JP3421521B2 - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP3421521B2
JP3421521B2 JP31265896A JP31265896A JP3421521B2 JP 3421521 B2 JP3421521 B2 JP 3421521B2 JP 31265896 A JP31265896 A JP 31265896A JP 31265896 A JP31265896 A JP 31265896A JP 3421521 B2 JP3421521 B2 JP 3421521B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハやLCD基板等の被処理体に対して塗布・現像のよう
な処理を施す処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
シリコン基板に代表される半導体ウエハに対し、処理液
例えばフォトレジスト液を塗布し、フォトリソグラフィ
技術を用いて回路パターン等を縮小してフォトレジスト
膜を露光し、これを現像処理する一連の処理を施す工程
が存在する。
【0003】このような塗布・現像を行う処理システム
は、被処理体としての半導体ウエハをカセットから搬出
し、カセットへ搬入するカセット・ステーションと、ウ
エハを洗浄する洗浄ユニットと、ウエハの表面を疎水化
処理するアドヒージョンユニットと、ウエハを所定温度
に冷却する冷却ユニット、ウエハの表面にレジスト液を
塗布するレジスト塗布ユニットと、レジスト液塗布の前
後でウエハを加熱するプリベークまたはポストベークを
行うベーキングユニットと、ウエハの周縁部のレジスト
を除去するための周辺露光ユニットと、隣接する露光装
置との間でウエハの受渡しを行うためのウエハ受渡し台
と、露光処理済みのウエハを現像液に晒してレジストの
感光部または非感光部を選択的に現像液に溶解せしめる
現像ユニットとを一体に集約化した構成を有しており、
これにより作業の向上を図っている。
【0004】このような処理システムとしては、従来、
システムの中央部に長手方向に沿って配設されるウエハ
搬送路が設けられ、上記複数のユニットを搬送路の両側
に各々正面を向けた状態で配設され、各ユニットにウエ
ハを搬送するためのウエハ搬送体がウエハ搬送路上を移
動するように構成されたものが一般的に用いられてい
る。したがって、水平方向に延びるウエハ搬送路に沿っ
て各種処理ユニットが配列される横長のシステム構成と
なるため、システム全体の占有スペースが大きくなり、
クリーンルームコストが高くつくという問題がある。特
に、この種の処理システムに有効な垂直層流方式によっ
てシステム全体ないし各部の清浄度を高めようとする
と、スペースが大きいため、空調器またはフィルタ等の
イニシャルコストおよびメンテナンスコストが非常に高
くつ
【0005】そこで、ウエハ搬送体を垂直方向に移動可
能で垂直軸の回りに回転可能にし、このウエハ搬送体の
周囲に各処理ユニットを多段に配置した処理システムが
提案されている(特開平4−85812号公報)。この
ような処理システムによれば、システムの占有スペース
が縮小するので、クリーンルームコストが低下するとと
もに、搬送速度およびアクセス速度を高速化することが
可能となり、スループットの向上を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな処理システムにおいては、クリーンルームの高さの
制限等から積層数にも限界があり、さらなるスループッ
ト向上が要求されている現在、この処理システムではそ
の要求を十分に満足することが困難であると考えられ
る。また、処理の多様性もより一層求められている。本
発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、極め
てスループットが高く、かつ多様性の高い処理が可能な
処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、 (1)被処理体に対して複数工程からなる処理を施す処
理装置であって、鉛直方向に沿って延在する搬送路と、
この搬送路の周囲に配置され、各々被処理体に対して所
定の処理を施す複数の処理ユニットを鉛直方向に積層し
て構成される複数の処理部と、前記搬送路を移動すると
ともに、前記複数の処理部の各処理ユニットに対して被
処理体を搬入出する主搬送機構と、を備えた複数の処理
セットを有し、さらに、隣接する処理セット間で被処理
体を搬送するセット間搬送機構を有し、前記隣接する処
理セットの一方が有する処理部のうち1つと、他方が有
する処理部のうち1つとは、これら処理セットが有する
それぞれの主搬送機構に挟まれた状態で互いに隣接して
設けられ、これら隣接する2つの処理部は、いずれも
処理体が搬送される搬送ユニットをさらに有し、これら
2つの搬送ユニットは同一高さにあって互いに連通して
おり、前記隣接する各処理セットの主搬送機構は、それ
ぞれの処理セットの前記搬送ユニットに対して被処理体
を搬入出可能であり、前記セット間搬送機構は、前記
通する2つの搬送ユニット間を移動して隣接する処理セ
ット間で被処理体を搬送することを特徴とする処理装置
を提供する。このような構成の処理装置によれば、処理
ユニットを飛躍的に多くすることができるので、スルー
プットが著しく向上するとともに、処理の多様性を高め
ることができる。
【0008】また、本発明は、 (2)被処理体に対してレジスト塗布・現像処理を施す
処理装置であって、鉛直方向に沿って延在する搬送路
と、この搬送路の周囲に配置され、被処理体にレジスト
を塗布するレジスト塗布ユニットおよび/またはレジス
トのパターンを現像する現像ユニットを含む処理ユニッ
トを含む複数の処理ユニットを鉛直方向に積層して構成
される少なくとも一つの第1の処理部と、被処理体を加
熱する加熱ユニットと、被処理体を冷却する冷却ユニッ
トと、被処理体を搬送する搬送ユニットとを含む複数の
処理ユニットを鉛直方向に積層して構成され、少なくと
も前記搬送路を挟んで対向する2つを含む複数の第2の
処理部と、前記搬送路を移動するとともに、前記第1お
よび第2の処理部の各処理ユニットに対して被処理体を
搬入出する主搬送機構と、を備えた複数の処理セットを
有し、さらに、隣接する処理セット間で被処理体を搬送
するセット間搬送機構を有し、前記隣接する処理セット
のうち一方が有する、前記搬送路を挟んで対向する2つ
の第2の処理部のうち1つと、他方が有する、前記搬送
路を挟んで対向する2つの第2の処理部のうち1つと
は、これら処理セットが有するそれぞれの主搬送機構に
挟まれた状態で互いに隣接して設けられ、これら隣接す
2つの第2の処理部は、いずれも被処理体が搬送され
る搬送ユニットをさらに有し、これら2つの搬送ユニッ
トは同一高さにあって互いに連通しており、前記隣接す
る各処理セットの主搬送機構は、それぞれの処理セット
の前記搬送ユニットに対して被処理体を搬入出可能であ
り、前記セット間搬送機構は、前記連通する2つの搬送
ユニット間を移動して隣接する処理セット間で被処理体
を搬送することを特徴とする処理装置を提供する。
【0009】さらに本発明は、 (3)被処理体に対してレジスト塗布・現像処理を施す
処理装置であって、被処理体に対してレジスト塗布およ
び現像処理を含む一連の処理を施す処理ステーション
と、他の装置との間および前記処理ステーションとの間
で被処理体の受け渡しを行う搬送ステーションと、前記
処理ステーションとの間および露光装置との間で被処理
体の受け渡しを行うインターフェイス部と、を具備し、
前記処理ステーションは、鉛直方向に沿って延在する搬
送路と、この搬送路の周囲に配置され、被処理体にレジ
ストを塗布するレジスト塗布ユニットおよび/またはレ
ジストのパターンを現像する現像ユニットを含む処理ユ
ニットを含む複数の処理ユニットを鉛直方向に積層して
構成される少なくとも一つの第1の処理部と、被処理体
を加熱する加熱ユニットと、被処理体を冷却する冷却ユ
ニットと、被処理体を搬送する搬送ユニットとを含む複
数の処理ユニットを鉛直方向に積層して構成され、少な
くとも前記搬送路を挟んで対向する2つを含む複数の第
2の処理部と、前記搬送路を移動するとともに、前記第
1および第2の処理部の各処理ユニットに対して前記被
処理体を搬入出する主搬送機構と、を備えた複数の処理
セットを有し、さらに、隣接する処理セット間で被処理
体を搬送するセット間搬送機構を有し、前記隣接する処
理セットのうち一方が有する、前記搬送路を挟んで対向
する2つの第2の処理部のうち1つと、他方が有する、
前記搬送路を挟んで対向する2つの第2の処理部のうち
1つとは、これら処理セットが有するそれぞれの主搬送
機構に挟まれた状態で互いに隣接して設けられ、これら
隣接する2つの第2の処理部は、いずれも被処理体が搬
送される搬送ユニットをさらに有し、これら2つの搬送
ユニットは同一高さにあって互いに連通しており、前記
隣接する各処理セットの主搬送機構は、それぞれの処理
セットの前記搬送ユニットに対して被処理体を搬入出可
能であり、前記セット間搬送機構は、前記連通する2つ
搬送ユニット間を移動して隣接する処理セット間で被
処理体を搬送することを特徴とする処理装置を提供す
る。
【0010】これら(2)、(3)の発明に係る処理装
置は、(1)の発明に係る処理装置をレジスト塗布・現
像処理装置に適用してより具体化したものであるが、こ
れらの構成により、極めてスループットの高いレジスト
塗布・現像処理が実現される。
【0011】(1)、(2)、(3)の発明において、
前記搬送ユニットは、2つの搬送ポートを有し、被処理
体を搬入する場合と搬出する場合とでそれぞれ異なる搬
送ポートを用いることが好ましい。この場合には、搬入
出のタイミングに関わらず搬送することができるので、
スループットがさらに一層向上する。
【0012】また、前記セット間搬送機構は、一方の搬
送ユニットと他方の搬送ユニットとの間で被処理体を搬
送する搬送アームを有するものであってもよいし、前記
搬送ユニットにおける被処理体ステージを移動し、これ
により一方の搬送ユニットと他方の搬送ユニットとの間
で被処理体を搬送する移動手段を有するものであっても
よい。いずれにしても、被処理体を迅速に搬送すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の処理装置を半導体
ウエハへのレジスト塗布・現像処理システムに適用した
実施形態を添付図面に基いて詳細に説明する。図1は本
実施の形態に係るレジスト塗布・現像処理システムを示
す概略平面図、図2は図1の正面図、図3は図1の背面
図である。
【0014】この処理システムは、搬送ステーションで
あるカセットステーション10と、複数の処理ユニット
を有する処理ステーション20と、処理ステーション2
0と隣接して設けられる露光装置(図示せず)との間で
ウエハWを受け渡すためのインター・フェース部30と
を具備している。
【0015】上記カセットステーション10は、被処理
体としての半導体ウエハWを複数枚例えば25枚単位で
ウエハカセット1に搭載された状態で他のシステムから
このシステムへ搬入またはこのシステムから他のシステ
ムへ搬出したり、ウエハカセット1と処理ステーション
20との間でウエハWの搬送を行うためのものである。
【0016】このカセットステーション10において
は、図1に示すように、カセット載置台2上に図中X方
向に沿って複数(図では4個)の突起3が形成されてお
り、この突起3の位置にウエハカセット1がそれぞれの
ウエハ出入口を処理ステーション20側に向けて一列に
載置可能となっている。ウエハカセット1においてはウ
エハWが垂直方向(Z方向)に配列されている。また、
カセットステーション10は、ウエハカセット載置台2
と処理ステーション20との間に位置するウエハ搬送機
構4を有している。このウエハ搬送機構4は、カセット
配列方向(X方向)およびその中のウエハWのウエハ配
列方向(Z方向)に移動可能なウエハ搬送用アーム4a
を有しており、このアーム4aによりいずれかのウエハ
カセット1に対して選択的にアクセス可能となってい
る。また、ウエハ搬送用アーム4aは、θ方向に回転可
能に構成されており、後述する処理ステーション20側
のグループG3に属する搬送ユニット(TR)46との
間でウエハWを搬送することができる。
【0017】上記処理ステーション20は、半導体ウエ
ハWへ対して塗布・現象を行う際の一連の工程を実施す
るための複数の処理ユニットを備え、これらが所定位置
に多段に配置されており、これらにより半導体ウエハW
が一枚ずつ処理される。この処理ステーション20は、
図1に示すように、2つの処理セット20a,20bを
有している。これら処理セット20a,20bは、それ
ぞれ中心部に搬送路22a,22bを有し、この中を鉛
直方向に沿って移動可能な主ウエハ搬送機構21a,2
1bが設けられ、ウエハ搬送路22a,22bの周りに
全ての処理ユニットが配置されている。これら複数の処
理ユニットは、複数の処理部に分かれており、各処理部
は複数の処理ユニットが鉛直方向に沿って多段に配置さ
れている。この実施の形態においては、処理セット20
aは、5個の処理部G1,G2,G3,G4およびG5
がウエハ搬送路22aの周囲に配置されており、また、
処理セット20bも、5個の処理部G6,G7,G8,
G9およびG10がウエハ搬送路22bの周囲に配置さ
れていて、ウエハ搬送路22a,22bが略閉鎖された
空間となっている。
【0018】これらのうち、処理部G1,G2,G6,
G7はシステム正面(図1において手前)側に並列に配
置され、処理部G3はカセットステーション10に隣接
して配置され、処理部G9はインター・フェース部30
に隣接して配置され、処理部G4,Gは処理ステーシ
ョン20の中央部に隣り合うように配置され、処理部G
5、G10は背部側に配置されている。
【0019】この場合、図2に示すように、処理セット
20aの処理部G1では、カップ23内でウエハWをス
ピンチャック(図示せず)に載置して所定の処理を行う
2台のスピナ型処理ユニットが上下に配置されており、
この実施形態においては、ウエハWにレジストを塗布す
るレジスト塗布ユニット(COT)およびレジストのパ
ターンを現像する現像ユニット(DEV)が下から順に
2段に重ねられている。処理部G2も同様に、2台のス
ピナ型処理ユニットとしてレジスト塗布ユニット(CO
T)及び現像ユニット(DEV)が下から順に2段に重
ねられている。また、処理セット20bの処理部G6,
G7も同一の配置を有している。
【0020】このようにレジスト塗布ユニット(CO
T)を下段側に配置する理由は、レジスト液の廃液が機
構的にもメンテナンスの上でも現像液の廃液よりも本質
的に複雑であり、このように塗布ユニット(COT)を
下段に配置することによりその複雑さが緩和されるから
である。しかし、必要に応じてレジスト塗布ユニット
(COT)を上段に配置することも可能である。
【0021】処理セット20aの処理部G3において
は、図3に示すように、ウエハWを載置台24(図1参
照)に載置して所定の処理を行うオーブン型の処理ユニ
ットおよび搬送ユニットが7段積層配置されている。具
体的には、下から順にアドヒージョン処理ユニット(A
D)47a、搬送ユニット(TR)46a、2つのチル
プレートユニット(CP)44a,45a、および3つ
のホットプレートユニット(HP)43a,42a,4
1aが配置されている。
【0022】これらのうち、ホットプレートユニット
(HP)41a,42a,43aは、半導体ウエハWに
対してプリベーク処理またはポストベーク処理のような
加熱処理を施すものであり、チルプレートユニット(C
P)44a,45aは、処理により昇温した半導体ウエ
ハWを冷却するものであり、搬送ユニット(TR)46
aはカセットステーションと処理セット20aとの間で
半導体ウエハWを搬送するためのものである。また、ア
ドヒージョン処理ユニット(AD)47aは、半導体ウ
エハWに対して疎水化処理を施すものである。
【0023】処理部G4も同様に、図3に示すように、
オーブン型の処理ユニットおよび搬送ユニットが7段配
置されている。具体的には、下から順に、チルプレート
ユニット(CP)54a、搬送ユニット(TR)53
a、および5つのホットプレートユニット(HP)52
