JP3424394B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP3424394B2
JP3424394B2 JP14839295A JP14839295A JP3424394B2 JP 3424394 B2 JP3424394 B2 JP 3424394B2 JP 14839295 A JP14839295 A JP 14839295A JP 14839295 A JP14839295 A JP 14839295A JP 3424394 B2 JP3424394 B2 JP 3424394B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車両に装備される、エ
アバッグ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車の乗員保護装置としてのエアバッ
グ装置は、衝突等の事故により車両が急停車ないし急減
速したとき、ステアリングホイールやインストルーメン
トパネル等に組み込まれたエアバッグに、ガス発生剤の
燃焼により発生させた高圧ガスを吹込み、車室内に急速
に膨脹、展開させ、乗員の顔面等、身体の一部と車体の
間にエアバッグを介在させて衝突時の衝撃から乗員を保
護するものである。 【0003】従来この種のエアバック装置として、特開
平5−338511号公報に示すものがあり、この従来
例を図4(1)乃至図4(3)に示す。 【0004】図4(1)乃至図4(3)においてエアバ
ック装置31は、袋状のエアバッグ32に開口部33を
形成し、この開口部33よりエアバッグ32の内部に、
エアバッグ32にガスを供給する円筒状のインフレータ
ー34を収納した後、エアバッグ32の開口部33を閉
塞させ、これらエアバッグ32とインフレーター34と
をリテーナ35の内部に収容し、このリテーナ35に、
その内部に先端を突出するように複数の固定ピン36を
取付けて、この固定ピン36の間にインフレーター34
と、エアバッグ32のインフレーター34を被包した部
位を共に挟着保持させる構造になっている。 【0005】又、従来技術として、図5に示す特開平5
−193432号公報に示すものがあり、このエアバッ
グ装置では、エアバッグ装置41は、エアバッグ42
と、円筒状のインフレーター43と、これら、エアバッ
グ42とインフレーター43とを収納するケース44と
で構成され、ケース44の対向する一対の側壁44a,
44bに、インフレーター43の両側を嵌合させる嵌合
孔45,46を設けると共に、エアバッグ42にインフ
レーター43の両端を突出させる貫通孔42a,42b
を設け、この貫通孔42a,42bに環状のワッシャー
47,48を装着し、このワッシャー47,48の開口
部49,50とケースの嵌合孔45,46が重なるよう
にエアバッグ42をケース43の内部に取付け、これら
嵌合孔45,46と開口部49,50とにインフレータ
ー43を挿着して組付けられている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4に示
す従来例においては、エアバッグ32の内部にインフレ
ーター34を収納する際に、図4(2)に示すように、
エアバッグ32にスリット状の開口部33を形成し、こ
の開口部33からインフレーター34を収納した後スリ
ット状の開口部33の端部33a,33bを縫着させ
る。あるいは、図4(3)に示すように、エアバッグ3
2に円形の開口部33を形成し、この開口部33からイ
ンフレーター34を収納した後、この開口部33を閉鎖
させる閉鎖用布帛片37を縫着させてエアバッグ32を
閉塞させる。このエアバック32の縫着作業はインフレ
ーター34を挿入した後に行うため作業性が悪く、又、
インフレーター34からのハーネス(図示せず)をエア
バッグ32を貫通して導出する必要があり、このハーネ
スとエアバッグ32との気密封止が困難であった。 【0007】又、図5に示す従来例においては、エアバ
ッグ42の貫通孔42a,42bにワッシャー47,4
8を嵌着し、このワッシャー47,48の開口部49,
50にインフレーター43を嵌合させることにより、エ
アバッグ42のシール処理を行っているが、このシール
処理の構造が複雑であり、更にエアバッグ42のケ−ス
44への組み付けは、エアバッグ42の内部に取付け用
ブラケット51を装着し、この取付け用ブラケット51
とケース44にボルト(図示せず)を取付けて組み付け
るため、部品点数、作業工数が多く、コストがかかると
いう問題があった。 【0008】本発明は上記問題に着目して成されたもの
であり、その目的とするところは、エアバッグのシール
性を保ち、なおかつ、部品点数を少なく抑えると共に作
業工数を減らし、製作時のコスト低減を可能とするエア
