JP3395334B2 - 織機のもじり耳形成装置における異常検出方法及び装置 - Google Patents

織機のもじり耳形成装置における異常検出方法及び装置

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JP3395334B2
JP3395334B2 JP05079994A JP5079994A JP3395334B2 JP 3395334 B2 JP3395334 B2 JP 3395334B2 JP 05079994 A JP05079994 A JP 05079994A JP 5079994 A JP5079994 A JP 5079994A JP 3395334 B2 JP3395334 B2 JP 3395334B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緯入れ始端側と緯入れ
末端側とにもじり耳形成装置を備えた織機のもじり耳形
成装置における異常検出方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】もじり耳形成装置が特開平3−9794
4号公報に開示されている。この装置では、固定された
太陽歯車の同軸上に回転中心を持つ支持歯車の側面に一
対の中継歯車及び一対の遊星歯車が回動可能に支持され
ている。中継歯車は太陽歯車及び遊星歯車の両方に噛合
している。支持歯車の回転によって中継歯車が太陽歯車
に噛合しながらその周囲を半周すると、遊星歯車は支持
歯車上で逆方向へ1回転する。即ち、支持歯車が1/2
回転すると遊星歯車は逆方向へ太陽歯車に対して1/2
回転する。
【0003】このように自転周期と公転周期とが一致す
るように太陽歯車の周囲を公転する遊星歯車の軸にはボ
ビンホルダが装着されている。ボビンホルダに支持され
たもじり耳用のボビンの耳糸は糸張力によってボビンか
ら引き出され、支持歯車の1/2回転によってもじられ
る。このようにしてもじられる耳糸はばね作用を受ける
テンションアームによって案内されつつ張力を付与され
るようになっている。耳糸が切断した場合にはテンショ
ンアームが前記ばね作用によって耳糸案内位置から異常
位置へ移動する。異常位置へ移動したテンションアーム
は耳糸異常検出器によって検出される。
【0004】ボビンはボビンホルダに抜き出し可能に挿
通支持された支持ピンに回動可能に支持されており、支
持ピンは抜け出し阻止体によって抜け止め規制されてい
る。抜け出し阻止体が抜け止め規制位置から外れると支
持ピンがボビンホルダから抜ける。この状態で製織が行
われると支持ピンがボビンの周囲の部材に当たり、ボビ
ンの周囲の部材が破損する。支持ピンの外れはボビン装
着異常検出器によって検出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】織機制御コンピュータ
は決められた単一の機台回転角度で異常検出信号の入力
有無チェックを行なっており、異常検出信号の入力があ
れば織機停止を指令する。緯入れ始端側のもじり耳形成
装置は緯入れ末端側のもじり耳形成装置に対して位相が
略90°ほど先行している。これは緯入れ始端側と緯入
れ末端側とにおける耳糸閉口タイミングを異ならせるた
めである。このような位相差のために緯入れ始端側及び
緯入れ末端側のもじり耳形成装置から出力される異常検
出信号の出力タイミングが異なる。しかし、織機制御コ
ンピュータは決められた単一の機台回転角度で異常検出
信号の入力有無をチェックしている。そのため、緯入れ
始端側及び緯入れ末端側のもじり耳形成装置から出力さ
れる異常検出信号を区別して処理するための別々の回路
機能が織機制御コンピュータに必要となる。従って、緯
入れ始端側及び緯入れ末端側のもじり耳形成装置から出
力される異常検出信号の出力ラインは別々に織機制御コ
ンピュータに信号接続されることになる。
【0006】本発明は、もじり耳形成装置における異常
検出のための配線構成を簡素化してコストダウンを図る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、ボ
ビンホルダに支持ピンを抜き出し可能に挿通支持すると
共に、支持ピンの抜け止めを行なう抜け止め機構を備
え、ボビンを回動可能に支持する支持ピンの抜け出しを
