JP3369284B2 - 帯電装置 - Google Patents
帯電装置Info
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- JP3369284B2 JP3369284B2 JP35534393A JP35534393A JP3369284B2 JP 3369284 B2 JP3369284 B2 JP 3369284B2 JP 35534393 A JP35534393 A JP 35534393A JP 35534393 A JP35534393 A JP 35534393A JP 3369284 B2 JP3369284 B2 JP 3369284B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,帯電ワイヤを自動的に
清掃する機能を有した帯電装置に関し,より詳細には,
A0サイズ等の幅広の記録紙に画像形成が可能な画像形
成装置の感光体の帯電に使用される帯電装置に関する。
清掃する機能を有した帯電装置に関し,より詳細には,
A0サイズ等の幅広の記録紙に画像形成が可能な画像形
成装置の感光体の帯電に使用される帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において,
感光体を一様に帯電するために使用される帯電装置の帯
電ワイヤは,一定期間放電した場合や,あるいは他の外
部要因(例えば,埃や,トナー付着等)により放電ムラ
を起こし易くなり,均一な帯電ができなくなる。従っ
て,ある期間毎に,あるいは不具合が発生した時に帯電
ワイヤの清掃を行う必要があるため,帯電ワイヤを自動
的に清掃する機能を有した帯電装置が提供されている。
感光体を一様に帯電するために使用される帯電装置の帯
電ワイヤは,一定期間放電した場合や,あるいは他の外
部要因(例えば,埃や,トナー付着等)により放電ムラ
を起こし易くなり,均一な帯電ができなくなる。従っ
て,ある期間毎に,あるいは不具合が発生した時に帯電
ワイヤの清掃を行う必要があるため,帯電ワイヤを自動
的に清掃する機能を有した帯電装置が提供されている。
【0003】従来の帯電ワイヤを自動的に清掃する機能
を有した帯電装置として,帯電ワイヤをクリーニングす
るためのクリーニングパッドと,そのクリーニングパッ
ドを支持し,かつ,ケーシング内に設けられた送りネジ
軸を介して移動可能な支持部材と,送りネジ軸を駆動す
るモータとを有し,送りネジ軸を回転させることによ
り,支持部材を移動させてクリーニングパッドで帯電ワ
イヤをクリーニングするようにした装置がある。
を有した帯電装置として,帯電ワイヤをクリーニングす
るためのクリーニングパッドと,そのクリーニングパッ
ドを支持し,かつ,ケーシング内に設けられた送りネジ
軸を介して移動可能な支持部材と,送りネジ軸を駆動す
るモータとを有し,送りネジ軸を回転させることによ
り,支持部材を移動させてクリーニングパッドで帯電ワ
イヤをクリーニングするようにした装置がある。
【0004】また,帯電装置が適用される画像形成装置
としては,複写機や,ファクシミリ装置,プリンター等
がある。
としては,複写機や,ファクシミリ装置,プリンター等
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記送
りネジ軸を回転させることにより,支持部材を移動させ
てクリーニングパッドで帯電ワイヤをクリーニングする
帯電装置によれば,帯電する領域が長くなるほど,帯電
ワイヤが長くなり,それに伴って送りネジ軸も長くなる
ため,A0サイズ等の幅広の記録紙に画像形成が可能な
幅広の複写機に使用した場合に,送りネジ軸が自重によ
り撓んでしまい,支持部材を移動させるためのモータの
負荷が大きくなるという問題点や,帯電ワイヤからクリ
ーニングパッドが脱落して,クリーニングが行えなくな
るという問題点があった。
りネジ軸を回転させることにより,支持部材を移動させ
てクリーニングパッドで帯電ワイヤをクリーニングする
帯電装置によれば,帯電する領域が長くなるほど,帯電
ワイヤが長くなり,それに伴って送りネジ軸も長くなる
ため,A0サイズ等の幅広の記録紙に画像形成が可能な
幅広の複写機に使用した場合に,送りネジ軸が自重によ
り撓んでしまい,支持部材を移動させるためのモータの
負荷が大きくなるという問題点や,帯電ワイヤからクリ
ーニングパッドが脱落して,クリーニングが行えなくな
るという問題点があった。
【0006】また,帯電装置においては,帯電ワイヤの
放電によって発生するオゾンを除去するための構成とし
て,左右側板タイプのケーシングにより上部開口より送
