JP3436946B2 - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JP3436946B2
JP3436946B2 JP07770193A JP7770193A JP3436946B2 JP 3436946 B2 JP3436946 B2 JP 3436946B2 JP 07770193 A JP07770193 A JP 07770193A JP 7770193 A JP7770193 A JP 7770193A JP 3436946 B2 JP3436946 B2 JP 3436946B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形装置に関し、特
に、ブロー型の型締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二軸延伸ブロー容器と称される
合成樹脂製の薄肉の包装容器は、射出あるいは押出し成
形によって得られたプリフォームをブロー型内に位置さ
せ、容器の縦方向に延伸させると共に内部に吹き込んだ
気体の圧力によって横方向に膨張させることが行われて
いる。
【0003】そして、このような二軸延伸ブロー成形で
は、例えば、図10に示されるように、ブロー型100
Aを支持している型締め板100の裏面で油圧アクチュ
エータ110を設けた構造が用いられる場合がある。こ
の構造においては、ブロー型100Aの開閉動作および
型締め動作を同一の油圧アクチュエータ110によって
行なわれる。このような型締め構造を用いることで、ブ
ロー型100Aが対向する成形領域あるいは成形品の搬
送領域に何も存在させない状態が設定できる。このた
め、成形品を、搬送路以外の位置、例えば、型の周囲を
締付けるためのタイバー機構を用いた場合のように搬送
路上方の位置に退避させたり、あるいは型締め機構を搬
送路下方の位置に退避させたりする必要がない。従っ
て、同一面内で成形品を回転搬送する場合には、この搬
送路以外のスペースを設定するような複雑な構造を要し
ないですむ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二軸延伸ブ
ロー成形においては、ブロー成形時でのブロー圧力をか
なり高くし、ブロー型のキャビティ面に中間成形品を押
し付け、これによって、ブロー型のキャビティ面の形状
に対応した形状をもつ最終成形品を得るようになってい
る。従って、ブロー成形に用いられる割型から成るブロ
ー型は、ブロー圧力によって開かないように保持され
る。これは、ブロー時、ブロー型のパーティング面が開
いて成形品の容量が所望するものよりも大きくなること
を防止すること、および成形品がはみ出さないようにし
て最終成形品の表面にバリが発生するのを防止すること
を目的として実行される。
【0005】そこで、従来では、ブロー型のパーティン
グ面が合わせられるのに連続して、ブロー圧力に抗した
力を型のパーティング面に作用させて型が開くのを防止
するための型締めが行われるようになっており、このた
めの構造として、上述したように、ブロー型100Aの
背面側に位置する油圧アクチュエータ110を用いた構
造がある。
【0006】ところで、上述した型締め用の油圧アクチ
ュエータ110による最大許容圧力は、汎用の成型品に
対して必要な圧力が得られることを条件としている。
【0007】しかし、成型品のなかには、上述した汎用
の成型品を対象とした型締め力よりも高いブロー圧力を
必要とするものがあり、この場合には、型締め力も増大
させなければならない。このように特別なブロー圧力を
必要とする成形品としては、特殊な形状を有するものあ
るいは材料特性において延伸特性が低いもの等がある。
【0008】このため、特別なブロー圧力を要する成形
品を成形するためだけの目的で、油圧アクチュエータお
よびこれに付随する配管類を交換することが必要にな
る。しかし、このような油圧アクチュエータおよび配管
類の交換は、簡単にできるものではなく、労力および手
間が甚大なものになる。
【0009】また、汎用の成形品を対象とした型締め力
を設定できる油圧アクチュエータをそのまま用いようと
すると、その油圧アクチュエータでの型締め力によって
も型開きが防止できる型締め補助機構が必要になる。
【0010】しかしながら、射出成形部位と同じ基台上
に位置する延伸ブロー部位に成形品を回転搬送する1ス
テージ方式の成形装置では、スペース効率良く各成形工
程を実行する部位の機構が配置されている関係上、型締
