JP3390909B2 - キャディバッグ用フードジョイント - Google Patents

キャディバッグ用フードジョイント

Info

Publication number
JP3390909B2
JP3390909B2 JP14946299A JP14946299A JP3390909B2 JP 3390909 B2 JP3390909 B2 JP 3390909B2 JP 14946299 A JP14946299 A JP 14946299A JP 14946299 A JP14946299 A JP 14946299A JP 3390909 B2 JP3390909 B2 JP 3390909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caddy bag
hood
hook
joint
hook member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14946299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000334074A (ja
Inventor
和哉 岩船
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japana Co Ltd
Original Assignee
Japana Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japana Co Ltd filed Critical Japana Co Ltd
Priority to JP14946299A priority Critical patent/JP3390909B2/ja
Publication of JP2000334074A publication Critical patent/JP2000334074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3390909B2 publication Critical patent/JP3390909B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、キャディバッグ
を買い換えることなく、手持ちのキャディバッグに取着
するだけで、長尺のゴルフクラブをも収納することがで
きるキャディバッグ用フードジョイントに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】 老若男女を問わず、ゴルフは盛んに実
施されている。ゴルフを実施するためには、ゴルフクラ
ブが必要であり、このゴルフクラブは、通常、キャディ
バッグに収納される。ゴルフクラブの長さは、通常、い
わゆる「1番ウッド」で、メンズ用(男性用)が45か
ら46インチ程度、レディス用(女性用)が43から4
4インチ程度である。しかしながら、近年、ゴルフクラ
ブの長尺化が進んでおり、例えば、1番ウッドにおいて
は、48インチ程度の長さのものが市販されている。こ
のため、従来のキャディバッグでは、長尺のゴルフクラ
ブを収納することができないという問題が生じた。
【0003】このため、長尺のゴルフクラブを収納する
ための種々の発明または考案がなされている。例えば、
実開平5−63568号公報に記載のキャディバッグ9
0によれば、図6に示すように、キャディバッグ本体9
1とフード部材92とを接続する支持部材(帯体)93
が第1ホック部材93a及び第2ホック部材93bを備
えており、第1ホック部材93aがキャディバッグ本体
91の開口部付近に設けられたホック部材のうちの1の
ホック部材(図示せず)に係合され、第2ホック部材9
3bがフード部材92に設けられたホック部材のうちの
1のホック部材(図示せず)に係合される。従って、第
1ホック部材93aと第2ホック部材93bとの間の距
離の分だけ、キャディバッグ90の内部空間の長さが延
長されて、長尺のゴルフクラブ(図示せず)であっても
収納することができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、かか
るキャディバッグ90においては、キャディバッグ本体
91とフード部材92とを接続する各支持部材93同士
が非連結とされているので、即ち、フード部材92に設
けられた各ホック部材とキャディバック本体に設けられ
た各ホック部材とがそれぞれ線で接続されているので、
図6に示すように、フード部材92に設けられたジッパ
ー部材(図示せず)を開放した際に、フード部材92が
左右に潰れてしまい、ゴルフクラブの出し入れがし難く
なってしまうという問題点があり、更には、ジッパー部
材を閉塞する際にフード部材92の形状を整えるという
煩雑な作業をしなければならないという問題点があっ
た。即ち、キャディバッグの使い勝手が悪化してしまう
という問題点があった。
