JP3439124B2 - 光学ヘッド装置 - Google Patents

光学ヘッド装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3ビーム法により
トラッキング制御を行う光学ヘッド装置に関し、ディス
ク上に照射される3ビームの各光スポットの間隔を狭め
られるようにした光学ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクに対して光ビームを用いて光学
的に信号の読み取り、あるいは書き込みを行う光学ヘッ
ド装置においては、信号トラック上に光ビームを追従さ
せるトラッキング制御を行うのに信号トラック上に追従
させる光ビームのメインビームの他にそのメインビーム
を挟んで配置される2つのサブビームを用い、ディスク
により反射される前記各サブビームをそれぞれ受光する
光検出器の各サブ受光素子に受光し、各サブ受光素子に
おけるそれぞれの光強度レベルの差を検出してトラッキ
ングエラー信号を得ており、このトラッキングエラー信
号レベルに応じて対物レンズをトラッキング方向に変位
することによりトラッキング制御を行う、いわゆる3ビ
ーム法が多用されている。
【0003】ところで、ディスクにおいては、信号トラ
ックが曲率を有していると共に、その曲率が信号トラッ
クが位置する径によって変化するので、ディスクの信号
面上に照射される各サブビームの光スポットの信号トラ
ックへのかかり方をなるべく均等にするには3ビームの
各光スポットの間隔を狭める必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3ビー
ムの各光スポットの間隔は、光検出器上における3ビー
ムの各受光スポットの間隔に直接影響し、かつ、メイン
ビームの受光スポットをフォーカシング制御に用いるフ
ォーカスエラー信号を得るためにも使用し、3ビームの
各受光スポットとして適当な大きさを必要とすることか
ら、ディスクの信号面上に照射される3ビームの各光ス
ポットの間隔を狭めると、光検出器上において3ビーム
の隣接ビームの各受光スポットが重なり合い、3ビーム
の各受光スポットをそれぞれ受光する各受光素子から必
要な信号が得られなくなってしまうので、ディスクの信
号面上に照射する3ビームの各光スポットの間隔を狭め
られない、という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクによ
り反射される3ビームの各反射ビームに非点収差発生用
光学素子により非点収差を付与すると共に、光路分岐機
能を有するホログラム素子により第1分岐ビーム及び第
2分岐ビームに分岐し、トラッキング制御に用いられる
受光出力を発生するトラッキング用受光素子を光検出器
上の第1分岐ビームの光路上に形成すると共に、フォー
カシング制御に用いられる受光出力を発生するフォーカ
シング用受光素子を光検出器上の第2分岐ビームの光路
上に形成し、第2分岐ビームの非点収差による2つの焦
点の略中央に前記フォーカシング用受光素子の受光面が
配置されるようにすると共に、第1分岐ビームの非点収
差による2つの焦点のうち、フォーカシング用受光素子
上の受光スポットが3ビームの並び方向に短径の楕円形
となるように一方の焦点に近づけて前記トラッキング用
受光素子の受光面が配置されるようにしている。これに
より前記トラッキング用受光素子に受光される第1分岐
ビームの各受光スポットの並び方向における径を小とし
て隣接する受光スポットが重なる状態になるまでの各受
光スポットの間隔を狭めるようにしている。
【0006】
【実施例】図1は本発明に係る光学ヘッド装置の光学系
を示す構成図である。
【0007】レーザーダイオード1から発生されるレー
ザービームは、回折格子2により信号読み取りに使用さ
れるメインビームの他にトラッキング制御に使用される
2つのサブビームを形成するべく3ビームに分離された
後にハーフミラー3の表面により反射され、対物レンズ
4に入射されて該対物レンズ4により集光されてディス
クdに到達される。
【0008】ディスクdにより反射された反射ビーム
は、対物レンズ4に戻り、ハーフミラー3を通過してフ
ォーカス制御に利用する非点収差が付与される。その
後、その反射ビームは光路分岐光学素子としての機能を
有するホログラム素子5により第1分岐ビームb1及び
