JP3353284B2 - ポリウレタンエラストマーを用いた結束材 - Google Patents
ポリウレタンエラストマーを用いた結束材Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタンエラスト
マー及び該エラストマーを用いた結束材に関する。さら
に詳しくは、工業用の水処理装置の中空糸用結束材、医
療用の液体分離装置の中空糸用結束材に関するものであ
る。
マー及び該エラストマーを用いた結束材に関する。さら
に詳しくは、工業用の水処理装置の中空糸用結束材、医
療用の液体分離装置の中空糸用結束材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の医療用流体分離装置および水処理
装置の中空糸用結束材は、主剤としてポリイソシアネー
トとヒマシ油系ジオールをNCO/OH当量比4〜7で
反応させたNCO基末端プレポリマーが使用されてお
り、硬化剤として、ヒマシ油系ポリオールおよびアミン
系ポリオールが使用されている。これらの結束材はヒマ
シ油の結晶性が低く、常温液状で低粘度であり、良好な
含浸性を有している。また、アミン系ポリオールを含有
するため適度な硬化性を有する。しかしこれらの結束材
は、凝集力の高いウレタンセグメントを有していないた
め、耐熱性が低く、高温のかかる場所や、高温の液体を
扱う装置には使用することができなかった。また接着性
が低く、歪みがかかった場合に中空糸と結束材が剥離す
る恐れがあった。一方、ロールやベルトに使用される注
型用ポリウレタンエラストマーは、主剤としてポリイソ
シアネートとポリエーテルまたはポリエステルをNCO
/OH当量比1.5〜2で反応させて得られるイソシア
ネート基末端のプレポリマーを使用し、硬化剤として低
分子グリコールなどを使用するものである。これら注型
用エラストマーはポリイソシアネートとグリコールが連
続して結合した凝集力の高いウレタンセグメントを有し
ているため、耐熱性や接着性に優れている。しかし、主
剤のイソシアネート過剰率が低く、ジオールの結晶性が
高いため、原液粘度が高い。また、硬化の際に高温で加
熱する必要がある。これら注型エラストマーを結束材と
して用いようとすると、混合粘度が高いため中空糸に対
する含浸性が悪く、高温加熱により中空糸の損傷が起こ
るために使用することができない等の問題点があった。
装置の中空糸用結束材は、主剤としてポリイソシアネー
トとヒマシ油系ジオールをNCO/OH当量比4〜7で
反応させたNCO基末端プレポリマーが使用されてお
り、硬化剤として、ヒマシ油系ポリオールおよびアミン
系ポリオールが使用されている。これらの結束材はヒマ
シ油の結晶性が低く、常温液状で低粘度であり、良好な
含浸性を有している。また、アミン系ポリオールを含有
するため適度な硬化性を有する。しかしこれらの結束材
は、凝集力の高いウレタンセグメントを有していないた
め、耐熱性が低く、高温のかかる場所や、高温の液体を
扱う装置には使用することができなかった。また接着性
が低く、歪みがかかった場合に中空糸と結束材が剥離す
る恐れがあった。一方、ロールやベルトに使用される注
型用ポリウレタンエラストマーは、主剤としてポリイソ
シアネートとポリエーテルまたはポリエステルをNCO
/OH当量比1.5〜2で反応させて得られるイソシア
ネート基末端のプレポリマーを使用し、硬化剤として低
分子グリコールなどを使用するものである。これら注型
用エラストマーはポリイソシアネートとグリコールが連
続して結合した凝集力の高いウレタンセグメントを有し
ているため、耐熱性や接着性に優れている。しかし、主
剤のイソシアネート過剰率が低く、ジオールの結晶性が
高いため、原液粘度が高い。また、硬化の際に高温で加
熱する必要がある。これら注型エラストマーを結束材と
して用いようとすると、混合粘度が高いため中空糸に対
する含浸性が悪く、高温加熱により中空糸の損傷が起こ
るために使用することができない等の問題点があった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明者らは、従来
の結束材の耐熱性、接着性を改善するため、注型用エラ
ストマーに見られる凝集力の高いウレタンセグメント構
造を、低温硬化反応において混合粘度の増加なくポリウ
レタン結束材に導入すべく鋭意検討を行った。まず、基
本構造としては、ジフェニルメタンジイソシアネート
(以下MDIと略す)/長鎖ポリオール/低分子グリコ
ールによるものが耐熱性、接着性に優れることを確認し
た。しかし、一般的なMDI/長鎖ポリオールのプレポ
リマーと低分子グリコールの組み合わせでは低温硬化と
低粘度の実現が困難であったため、さらに検討を進め
た。その結果、最終構造体のソフトセグメントを成す長
鎖ポリオールが、特定の分子量を有するジオールとし、
なおかつ、最終構造体としての該ポリオール必要量を主
剤・硬化剤それぞれに分配、さらに、硬化剤成分の1種
として、1,4−ブタンジオールを導入することによ
り、低温硬化・低粘度にて耐熱性・接着性が大幅に改善
されることを見いだし、本発明に至った。
の結束材の耐熱性、接着性を改善するため、注型用エラ
ストマーに見られる凝集力の高いウレタンセグメント構
造を、低温硬化反応において混合粘度の増加なくポリウ
レタン結束材に導入すべく鋭意検討を行った。まず、基
本構造としては、ジフェニルメタンジイソシアネート
(以下MDIと略す)/長鎖ポリオール/低分子グリコ
ールによるものが耐熱性、接着性に優れることを確認し
た。しかし、一般的なMDI/長鎖ポリオールのプレポ
リマーと低分子グリコールの組み合わせでは低温硬化と
低粘度の実現が困難であったため、さらに検討を進め
た。その結果、最終構造体のソフトセグメントを成す長
鎖ポリオールが、特定の分子量を有するジオールとし、
