JP3454726B2 - 顔向き検出方法及びその装置 - Google Patents

顔向き検出方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラにより顔の
向きを検出する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラを用いて顔の向きを検
出する技術、例えば、顔の特徴点である両目の目尻及び
口にマーカを貼り付け、両目間距離及び目と口間距離の
実測値を検出装置に登録することにより、この値を用い
て顔の向きを検出する技術(電子情報通信学会論文誌D-
II Vol.J72-D-II No.9 pp.1441-1447 1989年9月)等が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、測定するユーザの顔にマーカを貼り付ける等の行為
や、実際に両目間距離及び目口間距離を実測しなければ
ならず、ユーザに負担をかけ実用化には不向きであると
いう問題点を有していた。本発明は、ユーザに負担をか
けず、人間の自然な動きである傾きを含む顔の向きを検
出する方法及びその装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1では、
予め顔の肌色領域の重心点と顔の特徴点とから参照パラ
メータを生成し、該参照パラメータから推定された回転
位置を中心として予め定めた3軸方向の回転幅とピッチ
に基いて座標位置情報を生成し、前記肌色領域の重心点
と顔の特徴点との相対位置関係の基準となる情報を記憶
し、顔を撮像し、該撮像された顔画像から肌色領域の重
心点と顔の特徴点との相対位置関係の情報を算出し、該
算出した情報と前記基準となる情報とに基づいて顔の傾
きを含む向きを検出することを特徴とする。
【0005】請求項2では、予め顔の肌色領域の重心点
と顔の特徴点とから参照パラメータを生成し、該参照パ
ラメータから推定された回転位置を中心として予め定め
た3軸方向の回転幅とピッチに基いて座標位置情報を生
成し、前記肌色領域の重心点と顔の特徴点との相対位置
関係の基準となる情報を記憶し、顔を撮像し、該撮像さ
れた顔画像から肌色領域を抽出し、該肌色領域から肌色
重心点及び顔の特徴点の領域を抽出し、該肌色領域から
肌色重心点及び顔の特徴点の相対位置関係の情報を算出
し、該算出した情報と前記基準となる情報とに基づいて
顔の傾きを含む向きを検出することを特徴とする。
【0006】請求項3乃至請求項6では、請求項1又は
請求項2のいずれかに於いて、前記顔の特徴点は、目又
は眉、及び口又は鼻であることを特徴とする。請求項7
では、顔を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像
された顔画像から肌色領域の重心点と顔の特徴点との相
対位置関係の情報を算出する算出手段と、予め顔の肌色
領域の重心点と顔の特徴点とから生成された参照パラメ
ータに従って推定された回転位置を中心として定めた3
軸方向の回転幅とピッチに基いて座標位置情報を生成
し、前記肌色領域の重心点と顔の特徴点との相対位置関
係の基準となる情報を記憶する基準値記憶手段とを備
え、前記算出した情報と前記基準となる情報とに基づい
て顔の傾きを含む向きを検出することを特徴とする。
【0007】請求項8では、顔を撮像する撮像手段と、
該撮像手段により撮像された顔画像から肌色領域を抽出
する肌色領域抽出手段と、該肌色領域抽出手段により抽
出された肌色領域から肌色領域の重心点と顔の特徴点の
領域を抽出する顔特徴点抽出手段と、前記肌色領域抽出
手段及び顔特徴点抽出手段により抽出された肌色領域の
重心点と顔の特徴点との相対位置関係の情報を算出する
算出手段と、予め顔の肌色領域の重心点と顔の特徴点と
から生成された参照パラメータに従って推定された回転
位置を中心として定めた3軸方向の回転幅とピッチに基
いて座標位置情報を生成し、前記肌色領域の重心点と顔
の特徴点との相対位置関係の基準となる情報を記憶する
基準値記憶手段とを備え、前記算出した情報と前記基準
となる情報とに基づいて顔の傾きを含む向きを検出する
ことを特徴とする。
【0008】請求項9乃至請求項12では、請求項7又
は請求項8のいずれかに於いて、前記顔の特徴点は、目
