JP3449059B2 - マスター・スレーブ方式のマニプレータの1軸旋回制御方法 - Google Patents
マスター・スレーブ方式のマニプレータの1軸旋回制御方法Info
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- JP3449059B2 JP3449059B2 JP23489395A JP23489395A JP3449059B2 JP 3449059 B2 JP3449059 B2 JP 3449059B2 JP 23489395 A JP23489395 A JP 23489395A JP 23489395 A JP23489395 A JP 23489395A JP 3449059 B2 JP3449059 B2 JP 3449059B2
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Description
ブ方式のマニプレータの1軸旋回制御方法に関する。詳
しくは、マスターアームの操作領域を改良したものであ
る。
における1軸旋回操作として、ジョイスティック操
作、マスター操作によるスレーブ操作とジョイスティ
ック操作の併用、図3に示すように、マスター操作に
よるスレーブ操作とマスターアームの回転リミット付近
における旋回操作の3方式の操作が知られている。
は、マスターアームによる2,3軸操作とジョイスティ
ックによる1軸操作の併用となるため、1,2,3軸同
時操作に熟練を要し、微小量の同時操作が難しいため、
肉体的疲労が大きい。
動作範囲内では操作量に応じたスレーブアームの操作が
可能であるため、微小量の操作が容易であるが、マスタ
ーアームの動作範囲外ではジョイスティックを用いるた
め、境界部における動作が不連続となり、微小量の操作
が困難となる。
ョイスティックの代わりにマスターアームの1軸動作リ
ミット近辺を旋回制御領域として旋回させるものである
が、旋回速度は一定のため、例えば、マスターアームを
ゆっくり操作してスレーブアームをゆっくり旋回させて
きて、旋回モード領域で予め決まった旋回速度で旋回を
始める。このような動作は、図4に示すように、領域境
界部での動作が不連続なものとなり、微小量の操作が困
難となる。
ものであり、上記の操作方式を改良した制御方法を提
供し、以て、旋回操作を容易化し、且つ、労力を軽減す
ることを目的とする。
発明の構成は、マスター・スレーブ方式のマニプレータ
操作における1軸旋回の制御方法において、マスターア
ームの可動範囲を複数の動作領域に分けると共に該領域
としてマスター操作領域、定常旋回モード領域及び加速
旋回モード領域の三つの領域を設け、前記マスターアー
ムが前記マスター操作領域に位置するときには、マスタ
ーアームの操作量に応じてスレーブアームを操作する制
御を行い、前記定常旋回モード領域に位置するときに
は、スレーブアームの旋回速度を一定とした制御を行
い、また、前記加速旋回モード領域に位置するときに
は、スレーブアームの旋回速度を可変とする制御を行う
ことを特徴とする。
常旋回モード領域へ移る直前の速度をその旋回速度とす
ることを特徴とする。
同図に示すように、マスターアームの制御領域として、
マスター操作領域a、定常旋回モード領域b及び加速旋
回モード領域cの三つの領域を設け、細かい速度設定を
マスターアームの領域により可能としたものである。
ー操作によって直接スレーブアームを操作する領域であ
る。マスター操作領域aから定常旋回モード領域bへ移
ると、定常旋回モード領域bへ移る直前の旋回速度で旋
回を続ける。このことは、マスターアームを操作し続け
ている感覚を与え、境界部の操作を連続なものとしてい
る。
モード領域cへ移ると、旋回速度が加速し、定常旋回モ
ード領域bへ戻すと、加速した速度で旋回を続ける。
尚、マスター操作領域aへ戻すと、減速停止し、マスタ
ー操作に戻る。
うに、マスター操作領域a→定常旋回モード領域b→加
速旋回モード領域c→定常旋回モード領域b→加速旋回
モード領域c→定常旋回モード領域b→マスター操作領
域aと動かすと、スレーブアームの旋回速度は連続的に
変化し、スレーブアームの動きがスムーズとなり、この
結果、マスターアーム動作リミット近辺のき操作をリミ
ットを意識せずに行うことができる。尚、旋回速度は、
指令値を指す。
ード領域cの組合せにより、旋回速度を自由に設定でき
るので、作業者の技量や移動量に合わせた操作が可能と
なる利点がある。尚、定常旋回モード領域bと加速旋回
モード領域cとの領域境界部では、メカ的なストッパが
あり、ある程度の力で操作しないと、加速旋回モード領
域cへ移ることはできない。
たよう、本発明は、マスターアームの可動範囲を三つの
領域に分け、各領域毎に適切な制御を行うので、他の機
構の併用が不要となり、格別な熟練を要さずに比較的容
易に操作することが可能となる。また、定常旋回モード
領域と加速旋回モード領域とを組み合わせることによ
り、旋回速度を自由に設定できるため、作業者の技量や
移動量に合わせた操作が可能となる。更に、定常旋回モ
ード領域では、この領域に入る直前の速度で旋回するた
め、スレーブアームの動きがスムーズとなり、マスター
アーム動作リミット近辺の操作をリミットを意識せずに
行うことができる。
式のマニプレータの1軸旋回制御方法の説明図である。
フである。
の1軸旋回制御方法の説明図である。
フである。
Claims (2)
- 【請求項1】 マスター・スレーブ方式のマニプレータ
操作における1軸旋回の制御方法において、マスターア
ームの可動範囲を複数の動作領域に分けると共に該領域
としてマスター操作領域、定常旋回モード領域及び加速
旋回モード領域の三つの領域を設け、前記マスターアー
ムが前記マスター操作領域に位置するときには、マスタ
ーアームの操作量に応じてスレーブアームを操作する制
御を行い、前記定常旋回モード領域に位置するときに
は、スレーブアームの旋回速度を一定とした制御を行
い、また、前記加速旋回モード領域に位置するときに
は、スレーブアームの旋回速度を可変とする制御を行う
ことを特徴とするマスター・スレーブ方式のマニプレー
タの1軸旋回制御方法。 - 【請求項2】 前記定常旋回モード領域は、当該定常旋
回モード領域へ移る直前の速度をその旋回速度とするこ
とを特徴とする請求項1記載のマスター・スレーブ方式
のマニプレータの1軸旋回制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23489395A JP3449059B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | マスター・スレーブ方式のマニプレータの1軸旋回制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23489395A JP3449059B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | マスター・スレーブ方式のマニプレータの1軸旋回制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0976177A JPH0976177A (ja) | 1997-03-25 |
JP3449059B2 true JP3449059B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=16977968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23489395A Expired - Fee Related JP3449059B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | マスター・スレーブ方式のマニプレータの1軸旋回制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3449059B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2684652A1 (de) * | 2012-07-09 | 2014-01-15 | Eppendorf Ag | Bedienvorrichtung zur Steuerung einer Bewegungseinrichtung und Verfahren |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP23489395A patent/JP3449059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0976177A (ja) | 1997-03-25 |
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