なおかつ、最終構造体としての該ポリオール必要量を主
剤・硬化剤それぞれに分配、さらに、硬化剤成分の1種
として、1,4−ブタンジオールを導入することによ
り、低温硬化・低粘度にて耐熱性・接着性が大幅に改善
されることを見いだし、本発明に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、MD
Iと分子量650〜3000のジオールをNCO/OH
当量比3〜12で反応させて得られるNCO基末端プレ
ポリマーを主剤とし、分子量650〜3000の活性水
素基含有化合物と1,4−ブタンジオールからなる硬化
剤から得られるポリウレタンエラストマーを用いた中空
糸用結束材に関するものである。
Iと分子量650〜3000のジオールをNCO/OH
当量比3〜12で反応させて得られるNCO基末端プレ
ポリマーを主剤とし、分子量650〜3000の活性水
素基含有化合物と1,4−ブタンジオールからなる硬化
剤から得られるポリウレタンエラストマーを用いた中空
糸用結束材に関するものである。
【0005】本発明に使用できる分子量650〜300
0のジオールとしては、例えば、ポリテトラメチレング
リコール、ポリカルボン酸と低分子グリコールとの反応
によって得られるポリエステル系ポリオール、ジエチル
カーボネートと低分子グリコールとの反応によって得ら
れるポリカーボネート系ポリオール、ヒマシ油及びヒマ
シ油脂肪酸とポリエーテルポリオールとの反応によって
得られる線状または分岐状ヒマシ油系ポリオール、カプ
ロラクトンの開環重合により得られるポリカプロラクト
ン系ポリオール、末端水酸基化ポリブタジエンなどが挙
げられる。特に好ましいものは、分子量850〜150
0のポリテトラメチレングリコール、ポリカプロラトン
ジオールである。
0のジオールとしては、例えば、ポリテトラメチレング
リコール、ポリカルボン酸と低分子グリコールとの反応
によって得られるポリエステル系ポリオール、ジエチル
カーボネートと低分子グリコールとの反応によって得ら
れるポリカーボネート系ポリオール、ヒマシ油及びヒマ
シ油脂肪酸とポリエーテルポリオールとの反応によって
得られる線状または分岐状ヒマシ油系ポリオール、カプ
ロラクトンの開環重合により得られるポリカプロラクト
ン系ポリオール、末端水酸基化ポリブタジエンなどが挙
げられる。特に好ましいものは、分子量850〜150
0のポリテトラメチレングリコール、ポリカプロラトン
ジオールである。
【0006】本発明の主剤は、MDIと分子量650〜
3000のジオールを窒素雰囲気下、温度50〜90℃
で3〜5時間反応させて得られる。この場合、NCO/
OH当量比3〜12で反応させる。好ましい当量比は3
〜5である。
3000のジオールを窒素雰囲気下、温度50〜90℃
で3〜5時間反応させて得られる。この場合、NCO/
OH当量比3〜12で反応させる。好ましい当量比は3
〜5である。
【0007】硬化剤用の分子量650〜3000の活性
水素基含有化合物としては、例えば、主剤に使用するジ
オールと同じものを使用することができる。特に好まし
ものは、850〜1500である。硬化剤は分子量65
0〜3000の活性水素基含有化合物と1,4−ブタン
ジオールを60/40〜90/10、好ましくは75/
25〜85/15の比率で混合して得られる。1,4−
ブタンジオールの比率がこれより低いと強度の低下をも
たらし、これより高いと分層し樹脂混合時の相溶性が悪
くなる。
水素基含有化合物としては、例えば、主剤に使用するジ
オールと同じものを使用することができる。特に好まし
ものは、850〜1500である。硬化剤は分子量65
0〜3000の活性水素基含有化合物と1,4−ブタン
ジオールを60/40〜90/10、好ましくは75/
25〜85/15の比率で混合して得られる。1,4−
ブタンジオールの比率がこれより低いと強度の低下をも
たらし、これより高いと分層し樹脂混合時の相溶性が悪
くなる。
【0008】本発明のポリウレタンエラストマーにおい
て、主剤と硬化剤の活性水素基/NCO当量比は0.8
〜1.2で可能であるが、1.0以下とすると残留イソ
シアネートとウレタン基が反応してアロファネート架橋
が生成し物性の向上が期待できるので、好ましくは0.
9〜1.0の範囲で配合し硬化させる。
て、主剤と硬化剤の活性水素基/NCO当量比は0.8
〜1.2で可能であるが、1.0以下とすると残留イソ
シアネートとウレタン基が反応してアロファネート架橋
が生成し物性の向上が期待できるので、好ましくは0.
9〜1.0の範囲で配合し硬化させる。
【0009】本発明で使用することができる触媒は、ア
ミン系のトリエチレンジアミン、金属系触媒としてジブ
チルチンジラウリレート、アセチルアセトン鉄が挙げら
れる。好ましいのはアセチルアセトン鉄である。触媒添
加量を変えることによって、粘度上昇速度を調節するこ
とができるため、作業条件、成型条件に応じて適当に変
えることが可能である。
ミン系のトリエチレンジアミン、金属系触媒としてジブ
チルチンジラウリレート、アセチルアセトン鉄が挙げら
れる。好ましいのはアセチルアセトン鉄である。触媒添
加量を変えることによって、粘度上昇速度を調節するこ
とができるため、作業条件、成型条件に応じて適当に変
えることが可能である。
【0010】主剤及び硬化剤の樹脂温度は30〜50℃
が適当である。30℃より低いと粘度が増大し、中空糸
への含浸性が悪くなり未含浸部分ができる。50℃より
高いと樹脂自体が劣化する。硬化温度は常温から120
℃の範囲で可能である。温度が高いほど物性発現性が早
いが、成型不良が発生しやすくなるので、50〜70℃
が適当である。実際は、加熱硬化直後は十分な強度が出
ていないため、加熱硬化後に25℃で10日間程度のエ
ージングが必要である。
が適当である。30℃より低いと粘度が増大し、中空糸
への含浸性が悪くなり未含浸部分ができる。50℃より
高いと樹脂自体が劣化する。硬化温度は常温から120
℃の範囲で可能である。温度が高いほど物性発現性が早
いが、成型不良が発生しやすくなるので、50〜70℃
が適当である。実際は、加熱硬化直後は十分な強度が出
ていないため、加熱硬化後に25℃で10日間程度のエ
ージングが必要である。
【0011】このようにして得られるポリウレタンエラ
ストマーは、中空繊維を用いた流体分離装置の繊維端部
の結束材として用いることができる。流体分離装置の製
造方法は遠心成型法を用いるのが一般的である。内径2
00〜300μmの中空繊維を1〜2万本束ね、ハウジ
ングとなる透明筒型容器に差し入れて、両端をキャップ
で塞いだのち、回転台上に固定する。回転台を高速で回
転させ、主剤及び硬化剤を注型機により混合した樹脂液
をハウジングの流体出入口よりチューブを介して容器内
部へ流し込む。樹脂液は遠心力により容器両端へ押し付
けられ、中空糸端部と容器が接着される。遠心成型法
は、特公昭57−6363号公報に記載されている方法
がある。これらの具体的な用途の例としては、血漿分離
器、人工肺、人工腎臓、家庭用・工業用水処理装置等が
挙げられる。
ストマーは、中空繊維を用いた流体分離装置の繊維端部
の結束材として用いることができる。流体分離装置の製
造方法は遠心成型法を用いるのが一般的である。内径2
00〜300μmの中空繊維を1〜2万本束ね、ハウジ
ングとなる透明筒型容器に差し入れて、両端をキャップ
で塞いだのち、回転台上に固定する。回転台を高速で回
転させ、主剤及び硬化剤を注型機により混合した樹脂液
をハウジングの流体出入口よりチューブを介して容器内
部へ流し込む。樹脂液は遠心力により容器両端へ押し付
けられ、中空糸端部と容器が接着される。遠心成型法
は、特公昭57−6363号公報に記載されている方法
がある。これらの具体的な用途の例としては、血漿分離
器、人工肺、人工腎臓、家庭用・工業用水処理装置等が
挙げられる。
【0012】
【発明の効果】本発明のポリウレタンエラストマーは、
耐熱性に優れている。工業用または家庭用水処理装置、
医療用流体分離装置の結束材として使用することができ
る。また、接着性についても優れている。弾性や伸びが
大きいため、温度変化や圧力変化による応力に十分耐え
ることができる。また、水処理装置や医療用液体分離装
置の結束材として使用する場合に重要である溶出物量
は、透析型人工腎臓承認基準に適合している。高温下で
の使用や高温液体を処理が可能な結束材は画期的な材料
である。
耐熱性に優れている。工業用または家庭用水処理装置、
医療用流体分離装置の結束材として使用することができ
る。また、接着性についても優れている。弾性や伸びが
大きいため、温度変化や圧力変化による応力に十分耐え
ることができる。また、水処理装置や医療用液体分離装
置の結束材として使用する場合に重要である溶出物量
は、透析型人工腎臓承認基準に適合している。高温下で
の使用や高温液体を処理が可能な結束材は画期的な材料
である。
【0013】
【実施例】次に、本発明について実施例により詳細に説
明する。例における「部」及び「%」は、断りのない限
り「重量部」及び「重量%」である。
明する。例における「部」及び「%」は、断りのない限
り「重量部」及び「重量%」である。
【0014】実施例1 主剤として、MDI34.5部とポリテトラメチレング
リコール(分子量1000)36.5部(NCO/OH
当量比3.85)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は11.8%であった。次いで、プレポリマー71
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1000)23部と1,4−ブタンジオール6部
(NCO/OH当量比0.9)、触媒としてアセチルア
セトン鉄0.002部を液温40℃で配合し、60℃に
て10時間硬化させて硬化物を得た。
リコール(分子量1000)36.5部(NCO/OH
当量比3.85)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は11.8%であった。次いで、プレポリマー71
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1000)23部と1,4−ブタンジオール6部
(NCO/OH当量比0.9)、触媒としてアセチルア
セトン鉄0.002部を液温40℃で配合し、60℃に
て10時間硬化させて硬化物を得た。
【0015】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を評価するために、中空糸束に樹
脂を流し込んで図1に示すモジュールを作成した。モジ
ュールの成型は、遠心成型法によって行なった。樹脂温
度25℃で2分後の混合粘度が2000mPa・sと低
いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分の
ないシール性が完全なモジュールが得られた。
脂を流し込んで図1に示すモジュールを作成した。モジ
ュールの成型は、遠心成型法によって行なった。樹脂温
度25℃で2分後の混合粘度が2000mPa・sと低
いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分の
ないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0016】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性を評価するために、樹脂を図2に示
すポリカーボネート製円筒状容器に流し込み、接着強さ
を測定した。接着強さは140kg/cm2であった。
硬化物の25℃での物性は、硬さ87、引張強さ410
kg/cm2、伸び475%、引裂強さ100kg/c
mであった。80℃では、硬さ84、引張強さ180k
g/cm2、伸び590%、引裂強さ43kg/cmで
あり、耐熱性に優れていた。なお、硬さはJIS A、
引張強さ、伸び及び引裂強さはJIS K6301に準
拠した。以下も同様である。
すポリカーボネート製円筒状容器に流し込み、接着強さ
を測定した。接着強さは140kg/cm2であった。
硬化物の25℃での物性は、硬さ87、引張強さ410
kg/cm2、伸び475%、引裂強さ100kg/c
mであった。80℃では、硬さ84、引張強さ180k
g/cm2、伸び590%、引裂強さ43kg/cmで
あり、耐熱性に優れていた。なお、硬さはJIS A、
引張強さ、伸び及び引裂強さはJIS K6301に準
拠した。以下も同様である。
【0017】実施例2 主剤として、MDI39.6部とポリカプロラクトンジ
オール(分子量1000)31.4部(NCO/OH当
量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.9%であった。次いで、プレポリマー62部
と、硬化剤としてポリカプロラクトンジオール(分子量
1000)33部と1,4−ブタンジオール6部(NC
O/OH当量比0.9)、触媒としてアセチルアセトン
鉄0.002部を液温40℃で配合し、60℃にて10
時間硬化させて硬化物を得た。
オール(分子量1000)31.4部(NCO/OH当
量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.9%であった。次いで、プレポリマー62部
と、硬化剤としてポリカプロラクトンジオール(分子量
1000)33部と1,4−ブタンジオール6部(NC
O/OH当量比0.9)、触媒としてアセチルアセトン
鉄0.002部を液温40℃で配合し、60℃にて10
時間硬化させて硬化物を得た。
【0018】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が2400mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が2400mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0019】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性を評価するために、実施例1と同様
に測定した。接着強さは100kg/cm2であった。
硬化物の25℃での物性は、硬さ85、引張強さ260
kg/cm2、伸び550%、引裂強さ75kg/cm
であった。80℃では、硬さ83、引張強さ120kg
/cm2、伸び470%、引裂強さ36kg/cmであ
り、耐熱性に優れていた。
に測定した。接着強さは100kg/cm2であった。
硬化物の25℃での物性は、硬さ85、引張強さ260
kg/cm2、伸び550%、引裂強さ75kg/cm
であった。80℃では、硬さ83、引張強さ120kg
/cm2、伸び470%、引裂強さ36kg/cmであ
り、耐熱性に優れていた。
【0020】実施例3 主剤として、MDI34.8部とポリテトラメチレング
リコール(分子量1000)27.7部(NCO/OH
当量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1000)33部と1,4−ブタンジオール6部
(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合
し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
リコール(分子量1000)27.7部(NCO/OH
当量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1000)33部と1,4−ブタンジオール6部
(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合
し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
【0021】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0022】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは105kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ315kg/c
m2、伸び425%、引裂強さ77kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ120kg/cm
2、伸び330%、引裂強さ34kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
た。接着強さは105kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ315kg/c
m2、伸び425%、引裂強さ77kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ120kg/cm
2、伸び330%、引裂強さ34kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
【0023】実施例4 主剤として、MDI34.1部とポリカプロラクトンジ
オール(分子量1000)27.1部(NCO/OH当
量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.9%であった。次いで、プレポリマー61部