又は眉、及び口又は鼻であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の顔向き検出方法を用いた
検出装置を図に従って説明する。図1は顔向き検出を行
う検出の機能ブロック図であり、1はレンズやカラーC
CD等により構成され撮像画像をカラー情報として出力
するカメラ、3はカメラ1から供給される撮像画像情報
から肌色領域を抽出する肌色抽出部、5は肌色抽出部3
により抽出された肌色領域から目・口・眉・鼻等の顔を
形成する部分(特徴点)を抽出する顔特徴点抽出部、7
は顔特徴点抽出部5により抽出された目・口・眉・鼻等
の特徴点の情報に基づき、顔の向きを推定する顔向抽出
部、9は肌色抽出部3及び顔特徴点抽出部5及び顔向抽
出部7の情報を記憶するパラメータ記憶部である。この
肌色抽出部3及び顔特徴点抽出部5及び顔向抽出部7
は、実際には、夫々の処理を行うプログラム等の各種デ
ータを格納したメモリ(図示せず)と、該プログラムに
従い所定の処理を行うCPU(図示せず)等から構成さ
れている。図2は顔向き検出を行う検出装置システムの
一例であり、コンピュータ端末Pに、前述構成の顔向き
検出処理が搭載されているものとする。
【0010】以上の様な構成の顔向き検出の動作につい
て、図3のフローチャートに従い説明する。まず、ステ
ップS1に於いて、パラメータ記憶部9に参照用パラメ
ータ(基準値パラメータ)が登録されているか否かを判
断する。登録されている場合、ステップS2に進み、登
録されていない場合、ステップS10に進み、参照用パ
ラメータの登録を行う。
【0011】ステップS10では、参照用パラメータを
登録する際、キャリブレーションを行う。つまり、ユー
ザ甲に対して、CRT画面上20の所定の位置に注視用
マーカを表示し、その表示した時のユーザ甲の正面顔画
像をカメラ1で撮像し、後述するステップS2乃至ステ
ップS8の処理と同様の処理を行い、今後の処理の基準
となる参照用のパラメータデータとしてパラメータ記憶
部9に登録しておく。登録するパラメータデータは、図
4(b)に表す様な、ユーザ甲の顔の肌色領域の重心位
置SG(Xsg,Ysg)、顔の幅である肌色領域の横幅Hw、
肌色領域重心位置SG(Xsg,Ysg)からの相対位置で表さ
れる顔の特徴点である右目RE(Xre,Yre)、左目LE(Xl
e,Yle)、口M(Xm,Ym)の座標位置である。
【0012】更に、正面顔画像に基づき、顔の奥行き
(Z軸方向の値)を推定し、任意の回転位置であるO’
(Xo',Yo',Zo')を中心として顔画像をα方向、β方向、
γ方向に回転処理した時の特徴点の空間座標位置、右目
RE(Xre,Yre,Zre)、左目LE(Xle,Yle,Zle)、口M(Xm,
Ym,Zm)を求める(図4(a)参照)。そして、その特徴
点の空間座標位置をXY平面上に透視変換して図4
(b)のXY座標位置にし、特徴点の肌色領域重心位置
SG(Xsg,Ysg)からの相対位置を算出する。つまり、顔
が色々な方向に向いた場合に予測される特徴点の相対位
置を求めるのである。尚、顔の奥行きは、ステレオ手法
やレンジファインダーを用いるとZ軸方向の座標が正確
に求められる。又、顔の動きから顔の立体モデルを復元
し奥行きを求めてもよい。尚、任意の回転位置O’(X
o',Yo',Zo')は、首の位置であり、顔の肌色領域の重心
位置SG(Xsg,Ysg)、顔の幅である肌色領域の横幅H
w、顔の特徴点である肌色領域の重心位置SG(Xsg,Ys
g)からの相対位置で表される右目RE(Xre,Yre)、左目
LE(Xle,Yle)、口M(Xm,Ym)の座標位置、顔の奥行き等
から推定することができる。
【0013】算出された、特徴点(右目RE、左目L
E、口M)の肌色領域重心位置SGからの相対位置情報
は、図5に示す様に、回転位置O’を中心としてα方
向、β方向、γ方向に何度向くと、特徴点である右目R
E、左目LE、口Mが(肌色領域重心位置SGからの相
対位置として)どの座標に位置するかを、今後の処理の
基準となるルックアップテーブルデータとしてパラメー
タ記憶部9に登録する。
【0014】尚、本実施の形態では、ルックアップテー
ブルデータは、α方向、β方向、γ方向の夫々に−20
゜〜+20゜まで1゜毎に方向を変えた場合の特徴点の
座標位置情報が登録されている。このα方向は、顔の上