風あるいは吸引するようにしたものが多く,帯電領域が
長くなることによって,ケーシングが撓み,中央部分の
幅が大きく変化してしまうため,感光体上への放電ムラ
が発生するという問題点があった。
放電によって発生するオゾンを除去するための構成とし
て,左右側板タイプのケーシングにより上部開口より送
風あるいは吸引するようにしたものが多く,帯電領域が
長くなることによって,ケーシングが撓み,中央部分の
幅が大きく変化してしまうため,感光体上への放電ムラ
が発生するという問題点があった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,帯電領域が長い場合でも,送りネジ軸の真直度を維
持して,モータの負荷の増大を招くことなく,かつ,帯
電ワイヤのクリーニングを確実に行えるようにすること
を第1の目的とする。
て,帯電領域が長い場合でも,送りネジ軸の真直度を維
持して,モータの負荷の増大を招くことなく,かつ,帯
電ワイヤのクリーニングを確実に行えるようにすること
を第1の目的とする。
【0008】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,帯電領域が長い場合でも,ケーシング中央部
分の幅を一定にして,放電ムラを防止することを第2の
目的とする。
であって,帯電領域が長い場合でも,ケーシング中央部
分の幅を一定にして,放電ムラを防止することを第2の
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,2分割されたケーシングと,帯電ワイヤ
と,帯電ワイヤをクリーニングするためのクリーニング
パッドと,そのクリーニングパッドを支持し,かつ,ケ
ーシング内に略直線状に設けられた送りネジ軸を介して
移動可能な支持部材と,送りネジ軸を駆動するモータと
を有した帯電装置において,前記送りネジ軸は着磁性の
ある部材からなり,前記送りネジ軸の上部に近接し,か
つ,前記ケーシングの開口上部に固定され,前記送りネ
ジ軸を磁力によって保持する送りネジ軸支持部材を備え
た帯電装置を提供するものである。
成するために,2分割されたケーシングと,帯電ワイヤ
と,帯電ワイヤをクリーニングするためのクリーニング
パッドと,そのクリーニングパッドを支持し,かつ,ケ
ーシング内に略直線状に設けられた送りネジ軸を介して
移動可能な支持部材と,送りネジ軸を駆動するモータと
を有した帯電装置において,前記送りネジ軸は着磁性の
ある部材からなり,前記送りネジ軸の上部に近接し,か
つ,前記ケーシングの開口上部に固定され,前記送りネ
ジ軸を磁力によって保持する送りネジ軸支持部材を備え
た帯電装置を提供するものである。
【0010】なお,前記送りネジ軸支持部材は,異方性
フェライトコアを内包し,前記異方性フェライトコアの
磁力によって送りネジ軸を保持するものである。
フェライトコアを内包し,前記異方性フェライトコアの
磁力によって送りネジ軸を保持するものである。
【0011】また,前記送りネジ軸支持部材の一部によ
って,前記ケーシングの長手方向中央部のケーシング開
口幅を位置決めするものである。
って,前記ケーシングの長手方向中央部のケーシング開
口幅を位置決めするものである。
【0012】また,前記クリーニングパッドの支持部材
は,前記送りネジ軸の外径の頂点位置よりも下方で,前
記送りネジ軸と嵌合する嵌合部を有し,前記送りネジ軸
支持部材は,その下面が前記送りネジ軸の外径の頂点位
置に接触可能な位置に配設されるものである。
は,前記送りネジ軸の外径の頂点位置よりも下方で,前
記送りネジ軸と嵌合する嵌合部を有し,前記送りネジ軸
支持部材は,その下面が前記送りネジ軸の外径の頂点位
置に接触可能な位置に配設されるものである。
【0013】さらに,前記送りネジ軸支持部材は,前記
モータによって駆動される送りネジ軸の振動に対して,
その振幅が最も小さくなるように前記ケーシングの開口
上部に固定されるものである。
モータによって駆動される送りネジ軸の振動に対して,
その振幅が最も小さくなるように前記ケーシングの開口
上部に固定されるものである。
【0014】
【作用】本発明の帯電装置は,着磁性のある略直線状に
設けられた送りネジ軸と,前記送りネジ軸の上部に近接
し,かつ,ケーシングの開口上部に固定され,送りネジ
軸を磁力によって保持する送りネジ軸支持部材とによっ
て,送りネジ軸の真直度を維持する。
設けられた送りネジ軸と,前記送りネジ軸の上部に近接
し,かつ,ケーシングの開口上部に固定され,送りネジ
軸を磁力によって保持する送りネジ軸支持部材とによっ
て,送りネジ軸の真直度を維持する。
【0015】また,前記送りネジ軸支持部材の一部によ
って,ケーシングの長手方向中央部のケーシング開口幅
を位置決めすることにより,ケーシング中央部分の幅を
一定にする。
って,ケーシングの長手方向中央部のケーシング開口幅
を位置決めすることにより,ケーシング中央部分の幅を
一定にする。
【0016】
【実施例】以下,本発明の帯電装置の一実施例につい
て,図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例の
帯電装置の全体外観図を示し,同図(a)は放電面を上
部にした表面図,同図(b)は放電面を下部にした裏面
図である。
て,図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例の
帯電装置の全体外観図を示し,同図(a)は放電面を上
部にした表面図,同図(b)は放電面を下部にした裏面
図である。
【0017】Al押出し材のケーシング101,102
は,エンドブロック103,104により位置決め固定
されている。エンドブロック103,104のフタ10
5,106にスプリング107を介してグリッド108
が張設されている。また,エンドブロック104には,
モータ109が設けられ,送りネジ軸110と駆動連結
されている。なお,送りネジ軸110は着磁性のある部
材からなる。
は,エンドブロック103,104により位置決め固定
されている。エンドブロック103,104のフタ10
5,106にスプリング107を介してグリッド108
が張設されている。また,エンドブロック104には,
モータ109が設けられ,送りネジ軸110と駆動連結
されている。なお,送りネジ軸110は着磁性のある部
材からなる。
【0018】また,図において,111は,送りネジ軸
110の上部に近接し,かつ,ケーシング101,10
2の開口上部に固定され,送りネジ軸110を磁力によ
って保持する送りネジ軸支持部材111を示す。この送
りネジ軸支持部材111の固定位置は,送りネジ軸11
0の長さや,回転数等を考慮して,送りネジ軸110の
回転駆動による振動を最も小さくできる位置(ここで
は,長手方向の中央部)が選択されている。
110の上部に近接し,かつ,ケーシング101,10
2の開口上部に固定され,送りネジ軸110を磁力によ
って保持する送りネジ軸支持部材111を示す。この送
りネジ軸支持部材111の固定位置は,送りネジ軸11
0の長さや,回転数等を考慮して,送りネジ軸110の
回転駆動による振動を最も小さくできる位置(ここで
は,長手方向の中央部)が選択されている。
【0019】図2は,本発明の要部である送りネジ軸支
持部材111の構成およびケーシング101,102へ
の取り付け状態を示し,同図(a)が正面図,同図
(b)が上面図を示す。
持部材111の構成およびケーシング101,102へ
の取り付け状態を示し,同図(a)が正面図,同図
(b)が上面図を示す。
【0020】送りネジ軸支持部材111は,摩擦抵抗の
小さい材質(例えば,含油ポリ)からなり,送りネジ軸
110の外径頂点位置に接して,ベース面が箱状に設け
られ,その中に異方性フェライトコア201が配設さ
れ,異方性フェライトコア201の脱落防止のための爪
202,203によって保持されている。
小さい材質(例えば,含油ポリ)からなり,送りネジ軸
110の外径頂点位置に接して,ベース面が箱状に設け
られ,その中に異方性フェライトコア201が配設さ
れ,異方性フェライトコア201の脱落防止のための爪
202,203によって保持されている。
【0021】また,送りネジ軸支持部材111の箱の側
面には,ケーシング101,102に位置決めして,突
き当てられたツバ204,205が設けられており,こ
のツバ204,205によってケーシング101,10
2の開口幅を維持している。さらに,ツバ204,20
5の一部を延長して送りネジ軸支持部材111をケーシ
ング101,102に固定するためのアーム206,2
07が設けられており,図示の如く,ケーシング10
1,102の外側面の溝にクリックされている。なお,
ケーシング101,102の上端面には,上記アーム2
06,207と嵌合する切り欠き部(図示せず)が設け
られており,これによって送りネジ軸支持部材111が
送りネジ軸110の駆動による移動作用力によってずれ
るのを防止している。従って,送りネジ軸110は,送
りネジ軸支持部材111の中心位置に配置された異方性
フェライトコア201からの磁力によって常に中心位置
での回転が可能となる。
面には,ケーシング101,102に位置決めして,突
き当てられたツバ204,205が設けられており,こ
のツバ204,205によってケーシング101,10
2の開口幅を維持している。さらに,ツバ204,20