と、硬化剤としてポリカプロラクトンジオール(分子量
1000)33部と1,4−ブタンジオール6部(NC
O/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合し、12
0℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
オール(分子量1000)27.1部(NCO/OH当
量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.9%であった。次いで、プレポリマー61部
と、硬化剤としてポリカプロラクトンジオール(分子量
1000)33部と1,4−ブタンジオール6部(NC
O/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合し、12
0℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
【0024】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1500mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1500mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0025】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは138kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ390kg/c
m2、伸び470%、引裂強さ92kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ160kg/cm
2、伸び550%、引裂強さ43kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
た。接着強さは138kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ390kg/c
m2、伸び470%、引裂強さ92kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ160kg/cm
2、伸び550%、引裂強さ43kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
【0026】実施例5 主剤として、MDI38.7部とポリテトラメチレング
リコール(分子量850)28.9部(NCO/OH当
量比4.54)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62部
と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分子
量850)25.8部と1,4−ブタンジオール6.6
部(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合
し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
リコール(分子量850)28.9部(NCO/OH当
量比4.54)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62部
と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分子
量850)25.8部と1,4−ブタンジオール6.6
部(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合
し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
【0027】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0028】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは130kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ400kg/c
m2、伸び430%、引裂強さ80kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ86、引張強さ170kg/cm
2、伸び340%、引裂強さ35kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
た。接着強さは130kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ400kg/c
m2、伸び430%、引裂強さ80kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ86、引張強さ170kg/cm
2、伸び340%、引裂強さ35kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
【0029】実施例6 主剤として、MDI34.0部とポリテトラメチレング
リコール(分子量1500)30.6部(NCO/OH
当量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1500)28.2部と1,4−ブタンジオール
7.2部(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃
で配合し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得