バッグ装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わるエアバッグ装置は、エアバッグと、該
エアバッグにガスを供給するインフレーターと、折り畳
まれた前記エアバッグと前記インフレーターとを収納す
る略直方体形状のリテーナを備えるエアバッグ装置であ
って、前記インフレーターは、その基体の一端部に複数
個の係合孔部を有する大径のフランジ部を備えると共
に、前記基体の他端部に小径頸部を設けて段部を形成
し、又、前記リテーナは、その長手方向において対向す
る一対の側壁のうち、一方の側壁に、前記インフレータ
ーの基体を挿通させる挿通孔を備えると共にこの挿通孔
の周囲の外壁面に前記インフレーターの係合孔部が係合
する係合突起を備え、更に他方の側壁に前記インフレー
ターの基体の小径頸部を挿通させる取付孔を備えてお
り、前記エアバッグは、前記リテーナの挿通孔に対向す
る部位に放射状のスリットを形成し、且つ、前記スリッ
トにより分割される切片に前記係合突起に係止させる係
止孔を形成し、更に前記インフレーターの小径頸部を挿
入する挿入孔を形成して構成され、且つ、前記エアバッ
グの切片を前記リテーナの挿通孔より該リテーナの外側
に折り返して表出させると共に前記切片の係止孔部を前
記リテーナの係合突起に係止させることによって前記エ
アバッグに開口部を形成し、この開口部より前記インフ
レーターを前記エアバッグ内に挿入し、前記係合突起に
前記フランジ部の係合孔部を係合させて、前記リテーナ
の一方の側壁と前記フランジ部との間に前記エアバッグ
の切片を係止すると共に、前記インフレーターの小径頸
部を前記エアバッグの挿入孔に挿入させて前記リテーナ
の取付孔に取付け、前記リテーナの他方の側壁と前記イ
ンフレーターの段部とで前記エアバッグの挿入孔の周囲
を保持して構成した。 【0010】 【作用】かかる構成により、本発明のエアバッグ装置に
おいては、エアバッグ自体に縫製等の加工を施すこと無
く、インフレーターをエアバッグ内に収納することがで
きる。 【0011】又、リテーナの一方の側壁とフランジ部と
の間にエアバッグの切片を係止すると共に、リテーナの
他方の側壁とインフレーターの段部とによって、エアバ
ッグの挿入孔の周囲を保持させているため、ナット等の
部品を用いることなくエアバッグをリテーナ内に組付け
ることができる。 【0012】エアバッグの開口部はインフレーターのフ
ランジ部により塞がれ、また、エアバッグの挿入孔は、
その周囲をリテーナの他方の側壁とインフレーターの段
部とで圧接保持されているため、エアバッグとインフレ
ーターとの間のシール性を高めることができ、特別なシ
ール処理を必要としない。 【0013】更に、インフレーターのフランジ部はリテ
ーナの外側に表出しているため、このフランジ部にイン
フレーターのハーネスを接続することにより、エアバッ
グの気密性への影響がなくなる。 【0014】 【実施例】以下本発明に係わるエアバッグ装置の実施例
につき図面に基づき説明する。図1は本発明に係わるエ
アバッグ装置の実施例の構成を示す分解斜視図であり、
図2は縦断面図であるが、これらの図においてエアバッ
グ装置1はエアバッグ2と、エアバッグ2にガスを供給
するインフレーター3と、インフレーター3から発生す
るガスを整流する断熱整流体4と、折り畳まれたエアバ
ッグ2とインフレーター3及び断熱整流体4を収納する
リテーナ5とで大略構成されている。 【0015】前記インフレーター3は、略円筒状の基体
3aの一端部に円形のフランジ部6を設けると共に、基
体3aの他端面の中央部に小径頸部としてのボルト部8
を形成して構成されている。 【0016】前記基体3a内にはガス発生剤やこのガス
発生剤を発火させるための発火装置(共に図示せず)が
内蔵されており、基体3aの他端部にはガス吐出孔9が
形成されている。 【0017】フランジ部6は基体3aより大径に形成さ
れており、このフランジ部6の中央部にはインフレータ
ー3のハーネス22を挿通させるハーネス挿通孔23が
設けられている。又、フランジ部6にはハーネス挿通孔
23を囲撓するように略円弧状の係合孔部10が複数
個、形成されている。 【0018】ボルト部8は基体3aより小径且つ、ボル
ト部8の軸心と基体3aの軸心が同一になるように形成
されていて、これにより段部3dが形成される。 【0019】前記リテーナ5は、一面を開口させた略直
方体形状に形成されており、リテーナ5の底部側を、イ
ンフレーター3とエアバッグ2の一部分を収納するイン
フレーター収納部5aとし、開口縁側を残余のエアバッ
グ2を折り畳んで収納するエアバッグ収納部5bとして
いる。又、リテーナ5の長手方向において対向する一対
の側壁5c,5dのうち、一方の側壁5cにインフレー
ター3の基体3aを挿通させる挿通孔11を形成してお
り、この挿通孔11の周囲の側壁5cの外壁面にインフ
レーターの係合孔部10を係合させる円弧状の係合突起
12を突設している。更に他方の側壁5dには、インフ
レーター3のボルト部8を取付ける取付孔13を穿設し
ている。 【0020】前記エアバッグ2は、その一部分をリテー
ナ5の内部に装着させる装着部位2aとして、リテーナ
5のインフレーター収容部5aと略相似形に形成してお
り、この装着部位2aの一側面に放射状のスリット14
を形成しており、このスリット14により分割される切
片15にインフレーター3の係合突起12に係止させる
円弧状の係止孔16を形成している。又、装着部位2a
の他側面にはインフレーター3のボルト部8を挿通させ
る挿通孔17を形成している。 【0021】前記断熱整流体4はネオプレン系ゴムをコ
−ティングしたナイロン基布により構成され、このナイ
ロン基布をネオプレン系ゴムのコ−ティング面を内面に
して、一方の開口縁部4aを拡径した略円錐形の筒状に
形成したものである。開口縁部4aは斜めにカットして
あって、断熱整流体4はその周面の一側を長めに形成し
ガス整流部4bとしている。 【0022】又、断熱整流体4の他方の開口部4bはイ
ンフレーター3のボルト部8を挿通させる挿通孔18と
して形成されており、この挿通孔18の周囲には保持面
部19が形成されている。次に本実施例のエアバッグ装
置の組付けについて説明する。 【0023】本実施例のエアバッグ装置では、まず、エ
アバッグ2の装着部位2aをリテーナ5の内部に収容さ
せて、エアバッグ2の切片15をリテーナ5の挿通孔1
1よりリテーナ5の外側に折り返して表出させる。そし
て、この切片15の係止孔部16をリテーナ5の係合突
起12に係止させることによってエアバッグ2に開口部
20を形成すると共に、エアバッグ2をリテーナ5に組
付けた状態にしておく(図3参照)。 【0024】一方、インフレーター3の他端部を断熱整
流体4の開口縁部より挿入し、ガス整流部4bをインフ
レーター3のガス吐出口9側に位置させて断熱整流体4
をインフレーター3に被せ、断熱整流体4の挿入孔18
にインフレーター3のボルト部8を挿入させる。そし
て、エアバッグ2の開口部20よりインフレーター3の
他端部を断熱整流体4を被せた状態でエアバッグ2の内
部に挿入して、インフレーター3のボルト部8をエアバ
ッグ2の挿通孔17に挿通させる。 【0025】この状態より更に、インフレーター3を挿
入し、リテーナ5の係合突起12にフランジ部6の係合
孔部10を係合させてエアバッグ2の開口部11をフラ
ンジ部6で閉じると共に、インフレーター3のボルト部
8をリテーナ5の取付孔13に挿通させ、リテーナの側
壁5dよりボルト部8を表出させる。 【0026】そしてこのボルト部8にナット21を締結
させてインフレーター3のフランジ部6をリテーナの側
壁5cに、また、インフレーター3の段部3dをリテー
ナ5の側壁5dに、夫々、圧接させてインフレーター3
をリテーナ5に固定し、エアバッグ装置1の組付けを行
う。 【0027】このように、上記構成のエアバッグ装置1
では、エアバッグ2自体に縫製等の加工を施すこと無
く、インフレーター3をエアバッグ2の内部に収納する
ことができる。 【0028】又、リテーナ5の側壁5cとフランジ部6
との間にエアバッグ2の切片15を係止すると共に、リ
テーナ5の他方の側壁5dとインフレーター3の段部3
dとによって、エアバッグの挿入孔17の周囲を保持さ
せることによりナット等の部品を用いることなくエアバ
ッグ2をリテーナ5の内部に組付けることができ、更に
インフレーター3の固定作業もボルト部8にナット21
を締結させるだけで良く、組み付け作業を簡単に行うこ
とができる。 【0029】また、エアバッグ2の開口部20はインフ
レーター3のフランジ部6により塞がれ、エアバッグ2
の挿入孔17は、その周囲をリテーナ5の他方の側壁5
dとインフレーター3の段部3dとで圧接保持されてい
るため、エアバッグ2のシール性においても何等問題な
く、従来のようにシール処理を施すための部品を必要と
しない。 【0030】従って、本発明のエアバッグ装置1では部
品点数を少なくすることができ、また、組み付け作業も
簡単であるため、製作コストを抑えることができる。 【0031】また、インフレーター3はフランジ部6を
リテーナ5の外側に表出しているため、このフランジ部
6にインフレーター3のハーネス22を設けることによ
り、エアバッグ2の気密性への影響がなくなる。 【0032】なお上記実施例のエアバッグ装置1では、
インフレーター3の外周を断熱整流体4で覆うことによ
り、エアバッグ2の膨脹時にインフレーター3より発生
したガスを断熱整流体4の内面に噴射させて、エアバッ
グ2への熱影響を緩和させると共に、断熱整流体4のガ
ス整流部4bによってガスの流れを整流して、エアバッ
グ2の偏膨脹を防止するようにしているが、この断熱整
流体4を省略しても実施可能である。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように本発明のエアバッグ
装置では、エアバッグ自体に縫製等の加工を施すこと無
く、インフレーターをエアバッグ内に収納することがで
きる。 【0034】又、リテーナの一方の側壁とフランジ部と
の間にエアバッグの切片を係止すると共に、リテーナの
他方の側壁とインフレーターの段部とによって、エアバ
ッグの挿入孔の周囲を保持させることによりナット等の
部品を用いることなくエアバッグをリテーナ内に組付け
ることができ、組み付け作業を簡単に行うことができ
る。 【0035】また、エアバッグの開口部はインフレータ
ーのフランジ部により塞がれ、エアバッグの挿入孔は、
その周囲をリテーナの他方の側壁とインフレーターの段
部とで圧接保持されているため、エアバッグのシール性
においても何等問題なく、従来のようにシール処理を施
すための部品を必要としない。 【0036】従って、本発明のエアバッグ装置では部品
点数を少なくすることができ、組み付け作業も簡単であ
るため、製作コストを抑えることができる。 【0037】また、インフレーターはフランジ部をリテ
ーナの外側に表出して取付けられるため、このフランジ
部にインフレーターのハーネスを設けることにより、エ
アバッグの気密性への影響がなくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係わるエアバッグ装置の構成を示す分
解斜視図である。 【図2】同エアバッグ装置の縦断面図である。 【図3】同エアバッグ装置のエアバッグのリテーナへの
組付け状態を示す斜視図である。 【図4】(1)特開平5−338511号公報記載の従
来のエアバッグ装置の構成を示す断面図である。 (2)同従来例のエアバッグの開口部の閉鎖状態を示す
断面図である。 (3)同従来例のエアバッグの開口部を、閉鎖用布帛片
により閉鎖させた状態を示す断面図である。 【図5】特開平5−193432号公報記載の従来のエ
アバッグ装置の構成を示す分解斜視図である。 【符号の説明】 1 エアバッグ装置 2 エアバッグ 3 インフレーター 3a 基体 3d 段部 5 リテーナ 5c 側壁(一方の側壁) 5d 側壁(他方の側壁) 6 フランジ部 8 ボルト部(小径頸部) 10 係合孔部 11 挿通孔 12 係合突起 13 取付孔 14 スリット 15 切片 16 係止孔 17 挿入孔 20 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 エアバッグと、該エアバッグにガスを供
    給するインフレーターと、折り畳まれた前記エアバッグ
    と前記インフレーターとを収納する略直方体形状のリテ
    ーナを備えるエアバッグ装置であって、前記インフレー
    ターは、その基体の一端部に複数個の係合孔部を有する
    大径のフランジ部を備えると共に、前記基体の他端部に
    小径頸部を設けて段部を形成し、又、前記リテーナは、
    その長手方向において対向する一対の側壁のうち、一方
    の側壁に、前記インフレーターの基体を挿通させる挿通
    孔を備えると共にこの挿通孔の周囲の外壁面に前記イン
    フレーターのフランジ部の係合孔部が係合する係合突起
    を備え、更に他方の側壁に前記インフレーターの基体の
    小径頸部を挿通させる取付孔を備えており、前記エアバ
    ッグは、前記リテーナの挿通孔に対向する部位に放射状
    のスリットを形成し、且つ、前記スリットにより分割さ
    れる切片に前記係合突起に係止させる係止孔を形成し、
    更に前記インフレーターの小径頸部を挿入する挿入孔を
    形成して構成され、且つ、前記エアバッグの切片を前記
    リテーナの挿通孔より該リテーナの外側に折り返して表
    出させると共に前記切辺の係止孔部を前記リテーナの係
    合突起に係止させることによって前記エアバッグに開口
    部を形成し、この開口部より前記インフレーターを前記
    エアバッグ内に挿入し、前記係合突起に前記フランジ部
    の係合孔部を係合させて、前記リテーナーの一方の側壁
    と前記フランジ部との間に前記エアバッグの切片を係止
    すると共に、前記インフレーターの小径頸部を前記エア
    バッグの挿入孔に挿入させて前記リテーナの取付孔に取
    付け、前記リテーナの他方の側壁と前記インフレーター
    の段部とで前記エアバッグの挿入孔の周囲を保持するこ
    とを特徴とするエアバッグ装置。
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