JP3381306B2 - 累進焦点レンズ - Google Patents

累進焦点レンズ

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JP3381306B2
JP3381306B2 JP14973193A JP14973193A JP3381306B2 JP 3381306 B2 JP3381306 B2 JP 3381306B2 JP 14973193 A JP14973193 A JP 14973193A JP 14973193 A JP14973193 A JP 14973193A JP 3381306 B2 JP3381306 B2 JP 3381306B2
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    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼の調節力の補助とし
て使用する累進焦点レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】眼の調節力が衰退して近方視が困難にな
った場合の調節力の補助用眼鏡レンズとして、装用時に
おいて上方に位置する遠用視矯正領域(以下、「遠用
部」という)と、下方の近用視矯正領域(以下、「近用
部」という)と、双方の領域の間において連続的に屈折
力が変化する累進領域(以下、「中間部」という)とを
備えた累進焦点レンズが種々知られている。なお、本発
明において「上方」、「下方」、「水平」および「鉛
直」等は、装用時のレンズにおける位置関係を示すもの
であって、たとえば遠用部の下方とは遠用部の領域内に
あって中間部に近い領域を示す。また、近用度数と遠用
度数の差を加入度という。
【0003】累進焦点レンズにおいて、遠用部および近
用部の明視域(非点隔差が0.5ディオプター以下の範
囲)を広く確保してその間を累進領域(累進帯)で結ぶ
と、累進帯の側方領域にレンズ収差が集中するようにな
る。この結果、特に累進帯の側方領域において結像不良
(像のボケ)および像の歪みが発生し、このような領域
で視線を振ったり移動したりすると装用者には像の歪み
が像のゆれとして知覚され、装用感の悪い不快な感じを
抱くことになる。
【0004】このような視覚特性の課題を解決するため
に、公知の累進焦点レンズにおいては様々な観点に基づ
く設計および評価がなされている。レンズ面の形状に関
しては、レンズ面のほぼ中央を上方から下方にかけて鉛
直に走る子午線に沿った断面と物体側レンズ面との交線
(主子午線曲線)がレンズの加入度などの仕様を表すた
めの基準線として用いられ、レンズの設計においても重
要な基準線として用いられている。
【0005】また、図1に示すように、レンズの装用状
態において近用部Nが中央から鼻側に寄ることを考慮し
て、中間部Pおよび近用部Nを非対称な配置とした累進
焦点レンズ(以下、「非対称型累進焦点レンズ」とい
う)が提案されている。このような非対称型累進焦点レ
ンズにおいても、遠用部Fの遠用中心OFと遠用アイポ
イントEと近用中心ONとを通る断面と物体側レンズ面
との交線からなる中心線MM′が基準線として用いられ
る。本発明においては、これらの基準線を総称して「主
子午線曲線」という。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の累進焦点レンズ
としては、たとえば特公昭63−42764号公報や特
公平2−39768号公報に開示されている累進焦点レ
ンズがある。特公昭63−42764号公報に開示の累
進焦点レンズでは、中間部の側方領域における像の歪曲
収差が小さく且つ非点隔差の分布がなだらかになってい
る。しかしながら、最大非点隔差の低減化が達成されて
いないという不都合があった。
【0007】また、特公平2−39768号公報に開示
の累進焦点レンズでは、遠用部領域および近用部領域に
おける横断面曲線の曲率の変化率を、それぞれレンズ上
方およびレンズ下方に向かって小さくすることによっ
て、明視域の幅を広くしている。しかしながら、明視域
を広くした結果、特に近用部において非点隔差の勾配が
急になり、最大非点隔差についても低減化が達成されて
いないという不都合があった。
【0008】このように、従来の累進焦点レンズでは一
定の視覚性能の向上が認められるものの、特に最大非点
隔差についても低減化が達成されていないという点にお
いて最適な視覚性能を得るには未だ不十分であった。本
発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、実用
上十分に広い遠用部の明視域を確保したまま、広く安定
した中間部および近用部の明視域を有し、且つ最大非点
隔差の低減化が達成された累進焦点レンズを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、主子午線曲線に沿って遠景に対
応する屈折力を有する遠用部と、近景に対応する屈折力
を有する近用部と、前記遠用部と前記近用部との間にお
いて両部の屈折力を連続的に接続する中間部とを備えた
累進焦点レンズであって、前記遠用部の下方において屈
折表面の横断面形状は、横断面曲線に沿って主子午線曲
線との交点から遠ざかるにしたがって横断面曲率が一旦
増加した後減少する非円形形状であり、前記近用部の上
方において屈折表面の横断面形状は、横断面曲線に沿っ
て主子午線曲線との交点から遠ざかるにしたがって横断
面曲率が減少した後ほぼ一定になる非円形形状であり、
横断面曲率の減少勾配は前記近用部の上方から下方にか
けてほぼ一定であり、前記中間部の中央において屈折表
面の横断面形状は、横断面曲線に沿って主子午線曲線と
の交点から遠ざかるにしたがって横断面曲率が減少する
非円形形状であり、横断面曲率の減少勾配は近用部に近
づくほど増加することを特徴とする累進焦点レンズを提
供する。
【0010】また、本発明の好ましい態様において、前
記中間部下方から前記近用部上方にかけて屈折表面の横
断面形状は、横断面曲線に沿って主子午線曲線との交点
から遠ざかるにしたがって横断面曲率が減少した後ほぼ
一定になる非円形形状である。さらに好ましくは、前記
主子午線曲線が屈折表面を鼻側領域および耳側領域に非
対称に分割する非対称型累進焦点レンズにおいて、前記
中間部から前記近用部にかけて横断面曲率の減少勾配が
耳側領域よりも鼻側領域において大きい。
【0011】
【作用】本発明の累進焦点レンズでは、遠用部Fの下方
において屈折表面の横断面形状は、主子午線曲線から遠
ざかるにしたがって横断面曲率が一旦増加した後減少す
るような非円形形状である。このため、遠用部Fのアイ
ポイントEの周辺の明視域を十分広く確保しつつ、中間
部Pとの接続を滑らかにすることができる。また、中間
部Pの中央においては横断面曲率が減少するような非円
形形状であり、横断面曲率の減少率が近用部Nに近づく
ほど増加するように構成されているので、明視域の幅を
広くすることができる。さらに、近用部Nの上部におい
ては、横断面曲率が一旦減少した後ほぼ一定となるよう
な非円形形状を有するため、近用アイポイント付近の明
視域の幅を広く確保することができ、側方領域の非点隔
差の集中を緩和することができる。
【0012】さらにまた、近用部Nの上方から下方にか
けて横断面曲率の減少率がほぼ一定になる構成となって
いるため、最大非点隔差の値を低減することが可能にな
り、しかも近用アイポイント付近の明視域を広くしたま
ま、非点隔差の勾配を緩くすることができる。この結
果、本発明の累進焦点レンズでは、視覚性能としては広
い明視域を確保したまま、側方領域での像のゆれ、ゆが
み等をやわらげ、装用時の違和感および不快感を最小限
にすることができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説明
する。図2は、レンズの屈折表面σについての横断面曲
線を説明する斜視図である。図2では、レンズの幾何中
心をOGとし、幾何中心OGにおける屈折表面σの曲率
中心をO0とし、幾何中心OGと曲率中心O0とを通る
軸線をx軸としている。また、幾何中心OGにおける屈
折表面σの曲率半径R0を半径とする球面を基準球面と
している。したがって、基準球面は幾何中心OGにおい
てレンズの屈折表面σと接している。また、基準球面の
中心O0を原点として、鉛直方向にy軸を、水平方向に
z軸をとっている。
【0014】本発明における「横断面曲線」とは、上述
の基準球面の中心O0を通りx−y平面に直交する平面
πj(j=0,±1,±2・・・)によって横断される
屈折表面σの横断線のことである。換言すれば、本発明
における「横断面曲線」は平面πjと屈折表面σとの交
線であり、図中横断面交線Φj(j=0,±1,±2・
・・)として表されている。なお、本発明において横断
面曲線を含む平面πjによって横断されるレンズの断面
を「横断面」という。図3は、図2のyz平面に投影し
た横断面交線Φjの位置を示す図であって、レンズの屈
折表面における横断面交線Φjの平面的位置を示す図で
ある。
【0015】図4は、本発明の実施例にかかる累進焦点
レンズの屈折表面の曲率変化を示す図であって、図3に
示す各横断面交線Φ6 乃至Φ-6に沿った屈折表面σの曲
率変化を示す図である。本発明において、各横断面曲線
に沿った屈折表面の曲率を「横断面曲率」という。図4
において、屈折表面上の点Mjを含む平面πjと、x−
y平面と屈折表面σとの交線との交点をMyとし、交点
Myと曲率中心O0とを結ぶ線分がx軸となす角度Vy
を縦軸にとっている。一方、屈折表面上の点Mjと同じ
z座標成分を有する横断面交線Φ0 上の点をMzとし、
点Mzと曲率中心O0とを結ぶ線分がx軸となす角度V
zを横軸にとっている。
【0016】図4は、主子午線曲線MM′と交差する1
3個の代表的な横断面における横断面曲率の変化をプロ
ットしたものである。さらに詳細には、角度Vyが+1
2°乃至−12°の範囲で2°ずつ変化する各横断面
で、角度Vzが+12°乃至−12°の範囲で2°ずつ
変化する各位置における横断面曲率の変化を、各横断面
と主子午線曲線MM′との交点における横断面曲率に対
する変化として示すものである。すなわち、図4におい
て、縦軸および横軸はそれぞれ角度VyおよびVzを示
すが、その一方において各位置における横断面曲率の変
化が基準となる横断面曲率に対して増加するときには上
向きの曲線として、減少するときには下向きの曲線とし
て示されている。なお、本実施例において遠用部FはV
yが約+1°より上方範囲に、近用部NはVyが約−6
°より下方範囲に対応している。
【0017】本実施例の累進焦点レンズは、遠用部Fの
平均屈折度数(ベースカーブ)が3.50ディオプター
で加入度が2.5ディオプターの屈折面を有する非対称
型累進焦点レンズである。図4において、図中左側が鼻
側であり、右側が耳側に対応している。図4に示すよう
に、本実施例の累進焦点レンズでは遠用部Fの下方(V
yが+4°乃至+2°)において屈折表面の横断面形状
は、主子午線曲線MM′との交点から遠ざかるにしたが
って横断面曲率が一旦増加した後減少する非円形形状と
なっている。
【0018】また、中間部Pの中央(Vyが−2°)に
おいて横断面形状は、主子午線曲線MM′との交点から
遠ざかるにしたがって横断面曲率が減少する非円形形状
となっている。さらに、近用部Nの上方(Vyが−6°
乃至−8°)において横断面形状は、主子午線曲線M
M′との交点から遠ざかるにしたがって横断面曲率が一
旦減少した後ほぼ一定となる非円形形状であり、横断面
曲率の減少率は上方から下方にかけてほぼ一定になって
いる。
【0019】さらに横断面に沿った横断面曲率の変化に
着目すると、遠用部Fの下方における側方領域での横断
面曲率は、対応する横断面と主子午線曲線との交点にお
ける横断面曲率に対して、ともに約10%以内の増加お
よび減少となっている。また、中間部Pの中央における
側方領域での横断面曲率は、対応する横断面と主子午線
曲線との交点における横断面曲率に対して、約40%以
内の減少となっている。さらに、近用部Nの上方におけ
る側方領域での横断面曲率は、対応する横断面と主子午
線曲線との交点における横断面曲率に対して、約45%
以内の減少となっている。
【0020】中間部Pのほぼ中央(Vyが−2°)から
近用部Nの下方(Vyが−12°)にかけての横断面曲
率の最大減少勾配は、耳側(Vzが0°乃至+12°)
ではVyが−2°の横断面で約5%、−4°の横断面で
約14%、−6°の横断面で約19%、−8°の横断面
で約20%、−10°の横断面で約18%、−12°の
横断面で約17%となっている。一方、鼻側(Vzが0
°乃至−12°)ではVyが−2°の横断面で約12
%、−4°の横断面で約19%、−6°の横断面で約2
3%、−8°の横断面で約24%、−10°の横断面で
約24%、−12°の横断面で約21%となっている。
このように、Vyが−6°乃至−12°の領域では、耳
側および鼻側の双方において減少勾配がそれぞれほぼ一
定であるが、横断面曲率の減少勾配は耳側より鼻側にお
いてより大きくなっている。なお、図4における横断面
曲率の値は加入度が2.5ディオプターのものであり、
増加、減少および減少勾配のパーセント値は低加入にな
る程小さく、高加入になる程大きくなるが、横断面曲率
の変化の仕方の傾向は変わらない。
【0021】図5は、図4のレンズ面形状を有する本実
施例の累進焦点レンズの等非点隔差曲線図である。図示
の等非点隔差曲線は、0.5ディオプターごとに示され
ている。本実施例との比較のために、図6に加入度2.
5ディオプターの従来の対称型累進焦点レンズの典型的
な等非点隔差曲線図である。図6の等非点隔差曲線も、
0.5ディオプターごとに示されている。このように、
加入度2.5ディオプターの従来の累進焦点レンズにお
いては、一般に最大非点隔差の値が2.5ディオプター
であり、非点隔差の絶対量および勾配が急であった。
【0022】これに対し、本実施例の累進焦点レンズで
は、図5の性能評価結果からも明らかなように、非対称
なため特に近用部の鼻側側方領域において非点隔差が集
中し易いにもかかわらず、加入度2.5ディオプターに
対して最大非点隔差の値が2.0ディオプターと低減さ
れているのがわかる。また、従来例との比較により、実
用上十分広い遠用部の明視域を確保したまま、中間部お
よび近用部の明視域を広くすることができ、非点隔差の
密度も大きく低下し、非点隔差の勾配も緩やかになって
いるのがわかる。
【0023】
【効果】以上説明したごとく、本発明の累進焦点レンズ
では、実用上十分に広い遠用部の明視域を確保したま
ま、広く安定した中間部および近用部の明視域を有し、
最大非点隔差の値が低減され、非点隔差の密度も大きく
低下し、非点隔差の勾配も緩やかになる。したがって、
像の歪みが小さくなり、視線を振ったり移動したりした
ときの側方領域における像のゆれに伴う違和感および不
快感が著しく改良され、装用感が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の累進焦点レンズの領域区分の概要を示
す図であって、特に非対称型累進焦点レンズの区分構成
を示す図である。
【図2】レンズの屈折表面σについての横断面曲線を説
明する斜視図である。
【図3】図2のyz平面に投影した横断面交線Φjの位
置を示す図であって、レンズの屈折表面における横断面
交線Φjの平面的位置を示す図である。
【図4】本発明の実施例にかかる累進焦点レンズの屈折
表面の曲率変化を示す図であって、図3に示す各横断面
交線Φ6 乃至Φ-6に沿った屈折表面σのz方向の曲率値
の変化を示す図である。
【図5】本実施例の累進焦点レンズの等非点隔差曲線図
である。
【図6】従来の累進焦点レンズの等非点隔差曲線図であ
る。
【符号の説明】
F 遠用部 N 近用部 P 中間部 OF 遠用中心 ON 近用中心 E 遠用アイポイント MM′主子午線曲線 σ 屈折表面 Φ 横断面 O0 曲率中心 OG 幾何中心
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−46617(JP,A) 特公 平1−5682(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02C 7/04 G02C 7/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主子午線曲線に沿って遠景に対応する屈
    折力を有する遠用部と、近景に対応する屈折力を有する
    近用部と、前記遠用部と前記近用部との間において両部
    の屈折力を連続的に接続する中間部とを備えた累進焦点
    レンズであって、 前記遠用部の下方において屈折表面の横断面形状は、横
    断面曲線に沿って主子午線曲線との交点から遠ざかるに
    したがって横断面曲率が一旦増加した後減少する非円形
    形状であり、 前記近用部の上方において屈折表面の横断面形状は、横
    断面曲線に沿って主子午線曲線との交点から遠ざかるに
    したがって横断面曲率が減少した後ほぼ一定になる非円
    形形状であり、横断面曲率の減少勾配は前記近用部の上
    方から下方にかけてほぼ一定であり、 前記中間部の中央において屈折表面の横断面形状は、横
    断面曲線に沿って主子午線曲線との交点から遠ざかるに
    したがって横断面曲率が減少する非円形形状であり、横
    断面曲率の減少勾配は近用部に近づくほど増加すること
    を特徴とする累進焦点レンズ。
  2. 【請求項2】 前記中間部下方から前記近用部上方にか
    けて屈折表面の横断形状は、横断面曲線に沿って主子午
    線曲線との交点から遠ざかるにしたがって横断面曲率が
    減少した後ほぼ一定になる非円形形状であることを特徴
    とする請求項1に記載の累進焦点レンズ。
  3. 【請求項3】 前記近用部は非対称に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の累進焦点レン
    ズ。
  4. 【請求項4】 前記中間部から前記近用部にかけて横断
    面曲率の減少勾配が耳側領域よりも鼻側領域において大
    きいことを特徴とする請求項3に記載の累進焦点レン
    ズ。
JP14973193A 1993-05-31 1993-05-31 累進焦点レンズ Expired - Lifetime JP3381306B2 (ja)

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