JP3448029B2 - 網戸装置 - Google Patents

網戸装置

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JP3448029B2
JP3448029B2 JP2000399130A JP2000399130A JP3448029B2 JP 3448029 B2 JP3448029 B2 JP 3448029B2 JP 2000399130 A JP2000399130 A JP 2000399130A JP 2000399130 A JP2000399130 A JP 2000399130A JP 3448029 B2 JP3448029 B2 JP 3448029B2
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亘 岩崎
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株式会社川口技研
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、網を、中央の巻軸ある
いは固定桟側の巻軸にばねの力で巻き取ったり、可動桟
を重りを付けた紐で引っ張ったりして、可動桟が固定桟
側に動く方向に付勢されている網戸装置で、可動桟がば
ねや重りの力で開いた時の衝突音の発生を極力抑えると
共に、移動中の可動桟が斜めになりにくいように改良し
た網戸装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の網戸装置においては、網
戸を開くと、可動桟は、ばねその他の力により加速さ
れ、可動桟と固定桟の衝突音、その他の衝突音の発生は
免れなかった。また、可動桟は、上レールに吊り下げら
れているので、可動桟下部が下レールに接触していない
と、上部にだけ抵抗がかかって、ばねその他の力により
動くと、可動桟は、上部が遅れて斜めになってしまうと
いう問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、衝突音の発
生を極力抑えること及び移動中の可動桟が斜めになりに
くくすることを課題としている。なお、衝突音を低くす
るために、ばねその他の力を弱くすると、網戸を閉めた
状態で網の張りが弱く、網が風を受けた時に容易にはら
んで、防虫効果が低下してしまう。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、建物開口の一方側に固定される固定桟
と、上レールに吊り下げられ下レールに案内される可動
桟との間に網を取り付け、可動桟が固定桟側に動く方向
に付勢されている網戸装置において、可動桟の下端に
は、下キャップを上下摺動自在に取り付け、下キャップ
は、下レールに常時接触しているように構成したことを
特徴とするものである。 【0005】 【作用】本発明は上記のように構成されているので、上
レールに吊り下げられている可動桟は、下端の下キャッ
プが下レールに接触しながら移動して固定桟側に動く。 【0006】 【実施例】本発明の網戸装置は、建物の開口の一側に固
定桟4を、他側に受桟6を、上側に上レール7をぞれそ
れ固定し、下側には、下レール8を着脱可能に取り付け
る。固定桟4に網5の一方側を取り付け、中間を巻軸3
に巻き付け、他方側を可動桟2に取り付けてある。 【0007】巻軸3は、図示しないが、巻ばねが内蔵さ
れ、網5を巻き取る方向(巻軸3及び可動桟2が固定桟
4側に動く方向)に付勢されており、上端に取り付けら
れたランナーで上レール7に吊り下げられている。 【0008】可動桟2は、上端に取り付けられたランナ
ー26で上レール7に吊り下げられ、下端には、下キャ
ップ11が上下摺動自在に取り付けられ、下レール8上
を走行するようになっている。この可動桟2は、受桟6
に取り付けられたロック27に係脱するようになってお
り、ロック27の係合を解除すると、前記巻軸3が巻ば
ねの力で網5を巻き取って巻軸3と共に可動桟2は移動
し、閉じている網戸1が開く。 【0009】下キャップ11は、保持部23を略中央か
ら上方に立設し、上下に長い抜止孔24を設けてある。
この保持部23を可動桟2に下から挿入し、横から抜止
具(本実施例ではドリルねじ)22をねじ込んで抜止孔
24に挿通する。抜止具22は、抜止孔24に螺合する
のではなく、遊挿されるだけで、下キャップ11は、可
動桟2に上下摺動自在に取り付けられ、図8の(A)か
ら(B)までの範囲で摺動できるようになる。 【0010】上下摺動自在に取り付けられた下キャップ
11は、自重で下レール8に常に接触しており、下キャ
ップ11と下レール8との摩擦力で可動桟2は、適度に
ブレーキがかかるので、加速されて固定桟4に勢い良く
衝突して大きな音を発することがない。また、下レール
8が平坦でなく多少の高低差があっても、下キャップ1
1が上下に摺動して吸収することができる。 【0011】下レール8は、一端に凹の係受部18を設
け、両側に長手方向に沿って下方に開口している係合部
16・16を設け、その間の表面には、2条の突条25
・25を設け、裏面には、取り付けた状態で、前後左右
方向に移動しにくいように滑り止めテープ21を貼り付
けてある。また、下レール8の外面には長手方向に沿っ
て粗面部20を設け、下レール8を着脱する時に手が滑
らないように摩擦を大きくしている。下キャップ11
は、下レール8の2条の突条25・25の上を走行する
ので、下レール8の下面に砂やゴミが入っても影響はな
い。 【0012】固定桟4の下端には、下レールガイド9が
取り付けられ、受桟6の下端には、下レール止10が取
り付けられている。下レールガイド9は、固定桟4への
取付部12の両側から案内部13・13を突設し、その
間に略V字状のばね14を突設してある。下レール止1
0は、受桟6への取付部15の両側から係止部17・1
7を突設し、その間に、下レール8の係受部18に係合
する凸の受止部19を設けてある。下レール8が前後方
向に移動するのを、下レール止10の係止部17・17
が防止しているが、この係止部17・17は強度が弱い
ので、下レール8の係受部18と下レール止10の受止
部19が係合して、下レール8が前後方向に移動するの
を防止し補強している。 【0013】なお、本実施例では、案内部13・13
は、固定桟4とは別体の下レールガイド9に設けてある
が、固定桟4の下部に直接設けてもよい。また係止部1
7・17も、受桟6とは別体の下レール止10に設けて
あるが、受桟6の下部に直接設けてもよい。 【0014】本発明の網戸装置を取り付けるには、まず
上レール7を固定し、次に下レールガイド9が取り付け
られた固定桟4、最後に下レール止10が取り付けられ
た受桟6の順に固定する。予め可動桟2には、上端にラ
ンナー26、下端に下キャップ11をそれぞれ取り付
け、巻軸3には、上端にランナーを取り付けておく。そ
して、網戸1の巻軸3上端のランナー及び可動桟2上端
のランナー26を上レール7に吊り下げ、可動桟2と反
対側の網5を固定桟4に固定する。巻軸3に内蔵された
巻ばねは、組み立てる前は、回転力をチャージされた状
態で保持されており、上レール7に吊り下げた後、この
保持を解除すると、巻ばねにより巻軸3は網5を巻き取
る方向に付勢されることになる。網5が巻軸3に巻き取
られて網戸1が開いている状態で、最後に、下レール8
を取り付ける。なお、本発明は、本実施例の中央巻き取
り式の網戸装置に限定されないことはもちろんであり、
可動桟2が固定桟4側に動く方向にばねや重りで付勢さ
れている網戸装置であればよい。 【0015】そして、網5が巻軸3に巻き取られて、可
動桟2も固定桟4側に移動して開口部が開いた状態で、
下レール8の一端を可動桟2の下から、下レールガイド
9の案内部13・13間に水平方向より挿入して係合さ
せ、ばね14に抗して押し込み、他端の係合部16・1
6を下レール止10の係止部17・17に直接に係合さ
せて取り付ける。取り付けられた下レール8は、ばね1
4の力で常に下レール止10の方へ付勢されている。下
レール8は、係受部18の反対側を開口幅に合わせて切
断するが、その誤差を下レールガイド9の案内部13・
13が吸収し、ばね14で押し付けることで下レール止
10との間に隙間が開かないようにすることができる。 【0016】また下レール8を取り外すには、下レール
8をばね14に抗して下レールガイド9側に押し込み、
下レール8の係合部16・16を下レール止10の係止
部17・17から外して、下レール8を受桟6側から持
ち上げれば取り外すことができる。 【0017】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、上レール
に吊り下げられている可動桟は、下端の下キャップが下
レールに接触しながら固定桟側に移動するので、下キャ
ップと下レールとの間の摩擦力が抵抗となり、上部と共
に下部にも抵抗がかかり、適度にブレーキがかかって、
固定桟4に勢いよく衝突して大きな音を発することがな
いという効果及び可動桟が斜めになりにくいという効果
がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】全体正面図である。 【図2】図1の横断面図である。 【図3】可動桟下部の分解斜視図である。 【図4】可動桟の横断面図である。 【図5】図4のX−X線断面図である。 【図6】図5のY−Y線断面図である。 【図7】網戸を開いた状態の縦断面図である。 【図8】図5と同じ断面図であって、(A)が下キャッ
プが最も上がった状態、(B)が下キャップが最も下が
った状態を示している。 【図9】下レールを取り付ける前の状態の要部斜視図で
ある。 【図10】下レールを取り付けた後の状態の要部斜視図
である。 【図11】固定桟と受桟のそれぞれ下部の分解斜視図で
ある。 【符号の説明】 1 網戸 2 可動桟 4 固定桟 5 網 7 上レール 8 下レール 11 下キャップ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建物開口の一方側に固定される固定桟
    と、上レールに吊り下げられ下レールに案内される可動
    桟との間に網を取り付け、可動桟が固定桟側に動く方向
    に付勢されている網戸装置において、可動桟の下端に
    は、下キャップを上下摺動自在に取り付け、下キャップ
    は、下レールに常時接触しているように構成したことを
    特徴とする網戸装置。
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