JP3395107B2 - 水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造 - Google Patents
水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造Info
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Description
体押出しヤ−ドの止水構造に関するものである。
ネル工法として、特公昭60−1478号がある。この
工法は、図14に示すように、製作ヤ−ドaでドライな
状態で製作した函体bを、滑り支承c上を順次押出して
行き、水路dの対岸へ到達させ水底トンネルを完成する
工法である。
工法は、水域沿岸の陸上部において、函体bを製作し、
連結させながら押出しを行う。そのため、横断しようと
する水域の全長幅にわたって函体群を押出す必要があ
る。従って、函体群の押出し距離が長大となり、工期及
び工費の面で不経済である。
の水域内に止水壁を立設し、止水壁の岸側に水位調節可
能な押出しヤ−ドを設け、この押出しヤ−ドにて、連結
させた函体群を前記止水壁を貫通させて順次水底に押し
出すことにより、函体群の押出し距離を短縮し、工期の
短縮と工費の削減を図る水底トンネルの構築方法を既に
提供している。
m以上になると、非常駐車帯を設ける必要があり、この
ためここの部分で函体幅が広くなる。上記の止水壁は函
体の外周面に接触して止水を図り、押出しヤ−ド内への
水の浸入を阻止するものである。そのため函体幅の変化
に対応して良好な止水を図る技術が希求されている。
るためになされたもので、非常駐車帯等の函体幅の変化
に対応して良好な止水を図ることができる、水底トンネ
ルの函体押出しヤ−ドの止水構造を提供することを目的
とする。
の手段として、本発明は、連結させた函体群を順次水底
に押し出して行う水底トンネルの構築方法で使用する押
出しヤ−ドの止水構造において、函体の押出し発進側の
水域内に函体が貫通可能な止水壁を設け、この止水壁の
岸側に設けた押出しヤ−ドであって、止水壁には、函体
の通常幅部や拡幅部の函体幅の変化に対応し、常に函体
の外周面に接触して、押出しヤ−ド内への水の浸入を阻
止する止水ゲ−トを設けて構成したことを特徴とする、
水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造を提供す
る。
出して行う水底トンネルの構築方法で使用する押出しヤ
−ドの止水構造において、函体の押出し発進側の水域内
に函体が貫通可能な止水壁を設け、この止水壁の岸側に
水位調節可能に設けた押出しヤ−ドであって、止水壁の
内側には、函体の通常幅部の外周面に接触して止水を図
り、函体の通常幅部後方の拡幅部が接近したときに撤去
可能な撤去式止水ゲ−トと、撤去式止水ゲ−トのやや手
前に設けられ、撤去式止水ゲ−トを撤去する直前に函体
の拡幅部の外周面に接触して止水を図る固定式止水ゲ−
トと、固定式止水ゲ−トのやや手前に設けられ、函体の
拡幅部が固定式止水ゲ−トに接触している間は止水壁内
に収容され、函体の拡幅部が固定式止水ゲ−トを通過す
る直前に突出し、函体の拡幅部後方の通常幅部の外周面
に接触して止水を図る移動式止水ゲ−トとよりなること
を特徴とする、函体の拡幅部が一カ所のみの場合に適用
する安価な水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造
を提供する。
出して行う水底トンネルの構築方法で使用する押出しヤ
−ドの止水構造において、函体の押出し発進側の水域内
に函体が貫通可能な止水壁を設け、この止水壁の岸側に
水位調節可能に設けた押出しヤ−ドであって、止水壁の
内側には、函体の通常幅部の外周面に接触して止水を図
り、函体の通常幅部後方の拡幅部が接近したときには止
水壁内に収納可能な前方移動式止水ゲ−トと、前方移動
式止水ゲ−トのやや手前に設けられ、前方移動式止水ゲ