め補助機構などを後付けにより設置しようとしても、そ
のためのスペースを確保することが困難な場合が多い。
【0011】特に、成形品を回転搬送する型式の場合に
は、搬送路と後付けされる型締め補助機構との位置関係
が、成形品と機構との間で干渉しない関係とされなけれ
ばならず、この点からいっても、後付けによる型締め補
助機構を用いることが困難である。
【0012】そこで、本発明の目的とするところは、従
来の二軸延伸ブロー容器の成形装置における問題に鑑
み、ブロー圧による型開きを確実に防止するとともに、
型開きを防止する構造を、既存のスペース効率を変える
ことなく、また、搬送路とも干渉することなく設けるこ
とができる構造を備えた成形装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、成形品を射出成形する射出
成形ステーションと、該成形品をブロー成形するブロー
成形ステーションと、成形工程を実行するための少なく
とも上記ステーション間を回転移動可能な回転部材が設
けられ、この回転部材側に上記成形品のリップ部を保持
した状態で間欠回転搬送する回転搬送路と、を有し、
記ブロー成形ステーションは、上記搬送路をはさんで対
向する位置に離間配置された一対の割型からなるブロー
を有し、上記成形品が上記ブロー型の割型間に搬送さ
れると、上記割型同士を型合せすることでブロー成形工
程を実行する成形装置において、上記ブロー型のうち、
上記搬送路の外側に位置するブロー型若しくはその型取
付け部材であって、かつ上記ブロー型若しくはその型取
付け部材の上記回転搬送路の接線方向における両端部分
に、型合せされたブロー型同士の型開き防止機構を設け
たことを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の成
形装置において、上記ブロー型の型開き防止機構は、ブ
ロー型の移動方向と直角な方向に移動可能で、かつ、上
記ブロー型に係脱可能な施錠部材を備えていることを特
徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の成
形装置において、上記施錠部材およびこれが係合するブ
ロー型は、ブロー型同士を密着させる方向に移動させる
勾配面が相対位置に形成されていることを特徴としてい
る。
【0016】
【作用】本発明では、回転部材に保持されている成型品
の搬送路をはさんで対向する一対の割型からなるブロー
型のうち、搬送路の外側に位置するブロー型若しくはそ
の型取付け部材にのみ型開き防止機構が設けられてい
る。従って、搬送路の内側に位置するブロー型若しくは
その型取付け部材には、型開き防止機構がない。このた
め、型開き防止機構は、搬送路を移動する成型品と干渉
することがない位置に配置されていても、型開きを確実
に防止することができる。しかも、スペース効率からい
って、搬送路の外側のブロー型に型開き防止機構を設け
ることで、搬送路内側に型開き防止機構を設置するスペ
ースを確保しないですむため、既存の基台スペースを利
用することが可能になる。従って、型開き防止機構を搬
送路と干渉しない位置に離脱させるためのスペースおよ
び構造を要しないので、仮に、後付けによる型開き防止
機構を設ける場合においても、機構や配管を交換する手
間等を比較した場合、安価で省スペースが可能な成形装
置を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面において本発明の詳細を説明す
る。
【0018】図1は、本発明による成形装置の一例であ
るブロー成形装置10の基台20を示す平面図である。
【0019】このブロー成形装置10は、射出成形機構
によりひとつの回転盤上でプリフォームの成形が行える
1ステージ方式が用いられている。
【0020】そして、この基台20には、回転部材をな
す回転盤22が設けられている。回転盤22は、基台2
0に対して図示矢印方向に間欠回転可能に設けられてお
り、回転方向に沿って、射出成形ステーション12、温
調ステーション14、ブロー成形ステーション16およ
びエジェクトステーション18の4つのステーションが
備えられている。
【0021】回転盤22には、各ステーションを移動す
る間、成形品の首部に相当するプリフォームのリップ部
を保持するための割型状からなるリップ型が備えられて
おり、このリップ型は、エジェクトステーション18に
おいて型開きされることで、成形品を離型する。本実施
例で用いられるリップ型は、回転盤22上に複数分割さ