阻止する抜け止め機構の抜け出し阻止体の位置異常検出
及びボビンホルダ上でもじり耳糸を案内するテンション
アームの位置異常検出の少なくとも一方を行なう異常検
出手段を備えたもじり耳形成装置を緯入れ始端側と緯入
れ末端側とに配置した織機を対象とし、請求項1の発明
では、両もじり耳形成装置の一方の異常検出手段の第1
の異常検出タイミングと他方の異常検出手段の第2の異
常検出タイミングとを異ならせ、両もじり耳形成装置の
前記異常検出手段から出力される異常検出信号を異常有
無判別手段に入力し、前記第1の異常検出タイミングに
出力された異常検出信号の入力タイミングを含む第1の
入力タイミング範囲と、前記第2の異常検出タイミング
に出力された異常検出信号の入力タイミングを含む第2
の入力タイミング範囲とを異ならせ、前記第1の入力タ
イミング範囲で入力する異常検出信号の出力元を緯入れ
末端側の異常検出手段とする判別を異常有無判別手段で
行ない、前記第2の入力タイミング範囲で入力する異常
検出信号の出力元を緯入れ始端側の異常検出手段とする
判別を異常有無判別手段で行なうようにした。
【0008】請求項2の発明では、両もじり耳形成装置
の一方の異常検出手段の第1の異常検出タイミングと他
方の異常検出手段の第2の異常検出タイミングとを異な
らせ、両もじり耳形成装置の前記異常検出手段の信号出
力ラインを信号入力ラインに合流し、前記第1の異常検
出タイミングに出力された異常検出信号の入力タイミン
グを含む第1の入力タイミング範囲と、前記第2の異常
検出タイミングに出力された異常検出信号の入力タイミ
ングを含む第2の入力タイミング範囲とを異ならせ、前
記第1の入力タイミング範囲で入力する異常検出信号の
出力元を緯入れ末端側の異常検出手段と判別すると共
に、前記第2の入力タイミング範囲で入力する異常検出
信号の出力元を緯入れ始端側の異常検出手段と判別する
異常有無判別手段に前記信号入力ラインを信号接続して
異常検出装置を構成した。
【0009】請求項3の発明では、固定された太陽歯車
の同軸上に回転中心を持つ支持歯車の側面に一対の中継
歯車及び一対の遊星歯車を回動可能に支持し、太陽歯車
及び遊星歯車の両方に中継歯車を噛合し、遊星歯車上に
ボビンホルダを支持し、支持歯車の回転によって中継歯
車が太陽歯車に噛合しながらその周囲を半周すると、遊
星歯車が支持歯車上で逆方向へ1回転するようにしたも
じり耳形成装置を対象とし、緯入れ末端側の前記異常検
出手段が前記第1の異常検出タイミングに異常検出信号
を出力するように緯入れ末端側のボビンホルダの公転軌
跡の周囲に異常検出手段を配置し、緯入れ始端側の前記
異常検出手段が前記第2の異常検出タイミングに異常検
出信号を出力するように緯入れ始端側のボビンホルダの
公転軌跡の周囲に異常検出手段を配置した。
【0010】
【作用】緯入れ末端側のもじり耳形成装置で異常が発生
した場合、緯入れ末端側のもじり耳形成装置の異常検出
手段は第1の異常検出タイミングに異常検出信号を出力
する。緯入れ始端側のもじり耳形成装置で異常が発生し
た場合、緯入れ始端側のもじり耳形成装置の異常検出手
段は第2の異常検出タイミングに異常検出信号を出力す
る。これら異常検出信号は同一の信号入力ラインを介し
て異常有無判別手段に入力する。異常検出信号が第1の
入力タイミング範囲で入力した場合、異常有無判別手段
は緯入れ末端側のもじり耳形成装置における異常発生を
判別する。異常検出信号が第2の入力タイミング範囲で
入力した場合、異常有無判別手段は緯入れ始端側のもじ
り耳形成装置における異常発生を判別する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図8に基づいて説明する。図1に示すように支軸1は
織機の緯入れ末端側のサイドフレーム(図示略)に固定
されている。支軸1には太陽歯車2が固定されていると
共に、支持歯車3が回転可能に支持されている。支持歯
車3は駆動歯車17に噛合しており、駆動歯車17は織
機駆動モータMに作動連結されている。支持歯車3は織
機1回転に対して1/2回転する。
【0012】支持歯車3の前面には一対の中継歯車4
A,4Bが180°の角度差を置いた回転対称位置に回
転可能に支持されている。又、支持歯車3の前面には一
対の遊星歯車5A,5Bが180°の角度差を置いた回
転対称位置に回転可能に支持されている。各中継歯車4
A,4Bは太陽歯車2及び遊星歯車5A,5Bの両方に
噛合している。従って、支持歯車3が回転すると、中継
歯車4A,4Bが太陽歯車2と噛合しながら公転し、こ
の噛合公転による中継歯車4A,4Bの自転が遊星歯車
5A,5Bに伝達される太陽歯車2と遊星歯車5A,5
Bとの歯数比は2:1に設定されている。この歯数比設
定により支持歯車3が1回転すると遊星歯車5A,5B
が支持歯車3上で逆方向へ2回転する。即ち、支持歯車
3が1回転すると遊星歯車5A,5Bが太陽歯車2に対
して逆方向へ1回自転する。
【0013】各遊星歯車5A,5Bにはボビンホルダ6
A,6Bが取り付けられている。ボビンホルダ6A,6
Bの保持枠6aには支持ピン6bが抜き出し可能に架設
支持されている。支持ピン6bにはもじり耳用ボビン7
A,7Bが回動可能に支持されている。支持ピン6bを
挿入する保持枠6aの一側にはスライドガイド12が止
着されており、スライドガイド12にはばね製の抜け出
し阻止体14が取り外し可能にスライド装着されてい
る。スライドガイド12及び抜け出し阻止体14は抜け
止め機構を構成する。
【0014】抜け出し阻止体14は図3に鎖線で示す位
置と実線で示す位置との間でスライド切換可能、かつス
ライドガイド12からの取り外し不能である。抜け出し
阻止体14は自身のばね作用によって実線位置に保持さ
れる。抜け出し阻止体14はこの実線位置で支持ピン6
bの頭部を押さえ、この押さえ作用により支持ピン6b
の保持枠6aからの抜け出しが阻止される。
【0015】保持枠6aには軸8が固定支持されてお
り、軸8にはガイド8aが固定されていると共に、テン
ションプレート8bが回動可能に支持されている。テン
ションプレート8bにはテンションアーム8cが一体に
突設されており、テンションプレート8bと保持枠6a
との間には引っ張りばね9が張設されている。ボビン7
A,7Bから引き出される耳糸Ya,Ybは軸8、ガイ
ド8a及びテンションアーム8cと摺接してガイド孔1
0から導出される。引っ張りばね9はガイド孔10から
導出される耳糸Ya,Ybに対してテンションアーム8
cを介して張力を付与する。
【0016】軸8にはラチェット11が止着されてい
る。ラチェット11はボビン7A,7Bに止着されたラ
チェットホイール7aに対して引っ張りばね9のばね作
用によって係合可能である。耳糸Ya,Ybの張力が大
きくなると軸8が引っ張りばね9のばね作用に抗して回
動し、ラチェット11がラチェットホイール7aから外
れてボビン7A,7Bが回動可能となる。その結果、耳
糸Ya,Ybがボビン7A,7Bから引き出され、支持
歯車3の回転によって耳糸Ya,Ybがもじられる。
【0017】図1に示すように太陽歯車2を覆うカバー
13の上部内面には耳糸異常検出器15が取り付けられ
ており、カバー13の下部内面にはボビン装着異常検出
器16が取り付けられている。テンションアーム8cに
糸張力が掛かっていない状態ではテンションアーム8c
は引っ張りばね9のばね作用によって図3の鎖線で示す
異常位置に配置される。耳糸異常検出器15の検知アー
ム15aの先端位置は異常位置にあるテンションアーム
8cの公転軌跡上に設定されている。又、ボビン装着異
常検出器16の検知アーム16aは鎖線で示す異常位置
にある抜け出し阻止体14の公転軌跡上に設定されてい
る。異常位置上のテンションアーム8c及び抜け出し阻
止体14の公転軌跡は支軸1の軸方向にずれている。そ
のため、耳糸異常検出器15が異常位置上の抜け出し阻
止体14を検出することはなく、ボビン装着異常検出器
16が異常位置上のテンションアーム8cを検出するこ
とはない。
【0018】このような構成のもじり耳形成装置18の
支持歯車3は図1の矢印P方向へ回転する。そして、図
2に示すように織機の緯入れ始端側のサイドフレーム
(図示略)にも、もじり耳形成装置18と同様のもじり
耳形成装置18’が設置されている。このもじり耳形成
装置18’の支持歯車3’は図2の矢印Q方向へ回転す
る。両もじり耳形成装置18,18’の支軸3,3’の
回転方向は耳糸Ya,Yb,Ya’,Yb’の撚り方向
に合わせて設定されており、耳糸異常検出器15’が下
側、ボビン装着異常検出器16’が上側に取り付けられ
ている。
【0019】なお、もじり耳形成装置18’の各構成部
材、耳糸異常検出器及びボビン装着異常検出器の部材番
号は、他方のもじり耳形成装置18の各構成部材、耳糸
異常検出器15及びボビン装着異常検出器16の部材番
号にダッシュ(’)を付して表している。
【0020】耳糸異常検出器15,15’は駆動回路1
9,19’を介して制御コンピュータC0 の作動指令制
御を受ける。耳糸異常検出器15,15’は信号出力ラ
インL1 ,L2 及び信号入力ラインL12を介して制御コ
ンピュータC0 に信号接続されている。信号出力ライン
1 ,L2 は信号入力ラインL12に合流している。ボビ
ン装着異常検出器16,16’は信号出力ラインL3
4 及び信号入力ラインL34を介して制御コンピュータ
0 に信号接続されている。信号出力ラインL 3 ,L4
は信号入力ラインL34に合流している。制御コンピュー
タC0 は耳糸異常検出器15,15’及びボビン装着異
常検出器16,16’からの異常検出信号の入力に基づ
いて織機駆動モータMの作動を制御する。
【0021】制御コンピュータC0 には運転開始指令ス
イッチ21及び表示装置22が接続されている。図5〜
図8のフローチャートは運転制御プログラムを表す。制
御コンピュータC0 は、運転開始指令スイッチ21のO
N信号、機台回転角度検出用のロータリエンコーダ20
からの機台回転角度情報、耳糸異常検出器15,15’
及びボビン装着異常検出器16,16’からの異常検出
信号の入力に基づいて前記運転制御プログラムを遂行す
る。
【0022】図4の曲線Caはもじり耳用ボビン7Aの
上下動曲線を表し、曲線Cbはもじり耳用ボビン7Bの
上下動曲線を表す。両曲線Ca,Cbは耳糸Ya,Yb
の開口曲線を表す。曲線Ca,Cbの下側の図形はもじ
り耳形成装置18の略体図を表し、ボビンホルダ6A,
6Bの位置関係が示されている。横軸θは機台回転角度
を表す。
【0023】右側のもじり耳形成装置18の耳糸Yaが
位置A1 で示される機台回転角度で消費された場合、こ
の消費によって異常位置へ移動したテンションアーム8
cは位置A2 で示される機台回転角度θ1 で耳糸異常検
出器15の検知アーム15aに接触する。この接触によ
り耳糸異常検出器15が耳糸異常検出信号S1 を出力す
る。耳糸異常検出信号S1 は信号出力ラインL1 及び信
号入力ラインL12を介して制御コンピュータC0 に入力
する。制御コンピュータC0 は耳糸異常検出信号S1
入力に応答して位置A4 で示す機台回転角度θ2 で織機
駆動モータMを停止する。又、制御コンピュータC0
耳糸異常検出器15,15’の作動を停止し、耳糸異常
検出器15,15’の検出機能が無効化される。
【0024】制御コンピュータC0 は耳糸異常検出器1
5,15’からの耳糸異常検出信号S1 ,S1 ’の入力
を第1の入力タイミング範囲〔α1 ,β1 〕(α1 <θ
1 <β1 )及び第2の入力タイミング範囲〔α2
β2 〕(α2 <θ1 ’<β2 )で待機している。第1の
入力タイミング範囲〔α1 ,β1 〕と第2の入力タイミ
ング範囲〔α2 ,β2 〕とは異なっており、β2 <α1
である。即ち、第1の入力タイミング範囲〔α1
β1 〕と第2の入力タイミング範囲〔α2 ,β2 〕とが
一部でも重複することはない。耳糸異常検出信号S1
入力タイミングθs1 が第1の入力タイミング範囲〔α
1 ,β1 〕にあれば、制御コンピュータC0 は耳糸異常
検出信号S1 の出力元を緯入れ末端側の耳糸異常検出器
15と判別する。制御コンピュータC0 はこの判別によ
って表示装置22に対して“耳糸異常右”という確認画
面の表示を指令する。緯入れ末端側は織機の前側から見
て右であり、作業者は“耳糸異常右”の表示によって耳
糸異常の生じたもじり耳形成装置18を容易に把握でき
る。
【0025】図4に示すようにボビン交換の必要なボビ
ンホルダ6Aは他方のボビンホルダ6Bよりも後側に来
ており、ボビンホルダ6Aの抜け出し阻止体14は上側
に来ている。しかし、この位置ではボビンホルダ6の支
持ピン6bの抜き出し作業が幾分やりにくい。制御コン
ピュータC0 は織機駆動モータMをスロー正転させて織
機を機台回転角度0°へ移行する。機台回転角度0°で
はボビンホルダ6Aの抜け出し阻止体14が完全に上側
に来ることになり、ボビンホルダ6の支持ピン6bの抜
き出し作業が行ない易い。又、支持ピン6bが垂直状態
となって上側へ抜き出し可能である。抜け出し阻止体1
4を図3の鎖線位置へスライド配置して支持ピン6bを
抜き、ボビン7Aの交換、支持ピン6bの挿入及び図3
の実線位置への抜き出し阻止体14のスライド配置によ
ってボビン7Aの交換装着が完了する。
【0026】ボビン7Aの交換装着完了後、制御コンピ
ュータC0 は運転開始指令スイッチ21のON操作に応
答して織機駆動モータMをスロー逆転させる。このスロ
ー逆転により織機の機台回転角度θは位置A5 で示す機
台回転角度0°から位置A7で示す機台回転角度θ2
向けて移行する。抜け出し阻止体14が支持ピン6bの
抜け出しを阻止する位置にスライド配置されていない場
合、抜け出し阻止体14が織機のスロー逆転の途中の位
置A6 で示す機台回転角度θ0 でボビン装着異常検出器
16の検知アーム16aに接触する。この接触によりボ
ビン装着異常検出器16がボビン装着異常検出信号S2
を出力する。制御コンピュータC0 はこのボビン装着異
常検出信号S2 の入力に応答して織機駆動モータMをス
ロー逆転からスロー正転へ切り換え、織機の機台回転角
度を0°へ戻す。
【0027】制御コンピュータC0 はボビン装着異常検
出器16,16’からのボビン装着異常検出信号S2
2 ’の入力を第1の入力タイミング範囲〔γ1
δ1 〕(γ1 <θ0 <δ1 )及び第2の入力タイミング
範囲〔γ2 ,δ2 〕(γ2 <θ0’<δ2 )で待機して
いる。第1の入力タイミング範囲〔γ1 ,δ1 〕と第2
の入力タイミング範囲〔γ2 ,δ2 〕とは異なってお
り、δ2 <γ1 である。即ち、第1の入力タイミング範
囲〔γ1 ,δ1 〕と第2の入力タイミング範囲〔γ2
δ2 〕とが一部でも重複することはない。ボビン装着異
常検出信号の入力タイミングθs2 が第1の入力タイミ
ング範囲〔γ1 ,δ1 〕にあれば、制御コンピュータC
0 はボビン装着異常検出信号S2 の出力元を緯入れ末端
側のボビン装着異常検出器16と判別する。制御コンピ
ュータC0 はこの判別によって表示装置22に対して
“装着異常右”という確認画面の表示を指令する。
【0028】緯入れ末端側は織機の前側から見て右であ
り、作業者は“装着異常右”の表示によって装着異常の
生じたもじり耳形成装置18を容易に把握できる。作業
者はこの確認画面の表示内容に基づいてボビン交換装着
忘れ、抜け出し阻止体14の正常位置への挿入忘れある
いは挿入不良の処理作業を行なうことになる。この処理
作業の遂行後、運転開始指令スイッチ21がONされる
と制御コンピュータC 0 は織機駆動モータMをスロー逆
転する。このスロー逆転により織機の機台回転角度は位
置A5 で示す0°から位置A7 で示すθ2 へ移行する。
織機の機台回転角度がθ2 へ移行すると、制御コンピュ
ータC0 は耳糸異常検出器15,15’を作動させ、織
機は機台回転角度θ2 から製織運転を再開する。
【0029】もじり耳形成装置18の他方のボビン7B
についても同様の耳糸異常検出及びボビン装着異常検出
が行われる。図4に示す位置B1 が耳糸消費による耳糸
異常発生時点とすると、位置B2 で示す機台回転角度θ
1 は耳糸異常検出器15からの耳糸異常検出信号S1
出力タイミング、位置B4 は織機停止時、位置B5 はボ
ビン交換時、位置B6 はボビン装着異常有無チェック
時、位置B7 は製織運転再開時を表す。
【0030】図4の曲線Daはもじり耳形成装置18’
のもじり耳用ボビン7A’の上下動曲線を表し、曲線D
bはもじり耳形成装置18’のもじり耳用ボビン7B’
の上下動曲線を表す。即ち、両曲線Da,Dbは耳糸Y
a’,Yb’の開口曲線を表す。曲線Da,Dbの下側
の図形はもじり耳形成装置18’の略体図を表し、両ボ
ビンホルダ6A’,6B’の位置関係が示されている。
曲線Ca,Cbと曲線Da,Dbとから明らかなように
もじり耳形成装置18’におけるボビンホルダ6A’,
6B’の公転はもじり耳形成装置18におけるボビンホ
ルダ6A,6Bの公転に対して位相が略90°ほど先行
している。これは緯入れ始端側と緯入れ末端側とにおけ
る耳糸閉口タイミングを異ならせているためである。
【0031】耳糸Ya’が位置A1 ’で示す機台回転角
度で消費された場合、位置A2 ’で示す機台回転角度θ
1 ’は耳糸異常検出器15’の検知アーム15a’とテ
ンションアーム8c’との接触による耳糸異常検出信号
1 ’の出力時、位置A4 ’は織機停止時及びボビン交
換時、位置A6 ’はボビン装着異常有無チェック時、位
置A7 ’は織機運転再開時を表す。耳糸異常検出信号S
1 ’は信号出力ラインL2 及び信号入力ラインL12を介
して制御コンピュータC0 に入力する。制御コンピュー
タC0 は耳糸異常検出器15,15’からの耳糸異常検
出信号の入力を第1の入力タイミング範囲〔α1
β1 〕及び第2の入力タイミング範囲〔α2,β2 〕で
待機している。耳糸異常検出信号の入力タイミングθs
1 が第2の入力タイミング範囲〔α2 ,β2 〕にあれ
ば、制御コンピュータC0 は耳糸異常検出信号の出力元
を緯入れ始端側の耳糸異常検出器15’と判別する。制
御コンピュータC0 はこの判別によって表示装置22に
対して“耳糸異常左”という確認画面の表示を指令す
る。緯入れ始端側は織機の前側から見て左である。
【0032】織機が停止すると耳糸異常検出器15,1
5’は不作動状態におかれる。ボビン7A’の交換はボ
ビン7Aの場合と同様に行われる。制御コンピュータC
0 はボビン装着異常検出器16,16’からのボビン装
着異常検出信号の入力を第1の入力タイミング範囲〔γ
1 ,δ1 〕と第2の入力タイミング範囲〔γ2 ,δ2
とで待機している。ボビン装着異常検出信号の入力タイ
ミングθs2 が第2の入力タイミング範囲〔γ2
δ2 〕にあれば、制御コンピュータC0 はボビン装着異
常検出信号S2 ’の出力元を緯入れ始端側のボビン装着
異常検出器16’と判別する。制御コンピュータC0
この判別によって表示装置22に対して“装着異常左”
という確認画面の表示を指令する。
【0033】もじり耳形成装置18の他方のボビン7B
についても同様の耳糸異常検出及びボビン装着異常検出
が行われる。図4に示す位置B1 ’が耳糸消費による耳
糸異常発生時点とすると、位置B2 ’で示す機台回転角
度θ1 ’は耳糸異常検出器15’からの耳糸異常検出信
号S1 ’の出力タイミング、位置B4 ’は織機停止時、
位置B5 ’はボビン交換時、位置B6 ’はボビン装着異
常有無チェック時、位置B7 ’は製織運転再開時を表
す。
【0034】緯入れ末端側の耳糸異常を表す耳糸異常検
出信号S1 の出力タイミングθ1 と、緯入れ始端側の耳
糸異常を表す耳糸異常検出信号S1 ’の出力タイミング
θ1’とはもじり耳形成装置18,18’の位相差のた
めに異なっている。又、緯入れ末端側のボビン装着異常
を表すボビン装着異常検出信号S2 の出力タイミングθ
0 と、緯入れ始端側のボビン装着異常を表すボビン装着
異常検出信号S2 ’の出力タイミングθ0 ’とはもじり
耳形成装置18,18’の位相差のために異なってい
る。異常有無判別手段となる制御コンピュータC0 は、
耳糸異常検出信号S1 ,S1 ’の入力タイミング差に応
じて第1の入力タイミング範囲〔α1 ,β 1 〕及び第2
の入力タイミング範囲〔α2 ,β2 〕で耳糸異常検出信
号の入力に待機している。又、制御コンピュータC
0 は、ボビン装着異常検出信号S2 ,S 2 ’の入力タイ
ミング差に応じて第1の入力タイミング範囲〔γ1 ,δ
1 〕及び第2の入力タイミング範囲〔γ2 ,δ2 〕でボ
ビン装着異常検出信号の入力に待機している。従って、
耳糸異常検出器15,15’の信号出力ラインL1 ,L
2を信号入力ラインL12に合流して制御コンピュータC
0 に入力する回路構成においても、耳糸異常検出信号の
出力元を判別することができる。同様に、ボビン装着異
常検出器16,16’の信号出力ラインL3 ,L4 を信
号入力ラインL34に合流して制御コンピュータC0 に入
力する回路構成においても、ボビン装着異常検出信号の
出力元を判別することができる。その結果、もじり形成
装置18,18’における異常検出のための回路構成が
簡素化し、コストダウンが得られる。又、回路の配線本
数、配線工数、断線チェックあるいは配線交換といった
メインテナンス工数も低減できる。
【0035】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば図9及び図10に示す実施例も可
能である。図9に示すように耳糸異常検出器15とボビ
ン装着異常検出器16とはボビンホルダ6A,6Bの公
転方向Pとは逆方向へ略90°ずらし配置されている。
図10に示すように耳糸異常検出器15’とボビン装着
異常検出器16’とはボビンホルダ6A’,6B’の公
転方向Qへ略90°ずらし配置されている。このような
ずらし配置は、耳糸異常検出器15,15’からの耳糸
異常検出信号S1 ,S1 ’の出力タイミング、ボビン装
着異常検出器16,16’からのボビン装着異常検出信
号S2 ,S2 ’の出力タイミングを全て異ならせる。そ
して、各異常検出信号S1 ,S1 ’,S2 ,S2 ’に対
する入力タイミング範囲を全て異ならせることができ
る。従って、耳糸異常検出器15,15’及びボビン装
着異常検出器16,16’の信号出力ラインを1本の信
号入力ラインに合流させることができる。この実施例で
はずらし角度が略90°であるが、入力タイミング範囲
が各異常検出信号S1 ,S1 ’,S2 ,S2 ’について
全て異なるようにずらし角度を変更することもできる。
【0036】又、本発明では、耳糸異常検出器15,1
5’の信号出力ラインのみを1本の信号入力ラインに合
流したり、ボビン装着異常検出器16,16’の信号出
力ラインのみを1本の信号入力ラインに合流するように
してもよい。このような場合にも耳糸異常検出及びボビ
ン装着異常検出のいずれか一方の回路構成が簡素化す
る。
【0037】又、もじり耳形成装置18’におけるボビ
ンホルダ6A’,6B’の公転と、もじり耳形成装置1
8におけるボビンホルダ6A,6Bの公転との位相差が
ない場合にも本発明を適用できる。この場合には耳糸異
常検出器15と耳糸異常検出器15’との間ではボビン
ホルダ6A,6B,6A’,6B’の公転方向に180
°以外の角度差を持つ位置に配置する配置構成とすれば
よい。又、ボビン装着異常検出器16とボビン装着異常
検出器16’との間ではボビンホルダ6A,6B,6
A’,6B’の公転方向に180°以外の角度差を持つ
位置に配置する配置構成とすればよい。
【0038】又、緯入れ末端側の耳糸異常検出とボビン
装着異常検出とを1つの異常検出手段で兼ねると共に、
緯入れ始端側の耳糸異常検出とボビン装着異常検出とを
1つの異常検出手段で兼ねるようにした場合にも本発明
を適用することができる。
【0039】なお、異常検出手段としては接触式センサ
以外にも光学式センサもある。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、緯入れ末
端側のもじり耳形成装置と緯入れ始端側のもじり耳形成
装置とにおける異常検出信号出力タイミングを異なら
せ、異常検出信号出力タイミングに応じて出力元を判別
するようにしたので、異常検出のための回路構成を簡素
化してコストダウンを図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した一実施例の緯入れ末端側
のもじり耳形成装置を示す正面図である。
【図2】 緯入れ始端側のもじり耳形成装置を示す正面
図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 タイミングチャートである。
【図5】 運転制御プログラムを表すフローチャートで
ある。
【図6】 運転制御プログラムを表すフローチャートで
ある。
【図7】 運転制御プログラムを表すフローチャートで
ある。
【図8】 運転制御プログラムを表すフローチャートで
ある。
【図9】 別例の緯入れ末端側のもじり耳形成装置を示
す正面図である。
【図10】緯入れ始端側のもじり耳形成装置を示す正面
図である。
【符号の説明】
6A,6B,6A’,6B’…ボビンホルダ、6b,6
b’…支持ピン、7A,7B,7A’,7B’…もじり
耳用ボビン、14,14’…抜け出し阻止体、15,1
5’…耳糸異常検出器、16,16’…ボビン装着異常
検出器、Ya,Yb,Ya’,Yb’…耳糸、L1 ,L
2 ,L3 ,L4 …信号出力ライン、L12,L34…信号入
力ライン、C0 …異常有無判別手段となる制御コンピュ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03C 7/08 D03C 7/00 D03D 51/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビンホルダに支持ピンを抜き出し可能に
    挿通支持すると共に、支持ピンの抜け止めを行なう抜け
    止め機構を備え、ボビンを回動可能に支持する支持ピン
    の抜け出しを阻止する抜け止め機構の抜け出し阻止体の
    位置異常検出及びボビンホルダ上でもじり耳糸を案内す
    るテンションアームの位置異常検出の少なくとも一方を
    行なう異常検出手段を備えたもじり耳形成装置を緯入れ
    始端側と緯入れ末端側とに配置した織機において、 両もじり耳形成装置の一方の異常検出手段の第1の異常
    検出タイミングと他方の異常検出手段の第2の異常検出
    タイミングとを異ならせ、両もじり耳形成装置の前記異
    常検出手段から出力される異常検出信号を異常有無判別
    手段に入力し、前記第1の異常検出タイミングに出力さ
    れた異常検出信号の入力タイミングを含む第1の入力タ
    イミング範囲と、前記第2の異常検出タイミングに出力
    された異常検出信号の入力タイミングを含む第2の入力
    タイミング範囲とを異ならせ、前記第1の入力タイミン
    グ範囲で入力する異常検出信号の出力元を緯入れ末端側
    の異常検出手段とする判別を異常有無判別手段で行な
    い、前記第2の入力タイミング範囲で入力する異常検出
    信号の出力元を緯入れ始端側の異常検出手段とする判別
    を異常有無判別手段で行なう織機のもじり耳形成装置に
    おける異常検出方法。
  2. 【請求項2】ボビンホルダに支持ピンを抜き出し可能に
    挿通支持すると共に、支持ピンの抜け止めを行なう抜け
    止め機構を備え、ボビンを回動可能に支持する支持ピン
    の抜け出しを阻止する抜け止め機構の抜け出し阻止体の
    位置異常検出及びボビンホルダ上でもじり耳糸を案内す
    るテンションアームの位置異常検出の少なくとも一方を
    行なう異常検出手段を備えたもじり耳形成装置を緯入れ
    始端側と緯入れ末端側とに配置した織機において、 両もじり耳形成装置の一方の異常検出手段の第1の異常
    検出タイミングと他方の異常検出手段の第2の異常検出
    タイミングとを異ならせ、両もじり耳形成装置の前記異
    常検出手段の信号出力ラインを信号入力ラインに合流
    し、前記第1の異常検出タイミングに出力された異常検
    出信号の入力タイミングを含む第1の入力タイミング範
    囲と、前記第2の異常検出タイミングに出力された異常
    検出信号の入力タイミングを含む第2の入力タイミング
    範囲とを異ならせ、前記第1の入力タイミング範囲で入
    力する異常検出信号の出力元を緯入れ末端側の異常検出
    手段と判別すると共に、前記第2の入力タイミング範囲
    で入力する異常検出信号の出力元を緯入れ始端側の異常
    検出手段と判別する異常有無判別手段に前記信号入力ラ
    インを信号接続した織機のもじり耳形成装置における異
    常検出装置。
  3. 【請求項3】固定された太陽歯車の同軸上に回転中心を
    持つ支持歯車の側面に一対の中継歯車及び一対の遊星歯
    車を回動可能に支持し、太陽歯車及び遊星歯車の両方に
    中継歯車を噛合し、遊星歯車上にボビンホルダを支持
    し、支持歯車の回転によって中継歯車が太陽歯車に噛合
    しながらその周囲を半周すると、遊星歯車が支持歯車上
    で逆方向へ1回転するようにした請求項2のもじり耳形
    成装置において、 緯入れ末端側の前記異常検出手段が前記第1の異常検出
    タイミングに異常検出信号を出力するように緯入れ末端
    側のボビンホルダの公転軌跡の周囲に異常検出手段を配
    置し、緯入れ始端側の前記異常検出手段が前記第2の異
    常検出タイミングに異常検出信号を出力するように緯入
    れ始端側のボビンホルダの公転軌跡の周囲に異常検出手
    段を配置した織機のもじり耳形成装置における異常検出
    装置。
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