−トを収納する直前に函体の拡幅部の外周面に接触して
止水を図り、函体の拡幅部が通過する直前に、前方移動
式止水ゲ−トに拡幅部の止水を盛り替えた後に突出さ
せ、函体の拡幅部後方の通常幅部の外周面に接触して止
水を図る後方移動式止水ゲ−トとよりなることを特徴と
する、水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造を提
供する。
し出して行う水底トンネルの構築方法で使用する押出し
ヤ−ドの止水構造において、函体の押出し発進側の水域
内に函体が貫通可能な止水壁を設け、この止水壁の岸側
に水位調節可能に設けた押出しヤ−ドであって、止水壁
の内側に、止水壁内に収納可能でかつ函体側に突出可能
な移動式止水ゲ−トを設け、函体の外周面には、拡幅部
とその前方及び後方の通常幅部との境界にテ−パ部を設
けてなり、移動式止水ゲ−トの収納、突出を調整して、
移動式止水ゲ−トの先端を連続的に函体の通常幅部、テ
−パ部、拡幅部の外周面に接触させて止水を図るよう構
成したことを特徴とする、水底トンネルの函体押出しヤ
−ドの止水構造を提供する。以下、図を参照しながら本
発明の実施の形態について説明する。
の止水構造の技術的背景となる函体の押出し工法につい
て説明する。
置するための溝を掘削する。陸上部では溝の掘削計画線
の縁部に沿って土留鋼矢板を打設した後に、護岸101 の
岸側近傍に二重締め切り102 を構築する。そして、土留
鋼矢板の内側を掘削して、図10に示すように、発進側
沿岸部から二重締め切り102 まで溝103を掘削する。
に対応させて掘削するが、本実施の形態では、図14に
示すような凹型の円弧状トンネルを構築する場合につい
て説明するため、溝103 もそれに対応させて凹型の円弧
状に掘削する。
定距離だけ浸水した位置に、止水壁200 を構築する。止
水壁200 の構築位置は、函体300 全体が水没可能な水深
の当たりに構築するとよい。止水壁200 の形状は、例え
ば図1に示すように、函体300 群通過のための開口部20
1 を設けて門型に形成し、掘削した溝103 内に立設す
る。その開口部201 の大きさは函体300 の断面外形より
やや大きく設計する。
ヤ−ブラシ等の函体300 の周面に接触する止水部材202
を設ける。なお、止水壁200 の形状は、構築位置の水深
が函体300 全体が没する水深よりも浅い場合は、函体30
0 の両側に柱部材を立設するだけでもよい。
順に押出しヤ−ド400、製作ヤ−ド410 を設け、これら
の両ヤ−ド400 、410 は溝103 の凹型円弧の延長上にな
るよう構築する。押出しヤ−ド400 と製作ヤ−ド410 と
の境界部付近には、図11に示すような門型等の制動用
の反力受け壁420 又は反力受け梁を構築する。
域沿岸の陸部に設けられているが、本発明のように、止
水壁200 の設置により水位を下げて、これらのヤ−ドを
水域内に設けることによって、函体群の押出し距離を短
縮することができる。
間隔で滑り支承110 を設置する。滑り支承110 の一例と
しては、鋼管杭で鉄骨コンクリ−ト造の台を支持し、そ
の台の表面に鉄板等を張付けて構成する。
式の合成構造等の函体300 をドライな状態で製作する。
函体300 は、1ブロックを製作ヤ−ド410 上でブロック
部位ごとに流れ作業的に製作し、順次コンクリートを打
ち継いで所定数のブロック群を連続的に一体に構成す
る。例えば、10ブロックの100m単位で一体に製作
し、プレストレスを導入して、10ブロック単位間は継
ぎ手等で連結する。
本来の押出し装置430 を設置するまでの間は、仮の押出
し装置により押出しを行う。例えば、止水壁200 の下部
に設置したセンタ−ホ−ルジャッキを用い、函体300 の
底版をPC鋼より線で引っ張って、函体300 の先端が反
力受け壁420 を貫通するまで事前押出し作業を行う。
の押出し装置430 を設置する。具体例としては、図1
0、11に示すように、止水壁200 と反力受け壁420 と