れて取付けられたリップ型移送プレート24に設けられ
ている。つまり、このリップ型移送プレート24には、
割型状のリップ型支持プレート26が設けられ、このリ
ップ型支持プレート26に同時成形個数のリップ型28
が取付けられている。リップ型28の型開きは、リップ
型支持プレート26の分割位置に形成されている楔状孔
(図示されず)に係合するカムを挿入することで実行さ
れる。
【0022】一方、ブロー成形ステーション16には、
ブロー型の型締め装置30が配置されている。ブロー型
の型締め装置30は、図2に示されているように、ブロ
ー型32、型取付け板34および油圧アクチュエータ3
6を備えている。
【0023】ブロー型32は、図2中、一点鎖線で示さ
れている成形品の搬送路Aを挟んで対向する位置に設け
られた型取付け板34に固定されており、この型取付け
板34が油圧アクチュエータ36によって進退すること
により、型合せ位置と型開き位置とに変位することがで
きる。このため、型取付け板34には、油圧アクチュエ
ータ36のロッド36Aが連結されている。
【0024】そして、ブロー型のうち、成形品の搬送路
Aの外側に位置するブロー型(便宜上、これを符号32
Aで示す)には、型開き防止機構40が設けられてい
る。
【0025】型開き防止機構40は、型合せされたブロ
ー型32、32Aの内部にブローエアが供給された場合
に、ブロー圧力によりブロー型32、32Aが開くのを
防止するための機構であり、施錠部材42と油圧シリン
ダからなるロックシリンダ44とを備えている。
【0026】施錠部材42は、ブロー型32、32Aの
移動方向と直角な方向の端面に対向して配置されてお
り、ロックシリンダ44によって往復動可能に設けられ
ている。このため、施錠部材42とロックシリンダ44
とは、図3に示されているように、ロックシリンダ44
のシリンダが施錠部材42に一体化されて連動できるよ
うになっており、ロックシリンダ44は、ピストンロッ
ド44Aの先端をブロー型32Aの端面に固定されてい
る。なお、図3において、符号46は、施錠部材42の
回り止めと案内とを兼用するガイドロッドである。従っ
て、ロックシリンダ44は、内部へのオイルの給排設定
によってシリンダ側が往復動し、これに連動して施錠部
材42がブロー型32Aに対して進退することができ
る。
【0027】一方、ブロー型32、32Aおよびこれの
端面に対向する施錠部材42には、相対位置に係合部が
設けられている。この係合部は、ブロー型32、32A
および施錠部材42にそれぞれ形成された凹部32Bお
よび突起部42Aによって形成されており、これら凹部
32Bおよび突起部42Aは対向面が勾配面に設定され
ている。そして、この勾配面は、図4に示されているよ
うに、施錠部材42が係合するに従い、ブロー型32、
32A同士が密着する方向に加圧することができる傾斜
方向を設定され、さらに、施錠部材42側の突起部先端
の厚み(L1 )が、ブロー型32、32A側の凹部32
Bの底の幅(L2 )よりも大きくされている。従って、
施錠部材42の突起部42Aがブロー型32、32Aの
凹部32Bに係合した場合には、両者間での寸法の違い
により、ブロー型32、32Aの締め力を増加される。
なお、上述した施錠部材42は、ブロー型32、32A
の高さ方向で、最もブロー圧力が高くなる位置に配置さ
れることが好ましい。これは、ブロー型32、32Aの
高さ方向で、リップ部を基準として半分程度の高さの領
域のみを成形範囲とする場合とその高さ方向の全域を成
形範囲とする場合とではブロー側32、32Aに加わる
ブロー圧力の最大値を示す位置が異なるため、常に成形
範囲に応じて最大ブロー圧力を受ける位置に配置するこ
とで、型開きを確実に防ぐためである。
【0028】一方、油圧アクチュエータ36およびロッ
クシリンダ44は、図5および図6に示す油圧回路によ
って、動作態位を設定されるようになっている。
【0029】すなわち、油圧アクチュエータ36は、図
5に示す電磁式2位置3方向切り換え弁50からの油路
にそれぞれ連通しており、その油路の途中には圧力スイ
ッチ52が接続されている。従って、方向切り換え弁5
0が図示しない制御部からの信号により方向を切り換え
られることで、油圧アクチュエータ36のロッド36A
の進退設定が行なわれ、型取付け板34を介してブロー
型32、32Aが型合せおよび型開きの各態位を設定さ
れる。そして、型合せが行なわれた際には、油路中の圧
力が上昇するのを圧力スイッチ52によって検知される
ようになっている。
【0030】一方、ロックシリンダ44は、図6に示す
電磁式2位置2方向切り換え弁54からの油路にそれぞ
れ連通している。そして、方向切り換え弁54は、油圧
アクチュエータ36の油圧回路に設けられている圧力ス
イッチ52がオンしたときに定常状態から方向の切り換
えを行なわれる。この場合の定常状態は、型締めが行な
われる前の状態であり、施錠部材42の係合突起部42
Aを、ブロー型32、32Aの係合凹部32Bから離脱
させることのできる油路が設定されている。本実施例で
は、図3において説明したように、ロックシリンダ44
のロッドがブロー型32Aに固定され、シリンダ側が往
復動する型式であるので、図示のような配管構造が用い
られている。
【0031】上述した各油圧回路での作動タイミングは
図7に示す通りである。
【0032】すなわち、ブロー型32、32Aの型合せ
を行なう場合には、油圧アクチュエータ36のロッド3
6Aを進出させる方向に油圧回路が設定される。そし
て、ブロー型32、32Aのパーティング面が合致した
ときに変化する油圧が圧力スイッチ52によって検知さ
れると、型開き防止機構40側の方向切り換え弁54が
動作して、定常状態からロックシリンダ44のシリンダ
側を進出させる。なお、このときの圧力スイッチ52に
よって検出される油圧は、油圧アクチュエータ36によ
る型締め力が供給される前の段階で、所謂、ブロー型3
2、32Aのパーテイング面が当接した段階での圧力と
されている。これは、型締めのためのシリンダ側での昇
圧時間を見込むためである。従って、図7中、油圧アク
チュエータ36側の方向切り換え弁50が型締め力を作
用させて中立位置に復帰する前に、ロックシリンダ44
側の方向切り換え弁54が動作を開始し、型締めのため
に昇圧する時間を経過した後に行われるブロー成形時に
ブロー型32、32Aの型開きを発生させないようにす
る。
【0033】次に作用について説明する。
【0034】回転盤22の回転に伴い、中間成形品がブ
ロー成形ステーション16に搬送されると、ブロー型3
2、32Aによってブロー成形が行なわれる。すなわ
ち、ブロー成形ステーション16では、成形前の状態と
して、図2に示されているように、油圧アクチュエータ
36は、成形品の搬送路Aを挟んで対向するブロー型3
2、32Aを互いに離間させている。そして、成形シー
ケンスに従い、油圧アクチュエータ36がブロー型3
2、32A同士を型合せさせる態位を設定される。この
場合には、図5に示した油圧回路において、方向切り換
え弁50が油圧アクチュエータ36のロッド36Aを進
出させるための油路を設定する。そして、ロッド36A
の進出により、図8に示されているように、ブロー型3
2、32A同士のパーティング面が当接すると、図5に
示した油圧回路での油路内の圧力が上昇する。この圧力
が圧力スイッチ52によって検知されると、ロックシリ
ンダ44側の油圧回路に設けられている方向切り換え弁
54が作動して、施錠部材42をブロー型32、32A
の凹部32Bに向け移動させるための油路が設定され
る。従って、施錠部材42に対しては、その係合突起部
42Aがブロー型32、32Aの係合凹部32Bに係合
する方向に移動されるための油路が設定されることにな
る。これによって、図9に示されているように、施錠部
材42の係合突起部42Aがブロー型32、32Aの係
合凹部32Bに係合することによりパーティング面での
密着力を増大された状態で型開きが阻止される。
【0035】なお、本実施例では、割型状からなるブロ
ー型のそれぞれを開閉駆動する油圧アクチュエータを備
えた構造を前提として説明したが、本発明では、このよ
うな構造に限らず、例えば、一方にのみ油圧アクチュエ
ータを設けて両方のブロー型を開閉駆動する構造として
もよく、この場合においても、型開き防止機構を設けて
ブロー型のパーティング面が開くのを防止することが可
能である。また、型開き防止機構は、搬送路外側のブロ
ー型に対して取付ける構造とするだけでなく、例えば、
ブロー型を固定するために用いられる型取付け板に取付
けるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、成
形品の搬送路をはさんで対向するブロー型のうち、搬送
路の外側に位置するブロー型に型開き防止機構が設けら
れている。すなわち、型開き防止機構がブロー型の移動
方向と直角な方向に移動する挟持構造で構成されている
場合、成形品の搬送路と干渉しない位置に型開き防止機
構の設置スペースを確保すればよい。これによって、成
形品の搬送路内側に型開き防止機構を設置するためのス
ペースを設定する必要がないので、型開き防止機構を設
置する場合に、既存の基台スペース、特に、搬送路内側
に新たな変更を加えることなく設置することができる。
特に、ブロー圧の変更に応じて型開き防止機構を後付け
するような場合においても、スペース効率を考慮した場
合、そのスペースを確保しやすく、しかも、搬送路上の
成形品との干渉がない搬送路外側に設置することができ
るので、成形品あるいは型開き防止機構を搬送路から離
脱させるための構造が不要になり、安価で省スペースな
型開き防止機構を装備させることができる。
【0037】さらに、本発明によれば、型開き防止機構
によって型締め力を付加することができる。すなわち、
型開き防止機構には、型締め部材同士を密着させること
のできる傾斜方向を設定された係合部が設けられてい
る。従って、係合部が係合するに従い、型締め部材およ
びブロー型同士は密着する方向に移動することができる
ので、油圧アクチュエータによる型締めの力を増加させ
なくても型締め力を補うことができる。このため、型締
め補助機構としての型開き防止機構を成形品と干渉する
ことなく設けることができ、これによって、成形品の搬
送路に対する退避構造等を要することなく安価な構造で
も確実に型開きを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形装置の一例であるブロー成形
装置の基台を示す平面図である。
【図2】本発明による成形装置の要部構成を示す平面図
である。
【図3】図2に示した要部構成の一部を拡大して説明す
るための斜視図である。
【図4】図2中、符号Dで示す箇所の拡大図である。
【図5】図2に示した要部構成に用いられる油圧制御部
を説明するための油圧回路図である。
【図6】図2に示した要部構成の他の部分に用いられる
油圧制御部を説明するための油圧回路である。
【図7】図5および図6に示した油圧制御部の動作タイ
ミングを説明するためのタイミングチャートである。
【図8】図2に示した要部構成の動作の一態様を説明す
るための平面図である。
【図9】図2に示した要部構成の動作の他の態様を説明
するための平面図である。
【図10】従来の成形装置に用いられる型締め装置の構
造を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ブロー成形機 20 基台 22 回転盤 32 ブロー型 34 型締め部材 34A 係合凹部 36 油圧アクチュエータ 40 型開き機構 42 施錠部材 42A 係合突起部 44 ロックシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形品を射出成形する射出成形ステーシ
    ョンと、該成形品をブロー成形するブロー成形ステーシ
    ョンと、 成形工程を実行するための少なくとも上記ステーション
    間を回転移動可能な回転部材が設けられ、この回転部材
    側に上記成形品のリップ部を保持した状態で間欠回転搬
    送する回転搬送路と、を有し、 上記ブロー成形ステーションは、上記 搬送路をはさんで
    対向する位置に離間配置された一対の割型からなるブロ
    ー型を有し、上記成形品が上記ブロー型の割型間に搬送
    されると、上記割型同士を型合せすることでブロー成形
    工程を実行する成形装置において、 上記ブロー型のうち、上記搬送路の外側に位置するブロ
    ー型若しくはその型取付け部材であって、かつ上記ブロ
    ー型若しくはその型取付け部材の上記回転搬送路の接線
    方向における両端部分に、型合せされたブロー型同士の
    型開き防止機構を設けたことを特徴とする成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の成形装置において、 上記ブロー型の型開き防止機構は、ブロー型の移動方向
    と直角な方向に移動可能で、かつ、上記ブロー型に係脱
    可能な施錠部材を備えていることを特徴とする成形装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の成形装置において、 上記施錠部材およびこれが係合するブロー型は、ブロー
    型同士を密着させる方向に移動させる勾配面が相対位置
    に形成されていることを特徴とする成形装置。
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