JP3360214B2 - 足首関節用運動器具 - Google Patents

足首関節用運動器具

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JP3360214B2 JP2000056925A JP2000056925A JP3360214B2 JP 3360214 B2 JP3360214 B2 JP 3360214B2 JP 2000056925 A JP2000056925 A JP 2000056925A JP 2000056925 A JP2000056925 A JP 2000056925A JP 3360214 B2 JP3360214 B2 JP 3360214B2
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龍治 角田
長門 洋子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は寝た姿勢または着座
姿勢にて足首関節の運動を行うための足首関節用運動器
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寝た姿勢または着座姿勢にて足首
関節の運動を行う器具としては、実公平7−45242
号公報に記載されているような足踏み式の器具が公知で
ある。しかし、同公報に記載されているものは寝床面上
で踏み板を摺動させる点で使用上の問題が有り、また、
全体として簡便さに欠けるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の上
記の点に鑑みて、寝た姿勢または着座姿勢にて過度の負
担なく足首関節の運動を行うための足首関節用運動器具
を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の足首関節用運動器具は、偏平な略平板状を
なす基台の上面又は前端面を貫通して設けた左右のガイ
ド穴に挿通され、その中間部において張力付加手段を介
して折り返されている紐状体の両端部に、人体足部の趾
股部に挟むようにして趾先部に係止可能な係止部材を設
けた。また、偏平な略平板状をなす基台の上面又は前端
面を貫通して設けた左右のガイド穴に夫々挿通され、左
右夫々に独立して設けた張力付加手段に連結されている
各紐状体の端部に、人体足部の趾股部に挟むようにして
趾先部に係止可能な係止部材を設けても良い。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図4に本発明の実施形態の
足首関節用運動器具1を示す。図において、足首関節用
運動器具1は、偏平な平板状をなす基台2の上面前端側
に凹陥部2a,2bを形成し、該凹陥部2a,2bを貫
通して該基台2の内空部3に至る左右のガイド穴4a,
4bを穿設している。基台2の内空部3の中央部には案
内溝5を設け、該案内溝5に摺動自在に支持したスライ
ドブロック6にテンションプーリ7を回転自在に設ける
と共に、スライドブロック6の一端はスプリング8、及
びテンション調節用のボルト9、ナット10を介して基
台2に連結してある。
【0006】そして、左右のガイド穴4a,4bに挿通
され、基台2の内空部3においてテンションプーリ7で
折り返されるように紐状体11を張設し、該紐状体11
の両端部に係止部材12a,12bを連結している。該
係止部材12a,12bは、人体足部の趾股部に挟むよ
うにして趾先部に係止可能な略T字状等に形成され、紐
状体11と共にテンションプーリ7(スプリング8)の
付勢により基台2の内側に引き込まれ凹陥部2a,2b
内に位置している。
【0007】尚、上記係止部材12a,12bは図示の
形状に限定されるものではなく、趾先部に係止可能であ
ればリング状、鼻緒状等であっても良い。また、張力付
加手段としては上記スプリング8の代りにゴムバンド等
を使用しても良く、更に、これら直線的に張力を付加す
る場合のほかに、渦巻きスプリング等による回転方向の
付勢力を直線方向に利用しても良い。また、左右のガイ
ド穴4a,4bから内空部3に引込まれた紐状体11を
アイドルプーリ(図示せず)等で一旦折り返した後テン
ションプーリ7に巻き掛けるようにしても良い。そし
て、これらの各場合において、スプリングとして引張バ
ネの代わりに圧縮バネを使用しても良い。また、テンシ
ョンプーリ7を使用する代わりに表面が平滑な軸状、環
状等の固定ガイド部材を使用することも出来る。
【0008】基台2の底部、内空部3の下側はカバー1
3で閉鎖され、且つ、底部の四隅には、足首関節用運動
器具1をフロアやベッドの上に載置する際の滑動を防止
するゴム足,ゴムパッドなどの滑動防止部材14を設け
てある。
【0009】更に、図1に示す如く、基台2の上面にタ
イマー15を設け、所定時間の計時後にブザー(図示せ
ず)を鳴動させるようにしてある。また、タイマー15
の代わりに左右の係止部材12a,12bの出入り回数
(またはテンションプーリ7の反復回転数)をカウント
するカウンターを設け、所定回数のカウント後にブザー
を鳴動させるようにしても良い。
【0010】上述の通り構成された足首関節用運動器具
1は、図4に示す如く、寝た姿勢または着座姿勢で基台
2の上面に両足を載せ、係止部材12a,12bを夫々
左右の足aの趾股部bに係止した状態で、踵cを支点と
して爪先d側を持ち上げることで足首関節eの起伏運動
と、それに伴う脹脛部fの筋力トレーニングを行うこと
ができる。
【0011】特に、左右の係止部材12a,12bがテ
ンションプーリ7を介して紐状体11で連結されている
ことにより、左右いずれか一方の足底部を起こせば、他
方の足底部が引き下ろされるため、上記足首起伏運動を
左右交互に行うのに適している。勿論、足首起伏運動を
左右同時に行うことも可能である。
【0012】そして、このような運動を寝た姿勢におい
て行えるため、足腰の衰えた者や、長期間病床にある者
なども容易に使用でき、特に、病中或いは病後、未だ歩
行訓練に移れない患者が早い時期から利用すれば、足腰
の筋肉の衰えを防止すると共に、血行や代謝が促進さ
れ、全身的な意味での体力維持や、治療自体に対しても
好影響が期待できる。
【0013】尚、上記実施形態では、非使用時に係止部
材12a,12bを格納する凹陥部2a,2bを基台2
の上面に形成する場合を示したが、図5に示す如く、凹
陥部52a,52bを基台2の前端面52cに形成し、
該凹陥部52a,52bにガイド穴54a,54bを穿
設すると共に、該ガイド穴54a,54bから基台2上
面のガイド穴4a,4bに至るスリット55a,55b
を形成し、ガイド穴54a,54bに基部が引き込まれ
た状態で格納されている係止部材12a,12bを使用
時に一旦前方に引出した後、スリット55a,55bを
通じて紐状体11を基台2上面のガイド穴4a,4bに
案内するようにしても良い。
【0014】また、基台2上面のガイド穴4a,4bと
それに至るスリット55a,55bを省略し、基台前端
面52cのガイド穴54a,54bから直接基台2上面
側に紐状体11を案内するようにしても良い。更に、凹
陥部52a,52bや2a,2bは省略することも出来
る。
【0015】更に、上記実施形態では、左右の係止部材
12a,12bを1本の紐状体11で連結し単一の張力
付加手段(テンションプーリ7,スプリング8)で張力
を付加する場合を示したが、紐状体及び張力付加手段
(スプリングまたはゴムバンド)を左右夫々の係止部材
12a,12bに独立して設けることもできる。その場
合、左右の係止部材12a,12bの動作、張力付加の
連携は無くなり、左右交互の運動を自然に促すものとは
ならないが、共通の基台2上で左右の足首関節の起伏運
動を行え、且つ、左右交互の運動を自発的に行う場合に
も、一方の足を起こす際、他の足で基台2を押えて固定
し易くなり、例えば、布団のように基台2の載置面が柔
軟な場合に有利である。
【0016】
【発明の効果】本発明の足首関節用運動器具は、上述の
通り構成されているので、寝た姿勢または着座姿勢で足
首関節の起伏運動と、それに伴う脹脛部の筋力トレーニ
ングを行うことができる。また、小型軽量で可搬性に優
れ、体に負担を掛けずに利用できるため、体力の衰えた
者や、長期間病床にある者がリハビリテーションの目的
で使用するのにも最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の足首関節用運動器具を示す斜
視図である。
【図2】本発明実施形態の足首関節用運動器具を示す底
面図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】本発明実施形態の足首関節用運動器具の使用状
態を示す概略側面図である。
【図5】本発明の他の実施形態の足首関節用運動器具を
示す要部側断面図である。
【符号の説明】
1 足首関節用運動器具 2 基台 3 内空部 4a,4b ガイド穴 5 案内溝 6 スライドブロック 7 テンションプーリ(張力付加手段) 8 スプリング(張力付加手段) 11 紐状体 12a,12b 係止部材 14 滑動防止部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−33735(JP,A) 特開 平1−270880(JP,A) 特開 平10−248891(JP,A) 実開 平3−78569(JP,U) 実開 平5−39561(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 23/10 A61H 1/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平な略平板状をなす基台の上面又は前
    端面を貫通して設けた左右のガイド穴に挿通され、その
    中間部において張力付加手段を介して折り返されている
    紐状体の両端部に、人体足部の趾股部に挟むようにして
    趾先部に係止可能な係止部材を設けたことを特徴とする
    足首関節用運動器具。
  2. 【請求項2】 偏平な略平板状をなす基台の上面又は前
    端面を貫通して設けた左右のガイド穴に夫々挿通され、
    左右夫々に独立して設けた張力付加手段に連結されてい
    る各紐状体の端部に、人体足部の趾股部に挟むようにし
    て趾先部に係止可能な係止部材を設けたことを特徴とす
    る足首関節用運動器具。
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