JP3386040B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
理速度とカラー印刷の処理速度とが異なる印刷機構を有
する印刷装置に関する。
は、互いに処理速度が異なるカラー印刷モードとモノク
ロ印刷モードとを兼ね備えた装置が存在している。例え
ば、近年、市販されているカラーレーザビームプリンタ
の多くは、図15(a)に模式的に示したように、1枚の
用紙が給紙(“給”)され、転写媒体上に各色のトナー
像を形成するための処理が順次行われて(“Y”(イエ
ロー)、“M”(マゼンタ)、“C”(シアン)、“K”(ブ
ラック))、カラー印刷がなされた1枚の用紙が排出さ
れる(“排”)カラー印刷モードと、図15(b)に模式
的に示したように、1枚の用紙が給紙(“給”)され、
転写媒体上にK色のトナー像を形成するための処理
(“K”)のみが行われて、モノクロ印刷がなされた1
枚の用紙が排出される(“排”)モノクロ印刷モードと
を有している。
印刷ジョブ内で、カラー印刷モードとモノクロ印刷モー
ドとを切り替えられない装置であった。しかしながら、
当該装置では、カラー印刷を要するページを1ページし
か含まないNページからなる印刷ジョブの処理に、全て
のページがカラー印刷を要するNページの印刷ジョブの
処理にかかるのと同じ時間が必要とされることになる。
このため、ページ単位でカラー印刷モードとモノクロ印
刷モードとを切り替えられる印刷装置や印刷システムも
提案されている。例えば、各ページがカラー印刷を要す
るものであるか否かを判断して判断結果を印刷装置に通
知するホストコンピュータと、通知された判断結果に応
じてページ毎に印刷モードの切替を行なう印刷装置から
なるシステムも提案されている。
に因り印刷ジョブの処理に要する時間が長くなることを
防ぐために、モノクロページが連続して受信されたとき
に、カラー印刷モードからモノクロ印刷モードへの切り
替えが行なわれるようにした印刷装置も提案されてい
る。
に処理速度の異なるカラー印刷モードとモノクロ印刷モ
ードとを兼ね備えたカラー印刷装置の中には、所定サイ
ズ(印刷可能な最大用紙サイズの1/2)以下の複数枚
の用紙への印刷が指示された場合、最大用紙サイズの1
枚の用紙への印刷時と同様の一回のプロセスで隙間なく
連座して供給された2枚の用紙にそれぞれ各ページの印
刷を行う装置が、存在している。この手順による印刷
は、一般に、2UP印刷と呼ばれており、2UPカラー
印刷と2UPモノクロ印刷とが行なえる印刷装置も、2
UPカラー印刷のみが行える印刷装置も知られている。
つ、1印刷ジョブ内で印刷モードの切り替えを行う印刷
装置は知られていないが、2UPカラー印刷が可能な印
刷装置を、カラーページの印刷がカラー印刷モードで行
なわれ、モノクロページの処理がモノクロ印刷モードで
行なわれるように構成することはできる。しかしなが
ら、そのように構成した印刷装置は、ある種の印刷ジョ
ブに対しては、印刷モードが1印刷ジョブ内で切り替え
られない従来構成の印刷装置よりも処理に時間がかかる
ものとなってしまう。
ページと、カラー印刷を行なわなければならない第2ペ
ージとを印刷させる場合を考える。従来構成の印刷装置
には、第1ページと第2ページの内容をそれぞれ規定し
た2個のページデータが、カラー印刷モードで印刷すべ
きものとして与えられる。従って、印刷装置は、2UP
カラー印刷モードにより当該印刷ジョブを処理すること
になる。
プに印刷モードで行なわれるように構成した印刷装置
は、第1ページをモノクロ印刷モードで印刷し、第2ペ
ージを、2UPカラー印刷モードではない通常のカラー
印刷モード(以下、1UP印刷モードと表記する)で印
刷する。従って、印刷モードの切り替えに要する時間が
“0”であったとしても、モノクロ印刷モードによる印
刷に要する時間だけ余計に印刷ジョブの処理に時間がか
かってしまうことになる。
が有効に利用されて高速に印刷が行なわれる印刷装置を
提供することにある。
に、本発明の第1の態様の印刷装置は、所定サイズの1
枚の用紙上にカラー印刷を行なう第1カラー印刷機能
と、第1カラー印刷機能とほぼ同時間で所定サイズの2
枚の用紙上にカラー印刷を行なう第2カラー印刷機能
と、第1カラー印刷機能よりも短い時間で所定サイズの
1枚の用紙上にモノクロ印刷を行なうモノクロ印刷機能
とを有するカラー印刷機構と、それぞれ、1ページ分の
印刷内容を規定する複数のページデータを含む印刷ジョ
ブデータを受信する受信手段と、受信手段によってペー
ジデータが受信される度に、そのページデータがモノク
ロ印刷機能による印刷が行えるモノクロページデータで
あるかモノクロ印刷機能による印刷が行えないカラーペ
ージデータであるかを判別するデータ種別判別手段と、
このデータ種別判別手段による判別結果を参照して受信
手段によって受信された幾つかのページデータで規定さ
れている内容の印刷を、順次、カラー印刷機構に行なわ
せる手段であって、受信手段によって最も過去に受信さ
れた未処理の1個のページデータがモノクロページデー
タであったときには、当該モノクロページデータに基づ
きカラー印刷機構にモノクロ印刷機能によるモノクロ印
刷を行なわせ、受信手段によって最も過去に受信された
未処理の2個のページデータがカラーページデータを含
むものであったときには、それらのページデータに基づ
きカラー印刷機構に第2カラー印刷機能によるカラー印
刷を行なわせ、受信手段によって最も過去に受信された
未処理のページデータが1個しかなく、そのページデー
タがカラーページデータであったときには、そのカラー
ページデータに基づきカラー印刷機構に第1カラー印刷
機能によるカラー印刷を行なわせるページデータ処理手
段とを備える。
1の態様の印刷装置では、カラーページデータを含む印
刷ジョブデータの処理時に、第1、第2カラー印刷機能
よりも印刷が早く行なえるモノクロ印刷機能が利用され
ることがある。従って、本印刷装置は、印刷機能(印刷
モード)の切り替えが行なわれない印刷装置に比して、
早く印刷ジョブデータの処理が完了することになる。
に際して、受信手段によって受信された印刷ジョブデー
タが両面印刷を要求するものであるか否かを認識するジ
ョブ種別認識手段を付加しておくとともに、カラー印刷
機構として、印刷がなされた用紙の未印刷面に印刷を行
なうために用紙を反転させる反転機能を有するものを用
い、ページデータ処理手段として、ジョブ種別認識手段
によって印刷ジョブデータが両面印刷を要求するもので
あると認識された場合には、受信手段によって最も過去
に受信された、用紙の裏面の印刷に用いられるべき未処
理の2個のページデータが共にモノクロページデータで
あったとき、及び、用紙の表面の印刷に用いられるべき
未処理の2個のページデータが共にモノクロページデー
タであったときに、それらの2個のモノクロページデー
タに基づきカラー印刷機構にモノクロ印刷機能による2
ページのモノクロ印刷を行なわせ、用紙の表面の印刷に
用いられるべき未処理の2個のページデータ、或いは、
用紙の裏面の印刷に用いられるべき未処理の2個のペー
ジデータにカラーページデータが含まれていたとき、及
び、用紙の表面の印刷に用いられるべき未処理の2個の
ページデータにカラーページデータが含まれていたとき
に、それらの2個のページデータに基づきカラー印刷機
構に第2カラー印刷機能による2ページのカラー印刷を
行なわせる手段を用いても良い。
印刷ジョブデータも高速に処理できる印刷装置が得られ
ることになる。
イズの1枚の用紙上にカラー印刷を行なう第1カラー印
刷機能と、第1カラー印刷機能とほぼ同時間で所定サイ
ズの2枚の用紙上にカラー印刷を行なう第2カラー印刷
機能と、第1カラー印刷機能よりも短い時間で所定サイ
ズの1枚の用紙上にモノクロ印刷を行なうモノクロ印刷
機能とを有するカラー印刷機構と、それぞれ、1ページ
分の印刷内容を規定する複数のページデータを含む印刷
ジョブデータを受信する受信手段と、受信手段によって
ページデータが受信される度に、そのページデータがモ
ノクロ印刷機能による印刷が行えるモノクロページデー
タであるかモノクロ印刷機能による印刷が行えないカラ
ーページデータであるかを判別するデータ種別判別手段
と、このデータ種別判別手段による判別結果を参照し
て、受信手段によって2個のページデータが受信される
度に、それら2個のページデータを処理対象として2個
の中間コード(2ページ分の中間コード)を生成する手
段であって、処理対象とした2個のページデータの中
の、先に受信された方のページデータがカラーページデ
ータであり、他方のページデータがモノクロページデー
タであった場合には、それらのページデータに基づき2
個のカラー中間コードを生成し、それ以外の場合には、
処理対象とした2個のページデータのそれぞれについ
て、そのページデータがカラーページデータであったと
きにはカラー中間コードを生成し、そのページデータが
モノクロページデータであったときにはモノクロ中間コ
ードを生成する中間コード生成手段と、中間コード生成
手段によって生成された2個の中間コードが共にモノク
ロ中間コードであったときには、各モノクロ中間コード
に基づきカラー印刷機構にモノクロ印刷機能によるモノ
クロ印刷を行なわせ、当該2個の中間コードが共にカラ
ー中間コードであったとき、及び、当該2個のページデ
ータがモノクロ中間コードとカラー中間コードであった
ときには、それらの中間コードに基づきカラー印刷機構
に第2カラー印刷機能によるカラー印刷を行なわせる中
間コード処理手段とを備える。
ブデータ内の各ページデータをそのデータ種別に応じて
忠実に処理した場合には第1カラー印刷機能が利用され
ることになるカラーページデータの印刷時に、第2カラ
ー印刷機能により、カラーページとモノクロページの印
刷が行なわれることになる。従って、この第1の態様の
印刷装置によれば、印刷ジョブデータの処理が高速に完
了することになる。
3ページがカラーページであり、第4〜第6ページがモ
ノクロページである印刷ジョブデータが与えられた際、
カラーページである第1ページ及び第2ページの印刷が
第2カラー印刷機能により行なわれた後、カラーページ
である第3ページの印刷とモノクロページである第4ペ
ージの印刷とが第2カラー印刷機能により行なわれ、そ
の後、第5、第6ページの印刷がモノクロ印刷機能によ
り行なわれることになる。
機構を備え、カラー印刷が必要なページデータを処理す
べきときには、第1或いは第2カラー印刷機能が用いら
れ、モノクロ印刷できるページデータを処理すべきとき
には、モノクロ印刷機能が用いられる印刷装置(換言す
れば、従来技術を利用した印刷装置)では、第2カラー
印刷、第1カラー印刷、モノクロ印刷×3で処理される
ものである。このように、本印刷装置を用いれば、印刷
ジョブデータ内の各ページデータをそのデータ種別に応
じて忠実に処理した場合(各ページデータを従来技術を
利用した印刷装置で処理させた場合)、第1カラー印刷
機能が利用されることになるカラーページデータの印刷
時に、第2カラー印刷機能が利用されてカラーページと
モノクロページの印刷が行なわれる。従って、本印刷装
置を用いれば、極めて高速に印刷ジョブデータの処理が
完了することになる。
に際しては、受信手段によって受信された印刷ジョブデ
ータが両面印刷を要求するものであるか否かを認識する
ジョブ種別認識手段を付加しておくとともに、カラー印
刷機構として、印刷がなされた用紙の未印刷面に印刷を
行なうために用紙を反転させる反転機能を有するものを
用い、中間コード生成手段として、ジョブ種別認識手段
によって印刷ジョブデータが両面印刷を要求するもので
あると認識された場合には、受信手段によって最も過去
に受信された用紙の表面の印刷に用いられるべき未処理
の2個のページデータ、及び、用紙の裏面の印刷に用い
られるべき未処理の2個のページデータを処理対象とし
て動作する手段を用いることができる。
印刷ジョブデータも高速に処理できる印刷装置が得られ
ることになる。
1枚の用紙上にカラー印刷を行なう第1カラー印刷機能
と、第1カラー印刷機能とほぼ同時間で所定サイズの所
定の複数値nと一致する枚数の用紙上にカラー印刷を行
なう第2カラー印刷機能と、第1カラー印刷機能よりも
短い時間で所定サイズの1枚の用紙上にモノクロ印刷を
行なうモノクロ印刷機能とを有するカラー印刷機構と、
それぞれ、1ページ分の印刷内容を規定する複数のペー
ジデータを含む印刷ジョブデータを受信する受信手段
と、受信手段によってページデータが受信される度に、
そのページデータがモノクロ印刷機能による印刷が行え
るモノクロページデータであるかモノクロ印刷機能によ
る印刷が行えないカラーページデータであるかを判別す
るデータ種別判別手段と、このデータ種別判別手段によ
る判別結果を参照して受信手段によって受信された幾つ
かのページデータで規定されている内容の印刷を、順
次、カラー印刷機構に行なわせる手段であって、受信手
段によって最も過去に受信された未処理の連続したモノ
クロページデータに対しては、それらのページデータに
基づきカラー印刷機構にモノクロ印刷機能によるモノク
ロ印刷を行なわせ、受信手段によって最も過去に受信さ
れた未処理の、カラーページデータで始まる連続したn
個のページデータに対しては、それらのページデータに
基づきカラー印刷機構に第2カラー印刷機能によるカラ
ー印刷を行なわせるページデータ処理手段とを備える。
も、カラーページデータを含む印刷ジョブデータの処理
時に、第1/第2カラー印刷機能よりも印刷が早く行な
えるモノクロ印刷機能が利用されることがある。従っ
て、本印刷装置は、印刷機能(印刷モード)の切り替え
が行なわれない印刷装置に比して、早く印刷ジョブデー
タを処理することができる。また、本印刷装置では、例
えば、第1〜第p(p<n)ページがカラーページであ
り、第p+1〜第qページがモノクロページである印刷
ジョブデータが与えられた際、カラーページである第1
〜第pページの印刷時に、モノクロページである第p+
1〜第nページの印刷が併せて行なわれた後、モノクロ
印刷機能による印刷が行なわれる。従って、同じカラー
印刷機構を備え、カラー印刷が必要なページデータを処
理すべきときに第1/第2カラー印刷機能が用いられ、
モノクロ印刷できるページデータを処理すべきときにモ
ノクロ印刷機能が用いられる印刷装置が存在していたと
仮定すると、本印刷装置を用いれば、当該印刷装置を用
いた場合よりも、第p+1〜第nページの印刷がモノク
ロ印刷機能により行なわれない分、早く印刷ジョブデー
タの処理が完了することになる。
に際して、受信手段によって受信された印刷ジョブデー
タが両面印刷を要求するものであるか否かを認識するジ
ョブ種別認識手段を付加しておくとともに、カラー印刷
機構として、印刷がなされた用紙の未印刷面に印刷を行
なうために用紙を反転させる反転機能を有するものを用
い、ページデータ処理手段として、ジョブ種別認識手段
によって印刷ジョブデータが両面印刷を要求するもので
あると認識された場合には、受信手段によって最も過去
に受信された未処理の連続した裏面用のモノクロページ
データと、受信手段によって最も過去に受信された未処
理の連続した表用のモノクロページデータとに対して
は、それらのページデータに基づきカラー印刷機構にモ
ノクロ印刷機能によるモノクロ印刷を行なわせ、受信手
段によって最も過去に受信された未処理の、カラーペー
ジデータで始まる、裏面用の連続したn個のページデー
タと、受信手段によって最も過去に受信された未処理
の、カラーページデータで始まる、表面用の連続したn
個のページデータに対しては、それらのページデータに
基づきカラー印刷機構に第2カラー印刷機能によるカラ
ー印刷を行なわせる手段を用いておけば、両面印刷を要
求する印刷ジョブデータも高速に処理できる印刷装置が
得られることになる。
るに際しては、印刷ジョブデータ内の各ページデータ
を、自身がモノクロページデータであるかカラーページ
データであるかを示すデータ種別情報を含むものとして
おくとともに、データ種別判別手段として、受信手段に
よって受信された各ページデータがモノクロページデー
タであるかカラーページデータであるかを、そのページ
データに含まれるデータ種別情報に基づき判別する手段
を採用することができる。
現するに際して、データ種別判別手段として、ページデ
ータがモノクロページデータであるかカラーページデー
タであるかをページデータの内容を実際にチェックする
ことにより判別するものを用いても良いが、印刷ジョブ
データの供給源(ホストコンピュータ)側で、各ページ
データがモノクロページデータであるかカラーページデ
ータであるかが判別されるようにしておいても良い。な
お、本発明の各態様の印刷装置を実現するに際して、カ
ラーページデータとモノクロページデータとを言語の異
なるデータとしておくこともできるが、両ページデータ
を言語の異なるデータとしておく必要はない。
を参照して詳細に説明する。
に係る印刷装置のハードウェア構成を説明する。
装置10は、制御部11とコントロールパネル12とカ
ラー印刷機構13とを備える。制御部11は、ホストイ
ンタフェース回路111、CPU112、RAM11
3、メモリ制御部115、ROM116、及びインタフ
ェース回路部117を備える。コントロールパネル12
は、インタフェース回路部117に接続されており、カ
ラー印刷機構13は、インタフェース回路部117及び
メモリ制御部115に接続されている。そして、印刷装
置10は、本印刷装置10用のプリンタドライバ30が
インストールされたホストコンピュータ20に接続され
て使用される。
下、用紙上にカラー印刷或いはモノクロ印刷を実際に行
う機構であり、給紙装置、用紙搬送機構、印刷エンジン
等で構成されている。コントロールパネル12は、ユー
ザと印刷装置10との間のインタフェースである。コン
トロールパネル12は、印刷装置10の動作内容を指定
するための複数のボタン、印刷装置10の動作状態等を
表示するための幾つかのLED及び液晶パネルから構成
されている。
111は、ホストコンピュータ20が送信した印刷ジョ
ブデータ(詳細は後述)の受信等を行う回路である。R
OM116は、プログラム等が記憶された不揮発性メモ
リである。CPU112は、ROM116に記憶された
プログラムに従って、制御部11内の各部を制御するこ
とにより、カラー印刷機構13に各種印刷モード(詳細
は後述)による印刷を実行させる制御回路である。
路111に受信された印刷ジョブデータや、当該印刷ジ
ョブデータに基づきCPU112が生成した中間コード
などが一時記憶されるメモリである。メモリ制御部11
5は、CPU112の指示に従って、ホストインタフェ
ース回路111からRAM113にデータを転送する処
理や、RAM113からカラー印刷機構13内の印刷エ
ンジンへデータを転送する処理を行う回路である。イン
タフェース回路部117は、CPU112が、コントロ
ールパネル12、及び、カラー印刷機構13内の搬送機
構との間で情報交換を行うために用いられる幾つかのイ
ンタフェース回路から、構成されている。
ブデータ、及び、本印刷装置10において印刷時に用い
られる印刷モードに関する説明を行う。
る印刷ジョブデータは、ジョブ制御コマンドと、複数の
ページデータとからなる。ここで、ページデータとは、
1ページ分の印刷内容を高級言語で定義したデータのこ
とである。ジョブ制御コマンドとは、各ページデータの
処理に共通して用いられる条件(両面印刷/片面印刷の
別、用紙サイズ等)を指定する情報のことである。
受信する印刷ジョブデータ内の各ページデータには、そ
の先頭に、自身がカラー印刷の対象とされるべきデータ
であるか否かを示すデータ種別情報が含まれている。上
述したホストコンピュータ20内のプリンタドライバ3
0は、OSを介して与えられるアプリケーションからの
指示(印刷要求)に従い、上記した構成の印刷ジョブデ
ータを作成、送信する機能を有している。
ド、1UPカラー印刷モード、及び、2UPカラー印刷
モードにより印刷を行う機能を有する。
模式的に示したように、1枚の用紙が給紙(“給”)さ
れ、転写媒体上に各色のトナー像を形成するための処理
が順次行われて(“Y”、“M”、“C”、“K”)、
カラー印刷がなされた1枚の用紙が排出される
(“排”)モードである。2UPカラー印刷モードは、
図2(b)に模式的に示したように、2枚の用紙が給紙
(“給”)され、転写媒体上に各色のトナー像を、2ペ
ージ分、形成するための処理が順次行われて(“Y
Y”、“MM”、“CC”、“KK”)、カラー印刷が
なされた2枚の用紙が排出される(“排”)モードであ
る。すなわち、2UPカラー印刷モードは、1UPカラ
ー印刷モードと同様の手順の処理が、1枚の用紙に対し
てではなく、2枚の用紙に対して行われる印刷モードで
ある。2UPカラー印刷モードが用いれる用紙サイズ
は、印刷装置10(1UPカラー印刷モード)において
印刷可能な最大用紙サイズの半分以下に限られている。
的に示したように、転写媒体上にK色のトナー像を形成
するための処理だけが行われて、モノクロ印刷がなされ
た用紙が排出されるモードである。すなわち、モノクロ
印刷モードでの印刷は、トナー像を形成する工程数が少
ない分、1UP/2UPカラー印刷モードでの印刷より
も高速に完了する。また、モノクロ印刷モードは、連続
印刷時には、図2(d)に模式的に示したように、2枚
目の給紙時間を“0”と考えて良い手順で印刷が行われ
る(1枚目の印刷(“K”)中に、同時に2枚目の用紙
が給紙(“給”)されるため、1枚目の印刷(“K”)
が行われた後に、即座に2枚目の印刷(“K”)が行わ
れる)モードとなっている。
行う機能(用紙を裏返せる機構)を有しており、本印刷
装置10では、両面印刷時、裏面の印刷が行われてか
ら、当該機能を利用して裏面の印刷がなされた用紙が裏
返されて表面の印刷が行われる。また、本印刷装置で
は、2UPカラー印刷モードによる印刷が可能なサイズ
の用紙への両面印刷は、2UPカラー印刷モードを実際
に用いない場合にも、2枚の用紙(第1シートと第2シ
ート)の裏面の印刷が行われてから、それらの用紙の表
面の印刷が行われる(1枚ずつの両面印刷は原則として
行われない)ように構成されている。
ータの処理手順を詳細に説明する。
ったCPU112の制御により、印刷装置10は、図3
に示したように、データ受信部41(受信手段)、ジョ
ブデータ記憶部42、ページデータ解釈部43(データ
種別判別手段、ページデータ処理手段/中間コード生成
手段)、中間コード記憶部44、中間コード管理・展開
部45(ページデータ処理手段/中間コード処理手
段)、カラー印刷機構13を含む装置として、機能す
る。なお、データ受信部41は、ハードウェア的には、
ほぼ、ホストインタフェース回路111及びメモリ制御
部115に対応している。ページデータ解釈部43は、
ほぼ、CPU112に対応しており、中間コード管理・
展開部45は、ほぼ、CPU112及びメモリ制御部1
15に対応している。また、ジョブデータ記憶部42、
中間コード記憶部44は、それぞれ、RAM113の一
記憶領域に対応している。
20から送信されてくる印刷ジョブデータを受信し、ジ
ョブデータ記憶部42に記憶する。
ように、データ受信部41によって印刷ジョブデータが
受信される(ジョブデータ記憶部42に印刷ジョブデー
タが記憶される)のを待機している(ステップS10
1)。そして、データ受信部41によって印刷ジョブデ
ータが受信され始めた場合(ステップS101;YE
S)、ページデータ解釈部43は、変数Jを“0”に初
期化(ステップS102)するとともに、印刷ジョブデ
ータの先頭に含まれているジョブ制御コマンドに基づ
き、受信され始めた印刷ジョブデータが両面印刷を要求
する両面印刷ジョブデータであるか片面印刷を要求する
片面印刷ジョブデータであるかを認識する(ステップS
103)。
データ解釈部43は、印刷ジョブデータが印刷を要求し
ている用紙サイズも認識し、当該用紙サイズが2UP印
刷を行えるものであったときにのみ、ステップS104
からの処理を実行する。換言すれば、この流れ図は、2
UPカラー印刷モードが利用可能な印刷ジョブデータに
対して実行される処理手順のみを示したものとなってい
る。
ージデータ解釈部43は、変数Jに“1”を加算(ステ
ップS104)し、ジョブデータ記憶部42内の最も過
去に受信された、未処理のページデータを、これから処
理を行うデータ(以下、処理対象データと表記する)と
して特定する(ステップS105)。次いで、ページデ
ータ解釈部43は、特定した処理対象データの先頭に含
まれるデータ種別情報に基づき、その処理対象データ
が、モノクロデータであるかカラーデータであるかを認
識する(ステップS106)。
ジョブデータが片面印刷ジョブデータであった場合(図
5:ステップS110;YES)には、M=(J mod
2)+1を満たすMを算出する(ステップS111)。す
なわち、ページ記述言語解釈部43は、Jが奇数であっ
た場合には、Mを“1”とし、Jが偶数であった場合に
は、Mを“2”とする。そして、ページデータ解釈部4
3は、処理対象データのデータ種別情報を、データ種別
情報#Mとして記憶する(ステップS112)。
点におけるM値が“2”と一致しているか否かを判断す
る(ステップS113)。M値が“2”と一致していな
かった場合(ステップS113;NO)、ページデータ
解釈部43は、処理対象データに基づき、データ種別情
報#Mに応じた1ページ分の中間コードを生成し、中間
コード記憶部44内に記憶する(ステップS117)。
すなわち、このステップS117において、ページデー
タ解釈部43は、処理対象データがカラーデータであっ
た場合には、1UP/2UPカラー印刷モードでの印刷
に適した、1ページ分の中間コードであるカラー中間コ
ードを生成し、中間コード記憶部44に記憶する。一
方、処理対象データがモノクロデータであった場合、ペ
ージデータ解釈部43は、モノクロ印刷モードでの印刷
に適した、1ページ分の中間コードであるモノクロ中間
コードを生成し、中間コード記憶部44に記憶する。以
下、説明の便宜上、1ページ分の中間コードのことを、
単に、中間コードと表記する。
対象データに関する印刷構造体を作成し、中間コード管
理・展開部45に渡す(ステップS118)。このステ
ップS118で作成される印刷構造体には、処理対象デ
ータに基づき作成された中間コードが中間コード記憶部
44のどこに記憶されているかを示す情報や、当該中間
コードがカラー中間コード及びモノクロ中間コードのい
ずれであるかを示す情報や、印刷ジョブデータが片面印
刷ジョブデータ、両面印刷ジョブデータのいずれである
かを示す情報が含まれている。
解釈部43は、印刷ジョブデータに含まれている全ての
ページデータの処理が完了しているか否かを判断する
(ステップS119)。そして、全てのページデータの
処理が完了していなかった場合(ステップS119;N
O)、ページデータ解釈部43は、ステップS104
(図4)に戻って、次のページデータを処理対象データ
とした処理を開始する。
11で算出されたM値が“2”であり(ステップS11
3;YES)、処理対象データがモノクロデータでなか
った場合(ステップS114;NO)にも、ステップS
117からの処理を実行する。すなわち、ページデータ
解釈部43は、カラーデータである処理対象データに基
づきカラー中間コードを生成し、印刷構造体を中間コー
ド管理・展開部45に渡す。そして、未処理のページデ
ータが残っていた場合には、ステップS104に戻る。
であり(ステップS113;YES)、処理対象データ
がモノクロデータであった場合(ステップS114;Y
ES)、ページデータ解釈部43は、データ種別情報#
1に基づき、前回の処理対象データがモノクロデータで
あったかカラーデータであったかを判断する(ステップ
S115)。
あった場合(ステップS115;モノクロ)、ページデ
ータ解釈部43は、ステップS117からの処理を実行
する。一方、前回の処理対象データがカラーデータであ
った場合(ステップS115;カラー)、ページデータ
解釈部43は、モノクロデータである処理対象データに
基づき、カラー中間コードを生成(ステップS116)
し、ステップS118に進む。
ジデータ解釈部43によって、以下のような中間コード
群に変換される。
+1"(Kは、“0”以上の整数)番目のページデータ
と"2K+2"番目のページデータとからなるデータ(以
下、2連続データと表記する)は、図6(A)に示して
あるように、各ページデータのデータ種別の組み合わせ
により、タイプ#0〜タイプ#3の4種の2連続データ
に分類される。そして、ページデータ解釈部43は、片
面印刷ジョブデータに対しては、1個前のページデータ
がカラーデータである偶数番目のモノクロデータをカラ
ー中間コードに変換し、他の各ページデータをそのデー
タ種別に応じた中間コードに変換する。従って、ページ
データ解釈部43の処理により、図6(A)において、ハ
ッチングを付してある、タイプ#2の2連続データの"
2K+2"番目のページデータのみが、そのデータ種別
に対応していない中間コードに変換されることになる。
たように、片面印刷ジョブデータに含まれるタイプ#
2、#3の連続データは、共に、2個のカラー中間コー
ドに変換されることになる。また、タイプ#0の2連続
データは、2個のモノクロ中間コードに変換され、タイ
プ#1の2連続データは、モノクロ中間コード及びカラ
ー中間コードに変換されることになる。以下、2連続デ
ータから生成される2個の中間コードを2連続コードと
表記する。
動作の説明を続ける。
であった場合(ステップS110;NO)、ページデー
タ解釈部43は、M=(J mod 4)+1を満たすMを算
出する(ステップS121)。既に説明したように、本
印刷装置10では、2UPカラー印刷モードによる印刷
が可能なサイズの用紙への両面印刷は、2UPカラー印
刷モードを実際に用いない場合にも、2枚の用紙(第1
シートと第2シート)の裏面の印刷が行われてから、そ
れらの用紙の表面の印刷が行われる。このステップS1
21で算出されているM値は、処理対象データがいずれ
のシートのいずれの面の印刷内容を規定するものである
か示す情報となっている。
3は、処理対象データのデータ種別情報を、データ種別
情報#Mとして記憶する(ステップS122)。次い
で、ページデータ解釈部43は、算出したM値が“3”
或いは“4”であるか否かを判断する(ステップS12
3)。すなわち、ページデータ解釈部43は、M値に基
づき、処理対象データが、第2シートの表面用或いは裏
面用のページデータ(M=3,4)であるか、第1シー
トの表面用或いは裏面用のページデータ(M=1,2)
であるかを判断する。
は裏面用のページデータであった場合(ステップS12
3;NO)、ページデータ解釈部43は、ステップS1
17からの処理を実行することにより、処理対象データ
の、データ種別に応じた中間コードを生成する。一方、
M値が“3”或いは“4”であった場合(ステップS1
23;YES)、すなわち、処理対象データが第2シー
トの表面用のページデータ(M=3)或いは第2シート
の裏面用のページデータ(M=4)であった場合、ペー
ジデータ解釈部43は、データ種別情報#Mに基づき、
処理対象データがモノクロデータであるか否かを判断す
る(ステップS124)。そして、処理対象データがモ
ノクロデータでなかった場合(ステップS124;N
O)、ページデータ解釈部43は、ステップS117に
進み、処理対象データ(カラーデータ)をカラー中間コ
ードに変換する。
プS123;YES)、処理対象データがモノクロデー
タであった場合(ステップS124;YES)、ページ
データ解釈部43は、データ種別情報#(M−2)に基づ
き、2個前の処理対象データがモノクロデータであるか
カラーデータであるかを判断する(ステップS12
5)。すなわち、ページデータ解釈部43は、処理対象
データが第2シートの表面用のページデータ(M=3)
であった場合、データ種別情報#1に基づき、第1シー
トの表面用のページデータがモノクロデータであるかカ
ラーデータであるかを判断する。また、処理対象データ
が第2シートの裏面用のページデータ(M=4)であっ
た場合、ページデータ解釈部43は、データ種別情報#
2に基づき、第1シートの裏面用のページデータがモノ
クロデータであるかカラーデータであるかを判断する。
であった場合(ステップS125;モノクロ)、ページ
データ解釈部43は、ステップS117からの処理を実
行する。一方、2個前の処理対象データがカラーデータ
であった場合(ステップS125;カラー)、ページデ
ータ解釈部43は、モノクロデータである処理対象デー
タに基づき、カラー中間コードを生成(ステップS12
6)し、ステップS118に進む。
面印刷ジョブデータに対しては、以下のように動作す
る。
+1"(Kは、“0”以上の整数)番目のページデータ
から"4K+4"番目のページデータまでのデータ(以
下、4連続データと表記する)は、図7(A)に示して
あるように、各ページデータのデータ種別の組み合わせ
により、タイプ#0〜タイプ#15の16種の4連続デ
ータに分類される。そして、ページデータ解釈部43
は、両面印刷ジョブデータに対しては、2個前のページ
データがカラーデータである第2シート用のモノクロデ
ータをカラー中間コードに変換し、他の各ページデータ
をそのデータ種別に応じた中間コードに変換する。従っ
て、ページデータ解釈部43の処理により、図7(A)に
おいてハッチングを付してあるモノクロデータが、カラ
ー中間コードに変換されることになる。また、その結果
として、両面印刷ジョブデータに含まれることがある各
タイプの4連続データは、図7(B)に模式的に示したよ
うに、9種の、4個の中間コードからなるデータ(以
下、4中間コードと表記する)のいずれかに変換される
ことになる。
理を各ページデータに対して繰り返して実行し、印刷装
置10に受信された印刷ジョブデータに含まれている全
ページデータに関する中間コードの生成が完了したとき
(図5:ステップS119;YES)に、ステップS1
01(図4)に戻り、次の印刷ジョブデータの受信を待
機する状態をとる。
を説明する。
開部45は、ページデータ解釈部43から印刷構造体が
渡されるのを待機している(ステップS201)。そし
て、印刷構造体が渡された場合(ステップS201;Y
ES)、中間コード管理・展開部45は、その印刷構造
体内の情報に基づき、行うべき印刷が片面印刷であるか
両面印刷であるかを判別する(ステップS202)。行
うべき印刷が片面印刷であった場合(ステップS20
2;YES)、中間コード管理・展開部45は、渡され
ている印刷構造体が1個だけか否かを判断する(ステッ
プS203)。
ップS203;YES)、中間コード管理・展開部45
は、その印刷構造体が示している中間コードをイメージ
データに展開して印刷エンジン(カラー印刷機構13)
に供給(ステップS204)し、ステップS201に戻
る。
ド管理・展開部45は、処理すべき中間コードがカラー
中間コードであった場合には、当該カラー中間コードを
展開して1ページ分のカラーイメージデータを生成し、
1UPカラー印刷モードによる印刷をカラー印刷機構1
3に行わせる。また、処理すべき中間コードがモノクロ
中間コードであった場合には、当該モノクロ中間コード
を展開して1ページ分のモノクロイメージデータを生成
し、モノクロ印刷モードによる印刷をカラー印刷機構1
3に行わせる。
記したステップS203において、渡されている印刷構
造体が1個であった場合、別の印刷構造体がページデー
タ解釈部43から与えられるのを、予め指定された時間
だけ待機する。当該待機時間は、ページデータが一般的
な内容のものであった場合、ステップS203において
“NO”側への分岐が行なわれる時間に設定されてい
る。換言すれば、ステップS204は、後続するページ
データが存在するときにはほとんど実行されず、最終ペ
ージが奇数ページであったときに実行されるステップと
なっている。
(ステップS203;NO)、中間コード管理・展開部
45は、片面印刷用中間コード展開処理(ステップS2
05)を実行する。
展開処理時、中間コード管理・展開部45は、最も過去
に渡されている2個の印刷構造体に基づき、1番目、2
番目の中間コードが、共にモノクロ中間コードである
か、共にカラー中間コードであるか、それぞれ、モノク
ロ中間コード、カラー中間コードであるかを判断する
(ステップS301)。なお、1番目の中間コードと
は、ページデータ解釈部43から最も過去に渡された1
個の印刷構造体に対応する中間コードのことであり、2
番目の中間コードとは、その印刷構造体の次に渡された
印刷構造体に対応する中間コードのことである。
ドであった場合(ステップS301;モノクロ&モノク
ロ)、中間コード管理・展開部45は、それらの中間コ
ードに基づき、2ページ分のモノクロイメージデータを
順次生成してカラー印刷機構13に供給することによ
り、カラー印刷機構13にモノクロ印刷モードによる2
ページのモノクロ印刷を行わせる(ステップS30
2)。また、2個の中間コードが共にカラー中間コード
であった場合(ステップS301;カラー&カラー)、
中間コード管理・展開部45は、それらの中間コードに
基づき、2ページ分のカラーイメージデータを生成して
カラー印刷機構13に供給することにより、カラー印刷
機構13に2UPカラー印刷モードによる2ページのカ
ラー印刷を行わせる(ステップS303)。
れ、モノクロ中間コード、カラー中間コードであった場
合(ステップS301;モノクロ&カラー)、中間コー
ド管理・展開部45は、1番目の中間コードをカラー化
しながら、2つの中間コードを展開して2ページ分のカ
ラーイメージデータを生成することにより、2UPカラ
ー印刷モードによる2ページのカラー印刷をカラー印刷
機構13に行わせる(ステップS304)。すなわち、
中間コード管理・展開部45は、このステップS304
において、1番目のモノクロ中間コードに関しては、そ
の中間コードによって規定されている内容のKプレーン
データを有し、印刷(トナー像の形成)が行われない内
容のC、M、Yプレーンデータを有するカラーイメージ
データを作成する。
タ解釈部43によって各タイプの2連続データから生成
されるのは、2つの中間コードが共にモノクロ中間コー
ドである2連続コードと、両中間コードが共にカラー中
間コードである2連続コードと、片面用変換条件を満た
す2連続コードだけである。従って、ステップS203
において“YES”側への分岐が行われていなかった場
合(又は、偶数回、当該分岐が行われていた場合)、ス
テップS301の判断対象となるのは、上記した3種の
タイプの2中間コードだけである。
S”側への分岐が奇数回行われていた場合、ステップS
301の判断対象となる1、2番目の中間コードが、そ
れぞれ、カラー中間コード、モノクロ中間コードとなっ
ていることがある。この場合、図示は省略してあるが、
中間コード管理・展開部45は、1UPカラー印刷モー
ドによる1ページのカラー印刷とモノクロ印刷モードに
よる1ページのモノクロ印刷とをカラー印刷機構13に
実行させる。
ステップS302〜S304のいずれかの実行後に、片
面用中間コード展開処理を終了し、ステップS201に
戻る。
は、図10に模式的に示したように、片面印刷ジョブデ
ータに含まれていたタイプ#0の2連続データから作成
された2連続コードに対しては、各中間コードをそのま
まモノクロイメージデータに展開する。そして、中間コ
ード管理・展開部45は、モノクロ印刷モードによる2
ページのモノクロ印刷をカラー印刷機構13に行わせ
る。また、中間コード管理・展開部45は、片面印刷ジ
ョブデータに含まれていたタイプ#2或いはタイプ#3
の2連続データから作成された2連続コードに対して
は、各中間コードをそのままカラーイメージデータに展
開する。そして、中間コード管理・展開部45は、2U
Pカラー印刷モードによる2ページのカラー印刷をカラ
ー印刷機構13に行わせる。また、タイプ#1の2連続
データから生成された2連続コードに対しては、1番目
のモノクロ中間コードをカラーイメージデータ化すると
ともに2番目のカラー中間コードをカラーイメージデー
タに展開することにより、2UPカラー印刷モードによ
る2ページのカラー印刷をカラー印刷機構13に行わせ
る。
に模式的に示したように、タイプ#0の2連続データに
ついては、モノクロ印刷モードによる印刷が行なわれ、
タイプ#1〜タイプ#3の各2連続データについては、
2UPカラー印刷モードにより印刷が行われることにな
る。そして、2UPカラー印刷モードによる印刷にかか
る時間は、タイプ#1の2連続データをモノクロ印刷モ
ードと1UPカラー印刷モードとで印刷した場合
(“(1)”)にかかる時間、及び、タイプ#2の2連
続データを1UPカラー印刷モードとモノクロ印刷モー
ドとで印刷させた場合(“(2)”)にかかる時間より
も短い。従って、本印刷装置10によれば、片面印刷ジ
ョブデータの処理が、極めて高速に完了する(カラー印
刷機構13の能力を有効に利用した形で行なわれる)こ
とになる。
うべき印刷が両面印刷であった場合(図8:ステップS
202;NO)、4個の印刷構造体が揃うのを待機(ス
テップS206)し、4個の印刷構造体が揃ったとき
(ステップS206;YES)に、両面印刷用中間コー
ド展開処理(ステップS207)を実行する。
ド展開処理時、中間コード管理・展開部45は、それら
4個の印刷構造体に基づき、2番目の中間コード及び4
番目の中間コード(第1シートの裏面用の中間コード及
び第2シートの裏面用の中間コード)が、共にモノクロ
中間コードであるか、共にカラー中間コードであるか、
それぞれ、モノクロ中間コード、カラー中間コードであ
るかを判断する(ステップS401)。
ロ中間コードであった場合(ステップS401;モノク
ロ&モノクロ)、中間コード管理・展開部45は、それ
らの中間コードに基づき、2ページ分のモノクロイメー
ジデータを順次生成してカラー印刷機構13に供給する
ことにより、カラー印刷機構13にモノクロ印刷モード
による2ページ(第1、第2シートの裏面)のモノクロ
印刷を行わせる(ステップS402)。また、それら2
個の中間コードが共にカラー中間コードであった場合
(ステップS401;カラー&カラー)、中間コード管
理・展開部45は、それらの中間コードに基づき、2ペ
ージ分のカラーイメージデータを生成してカラー印刷機
構13に供給することにより、カラー印刷機構13に2
UPカラー印刷モードによる2ページのカラー印刷を行
わせる(ステップS403)。
れ、モノクロ中間コード、カラー中間コードであった場
合(ステップS401;モノクロ&カラー)、中間コー
ド管理・展開部45は、2番目の中間コードをカラー化
しながら、2つの中間コードを展開して2ページ分のカ
ラーイメージデータを生成することにより、2UPカラ
ー印刷モードによる2ページのカラー印刷をカラー印刷
機構13に行わせる(ステップS404)。
実行した後、中間コード管理・展開部45は、ステップ
S401〜S404と同様の処理を、1番目の中間コー
ド及び3番目の中間コードに対して行うことにより、第
1、第2シートの表面の印刷を行う(ステップS411
〜414)。そして、ステップS411〜S414のい
ずれかを実行した後に、中間コード管理・展開部45
は、両面印刷用中間コード展開処理を終了し、ステップ
S201(図8)に戻る。
は、両面印刷ジョブデータから生成された各タイプの4
連続コードを処理するに際して、図13に模式的に示し
たように、第2シートの対応する面がカラー中間コード
となっているモノクロ中間コード(ハッチングを付して
あるモノクロ中間コード)をカラーイメージデータ化す
る。このカラーイメージデータ化により、中間コード管
理・展開部45は、そのまま処理したのでは1UPカラ
ー印刷モードとモノクロ印刷モードとにより印刷が行わ
れることになる2個の中間コードに応じた印刷を、カラ
ー印刷機構13に、2UPカラー印刷モードで行わせ
る。
4に模式的に示したように、両面印刷ジョブデータ内の
タイプ#1、タイプ#4、タイプ#5の各4連続データ
に対しては、裏面の印刷に2UPカラー印刷モードが用
いられ、表面の印刷にモノクロ印刷モードが用いられた
手順(タイプ番号が“1,4,5”と記してある手順)に
よって2枚の両面印刷が行われる。また、タイプ#2、
タイプ#8、タイプ#10の各4連続データに対して
は、表面の印刷にモノクロ印刷モードが用いられ、裏面
の印刷に2UPカラー印刷モードが用いられた手順
(“2,8,10”と記してある手順)で両面印刷が行わ
れる。そして、上記した各タイプの4連続データとタイ
プ#0の4連続データを除く各タイプの4連続データに
対しては、表面の印刷と裏面の印刷とにそれぞれ2UP
カラー印刷モードが採用された手順(“その他”と記し
てある手順)で両面印刷が行われる。
は、図示してあるように、対応する各タイプの4連続デ
ータを、各ページデータのデータ種別に即して処理させ
た場合(“(1)”、“(8)”等)の処理時間よりも短
かい。従って、本印刷装置10によれば、両面印刷ジョ
ブデータの処理(両面印刷)が極めて高速に完了するこ
とになる。
0は、各種の変形を行うことができる。例えば、ステッ
プS301の判断対象となった1、2番目の中間コード
が、それぞれ、カラー中間コード、モノクロ中間コード
となっていた場合にも、2UPカラー印刷モードによる
2ページのカラー印刷が行なわれるように印刷装置10
を構成しても良い。また、ページデータから中間コード
を生成する処理が、ページデータのデータ種別に応じて
行われるように印刷装置10(ページ記述言語解釈部4
3)を構成するとともに、イメージデータに変換する2
個の中間コードが、カラー中間コードとモノクロ中間コ
ードからなるものであった場合、それらから2ページ分
のカラーイメージデータが生成されて、2UPカラー印
刷モードによる印刷が行われるように印刷装置10(中
間コード管理・展開部45)を構成しても良い。
っても同じタイプの中間コード(カラー指定が行なえる
中間コード)が生成され、イメージデータに変換すべき
2個の中間コードが、カラーページデータとモノクロペ
ージデータとから作成されたものであったときに、それ
らの中間コードから2ページ分のカラーイメージデータ
が生成されて、2UPカラー印刷モードによる印刷が行
われるように印刷装置10を構成しても良い。すなわ
ち、中間コードの展開時に、用意されている中間コード
の数、元となったページデータのデータ種別等に基づ
き、どの印刷モードでの印刷を行なうかが決定されるよ
うに、印刷装置10を構成しても良い。
信されている場合には、各モノクロデータの処理がモノ
クロ印刷モードで行なわれ、カラーページデータが受信
された際に、そのカラーページデータとその次に受信さ
れるカラーページデータ或いはモノクロページデータと
の処理が2UPカラー印刷モードで行なわれるように印
刷装置10を構成しても良い。
ホストコンピュータ20から受け取る装置であったが、
印刷装置10を、データ種別情報をホストコンピュータ
20から受け取らないで同様の処理を行う装置とするこ
ともできる。すなわち、受信したページデータ自体をチ
ェックすることにより、そのページデータがカラー印刷
を行うべきものであるか否かを判断し、カラー印刷を行
うべきページデータとモノクロ印刷が行えるページデー
タが並んでいた場合、それらのページデータに基づき2
UPカラー印刷モードによる印刷が行われるように印刷
装置10を構成しても良い。なお、印刷装置10をその
ような装置とする場合にも、ページデータから中間コー
ドを生成する処理がページデータの種別の判別結果に応
じて行われるようにしても良く、ページデータの種別が
何であっても同じタイプの中間コード(カラー指定が行
なえる中間コード)が生成されようにしても良い。
を、nUPカラー印刷が行える印刷装置に適用しても良
いことは当然である。すなわち、印刷ジョブデータにカ
ラー印刷機能により印刷しなければならないカラーペー
ジデータが含まれていたとき、そのカラーページデータ
を含むnページ分のページデータに関する印刷がnUP
カラー印刷にて行なわれ、nUPカラー印刷機にて印刷
が行なわれないモノクロページデータに関する印刷がモ
ノクロ印刷にて行なわれるように印刷装置10を変形し
ても良い。
ージとモノクロページとが混在した印刷ジョブを極めて
高速に処理できることになる。
ェア構成図である。
説明図である。
ある。
である。
に続く流れ図である。
に対する動作の説明図である。
に対する動作の説明図である。
示した流れ図である。
中間コード展開処理の流れ図である。
データに対する動作の説明図である。
データに対する動作の説明図である。
用中間コード展開処理の流れ図である。
データに対する動作の説明図である。
データに対する動作の説明図である。
るカラー印刷手順とモノクロ印刷手順の説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】所定サイズの1枚の用紙上にカラー印刷を
行なう第1カラー印刷機能と、前記第1カラー印刷機能
とほぼ同時間で前記所定サイズの2枚の用紙上にカラー
印刷を行なう第2カラー印刷機能と、前記第1カラー印
刷機能よりも短い時間で前記所定サイズの1枚の用紙上
にモノクロ印刷を行なうモノクロ印刷機能とを有するカ
ラー印刷機構と、 それぞれ、1ページ分の印刷内容を規定する複数のペー
ジデータを含む印刷ジョブデータを受信する受信手段
と、 前記受信手段によってページデータが受信される度に、
そのページデータが前記モノクロ印刷機能による印刷が
行えるモノクロページデータであるか前記モノクロ印刷
機能による印刷が行えないカラーページデータであるか
を判別するデータ種別判別手段と、 このデータ種別判別手段による判別結果を参照して前記
受信手段によって受信された幾つかのページデータで規
定されている内容の印刷を、順次、前記カラー印刷機構
に行なわせる手段であって、前記受信手段によって最も
過去に受信された未処理の1個のページデータがモノク
ロページデータであったときには、当該モノクロページ
データに基づき前記カラー印刷機構に前記モノクロ印刷
機能によるモノクロ印刷を行なわせ、前記受信手段によ
って最も過去に受信された未処理の2個のページデータ
がカラーページデータを含むものであったときには、そ
れらのページデータに基づき前記カラー印刷機構に前記
第2カラー印刷機能によるカラー印刷を行なわせ、前記
受信手段によって最も過去に受信された未処理のページ
データが1個しかなく、そのページデータがカラーペー
ジデータであったときには、そのカラーページデータに
基づき前記カラー印刷機構に前記第1カラー印刷機能に
よるカラー印刷を行なわせるページデータ処理手段とを
備えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】前記受信手段によって受信された印刷ジョ
ブデータが両面印刷を要求するものであるか否かを認識
するジョブ種別認識手段を、さらに、備え、 前記カラー印刷機構は、印刷がなされた用紙の未印刷面
に印刷を行なうために用紙を反転させる反転機能を有
し、 前記ページデータ処理手段は、前記ジョブ種別認識手段
によって前記印刷ジョブデータが両面印刷を要求するも
のであると認識された場合には、前記受信手段によって
最も過去に受信された、用紙の裏面の印刷に用いられる
べき未処理の2個のページデータが共にモノクロページ
データであったとき、及び、用紙の表面の印刷に用いら
れるべき未処理の2個のページデータが共にモノクロペ
ージデータであったときに、それらの2個のモノクロペ
ージデータに基づき前記カラー印刷機構に前記モノクロ
印刷機能による2ページのモノクロ印刷を行なわせ、用
紙の表面の印刷に用いられるべき未処理の2個のページ
データ、或いは、用紙の裏面の印刷に用いられるべき未
処理の2個のページデータにカラーページデータが含ま
れていたとき、及び、用紙の表面の印刷に用いられるべ
き未処理の2個のページデータにカラーページデータが
含まれていたときに、それらの2個のページデータに基
づき前記カラー印刷機構に前記第2カラー印刷機能によ
る2ページのカラー印刷を行なわせることを特徴とする
請求項1記載の印刷装置。 - 【請求項3】所定サイズの1枚の用紙上にカラー印刷を
行なう第1カラー印刷機能と、前記第1カラー印刷機能
とほぼ同時間で前記所定サイズの2枚の用紙上にカラー
印刷を行なう第2カラー印刷機能と、前記第1カラー印
刷機能よりも短い時間で前記所定サイズの1枚の用紙上
にモノクロ印刷を行なうモノクロ印刷機能とを有するカ
ラー印刷機構と、 それぞれ、1ページ分の印刷内容を規定する複数のペー
ジデータを含む印刷ジョブデータを受信する受信手段
と、 前記受信手段によってページデータが受信される度に、
そのページデータが前記モノクロ印刷機能による印刷が
行えるモノクロページデータであるか前記モノクロ印刷
機能による印刷が行えないカラーページデータであるか
を判別するデータ種別判別手段と、 このデータ種別判別手段による判別結果を参照して、前
記受信手段によって2個のページデータが受信される度
に、それら2個のページデータを処理対象として2個の
中間コードを生成する手段であって、処理対象とした2
個のページデータの中の、先に受信された方のページデ
ータがカラーページデータであり、他方のページデータ
がモノクロページデータであった場合には、それらのペ
ージデータに基づき2個のカラー中間コードを生成し、
それ以外の場合には、処理対象とした2個のページデー
タのそれぞれについて、そのページデータがカラーペー
ジデータであったときにはカラー中間コードを生成し、
そのページデータがモノクロページデータであったとき
にはモノクロ中間コードを生成する中間コード生成手段
と、 前記中間コード生成手段によって生成された2個の中間
コードが共にモノクロ中間コードであったときには、各
モノクロ中間コードに基づき前記カラー印刷機構に前記
モノクロ印刷機能によるモノクロ印刷を行なわせ、当該
2個の中間コードが共にカラー中間コードであったと
き、及び、当該2個のページデータがモノクロ中間コー
ドとカラー中間コードであったときには、それらの中間
コードに基づき前記カラー印刷機構に前記第2カラー印
刷機能によるカラー印刷を行なわせる中間コード処理手
段とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項4】前記受信手段によって受信された印刷ジョ
ブデータが両面印刷を要求するものであるか否かを認識
するジョブ種別認識手段を、さらに、備え、 前記カラー印刷機構は、印刷がなされた用紙の未印刷面
に印刷を行なうために用紙を反転させる反転機能を有
し、 前記中間コード生成手段は、前記ジョブ種別認識手段に
よって前記印刷ジョブデータが両面印刷を要求するもの
であると認識された場合には、前記受信手段によって最
も過去に受信された用紙の表面の印刷に用いられるべき
未処理の2個のページデータ、及び、用紙の裏面の印刷
に用いられるべき未処理の2個のページデータを処理対
象として動作することを特徴とする請求項3記載の印刷
装置。 - 【請求項5】所定サイズの1枚の用紙上にカラー印刷を
行なう第1カラー印刷機能と、前記第1カラー印刷機能
とほぼ同時間で前記所定サイズの所定の複数値nと一致
する枚数の用紙上にカラー印刷を行なう第2カラー印刷
機能と、前記第1カラー印刷機能よりも短い時間で前記
所定サイズの1枚の用紙上にモノクロ印刷を行なうモノ
クロ印刷機能とを有するカラー印刷機構と、 それぞれ、1ページ分の印刷内容を規定する複数のペー
ジデータを含む印刷ジョブデータを受信する受信手段
と、 前記受信手段によってページデータが受信される度に、
そのページデータが前記モノクロ印刷機能による印刷が
行えるモノクロページデータであるか前記モノクロ印刷
機能による印刷が行えないカラーページデータであるか
を判別するデータ種別判別手段と、 このデータ種別判別手段による判別結果を参照して前記
受信手段によって受信された幾つかのページデータで規
定されている内容の印刷を、順次、前記カラー印刷機構
に行なわせる手段であって、前記受信手段によって最も
過去に受信された未処理の連続したモノクロページデー
タに対しては、それらのページデータに基づき前記カラ
ー印刷機構に前記モノクロ印刷機能によるモノクロ印刷
を行なわせ、前記受信手段によって最も過去に受信され
た未処理の、カラーページデータで始まる連続したn個
のページデータに対しては、それらのページデータに基
づき前記カラー印刷機構に前記第2カラー印刷機能によ
るカラー印刷を行なわせるページデータ処理手段とを備
えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項6】前記受信手段によって受信された印刷ジョ
ブデータが両面印刷を要求するものであるか否かを認識
するジョブ種別認識手段を、さらに、備え、 前記カラー印刷機構は、印刷がなされた用紙の未印刷面
に印刷を行なうために用紙を反転させる反転機能を有
し、 前記ページデータ処理手段は、前記ジョブ種別認識手段
によって前記印刷ジョブデータが両面印刷を要求するも
のであると認識された場合には、前記受信手段によって
最も過去に受信された未処理の連続した裏面用のモノク
ロページデータと、前記受信手段によって最も過去に受
信された未処理の連続した表用のモノクロページデータ
とに対しては、それらのページデータに基づき前記カラ
ー印刷機構に前記モノクロ印刷機能によるモノクロ印刷
を行なわせ、前記受信手段によって最も過去に受信され
た未処理の、カラーページデータで始まる、裏面用の連
続したn個のページデータと、前記受信手段によって最
も過去に受信された未処理の、カラーページデータで始
まる、表面用の連続したn個のページデータに対して
は、それらのページデータに基づき前記カラー印刷機構
に前記第2カラー印刷機能によるカラー印刷を行なわせ
ることを特徴とする請求項5記載の印刷装置。 - 【請求項7】前記印刷ジョブデータ内の各ページデータ
は、自身が前記モノクロページデータであるか前記カラ
ーページデータであるかを示すデータ種別情報を含み、 前記データ種別判別手段は、前記受信手段によって受信
された各ページデータが前記モノクロページデータであ
るか前記カラーページデータであるかを、そのページデ
ータに含まれる前記データ種別情報に基づき判別するこ
とを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記
載の印刷装置。
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JP2000-70143 | 2000-03-14 | ||
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