下の向きを示し、+値なら顔が上方向を向き、−値なら
顔が下方向を向いている。又、β方向は、顔の左右の向
きを示し、+値なら顔が左方向を向き、−値なら顔が右
方向を向いている。又、γ方向は、顔の左右の傾きを示
し、+値なら顔が右方向に傾き、−値なら顔が左方向に
傾いている。つまり、α方向、β方向、γ方向の値が夫
々0ならば、顔は正面を向いていることになる。又、参
照用パラメータ及びルックアップテーブルデータは、ユ
ーザ甲の特徴点である右目、左目、口の肌色領域重心位
置SGからの相対位置の情報を登録しているが、特徴点
を目の代わりに眉、口の代わりに鼻を特徴点として登録
する様にしてもよい。
【0015】ステップS2に於いて、カメラ1からユー
ザ甲を撮像する。撮像されたカラー画像は図示しないメ
モリに記憶しステップS3に進む。尚、撮像する部分と
してユーザ甲の顔部を中心に撮像されるものとする。ス
テップS3に於いて、肌色抽出部3は、ステップS2に
て記憶したユーザ甲のカラー画像から肌色領域を抽出
し、ステップS4に進む。本実施の形態では、人間の色
覚に比較的近い表色系として定義されているHSV表色
系を用いて入力画像をヒストグラム化し、肌色領域内の
ピーク値を基準肌色色相値とする。この基準肌色色相値
からの差を求め、ヒストグラムを作成し、閾値により2
値化を行い肌色領域を決定する。このHSV表色系は、
H(色相)、S(彩度)、V(明度)の3要素により構
成されている。尚、本実施の形態では、HSV表色系を
用いているが、L*u*v*表色系、又はL*a*b*
表色系を用いてもよい。
【0016】ステップS4に於いて、ステップS3にて
肌色領域を抽出できたか否かを判断し、肌色領域がある
場合はステップS5に進み、肌色領域が無い場合、ユー
ザ甲の顔画像が撮像されていないと判断し、ステップS
2に戻り再度撮像する。ステップS5に於いて、顔特徴
点抽出部5は、ステップS3(肌色抽出部3)により求
めた肌色領域から目及び口領域(特徴点)を抽出する。
本実施の形態では、4方向面特徴によるテンプレートマ
ッチング法を用いて目及び口領域を決定する。
【0017】4方向面特徴によるテンプレートマッチン
グ法とは、画像のエッジ方向から各画素での4方向
(縦、横、右斜め、左斜め)のベクトル場を求め、夫々
の方向に応じて画像を4面に分割した画像を、右目、左
目、口の夫々に対応して形成し、ステップS3にて抽出
した肌色領域から、右目、左目、口夫々の分割画像とマ
ッチングさせ、閾値以上でマッチングした箇所を目及び
口領域として決定し、ステップS6に進む。
【0018】ステップS6に於いて、ステップS5にて
目及び口領域を正しく抽出できたか否か、即ち、顔と認
識できるか否かを判断し、目及び口領域が抽出できた場
合はステップS9に進み、目及び口領域が抽出できない
場合は、目を瞑った場合や手による遮蔽が生じた可能性
があるためステップS7に進み、目及び口以外の特徴点
を抽出する。この時の目及び口領域を正しく抽出できた
か否かの判断方法としては、周知の方法を用い、撮像画
像である目及び口のデータとテンプレートデータとの内
積を求め予め定められた閾値以上若しくは閾値未満であ
るかにより決定される。内積の値が予め定められた閾値
以上であれば、目及び口領域が抽出できたと判断し、内
積の値が予め定められた閾値未満であれば、目及び口領
域が抽出できなかったと判断する。
【0019】ステップS7に於いて、顔特徴点抽出部5
は、ステップS3(肌色抽出部3)により求めた肌色領
域から目及び口領域以外の特徴点である、眉及び鼻を特
徴点として抽出する。本実施の形態では、前述した4方
向面特徴によるテンプレートマッチング法を用いて眉及
び鼻領域を決定し、ステップS8に進む。ステップS8
に於いて、ステップS5にて眉及び鼻領域を正しく抽出
できたか否か、即ち、顔と認識できるか否かを判断し、
眉及び鼻領域が抽出できた場合はステップS9に進み、
眉及び鼻領域が抽出できない場合はユーザ甲の顔画像が
撮像されていないと判断し、ステップS2に戻り再度撮
像する。この時の眉及び鼻領域を正しく抽出できたか否
かの判断方法としては、前述した周知の方法と同様の方
法を用い、撮像画像である眉及び鼻のデータとテンプレ
ートデータとの内積を求め予め定められた閾値以上若し
くは閾値未満であるかにより決定される。
【0020】ステップS9に於いて、顔向抽出部7は、