の間にPC鋼より線431 を所定本数張設し、その途上に
押出し装置430 を装着する。函体300 の先端部バルクヘ
ッドには手延べ桁120 等の先端機器を取り付ける。
に示すように、PC鋼より線431 を把持開放可能な一対
のセンタ−ホ−ルジャッキ432 、433 を用いる。これら
は、函体300 の上面に設けた凹部に移動架台434 を固定
することによって設置する。
は、上記押出し装置430 により、函体300 の先端が止水
壁200 を貫通するまで初期押出し作業を行う。センタ−
ホ−ルジャッキ432 、433 の動作は、図12に示すよう
に、ジャッキ両端のクサビの把持開放を交互に繰り返し
ながら、一方のジャッキを伸長させると同時に他方を収
縮させ、移動架台434 を移動させて函体300 を押出す。
押出し装置430 が止水壁200 に接近したら、反力受け壁
420 側に押出し装置430 を盛り替えて上記動作を繰り返
す。
撤去して注水する。このとき、押出しヤ−ド300 及び製
作ヤ−ド410 内には止水壁200 により水は浸入しない。
400 内に止水壁200 の外側水域よりも低い水位で水を注
入し、函体300 前面に作用する水圧を低減させること
で、函体300 群の押出しに必要な力を低減させると共
に、函体300 群が押出しヤ−ド400 側に押し戻されない
よう設定する。即ち、製作ヤ−ド410 の勾配と、移動す
る函体300 群の重量を支持する滑り支承110 との摩擦係
数等により、外側水域からの水圧が作用しても函体300
群が停止している状態とする。
い、図13に示すように、函体300 群を凹型円弧に沿っ
て押出す。そして、函体300 群の尾端部が止水壁200 の
手前に到達するまで押出し、押出し工を完了する。
路トンネルの延長が1000m以上になると、非常駐車
帯を設ける必要があり、このためここの部分で函体300
の幅が広くなる。上記の止水壁200 は函体300 の外周面
に接触して止水を図り、押出しヤ−ド400 内への水の浸
入を阻止するものである。そのため函体300 の幅の変化
に対応して効果的な止水を図る必要がある。以下、本発
明の止水構造について説明する。
を示す。止水壁200 の内側には、外部水域側から順に撤
去式止水ゲ−ト500 、固定式止水ゲ−ト510 、移動式止
水ゲ−ト520 が、止水壁200 の内面から直角方向に設け
られている。
去可能な壁体であり、図3に示すように、止水壁200 内
を通過する函体300 の通常幅部310 の側面に先端部が接
触する長さで突設され、止水を図っている。先端部に
は、ワイヤ−ブラシ等の止水部材501 が全長にわたって
植設されている。また、撤去式止水ゲ−ト500 の上下端
部は前方に突出し、図1に示すように、函体300 の底面
301 及び上面302 の縁部に入り込む嵌入部502 を設ける
とよい。
体にコンクリート等で作製した壁体であり、図3に示す
ように、止水壁200 内を通過する函体300 の拡幅部320
の側面に先端部が接触する長さで突設され、止水を図っ
ている。先端部には止水部材511 が、上下端部には嵌入
部512 が同様に設けられている。
あり、止水壁200 の内面に設けたスリット203 に収納、
突出可能に配してある。先端部には止水部材521 が、上
下端部には嵌入部522 が同様に設けられている。
するときは、先ず、図3に示すように、函体300 の通常
幅部310 の側面が撤去式止水ゲ−ト500 の先端の止水部
材501 に接触し、水の浸入を阻止した状態で押出され
る。
320 が接近すると、その拡幅部320の側面に固定式止水
ゲ−ト510 の先端の止水部材511 が接触し、水の浸入を
阻止する。この状態で、図4に示すように、撤去式止水
ゲ−ト500 の突出部を切断撤去し、拡幅部320 を通過さ
せる。
端部が移動式止水ゲ−ト520 を通過し、かつ固定式止水
ゲ−ト510 が拡幅部320 に接触している間に、移動式止
水ゲ−ト520 を突出させて、その先端の止水部材521
を、拡幅部320 の後方に連続する通常幅部330 の側面に
接触させ、止水を図る。
している間は、固定式止水ゲ−ト510 の後方にドライ作
業エリア340 が形成されているため、このエリアから移
動式止水ゲ−ト520 の引き出し作業等を行うことができ
る。最後に、移動式止水ゲ−ト520 を引き出したら、ス
リット203 と移動式止水ゲ−ト520 との間に止水及び固
定用のモルタル210 を充填し、拡幅部320 の通過を終了
する。以上のように、本実施の形態は、函体の拡幅部が
一カ所のみの場合に適用する安価な水底トンネルの函体
押出しヤ−ドの止水構造である。
は、上記止水構造−1の撤去式止水ゲ−ト500 の代わり
に前方移動式止水ゲ−ト600 を用い、止水構造−1の移
動式止水ゲ−ト520 を後方移動式止水ゲ−ト610 とした
実施の形態である。止水壁200 の内面には間隔をおいて
二カ所にスリット204 が設けられ、鋼製等の壁体よりな
る前方移動式止水ゲ−ト600 及び後方移動式止水ゲ−ト
610 が収納、突出可能に配してある。
び610 を移動させる手段は種々考えられるが、例えば、
各スリット204 の奥部に配したジャッキ620 、630 等の
移動装置によってスライド自在に構成する。また、上記
止水構造−1と同様に、先端部に止水部材601 及び611
が、上下端部には嵌入部が設けられている。さらに、各
スリット204 の外部水域側の側面にはパッキン220 及び
230 を配して、各スリット204 内への水の浸入を阻止す
る。次に、各ゲ−トの動作について説明する。
ゲ−ト600 が通常幅部310 の外周面に接触して止水を図
った状態で函体300 が前進する。次に、拡幅部320 が接
近したときに前方移動式止水ゲ−ト600 がスリット204
内に収納されるが、その直前には、後方移動式止水ゲ−
ト610 が拡幅部320 の外周面に接触して止水を図る。
0 が通過する直前に、前方移動式止水ゲ−ト600 に拡幅
部320 の止水を盛り替えた後に、後方移動式止水ゲ−ト
610突出させ、通常幅部330 の外周面に接触して止水を
図る。なお、本実施の形態及び下記の止水構造−3の形
態は、函体の拡幅部が2カ所以上ある場合に適した構造
である。
す。止水壁200 の内面にスリット205 を設け、鋼製等の
壁体よりなる移動式止水ゲ−ト700 を収納、突出可能に
配してある。この移動式止水ゲ−ト700 を移動させる手
段も種々考えられるが、例えば上記止水構造−2と同様
に、スリット205 の奥部に配したジャッキ710 等の移動
装置によってスライド自在に構成する。また、先端部に
は止水部材701 が、上下端部には嵌入部が同様に設けら
れている。さらに、スリット205 の外部水域側の側面に
も同様にパッキン230 が配備されている。
その前方及び後方の通常幅部310 、330 との境界にテ−
パ部350 が設けてある。これによって、移動式止水ゲ−
ト700 の収納、突出を調整すれば、その先端の止水部材
701 を連続的に函体300 の通常幅部310 →テ−パ部350
→拡幅部320 →テ−パ部350 →通常幅部330 の外周面に
接触させて止水を図ることができる。
内側に各種止水ゲ−トを設けることによって、函体の非
常駐車帯等の拡幅部や通常幅部の変化に対応して、良好
な止水を図ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 連結させた函体群を順次水底に押し出し
て行う水底トンネルの構築方法で使用する押出しヤ−ド
の止水構造において、 函体の押出し発進側の水域内に函体が貫通可能な止水壁
を設け、この止水壁の岸側に設けた押出しヤ−ドであっ
て、 止水壁には、函体の通常幅部や拡幅部の函体幅の変化に
対応し、常に函体の外周面に接触して、押出しヤ−ド内
への水の浸入を阻止する止水ゲ−トを設けて構成したこ
とを特徴とする、 水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造。 - 【請求項2】 連結させた函体群を順次水底に押し出し
て行う水底トンネルの構築方法で使用する押出しヤ−ド
の止水構造において、 函体の押出し発進側の水域内に函体が貫通可能な止水壁
を設け、この止水壁の岸側に水位調節可能に設けた押出
しヤ−ドであって、 止水壁の内側には、函体の通常幅部の外周面に接触して
止水を図り、函体の通常幅部後方の拡幅部が接近したと
きに撤去可能な撤去式止水ゲ−トと、 撤去式止水ゲ−トのやや手前に設けられ、撤去式止水ゲ
−トを撤去する直前に函体の拡幅部の外周面に接触して
止水を図る固定式止水ゲ−トと、 固定式止水ゲ−トのやや手前に設けられ、函体の拡幅部
が固定式止水ゲ−トに接触している間は止水壁内に収容
され、函体の拡幅部が固定式止水ゲ−トを通過する直前
に突出し、函体の拡幅部後方の通常幅部の外周面に接触
して止水を図る移動式止水ゲ−トとよりなることを特徴
とする、 水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造。 - 【請求項3】 連結させた函体群を順次水底に押し出し
て行う水底トンネルの構築方法で使用する押出しヤ−ド
の止水構造において、 函体の押出し発進側の水域内に函体が貫通可能な止水壁
を設け、この止水壁の岸側に水位調節可能に設けた押出
しヤ−ドであって、 止水壁の内側には、函体の通常幅部の外周面に接触して
止水を図り、函体の通常幅部後方の拡幅部が接近したと
きには止水壁内に収納可能な前方移動式止水ゲ−トと、 前方移動式止水ゲ−トのやや手前に設けられ、前方移動
式止水ゲ−トを収納する直前に函体の拡幅部の外周面に
接触して止水を図り、函体の拡幅部が通過する直前に、
前方移動式止水ゲ−トに拡幅部の止水を盛り替えた後に
突出させ、函体の拡幅部後方の通常幅部の外周面に接触
して止水を図る後方移動式止水ゲ−トとよりなることを
特徴とする、 水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造。 - 【請求項4】 連結させた函体群を順次水底に押し出し
て行う水底トンネルの構築方法で使用する押出しヤ−ド
の止水構造において、 函体の押出し発進側の水域内に函体が貫通可能な止水壁
を設け、この止水壁の岸側に水位調節可能に設けた押出
しヤ−ドであって、 止水壁の内側に、止水壁内に収納可能でかつ函体側に突
出可能な移動式止水ゲ−トを設け、 函体の外周面には、拡幅部とその前方及び後方の通常幅
部との境界にテ−パ部を設けてなり、 移動式止水ゲ−トの収納、突出を調整して、 移動式止水ゲ−トの先端を連続的に函体の通常幅部、テ
−パ部、拡幅部の外周面に接触させて止水を図るよう構
成したことを特徴とする、 水底トンネルの函体押出しヤ−ドの止水構造。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102561371A (zh) * | 2012-02-29 | 2012-07-11 | 中交一航局第五工程有限公司 | 岛遂结合部钢沉箱围护结构 |
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1998
- 1998-06-03 JP JP15466298A patent/JP3395107B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102561371A (zh) * | 2012-02-29 | 2012-07-11 | 中交一航局第五工程有限公司 | 岛遂结合部钢沉箱围护结构 |
CN102561371B (zh) * | 2012-02-29 | 2014-01-22 | 中交一航局第五工程有限公司 | 岛遂结合部钢沉箱围护结构及其施工方法 |
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