5の一部を延長して送りネジ軸支持部材111をケーシ
ング101,102に固定するためのアーム206,2
07が設けられており,図示の如く,ケーシング10
1,102の外側面の溝にクリックされている。なお,
ケーシング101,102の上端面には,上記アーム2
06,207と嵌合する切り欠き部(図示せず)が設け
られており,これによって送りネジ軸支持部材111が
送りネジ軸110の駆動による移動作用力によってずれ
るのを防止している。従って,送りネジ軸110は,送
りネジ軸支持部材111の中心位置に配置された異方性
フェライトコア201からの磁力によって常に中心位置
での回転が可能となる。
【0022】次に,後述するクリーニングパッド210
を支持し,送りネジ軸110を移動することにより,帯
電ワイヤ213を清掃するクリーナ(支持部材)の構成
について説明する。クリーナは,図示の如く,送りネジ
軸110と噛み合う雌ネジ部を有した支持軸208によ
って送りネジ軸110と嵌合する。支持軸208にはケ
ーシング101と係合して横ズレを防止する横ズレ防止
部209が設けられている。また,クリーニングパッド
210は,保持部材211によって保持され,保持部材
211を支持軸208に嵌合して,Eリング212で止
めることにより,回転可能に支持軸208に取り付けら
れている。
を支持し,送りネジ軸110を移動することにより,帯
電ワイヤ213を清掃するクリーナ(支持部材)の構成
について説明する。クリーナは,図示の如く,送りネジ
軸110と噛み合う雌ネジ部を有した支持軸208によ
って送りネジ軸110と嵌合する。支持軸208にはケ
ーシング101と係合して横ズレを防止する横ズレ防止
部209が設けられている。また,クリーニングパッド
210は,保持部材211によって保持され,保持部材
211を支持軸208に嵌合して,Eリング212で止
めることにより,回転可能に支持軸208に取り付けら
れている。
【0023】さらに,保持部材211には,クリーナの
往復移動時にケーシング102のリブ215と接触する
ことにより,帯電ワイヤ213からクリーニングパッド
210を着離させる切換レバー214が設けられてい
る。
往復移動時にケーシング102のリブ215と接触する
ことにより,帯電ワイヤ213からクリーニングパッド
210を着離させる切換レバー214が設けられてい
る。
【0024】以上の構成において,モータ109の駆動
により,送りネジ軸110が回転すると,有効帯電領域
外にあるクリーナが移送される。移送開始後,ケーシン
グ102の内側のリブ215の切り欠きに保持部材21
1の切換レバー214が当接すると,保持部材211が
回転してクリーニングパッド210が帯電ワイヤ213
に圧接され,圧接された状態で移送が続けられる。な
お,このとき,図1に示すように,長手方向の中心部近
傍に配置された送りネジ軸支持部材111の異方性フェ
ライトコア201の磁力によって,送りネジ軸110が
上方に引き付けられて保持されている。
により,送りネジ軸110が回転すると,有効帯電領域
外にあるクリーナが移送される。移送開始後,ケーシン
グ102の内側のリブ215の切り欠きに保持部材21
1の切換レバー214が当接すると,保持部材211が
回転してクリーニングパッド210が帯電ワイヤ213
に圧接され,圧接された状態で移送が続けられる。な
お,このとき,図1に示すように,長手方向の中心部近
傍に配置された送りネジ軸支持部材111の異方性フェ
ライトコア201の磁力によって,送りネジ軸110が
上方に引き付けられて保持されている。
【0025】換言すれば,送りネジ軸110の撓みが補
正されて真直度が向上しているので,クリーニングパッ
ド210と帯電ワイヤ213との位置関係が常に一定と
なり,クリーニングパッド210が帯電ワイヤ213か
ら外れることなく,確実にクリーニングが行われる。
正されて真直度が向上しているので,クリーニングパッ
ド210と帯電ワイヤ213との位置関係が常に一定と
なり,クリーニングパッド210が帯電ワイヤ213か
ら外れることなく,確実にクリーニングが行われる。
【0026】さらに,クリーニングパッド210の支持
部材208が,送りネジ軸110の径の頂点を境に下方
で移動し,上方では摺動するので,送りネジ軸110と
送りネジ軸支持部材111の位置関係に影響を及ぼすこ
となく,円滑に移動することができる。換言すれば,円
滑な移動で安定してクリーニングを行うことができる。
部材208が,送りネジ軸110の径の頂点を境に下方
で移動し,上方では摺動するので,送りネジ軸110と
送りネジ軸支持部材111の位置関係に影響を及ぼすこ
となく,円滑に移動することができる。換言すれば,円
滑な移動で安定してクリーニングを行うことができる。
【0027】なお,前述したリブ215の切り欠きは,
左右のエンドブロック103,104の近傍に設けられ
ているので,帯電領域有効域外に移送されたクリーナ
は,モータ109の逆転によって逆送され,リブ215
の切り欠きによって切換レバー214が当たり,保持部
材211が回転し,帯電ワイヤ213とクリーニングパ
ッド210との圧接が解除された状態で,逆送されて初
期位置に戻り,モータ109がオフする。この動作によ
って帯電ワイヤ213のクリーニングが行われる。
左右のエンドブロック103,104の近傍に設けられ
ているので,帯電領域有効域外に移送されたクリーナ
は,モータ109の逆転によって逆送され,リブ215
の切り欠きによって切換レバー214が当たり,保持部
材211が回転し,帯電ワイヤ213とクリーニングパ
ッド210との圧接が解除された状態で,逆送されて初
期位置に戻り,モータ109がオフする。この動作によ
って帯電ワイヤ213のクリーニングが行われる。
【0028】前述したように本実施例では,送りネジ軸
支持部材111において,異方性フェライトコア201
を配置し,磁力によって送りネジ軸110の撓みを吸収
しているので,送りネジ軸110の真直度を向上させ
て,クリーニング性能を向上させることができる。ま
た,送りネジ軸110の撓みがなくなることから,モー
タ109の負荷が軽減される。
支持部材111において,異方性フェライトコア201
を配置し,磁力によって送りネジ軸110の撓みを吸収
しているので,送りネジ軸110の真直度を向上させ
て,クリーニング性能を向上させることができる。ま
た,送りネジ軸110の撓みがなくなることから,モー
タ109の負荷が軽減される。
【0029】また,送りネジ軸支持部材111のツバ2
04,205によって左右のケーシング101,102
の開口幅を位置決めし,さらに,ツバ204,205の
一部を延長したアーム206,207でケーシング10
1,102を挟んで固定しているので,ケーシング10
1,102の中央部の補強と,一定した開口幅の維持を
実現できる。
04,205によって左右のケーシング101,102
の開口幅を位置決めし,さらに,ツバ204,205の
一部を延長したアーム206,207でケーシング10
1,102を挟んで固定しているので,ケーシング10
1,102の中央部の補強と,一定した開口幅の維持を
実現できる。
【0030】また,送りネジ軸支持部材111は,ケー
シング101,102に設けた外側の溝と上部端面に設
けた切り欠きとによって,成型部品としてワンタッチで
取り付けられる簡略化された構成である。
シング101,102に設けた外側の溝と上部端面に設
けた切り欠きとによって,成型部品としてワンタッチで
取り付けられる簡略化された構成である。
【0031】また,送りネジ軸支持部材111の固定位
置を,送りネジ軸110の回転駆動による振動を最も小
さくできる位置にすることにより,さらに安定したクリ
ーニング性能を保つことができる。
置を,送りネジ軸110の回転駆動による振動を最も小
さくできる位置にすることにより,さらに安定したクリ
ーニング性能を保つことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の帯電装置
は,2分割されたケーシングと,帯電ワイヤと,帯電ワ
イヤをクリーニングするためのクリーニングパッドと,
そのクリーニングパッドを支持し,かつ,ケーシング内
に略直線状に設けられた送りネジ軸を介して移動可能な
支持部材と,送りネジ軸を駆動するモータとを有した帯
電装置において,前記送りネジ軸は着磁性のある部材か
らなり,前記送りネジ軸の上部に近接し,かつ,前記ケ
ーシングの開口上部に固定され,前記送りネジ軸を磁力
によって保持する送りネジ軸支持部材を備えたため,帯
電領域が長い場合でも,送りネジ軸の真直度を維持し
て,モータの負荷の増大を招くことなく,かつ,帯電ワ
イヤのクリーニングを確実に行える。
は,2分割されたケーシングと,帯電ワイヤと,帯電ワ
イヤをクリーニングするためのクリーニングパッドと,
そのクリーニングパッドを支持し,かつ,ケーシング内
に略直線状に設けられた送りネジ軸を介して移動可能な
支持部材と,送りネジ軸を駆動するモータとを有した帯
電装置において,前記送りネジ軸は着磁性のある部材か
らなり,前記送りネジ軸の上部に近接し,かつ,前記ケ
ーシングの開口上部に固定され,前記送りネジ軸を磁力
によって保持する送りネジ軸支持部材を備えたため,帯
電領域が長い場合でも,送りネジ軸の真直度を維持し