【0005】そこで、案出されたのが本発明であって、
キャディバッグの内部空間(即ち、ゴルフクラブを収納
する空間)の長さを延長することができるにも拘わら
ず、キャディバッグの使い勝手が悪化してしまうことを
防止することができるキャディバッグ用フードジョイン
トを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載のキャディバッグ用フードジョイント
は、キャディバッグ本体の開口部近傍に設けられたホッ
ク部材と係合する第1ホック部材と、前記キャディバッ
グ本体の開口部を覆うフード部材に設けられたホック部
材と係合する第2ホック部材と、前記第1ホック部材お
よび第2ホック部材を所定の間隔を開けて支持する複数
の支持部材と、前記1の支持部材および別の支持部材を
連結する連結部材とを備えているものである。
【0007】この請求項1記載のキャディバッグ用フー
ドジョイントによれば、支持部材によって、第1ホック
部材及び第2ホック部材は所定の間隔を開けて支持され
ているので、第1ホック部材がキャディバッグ本体の開
口部付近に設けられたホック部材に係合され且つ第2ホ
ック部材がキャディバッグ本体の開口部を覆うフード部
材に設けられたホック部材に係合された場合に、キャデ
ィバッグの内部空間(即ち、ゴルフクラブを収納する空
間)の長さが延長される。また、連結部材によって、1
の支持部材と別の支持部材とが連結されるので、即ち、
キャディバッグ本体とフード部材とが面で接続されるの
で、キャディバッグの内部空間の長さを延長することが
できるにも拘わらず、フード部材をキャディバッグ本体
に接続した状態におけるキャディバッグの使い勝手が悪
化してしまうことが防止される。
【0008】請求項2記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントは、請求項1記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントにおいて、連結部材は、1の支持部材と別の支
持部材との間の距離が調節可能にされているものであ
る。
【0009】この請求項2記載のキャディバッグ用フー
ドジョイントによれば、請求項1記載のキャディバッグ
用フードジョイントと同様に作用する上、連結部材によ
って、1の支持部材と別の支持部材との間の距離が調節
可能にされているので、キャディバッグ断面の形状また
はキャディバッグ(即ち、キャディバッグ本体およびフ
ード部材)に設けられたホック部材の配設位置の如何を
問わず、そのホック部材に、第1ホック部材および第2
ホック部材が係合される。
【0010】請求項3記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントは、請求項2記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントにおいて、連結部材が、1の支持部材より延出
された雄の面ファスナー部材と、別の支持部材より延出
され且つ前記雄の面ファスナー部材に係合される雌の面
ファスナー部材とを備えているものである。
【0011】この請求項3記載のキャディバッグ用フー
ドジョイントによれば、請求項2記載のキャディバッグ
用フードジョイントと同様に作用する上、雄の面ファス
ナー部材と雌の面ファスナー部材との係合位置を変更す
るだけで、1の支持部材と別の支持部材との間の距離が
容易に(簡単に)調節される。また、1の支持部材と別
の支持部材との間の距離の調節を雄の面ファスナー部材
と雌の面ファスナー部材とによって行うので、本キャデ
ィバッグ用フードジョイントの製造コストが安価にされ
る。
【0012】請求項4記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントは、請求項2記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントにおいて、連結部材が、弾性材から成るもので
ある。
【0013】この請求項4記載のキャディバッグ用フー
ドジョイントによれば、請求項2記載のキャディバッグ
用フードジョイントと同様に作用する上、弾性材から成
る連結部材が伸縮することにより、1の支持部材と別の
支持部材との間の距離を調節する煩雑な作業が省略され
る。また、弾性材から成る連結部材によって、1の支持
部材と別の支持部材とが連結されているので、本キャデ
ィバッグ用フードジョイントをキャディバッグから取り
外した場合に、第1支持部材または第2支持部材のみを
紛失してしまうことが防止される。
【0014】請求項5記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントは、請求項1から4のいずれかに記載のキャデ
ィバッグ用フードジョイントにおいて、全ての支持部材
が連結部材によって連結されており、又は連結可能にさ
れているものである。
【0015】この請求項5記載のキャディバッグ用フー
ドジョイントによれば、請求項1から4のいずれかに記
載のキャディバッグ用フードジョイントと同様に作用す
る上、全ての支持部材が連結部材によって連結されてお
り、又は連結可能にされているので、キャディバッグ本
体とフード部材とが強固に接続される。
【0016】請求項6記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントは、請求項1から5のいずれかに記載のキャデ
ィバッグ用フードジョイントにおいて、連結部材および
支持部材に防水加工が施されており、前記連結部材の幅
が、第1ホック部材と第2ホック部材との間隔以上にさ
れているものである。
【0017】この請求項6記載のキャディバッグ用フー
ドジョイントによれば、請求項1から5のいずれかに記
載のキャディバッグ用フードジョイントと同様に作用す
る上、連結部材および支持部材に防水加工が施されてお
り、前記連結部材の幅が第1ホック部材と第2ホック部
材との間隔以上にされているので、キャディバッグ本体
とフード部材との接続部分から水分がキャディバッグ内
に侵入してしまうことが防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の一実施例であるキャディバッグ用フードジョイント
1の平面図である。図2は、キャディバッグ用フードジ
ョイント1をキャディバッグ50(即ち、キャディバッ
グ本体51とフード部材52と間)(図2参照)に取着
した状態を示した図である。
【0019】図1に示すように、キャディバッグ用フー
ドジョイント1は、キャディバッグ50の内部空間(即
ち、ゴルフクラブ(図示せず)を収納する空間)の長さ
を延長するためのものであり、第1ジョイント部材2
と、第2ジョイント部材3とを備えている。この第1ジ
ョイント部材2には、第1ホック部材4aと、第2ホッ
ク部材4bと、第1支持部材4と、第1連結部材5と、
雄の面ファスナー部材5aとが設けられている。一方、
第2ジョイント部材3には、第3ホック部材6aと、第
4ホック部材6bと、第2支持部材6と、第2連結部材
7と、雌の面ファスナー部材7aとが設けられている。
【0020】第1ホック部材4aは、キャディバッグ本
体51の開口部付近に設けられた複数のホック部材のう
ちの1のホック部材と係合するものであり、第2ホック
部材4bは、キャディバッグ本体51の開口部を覆うフ
ード部材52に設けられた複数のホック部材のうちの1
のホック部材と係合するものである。第1支持部材4
は、かかる第1ホック部材4aおよび第2ホック部材4
bを所定の間隔を開けて支持するものである。
【0021】第3ホック部材6aは、第1ホック部材4
aと同様に、キャディバッグ本体51の開口部付近に設
けられた複数のホック部材のうちの1のホック部材と係
合するものであり、第4ホック部材6bも、第2ホック
部材4bと同様に、キャディバッグ本体51の開口部を
覆うフード部材52に設けられた複数のホック部材のう
ちの1のホック部材と係合するものである。第2支持部
材6は、第1支持部材4と同様に、かかる第3ホック部
材6aおよび第4ホック部材6bを所定の間隔を開けて
支持するものであり、この第3ホック部材6aと第4ホ
ック部材6bとの間隔は、第1ホック部材4aと第2ホ
ック部材4bとの間隔と略(ほぼ)同一の間隔にされて
いる。即ち、図2に示すように、第1ホック部材4aお
よび第3ホック部材6aがキャディバッグ50に設けら
れたホック部材に係合され、且つ第2ホック部材4bお
よび第4ホック部材6bがフード部材52に設けられた
ホック部材に係合された場合には、第1ホック部材4a
と第2ホック部材4bとの間隔(即ち、第3ホック部材
6aと第4ホック部材6bとの間隔)の分だけ、キャデ
ィバッグ50の内部空間を延長することができるのであ
る。
【0022】なお、当然に、キャディバッグ本体51と
フード部材52とを接続するキャディバッグ用フードジ
ョイント1の数は、当然に1つに限られるものではな
く、必要充分な数のキャディバッグ用フードジョイント
1をキャディバッグ本体51およびフード部材52に取
着するようにしても良い。
【0023】第1連結部材5は、第1ジョイント部材2
と第2ジョイント部材3とを連結するものであり、雄の
面ファスナー部材5aを備えている。この連結部材は、
第1ホック部材4aと第2ホック部材4bとを通る直線
方向に対する略垂直方向に沿って延びている。一方、第
2連結部材7も、第1ジョイント部材2と第2ジョイン
ト部材3とを連結するものであり、雌の面ファスナー部
材7aを備えている。即ち、第1ジョイント部材2およ
び第2ジョイント部材3は、第1ジョイント部材2に設
けられた雄の面ファスナー部材5aと第2ジョイント部
材3に設けられた雌の面ファスナー部材7aとが適宜の
位置で互いに係合されることにより、連結されるのであ
る。
【0024】従って、更には、雄の面ファスナー部材5
aと雌の面ファスナー部材7aとの係合位置を変更する