a,51a,50a,49a,48aが配置されてい
る。
【0024】処理セット20bの処理部G8は、処理部
G3と同様の構成を有しており、下から順にアドヒージ
ョン処理ユニット(AD)47b、搬送ユニット(T
R)46b、2つのチルプレートユニット(CP)44
b,45b、および3つのホットプレートユニット(H
P)43b,42b,41bが配置されている。
【0025】処理部G9は、処理部G4と同様の構成を
有しており、下から順に、チルプレートユニット(C
P)54b、搬送ユニット(TR)53b、および5つ
のホットプレートユニット(HP)52b,51b,5
0b,49b,48bが配置されている。なお、処理部
G4の搬送ユニット53aおよび処理部G9の搬送ユニ
ット53bはチルプレートを備えており、半導体ウエハ
Wを冷却することが可能となっている。
【0026】上述したように、処理セット20aの処理
部G4と処理セット20bの処理部G8とは隣り合って
おり、処理部G4の搬送ユニット53aおよび処理部G
8の搬送ユニット46bを介して、後述するセット間搬
送機構により、処理セット20と処理セット20bとの
間で半導体ウエハWを搬送することができるようになっ
ている。この場合に、両搬送ユニット53aおよび46
bは同一の高さに配置されており、したがってこれら処
理セット間の半導体ウエハWの搬送が極めて容易にかつ
スムースに行われる。
【0027】主ウエハ搬送機構21の背部側に位置する
処理部G5,G10も基本的には処理部G3,G4,G
8,G9と同様、オープン型の処理ユニットが多段に積
層された構造を有している。この処理部G5,G10
は、案内レール25に沿って主ウエハ搬送機構21から
見て側方へ移動できるようになっている。したがって、
処理部G5,G10をスライドすることにより空間部が
確保されるので、主ウエハ搬送機構21a,21bに対
して背後からメンテナンス作業が容易に行うことができ
る。
【0028】上記インター・フェース部30は、X方向
の長さは処理ステーション20と同じ長さを有してい
る。図1、図2に示すように、このインター・フェース
部30の正面部には、可搬性のピックアップカセット3
1と定置型のバッファカセット32が2段に配置され、
背面部には周辺露光装置33が配設され、中央部には、
ウエハ搬送アーム34が配設されている。このウエハ搬
送アーム34は、X、Z方向に移動して両カセット3
1,32および周辺露光装置33にウエハを搬送可能と
なっている。また、このウエハ搬送アーム34は、θ方
向に回転可能であり、処理ステーション20の処理セッ
ト20bの処理部G9に属する搬送ユニット53bおよ
び隣接する露光装置側のウエハ受渡し台(図示せず)に
もウエハWを搬送可能となっている。
【0029】上述したように、処理セット20aと処理
セット20bとの間の搬送は、処理部G4の搬送ユニッ
ト53aおよび処理部G8の搬送ユニット46bを介し
て行われるが、その際に用いられるセット間搬送機構に
ついて説明する。図4に示すように、処理部G4の搬送
ユニット53aは2つの搬送ポートを有しており、それ
に対応して2つのステージ61,62を有している。ま
た、処理部G8の搬送ユニット46bも2つの搬送ポー
トを有しており、それに対応して2つのステージ63,
64を有している。なお、図中符号Pは、半導体ウエハ
搬送用のピンである。
【0030】セット間搬送機構は、2つの搬送アーム6
5,66を有しており、搬送アーム65は、搬送ユニッ
ト53aのステージ62から搬送ユニット46bのステ
ージ64へ半導体ウエハWを搬送し、搬送アーム66
は、搬送ユニット46bのステージ63から搬送ユニッ
ト53aのステージ61へ半導体ウエハを搬送する。
【0031】このように、各搬送ユニットが2つの搬送
ポートを有し、それに対応したステージを有することに
より、搬入出で搬送ルートを分けることができ、搬入出
のタイミングに関わらず搬送することができるので、迅
速に搬送することができ、スループットを一層向上させ
ることができる。なお、例えばステージ62にチルプレ
ートを採用すれば、同時に半導体ウエハWの冷却も行う
ことができる。
【0032】なお、図4の構成に限らず、図5に示した
構成を採用することもできる。ここでは、搬送ユニット
53a,46bが2つの搬送ポートを有していることは
図4の構成と同じであるが、これら搬送ユニットで共通
のステージ67,68を有している点が異なる。
【0033】この場合には、セット間搬送機構は、ステ
ージ67,68を独立して移動させる移動機構(図示せ
ず)と、これらステージをガイドするレール69とを備
えている。そして、搬送ユニット53aに搬入された半
導体ウエハWは、ステージ68に載せられ、ステージ6
8ごとレール69にガイドされて搬送ユニット46bへ
搬送される。また、搬送ユニット46bに搬入された半
導体ウエハWは、ステージ67に載せられ、ステージ6
7ごとレール69にガイドされて搬送ユニット53aに
搬送される。
【0034】上記のように構成される処理システムは、
クリーンルーム内に設置され、これによって清浄度を高
めているが、さらにシステム内でも効率的に垂直層流を
供給することによって各部の清浄度を一層高めている。
図6および図7にシステム内における清浄空気の流れ、
および雰囲気制御機構を示す。
【0035】図6に示すように、カセットステーション
10、処理ステーション20の処理セット20a,20
bおよびインター・フェース部30の上方には空気供給
室18,28a,28b,38が設けられており、これ
ら空気供給室18,28a,28b,38の下面に防塵
機能付きフィルタ例えばULPAフィルタ70が取り付
けられている。このうち空気供給室18,38内には後
述する配管を介して空気が導入され、ULPAフィルタ
70により清浄な空気がダウンフローでカセットステー
ション10およびインター・フェース部30に供給され
る。また、後述するように、空気供給室28a,28b
にも同様に空気が導入され、フィルタにより清浄空気が
ダウンフローで処理部20に供給される。
【0036】図7に示すように、各処理セット20a,
20bのウエハ搬送路22a,22bの上方には、それ
ぞれそこに空気を供給するための給気口71a,71b
が設けられ、その下方にはウエハ搬送路22a,22b
に供給された空気を排気するための排気口72a,72
bが設けられている。前述の空気供給室28a,28b
は、それぞれ給気口71aと給気用配管73aとの接続
部、および給気口71bと給気用配管73bとの接続部
に設けられており、これらの下面に上記ULPAフィル
タ70が取り付けられ、それらの上方位置に例えばアミ
ン等の有機汚染物を除去する機能を有するケミカルフィ
ルタ74が取り付けられている。
【0037】排気口72a,72bと排気用配管73
a,73bとの接続部には、それぞれ排気室75a,7
5bが設けられており、この排気室75a,75bの上
面に排気口72a,72bが形成された多孔板76a,
76bが取り付けられ、排気室75a,75b内には排
気ファン77a,77bが配設されている。また、排気
室75a,75bと排気配管73a,73bとの接続部
には圧力調整手段例えばスリットダンパ78a,78b
が配設されている。
【0038】このスリットダンパ78a,78bは、多
数の通気孔有する固定多孔板と、この固定多孔板の下面
において水平方向に往復移動可能に配設され、通気孔と
合致し得る多数の調整孔を有する可動多孔板とを有して
おり、適宜の往復駆動手段例えばシリンダ機構やタイミ
ングベルト機構等により可動多孔板が水平方向に往復移
動することによって、開口面積を調節して通気量を調整
し、もってウエハ搬送空間22a,22b内の圧力を調
整する。例えば、ウエハ搬送空間内の圧力をクリーンル
ーム内の圧力に対して陽圧に設定することができる。な
お、ここでは、圧力調整手段としてスリットダンパを用
いた場合について説明したが、圧力調整手段は必ずしも
スリットダンパである必要はなく、搬送路22a,22
b内から排気される空気の通過面積を調製することがで
きるものであればスリットダンパ以外のものであっても
よい。
【0039】配管73a,73bは循環路をなし、その
途中にそれぞれ送風ファン81a,81bが設けられて
おり、これにより搬送路22a,22bにダウンフロー
が形成される。これら配管73a,73bにおいて、送
風ファン81aとスリットダンパ78aとの間、および
送風ファン81bとスリットダンパ78bとの間には、
それぞれ外気を導入するための外気導入管79a,79
bが設けられており、これら外気導入管79a,79b
には、それぞれ風量調整機構としてダンパ80aおよび
80bが取り付けられている。そして、送風ファン81
a,81bが駆動され、ダンパ80a,80bが所定の
開度で開放されることにより、外気導入管79a,79
bから外気すなわちクリーンルーム内の清浄空気が、配
管73a,73bを介して、それぞれ搬送路22a,2
2b内に供給される。したがって、搬送路22a,22
b内に供給された清浄空気が各処理ユニットに流れて損
失しても、その風量を外気導入口79a,79bから補
給して、常時搬送路空間22a,22b内を流れる清浄
空気の風量を一定に維持することができる。なお、風量
調節機構としては、ダンパに代えて流量調整弁等の他の
ものを用いてもよい。
【0040】循環管路73a,73bにおける送風ファ
ン81a,81bと空気供給室20aとの間には、それ
ぞれ搬送路22a,22b内に供給された清浄空気の温
度を制御するための温度コントローラ82a,82bが
介設されている。なお、図示はしていないが配管73
a,73bに適宜の湿度調整手段を介設することによ
り、搬送路22a,22b内の湿度も制御することがで
きる。
【0041】上記のように構成されるスリットダンパ7
8a,78b、ダンパ80a,80bおよび温度コント
ローラ82a,82bは、制御手段としての中央演算処
理装置(CPU)90からの制御信号によって制御され
る。すなわち、搬送路22a,22bの給気口側にそれ
ぞれ配置された圧力・風量センサ(図示せず)によって
検知された信号をCPU90に伝達し、この検知信号と
CPU90において予め記憶された情報とを比較演算し
て、その制御信号をスリットダンパ78a,78b、お
よびダンパ80a,80bに伝達することにより、搬送
路22a,22b内の圧力および供給される清浄空気の
風量が所定の値に制御される。
【0042】また、搬送路22a,22bの下部側にそ
れぞれ配置された温度センサ(図示せず)によって検知
された温度信号をCPU90に伝達し、この温度信号と
CPU90において予め記憶された情報とを比較演算し
て、その制御信号を温度コントローラ82a,82bに
伝達することにより、配管73a,73bを流れる清浄
空気が所定温度例えば23℃に制御され、その温度の清
浄空気が搬送路22a,22b内に供給される。したが