て,モータの負荷の増大を招くことなく,かつ,帯電ワ
イヤのクリーニングを確実に行える。
【0033】また,前記送りネジ軸支持部材の一部によ
って,前記ケーシングの長手方向中央部のケーシング開
口幅を位置決めするため,帯電領域が長い場合でも,ケ
ーシング中央部分の幅を一定にして,放電ムラを防止す
ることができる。
って,前記ケーシングの長手方向中央部のケーシング開
口幅を位置決めするため,帯電領域が長い場合でも,ケ
ーシング中央部分の幅を一定にして,放電ムラを防止す
ることができる。
【図1】本発明の帯電装置の全体外観図である。
【図2】本発明の要部である送りネジ軸支持部材の構成
およびケーシングへの取り付け状態を示す説明図であ
る。
およびケーシングへの取り付け状態を示す説明図であ
る。
101,102 ケーシング
103,104 エンドブロック
107 スプリング
108 グリッド
109 モータ
110 送りネジ軸
111 送りネジ軸支持部材
201 異方性フェライトコア
202,203 爪
204,205 ツバ
206,207 アーム
209 横ズレ防止部
210 クリーニングパッド
213 帯電ワイヤ
214 切換レバー
215 リブ
Claims (5)
- 【請求項1】 2分割されたケーシングと,帯電ワイヤ
と,帯電ワイヤをクリーニングするためのクリーニング
パッドと,そのクリーニングパッドを支持し,かつ,ケ
ーシング内に略直線状に設けられた送りネジ軸を介して
移動可能な支持部材と,送りネジ軸を駆動するモータと
を有した帯電装置において,前記送りネジ軸は着磁性の
ある部材からなり,前記送りネジ軸の上部に近接し,か
つ,前記ケーシングの開口上部に固定され,前記送りネ
ジ軸を磁力によって保持する送りネジ軸支持部材を備え
たことを特徴とする帯電装置。 - 【請求項2】 前記送りネジ軸支持部材は,異方性フェ
ライトコアを内包し,前記異方性フェライトコアの磁力
によって送りネジ軸を保持することを特徴とする請求項
1記載の帯電装置。 - 【請求項3】 前記送りネジ軸支持部材の一部によっ
て,前記ケーシングの長手方向中央部のケーシング開口
幅を位置決めすることを特徴とする請求項1記載の帯電
装置。 - 【請求項4】 前記クリーニングパッドの支持部材は,
前記送りネジ軸の外径の頂点位置よりも下方で,前記送
りネジ軸と嵌合する嵌合部を有し,前記送りネジ軸支持
部材は,その下面が前記送りネジ軸の外径の頂点位置に
接触可能な位置に配設されることを特徴とする請求項1
記載の帯電装置。 - 【請求項5】 前記送りネジ軸支持部材は,前記モータ
によって駆動される送りネジ軸の振動に対して,その振
幅が最も小さくなるように前記ケーシングの開口上部に
固定されることを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35534393A JP3369284B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 帯電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35534393A JP3369284B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 帯電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07191526A JPH07191526A (ja) | 1995-07-28 |
JP3369284B2 true JP3369284B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=18443392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35534393A Expired - Fee Related JP3369284B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 帯電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3369284B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP35534393A patent/JP3369284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07191526A (ja) | 1995-07-28 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |