JP3369788B2 - ファクシミリデータ変換アダプタ - Google Patents
ファクシミリデータ変換アダプタInfo
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Description
信回線との間に介在させ、前記ファクシミリ装置側から
のファクシミリデータを所定状態に変換して、例えば暗
号化、圧縮化データに変換して、相手側に送信するファ
クシミリデータ変換アダプタに関するものである。
間に介在させて、そのファクシミリ装置から送信される
ファクシミリデータを暗号化や圧縮化といった変換を行
い、相手方に送信するファクシミリデータ変換アダプタ
が知られている。
は、ファクシミリデータ変換アダプタにメモリカードを
装着することにより、ファクシミリデータ変換アダプタ
に暗号化の指示をすると共に、メモリカードに記載され
ているIDコードに基づいて、暗号化あるいは復号化を
実行している。
れた機能として、予め暗号化すべき相手先のダイヤル番
号をファクシミリ装置本体に登録しておき、登録された
ダイヤル番号がそのファクシミリ装置にて操作された場
合に、ファクシミリデータを暗号化して相手先に送信す
るファクシミリ装置が知られている(特開昭63−86
676号公報)。
術では、いちいち、ファクシミリ装置を操作して秘匿通
信しようとする者が自己のメモリカードを、送信のたび
にファクシミリデータ変換アダプタ側にセットしなくて
はならないが、このような送信毎に、ファクシミリデー
タ変換アダプタに特定の操作を加えなくてはならない場
合には、次のような問題が生じた。
化等のために、ファクシミリ送信に先立って、予め原稿
データを読み込ませてファクシミリ装置のメモリに蓄積
させ、その後、ファクシミリ装置の送信可能であるタイ
ミングでメモリに蓄積させた原稿データを相手方に送信
する機能(いわゆるメモリ送信)を有するファクシミリ
装置の占める割合が増加している。
クシミリ装置に読み取らせるタイミングと送信タイミン
グとが、同時または連続していない場合があるため、操
作者がセットした原稿とは異なる原稿が、自己のメモリ
カードの存在およびそのIDコードに基づいて暗号化さ
れて送信されてしまう恐れがあった。
シミリデータ変換アダプタにセットし、原稿をファクシ
ミリ装置にセットして原稿をファクシミリ装置に読み込
ませる時に、既に前に操作した者の原稿データがファク
シミリ装置のメモリに未送信のデータとして存在してい
る場合がある。
信可能な状態となり、その前操作者の未送信データの送
信を開始すると、ファクシミリデータ変換アダプタに
は、現在の操作者のメモリカードがセットされているの
で、ファクシミリデータ変換アダプタはファクシミリ装
置からのデータ信号を、それが前の操作者のデータか否
かは判別していないことから、または判別しようにも判
別できないことから、そのままメモリカードのIDに基
づいて暗号化して送信してしまう。
すべきでないデータが暗号化され、相手方にて復号化で
きない事態となってしまう。また、現在の操作者につい
ても、ファクシミリ装置に原稿を読み取らせた後に、フ
ァクシミリ装置が送信する前に、うっかりファクシミリ
データ変換アダプタからメモリカードを抜き取った場
合、ファクシミリ装置からデータが送信される際には、
ファクシミリデータ変換アダプタにはメモリカードは存
在しないので、暗号化がなされないデータが、相手先に
送信されてしまう場合があり、データのセキュリティ
上、問題を生じた。
体が、暗号化の機能を有しているので、上述したような
問題は生じないが、暗号化の機能はファクシミリ装置に
組み込まれているので、そのような機能が無い通常のフ
ァクシミリ装置には適用できない。また、この後者の従
来技術では、暗号化するには予めファクシミリ装置に、
暗号化すべき相手先のダイヤル番号を登録しておかなく
てはならず、面倒であることと、登録した相手先にデー
タを送信する場合には、かならず暗号化されてしまい、
秘匿する必要が無いデータまで暗号化されてしまうの
で、それだけ余計な処理をして送信が遅延することと、
受取側でも復号化のための操作をしてデータを取り出さ
なくてはならず、面倒で非効率であった。
は、この暗号化の他に、ファクシミリデータ圧縮化のア
ダプタが存在し、この場合にも、上述したような問題点
が存在した。本発明は、暗号化の機能が無かったり、圧
縮化の機能が低いあるいは無い通常のファクシミリ装置
に対して取り付けるファクシミリデータ変換アダプタに
おいて、上述した問題を生じることなく、必要に応じて
該当するデータを間違いなく変換して送信することを目
的とする。
ファクシミリ装置と通信回線との間に介在させ、前記フ
ァクシミリ装置側からのファクシミリデータを所定状態
に変換して通信相手先に送信するファクシミリデータ変
換アダプタであって、前記ファクシミリ装置から送信さ
れたダイヤル信号から、変換を指示する命令信号を抽出
する変換ダイヤル信号抽出手段と、前記ファクシミリ装
置から送信されたダイヤル信号から、通信相手先を示す
信号を抽出する相手先ダイヤル信号抽出手段と、前記変
換ダイヤル信号抽出手段にて、変換を指示する命令信号
が抽出された場合、前記ファクシミリ装置から送信され
たダイヤル信号とともに送信されたファクシミリデータ
を前記所定状態に変換して前記相手先ダイヤル信号抽出
手段にて抽出された通信相手先へ送信し、前記変換ダイ
ヤル信号抽出手段にて、変換を指示する命令信号が抽出
されなかった場合、前記ファクシミリ装置から送信され
たダイヤル信号とともに送信されたファクシミリデータ
を変換せずに前記相手先ダイヤル信号抽出手段にて抽出
された通信相手先へ送信するデータ変換送信手段と、を
備えたことを特徴とするファクシミリデータ変換アダプ
タである。
変換が、暗号化である請求項1記載のファクシミリデー
タ変換アダプタである。請求項3記載の発明は、上記所
定状態への変換が、圧縮化である請求項1記載のファク
シミリデータ変換アダプタである。
る命令信号が、通常、ファクシリミ送信の相手となり得
ない相手先のダイヤル信号、または上記ファクシミリ装
置の地域を示すダイヤル信号である請求項1〜3のいず
れか記載のファクシミリデータ変換アダプタである。
信手段が、通信相手先のダイヤル番号と変換において参
照されるデータとが記憶された宛先データ記憶手段と、
上記相手先ダイヤル信号抽出手段にて抽出された通信相
手先を示す信号に基づいて、前記宛先データ記憶手段か
ら通信相手先のダイヤル番号と変換において参照される
データとを抽出する宛先データ抽出手段と、上記変換ダ
イヤル信号抽出手段にて、変換を指示する命令信号が抽
出された場合、通信相手先に代って上記ファクシミリ装
置との通信を行って、上記ファクシミリ装置からのファ
クシミリデータを受信して蓄積する蓄積手段と、前記蓄
積手段に蓄積されたファクシミリデータを、このファク
シミリデータとともに送信されたダイヤル信号に基づい
て上記相手先ダイヤル信号抽出手段および前記宛先デー
タ抽出手段にて抽出された、変換において参照されるデ
ータに基づいて、変換するデータ変換手段と、前記デー
タ変換手段にて変換されたデータを、その変換前のファ
クシミリデータとともに送信されたダイヤル信号に基づ
いて上記相手先ダイヤル信号抽出手段および前記宛先デ
ータ抽出手段にて抽出された、通信相手先のダイヤル番
号に基づいて通信相手先を発呼し、送信する相手先送信
手段と、上記変換ダイヤル信号抽出手段にて、変換を指
示する命令信号が抽出されなかった場合、上記ファクシ
ミリ装置と通信相手先との通信を継続させる通信許可手
段と、を備えたものである請求項1〜4のいずれか記載
のファクシミリデータ変換アダプタである。
変換アダプタは、変換ダイヤル信号抽出手段が、前記フ
ァクシミリ装置から送信されたダイヤル信号から、変換
を指示する命令信号を抽出し、相手先ダイヤル信号抽出
手段が、前記ファクシミリ装置から送信されたダイヤル
信号から、通信相手先を示す信号を抽出する。
信号抽出手段にて、変換を指示する命令信号が抽出され
た場合、前記ファクシミリ装置から送信されたダイヤル
信号とともに送信されたファクシミリデータを前記所定
状態に変換して前記相手先ダイヤル信号抽出手段にて抽
出された通信相手先へ送信する。
イヤル信号抽出手段にて、変換を指示する命令信号が抽
出されなかった場合、前記ファクシミリ装置から送信さ
れたダイヤル信号とともに送信されたファクシミリデー
タを変換せずに前記相手先ダイヤル信号抽出手段にて抽
出された通信相手先へ送信する。
プタは、データ変換送信手段によりデータ送信毎に、変
換ダイヤル信号抽出手段の抽出に基づき、ファクシミリ
装置側から暗号化や圧縮化等の変換をする命令が有るか
否かの判断を行っている。したがって、常に特定の通信
相手先のダイヤル番号について変換処理してしまうこと
はなく、必要に応じて変換処理しているので、変換処理
が必要ないファクシミリデータに対して不要な変換処理
を実行して送信が遅くなったりすることがなく、また受
信側でも不必要に変換処理されたデータを受信したため
に行わなければならない復号化や解凍化等の復元処理を
しなくて済む。
号とともに送信されたファクシミリデータを、そのダイ
ヤル信号に含まれている変換を指示する命令の有無に基
づいて、変換を決定しているので、メモリ送信などの機
能により他の無関係なファクシミリデータがメモリ上に
存在していても、そのファクシミリデータを変換処理す
ることはない。
は、ファクシミリ装置と通信回線との間に介在させれば
良いので、変換機能がない、または変換機能が低いファ
クシミリ装置にても、本ファクシミリデータ変換アダプ
タを取り付けるだけで、変換機能を付加あるいは高める
と共に、上述した作用・効果を生じさせることができ
る。
も良く、圧縮化であっても良い。また、前記変換を指示
する命令信号は、通常ファクシリミ送信の相手となり得
ない相手先のダイヤル信号、または上記ファクシミリ装
置の地域を示すダイヤル信号であっても良い。
クシリミ送信の相手となり得ない相手先のダイヤル信号
としては、例えば、時報サービスのダイヤル番号「11
7」や天気情報サービスのダイヤル番号「177」等が
挙げられる。また、ファクシミリ装置の地域を示すダイ
ヤル信号としては、例えば、本ファクシミリデータ変換
アダプタが取り付けられるファクシミリ装置が接続され
ている電話局の地域コード(市外局番)が挙げられる。
その電話局の地域コード(市外局番)+局番(市内局
番)であっても良い。
ータ記憶手段、宛先データ抽出手段、蓄積手段、データ
変換手段、相手先送信手段および通信許可手段を備える
ものであっても良い。ここで、宛先データ記憶手段に
は、通信相手先のダイヤル番号と変換において参照され
るデータとが記憶されている。
号抽出手段にて抽出された通信相手先を示す信号に基づ
いて、宛先データ記憶手段から通信相手先のダイヤル番
号と変換において参照されるデータとを抽出する。蓄積
手段は、変換ダイヤル信号抽出手段にて、変換を指示す
る命令信号が抽出された場合、通信相手先に代ってファ
クシミリ装置との通信を行って、ファクシミリ装置から
のファクシミリデータを受信して蓄積する。
ファクシミリデータを、このファクシミリデータととも
に送信されたダイヤル信号に基づいて相手先ダイヤル信
号抽出手段および宛先データ抽出手段にて抽出された、
変換において参照されるデータに基づいて、変換する。
換されたデータを、その変換前のファクシミリデータと
ともに送信されたダイヤル信号に基づいて相手先ダイヤ
ル信号抽出手段および宛先データ抽出手段にて抽出され
た、通信相手先のダイヤル番号に基づいて通信相手先を
発呼し、送信する。
一旦、蓄積手段が、ファクシミリ装置からファクシミリ
データを得て蓄積する。そして、ファクシミリデータ変
換アダプタは、ファクシミリ装置との通信処理を終えた
後に、データ変換手段にて、このファクシミリデータに
対応する変換において参照されるデータに基づいて変換
することができ、更に、通信相手先へも、相手先送信手
段にて、このファクシミリデータに対応する通信相手先
のダイヤル番号に基づいて通信相手先を発呼して、ファ
クシミリデータを送信することができる。
ダプタ内での変換処理に時間がかかったりして、ファク
シミリ装置からのファクシミリデータの受信タイミング
と、変換後のファクシミリデータの送信タイミングとが
大きくずれる恐れが有る場合でも、ファクシミリ送信が
異常となることはない。例えば、ファクシミリ装置が直
接、通信相手先を発呼することにより、その発呼からフ
ァクシミリ信号変換アダプタによる変換処理終了まで、
通信相手先を待機させているような場合には、ファクシ
ミリ信号変換アダプタの変換処理が長時間となれば、通
信相手先は回線断と判断して通信を中断してしまうこと
があるが、前記データ変換送信手段によれば、ファクシ
ミリデータの変換を行う場合には、通信相手先はファク
シミリ装置にて直接発呼されることはなく、ファクシミ
リデータの変換後、ファクシミリ信号変換アダプタが通
信相手先を発呼して変換後のファクシミリデータを送信
するので、このような事態は防止できる。勿論、変換処
理しない場合には、上記処理は行わなくても良い。ま
た、蓄積手段に蓄積してから変換しているが、先にデー
タ変換手段にて変換してから蓄積手段に蓄積しても良
い。また、受信時に変換すると負荷が過大となる場合
に、蓄積した後に変換することとし、受信時に変換して
も負荷が過大とならない場合には、蓄積する前に変換す
ることとしても良い。
ルス信号およびトーン信号の両方を含めた信号を意味し
ている。
側ファクシミリ装置2は自局側暗号化/復号化アダプタ
4を介して通信回線(公衆電話回線)6に接続されてい
る。通信回線6には交換機8が設けられ、相手局側暗号
化/復号化アダプタ10を介して相手局側ファクシミリ
装置12に接続している。
のブロック図を示す。自局側暗号化/復号化アダプタ4
は、暗号化/復号化アダプタとしての基本的な構成であ
る、切換部32、送受信部(モデム)34、暗号化・復
号化部36、蓄積部(メモリ)38、呼出信号検出部4
0および呼出信号生成部42を備えている。更に、自局
側暗号化/復号化アダプタ4は、暗号化鍵記憶部37
a、宛先記憶部37b、ダイヤル検出部44、ダイヤル
記憶部46、フック検出部50、操作部52、モニタ部
54、ダイヤル生成部56および制御部58を備えてい
る。
と通信回線6との間に接続されて、そのリレー33a,
33bのスイッチング機構により通信に介入するか否か
を切り換える。送受信部34は、自局側ファクシミリ装
置2の送信時には、自局側ファクシミリ装置2から受信
する秘匿すべき情報であるファクシミリデータを復調
し、また暗号化・復号化部36で暗号化されたファクシ
ミリデータを変調し通信回線6側へ送信する。更に、送
受信部34は、自局側ファクシミリ装置2の受信時に
は、相手局側ファクシミリ装置12から相手局側暗号化
/復号化アダプタ10および通信回線6を介して受信す
る暗号化ファクシミリデータを復調し、また暗号化・復
号化部36で復号されたファクシミリデータを変調し自
局側ファクシミリ装置2側へ送信する。
憶部37aに予め記憶されている暗号化鍵を参照して、
ファクシミリデータを暗号化あるいは復号化する。蓄積
部38は上記暗号化後のファクシミリデータおよび復号
化後のファクシミリデータ、あるいは暗号化前のファク
シミリデータを、一旦保存する。呼出信号検出部40
は、交換機8側からの着呼信号を検出する。呼出信号生
成部42は、自局側ファクシミリ装置2を発呼するため
に発呼信号を出力する。
クシミリ装置2からダイヤル信号を検出して、ダイヤル
番号に変換しダイヤル記憶部46および制御部58に出
力する。ダイヤル記憶部46はそのダイヤル番号を記憶
する。フック検出部50は、自局側ファクシミリ装置2
のフックオフ/オンの状態を検出する。操作部52は、
制御部58に所定の設定や指示を与える入力装置であ
る。モニタ部54は、自局側ファクシミリ装置2と通信
回線6側との送受信の状態を観察し、通信回線6側から
自局側暗号化/復号化アダプタ4で処理すべき暗号化さ
れたファクシミリデータが受信された状態か否かをチェ
ックする。ダイヤル生成部56は、相手局側ファクシミ
リ装置12(または相手局側暗号化/復号化アダプタ1
0)を呼び出すために、通信回線6側の交換機8へダイ
ヤルパルス信号またはトーン信号を出力する。制御部5
8は、CPU、ROM、RAM、I/Oおよびバスライ
ン等を備えたコンピュータとして構成され、内部のRO
Mに格納されているプログラムにしたがって、上述した
自局側暗号化/復号化アダプタ4の各構成を制御して、
必要な処理を実現している。
以下のフローチャートにより説明する。図3は、制御部
58によってなされる処理の内の送信処理を表してい
る。この送信処理は、呼出信号検出部40にて着呼信号
が検出されていない状態で、フック検出部50にて自局
側ファクシミリ装置2のフックオフ/オンの状態が検出
された場合に、起動される処理である。
110)。図2に示している切換部32の状態は本処理
が実行される前のオフ状態を示しており、切換部32の
リレー33a,33bは共に、接続ライン32a側に接
続されているが、本ステップS110にて、オン状態と
なると、リレー33a,33bは共に、接続ライン32
b側に切り替える。
た自局側ファクシミリ装置2からのダイヤル番号内に、
暗号化を指示する命令コードが含まれているか否かによ
り、自局側ファクシミリ装置2からのファクシミリデー
タを暗号化するか否かを判定する(S120)。この暗
号化を指示する命令コードとして、通常、ファクシミリ
送信がなされない宛先のダイヤル番号、例えば、ダイヤ
ル番号の先頭に「117」というコードの存在を、暗号
化を指示する命令コードであると規定してある。
らのダイヤル番号の先頭に「117」が無ければ暗号化
しないとして、ステップS120では否定判定されて、
直ちに切換部32を図2に示したオフ状態に戻して(S
130)、処理を終了する。このため自局側ファクシミ
リ装置2は、以後、直接、通信回線6側と通信できるこ
とになる。
し、ステップS120にて肯定判定されると、次に自局
側暗号化/復号化アダプタ4が自局側ファクシミリ装置
2と通信するために、通常のファクシミリ装置としての
プロトコル交換処理を実行する(S140)。次にファ
クシミリデータの受信と暗号化処理とを並行して行うと
暗号化処理の負荷が過大とならないか否かが判定される
(S150)。例えば、ステップS140のプロトコル
の交換により、設定されたファクシミリデータの送信速
度が高速なために、ファクシミリデータの受信と同時に
暗号化していたのでは暗号化の負荷が過大となって、フ
ァクシミリデータの取りこぼしが生じてしまう恐れが有
る場合には肯定判定され、ファクシミリデータの取りこ
ぼしが生じる恐れがない場合には否定判定される。
と、送受信部34および暗号化・復号化部36に、受信
と並行に暗号化する指示を行う(S160)。尚、この
時、暗号化処理は制御部58は、ダイヤル記憶部46に
格納されているダイヤル番号の内、暗号化の指示命令コ
ード「117」の次に存在する宛先の登録番号に基づい
て暗号化鍵記憶部37aから暗号化鍵を読み出して、暗
号化・復号化部36に送信する。
ファクシミリ装置2からのファクシミリデータを受信し
復調して、暗号化・復号化部36にファクシミリデータ
を送信すると、暗号化・復号化部36は、制御部58か
ら受信した暗号化鍵を参照してファクシミリデータを所
定単位で暗号化し、逐次、蓄積部38へ記憶する。
号により、自局側ファクシミリ装置2との通信終了を待
つ(S170)。自局側ファクシミリ装置2との通信が
終了すれば前述した宛先の登録番号から、暗号化鍵記憶
部37aと組になって記憶されている宛先の実際のダイ
ヤル番号を、宛先記憶部37bから読み出し、ダイヤル
生成部56へ送信して、そのダイヤル番号の宛先を発呼
させる(S180)。そして、プロトコル交換(S19
0)の後に、制御部58は送受信部34を介して通信回
線6側へ暗号化識別信号を送信する(S200)。この
暗号化識別信号は、通信相手方、ここでは、相手局側暗
号化/復号化アダプタ10へ、これから送信するファク
シミリデータは暗号化されたものであることを知らせ
て、復号化処理を実施させるための信号である。
暗号化されたファクシミリデータを送受信部34から通
信回線6側へ送信させる(S210)。この通信の終了
を待ち(S220)、終了すれば切換部32をオフ状
態、すなわち図2に示す状態として(S130)、処理
を終了する。
過大であると判定された場合には、送受信部34および
暗号化・復号化部36に、暗号化は行わずにファクシミ
リデータを受信して蓄積部38に記憶させる指示を行う
(S230)。次に自局側ファクシミリ装置2との通信
終了を待ち(S240)、終了すれば、蓄積部38に記
憶した暗号化されていないファクシミリデータを暗号化
して、再度、蓄積部38内の別の領域に格納する指示
を、暗号化・復号化部36に与える(S250)。
れば、ステップS180以降の処理が実行されて、前述
と同様に、宛先の発呼が行われ(S180)、プロトコ
ル交換(S190)後、先に暗号化識別信号を通信回線
6側に送信した(S200)後、蓄積部38内の暗号化
されたファクシミリデータを送受信部34により通信回
線6側へ送信し(S210)、通信終了後(S22
0)、切換部32をオフ状態として(S130)、処理
を終了する。
信処理のフローチャートを示す。本受信処理は、呼出信
号検出部40にて着呼信号が検出され、その後にフック
検出部50にて自局側ファクシミリ装置2のフックオフ
/オンの状態が検出された場合に、起動される処理であ
る。
ニタ部54にて自局側ファクシミリ装置2と通信回線6
側とのプロトコルの交換およびその直後に暗号化識別信
号が送信されて来たかが観察される(S310)。暗号
化識別信号が送信されずに、ファクシミリデータの送信
がなされた場合には、ステップS320の判定にて復号
化ではないと判定されて、本処理はこのまま終了する。
テップS320にて肯定判定されて、直ちに切換部32
がオン状態とされる(S330)と共に、ステップS3
10にてプロトコルを観察した結果に基づいて、送信処
理の暗号化負荷の判定(S150)にて述べたごとく、
復号化の負荷が過大か否かが判定される(S340)。
復号化の負荷が過大ではないと判定されると、送受信部
34および暗号化・復号化部36に、受信と並行に復号
化する指示を行う(S350)。尚、復号化処理は、制
御部58が、相手局側暗号化/復号化アダプタ10側か
らファクシミリデータに先だって送信された登録番号あ
るいはダイヤル番号そのものに基づいて暗号化鍵記憶部
37aから暗号化鍵を読み出して、暗号化・復号化部3
6に送信することにより、暗号化・復号化部36にて
は、この暗号化鍵を参照してファクシミリデータの復号
化がなされる。
線6側からのファクシミリデータを受信し復調して、暗
号化・復号化部36へファクシミリデータを送信する
と、暗号化・復号化部36は、制御部58から受信した
暗号化鍵を参照してファクシミリデータを所定単位で復
号化し、逐次、蓄積部38へ記憶する。
号により、相手局側暗号化/復号化アダプタ10側との
通信終了を待つ(S360)。通信が終了すれば呼出信
号生成部42により、自局側ファクシミリ装置2を発呼
させる(S370)。そして、自局側ファクシミリ装置
2とのプロトコル交換(S380)の後に、制御部58
は送受信部34に、自局側ファクシミリ装置2側へ蓄積
部38に蓄積されている復号化されたファクシミリデー
タを送信させる(S390)。この通信の終了を待ち
(S400)、終了すれば切換部32をオフ状態、すな