だけで、第1支持部材4と第2支持部材6との間の距離
を容易(簡単)に調節することができ、キャディバッグ
50断面の形状またはキャディバッグ(即ち、キャディ
バッグ本体51およびフード部材52)50に設けられ
たホック部材の配設位置の如何を問わず、キャディバッ
グ50の内部空間を延長することができるのである。ま
た、第1支持部材4と第2支持部材6との間の距離の調
節を雄の面ファスナー部材5aと雌の面ファスナー部材
7aとの係合位置を変更することにより行うので、キャ
ディバッグ用フードジョイント1を安価に製造すること
ができるのである。
【0025】なお、第1連結部材5の幅より雄の面ファ
スナー部材5aの幅は狭くされており、第2連結部材7
の幅より雌の面ファスナー部材7aの幅は狭くされてい
る。しかしながら、雄の面ファスナー部材5aおよび雌
の面ファスナー部材7aの幅は、必ずしも、第1連結部
材5および第2連結部材7の幅より狭くされる必要はな
く、第1連結部材5および第2連結部材7の幅を狭くす
ることにより、又は雄の面ファスナー部材5aおよび雌
の面ファスナー部材7aの幅を広くすることにより、第
1連結部材5および第2連結部材7の幅とほぼ同じにな
るようにされていても良い。
【0026】「従来の技術」の欄で説明したように、従
来のキャディバッグ90においては、キャディバッグ本
体91とフード部材92とを接続する各支持部材93同
士が非連結とされているので、即ち、キャディバッグ本
体91とフード部材92とがそれぞれ線で接続されてい
るので、フード部材92に設けられたジッパー部材を開
放した際に、フード部材92が潰れてしまい、キャディ
バッグ90の使い勝手が悪化してしまうという問題点が
あった。具体的には、ゴルフクラブの出し入れがし難く
なってしまうという問題点があり、更には、ジッパー部
材を閉塞する際にフード部材92の形状を整えるという
煩雑な作業をしなければならないという問題点があっ
た。また、「従来の技術」の欄においては記載しなかっ
たが、キャディバッグ90の美観が悪化してしまうとい
う問題点もあった。
【0027】しかしながら、前記したように、キャディ
バッグ本体51とフード部材52とを接続する本キャデ
ィバッグ用フードジョイント1においては、第1支持部
材4および第2支持部材6が、第1連結部材5と第2連
結部材7とによって連結されている。即ち、キャディバ
ッグ本体51とフード部材52とが面で接続されること
となり、キャディバッグ50の内部空間の長さを延長す
ることができるにも拘わらず、フード部材52をキャデ
ィバッグ本体51に接続した状態におけるキャディバッ
グ50の使い勝手が悪化してしまうことを防止すること
ができるのである。また、キャディバッグ50の美観が
悪化してしまうことを防止することができるのである。
【0028】特に、フード部材52のジッパーが取付け
られている部分と、その反対側の切欠部(キャディバッ
グに肩紐を取付けるための金具との干渉を避けるための
もの:図7参照)が設けられている部分と対応してフー
ドジョイント1をキャディバッグに取付けるのが効果的
である(図2参照)。その理由は、これらの部分は、キ
ャディバッグ本体51の前後に該当し、ジッパーを開け
た際にフード部材52の剛性が特に不足して不安定とな
る部分であり、フードジョイント1を取付けることによ
ってフード部材52の形状を安定させることができるか
らである。
【0029】図7および図8は、従来のキャディバッグ
90の側面図である。「従来の技術」の欄においては記
載しなかったが、図7に示すように、従来のキャディバ
ッグ90においては、キャディバッグ本体91とフード
部材92とを接続する各支持部材93同士が非連結とさ
れている。このため、フード部材92をキャディバッグ
本体91に接続した場合、図8に示すように、フード部
材92が図7に対する左右方向に動いてしまうという問
題点があった。またフード部材92が動いてしまうの
で、フード部材92をキャディバッグ本体91に接続し
た状態において、例えばキャディバッグ90を搬送した
場合に、フード部材92によって、キャディバッグ90
内部に収納されるゴルフクラブが損傷してしまうことを
防止することができないという問題点があった。
【0030】しかしながら、本キャディバッグ50にお
いては、前記したとおり、キャディバッグ用フードジョ
イント1を構成する第1支持部材4および第2支持部材
6が第1連結部材5と第2連結部材7とによって連結さ
れているので、フード部材52が動かないように固定す
ることができ、例えばキャディバッグ50を搬送した場
合にも、キャディバッグ50内部に収納されるゴルフク
ラブが損傷(例えば、ゴルフクラブに傷等がついてしま
うこと)してしまうことを防止することができるのであ
る。
【0031】次ぎに、上記のように構成されたキャディ
バッグ用フードジョイント1の取着方法について説明す
る。まず、第1ジョイント部材2の第1ホック部材4a
が、キャディバッグ本体51の開口部付近に設けられた
