JP3419206B2 - オイルミスト潤滑式軸受の冷却構造 - Google Patents

オイルミスト潤滑式軸受の冷却構造

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JP3419206B2 JP18900796A JP18900796A JP3419206B2 JP 3419206 B2 JP3419206 B2 JP 3419206B2 JP 18900796 A JP18900796 A JP 18900796A JP 18900796 A JP18900796 A JP 18900796A JP 3419206 B2 JP3419206 B2 JP 3419206B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オイルミスト潤滑
式軸受の冷却構造に関し、高温にされられる軸受、例え
ば繊維機械に用いられてるホットローラやセパレードロ
ーラを回転駆動する電動機の軸受に適用して有効なもの
である。 【0002】 【従来の技術】繊維機械にはホットローラやセパレート
ローラが用いられている。この様なホットローラ等を回
転駆動する電動機の軸受は、高速で回転するとともに、
高い温度にさらされる。このような軸受には、オイルミ
ストによって潤滑・冷却がされている(潤滑・冷却の詳
細については後述する)。 【0003】ここで図2を参照して、合成繊維製造ライ
ンにおいて使用されている、ホットローラー用電動機に
ついて説明する。同図に示すように、電動機本体20の
端面(ブラケット)には円筒状の軸受ハウジンク1が備
えられている。電動機本体20のシャフト3の一端側
(図では右端側)は、ブラケットから突出しており、突
出したシャフト3は軸受ハウジンク1の内部に同心状に
位置している。詳細は後述するが、突出したシャフト3
は、軸受ハウジング1に備えたボールベアリングにより
回転自在に支持されている。 【0004】円筒状のローラー本体14は、シャフト3
及び軸受ハウジング1の外周側で同心状に配置されてお
り、ナット21及び座金22等によりシャフト3に連結
されている。円筒状のヨーク12は、軸受ハウジング1
とローラー本体14との間に位置して配置されている。
このヨーク12の外周面には、ヒーターコイル13が備
えられている。 【0005】上記構成のホットローラー用電動機では、
電動機本体20の回転がシャフト3を介してローラー本
体14に伝わりこのローラー本体14が回転する。ま
た、ヒーターコイル13に電流を流すことによりヒータ
ーコイル13が発熱してローラー本体14を加熱するこ
とができる。 【0006】ホットローラー用電動機は、大きな慣性モ
ーメントを持ち高速回転し、ローラー本体14の表面は
ヒーターコイル13により発熱している。 【0007】このとき、電動機本体20のシャフト3を
軸支する軸受(図示省略)のうち、軸受ハウジング1側
の軸受(図示省略)は、ヒータコイル13からの熱を受
ける状態で運転される。従って、軸受ハウジング1側の
軸受は、200℃程度の高温となる。そこで、この軸受
には、潤滑も兼ねてオイルミストが供給される。 【0008】オイルミストによって潤滑・冷却がされる
軸受は高速で回転しており、極めて大きな遠心力が作用
している。このため、オイルミストは、軸受の内輪側に
向けて噴射される。このように、内輪側に向けてオイル
ミストを噴射すれば、オイルミストは内輪側に噴射され
た後、遠心力により、外輪側に送られて外輪側の潤滑・
冷却に供される。 【0009】上述したように、オイルミストを軸受の内
輪側に噴射しているため、外輪側は冷却されにくい。つ
まり、内輪は全体的に冷却されるが、外輪はノズルの近
くの部分しか効果的に冷却されない。しかも、外部から
の伝熱により外輪は高温になりやすい。 【0010】そこで、軸受の焼損の防止のため、外輪側
を冷却するため、次のような冷却手段が採用されてい
た。 軸受ハウジンクの外側に、外部からの低温の空気を導
き冷却する。 軸受ハウジングの外側に、断熱板を設けて熱伝達を減
らす。 軸受の外側に、冷却油(または水やクーラント等)を
通し、外部の冷却器で冷やす。 【0011】ここで上記冷却手法のうち、の手法の具
体例を、図3及び図4(図3のX−X断面図)をもとに
説明する。両図は、ホットローラー用電動機のうち、軸
受ハウジング1側の軸受部分を中心として示したもので
ある。両図に示すように、軸受ハウジング1の端面を覆
うカバー2には、シャフト3が貫通しており、このシャ
フト3はボールベアリング4を介して軸受ハウジング1
に対して回転自在に支持されている。ボールベアリング
4は、シャフト3に固定されたベアリング内輪4aと、
ブラケット1に固定されたベアリング外輪4bと、玉4