わち図2に示す状態として(S410)、処理を終了す
る。
過大であると判定された場合には、送受信部34および
暗号化・復号化部36に復号化は行わずに、ファクシミ
リデータを受信して、蓄積部38に記憶させる指示を行
う(S420)。次に相手局側暗号化/復号化アダプタ
10との通信終了を待ち(S430)、終了すれば、蓄
積部38に記憶した復号化されていないファクシミリデ
ータを復号化して、再度、蓄積部38内の別の領域に格
納する指示を、暗号化・復号化部36に与える(S44
0)。
れば、ステップS370以降の処理が実行されて、前述
と同様に、自局側ファクシミリ装置2の発呼が行われ
(S370)、プロトコル交換(S380)後、蓄積部
38内の復号化されたファクシミリデータが送受信部3
4により自局側ファクシミリ装置2に送信され(S39
0)、通信終了後(S400)、切換部32をオフ状態
として(S410)、処理を終了する。
部37bへの登録番号と宛先のダイヤル番号との設定、
およびその宛先に対する暗号化鍵の設定は、操作部52
にて設定処理の指示を制御部58に与えると、図示しな
い別個の入力ルーチンが起動して、操作部52からの操
作者の入力を受けて、暗号化鍵記憶部37aおよび宛先
記憶部37bにその入力内容が設定される。また、ステ
ップS120にて判断される暗号化を指示する命令コー
ド、ここでは「117」も、操作部52にて設定処理の
指示を制御部58に与えると、図示しない別個の入力ル
ーチンにより、操作部52からの操作者の入力に基づい
て設定される。
ので、操作者が、暗号化してファクシミリデータを送信
したい場合のみ、自局側ファクシミリ装置2側から、ダ
イヤル番号として、暗号化を指示する命令コード「11
7」に続いて該当する宛先の登録番号(短縮番号)を入
力すれば、自局側暗号化/復号化アダプタ4が、そのダ
イヤル番号を判断し、その後に送信されて来るファクシ
ミリデータを既に登録されている暗号化鍵を参照して暗
号化し、その暗号化されたファクシミリデータを、その
宛先に送信する。
暗号化/復号化アダプタ4は、相手先の実際のダイヤル
番号にて暗号化するか否かを判断するのではなく、ダイ
ヤル番号に含まれている、通常ファックスの相手にはな
り得ないダイヤル番号の有無に基づいて暗号化するか否
かを判定している。この通常ファックスの相手にはなり
得ないダイヤル番号は、自局側ファクシミリ装置2にて
ダイヤル番号の入力操作する際に、通常のダイヤル番号
に代えて入力すれば良いので、ファックス処理する毎に
変更することができる。
暗号化を指示する命令コード「117」を最初に入力せ
ずに、宛先の通常のダイヤル番号あるいはその登録番号
を入力すれば、暗号化せずに通常のファクシミリデータ
が相手方に送信される。このように、自局側暗号化/復
号化アダプタ4は、操作者の必要に応じて暗号化してい
るので、従来のごとく暗号化が必要ないデータの送信ま
でも自動的に暗号化してしまうことにより送信が遅くな
るということがなく、また受信側でも不必要に暗号化さ
れたデータを受信したために行わなければならない復号
化のための操作をしなくて済む。
は、操作者が直接、自局側暗号化/復号化アダプタ4を
操作して暗号化を設定しているのではなく、ダイヤル信
号とともに送信されたファクシミリデータを、そのダイ
ヤル信号に含まれている暗号化を指示する命令の有無に
基づいて暗号化している。このため、メモリ送信などの
機能により他の無関係なデータが自局側ファクシミリ装
置2のメモリ上に存在していることにより、暗号化した
いファクシミリデータを自局側ファクシミリ装置2に読
み込ませた後に、その無関係なファクシミリデータが、
自局側ファクシミリ装置2から送信されても、その送信
についてはダイヤル番号が異なるので、その前のファク
シミリデータが暗号化対象ではないにもかかわらず不必
要に暗号化されたり、または暗号化対象であっても異な
る暗号化鍵で暗号化されたりすることはない。
局側ファクシミリ装置2と通信回線6との間に介在させ
れば良いので、自局側ファクシミリ装置2が変換機能が
ない、または変換機能が低いファクシミリ装置であって
も、本暗号化/復号化アダプタ4を取り付けるだけで、
暗号化機能を付加あるいは高めることができる。
合、一旦、自局側ファクシミリ装置2との通信を終了し
てから、宛先に送信しているので、自局側ファクシミリ
装置2を待たせることが無く、自局側ファクシミリ装置
2の動作に異常を生じることがない。更に、暗号化に時
間がかかる場合にも(S230〜S250)、自局側フ
ァクシミリ装置2との通信を終了し、かつ宛先との通信
の前に暗号化するので宛先との通信に暗号化処理の時間
が含まれることが無く、回線の利用効率が高い。
てダイヤル検出部44からのダイヤル番号データによ
り、暗号化を指示する命令か否かを判定する処理が、変
換ダイヤル信号抽出手段としての処理に該当する。ステ
ップS180にて宛先記憶部37bから実際のダイヤル
番号を検索するために、ダイヤル記憶部46に記憶され
ているデータから、暗号化を指示する命令「117」を
除いた後の番号を抽出する処理が、相手先ダイヤル信号
抽出手段としての処理に該当する。
ータ変換送信手段としての処理に該当する。暗号化鍵記
憶部37aおよび宛先記憶部37bが宛先データ記憶手
段に該当し、ステップS180にて登録番号に基づいて
宛先記憶部37bから宛先ダイヤル番号を検索する処理
およびステップS160,S250にて暗号化するに先
だって暗号化鍵記憶部37aから暗号化鍵を検索する処
理が宛先データ抽出手段としての処理に該当し、ステッ
プS230が蓄積手段としての処理に該当し、ステップ
S250がデータ変換手段としての処理に該当し、ステ
ップS180〜S220が相手先送信手段としての処理
に該当し、ステップS120,S130が通信許可手段
としての処理に該当する。
先への実際のダイヤル番号とを、それぞれ予め暗号化鍵
記憶部37aおよび宛先記憶部37bに設定しておく関
係から、自局側ファクシミリ装置2からの秘匿通信時の
ダイヤル番号の入力は、「暗号化を指示する命令+登録
番号(短縮番号)」を入力したが、勿論、「暗号化を指
示する命令+実際のダイヤル番号」であっても良い。こ
の場合は、実際のダイヤル番号に基づいて宛先記憶部3
7bから登録番号を検索して、次に、その登録番号に基
づいて暗号化鍵記憶部37aから暗号化鍵を検索するこ
とになる。勿論、宛先記憶部37bを設けずに、暗号化
鍵記憶部37aを実際のダイヤル番号と暗号化鍵との対
応テーブルとして、実際のダイヤル番号から直接、暗号
化鍵を検索しても良い。
憶部37bを設けずに、直接、自局側ファクシミリ装置
2にて、「暗号化を指示する命令+暗号化鍵+ダイヤル
番号」を入力しても良い。暗号化/復号化アダプタ4で
は、この自局側ファクシミリ装置2からのデータのみ
で、全ての処理を行うことができる。自局側ファクシミ
リ装置2に、予め、「暗号化を指示する命令+暗号化鍵
+ダイヤル番号」をキーに割り付けておけば、そのよう
なダイヤル処理も容易にできる。
化の負荷が過大か否かを判定して、過大でない場合は、
受信と並行して受信したファクシミリデータの暗号化を
実行していたが、ステップS150の判定を行わずに、
ステップS140の次は常にステップS230〜S25
0を実行するようにしても良い。図4の受信処理につい
ても同様であり、ステップS340の判定は行わずに、
ステップS330の次は常にステップS420〜S44
0を実行するようにしても良い。
であったが、他の変換処理、例えば圧縮処理であっても
良い。すなわち、自局側ファクシミリ装置2からのダイ
ヤル時に、圧縮化を指示する命令(通常使用しないダイ
ヤル番号であることは実施例1と同様である。)をダイ
ヤル番号あるいは登録番号に付加すれば良い。このよう
にすることにより、操作者が必要とする場合のみに、圧
縮処理がなされて、相手方に送信されるので、実施例1
と同様な効果が生じる。
化(復号化)と圧縮化(解凍化)との両方を行うように
しても良い。この場合に、暗号化を指示する命令と、圧
縮化を指示する命令との2種を規定して、いずれかの処
理を自局側ファクシミリ装置2のダイヤル信号にて暗号
化/復号化アダプタ4に選択させても良い。
ロック図である。
プタのブロック図である。
信処理のフローチャートである。
信処理のフローチャートである。
復号化アダプタ 6…通信回線 8…交換機 10…相手局側暗号化/復号化アダプタ 12…相手局側ファクシミリ装置 32…切換部 32a…接続ライン 32b…接続ライン 33
a,33b…リレー 34…送受信部 36…復号化部 37a…暗号化
鍵記憶部 37b…宛先記憶部 38…蓄積部 40…呼出信
号検出部 42…呼出信号生成部 44…ダイヤル検出部 46…ダイヤル記憶部 50…フック検出部 52
…操作部 54…モニタ部 56…ダイヤル生成部 58…制
御部
Claims (5)
- 【請求項1】ファクシミリ装置と通信回線との間に介在
させ、前記ファクシミリ装置側からのファクシミリデー
タを所定状態に変換して通信相手先に送信するファクシ
ミリデータ変換アダプタであって、 前記ファクシミリ装置から送信されたダイヤル信号か
ら、変換を指示する命令信号を抽出する変換ダイヤル信
号抽出手段と、 前記ファクシミリ装置から送信されたダイヤル信号か
ら、通信相手先を示す信号を抽出する相手先ダイヤル信
号抽出手段と、 前記変換ダイヤル信号抽出手段にて、変換を指示する命
令信号が抽出された場合、前記ファクシミリ装置から送
信されたダイヤル信号とともに送信されたファクシミリ
データを前記所定状態に変換して前記相手先ダイヤル信
号抽出手段にて抽出された通信相手先へ送信し、前記変
換ダイヤル信号抽出手段にて、変換を指示する命令信号
が抽出されなかった場合、前記ファクシミリ装置から送
信されたダイヤル信号とともに送信されたファクシミリ
データを変換せずに前記相手先ダイヤル信号抽出手段に
て抽出された通信相手先へ送信するデータ変換送信手段
と、 を備えたことを特徴とするファクシミリデータ変換アダ
プタ。 - 【請求項2】上記所定状態への変換が、暗号化である請
求項1記載のファクシミリデータ変換アダプタ。 - 【請求項3】上記所定状態への変換が、圧縮化である請
求項1記載のファクシミリデータ変換アダプタ。 - 【請求項4】上記変換を指示する命令信号が、通常、フ
ァクシリミ送信の相手となり得ない相手先のダイヤル信
号、または上記ファクシミリ装置の地域を示すダイヤル
信号である請求項1〜3のいずれか記載のファクシミリ
データ変換アダプタ。 - 【請求項5】上記データ変換送信手段が、 通信相手先のダイヤル番号と変換において参照されるデ
ータとが記憶された宛先データ記憶手段と、 上記相手先ダイヤル信号抽出手段にて抽出された通信相
手先を示す信号に基づいて、前記宛先データ記憶手段か
ら通信相手先のダイヤル番号と変換において参照される
データとを抽出する宛先データ抽出手段と、 上記変換ダイヤル信号抽出手段にて、変換を指示する命
令信号が抽出された場合、通信相手先に代って上記ファ
クシミリ装置との通信を行って、上記ファクシミリ装置
からのファクシミリデータを受信して蓄積する蓄積手段
と、 前記蓄積手段に蓄積されたファクシミリデータを、この
ファクシミリデータとともに送信されたダイヤル信号に
基づいて上記相手先ダイヤル信号抽出手段および前記宛
先データ抽出手段にて抽出された、変換において参照さ
れるデータに基づいて、変換するデータ変換手段と、 前記データ変換手段にて変換されたデータを、その変換
前のファクシミリデータとともに送信されたダイヤル信
号に基づいて上記相手先ダイヤル信号抽出手段および前
記宛先データ抽出手段にて抽出された、通信相手先のダ
イヤル番号に基づいて通信相手先を発呼し、送信する相
手先送信手段と、 上記変換ダイヤル信号抽出手段にて、変換を指示する命
令信号が抽出されなかった場合、上記ファクシミリ装置
と通信相手先との通信を継続させる通信許可手段と、 を備えたものである請求項1〜4のいずれか記載のファ
クシミリデータ変換アダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12498495A JP3369788B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ファクシミリデータ変換アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12498495A JP3369788B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ファクシミリデータ変換アダプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321953A JPH08321953A (ja) | 1996-12-03 |
JP3369788B2 true JP3369788B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12498495A Expired - Fee Related JP3369788B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ファクシミリデータ変換アダプタ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3369788B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2006313975A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Ip電話装置 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP12498495A patent/JP3369788B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08321953A (ja) | 1996-12-03 |
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