って、搬送路22a,22b内の雰囲気、すなわち圧
力、風量および温度を常に所定の値に制御することがで
き、処理システム内の各処理を好適に行うことができ
る。
【0043】また、このような雰囲気制御系において
は、搬送路22aおよび22bの雰囲気を個別的に制御
することができる。したがって、搬送路22aと22b
とで雰囲気を異ならせることができ、極めて多様性の高
い処理が実現される。例えば、搬送路22aと22bと
で圧力を異ならせ、圧力の高い処理セット側に、より清
浄度の要求される処理ユニットを配置することができる
し、また、設定温度を異ならせ、それに対応して処理ユ
ニットを配置することもできる。さらに、一方の処理セ
ット側に塗布ユニットを配置し、他方の処理セット側に
現像ユニットを配置して、それぞれに適した雰囲気設定
をすることもできる。この場合には、ULPAフィルタ
ーの他に、現像ユニット側のみにケミカルフィルターを
設けるようにしてもよい。
【0044】さらに、搬送路22a,22b内に清浄空
気が循環供給されることで、処理システムの外部すなわ
ちクリーンルームへ内部の空気が流出することがなく、
処理システム内で発生したパーティクルや有機汚染物等
がクリーンルームへ漏洩することもない。
【0045】上記カセットステーション10において
は、図6に示すように、カセット載置台2の上方空間と
ウエハ搬送用アーム4aの移動空間とは垂壁式の仕切板
5によって互いに仕切られており、ダウンフローの空間
は両空間で別個に流れるようになっている。
【0046】また、上記処理ステーション20では、図
6に示すように、処理部G1,G2,G6,G7の中で
下段に配置されているレジスト塗布ユニット(COT)
の天井面にULPAフィルタ85が設けられており、上
記循環管路73a,73bから搬送路22a,22b内
に供給される空気がこのULPAフィルタ85を通って
レジスト塗布ユニット(COT)内に流れる。
【0047】また、図6に示すように、各スピナ型処理
ユニット(COT)、(DEV)の主ウエハ搬送機構2
1a,21bに面する側壁には、ウエハWおよび搬送ア
ームが出入りするための開口部29が設けられている。
各開口部29には、各ユニットからパーティクルまたは
有機汚染物等が主ウエハ搬送機構側に入り込まないよう
にするためのシャッタ(図示せず)が取り付けられてい
る。
【0048】ところで、処理セット20aの処理部G3
および処理セット20bの処理部G8には、半導体ウエ
ハWに疎水化処理を施すためのアドヒージョン処理ユニ
ット47a,47bが設けられている。これらアドヒー
ジョン処理ユニット47a,47bはHMDSガスを用
いるが、この処理は完全密閉ではなく半オープンのユニ
ットで行われるため、ユニット外にHMDSガスが漏出
する場合がある。このようなガスが他のオープン型の処
理ユニットに侵入すると被処理体である半導体ウエハW
に悪影響を及ぼす。
【0049】しかし、図3に示すように、アドヒージョ
ン処理ユニット47a,47bを加熱ユニット、冷却ユ
ニット、搬送ユニットの下方位置に設け、しかも、搬送
路22a,22bには清浄化された空気のダウンフロー
が形成されているので、アドヒージョン処理ユニット4
7a,47bから漏出したHMDSガスは、ダウンフロ
ーにより下方に流れて速かに排出され、他の処理ユニッ
トに侵入するおそれはほとんどない。したがって、HM
DSガスが他の処理ユニットの半導体ウエハWに悪影響
を与えることを回避することができる。また、冷却ユニ
ット45a,45bとアドヒージョン処理ユニット47
a,47bとの間に搬送ユニット46a,46bが介在
しているため、熱的な相互干渉も抑制することができ
る。
【0050】また、処理部G4,G9では、搬送ユニッ
ト53a,53bを挟んで、上方に加熱ユニットである
ホットプレートユニット、、下方に冷却ユニットである
チルプレートユニットが配置されているので、この場合
にも熱的な相互干渉を抑制することができる。
【0051】次に、本システム全体の処理動作について
説明する。まず、カセットステーション10において、
ウエハ搬送機構4のウエハ搬送用アーム4aがカセット
載置台2上の未処理のウエハWを収容しているカセット
1にアクセスして、そのカセット1から1枚のウエハW
を取り出す。ウエハWのアライメントを行った後、処理
部20における処理セット20aの主ウエハ搬送機構2
1aのアームは処理部G3に属するアドヒージョン処理
ユニット47aに半導体ウエハWを搬入する。
【0052】アドヒージョン処理が終了した半導体ウエ
ハは、いずれかのチルプレートユニット(CP)内で冷
却された後、塗布ユニット(COT)にて、スピンコー
トによりレジスト塗布される。その後、いずれかのホッ
トプレートユニット(HP)内でプリベークが実施さ
れ、クーリングユニットで冷却される。
【0053】この場合に、いずれかのタイミングで処理
セット20aから処理セット20bに、前述したセット
間搬送機構により、搬送ユニット53aおよび46bを
介して半導体ウエハWが搬送され、所定の処理終了後、
半導体ウエハWはその主搬送機構21bのアームにより
インターフェイス部30に搬送される。インターフェイ
ス部30ででは、周辺露光装置による周辺露光が実施さ
れ、その後、半導体ウエハWは隣接する露光装置に搬送
され、全面露光が実施される。
【0054】露光処理が終了すると、インター・フェー
ス部30のウエハ搬送アーム34がウエハWを受け取
り、受け取ったウエハWを処理ステーション20におけ
る処理セット20bの処理部G9に属する搬送ユニット
54bへ搬入し、その中の冷却プレートでウエハWを冷
却する。そして、主ウエハ搬送機構21bがウエハWを
受け取り、いずれかの現像ユニット(DEV)に搬入し
現像処理を行う。現像工程が終了すると、いずれかのホ
ットプレートユニット(HP)によりポストベークが実
施される。その後いずれかのチルプテートユニット(C
P)により冷却される。
【0055】これらのうち、いずれかのタイミングで処
理セット20bから処理セット20aに、前述したセッ
ト間搬送機構により、搬送ユニット46bおよび53a
を介して半導体ウエハWが搬送され、所定の処理終了
後、半導体ウエハWはその主搬送機構21aのアームに
より搬送ユニット46aの載置台に載置される。そして
カセットステーション10のアーム4aがウエハWを受
け取り、カセット載置台2上の処理済みウエハ収容用の
カセット1の所定のウエハ収容溝に入れる。これにより
一連の処理が完了する。
【0056】このように、処理セットを2つ設け、セッ
ト間搬送機構により、隣り合う処理部G4,G8の搬送
ユニットを介して半導体ウエハを搬送するようにしたの
で、処理ユニットを極めて多くすることができ、スルー
プットが著しく向上するとともに、多様性の高い処理を
行うことができる。また、このように高スループットで
多様性の高い処理を実現しつつ、従来と同じように、一
つの搬送ステーションにより被処理体搬出入を行うこと
ができる。
【0057】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく種々変形が可能である。例えば、上記実施の
形態では、処理セットを2つ設けた場合について説明し
たが、2つに限るものではない。また、被処理体も半導
体ウエハに限らず、LCD基板、ガラス基板、CD基
板、フォトマスク、プリント基板等種々のもの適用可能
である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の処理ユニットを積層してなる処理部を搬送路の周
囲に配置した処理セットを複数設け、セット間搬送機構
によりこれら処理セット間で被処理体を搬送するように
したので、極めてスループットを高くすることができ、
また多様性の高い処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理装置の一実施形態に係るレジスト
液塗布・現像処理システムを示す平面図。
【図2】図1のレジスト液塗布・現像処理システムを示
す側面図。
【図3】図1のレジスト液塗布・現像処理システムを示
す背面図。
【図4】図1の装置に用いられる、処理セット間で被処
理体を搬送するための機構の一例を示す図。
【図5】図1の装置に用いられる、処理セット間で被処
理体を搬送するための機構の他の例を示す図。
【図6】図1のレジスト液塗布・現像処理システムにお
ける清浄空気の流れを示す概略図。
【図7】図1のレジスト液塗布・現像処理システムにお
ける雰囲気制御系を示す概略図。
【符号の説明】
10……カセットステーション 20……処理ステーション 20a,20b……処理セット 21a,21b……主基板搬送機構 22a,22b……搬送路 46a,53b……搬送ユニット G1,G2,G3,G4,G57,G6,G7、G8,
G9,G10……処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−162514(JP,A) 特開 平3−95039(JP,A) 特開 平7−183352(JP,A) 特開 平8−46010(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 H01L 21/027

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体に対して複数工程からなる処理
    を施す処理装置であって、 鉛直方向に沿って延在する搬送路と、 この搬送路の周囲に配置され、各々被処理体に対して所
    定の処理を施す複数の処理ユニットを鉛直方向に積層し
    て構成される複数の処理部と、 前記搬送路を移動するとともに、前記複数の処理部の各
    処理ユニットに対して被処理体を搬入出する主搬送機構
    と、 を備えた複数の処理セットを有し、 さらに、隣接する処理セット間で被処理体を搬送するセ
    ット間搬送機構を有し、 前記隣接する処理セットの一方が有する処理部のうち1
    つと、他方が有する処理部のうち1つとは、これら処理
    セットが有するそれぞれの主搬送機構に挟まれた状態で
    互いに隣接して設けられ、 これら隣接する2つの処理部は、いずれも被処理体が搬
    送される搬送ユニットをさらに有し、これら2つの搬送
    ユニットは同一高さにあって互いに連通しており、前記隣接する各処理セットの主搬送機構は、それぞれの
    処理セットの前記搬送ユニットに対して被処理体を搬入
    出可能であり、 前記セット間搬送機構は、前記連通する2つの搬送ユニ
    ット間を移動して隣接する処理セット間で被処理体を搬
    送することを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理体に対してレジスト塗布・現像処
    理を施す処理装置であって、 鉛直方向に沿って延在する搬送路と、 この搬送路の周囲に配置され、被処理体にレジストを塗
    布するレジスト塗布ユニットおよび/またはレジストの
    パターンを現像する現像ユニットを含む処理ユニットを
    含む複数の処理ユニットを鉛直方向に積層して構成され
    る少なくとも一つの第1の処理部と、 被処理体を加熱する加熱ユニットと、被処理体を冷却す
    る冷却ユニットと、被処理体を搬送する搬送ユニットと
    を含む複数の処理ユニットを鉛直方向に積層して構成さ
    れ、少なくとも前記搬送路を挟んで対向する2つを含む
    複数の第2の処理部と、 前記搬送路を移動するとともに、前記第1および第2の
    処理部の各処理ユニットに対して被処理体を搬入出する
    主搬送機構と、 を備えた複数の処理セットを有し、 さらに、隣接する処理セット間で被処理体を搬送するセ
    ット間搬送機構を有し、 前記隣接する処理セットのうち一方が有する、前記搬送
    路を挟んで対向する2つの第2の処理部のうち1つと、
    他方が有する、前記搬送路を挟んで対向する2つの第2
    の処理部のうち1つとは、これら処理セットが有するそ
    れぞれの主搬送機構に挟まれた状態で互いに隣接して設
    けられ、 これら隣接する2つの第2の処理部は、いずれも被処理
    体が搬送される搬送ユニットをさらに有し、これら2つ
    搬送ユニットは同一高さにあって互いに連通してお
    り、前記隣接する各処理セットの主搬送機構は、それぞれの
    処理セットの前記搬送ユニットに対して被処理体を搬入
    出可能であり、 前記セット間搬送機構は、前記連通する2つの搬送ユニ
    ット間を移動して隣接する処理セット間で被処理体を搬
    送することを特徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 被処理体に対してレジスト塗布・現像処
    理を施す処理装置であって、 被処理体に対してレジスト塗布および現像処理を含む一
    連の処理を施す処理ステーションと、 他の装置との間および前記処理ステーションとの間で被
    処理体の受け渡しを行う搬送ステーションと、 前記処理ステーションとの間および露光装置との間で被
    処理体の受け渡しを行うインターフェイス部と、 を具備し、 前記処理ステーションは、 鉛直方向に沿って延在する搬送路と、 この搬送路の周囲に配置され、被処理体にレジストを塗
    布するレジスト塗布ユニットおよび/またはレジストの
    パターンを現像する現像ユニットを含む処理ユニットを
    含む複数の処理ユニットを鉛直方向に積層して構成され
    る少なくとも一つの第1の処理部と、 被処理体を加熱する加熱ユニットと、被処理体を冷却す
    る冷却ユニットと、被処理体を搬送する搬送ユニットと
    を含む複数の処理ユニットを鉛直方向に積層して構成さ
    れ、少なくとも前記搬送路を挟んで対向する2つを含む
    複数の第2の処理部と、 前記搬送路を移動するとともに、前記第1および第2の
    処理部の各処理ユニットに対して前記被処理体を搬入出
    する主搬送機構と、 を備えた複数の処理セットを有し、 さらに、隣接する処理セット間で被処理体を搬送するセ
    ット間搬送機構を有し、 前記隣接する処理セットのうち一方が有する、前記搬送
    路を挟んで対向する2つの第2の処理部のうち1つと、
    他方が有する、前記搬送路を挟んで対向する2つの第2
    の処理部のうち1つとは、これら処理セットが有するそ
    れぞれの主搬送機構に挟まれた状態で互いに隣接して設
    けられ、 これら隣接する2つの第2の処理部は、いずれも被処理
    体が搬送される搬送ユニットをさらに有し、これら2つ
    搬送ユニットは同一高さにあって互いに連通してお
    り、前記隣接する各処理セットの主搬送機構は、それぞれの
    処理セットの前記搬送ユニットに対して被処理体を搬入
    出可能であり、 前記セット間搬送機構は、前記連通する2つの搬送ユニ
    ット間を移動して隣接する処理セット間で被処理体を搬
    送することを特徴とする処理装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ユニットは、2つの搬送ポート
    を有し、被処理体を搬入する場合と搬出する場合とでそ
    れぞれ異なる搬送ポートを用いることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記セット間搬送機構は、一方の搬送ユ
    ニットと他方の搬送ユニットとの間で被処理体を搬送す
    る搬送アームを有することを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれか1項に記載の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記セット間搬送機構は、前記搬送ユニ
    ットにおける被処理体ステージを移動し、これにより一
    方の搬送ユニットと他方の搬送ユニットとの間で被処理
    体を搬送する移動手段を有することを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれか1項に記載の処理装置。
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