JP3416120B2 - 枚葉紙輪転印刷機のための枚葉紙を案内する胴部材 - Google Patents
枚葉紙輪転印刷機のための枚葉紙を案内する胴部材Info
- Publication number
- JP3416120B2 JP3416120B2 JP2001027338A JP2001027338A JP3416120B2 JP 3416120 B2 JP3416120 B2 JP 3416120B2 JP 2001027338 A JP2001027338 A JP 2001027338A JP 2001027338 A JP2001027338 A JP 2001027338A JP 3416120 B2 JP3416120 B2 JP 3416120B2
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- JP
- Japan
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- sheet
- body member
- guiding
- cylinder
- symmetry
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/10—Combinations of transfer drums and grippers
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は請求項１の前提部分
に記載の枚葉紙輪転印刷機のための枚葉紙を案内する胴
部材に関するものである。
に記載の枚葉紙輪転印刷機のための枚葉紙を案内する胴
部材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】枚葉紙輪転印刷機では印刷すべき枚葉紙
は返し胴または渡し胴／渡しドラムとも呼ばれる枚葉紙
を案内する胴部材によって印刷装置の間を搬送される。
枚葉紙の印刷面の汚れを防止するために、このような胴
部材の構成形式は数多く知られている。例えばこのよう
な胴部材は、被覆面に枚葉紙の非印刷面または印刷面が
平らに接触するシリンダとして形成される。
は返し胴または渡し胴／渡しドラムとも呼ばれる枚葉紙
を案内する胴部材によって印刷装置の間を搬送される。
枚葉紙の印刷面の汚れを防止するために、このような胴
部材の構成形式は数多く知られている。例えばこのよう
な胴部材は、被覆面に枚葉紙の非印刷面または印刷面が
平らに接触するシリンダとして形成される。
【０００３】円弧状の胴部材のためのさらなる構成形式
はエム・アー・エヌ・ローラント・ドルックマシーネン
・アクチエンゲゼルシャフト社の製造ラインR700および
R900の印刷機においてトランスファータ（Transferte
r）として知られている胴である。この胴部材はほぼ箱
型に形成され、枚葉紙の方を向いた箱の外面は平坦また
は凹状あるいは凸状に湾曲して形成されている。トラン
スファータのこのような外面は閉鎖的にあるいは貫通口
を設けて通気可能に形成される。
はエム・アー・エヌ・ローラント・ドルックマシーネン
・アクチエンゲゼルシャフト社の製造ラインR700および
R900の印刷機においてトランスファータ（Transferte
r）として知られている胴である。この胴部材はほぼ箱
型に形成され、枚葉紙の方を向いた箱の外面は平坦また
は凹状あるいは凸状に湾曲して形成されている。トラン
スファータのこのような外面は閉鎖的にあるいは貫通口
を設けて通気可能に形成される。
【０００４】トランスファータを胴の円周内部にプリズ
ム形に設け、側面に連通する貫通口を設けて形成する構
成が独国特許第 44 31 114 号公開公報から周知となっ
ている。このような胴部材は少なくとも２つのくわえ爪
を有し、これらのくわえ爪は返し胴の円周に均一に配分
されて設けられる。このようにプリズム状に形成された
枚葉紙を案内する胴部材の外部面は平面によって構成さ
れ、搬送中の枚葉紙の方に向いた外部面は湾曲させて形
成される。
ム形に設け、側面に連通する貫通口を設けて形成する構
成が独国特許第 44 31 114 号公開公報から周知となっ
ている。このような胴部材は少なくとも２つのくわえ爪
を有し、これらのくわえ爪は返し胴の円周に均一に配分
されて設けられる。このようにプリズム状に形成された
枚葉紙を案内する胴部材の外部面は平面によって構成さ
れ、搬送中の枚葉紙の方に向いた外部面は湾曲させて形
成される。
【０００５】このような胴部材にはさらに排気および／
あるいは吸気を供給可能な枚葉紙ガイド装置が特に下部
領域に設けられ、それによって枚葉紙の印刷面が汚れる
危険がさらに減少する。
あるいは吸気を供給可能な枚葉紙ガイド装置が特に下部
領域に設けられ、それによって枚葉紙の印刷面が汚れる
危険がさらに減少する。
【０００６】独国第 36 02 084 号特許公報からさらな
る胴が周知であり、これは胴の円周内部に設けられた少
なくとも二つのくわえ爪の間にほぼ割線状に形成された
ガイド面を有するものである。これらのガイド面は空気
シャベルとして用いられ、印刷中に空気を停滞させ、印
刷面を有する各枚葉紙をガイド面から遠ざけることによ
って汚れやダブりのない状態で確実に枚葉紙を案内する
ことができる。
る胴が周知であり、これは胴の円周内部に設けられた少
なくとも二つのくわえ爪の間にほぼ割線状に形成された
ガイド面を有するものである。これらのガイド面は空気
シャベルとして用いられ、印刷中に空気を停滞させ、印
刷面を有する各枚葉紙をガイド面から遠ざけることによ
って汚れやダブりのない状態で確実に枚葉紙を案内する
ことができる。
【０００７】このようなガイド面は胴の円周面の外部に
設けられた枚葉紙を搬送するための枚葉紙ガイド装置と
して構成することもできる。この場合もガイド片として
形成することも可能な胴に設けられたガイド面は枚葉紙
を後続の圧胴に渡す際に枚葉紙後端を案内する働きをす
る。
設けられた枚葉紙を搬送するための枚葉紙ガイド装置と
して構成することもできる。この場合もガイド片として
形成することも可能な胴に設けられたガイド面は枚葉紙
を後続の圧胴に渡す際に枚葉紙後端を案内する働きをす
る。
【０００８】前記のような装置の不利点はガイド面によ
って超過圧または負圧ゾーンという形で空気の停滞が発
生し、それによって安定した枚葉紙の走行が妨げられる
可能性があることである。
って超過圧または負圧ゾーンという形で空気の停滞が発
生し、それによって安定した枚葉紙の走行が妨げられる
可能性があることである。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は前記の
ような不利点を防止し、特に曲げ強さが大きくて嵩を減
少させることができ、胴部材自体は枚葉紙に作用する、
ガイド面によって作られる空気の停滞を避けられるよう
な前記の種類の枚葉紙を案内する胴部材を提供すること
である。
ような不利点を防止し、特に曲げ強さが大きくて嵩を減
少させることができ、胴部材自体は枚葉紙に作用する、
ガイド面によって作られる空気の停滞を避けられるよう
な前記の種類の枚葉紙を案内する胴部材を提供すること
である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】このような課題は請求項
１に記載の構成の特徴によって解決される。さらなる形
成は下位請求項に記載されている。
１に記載の構成の特徴によって解決される。さらなる形
成は下位請求項に記載されている。
【００１１】本発明による胴部材の第１の有利点は、こ
のような胴部材によって紙、厚紙、フィルムなどの単位
面積あたり重量および堅さの異なる枚葉紙材料を枚葉紙
輪転印刷機において汚さずに処理できることによるもの
である。そのために胴部材はくわえ爪という形の枚葉紙
保持手段を有し、これらのくわえ爪は枚葉紙材料の厚さ
に応じて好適に高さを調節できるくわえ爪ストッパ板を
有している。
のような胴部材によって紙、厚紙、フィルムなどの単位
面積あたり重量および堅さの異なる枚葉紙材料を枚葉紙
輪転印刷機において汚さずに処理できることによるもの
である。そのために胴部材はくわえ爪という形の枚葉紙
保持手段を有し、これらのくわえ爪は枚葉紙材料の厚さ
に応じて好適に高さを調節できるくわえ爪ストッパ板を
有している。
【００１２】ほぼプリズム状の形をした胴部材は胴の円
周内部に円周上に左右対称に対向的に設けられた２つの
くわえ爪を有し、外部面には貫通口を有するので、胴部
材が回転する時、貫通口を介して空気が流れる。くわえ
爪の閉鎖部に固定された枚葉紙材料はその際主に遠心力
によってガイドされる。貫通口が設けられているために
超過圧および負圧ゾーンの発生は防止できる。枚葉紙に
は安定した走行に対して不利に作用する波形の起伏は生
じない。貫通口はガイド面によって作られる空気の停滞
が枚葉紙材料に影響を及ぼさないような大きさに形成さ
れる。
周内部に円周上に左右対称に対向的に設けられた２つの
くわえ爪を有し、外部面には貫通口を有するので、胴部
材が回転する時、貫通口を介して空気が流れる。くわえ
爪の閉鎖部に固定された枚葉紙材料はその際主に遠心力
によってガイドされる。貫通口が設けられているために
超過圧および負圧ゾーンの発生は防止できる。枚葉紙に
は安定した走行に対して不利に作用する波形の起伏は生
じない。貫通口はガイド面によって作られる空気の停滞
が枚葉紙材料に影響を及ぼさないような大きさに形成さ
れる。
【００１３】さらなる有利点は空気の流れを実現するた
めの貫通口が胴部材自体の嵩を減少させることである。
くわえ爪を通過して延伸する対称軸に対して、貫通口の
配置がこの対称軸の外側に左右逆にずれて設けられるよ
うに行われていることも有利である。こうすることによ
ってアンバランスを減少させることができ、胴部材の重
心が胴軸に設けらるため、軸受けを均一に負荷すること
ができる。
めの貫通口が胴部材自体の嵩を減少させることである。
くわえ爪を通過して延伸する対称軸に対して、貫通口の
配置がこの対称軸の外側に左右逆にずれて設けられるよ
うに行われていることも有利である。こうすることによ
ってアンバランスを減少させることができ、胴部材の重
心が胴軸に設けらるため、軸受けを均一に負荷すること
ができる。
【００１４】胴部材の構成により、回転時のたわみを減
少させることができ、これにより特に見当をより正確に
保持する結果となる。
少させることができ、これにより特に見当をより正確に
保持する結果となる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明を実施の形態に基づいてよ
り詳しく説明する。
り詳しく説明する。
【００１６】枚葉紙を案内する胴部材１はオフセット輪
転印刷機において先行する印刷装置の圧胴の後方に設け
られ、胴部材１自体の後方にはさらなる印刷装置の圧胴
が設けられている。胴部材１は版胴の大きさを１とする
と、２倍の大きさの直径を有して形成され、従って２つ
のくわえ爪１０（図式的にのみ表示）を有している。２
倍の大きさの胴部材１は胴円周内部に形成されたプリズ
ム形状を有し、端面側が二つの平行な端面２、くわえ爪
１０（およびくわえ爪支持部）を支持するためのくわえ
爪支持部のためのガイドをそれぞれ有する二つの平行な
面６および２つの平行な外部面３によって形成されてい
る。
転印刷機において先行する印刷装置の圧胴の後方に設け
られ、胴部材１自体の後方にはさらなる印刷装置の圧胴
が設けられている。胴部材１は版胴の大きさを１とする
と、２倍の大きさの直径を有して形成され、従って２つ
のくわえ爪１０（図式的にのみ表示）を有している。２
倍の大きさの胴部材１は胴円周内部に形成されたプリズ
ム形状を有し、端面側が二つの平行な端面２、くわえ爪
１０（およびくわえ爪支持部）を支持するためのくわえ
爪支持部のためのガイドをそれぞれ有する二つの平行な
面６および２つの平行な外部面３によって形成されてい
る。
【００１７】端面２にはそれぞれ軸受けジャーナル４が
設けられている。胴部材１は軸受けジャーナル４によっ
てそれぞれ側部フレームの軸受けに回転可能に支持され
ている。胴部材１の円周にはくわえ爪１０が左右対称に
配分されて左右逆に設けられている（１８０°ずれてい
る）。くわえ爪１０はそれぞれくわえ軸、くわえおよび
ガイド５に設けられているくわえ爪支持部からなる。く
わえ爪支持部は単独でくわえ爪を支持する場合のため
に、個々のくわえ爪に対して設けられた支持ブロックを
有している。
設けられている。胴部材１は軸受けジャーナル４によっ
てそれぞれ側部フレームの軸受けに回転可能に支持され
ている。胴部材１の円周にはくわえ爪１０が左右対称に
配分されて左右逆に設けられている（１８０°ずれてい
る）。くわえ爪１０はそれぞれくわえ軸、くわえおよび
ガイド５に設けられているくわえ爪支持部からなる。く
わえ爪支持部は単独でくわえ爪を支持する場合のため
に、個々のくわえ爪に対して設けられた支持ブロックを
有している。
【００１８】外部面３は箱型の凹所７と作用連結してお
り、これらの凹所はくわえ爪１０を支持するために面６
を介して延伸する対称軸１１に対して、該対称軸１１に
対して直角に設けられている。箱形の凹所７は好適に直
角の断面を有して形成され、比較的細いブリッジ１２が
外部面３を形成するような大きさに構成されている。箱
型の凹所７はさらに対称軸１１の外部に、大気が貫通可
能な貫通口８を有し、これらの貫通口は対称軸１１に対
して左右逆にずらして設けられている。
り、これらの凹所はくわえ爪１０を支持するために面６
を介して延伸する対称軸１１に対して、該対称軸１１に
対して直角に設けられている。箱形の凹所７は好適に直
角の断面を有して形成され、比較的細いブリッジ１２が
外部面３を形成するような大きさに構成されている。箱
型の凹所７はさらに対称軸１１の外部に、大気が貫通可
能な貫通口８を有し、これらの貫通口は対称軸１１に対
して左右逆にずらして設けられている。
【００１９】胴部材１内部で箱型の凹所７はくわえ爪１
０の間で好適に平面ＩおよびＩＩに上下に重ねて設けら
れている。凹所７はまたさらなる平面に重ねて設けるこ
ともできる。平面ＩあるいはＩＩ（またはさらなる平
面）のそれぞれにおいて貫通口８は一つだけ設けられて
いる。
０の間で好適に平面ＩおよびＩＩに上下に重ねて設けら
れている。凹所７はまたさらなる平面に重ねて設けるこ
ともできる。平面ＩあるいはＩＩ（またはさらなる平
面）のそれぞれにおいて貫通口８は一つだけ設けられて
いる。
【００２０】凹所７はまた（平面ＩあるいはＩＩのそれ
ぞれにおいて）対称軸１１に対して左右逆にずれて設け
られるので、それぞれの貫通口８に比較的長めの（対称
軸１１を横断する）凹所７および比較的短めの凹所７が
対応する。
ぞれにおいて）対称軸１１に対して左右逆にずれて設け
られるので、それぞれの貫通口８に比較的長めの（対称
軸１１を横断する）凹所７および比較的短めの凹所７が
対応する。
【００２１】さらなる形成では貫通口８は左右逆にずら
されて外部面３に直接的に設けられるため、（対称軸１
１を横断する）凹所７のみが貫通口８に対応する。
されて外部面３に直接的に設けられるため、（対称軸１
１を横断する）凹所７のみが貫通口８に対応する。
【００２２】例えば図２はくわえ爪１０の間に設けられ
た２つの平面Ｉ，ＩＩを有する胴部材１を示している。
平面Iでは貫通口８が対称軸１１の外側の胴部材１の右
側部分に設けられている。従って比較的長めの凹所７は
胴部材１の左側部分および右側部分に（対称軸１１を横
断しながら）設けられるが、比較的短めの凹所７は胴部
材１の右側部分のみに設けられている。
た２つの平面Ｉ，ＩＩを有する胴部材１を示している。
平面Iでは貫通口８が対称軸１１の外側の胴部材１の右
側部分に設けられている。従って比較的長めの凹所７は
胴部材１の左側部分および右側部分に（対称軸１１を横
断しながら）設けられるが、比較的短めの凹所７は胴部
材１の右側部分のみに設けられている。
【００２３】上に重なっている平面ＩＩでは貫通口８が
対称軸１１の外側の胴部材１の左側部分に設けられてい
る。その場合比較的長めの凹所７は胴部材１の左側部分
および右側部分に（対称軸１１を横断しながら）設けら
れるが、比較的短めの凹所７は胴部材１の左側部分のみ
に設けられている。
対称軸１１の外側の胴部材１の左側部分に設けられてい
る。その場合比較的長めの凹所７は胴部材１の左側部分
および右側部分に（対称軸１１を横断しながら）設けら
れるが、比較的短めの凹所７は胴部材１の左側部分のみ
に設けられている。
【００２４】図１および図２では外部面３（ブリッジ１
２を含む）は端面２と共にくわえ爪１０の間で胴部材１
に直線的に形成されている。図３から図５はさらなる形
成を示している。
２を含む）は端面２と共にくわえ爪１０の間で胴部材１
に直線的に形成されている。図３から図５はさらなる形
成を示している。
【００２５】図３では外部面３（ブリッジ１２を含む）
が胴部材１に対して凹状に内側に向かって２つのくわえ
爪１０の間に湾曲して設けられている。
が胴部材１に対して凹状に内側に向かって２つのくわえ
爪１０の間に湾曲して設けられている。
【００２６】図４では外部面３（ブリッジ１２を含む）
が胴部材１に対して凸状に外側に向かって２つのくわえ
爪１０の間に湾曲して設けられ、湾曲部は複数の直線か
ら形成されている。
が胴部材１に対して凸状に外側に向かって２つのくわえ
爪１０の間に湾曲して設けられ、湾曲部は複数の直線か
ら形成されている。
【００２７】図５では外部面３（ブリッジ１２を含む）
が胴部材１に対して同様に凸状に外側に向かって２つの
くわえ爪１０の間に湾曲して設けられ、湾曲部はそれぞ
れ一貫した曲線によって形成されている。
が胴部材１に対して同様に凸状に外側に向かって２つの
くわえ爪１０の間に湾曲して設けられ、湾曲部はそれぞ
れ一貫した曲線によって形成されている。
【００２８】胴部材１の胴円周部の外側に規定された距
離を設けて枚葉紙ガイド装置９が設けられ、これらの枚
葉紙ガイド装置において枚葉紙の印刷されていない面が
好適に案内される。
離を設けて枚葉紙ガイド装置９が設けられ、これらの枚
葉紙ガイド装置において枚葉紙の印刷されていない面が
好適に案内される。
【００２９】作用方法は以下の通りである。胴部材１に
対して前方に設けられた胴から枚葉紙が供給され、胴部
材１はくわえ爪１０で枚葉紙を受け取る。くわえ爪の閉
鎖部に固定された枚葉紙は胴部材１によって枚葉紙下降
部および枚葉紙上昇部に案内され、後方に設けられた圧
胴の枚葉紙保持機構に引き渡される。
対して前方に設けられた胴から枚葉紙が供給され、胴部
材１はくわえ爪１０で枚葉紙を受け取る。くわえ爪の閉
鎖部に固定された枚葉紙は胴部材１によって枚葉紙下降
部および枚葉紙上昇部に案内され、後方に設けられた圧
胴の枚葉紙保持機構に引き渡される。
【００３０】胴部材１の回転移動によって大気が箱型の
凹所７および貫通口８を介してくわえ爪１０を流通す
る。
凹所７および貫通口８を介してくわえ爪１０を流通す
る。
【００３１】枚葉紙は機械の速度に応じて遠心力モーメ
ントによって枚葉紙ガイド装置９に押しつけられ、これ
らの枚葉紙ガイド装置に当接されながら引き渡し領域ま
で案内される。その際枚葉紙ガイド装置９には吸気／排
気を供給することができる。この時枚葉紙は安定した走
行を見せ、後方領域にたわみが生じることもない。従っ
て枚葉紙の非印刷面または印刷面に空気が滞留すること
もない。
ントによって枚葉紙ガイド装置９に押しつけられ、これ
らの枚葉紙ガイド装置に当接されながら引き渡し領域ま
で案内される。その際枚葉紙ガイド装置９には吸気／排
気を供給することができる。この時枚葉紙は安定した走
行を見せ、後方領域にたわみが生じることもない。従っ
て枚葉紙の非印刷面または印刷面に空気が滞留すること
もない。
【図１】 ２つのくわえ爪を有する胴部材の全体斜視図
である。
である。
【図２】 図１のＡ・Ａ−Ａ・Ａ線視断面図である。
【図３】 図２に相当する図であって、本発明の第１実
施形態を示す図である。
施形態を示す図である。
【図４】 図２に相当する図であって、本発明の第２実
施形態を示す図である。
施形態を示す図である。
【図５】 図２に相当する図であって、本発明の第３実
施形態を示す図である。
施形態を示す図である。
１ 胴部材
２ 端面
３ 外部面
４ 軸受けジャーナル
５（くわえ爪支持部のための）ガイド
６ 面
７ 箱型の凹所
８ 貫通口
９ 枚葉紙ガイド装置
１０ くわえ爪
１１ 対称軸
１２ ブリッジ
Ｉ 平面
ＩＩ 平面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65H 5/12
B41F 21/04
Claims (9)
- 【請求項１】 輪転印刷機のための枚葉紙を案内する胴
部材であって、該胴部材は端面に設けられた胴ジャーナ
ルによって側方フレームに軸受けされ、円周に左右対称
に設けられ、対向的に配設された２つのくわえ爪を有
し、胴円周内部に形成されたプリズム状の基本形態と貫
通口を有し、該貫通口は回転する際に大気が貫流する胴
部材において、 対称線（１１）が前記くわえ爪（１０）を貫通し、前記
対称軸（１１）に対して直角に外部面（３）に向かって
伸展する箱型の凹所（７）が設けられ、該箱型の凹所
（７）は前記対称軸（１１）に対して左右逆にずらして
設けられている貫通口（８）を有していることを特徴と
する枚葉紙を案内する胴部材。 - 【請求項２】 前記凹所（７）は前記外部面（３）がブ
リッジ（１２）によって形成されるような断面を有する
ことを特徴とする請求項１に記載の枚葉紙を案内する胴
部材。 - 【請求項３】 前記凹所（７）は前記くわえ爪（１０）
の間で複数の平面（Ｉ，ＩＩ）に設けられ、それぞれの
平面（ＩあるいはＩＩ）に一つの貫通口（８）が設けら
れていることを特徴とする少なくとも請求項１に記載の
枚葉紙を案内する胴部材。 - 【請求項４】 それぞれの平面（ＩあるいはＩＩ）に１
つの凹所（７）が前記対称軸（１１）を横断するように
設けられ、前記貫通口（８）が左右逆に設けられている
ことを特徴とする少なくとも請求項１および３に記載の
枚葉紙を案内する胴部材。 - 【請求項５】 前記貫通口（８）が前記外部面（３）に
直接的に設けられていることを特徴とする少なくとも請
求項１および４に記載の枚葉紙を案内する胴部材。 - 【請求項６】 くわえ爪（１０）の間に設けられる外部
面（３）が直線的に形成されていることを特徴とする少
なくとも請求項１に記載の枚葉紙を案内する胴部材。 - 【請求項７】 くわえ爪（１０）の間に設けられる外部
面（３）が前記胴部材（１）に対して凹状に内側に向か
って湾曲して形成されていることを特徴とする少なくと
も請求項１に記載の枚葉紙を案内する胴部材。 - 【請求項８】 くわえ爪（１０）の間に設けられる外部
面（３）が前記胴部材（１）に対して凸状に外側に向か
って湾曲して形成されていることを特徴とする少なくと
も請求項１に記載の枚葉紙を案内する胴部材。 - 【請求項９】 前記胴の円周部の外側に前記胴部材
（１）に対して枚葉紙ガイド装置（９）が設けられてい
ることを特徴とする少なくとも請求項１に記載の枚葉紙
を案内する胴部材。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE20001970.8 | 2000-02-04 | ||
| DE20001970U DE20001970U1 (de) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | Bogenführender Trommelkörper für eine Bogenrotationsdruckmaschine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001247234A JP2001247234A (ja) | 2001-09-11 |
| JP3416120B2 true JP3416120B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=7936838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001027338A Expired - Fee Related JP3416120B2 (ja) | 2000-02-04 | 2001-02-02 | 枚葉紙輪転印刷機のための枚葉紙を案内する胴部材 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1122063B1 (ja) |
| JP (1) | JP3416120B2 (ja) |
| AT (1) | ATE417732T1 (ja) |
| DE (2) | DE20001970U1 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE544300C (de) * | 1929-06-25 | 1932-02-17 | Albert Schnellpressen | Verfahren und Vorrichtung zum Ausrichten der Bogen bei Mehrfarben-Rotationsdruckmaschinen |
| DE725705C (de) * | 1941-01-25 | 1942-09-28 | Willy Mailaender | Rotationsgummidruckmaschine zum mehrfarbigen Bedrucken von Blechtafeln |
| DE3602084A1 (de) | 1986-01-24 | 1987-07-30 | Heidelberger Druckmasch Ag | Bogenueberfuehrtrommel zwischen den druckwerken von rotationsdruckmaschinen |
| GB2268162A (en) * | 1992-06-19 | 1994-01-05 | Shinohara Machinery Co Ltd | Sheet-feeding cylinder with grippers. |
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