JP3357761B2 - 移動無線通信システム - Google Patents

移動無線通信システム

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JP3357761B2 JP12816895A JP12816895A JP3357761B2 JP 3357761 B2 JP3357761 B2 JP 3357761B2 JP 12816895 A JP12816895 A JP 12816895A JP 12816895 A JP12816895 A JP 12816895A JP 3357761 B2 JP3357761 B2 JP 3357761B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一周波数の電波を送
信する複数の無線基地局(以下、基地局と記す)と基地
局が持つ無線サービスエリア内を移動する移動無線局
(以下、移動局と記す)との間で無線通信を行なう移動
無線通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動無線通信システムでは、移
動局とその移動局が存在する無線サービスエリアを持つ
基地局との間の通信を確保し、さらに移動局の移動に伴
い基地局を切換えつつ、複数の基地局を統制する制御局
との通信等を行なっている。このような移動無線通信シ
ステムにおいて、従来、移動局と、同一周波数の電波を
送信する複数の基地局との間で無線通信を行なう場合、
通信の瞬断が生じないようにするため、同一周波数の電
波を送信する複数の基地局の無線サービスエリアが重な
るように、複数の基地局を配置して通信を行なってい
る。
【0003】図3に、従来の移動無線通信システムにお
ける移動局と複数の基地局の配置と無線通信の状況を説
明する図を示す。図3に示すように、複数の基地局31
〜34は、基地局を統制する制御局35にそれぞれ接続
回線37で接続され統制されており、各基地局31〜3
4はそれぞれの出力に応じた無線サービスエリアを持っ
ている。移動局36は、複数の基地局31〜34のそれ
ぞれが持つ無線サービスエリア内を移動しつつ、複数の
各基地局31〜34の中の1つの基地局を介して制御局
35と無線通信を行なっている。なお、図3に示すシス
テムは、制御局35に接続され統制される複数の基地局
31〜34のそれぞれから、電波を常時送信し通信回線
が構成される移動無線通信システムである。
【0004】図3に示す移動通信システムの場合、複数
の基地局31〜34のそれぞれが持つ無線サービスエリ
アが一部重なるように配置されているため、無線サービ
スエリアが重なる地点において移動局36が受信する電
波は、複数の基地局31〜34から送信されている複数
の電波の中の重なっている複数の電波を受信することに
なる。したがって、例えばA地点およびB地点にある2
つの基地局33、34からそれぞれ送信された電波が、
1つの移動局36で受信された場合、図4に示すよう
に、検出されるA地点、B地点からの送信電波の受信入
力電圧分布101、102の変化は、電波の送信地点で
あるA地点、B地点の受信入力電圧をピーク電圧として
A地点、B地点から遠くなるにつれ減衰するものとな
る。そのため、図3に示すように、1つの移動局36
が、2つの基地局33、34の無線サービスエリアが重
なる地点であるC地点付近を移動中であった場合は、2
つの基地局33、34からの電波の受信入力電圧がほぼ
等しいものとなる。しかし、もし、2つの基地局33、
34から送信された2つの同一周波数の電波に周波数誤
差があると、図4に示すように、C地点前後で、移動局
36の受信機の復調出力である音声帯域あるいはデータ
伝送帯域で、ビート音あるいは干渉波形等が発生するこ
とがあり、通話者あるいは通信者等にとって安定な通信
ができなくなる恐れがある。
【0005】この問題に対する従来の対策例としては、
移動局が受信する受信入力電圧が1局だけは最も高くな
るように基地局の配置を行ない、移動局に対し遠方の基
地局からの受信入力電圧を近傍の基地局からの受信入力
電圧で抑圧し、その近傍の基地局からの受信入力電圧で
もって安定な通信が行なえるようにしている。具体的に
は、基地局間を移動する移動体における複数の基地局か
らの受信入力電圧が同等になる地域を極力少なくするた
め、複数の基地局を密に配置するようにしている。しか
しながら、前記対策では、基地局が多数必要となり、経
済的でないばかりでなく、複数の基地局からの受信入力
電圧が同等にならないようにする区間を完全にはなくす
ことができないので、ビート音あるいは干渉波形等の発
生確率を少なくするだけであって、根本的な対策とはな
っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動無線通信シ
ステムにおいては、2つの基地局からの同一周波数の電
波の受信入力電圧がほぼ等しく、一方が最大であって他
方がそれに次ぐものであって、しかも、2つの基地局か
ら送信された同一周波数の電波間に周波数誤差がある
と、移動局の受信機の復調出力の音声帯域あるいはデー
タ伝送帯域で、ビート音あるいは干渉波形等が発生する
ことがあり、通話者あるいは通信者等にとって安定な無
線通信ができなくなるという問題点があった。本発明
は、前記問題点を解決するため、移動局と、移動局から
の電波を受信して受信入力電圧を検出する複数の基地局
と、複数の基地局から送信された複数の受信入力電圧情
報どうしを比較してそのうちの最大値の基地局を選択
し、選択した基地局からのみ電波を送信させる起動制御
情報を基地局へ送信する制御局とからなり、移動局にお
いて同一周波数の複数の電波を受信することによるビー
ト音あるいは干渉波形等の発生が無い移動無線通信シス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】基地局に移動局からの電
波を受信して検出した受信入力電圧を示す受信入力電圧
測定値情報を送信する受信部と、前記制御局からの起動
制御情報により電波の送信を起動するように、あるいは
起動しないように制御される送信部とを有し、制御局が
前記複数の基地局から送信された複数の受信入力電圧測
定値情報どうしを比較し、それらのうちの最大値を検出
し、検出された最大値の受信入力電圧測定値情報を送信
した基地局を選択する手段を有するものであって、上記
最大値の受信入力電圧測定値情報を送信した前記基地局
のみ前記送信部が起動となるように制御する前記起動制
御情報を送信するものである。
【0008】また、複数の移動局がそれぞれの移動局を
表す移動局情報を付加して電波を送信し、基地局が前記
複数の移動局から送信される電波のうち受信可能な移動
局からの電波を受信し、検出した受信入力電圧を示す受
信入力電圧測定値情報と、上記付加された前記移動局情
報とを送信する受信部と、前記制御局からの起動制御情
報により電波の送信を起動するように、あるいは起動し
ないように制御される送信部とを有し、制御部が前記複
数の基地局から送信された複数の移動局情報により、同
一の移動局から送信されたと判断した、前記複数の基地
局から入力した複数の受信入力電圧測定値情報どうしを
比較し、それらのうちの最大値を検出し、検出された最
大値の受信入力電圧測定値情報を送信した前記基地局
を、それぞれ前記無線電波送信を行なう移動局毎に選択
する手段とを有するものであって、上記それぞれの最大
値の受信入力電圧測定値情報を送信した各前記基地局の
み前記送信部がそれぞれ起動となるように制御する前記
起動制御情報を前記制御局が送信するものであり、ある
いは、上記それぞれの最大値の受信入力電圧測定値情報
を送信した各前記基地局は前記送信部がそれぞれ起動と
なり、他の前記複数の基地局は前記送信部が起動となら
ないように制御する前記起動制御情報を前記制御局が送
信するものである。
【0009】
【作用】本発明の移動無線通信システムは、複数の基地
局で受信された移動局からの電波の複数の受信入力電圧
が制御局に送出されるので、制御局は、それぞれの基地
局から送信された受信入力電圧の内、最大値を比較検出
することによってその最大値が送信された基地局を特定
でき、その基地局だけから電波を送信するように制御す
るため、移動局において、複数の基地局から同時に同じ
周波数の電波が送信された場合の受信電波の干渉による
ビート音あるいは干渉波形等が発生しない無線通信を行
なうことができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1、図2、図5〜図7を
使用して説明をする。図1は、本発明の移動無線通信シ
ステムにおける基地局選択を説明する図である。図1に
おいて、1〜4は複数の無線基地局(以下、基地局と記
す)、5は複数の基地局を統制する制御局、6は無線移
動局(以下、移動局と記す)、16は、複数の基地局1
〜4と制御局5とを接続する接続回線を示す。図1に示
すように、本発明の移動無線通信システムにおいては、
複数の基地局1〜4は、それぞれの接続回線16によっ
て複数の基地局1〜4を統制する制御局5に接続されて
おり、各基地局1〜4は送信出力に応じた無線サービス
エリアを持ち、この無線サービスエリアが一部重なるよ
うに配置されている。移動局6は、基地局1〜4の無線
サービスエリア内を移動しつつ、基地局を介して制御局
と通信を行なうが、複数の基地局1〜4の内いずれか1
つの基地局、例えばA地点にある基地局3が制御局5か
らの制御により選択され、基地局3から電波が送信され
ることによって、基地局3の無線サービスエリア(実線
で示す無線サービスエリア)を移動中の移動局6と基地
局3との間で通信が行なわれ、基地局3を介して移動局
6と制御局5との間の通信が確保される。他の複数の基
地局1、2、4は、制御局5からの制御により電波を送
信していない。
【0011】図2は、本発明の移動無線通信システムに
おける複数の基地局および基地局を統制する制御局の概
略構成の一実施例を示す図で、図1に示した基地局およ
び制御局をさらに詳しく説明するものである。なお、図
2に示す矢印は、各部における信号の流れを摸式的に表
している。図2において、3、4は複数の基地局、11
は基地局が備えるアンテナ、12は基地局が備える受信
部、15は基地局が備える送信部、5は複数の基地局を
統制する制御局、17は、制御局5が備える受信入力電
圧測定値情報受信部、18は、制御局5が備える起動制
御情報送信部、16は、複数の基地局それぞれと制御局
5とを接続する接続回線、6は移動局を示す。まず、移
動局6から送信された電波が、複数の基地局3、4のア
ンテナ11に伝わり、複数の基地局3、4が備える受信
部12でもって受信入力電圧の検出が行なわれる。つい
で、複数の基地局3、4の受信部12において、検出さ
れた受信入力電圧に基づく受信入力電圧測定値情報20
の生成を行ない、基地局を表す基地局情報21を付加
し、それぞれの接続回線16を介して制御局5へ送信さ
れる。
【0012】制御局5は、受信入力電圧測定値情報受信
部(以下、測定値受信部と記す)17を備えており、測
定値受信部17で、複数の基地局3、4から送られてき
た受信入力電圧測定値情報20を受信する。複数の基地
局3、4から送信された複数の受信入力電圧測定値情報
20の受信入力電圧の大きさを周期的に比較することに
より、その最大値を検出し、最大値とされた受信入力電
圧測定値情報20に付加されてあった基地局情報21に
よって、その最大値を送信した基地局を特定する。基地
局を特定の結果、特定された基地局の基地局情報21
が、測定値受信部17から起動制御情報送信部18へ出
力されることによって、起動制御情報送信部18は、複
数の基地局に対して、複数の基地局が備える送信部15
を送信起動するか否かを制御するための起動制御情報2
2を、接続回線16を介して送信する。
【0013】この場合、特定された基地局の基地局情報
21に基づき、特定された基地局に対しては送信起動す
るように制御する起動制御情報22を送信し、その他の
特定されなかった基地局に対しては送信起動しないよう
に制御する起動制御情報22を送信する。あるいは、特
定された基地局に対してのみ送信起動するように制御す
る起動制御情報22を送信する。複数の基地局が、制御
局5から接続回線16を介して起動制御情報22を受信
した時に、例えば基地局3が送信起動するように制御す
る起動制御情報22を受信した場合は、基地局3の送信
部15が送信起動をし、基地局3はアンテナ11から電
波を送信する。また、例えば基地局4が、送信起動しな
いように制御する起動制御情報22を受信した場合は、
基地局4の送信部15が送信起動をせず、基地局4はア
ンテナ11から電波を送信しない。したがって、移動局
6が受信する電波は1つの基地局例えば基地局3からの
みの電波となり、干渉によるビート音あるいは干渉波形
等が発生しない。
【0014】図5および図6は、図1に示すA地点およ
びB地点にある基地局3および基地局4間の位置座標を
横軸にとり、移動局6の移動により変化する複数の基地
局3、4からの受信入力電圧の分布と、所定の位置に存
在する移動局6からの電波強度の分布をグラフにして表
した図である。図5および図6は、A地点およびB地点
にて最大となる曲線101、102が、それぞれの位置
の基地局から送信される電波についての受信入力電圧で
表されており、移動局位置と記された位置にて最大とな
る曲線103、104が移動局からの電波強度を表して
いる。また、2つの基地局からの受信入力電圧分布のう
ち、実線で描かれた曲線が現に電波を送信している基地
局のものであり、点線で描かれた曲線は、電波を送出し
ていない基地局が電波を送信したと仮定した場合のもの
である。
【0015】図5に示す移動局位置における電波強度に
着目すると、移動局6は、B地点の基地局4に比べ、A
地点の基地局3に近い位置にあるために、B地点の電波
強度に比べ、A地点の電波強度の方が大きい。したがっ
て、上述した本発明による移動無線通信システムにおけ
る基地局選択の動作のように、制御局5で複数の基地局
3、4の受信入力電圧測定値情報20が比較された結
果、制御局5の制御により、A地点の基地局3が電波を
送信し(図5、実線の受信入力電圧分布101)、B地
点の基地局4は電波を送信しない(図5、点線の受信入
力電圧分布)。
【0016】図6においては、図5の場合とは逆に、移
動局6は、A地点の基地局3に比べ、B地点の基地局4
に近い位置にあるために、B地点の基地局4が電波を送
信し(図6、実線の受信入力電圧分布102)、A地点
の基地局3は電波を送信しない(図6、点線の受信入力
電圧分布)。以上の実施例では、制御局5に接続された
複数の基地局のうち、一つの基地局からのみ、電波を送
信して移動局と制御局間の通信を確保する説明をした
が、移動局が複数存在し、これらの移動局と制御局と
が、それぞれ別個に同時に通信を確保する場合につい
て、図7を使用して説明をする。
【0017】図7は、本発明の移動無線通信システムに
おける複数の移動局が存在する場合の基地局選択を説明
する図である。図7において、71〜77は基地局、7
8は制御局、79、80は移動局、81は接続回線を示
す。図7においては、互いに離れた地点を移動する複数
の移動局79、80が、それぞれ対応する離れた地点の
基地局72、76と、別個に、同一周波数の電波を使用
して無線通信を行なっている。本実施例においては、同
時に同一周波数の電波が複数送信されても、それらの電
波強度が、相互に干渉しない距離だけはなれた位置での
通信であれば、ビート音あるいは干渉波形等が発生しな
いため、本発明の目的を満足するものである。
【0018】そのため、制御局78内には、複数の基地
局の各基地局間の相対的な位置関係の基地局位置情報を
有している。また、複数の基地局71〜77から制御局
78へ送信される受信入力電圧測定値情報20には、上
述した基地局情報21のほかに、移動局から送信された
電波により伝達された移動局情報23を同様に付加して
送信させる。また、制御局78の測定値受信部(図示し
ていない)は、前述の移動局情報23により、同一の移
動局から送信されたと判断される複数の基地局からの受
信入力電圧どうしを比較して、同一の移動局から送信さ
れたと判断される複数の基地局の範囲で最大値を送信し
てきた基地局に対して、それぞれ送信起動するように制
御する起動制御情報22を送信する。
【0019】本発明の移動無線通信システムにおいて
は、複数の基地局が受信した移動局の電波から受信入力
電圧を検出し、制御局にその受信入力電圧測定値情報2
0を送信することにより、制御局はその情報から送信す
る基地局を選択し、移動局は、複数基地局からの移動局
受信入力電圧が同等になり、ビート音あるいは干渉波形
等の発生をなくすことができる。また、基地局の無線機
は送信起動するように制御を受けたときのみ送信するこ
とになるため、従来のように常時送信する必要がなく、
送信動作による発熱等は最大通信時の間だけとなるの
で、放熱フィンを小型化、消費電力の減少等経済的な基
地局とすることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、移動局と、移動局から
の電波を受信して受信入力電圧を検出する複数の基地局
と、複数の基地局から送信された複数の受信入力電圧情
報どうしを比較してそのうちの最大値の基地局を選択
し、選択した基地局からのみ電波を送信させる起動制御
情報を基地局へ送信する制御局とからなり、移動局にお
いて同一周波数の複数の電波を受信することによるビー
ト音あるいは干渉波形等の発生が無い移動無線通信シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動無線通信システムにおける基地局
選択を説明する図。
【図2】本発明の移動無線通信システムにおける複数の
基地局および制御局の概略構成を示す図。
【図3】従来の移動無線通信システムにおける移動局と
複数の基地局の配置と無線通信の状況を説明する図。
【図4】図3に示すA地点およびB地点の基地局から送
信された電波の受信入力電圧の分布を示した図。
【図5】図1に示すA地点およびB地点の基地局から送
信された電波の受信入力電圧の分布と、所定の位置の移
動局からの電波強度の分布を示した図。
【図6】図1に示すA地点およびB地点の基地局から送
信された電波の受信入力電圧の分布と、所定の位置の移
動局からの電波強度の分布を示した図。
【図7】本発明の移動無線通信システムにおける複数の
移動局が存在する場合の基地局選択を説明する図。
【符号の説明】
1〜4、31〜34、71〜77…無線基地局、5、3
5、78…制御局、6、36、79、80…移動無線
局、11…アンテナ、12…受信部、15…送信部、1
6、37、81…接続回線、17…受信入力電圧測定値
情報受信部、18…起動制御情報送信部。20…受信入
力電圧測定値情報、21…基地局情報、22…起動制御
情報、23…移動局情報、101…A地点からの送信電
波の受信入力電圧分布、102…B地点からの送信電波
の受信入力電圧分布、103、104…移動局からの送
信電波の受信入力電圧分布。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一周波数で単一の電波のみを送信する
    共に各々基地局情報を有する複数の無線基地局と、該複
    数の無線基地局を統制する少なくとも1つの制御局と、
    前記複数の無線基地局のうちの1つの無線基地局と無線
    通信を行なう少なくとも1つの移動無線局とからなり、
    該移動無線局の移動に伴い前記無線基地局を選択し前記
    移動無線局と前記制御局との間で通信を行なう移動無線
    通信システムにおいて、 前記移動無線局からの通信中の電波を受信し、その受信
    された電波について受信入力電圧を検出し、該検出され
    た受信入力電圧を示す受信入力電圧測定値情報を前記基
    地局情報と共に前記制御局へ送信する受信部と、前記制
    御局からの起動制御情報により電波の送信を起動するよ
    うに、あるいは起動しないように制御される送信部とを
    備える前記複数の無線基地局と、 前記複数の無線基地局から送信された複数の受信入力電
    圧測定値情報同士を比較して最大の前記受信入力電圧を
    検出した前記無線基地局を前記基地局情報から特定する
    測定値受信部と、該測定値受信部が特定した前記無線基
    地局の前記基地局情報に基づき、特定された前記無線基
    地局に対しては送信起動するように制御すると共にその
    他の特定されなかった基地局に対しては送信起動しない
    ように制御する起動制御情報を前記複数の無線基地局に
    送信する起動制御情報送信部とを備える前記制御局とを
    有し、前記移動無線局と前記制御局との通信が安定するように
    構成した ことを特徴とする移動無線通信システム。
  2. 【請求項2】同一周波数で単一の電波のみを送信する
    共に各々基地局情報を有する複数の無線基地局と、該複
    数の無線基地局を統制する少なくとも1つの制御局と、
    前記複数の無線基地局のうちの1つの無線基地局と無線
    通信を行なう複数の移動無線局とからなり、該複数の移
    動無線局の移動に伴い前記無線基地局を選択し前記移動
    無線局と前記制御局との間で通信を行なう移動無線通信
    システムにおいて、 移動無線局を表す移動局情報を付加して電波を送信する
    前記複数の移動無線局と、 前記複数の移動無線局から送信される通信中の電波のう
    ち受信可能な移動無線局からの電波を受信し、その受信
    された電波について受信入力電圧を検出し、該検出され
    た受信入力電圧を示す受信入力電圧測定値情報と、上記
    付加された前記移動局情報とを送信する受信部と、前記
    制御局からの起動制御情報により電波の送信を起動する
    ように、あるいは起動しないように制御される送信部と
    を備える前記複数の無線基地局と、 前記複数の無線基地局から送信された前記受信入力電圧
    測定値情報の内、前記移動局情報より同一の移動無線局
    から送信されたと判断される複数の前記無線基地局で検
    出した前記受信入力電圧同士を比較して最大の前記受信
    入力電圧を検出した前記無線基地局を前記基地局情報か
    ら特定する測定値受信部と、該測定値受信部が特定した
    前記無線基地局の前記基地局情報に基づき、特定された
    前記無線基地局に対しては送信起動するように制御する
    と共にその他の特定されなかった基地局に対しては送信
    起動しないように制御する起動制御情報を前記複数の無
    線基地局に送信する起動制御情報送信部とを備える前記
    制御局とを有し、前記移動無線局と前記制御局との通信が安定するように
    構成した ことを特徴とする移動無線通信システム。
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