cとで構成されている。 【0012】軸受ハウジング1のうち、ベアリング外輪
4bに接触する部分には、ベアリング外輪4bの外周面
に沿い一周する冷却用油溝5が形成されている。さらに
軸方向に関して冷却用油溝5を間に挾み、且つ、ベアリ
ング外輪4bの外周面に接する2つの位置には、周方向
に沿い一周したOリング用溝6a,6bが形成されてお
り、このOリング用溝6a,6bには、Oリング7a,
7bが挿入されている。 【0013】軸受ハウジング1には、冷却油供給路8と
冷却油排出路9が形成されている。このうち、冷却油供
給路8は、その一端が冷却用油溝5の上部に連通してお
り、他端が冷却油供給口8aとなっている。この冷却油
供給路8は、冷却油供給口8aから径方向内側に延びた
後、軸方向(図3では右方向)に伸び、その後、径方向
内側に延びて冷却用油溝5の上部に連通している。ま
た、冷却油排出路9は、その一端が冷却用油溝5の下部
に連通しており、他端が冷却油排出口9aとなってい
る。ちょうど、冷却油供給路8の一端(冷却用油溝5に
連通している部分)と、冷却油排出路9の一端(冷却用
油溝5に連通している部分)とは、上下対称の位置にあ
る。そして冷却油排出路9は、その一端から径方向外側
に延びた後、軸方向(図3では左方向)に伸び、その
後、径方向外側に延びて冷却油排出口9aにつながって
いる。 【0014】カバー2には、潤滑油供給路10が形成さ
れている。この潤滑油供給路10の下端には、ボールベ
アリング4の内輪側に向かって開口しているオイルミス
ト噴射孔10aが連通している。また、ブラケット1の
下部側には、潤滑油排出路11が形成されている。 【0015】なお、図3において、12はヨーク,13
はヒーターコイル,14はローラー本体である。 【0016】冷却油は、冷却油供給口8aから供給さ
れ、冷却油供給路8を通って冷却用油溝5に送られる。
冷却油は冷却用油溝5を上方から下方に向かい流れる間
にベアリング外輪4aに直接接触してベアリング4の特
に外輪側の冷却を行う。ベアリング4の冷却を行った冷
却油は、冷却油排出路9を通り冷却油排出口9aから排
出される。なお、冷却油は冷却油供給路8及び冷却油排
出路9を通ることによりブラケット1の冷却も行う。 【0017】また、潤滑油は潤滑油供給路10のオイル
ミスト噴射孔10aからミスト噴射されベアリング4に
供給されて潤滑・冷却を行う。潤滑に供した潤滑油は潤
滑油排出路11を通ってブラケット1の外部に排出され
る。 【0018】説明は前後するが、次に、従来の冷却手段
のうち、の手法の具体例を図5を参照して説明する。
図5に示すように、軸受ハウジンク1の外周面は、軸方
向に関して位置Aよりも右側部分が、位置Aよりも左側
部分に比べて、一段下がった小径面になっている。 【0019】円筒状の導風板25は、前記軸受ハウジン
グ1の外周面のうち小径面となっている部分(位置Aよ
りも右側部分)の外周側に同心状に配置されている。こ
のため導風板25の内周面と軸受ハウジング1の小径面
の外周との間には、通風路26が形成される。また、導
風板25の外周面とヨーク12との間には、通風路27
が形成される。さらに、導風板25の右端には、周方向
にならんで多数の通風孔25aが形成されている。 【0020】一方、軸受ハウジング1には、通風路28
が形成されている。通風路28の左端28aは電動機本
体20の近くで外部に開口しており、通風路28の右端
は通風路26の右端に連通している。 【0021】図5の例では、通風路28の左端28aか
ら冷却風を供給すると、図5中に矢印で示すように、冷
却風は、通風路28→通風路26→通風孔25a→通風
路27を通って冷却をする。 【0022】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のや
の冷却手段を採用した場合には、オイルミストを供給
するオイルミスト装置の他に、冷却風を供給する送風装
置(の場合)や、冷却油を供給する給油装置(の場
合)が別途必要になり、装置構成が複雑になるととも
に、運転のためのランニングコストが高くなる。 【0023】また、の手段のように軸受ハウジングの
外側に断熱板を設けても、効果的に熱伝導を減らすこと
はできなかった。 【0024】本発明は、上記従来技術に鑑み、構成が簡
単で確実に冷却をすることのできるオイルミスト潤滑式
軸受の冷却構造を提供するものである。 【0025】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、電動機本体に備えられており、その一端側
が、電動機本体の一方のブラケットを貫通して外部に突
出しているシャフトと、他端側が一方のブラケットに固
定されると共に、外部に突出した前記シャフトの外周側
でこのシャフトに対して同心状に配置された軸受ハウジ
ングと、前記軸受ハウジングの一端側の内周面に配置さ
れて、前記シャフトの一端側を回転自在に支持する軸受
と、前記軸受ハウジングの外周側に同心状に配置されて
おり、前記シャフトから回転力が伝達されて回転する円
筒状のローラー本体と、前記軸受ハウジングと前記ロー
ラー本体との間の位置に配置された加熱手段と、を有す
る回転機構の前記軸受を冷却する冷却構造であって、前
記軸受ハウジングの外周面は、軸方向に関して他端側か
ら一端側に向かう途中の位置から、一端側の位置までの
面が、他の部分に比べて小径の面に形成されており、前
記軸受ハウジングの外周面のうち小径となっている面の
外周側でこの軸受ハウジングに対して同心状に、円筒状
の断熱筒を配置し、前記断熱筒の内周側における一端側
と他端側をそれぞれシールして、前記軸受ハウジングと
前記断熱筒との間に密室を形成するシール材を備え、前
記軸受ハウジングには、一端が前記密室の他端側に連通
すると共に、他端が前記ブラケットの近傍に開口してお
り、他端側からオイルミストが供給される、第1のオイ
ルミスト通路を形成し、前記軸受ハウジングには、前記
密室の一端側から前記軸受にまでオイルミストを供給す
るための第2のオイルミスト通路を備えたことを特徴と
する。 【0026】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づき詳細に説明する。なお従来技術と同一機能を
果たす部分には同一符号を付して説明をする。 【0027】図1は本発明の実施の形態を適用したホッ
トローラー用電動機を示している。同図に示すように、
電動機本体20の一方(右側)のブラケット20aから
は、シャフト3の一端側(右端側)が貫通して右方に突
出している。軸受ハウジング1は、その他端側(左端
側)がブラケット20aに固定されており、突出した前
記シャフト3の外周側でこのシャフト3に対して同心状
に配置されている。軸受ハウジング1の一端側(右端
側)の内周面にはボールベアリング4が配置されてお
り、シャフト3の一端側(右端側)はボールベアリング
4により回転自在に支持されている。また、軸受ハウジ
ング1の右端にはカバー2が配置されている。このカバ
ー2には、潤滑油供給路10及びオイルミスト噴射孔1
0aが形成されている。 【0028】軸受ハウジング1の外周側には、ヨーク1
2及びローラー本体14が同心状に配置されている。ヨ
ーク12にはヒータコイル13が備えられている。また
ローラ本体14は、シャフト3から回転力が伝達されて
回転する。 【0029】軸受ハウジンク1の外周面は、軸方向に関
して位置Bよりも右側部分が、位置Bよりも左側部分に
比べて、一段下がった小径面になっている。断熱材で円
筒状に形成した断熱筒30は、軸受ハウジング1の外周
面のうち、軸方向位置に関して位置Bよりも右側部分の
面の外周側で、軸受ハウジング1に対して同心状に配置
されている。 【0030】前記断熱筒30の内周側の一端側(左側)
及び他端側(右側)には、Oリング31,32が配置さ
れている。このように、Oリング31,32により、軸
受ハウジング1と断熱筒30との間をシールすることに
より、軸受ハウジング1と断熱筒30との間に密室33
が形成される。 【0031】第1のオイルミスト通路34は、軸受ハウ
ジング1のうち、位置Bよりも左側位置に形成されてい
る。このオイルミスト通路34の一端(右端)34a
は、前記密室33の左端に連通しており、オイルミスト
通路34の他端(左端)34bは、ブラケット20aの
近傍で外部に接続できるよう開口している。このオイル
ミスト通路34の他端34b側には、オイルミスト装置
(図示省略)からオイルミストが供給される。 【0032】軸受ハウジング1の右端部には、第2のオ
イルミスト通路35が形成されている。このオイルミス
ト通路35は、密室33の一端(右端)と、カバー2に
形成されている潤滑油供給路10とを連通するものであ
る。つまり、第2のオイルミスト通路35及び潤滑油供
給通路10を介して、オイルミストが、オイルミスト噴
射孔10aに供給され、このオイルミスト噴射孔10a
からオイルミストが、ボールベアリング4に向かって噴
射されるようにしている。 【0033】上記構成となっているため、オイルミスト
装置から、他端34bにオイルミストを供給すると、オ
イルミストは、第1のオイルミスト通路34→密室33
→第2のオイルミスト通路35→潤滑油通路10を通っ
てオイルミスト噴射孔10aに供給され、オイルミスト
噴射孔10aから、ボールベアリング4に向かって噴射
される。このため、ボールベアリング4はオイルミスト
により潤滑されると共に、冷却される。 【0034】また、ボールベアリング4を支持している
軸受ハウジング1の右側部分と、加熱源であるヒータコ
イル13との間に、断熱材である断熱筒30を介在させ
ているため、ヒータコイル13からボールベアリング4
のベアリング外輪4cへの熱の伝達を減少させることが
できる。しかも、密室33にオイルミストを流通させて
いるため、ヒータコイル13からボールベアリング4の
ベアリング外輪4cへの熱の伝達を確実に減少させるこ
とができる。このため、ボールベアリング4のベアリン
グ外輪4cへの熱伝達を大幅に減少させて、このベアリ
ング外輪4cの冷却が確実にできる。 【0035】しかも、本実施例では、オイルミスト潤滑
を前提としているため本来的にオイルミスト装置は使用
するが、その他の、冷却油を供給する給油装置や冷却風
を供給する送風装置等は不要である。この点において、
従来技術に比べて、構成の簡略化ができる。 【0036】 【発明の効果】以上、実施の形態と共に具体的に説明し
たように、本発明によれば、軸受を支える軸受ハウジン
グと、加熱手段との間に、断熱筒を介在させるととも
に、断熱筒と軸受ハウジングとの間に密室を形成し、こ
の密室には、軸受に供給するオイルミストを流通させる
ようにしたため、加熱手段から軸受の外輪に伝達する熱
量を低減でき、軸受の特に外輪の冷却を確実に行なうこ
とができる。 【0037】また潤滑・冷却のために用いているオイル
ミスト装置の他に、別途特別な冷却装置を用いないの
で、装置構成が簡単であり、運転コストは安い。 【0038】また、オイルミストを用いて冷却している
ため、冷却油や冷却水の漏れなどの現象は発生せず、信
頼性が高い。つまり、オイルミストは、潤滑のためのオ
イルであり、しかも霧状となっているため、損傷等が生
じて漏れても、漏れによる不都合は少ないのである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態を示す断面図。 【図2】ホットローラー用電動機を示す断面図。 【図3】ホットローラー用電動機の従来の冷却構造を示
す断面図。 【図4】図3のX−X断面を示す断面図。 【図5】ホットローラー用電動機の従来の冷却構造を示
す断面図。 【符号の説明】 1 軸受ハウジング 2 カバー 3 シャフト 4 ボールベアリング 4a ベアリング内輪 4b ベアリング外輪 4c 玉 5 冷却用油溝 6a,6b Oリング用溝 7a,7b Oリング 8 冷却油供給路 8a 冷却油供給口 9 冷却油排出路 9a 冷却油排出口 10 潤滑油供給路 10a オイルミスト噴射孔 11 潤滑油排出路 12 ヨーク 13 ヒーターコイル 14 ローラー本体 20 電動機本体 20a ブラケット 21 ナット 22 座金 25 導風板 26,27,28 通風路 30 断熱筒 31 ,32 Oリング 33 密室 34 オイルミスト通路 35 オイルミスト通路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 電動機本体に備えられており、その一端
    側が、電動機本体の一方のブラケットを貫通して外部に
    突出しているシャフトと、 他端側が一方のブラケットに固定されると共に、外部に
    突出した前記シャフトの外周側でこのシャフトに対して
    同心状に配置された軸受ハウジングと、 前記軸受ハウジングの一端側の内周面に配置されて、前
    記シャフトの一端側を回転自在に支持する軸受と、 前記軸受ハウジングの外周側に同心状に配置されてお
    り、前記シャフトから回転力が伝達されて回転する円筒
    状のローラー本体と、 前記軸受ハウジングと前記ローラー本体との間の位置に
    配置された加熱手段と、を有する回転機構の前記軸受を
    冷却する冷却構造であって、 前記軸受ハウジングの外周面は、軸方向に関して他端側
    から一端側に向かう途中の位置から、一端側の位置まで
    の面が、他の部分に比べて小径の面に形成されており、 前記軸受ハウジングの外周面のうち小径となっている面
    の外周側でこの軸受ハウジングに対して同心状に、円筒
    状の断熱筒を配置し、 前記断熱筒の内周側における一端側と他端側をそれぞれ
    シールして、前記軸受ハウジングと前記断熱筒との間に
    密室を形成するシール材を備え、 前記軸受ハウジングには、一端が前記密室の他端側に連
    通すると共に、他端が前記ブラケットの近傍に開口して
    おり、他端側からオイルミストが供給される、第1のオ
    イルミスト通路を形成し、 前記軸受ハウジングには、前記密室の一端側から前記軸
    受にまでオイルミストを供給するための第2のオイルミ
    スト通路を備えたことを特徴とするオイルミスト潤滑式
    軸受の冷却構造。
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