ステップS3にて抽出した肌色領域と、ステップS5若
しくはステップS7にて抽出した特徴点を用いて顔の向
きを検出する。本実施の形態では、ステップS5にて目
及び口領域が抽出できたものとして説明する。ステップ
S9では、ステップS3及びステップS5にて抽出し
た、肌色領域と目及び口領域から顔の向きを検出する。
まず、撮像したユーザ甲の顔の幅である肌色領域の横幅
Hwを求め、撮像された顔画像情報に正規化処理を施
す。この時の正規化処理とは、パラメータ記憶部9に登
録されている顔の幅である肌色領域の横幅の情報と、撮
像された際のユーザ甲の肌色領域の横幅Hwとを比較
し、同じ横幅となる様に撮像した顔画像を拡大若しくは
縮小処理する。
【0021】次に、正規化処理が施された顔画像から、
肌色領域重心位置SG、肌色領域重心位置SGからの相
対位置で表される顔の特徴点である右目RE(Xre,Yr
e)、左目LE(Xle,Yle)、口M(Xm,Ym)の座標位置を求
め、パラメータ記憶部9に登録されているルックアップ
テーブルデータに基づき、同じ座標位置情報を有するα
方向、β方向、γ方向の夫々の向きを抽出し、顔の向き
を判断できる。もし、同じ座標位置情報がルックアップ
テーブルデータに存在しない場合には、各座標位置の誤
差和が最小となる値を示す座標位置情報を有するα方
向、β方向、γ方向の夫々の向きを抽出し、顔の向きを
判断する。例えば、撮像した顔画像では、右目の座標位
置が(-48,11)、左目の座標位置が(34,12)、口の座標位
置が(0,86)とすると、図5のルックアップテーブルデー
タを参照すると、α方向に−17゜、β方向に0゜、γ
方向に0゜の方向に顔が向いていると判断できる。つま
り、顔が−17゜下を向いていると判断できる。
【0022】尚、本実施の形態では特徴点として右目、
左目、口を用いて顔の向きを検出しているが、目の代わ
りに眉を特徴点として用いることにより顔の向きを検出
しても同様の結果が得られる。これにより、目を瞑って
いる場合にでも、眉を特徴点とすることにより検出でき
る。又、口の代わりに鼻を特徴点として用いることによ
り顔の向きを検出しても同様の結果が得られる。これに
より、口を手で遮蔽している場合にでも、鼻を特徴点と
することにより検出できる。
【0023】以上の様な構成により、ユーザに負担をか
けず人間の自然な顔向きを検出できるため、顔の向きに
よるオペレーション等の手を使わないユーザインタフェ
ースを実現できる。
【0024】
【発明の効果】本発明を用いると、オペレータの煩雑な
操作を不要とした顔向き検出が可能となり、顔の向きに
よるオペレーション等の手を使わないユーザインタフェ
ースを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の顔向き検出を行う機能ブロックの一実
施例を示す図である。
【図2】本発明の顔向き検出を行う検出装置システムの
一実施例を示す図である。
【図3】本発明の顔向き検出処理の一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の顔向き検出に用いる顔の相対位置の一
実施例を示す模式図である。
【図5】本実施の形態の顔向き検出をするためのルック
アップテーブルの一実施例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 カメラ 3 肌色抽出部 5 顔特徴点抽出部 7 顔向抽出部 9 パラメータ記憶部 RE 右目位置 LE 左目位置 M 口位置 Hw 肌色領域幅 SG 肌色重心点

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め顔の肌色領域の重心点と顔の特徴点
    から参照パラメータを生成し、該参照パラメータから
    推定された回転位置を中心として予め定めた3軸方向の
    回転幅とピッチに基いて座標位置情報を生成し、前記肌
    色領域の重心点と顔の特徴点との相対位置関係の基準と
    なる情報を記憶し、顔を撮像し、該撮像された顔画像か
    ら肌色領域の重心点と顔の特徴点との相対位置関係の情
    報を算出し、該算出した情報と前記基準となる情報とに
    基づいて顔の傾きを含む向きを検出することを特徴とす
    る顔向き検出方法。
  2. 【請求項2】 予め顔の肌色領域の重心点と顔の特徴点
    から参照パラメータを生成し、該参照パラメータから
    推定された回転位置を中心として予め定めた3軸方向の
    回転幅とピッチに基いて座標位置情報を生成し、前記肌
    色領域の重心点と顔の特徴点との相対位置関係の基準と
    なる情報を記憶し、顔を撮像し、該撮像された顔画像か
    ら肌色領域を抽出し、該肌色領域から肌色重心点及び顔
    の特徴点の領域を抽出し、該肌色領域から肌色重心点及
    び顔の特徴点の相対位置関係の情報を算出し、該算出し
    た情報と前記基準となる情報とに基づいて顔の傾きを含
    む向きを検出することを特徴とする顔向き検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに於い
    て、前記顔の特徴点は、目及び口であることを特徴とす
    る顔向き検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれかに於い
    て、前記顔の特徴点は、眉及び口であることを特徴とす
    る顔向き検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2のいずれかに於い
    て、前記顔の特徴点は、目及び鼻であることを特徴とす
    る顔向き検出方法。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2のいずれかに於い
    て、前記顔の特徴点は、眉及び鼻であることを特徴とす
    る顔向き検出方法。
  7. 【請求項7】 顔を撮像する撮像手段と、該撮像手段に
    より撮像された顔画像から肌色領域の重心点と顔の特徴
    点との相対位置関係の情報を算出する算出手段と、予め
    顔の肌色領域の重心点と顔の特徴点とから生成された参
    照パラメータに従って推定された回転位置を中心として
    定めた3軸方向の回転幅とピッチに基いて座標位置情報
    を生成し、前記肌色領域の重心点と顔の特徴点との相対
    位置関係の基準となる情報を記憶する基準値記憶手段と
    を備え、前記算出した情報と前記基準となる情報とに基
    づいて顔の傾きを含む向きを検出することを特徴とする
    顔向き検出装置。
  8. 【請求項8】 顔を撮像する撮像手段と、該撮像手段に
    より撮像された顔画像から肌色領域を抽出する肌色領域
    抽出手段と、該肌色領域抽出手段により抽出された肌色
    領域から肌色領域の重心点と顔の特徴点の領域を抽出す
    る顔特徴点抽出手段と、前記肌色領域抽出手段及び顔特
    徴点抽出手段により抽出された肌色領域の重心点と顔の
    特徴点との相対位置関係の情報を算出する算出手段と、
    予め顔の肌色領域の重心点と顔の特徴点とから生成され
    た参照パラメータに従って推定された回転位置を中心と
    して定めた3軸方向の回転幅とピッチに基いて座標位置
    情報を生成し、前記肌色領域の重心点と顔の特徴点との
    相対位置関係の基準となる情報を記憶する基準値記憶手
    段とを備え、前記算出した情報と前記基準となる情報と
    に基づいて顔の傾きを含む向きを検出することを特徴と
    する顔向き検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8のいずれかに於い
    て、前記顔の特徴点は、目及び口であることを特徴とす
    る顔向き検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項7又は請求項8のいずれかに於
    いて、前記顔の特徴点は、眉及び口であることを特徴と
    する顔向き検出装置。
  11. 【請求項11】 請求項7又は請求項8のいずれかに於
    いて、前記顔の特徴点は、目及び鼻であることを特徴と
    する顔向き検出装置。
  12. 【請求項12】 請求項7又は請求項8のいずれかに於
    いて、前記顔の特徴点は、眉及び鼻であることを特徴と
    する顔向き検出装置。
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