、パネル取付
杆材4のリップ片10、上面9及び側面13の夫々に、フッ
ク部18、上方水平面部15及び垂直面部16が密着し、パネ
ル取付杆材4の支持杆材3との交差部位をずれなく支持
杆材3上に強固に固定できる等その実用的効果甚だ大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽電池パネル取付け架台の分解斜視図であ
る。
【図2】上記架台の断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】留め具の取付け手順を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 支持杆材 4 パネル取付杆材 6 上面 8 鉤状突片 9 上面 10 リップ片 11a 底面開放端 13 側面 14 留め具 15 上方水平面部 16 垂直面部 17 下方水平面部 18 フック部 18a 内角部 19 ボルト挿通穴 20 ボルト挿通穴 21 座金 22 押圧固定板 B ボルト B1 ボルト P 太陽電池パネル P1 係合片 R 屋根 X 桁行方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/00 E04D 13/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の桁行方向に平行配置する支持杆材
    上に、先端が支持杆材の長手方向へ指向した鉤状突片を
    所定間隔置きに設け、該鉤状突片に、一側方が開放さ
    れ、且つ、上面開放端にのみ垂下形成したリップ片を設
    けた溝形鋼から成るパネル取付杆材の底面開放端をスラ
    イド自在に掛止し、パネル取付杆材の上面及び側面の夫
    々に対応する様に鉤状に連続形成した上方水平面部及び
    垂直面部と、該垂直面部に連続して支持杆材の上面に当
    接する様に形成した下方水平面部と、パネル取付杆材の
    リップ片を掛止する様に上方水平面部の先端を鉤状に下
    方屈曲して設けたフック部とから成り弾性が付与された
    留め具を、パネル取付杆材に装着し、下方水平面部を支
    持杆材に固定したことを特徴とする太陽電池パネル取付
    け架台。
  2. 【請求項2】 太陽電池パネルの対向する枠材上端より
    水平突設したパネル取付杆の上面との係合片を、留め具
    の上方水平面部上で押圧する押圧固定板をパネル取付杆
    材に固定したことを特徴とする請求項1記載の太陽電池
    パネル取付け架台。
  3. 【請求項3】 留め具の上方水平面部には、パネル取付
    杆材に押圧固定板を固定するボルトの挿通穴を上方水平
    面部の幅方向に長く形成し、一方、留め具の下方水平面
    部は、その幅方向に長く形成したボルト挿通穴を通し
    て、該ボルト挿通穴を被覆する座金と共にボルトで支持
    杆材上に固定したことを特徴とする請求項2記載の太陽
    電池パネル取付け架台。
  4. 【請求項4】 支持杆材を屋根の桁行方向に平行配置
    し、先端が支持杆材の長手方向に指向する様に支持杆材
    上に所定間隔置きに設けた鉤状突片に、一側方が開放さ
    れ、且つ、上面開放端にのみ垂下形成したリップ片を設
    けた溝形鋼から成るパネル取付杆材の底面開放端をスラ
    イド自在に掛止する杆材組付け工程と、パネル取付杆材
    の上面及び側面の夫々に対応する様に鉤状に連続形成し
    た上方水平面部及び垂直面部と、該垂直面部に連続して
    支持杆材の上面に当接する様に形成した下方水平面部
    と、パネル取付杆材のリップ片を掛止する様に上方水平
    面部の先端を鉤状に下方屈曲して設けたフック部とから
    成り弾性が付与された留め具を用い、該留め具のフック
    部の内角部をパネル取付杆材のリップ片の下端に掛止
    し、留め具の下方水平面部を支持杆材上に当接する様に
    下方押圧することにより、パネル取付杆材に留め具を装
    着する留め具装着工程と、留め具の下方水平面部を支持
    杆材に固定する留め具固定工程とから成ることを特徴と
    する太陽電池パネル取付け架台の組み付け方法。
  5. 【請求項5】 留め具固定工程後、太陽電池パネルの対
    向する枠材上端より水平突設したパネル取付杆材の上面
    との係合片を、留め具の上方水平面部上で押圧する押圧
    固定板をパネル取付杆材に固定したパネル取付け工程を
    設けたことを特徴とする請求項4記載の太陽電池パネル
    取付け架台の組み付け方法。
  6. 【請求項6】 留め具の上方水平面部には、パネル取付
    杆材に押圧固定板を固定するボルトの挿通穴を上方水平
    面部の幅方向に長く形成し、一方、留め具の下方水平面
    部は、その幅方向に長く形成したボルト挿通穴を通し
    て、該ボルト挿通穴を被覆する座金と共にボルトで支持
    杆材上に固定したことを特徴とする請求項5記載の太陽
    電池パネル取付け架台の組み付け方法。
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