複数のホック部材のうちの1のホック部材に係合され
る。第1ホック部材4aの係合後、第2ジョイント部材
3の第3ホック部材6aが、キャディバッグ本体51の
開口部付近に設けられた複数のホック部材のうちの1の
ホック部材に係合される。第2ホック部材4bの係合
後、第1ジョイント部材2の第2ホック部材4bが、フ
ード部材52に設けられた複数のホック部材のうちの1
のホック部材に係合され、更には、第2ジョイント部材
3の第4ホック部材6bが、フード部材52に設けられ
た複数のホック部材のうちの1のホック部材に係合され
る。第2ホック部材4bおよび第4ホック部材6bの係
合後、第1ジョイント部材2の雄の面ファスナー部材5
aと第2ジョイント部材3の雌の面ファスナー部材7a
とが適宜の位置で互いに係合されることにより、第1ジ
ョイント部材2と第2ジョイント部材3とが連結され、
キャディバッグ50に対するキャディバッグ用フードジ
ョイント1の取着作業が終了する。
【0032】このようにキャディバッグ用フードジョイ
ント1がキャディバッグ50に取着されるので、キャデ
ィバッグ50の内部空間の長さを延長することができる
のである。従って、例えば、手持ちのキャディバッグ5
0に収納しきれない長尺のドライバーであっても、キャ
ディバッグ50を買い換えることなく、収納することが
できるのである。更には、第1ジョイント部材2と第2
ジョイント部材3とが連結されるので、キャディバッグ
50の内部空間の長さを延長することができるにも拘わ
らず、フード部材52をキャディバッグ本体51に接続
した状態におけるキャディバッグ50の使い勝手が悪化
してしまうことを防止することができるのである。
【0033】なお、本キャディバッグ用フードジョイン
ト1をキャディバッグ50に取着する方法は複数通りあ
り、上記実施例においては、その複数通りある方法のう
ちの1つの方法を説明したものである。
【0034】次ぎに、図3から図5を参照して、上記し
た第1実施例の変形例について説明する。図3は、第2
実施例のキャディバッグ用フードジョイント20の平面
図である。第2実施例のキャディバッグ用フードジョイ
ント20は、第1実施例のキャディバッグ用フードジョ
イント1の第1連結部材5および第2連結部材7を変更
したものである。図3に示すように、キャディバッグ用
フードジョイント20は、第1ホック部材4aと、第2
ホック部材4bと、第3ホック部材6aと、第4ホック
部材6bと、第1支持部材4と、第2支持部材6と、第
3連結部材21とを備えている。以下、第1実施例と同
一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異
なる部分のみを説明する。
【0035】第3連結部材21は、弾性材の一種である
ゴム材から成り、この第3連結部材21の幅は、第1支
持部材4および第2支持部材6の幅と略同一にされてい
る。この第3連結部材21の一端は、第1支持部材4に
取着(本実施例においては、縫着)されており、他端
は、第2支持部材6に取着(本実施例においては、縫
着)されている。即ち、ゴム材から成る第3連結部材2
1によって、第1支持部材4および第2支持部材6は連
結されている。従って、第1実施例のキャディバッグ用
フードジョイント1の奏する効果に加え、更に、キャデ
ィバッグ用フードジョイント20をキャディバッグ50
から取り外した場合に、第1支持部材4または第2支持
部材6のみを紛失してしまうことを防止することができ
るのである。
【0036】図4は、第3実施例のキャディバッグ用フ
ードジョイント30の平面図である。第3実施例のキャ
ディバッグ用フードジョイント30は、第2実施例のキ
ャディバッグ用フードジョイント20に対して、更に、
第4連結部材31と、第5連結部材32と、第3支持部
材33と、第4支持部材34とを追加したものである。
以下、第2実施例と同一の部分には同一の符号を付して
その説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0037】第4連結部材31は、第3連結部材21と
同様にゴム材から成り、第1支持部材4と第3支持部材
33とを連結するものである。一方、第5連結部材32
も、第3連結部材21と同様にゴム材から成り、第2支
持部材6と第4支持部材34とを連結するものである。
第3支持部材33は、第5ホック部材33aと第6ホッ
ク部材33bとを所定の間隔を開けて支持するものであ
り、第4支持部材34は、第7支持部材と第8ホック部
材34bとを所定の間隔を開けて支持するものである。
第5ホック部材33aおよび第7ホック部材34aは、
キャディバッグ本体51の開口部付近に設けられた複数
のホック部材のうちの1のホック部材と係合するもので
あり、第6ホック部材33bおよび第8ホック部材34
bは、フード部材52に設けられた複数のホック部材の
うちの1のホック部材と係合するものである。第5ホッ
ク部材33aと第6ホック部材33bとの間隔、及び第