第2分岐ビームb2に分岐されて光検出器6に到達す
る。
【0009】前記ホログラム素子5は、反射ビームを3
ビームのまま第1分岐ビームb1及び第2分岐ビームb
2に分岐する。
【0010】ところで、光検出器6には、図2に示す如
く、第1分岐ビームb1の光路上にその第1分岐ビーム
b1を受光する第1受光領域7が形成され、第2分岐ビ
ームb2の光路上にその第2分岐ビームb2を受光する
第2受光領域8が形成されている。
【0011】前記第1受光領域7には、第1分岐ビーム
b1の3ビームをそれぞれ受光する各受光素子7a,7
b,7cが一列に並べて設けられており、その中央の受
光素子7aにメインビームが受光され、両脇の各受光素
子7b,7cにそれぞれサブビームが受光される。
【0012】その為、中央の受光素子7aからは、ディ
スクdの記録信号に応じた受光出力がその受光素子7a
単独で得られ、その受光素子7aは記録信号用受光素子
となる。
【0013】一方、両脇の各受光素子7b,7cから
は、それぞれ各サブビームの信号トラックに対する照射
状況に応じた各受光出力が得られるので、その各受光出
力の差を演算することによりディスクdの信号面上にお
けるメインビームによるトレース位置の信号トラックと
の位置ズレ度合を示すトラッキングエラー信号が得ら
れ、それらの各受光素子7b,7cはトラッキング用受
光素子となる。
【0014】また、第2受光領域8には、第2分岐ビー
ムb2のメインビームのみが受光され、第2受光領域8
は直交する2本の分割線により4つの受光素子8a〜8
dに分割されており、前記各分割線はハーフミラー3に
より非点収差が発生される非点収差発生方向に対してそ
れぞれπ/4(rad)を成す方向に設定されている。
【0015】そして、第2受光領域8の受光素子8a〜
8dの受光面は、第2分岐ビームb2の非点収差による
2つの焦点の中間に配置されるように設定されている。
【0016】その為、4つの受光素子8a〜8dの各対
角線上の受光素子における受光出力をそれぞれ加算し、
その加算した各受光出力の差を演算することによりディ
スクdの信号面上におけるメインビームの焦点の位置ズ
レ度合を示すフォーカスエラー信号が得られ、前記受光
素子8a〜8dはフォーカシング用受光素子となる。
【0017】ところで、図3に第1分岐ビームb1及び
第2分岐ビームb2と光検出器6の受光面pとの位置関
係を示すと、第1受光領域7における各受光素子7a,
7b,7cの受光面は、第2受光領域8における受光素
子8a〜8dから得られる受光出力によりフォーカスエ
ラー信号が合焦状態を示す状態において、第1分岐ビー
ムb1の非点収差による2つの焦点f1,f2のうち、
その焦点f1,f2の中央の位置より3ビームの並び方
向と同一方向における焦点f1の位置に近づけて設定さ
れ、ディスクdの信号面に照射されるレーザービームが
合焦されている状態において、第1受光領域7の各受光
素子7a,7b,7cにおける各受光スポットは、図2
に示す如く、3ビームの並び方向と同一方向が短径の楕
円形となる。
【0018】その為、前記第1受光領域7の各受光素子
7a,7b,7cにそれぞれ受光される各受光スポット
の並び方向における径を小として隣接する受光スポット
を重ならせずに各受光素子7a,7b,7cの間隔を狭
めて設定することが出来る。
【0019】この場合、第1受光領域7における各受光
素子7a,7b,7cの受光面を第1分岐ビームb1の
非点収差による2つの焦点f1,f2のうち、3ビーム
の並び方向と同一方向における焦点f1の位置に合わせ
て設定すれば、各受光素子7a,7b,7cの間隔を最
も狭めて設定することが出来る。
【0020】これにより、光学系の倍率を同一に設定し
た場合、ディスクdの信号面上に照射される3ビームの
各光スポットの間隔を狭めることが可能となる。
【0021】ところで、第2受光領域8における各受光
素子8a〜8dの受光面は、図3に示す如く、第2分岐
ビームb2の非点収差による2つの焦点f3,f4の略
中央に配置されるように設定されているので、前述のよ
うに第1受光領域7における各受光素子7a,7b,7
cの受光面の位置を設定する場合、第1分岐ビームb1
及び第2分岐ビームb2のいずれの焦点も調整しない
と、第1受光領域7における各受光素子の受光面と第2
受光領域8における各受光素子の受光面との高さを一致
させることが困難であり、光検出器6が製造し難い構造
となってしまう。
【0022】その為、本実施例の光学ヘッド装置は、ホ
ログラム素子5に光路分岐用光学素子としての機能の他
に、焦点調整用光学素子としての機能も併せ持たせてお
き、本実施例の場合は第2分岐ビームb2の焦点を調整
する。
【0023】これにより第1受光領域7における各受光
素子7a,7b,7cの受光面と第2受光領域8の各受
光素子8a〜8dの受光面との高さを一致させている。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、ホログラム素
子により分岐した第2分岐ビームの非点収差による2つ
の焦点の略中央にフォーカシング用受光素子の受光面が
配置されるようにすると共に、前記ホログラム素子によ
り分岐した第1分岐ビームの非点収差による2つの焦点
のうち、フォーカシング用受光素子上の受光スポットが
3ビームの並び方向に短径の楕円形となるように一方の
焦点に近づけてトラッキング用受光素子の受光面が配置
されるようにしているので、前記トラッキング用受光素
子に受光される第1分岐ビームの各受光スポットの並び
方向における径を小とすることが出来、ディスクの信号
面上に照射される3ビームの各光スポットの間隔を狭め
ることが可能であり、各サブビームの光スポットの信号
トラックへのかかり方を均等にするのに有利である。
【0025】また、第1分岐ビームあるいは第2分岐ビ
ームの焦点を焦点調整用光学素子により調整して前記ト
ラッキング用受光素子と前記フォーカシング用受光素子
とを同一面に形成するようにしているので、それらの受
光素子を形成する光検出器の構成の簡潔化を図れる。
【0026】
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ヘッド装置の光学系を示す構
成図である。
【図2】本発明に係る光学ヘッド装置の主要要件となる
光検出器の受光素子を示す説明図である。
【図3】第1分岐ビーム及び第2分岐ビームと光検出器
の受光面との位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード 5 ホログラム素子 6 光検出器 7 第1受光領域 7a 記録信号用受光素子 7b,7c トラッキング用受光素子 8 第2受光領域 8a,8b,8c,8d フォーカシング用受光素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/09 - 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3ビーム法によりトラッキング制御を行
    と共に、非点収差法によりフォーカシング制御を行う
    光学ヘッド装置であって、ディスクにより反射される3
    ビームの各反射ビームに非点収差発生用光学素子により
    非点収差を付与すると共に、光路分岐機能を有するホロ
    グラム素子により第1分岐ビーム及び第2分岐ビームに
    分岐し、トラッキング制御に用いられる受光出力を発生
    するトラッキング用受光素子を光検出器上の第1分岐ビ
    ームの光路上に形成すると共に、フォーカシング制御に
    用いられる受光出力を発生するフォーカシング用受光素
    子を光検出器上の第2分岐ビームの光路上に形成し、
    2分岐ビームの非点収差による2つの焦点の略中央に前
    記フォーカシング用受光素子の受光面が配置されるよう
    にすると共に、第1分岐ビームの非点収差による2つの
    焦点のうち、フォーカシング用受光素子上の受光スポッ
    トが3ビームの並び方向に短径の楕円形となるように一
    方の焦点に近づけて前記トラッキング用受光素子の受光
    面が配置されるようにしたことを特徴とする光学ヘッド
    装置。
  2. 【請求項2】 第1分岐ビームの焦点、あるいは第2分
    岐ビームの焦点を前記ホログラム素子により調整し、前
    記トラッキング用受光素子と前記フォーカシング用受光
    素子とを光検出器の同一面に形成するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の光学ヘッド装置。
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