た。
リコール(分子量1500)30.6部(NCO/OH
当量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1500)28.2部と1,4−ブタンジオール
7.2部(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃
で配合し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得
た。
【0030】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0031】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは110kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ85、引張強さ314kg/c
m2、伸び530%、引裂強さ76kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ120kg/cm
2、伸び320%、引裂強さ34kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
た。接着強さは110kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ85、引張強さ314kg/c
m2、伸び530%、引裂強さ76kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ120kg/cm
2、伸び320%、引裂強さ34kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
【0032】比較例1 主剤として、MDI33部とポリカプロラクトンジオー
ル(分子量1000)60.3部(NCO/OH当量比
2.25)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間反応
させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含量は
6.5%であった。次いで、プレポリマー94部と、硬
化剤として1,4−ブタンジオール6部(NCO/OH
当量比0.9)、を液温40℃で配合し、120℃にて
10時間硬化させて硬化物を得た。
ル(分子量1000)60.3部(NCO/OH当量比
2.25)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間反応
させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含量は
6.5%であった。次いで、プレポリマー94部と、硬
化剤として1,4−ブタンジオール6部(NCO/OH
当量比0.9)、を液温40℃で配合し、120℃にて
10時間硬化させて硬化物を得た。
【0033】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が12000mPa・s
と高く、樹脂が中空糸の隙間に良好に流れ込まず、含浸
不良を起こしてシール材として使用できなかった。
温度25℃で2分後の混合粘度が12000mPa・s
と高く、樹脂が中空糸の隙間に良好に流れ込まず、含浸
不良を起こしてシール材として使用できなかった。
【0034】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは129kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ88、引張強さ380kg/c
m2、伸び450%、引裂強さ91kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ83、引張強さ155kg/cm
2、伸び470%、引裂強さ42kg/cmであった。
た。接着強さは129kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ88、引張強さ380kg/c
m2、伸び450%、引裂強さ91kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ83、引張強さ155kg/cm
2、伸び470%、引裂強さ42kg/cmであった。
【0035】比較例2 主剤として、MDI66部とリシノール酸末端ポリプロ
ピレングリコール(分子量400)34部(NCO/O
H当量比3.09)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3
時間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NC
O含量は15.0%であった。次いで、プレポリマー5
8部と、硬化剤としてヒマシ油系ポリオール(分子量9
50)34部とN,N,N′,N′−テトラキス[2−
ヒドロキシルプロピル]エチレンジアミン8部(OH/
NCO当量比1.0)、を液温40℃で配合し、60℃
にて10時間硬化させて硬化物を得た。
ピレングリコール(分子量400)34部(NCO/O
H当量比3.09)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3
時間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NC
O含量は15.0%であった。次いで、プレポリマー5
8部と、硬化剤としてヒマシ油系ポリオール(分子量9
50)34部とN,N,N′,N′−テトラキス[2−
ヒドロキシルプロピル]エチレンジアミン8部(OH/
NCO当量比1.0)、を液温40℃で配合し、60℃
にて10時間硬化させて硬化物を得た。
【0036】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1800mP・sと低
いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み未含浸部分のな
いシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1800mP・sと低
いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み未含浸部分のな
いシール性が完全なモジュールが得られた。
【0037】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは70kg/cm2と低く、接着性が劣っ
た。硬化物の25℃での物性は、硬さ97、引張強さ2
50kg/cm2、伸び105%、引裂強さ65kg/
cmであった。80℃では、硬さ82、引張強さ35k
g/cm2、伸び70%、引裂強さ6kg/cmであ
り、耐熱性が低かった。
た。接着強さは70kg/cm2と低く、接着性が劣っ
た。硬化物の25℃での物性は、硬さ97、引張強さ2
50kg/cm2、伸び105%、引裂強さ65kg/
cmであった。80℃では、硬さ82、引張強さ35k
g/cm2、伸び70%、引裂強さ6kg/cmであ
り、耐熱性が低かった。
【図1】成形モジュールの横断面図である。
【図2】シール性測定治具の横断面図である。
1 ポリカーボネート外筒 2 中空糸 3 ポリウレタン結束材 4 圧縮治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 B01D 63/00
Claims (1)
- 【請求項1】ジフェニルメタンジイソシアネートと分子
量650〜3000のジオールをNCO/OH当量比3
〜12で反応させて得られるNCO基末端プレポリマー
を主剤とし、分子量650〜3000の活性水素基含有
化合物と1,4−ブタンジオールから得られるポリウレ
タンエラストマーを用いることを特徴とする中空糸用結
束材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27324793A JP3353284B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ポリウレタンエラストマーを用いた結束材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27324793A JP3353284B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ポリウレタンエラストマーを用いた結束材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0753665A JPH0753665A (ja) | 1995-02-28 |
JP3353284B2 true JP3353284B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=17525179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27324793A Expired - Fee Related JP3353284B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ポリウレタンエラストマーを用いた結束材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3353284B2 (ja) |
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JP2009019291A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Asahi Kasei Fibers Corp | 細幅織編物 |
JP5288324B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2013-09-11 | 日本ポリウレタン工業株式会社 | ポリウレタン樹脂形成性組成物、シール材及び中空糸膜モジュール |
JP5544944B2 (ja) * | 2010-03-11 | 2014-07-09 | Nok株式会社 | 射出成形用熱可塑性ポリウレタンエラストマー及びその製造方法 |
CN104189966B (zh) * | 2014-09-09 | 2016-04-13 | 苏州君康医疗科技有限公司 | 一种膜束端面封口方法及封口装置 |
CN108285521A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-17 | 廊坊市建科汇峰科技有限公司 | 一种聚氨酯密封材料及其制备方法和应用 |
CN110396162A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-11-01 | 上海唯万密封科技有限公司 | 一种密封用耐低温聚氨酯配方及制备工艺 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP27324793A patent/JP3353284B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0753665A (ja) | 1995-02-28 |
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