7ホック部材34aと第8ホック部材34bとの間隔
は、第1ホック部材4aと第2ホック部材4bとの間隔
と略同一の間隔にされている。即ち、第3連結部材21
と第4連結部材31と第5連結部材32とによって、キ
ャディバッグ50に取着される全ての支持部材(即ち、
第1支持部材4、第2支持部材6、第3支持部材33お
よび第4支持部材34)が連結されているのである。
【0038】従って、第2実施例のキャディバッグ用フ
ードジョイント20の奏する効果に加え、更に、キャデ
ィバッグ本体51とフード部材52とが強固に固定さ
れ、キャディバッグ50を搬送する際に、フード部材5
2がキャディバッグ本体51から外れてしまい、キャデ
ィバッグ50の内部に収納されているゴルフクラブが損
傷してしまうことを防止することができるのである。
【0039】図5は、第4実施例のキャディバッグ用フ
ードジョイント40の平面図である。第4実施例のキャ
ディバッグ用フードジョイント40は、第3実施例のキ
ャディバッグ用フードジョイント30に対して、第6連
結部材41と第7連結部材4241とを追加したもので
あり、キャディバッグ用フードジョイント40には、防
水加工が施されている。
【0040】第6連結部材41は、第2連結部材7と同
様に形成され、第3支持部材33に取着されている。一
方、第7連結部材4241は、第1連結部材5と同様に
形成され、第4支持部材34に取着されている。即ち、
第6連結部材41に設けられた雌の面ファスナー部材7
aと第7連結部材4241に設けられた雄の面ファスナ
ー部材5aとを互いに係合することによって、第3連結
部材21と第4連結部材31とが固定され、キャディバ
ッグ本体51とフード部材52との接続部分に隙間が生
じないように覆うことができるのである。更に、前記し
た通りキャディバッグ用フードジョイント40には防水
加工が施されており、且つ、各連結部材の幅が第1ホッ
ク部材4aと第2ホック部材4bとの間隔以上にされて
いる。従って、第3実施例のキャディバッグ用フードジ
ョイント30の奏する効果に加え、更に、キャディバッ
グ本体51とフード部材52との接続部分から水分がキ
ャディバッグ50内に侵入してしまうことを防止するこ
とができ、キャディバッグ50内部に収納されたゴルフ
クラブ等が濡れてしまうことを防止することができるの
である。
【0041】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察することができるのもの
である。
【0042】
【発明の効果】 請求項1記載のキャディバッグ用フー
ドジョイントによれば、支持部材によって、キャディバ
ッグの内部空間の長さを延長することができるという効
果がある。従って、例えば、手持ちのキャディバッグに
収納しきれない長尺のドライバーであっても、キャディ
バッグを買い換えることなく、収納することができるの
である。また、連結部材によって、1の支持部材と別の
支持部材とが連結されるので、キャディバッグの内部空
間の長さを延長することができるにも拘わらず、フード
部材をキャディバッグ本体に接続した状態におけるキャ
ディバッグの使い勝手が悪化してしまうことを防止する
ことができるという効果がある。
【0043】請求項2記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントによれば、請求項1記載のキャディバッグ用フ
ードジョイントの奏する効果に加え、更に、連結部材に
よって、1の支持部材と別の支持部材との間の距離が調
節可能にされているので、キャディバッグの形状または
キャディバッグに設けられたホック部材の配設位置の如
何を問わず、キャディバッグの内部空間を延長すること
ができるという効果がある。
【0044】請求項3記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントによれば、請求項2記載のキャディバッグ用フ
ードジョイントの奏する効果に加え、更に、雄の面ファ
スナー部材と雌の面ファスナー部材との係合位置を変更
するだけで、1の支持部材と別の支持部材との間の距離
を容易に(簡単に)調節することができるという効果が
ある。また、1の支持部材と別の支持部材との間の距離
の調節を雄の面ファスナー部材と雌の面ファスナー部材
とによって行うので、本キャディバッグ用フードジョイ
ントを安価に製造することができるという効果がある。
【0045】請求項4記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントによれば、請求項2記載のキャディバッグ用フ
ードジョイントの奏する効果に加え、さらに、連結部材
が伸縮するので、1の支持部材と別の支持部材との間の
距離を調節する煩雑な作業を省略することができるとい
う効果がある。また、弾性材から成る連結部材によっ
て、1の支持部材と別の支持部材とが連結されているの
で、本キャディバッグ用フードジョイントをキャディバ
ッグから取り外した場合に、第1支持部材または第2支
持部材のみを紛失してしまうことを防止することができ
るという効果がある。
【0046】請求項5記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントによれば、請求項1から4のいずれかに記載の
キャディバッグ用フードジョイントの奏する効果に加
え、更に、全ての支持部材が連結部材によって連結され
ており、又は連結可能にされているので、キャディバッ
グ本体とフード部材とを強固に固定することができるの
で、キャディバッグを搬送する際に、フード部材がキャ
ディバッグ本体から外れてしまい、キャディバッグの内
部に収納されているゴルフクラブが損傷してしまうこと
を防止することができるという効果がある。
【0047】請求項6記載のキャディバッグ用フードジ
ョイントによれば、請求項1から5のいずれかに記載の
キャディバッグ用フードジョイントの奏する効果に加
え、更に、連結部材および支持部材に防水加工が施され
ており、前記連結部材の幅が第1ホック部材と第2ホッ
ク部材との間隔以上にされているので、キャディバッグ
本体とフード部材との接続部分から水分がキャディバッ
グ内に侵入してしまうことを防止することができ、キャ
ディバッグ内部に収納されたゴルフクラブ等が濡れてし
まうことを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるキャディバッグ用フ
ードジョイントの平面図である。
【図2】 上記キャディバッグ用フードジョイントをキ
ャディバッグに取着した状態を示した図である。
【図3】 第2実施例のキャディバッグ用フードジョイ
ントの平面図である。
【図4】 第3実施例のキャディバッグ用フードジョイ
ントの平面図である。
【図5】 第4実施例のキャディバッグ用フードジョイ
ントの平面図である。
【図6】 従来技術のキャディバッグ用フードジョイン
トの側面図である。
【図7】 従来技術のキャディバッグ用フードジョイン
トの側面図である。
【図8】 従来技術のキャディバッグ用フードジョイン
トの側面図である。
【符号の説明】
1,20,30,40 キャディバッグ用フードジョイ
ント 4 第1支持部材(支持部材) 4a 第1ホック部材 4b 第2ホック部材 5 第1連結部材(連結部材) 5a 雄の面ファスナー部材 6 第2支持部材(支持部材) 6a 第3ホック部材(第1ホック部
材) 6b 第4ホック部材(第2ホック部
材) 7 第2連結部材(連結部材) 7a 雌の面ファスナー部材 21 第3連結部材(連結部材) 31 第4連結部材(連結部材) 32 第5連結部材(連結部材) 33 第3支持部材(支持部材) 33a 第5ホック部材(第1ホック部
材) 33b 第6ホック部材(第2ホック部
材) 34 第4支持部材(支持部材) 34a 第7ホック部材(第1ホック部
材) 34b 第8ホック部材(第2ホック部
材) 50 キャディバッグ 51 キャディバッグ本体 52 フード部材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャディバッグ本体の開口部近傍に設け
    られたホック部材と係合する第1ホック部材と、 前記キャディバッグ本体の開口部を覆うフード部材に設
    けられたホック部材と係合する第2ホック部材と、 前記第1ホック部材および第2ホック部材を所定の間隔
    を開けて支持する複数の支持部材と、 前記1の支持部材および別の支持部材を連結する連結部
    材とを備えていることを特徴とするキャディバッグ用フ
    ードジョイント。
  2. 【請求項2】 連結部材は、1の支持部材と別の支持部
    材との間の距離が調節可能にされていることを特徴とす
    る請求項1記載のキャディバッグ用フードジョイント。
  3. 【請求項3】 連結部材が、1の支持部材より延出され
    た雄の面ファスナー部材と、別の支持部材より延出され
    且つ前記雄の面ファスナー部材に係合される雌の面ファ
    スナー部材とを備えていることを特徴とする請求項2記
    載のキャディバッグ用フードジョイント。
  4. 【請求項4】 連結部材が、弾性材から成ることを特徴
    とする請求項2記載のキャディバッグ用フードジョイン
    ト。
  5. 【請求項5】 全ての支持部材が連結部材によって連結
    されており、又は連結可能にされていることを特徴とす
    る請求項1から4のいずれかに記載のキャディバッグ用
    フードジョイント。
  6. 【請求項6】 連結部材および支持部材に防水加工が施
    されており、 前記連結部材の幅が、第1ホック部材と第2ホック部材
    との間隔以上にされていることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載のキャディバッグ用フードジョイ
    ント。
JP14946299A 1999-05-28 1999-05-28 キャディバッグ用フードジョイント Expired - Fee Related JP3390909B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14946299A JP3390909B2 (ja) 1999-05-28 1999-05-28 キャディバッグ用フードジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14946299A JP3390909B2 (ja) 1999-05-28 1999-05-28 キャディバッグ用フードジョイント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000334074A JP2000334074A (ja) 2000-12-05
JP3390909B2 true JP3390909B2 (ja) 2003-03-31

Family

ID=15475666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14946299A Expired - Fee Related JP3390909B2 (ja) 1999-05-28 1999-05-28 キャディバッグ用フードジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3390909B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7743916B2 (en) * 2008-04-04 2010-06-29 Roberts Ii Peter A Ornamental golf bag cover
US11123616B2 (en) 2015-03-02 2021-09-21 Karsten Manufacturing Corporation Snap fit golf bag assembly
WO2016141002A1 (en) * 2015-03-02 2016-09-09 Karsten Manufacturing Corporation Sub-assembly for a golf bag and a golf bag system for recipient self-assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000334074A (ja) 2000-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD501900S1 (en) Golf ball
USD541362S1 (en) Portion of a golf club head for a putter
USD887713S1 (en) Golf bag top cuff
US20080052807A1 (en) Briefs
JP3390909B2 (ja) キャディバッグ用フードジョイント
USD535900S1 (en) Portion of a tape measure with a claw hook tip
EP0441585B1 (en) Golf glove
USD499154S1 (en) Golf putter head
US6146069A (en) Vehicle side rail having curled cross section
USD484210S1 (en) Golf club head cover
USD497370S1 (en) Hood portion of an agricultural tractor
USD516151S1 (en) Golf club kimono
US6488191B1 (en) Golf bag shoulder strap
USD526693S1 (en) Head for a golf club
USD460585S1 (en) Golf glove and hook-and-loop attachment strap
USD506519S1 (en) Golf club cover
USD530766S1 (en) Golf ball locator
JP3003883U (ja) キャディーバッグ
JP2813964B2 (ja) 手提げバッグ
JPH0675540U (ja) ゴルフクラブ用バッグ
CA2403758C (en) Golf bag stand
USD512756S1 (en) Head for golf club
USD997280S1 (en) Golf tool
US20030201042A1 (en) Golf club head cover
JP3060030U (ja) ゴルフ用クラブ収納体およびゴルフ用クラブ収納体のフード

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees