JP3337062B2 - 無線データ転送方法及びそのシステム - Google Patents

無線データ転送方法及びそのシステム

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・ネ
ットワークの分野において、無線伝送路を利用して通信
を行う複数の端末間でデジタルデータの受け渡しを行う
電子メールシステムやファイル転送システムにおける無
線データ転送方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンピュータ・ネットワーク上
において、複数の無線端末間でデジタルデータの受け渡
しをするシステム(電子メールシステムやファイル転送
システムなど)の構成と、文書データの受け渡し方法に
ついて提案されている。
【0003】以下に、従来のメール送受信システムを図
面を用いて簡単に説明する。図3は従来のメール送受信
システムの一例の概念的に示す図であり、図4は従来の
メール(またはメールデータ)の送受信プロトコルを図
示したものである。
【0004】LAN(ローカルエリアネットワーク)上
の電子メールシステムを無線通信環境(例えば自動車携
帯電話網など)経由で無線端末で使用した場合、1件の
メールデータは1つのメールヘッダと1つのメール本文
によって構成されているとすると、無線端末A201は
無線端末B203に宛てたメールヘッダとメール本文を
同時にメールサーバ202へ送り(S402)、メール
サーバ202は受信したメールヘッダとメール本文をメ
ールサーバ内に記憶する(S403)。無線端末B20
3は任意のタイミングでメールサーバ202と接続し、
メールサーバ内に無線端末B宛のメールヘッダかメール
本文のどちらか、または両方が存在することを認めると
(S404,S405)、メールサーバ202からメー
ルヘッダとメール本文を受信する(S406,S40
7)。特開平8−139747号公報に記載の無線電子
メール受信システムがこの第1の従来例とほぼ同じであ
る。
【0005】また第2の従来技術によると図3のメール
送受信方法と同様に、無線端末A201がメールサーバ
202へメールヘッダとメール本文を送信し、無線端末
B203がメールを受信する際、初めに無線端末B20
3はメールヘッダのみを受信し、利用者がそのヘッダ情
報を参照した上で必要があればメールサーバ202から
メール本文を受信する方法がある。この方法によると無
線端末B203側でメール本文を必要としないときに、
メールサーバ202上でメール本文を削除することもで
き、第1の従来技術によるメール送受信方法に比べて、
不要なメールデータのためにメールサーバ202と無線
端末B203との間の伝送路トラフィックを節約できる
利点がある。特開平4−236541号公報に記載の電
子メール配送システムがこの第2の従来例とほぼ同じで
ある。
【0006】ここでは説明のために、無線端末A201
がメール送信を行ない、無線端末B203がメール受信
しているが、無線端末B203が無線端末A201に宛
ててメールを送信する場合においても、両無線端末の動
作が入れ替わることによって実現可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術にはいくつかの問題点がある。
【0008】第1の問題点として、第1の従来例のよう
なメール送受信システムでは、無線端末Bがメールヘッ
ダとメール本文を受信完了するまで、利用者はメールの
内容を知ることはできない。言い換えると、利用者がメ
ールの内容を知るためには、無線端末Bがメールサーバ
からメールヘッダとメール本文を受信しなければならな
い。このとき利用者にとって不必要なメールであった
り、または利用者が受信したくないメールですらメール
ヘッダとメール本文を無線端末Bへ受信しなければなら
ず、結果として通信路である無線伝送路を受信のために
占有することになり、占有した時間にかかる料金は利用
者によって支払われることになる。
【0009】このことはメールデータ1件に対しメール
ヘッダのサイズが小さく(例えば10数バイト〜100
バイト程度)、メール本文のサイズが大きいほど顕著に
現れる。例えばメール本文が1メガ(=百万)バイトの
ときに必要な通信時間は標準的な転送速度9600ビッ
ト/秒(1バイト=8ビット)の機器を利用して約14
分であり、この14分間の間に電波障害などによる無線
伝送路の切断がなく、メール本文の受信をやり直ししな
いことが前提である。受信途中に切断が発生した場合に
は再び受信を繰り返さなければならない。電波障害など
が発生する確率は一般的に通信時間に対して一定であ
り、データの連続的な通信においては、データサイズが
大きくなるほどその通信途中に通信障害が発生する確率
は高くなる。そしてそれら全ての時間にかかる回線使用
料とネットワーク接続業者への料金は受信する利用者に
かかることになっている。
【0010】第1の従来技術のようなシステムにおい
て、郵送でおこなわれる広告用ダイレクトメールのよう
な受信利用者の受信要求よりも、送信利用者の送信要求
が大きなメールデータが送られることを考えると、その
メールを必要としない受信利用者にかかる費用的損失は
多大になる。
【0011】反対にメール本文のサイズが1000〜5
000バイト程度のメールデータの場合は、1件のメー
ルヘッダ受信にかかる料金と同じなので、この限りでは
ない。例えば6秒毎に課金する回線を利用する場合に、
1件のメールヘッダのみの受信時間が1秒、1件のサイ
ズ5000バイトのメール本文の受信時間が5秒とした
とき、メールヘッダのみの受信でも1回線使用料分課金
される。また前記メールヘッダと前記メール本文の両方
を受信しても同様に1回線使用料分課金されるため、こ
の場合受信端末利用者に余分な料金負担がかかっている
とは言い切れない。
【0012】第1の問題点を幾分補う方法として、第2
の従来技術によるメール送受信システムが考えられる。
【0013】このシステムは無線端末Bがメールデータ
を受信する際、初めにメールヘッダのみを受信して、利
用者がメールヘッダに記述されてあるメール本文のサイ
ズや見出しなどを参照してメール本文の受信を決定でき
るため、サイズの比較的大きなメール本文を受信する場
合にも、受信利用者の意志によって通信時間が長くなる
ので、第1の従来技術に比較して受信利用者にかかる余
計な費用負担が軽くなるものである。
【0014】しかし第2の問題点として、この第2の従
来技術を用いたメールシステムを利用することにおい
て、無線端末Aが1000件を越えるような複数の宛先
に対して、内容が全く同じかまたは内容の一部のみを変
更したメールデータを一斉に送るとき(このような例は
商業目的のダイレクトメールを、機械的に宛先毎でメー
ル本文中の受信者氏名を変えて作成されたメールを送信
するような場合がこれにあたる)、無線端末Aで作成さ
れた全てのメールヘッダとメール本文を一度メールサー
バに送信することにより、メールサーバ上の記憶領域を
この全てのメールヘッダとメール本文が占有することに
なる。このとき全ての宛先で示される無線端末が直ちに
メールヘッダを受信したり、削除したりするわけではな
くそのタイミングはそれぞれの受信する無線端末と受信
利用者に委ねられている。
【0015】こういった状況にあるとき、メールサーバ
上では無線端末Aから受信したメールデータの一部また
は全部が滞留し、記憶装置資源を圧迫するという問題が
ある。
【0016】第3の問題点として、第2の問題点のよう
に無線端末Aから1000件を越えるような複数の宛先
に対して大量のメールヘッダとメール本文を送信する場
合、全てのメールヘッダとメールデータは、無線端末A
とメールサーバ間の無線伝送路を通ってメールサーバへ
格納される。さらに全ての宛先に指定されている無線端
末がそのメールを受信するとき、これらのメールヘッダ
とメール本文は送信時と同様に、メールサーバと受信す
る無線端末間の無線伝送路を利用することになる。
【0017】つまり、第1および第2の従来技術を用い
たメール送受信システムにおいては、無線端末Aが送信
したメールヘッダとメール本文を、無線端末Bが必ず受
信することを前提としたとき、メール送受信システム中
においてメールヘッダとメール本文は2度無線伝送路を
占有することになる。第1の問題点と同様に本文データ
が5000バイト以下程度のようなサイズであればそれ
ほど問題にはならないが本文データのサイズが大きいと
きにはメールシステム全体で考えると大きく無線伝送路
資源を占有することになる。
【0018】また、特開平7−183824号公報に記
載の無線端末装置では、無線端末AまたはBが自動で通
信を行う期間のみ無線端末の電源をONし、通信が終わ
ることをきっかけとして無線端末の電源をOFFしてい
る。この方法は無線端末の持つ電源電池を節約すること
に有効である。しかしこの方法は、同時に通信すべきデ
ータがメールサーバと無線端末の双方に存在しなかった
場合にも、通信するために無線端末が起動しメールサー
バへの回線接続などを行うため、この部分でまだ電源電
池を無駄に使っていることになる。
【0019】上記従来技術の問題点に鑑み、本発明の目
的は、メールを受信する利用者によって不必要なメール
データの受信にかかる費用を減らす方法を提供すること
である。
【0020】また、本発明の目的は、システム全体で占
有される無線伝送経路資源、及びセンタ装置(サーバ)
内で占有する記憶資源を減らす方法を提供することであ
る。
【0021】更に、本発明の目的は、無線回線品質の劣
化や利用者の回線要求に応じて自動で通信を中断し、自
動で通信を再開して確実にデータ転送を行う方法を提供
することである。
【0022】本発明の目的は、無線回線品質の劣化に応
じて自動で通信を中断し、無線端末の電源電池資源を節
約する方法を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、無線伝送路を利用して通信を行う複数の
端末間でセンタ装置を介してデジタルデータの受け渡し
を行うシステムにおける無線データ転送方法において、
送信端末を識別する番号と受信端末を識別する番号と、
前記デジタルデータのサイズと、前記デジタルデータの
内容を示す見出しと、前記デジタルデータを指す番号と
を併せ持つ前記デジタルデータの属性情報を前もって送
信端末からセンタ装置へ転送し、受信端末もしくは受信
端末の利用者が前記属性情報の内容を確認した上で、前
記デジタルデータのサイズが所定の大きさより大きい
時、および/または、前記受信端末が所定の一定期間内
に前記センタ装置に接続していることを検知した時に
は、受信端末は送信端末から直接に前記デジタルデータ
の転送を受け、前記デジタルデータのサイズが所定の大
きさに満たない時、および/または、前記受信端末が所
定の一定期間内に前記センタ装置に接続していないこと
を検知した時には、前記デジタルデータを前記送信端末
から前記センタ装置を介して受信するように自動的に切
り替えることを特徴としている。
【0024】また、本発明の無線データ転送システム
は、無線伝送路を利用して通信を行う複数の端末間でセ
ンタ装置を介してデジタルデータの受け渡しを行うシス
テムにおいて、センタ装置は、デジタルデータにかかる
属性情報のみ受信端末に受け渡す手段と、デジタルデー
タのサイズが任意の一定量を下回る場合には、デジタル
データの送信宛先の無線端末のセンタマシンへの接続状
況を監視し、自動的にデータをセンタマシンに格納する
手段と、任意の期間内に接続のない無線端末を宛先に指
定するような場合には、自動的にデータをセンタマシン
に格納する手段とを有し、また受信端末は、無線電界強
度が不安定な時には自動的にデータ受信を中断し、自動
的に無線電界強度が安定したときにデータ受信を再開す
る手段と、利用者が他の目的で無線通信回線を利用する
時には自動的にデータ送受信を中断し、自動的に無線電
界強度が安定したときにデータ受信を再開する手段と、
無線端末の電池残量が十分にあることを確認した上でデ
ータ送受信を行う手段とを有することを特徴とするもの
である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0026】図1は本発明のメール送受信方式を概念的
に示す図である。この実施形態では説明の都合上、無電
データ転送の応用を電子メールで説明しているが、本発
明はその他複数の無線端末間で行うファイル転送などに
も応用できる。
【0027】本実施形態は、図1に示すように、無線端
末A101上で作成されたメールを無線端末B103へ
送信しようとするとき、無線端末A101はメールサー
バ102へヘッダのみを送信する。無線端末B103は
メールサーバ102からヘッダを受け取った後、このメ
ールの本文を無線端末Aから直接受信するようなメール
の送受信方法である。
【0028】次に上述の実施形態について図面を用いて
簡単に説明する。図2は本発明の実施形態におけるメー
ル送受信プロトコルを示す図である。
【0029】初めに無線端末A101上で作成されたメ
ールを無線端末B103へ送信しようとするとき(S3
01)、無線端末A101はメールサーバ102へヘッ
ダのみを送信する(S302)。メールサーバ102は
ヘッダを格納しておく(S303)。次に受信端末B1
03がメールサーバ102へ接続し無線端末B103宛
のヘッダの着信の有無を確認する(S304)。ここで
メールサーバ102には無線端末B103宛のメールヘ
ッダが存在するので、メールサーバ102は無線端末B
103にメールヘッダの存在を通知する(S305)。
これを受けて無線端末B103はメールサーバ102に
メールヘッダを要求し(S306)、これに答えてメー
ルサーバ102は無線端末B103へメールヘッダを送
信し(S307)、無線端末B103はこのメールヘッ
ダの内容を参照して差し出し端末である無線端末A10
1を知る(S308)。無線端末B103は無線端末A
101へ接続し、先ほど受信したメールヘッダと対にな
って作成されたメール本文を要求する(S310)。無
線端末A101はこれに応えて無線端末B103へメー
ル本文を送信する。
【0030】以上の一連の動作により無線端末B103
はメール本文を端末内に取得し、無線端末B103の利
用者へ向けてメール本文を表示することができる(S3
11)。
【0031】ここでは説明のために無線端末A101が
メール送信を行ない、無線端末B103がメール受信し
ているが、無線端末B103が無線端末A101に宛て
てメールを送信する場合においても、両無線端末の動作
が入れ替わることによって実現可能である。
【0032】本実施形態における各々の構成について説
明する。
【0033】図1の無線端末A101は少なくとも図1
0に示すような構成をとる。無線端末A101は、以下
に示す各手段とバス1002で繋がり制御するための情
報処理部1001と、利用者がメール作成とメールの編
集を行なうためのメール作成手段1004と、作成され
たかまたは作成途中のメールを保存するための記憶手段
1005と、利用者からのメール送信指示などを受け取
るための入力手段1003と、メール送信指示を受けて
前記記憶手段からメールを読みだし、メールサーバ10
2へ無線伝送路を利用してメールヘッダを送信するため
のメールヘッダ送信手段1006と、任意の宛先に示さ
れる無線伝送路で接続可能な無線端末またはメールサー
バへメール本文を送信するためのメール本文送信手段1
007とを併せ持つものとする。この中でメール本文送
信手段1007はメールのサイズが任意の大きさを越え
るときに、適宜分割して送信することもある。
【0034】図1のメールサーバ102は少なくとも図
11に示すような構成をとる。メールサーバ102は、
以下に示す各手段とバス1102で繋がり制御するため
の情報処理部1101と、無線端末A101からメール
ヘッダを無線伝送路を利用して受信するためのメールヘ
ッダ受信手段1103と、同様に無線端末Aからメール
本文を無線伝送路を利用して受信するためのメール本文
受信手段1104と、受信したメールヘッダおよびメー
ル本文を格納するための記憶手段1106と、受信した
メールヘッダを記憶手段1106から取りだし、メール
ヘッダの内容を任意の条件と比較するメールヘッダ解析
手段1105と、無線端末Bからの要求によりメールヘ
ッダを無線端末B103に無線伝送路を利用して送信す
るためのメールヘッダ送信手段1107と、同様に無線
端末B103へメール本文を送信するためのメール本文
送信手段1108とを併せ持っている。
【0035】図1の無線端末B103は少なくとも図1
2に示すような構成をとる。無線端末B103は、以下
に示す各手段とバス1202で繋がり制御するための情
報処理部1201と、メールサーバ102内に当該無線
端末B103宛のメールヘッダの有無を調べ、前記メー
ルヘッダが存在したときにメールヘッダを無線伝送路を
利用して受信するメールヘッダ受信手段1205と、任
意の差し出しアドレスに示される無線伝送路で接続可能
な無線端末またはメールサーバからメール本文を無線伝
送路を利用して受信するためのメール本文受信手段12
06と、受信したメールヘッダおよびメール本文を格納
するための記憶手段1208と、受信したメールヘッダ
から差し出しアドレスや本文サイズなどのヘッダ情報を
参照するためのメールヘッダ解析手段1207と、任意
の時間を計測し前記情報処理部へ割込を利用して時間の
経過を伝えるタイマ1212と、受信したメールヘッダ
およびメール本文を利用者へ提供するメール表示手段1
204と、利用者からの動作の指示を受けるための入力
手段1203と、データ受信するための電池・電波の状
態が十分であるかを監視するための受信品質監視手段1
211とを併せ持っている。
【0036】さらに、受信品質監視手段1211は、前
記メール本文受信手段1206がメール本文受信中に実
際に受信したデータから算出されるチェックサム(デー
タ列を1バイト毎に区切り全てを足し合わせた結果の最
下位1バイトの値)とデータに付加されているチェック
サムとの差異を示す受信品質と、無線端末B103の電
源電圧が一定のしきい値を下回るかどうかを示す電源状
態と、受信電波強度がある一定のしきい値を下回るかど
うかを示す無線電界強度とを監視する。
【0037】また、メール本文受信手段1206は、分
割されて送信されてきた一つのメール本文を、受信後連
結し一つのメール本文として扱うこともある。
【0038】ここでメールヘッダ送信手段(1006,
1107)およびメール本文送信手段(1007,11
08)などは、一般的にモデムなどの通信機器を操作し
PPP(例:PPP:ポイントツーポイントプロトコル
−RFC1331,RFC=“Request for
comment”)などの既に公開されている従来の
下位通信プロトコルに従ってデータ送信するが、本実施
形態ではこれらの手段については言及しない。本実施形
態においてはメールヘッダをいつ送るか、またどのよう
なメールヘッダを送るか、メールヘッダをどこへ宛てて
送るかについて、また同様にメール本文について述べて
いる。
【0039】次に、本実施形態における処理の概要につ
いて、図面を用いて説明する。
【0040】図5は本発明の実施形態における処理プロ
トコルの概要を示す図である。ここでは、図1で示した
ように、無線端末A101がメールを送信し、無線端末
B103がメールを受信することとし、メールサーバ1
02が無線端末A101と無線端末B103との間を仲
介している。
【0041】図5に示すように、初めに無線端末A10
1がメールを作成して送信するように利用者からの指示
を受ける(S501)ことから処理が始まる。次に無線
端末A101はメールサーバ102への接続ができてい
るものとして、無線端末A101とメールサーバ102
との間でメールヘッダ送信プロトコル(S502)が行
なわれる。メールヘッダ送信プロトコル(S502)で
は無線端末A101からメールサーバ102へ、無線端
末B103宛に作成されたメールのメールヘッダを送信
し、無線端末A101内に無線端末B103宛に作成さ
れたメールのメール本文を持つことを通知している。
【0042】次に無線端末B103上において、例えば
タイマ割り込み(S503)などのきっかけによって、
無線端末B103がメールサーバへ接続し、無線端末B
103宛のメールヘッダがメールサーバ内に存在するか
どうかを調べるためのメールヘッダ受信プロトコル(S
504)を行なう。ここで無線端末B103がメールヘ
ッダを受信したなら、無線端末B103は無線端末B宛
の新着メールが存在することを知ることになる。
【0043】メールヘッダ受信プロトコル(S504)
でメールサーバ102内に無線端末B103宛のメール
ヘッダが存在していた場合、ここでは無線端末B103
は直ちに次のメール本文受信プロトコル(S505)を
実行しているが、図6に示すように、メールヘッダ受信
プロトコル(S604)によってメールサーバ102内
に無線端末B103宛のメールヘッダが存在しているこ
とを知っても、直ちにはメール本文受信プロトコル(S
611)を実行せず、たとえば「メールヘッダを3件受
信したとき」のような任意のタイミングを以てメール本
文受信プロトコル(S611)を実行するようにするこ
ともできる。図6ではこの例を示している。
【0044】図5では無線端末B103はメールヘッダ
受信プロトコル(S504)でメールサーバ102内に
無線端末B103宛のメールヘッダが存在することを知
った後、直ちにメール本文受信プロトコル(S505)
を実行して無線端末A101かもしくはメールサーバ1
02からメール本文を受信している。
【0045】更に、それぞれの処理プロトコルにおける
処理手順について、図面を用いて説明する。
【0046】メールヘッダ送信プロトコル(S502)
について図面を用いて詳細に説明する。図7はメールヘ
ッダ送信プロトコルを示す図である。これは図6に示さ
れるメールヘッダ送信プロトコル(S602,S60
6,S608)についても同様である。
【0047】図7において、無線端末A101はメール
作成手段1004を用いて利用者によりメールが作成さ
れ(S701)、入力手段1003をもちいてメール発
信を指示され(S703)ることにより一連のプロトコ
ルが開始する。またメールサーバ102においては、メ
ールサーバ102に接続する無線端末からのメールヘッ
ダを受信する準備ができている(S702)ものとす
る。
【0048】無線端末A101は、メールヘッダ送信手
段1006を用いてメールサーバ102と無線電話回線
などを利用して接続しメールヘッダをメールサーバ10
2へ送信する(S704)。メールサーバ102はメー
ルヘッダ受信手段1103を用いてメールヘッダを受信
する。
【0049】ここでメールヘッダは、少なくとも図13
に示すように、発信元アドレス、宛先アドレス、本文サ
イズ、見出し文字列、メールID、フラグなどの要素に
より構成される。発信元アドレス=0x85C8000
1(16進表記)は無線端末A101を識別するアドレ
スで、宛先アドレス=0x85C80002(16進表
記)は無線端末B103を識別するアドレスである。本
文サイズ=0x15E0(16進表記)はこのメールヘ
ッダと対になるメール本文の大きさを表し、見出し文字
列=“先日の質問の回答です。”(文字列表記)はこの
メールヘッダと対になるメール本文の題名かもしくは書
き出しの文字列を表す。メールID=0x970041
E(16進表記)はこのメールヘッダ自身のIDを表
し、このメールヘッダと同時に作成されたメール本文を
識別するために用いられる。メールIDはメールを作成
した無線端末A101内において発生させる番号で、無
線端末A101内において他のメールの持つIDとは重
複しないものとする。フラグ=0x00(16進表記)
はその他の情報を含むことができるが、ここでは次のよ
うに定義している。
【0050】この実施形態ではメールヘッダのフラグが
0x01(16進表記)であれば、無線端末A101は
無条件にメール本文をメールヘッダに続いてメールサー
バ102に送信することを要求していることを示してい
る。逆にフラグが0x00(16進表記)であれば、無
線端末Aはメール本文をメールサーバ102へ送信する
かしないかはメールサーバ102の判断に委ねることを
意味している。
【0051】図7において、メールサーバ102は受信
したメールヘッダを一旦記憶手段1106を用いてメー
ルサーバ102内の記憶媒体へ格納する(S705)。
次にメールサーバ102はメールヘッダ解析手段110
5を用いて受信したメールヘッダの内容を参照する(S
706)。メールヘッダのフラグの内容が0x01であ
ればフラグがあると呼び、この場合メールサーバ102
は次の手順(S708〜S710)をとばして、直ちに
無線端末101に対してメール本文の要求(S711)
を行なう。これはフラグがあることによって無線端末A
101がメールサーバにメール本文を送信することを要
求しているからである。
【0052】S707においてメールヘッダのフラグの
内容が0x00の時、メールサーバ102は次に本文サ
イズを調べる。本文サイズが5000バイトを越える時
は直ちにメールヘッダ送信プロトコル(S502)を終
了する(S716)。これに合わせて無線端末Aもメー
ルヘッダ送信プロトコル(S502)を終了する(S7
15)。
【0053】本文サイズが5000バイトより小さいと
きには、次にメールサーバ102は宛先に示された無線
端末B103の過去のアクセス状況情報を調べる(S7
09)。
【0054】アクセス状況情報はメールサーバ102内
の記憶媒体などに格納されており、各端末からのアクセ
ス(接続)があると自動的に更新される。たとえばアク
セス状況情報は図14に示すようなものであり、これは
メールサーバに用意されたアクセス状況情報を記録する
手段により形式が異なるが、一般的には図14に示すよ
うに端末を識別するための宛先アドレスと、端末が接続
を開始した日時を示す接続日時と、その接続が終了した
日時を示す切断日時とで構成される。
【0055】本実施形態では無線端末B103(アドレ
スは0x85C80002)が宛先になっているので、
図14のアクセス状況情報によると現在の日時=「19
97.08.22.09:17」に対して、無線端末B
103は「1997.08.20.22:11」から
「1997.08.20.22:15」まで接続してい
たことになり、過去2日間にアクセスがあったことを示
している。この時メールサーバ102は直ちにメールヘ
ッダ送信プロトコル(S502)を終了する(S71
6)。これに合わせて無線端末Aもメールヘッダ送信プ
ロトコル(S502)を終了する(S715)。
【0056】またここで、無線端末B103が過去2日
以上(日数は任意の値)アクセスがなかった場合、メー
ルサーバ102は最近の無線端末B103は何らかの理
由によりメール送受信に関する動作を停めていると判断
し、この状況において無線端末B103宛のメール本文
を無線端末A101内に止めることは、今後たとえば
2,3日の内に無線端末B103が無線端末A101か
らメール本文を受け取る可能性が低いと判断して、無線
端末A101への負担を減らすために、この場でメール
本文を無線端末A101からメールサーバ102へ移動
させておくことにする。
【0057】図7において、メールサーバ102が無線
端末A101へメール本文を要求(S711)するとそ
れに応えて、無線端末A101はメール本文送信手段1
007を用いてメールサーバ102へメール本文を送信
(S712)する。メールサーバ102はメール本文要
求(S711)からメール本文受信(S712)と、受
信したメール本文を記憶媒体に格納(S713)し、無
線端末A101へ受信完了通知を送信(S714)する
までをメール本文受信手段1104を用いて行なう。こ
の後無線端末A101とメールサーバ102はメールヘ
ッダ送信プロトコルを終了する(S715,S71
6)。
【0058】次にメールヘッダ受信プロトコル(S50
4)について図面を用いて詳細に説明する。図8はメー
ルヘッダ受信プロトコルを示す図である。
【0059】図8において、無線端末B103はタイマ
割り込み(S503)などのきっかけを以てメールサー
バ102に接続し、無線端末B103宛のメールヘッダ
がメールサーバ102内に存在するかどうか問い合わせ
る(S801)ことにより、メールヘッダ受信プロトコ
ル(S504)を開始する。
【0060】メールサーバ102は無線端末B103か
らの問い合わせ(S801)に対して、記憶媒体から無
線端末B103宛のメールヘッダを検索(サーチ)する
(S802)。このときメールサーバ102に無線端末
B103宛のメールヘッダが存在しなかった場合には直
ちにメールヘッダ受信プロトコル(S504)を終了す
る(S808)。これに合わせて無線端末Bもメールヘ
ッダ受信プロトコル(S504)を終了する(S80
9)。
【0061】メールサーバ102に無線端末B103宛
のメールヘッダが存在した場合、次にメールサーバ10
2は無線端末B103にメールヘッダが存在したことを
“新着あり”として通知する(S804)。次に無線端
末B103はメールサーバ102へこのメールヘッダの
送信を要求する(S805)。メールサーバ102は無
線端末B103へメールヘッダを送信し、無線端末B1
03はこれを受信する(S806)。この後メールサー
バ102はメールヘッダ受信プロトコル(S504)を
終了する。この一連の処理とプロトコルの流れはメール
サーバ102上のメールヘッダ送信手段1107を用い
て行なわれる。
【0062】無線端末B103はメールヘッダを受け取
る(S806)までの一連の処理とプロトコルの流れを
メールヘッダ受信手段1205を用いて行ない、受信し
たメールヘッダをメールヘッダ解析手段1207を用い
て参照し、メールの発信端末Aを知る。このことは同時
にメール本文が無線端末A101内に存在することを知
ることでもある。無線端末B103は発信端末である無
線端末A101のアドレスを以て受信予約する(S80
7)。予約情報は無線端末B103内の記憶領域に格納
される。受信予約が完了すると無線端末B103はメー
ルヘッダ受信プロトコル(S504)を終了する(S8
09)。
【0063】次にメール本文受信プロトコル(S50
5)について図面を用いて詳細に説明する。図9はメー
ル本文受信プロトコルを示す図である。
【0064】図9において、無線端末Aは無線端末B宛
に送信したメールヘッダのID=0x970041Eと
同一のIDを持つメール本文を持っているものとする。
【0065】図9において、無線端末B103はメール
ヘッダ受信プロトコル(S504)を実行して無線端末
B103宛のメール本文が無線端末A101上に存在す
ることを知ったとき、もしくは無線端末B103宛のメ
ール本文がメールサーバ102上に存在することを知っ
たとき、もしくは無線端末B103内の割り込みや利用
者からの指示を受けたときに、無線端末B103は前記
予約情報を調べて前記受信予約が有るかどうかを調べる
(S901)。
【0066】前記受信予約が存在し、無線端末B103
がメール本文の無線端末A101内に存在することを確
認する(S902)と、無線端末B103は直ちに無線
端末A101に対して接続し、続けてメール本文の送信
を要求する(S903)。例えばこの時、無線端末A1
01においては無線回線が利用者によって通話に利用さ
れている(S904)場合、無線端末B103からの接
続は失敗する(S905)。無線回線の接続が失敗する
理由としては、無線端末A101の利用者による回線利
用や、無線端末A101が自動で別のメールサーバなど
に接続している場合や、無線端末A自身が電波送信圏外
に存在する場合などが考えられる。
【0067】無線回線接続の失敗を知った無線端末B1
03は、先ほど調べた送信予約(S901)を以て再び
受信予約する(S906)。この後、無線端末B103
はタイマ1212をセットして、無線端末B103自身
が任意の時間(例えば1時間)後に再び起動して受信予
約を調べる(S909)ように設定する(S907)。
この後無線端末B103は電源電池の節約のため動作を
休止させることもできる。
【0068】タイマ割り込み(S908)により再び起
動した無線端末B103は初めに受信予約を調べる(S
909)。無線端末B103は前記の手順(S901〜
S903)と同様に受信予約を参照して無線端末A10
1に接続してメール本文を要求する(S909〜S91
0)。
【0069】無線端末A101はメール本文の要求を受
け取る(S910)と、無線端末A101内に格納して
あったメールID=0x0970041Eに対応するメ
ール本文を参照して、現在接続している無線端末B10
3へ送信する(S911)。
【0070】本実施形態において、このメール本文のサ
イズ=0x15E0(=5600)バイトが任意のメー
ル本文送信単位サイズ(例えば1500バイト=0x5
DC)より大きいため、無線端末A101はメール本文
を分割して送信している。本実施形態では図15に示す
ようにメール本文1501(サイズ=5600バイト)
を任意のメール本文送信単位(サイズ=1500バイ
ト)に4分割し、分割した各メール本文(1502〜1
505)にそれぞれ送信のためのパケットヘッダと、分
割したメール本文のチェックサムを付加し(これをパケ
ットと呼ぶ)たものを1回のメール本文送信(S91
1)で送信する。例えば分割したメール本文1(150
2)から順に、分割したメール本文2(1503)、分
割したメール本文3(1504)、分割したメール本文
4(1505)と送っている(S911,S912,S
918,S919)。パケットヘッダには特にアドレス
などの情報は必要としないが、前記メールID、メール
本文の分割数と、該パケットが分割したメール本文の何
番目にあたるかが書き込まれていると無線端末B103
で受信した後のデータ整理に都合がよい。
【0071】ここで無線端末B103の受信品質監視手
段1211は、受信したメール本文パケット1506を
参照し、分割したメール本文1(1502)からチェッ
クサムを計算し、メール本文パケット1506内のチェ
ックサムとを比較して、これらが同一でないときに該メ
ール本文パケットの再送信を無線端末A101へ要求
し、該メール本文パケットを再受信する。
【0072】図9において、本実施形態では分割したメ
ール本文2(1503)を送信(S912)完了した時
点で無線端末A101の回線が本発明の通信以外で利用
されることになっている(S913)。よってこの時、
本発明による通信とこの通信のための接続が中断され
る。前記通信とこの通信のための接続が中断される理由
は、前記無線回線の接続が失敗する理由と同様のことが
考えられる。
【0073】無線端末B103が前記通信とこの通信の
ための接続が中断されたことを知ると、無線端末B10
3は前述の再受信予約手順(S906〜S907)と同
様に再び受信予約を行う(S914〜S915)。ただ
し、ここでは既にメール本文1501の内、分割された
メール本文1および2(1502,1503)を受信完
了しているので、前述の再受信予約手順(S906〜S
907)の受信予約に分割されたメール本文1および2
(1502,1503)を受信完了したことを追記して
おく(S914)。
【0074】タイマの割り込み(S916)によって再
び起動した無線端末B103は、まず受信予約を調べる
(S917)。この結果受信予約が存在し、その内既に
分割されたメール本文1および2(1502,150
3)を受信完了していることを知る。このため無線端末
B103は無線端末A101へ接続し、メール本文15
01の内分割されたメール本文1および2(1502,
1503)を除いた分割したメール本文の送信を要求す
る(S918)。
【0075】無線端末A101はこの要求に応えて、分
割したメール本文3(1504)と分割したメール本文
4(1505)を送信する(S919,S920)。こ
れに合わせて無線端末B103は分割したメール本文3
(1504)と分割したメール本文4(1505)を受
信する(S910,S920)。分割した全てのメール
本文が送信できれば無線端末A101はメール本文受信
プロトコル(S505)を終了する(S922)。
【0076】無線端末B103はメール表示手段120
4を用いて、受信したメール本文(1502〜150
5)を再構成し、1つのメール本文(1501)を表示
する(S921)こともできる。
【0077】以上の一連の処理が完了するとメール本文
受信プロトコル(S505)は終了する(S923)
が、無線端末B103においてタイマ1212をセット
して受信を予約している途中は、他の動作を実行しても
よい。このため例えば、再受信予約(S906)してタ
イマをセットした(S907)後で、タイマ割り込み
(S908)が起きる前に無線端末B103はメールヘ
ッダ受信プロトコル(S504)が動作してもよい。こ
の場合仮にメールサーバ102内に新たなメールヘッダ
が到着していた場合でも、予約情報が1件増えるだけで
あって、メール本文受信プロトコルはタイマ割り込み
(S908)で起動し、受信予約を調べた(S909)
時に増えた分の予約情報を順次処理することによって、
問題なく新規に到着したメールの受信処理も行うことが
できる。
【0078】これまでは本発明の第1の実施形態につい
て説明してきたが、以下に他の実施形態について説明す
る。
【0079】第2の実施形態として、第1の実施形態の
メール本文受信プロトコル(S505)において、無線
端末B103が予約情報を調べるとき(S901,S9
09,S917)に、複数の受信予約情報が存在した場
合、無線端末Bは前記複数の受信予約情報を発信元アド
レス毎に並べ替えることにより、1つの発信元から一度
の回線接続で複数のメール本文を受信することができ、
無線回線接続回数を減らすことができる無線データ転送
システムである。
【0080】第3の実施形態として、第1もしくは第2
の実施形態のメール本文受信プロトコル(S505)に
おいて、無線端末B103が発信元アドレスに示される
無線端末A101に接続する(S903,S910,S
918)とき、受信品質監視手段1211を用いて接続
動作前に、無線端末B103が無線伝送路を利用するた
めに、十分な受信電界強度を得ている(この状況を“通
信圏内にある”ともいう)かどうかを調べた上で、通信
圏内にあれば自動で接続動作を開始する手段を併せ持つ
無線データ転送システムである。
【0081】受信電界強度については、受信した電波レ
ベルの強さを常に監視して、ある一定のしきい値を下回
ったときに十分な受信電界強度がないと判断するが、本
実施形態では受信した電波レベルの測定方法を規定する
ものではなく、従来から知られている技術を用いること
ができる。
【0082】第4の実施形態として、第1乃至は第3の
実施形態のメール本文受信プロトコル(S505)にお
いて、無線端末B103が発信元アドレスに示される無
線端末A101に接続する(S903,S910,S9
18)とき、受信品質監視手段1211を用いて接続動
作前に、無線端末B103が無線伝送路を利用するため
に、十分な無線端末B103の電池残量を蓄えているか
どうかを調べた上で、十分な電池残量があれば自動で接
続動作を開始する手段を併せ持つ無線データ転送システ
ムである。
【0083】電池残量については、常に電源電圧の値を
監視することにより、電源電圧が一定のしきい値を下回
った時に電池残量が十分ではないと判断するが、本実施
形態では電源電圧の測定方法は特に規定するものではな
く、従来から知られている技術を用いることができる。
【0084】第5の実施形態として、第1乃至は第4の
実施形態のメール本文受信プロトコル(S505)にお
いて、無線端末B103がメール本文を受信する(S9
11,S912,S918,S919)とき、受信品質
監視手段1211を用いてメール本文動作中に受信品質
が劣化したことを見つけて、十分な受信品質が得られな
いときに自動で通信とこの通信のための接続を中断し、
直ちに再受信予約(S906,S914)とタイマセッ
ト(S907,S915)を行い、タイマ割り込み発生
(S908,S916)後に自動で接続動作を開始する
手段を併せ持つ無線データ転送システムである。
【0085】ここで受信品質監視手段1211は、受信
したメール本文パケット1506を参照し、分割したメ
ール本文1(1502)からチェックサムを計算し、メ
ール本文パケット1506内のチェックサムと比較し
て、これらが同一でないときに該メール本文パケットの
再送信を無線端末A101へ要求し、該メール本文パケ
ットを再受信するが、例えばこの処理の内チェックサム
が同一でないことが連続して5回発生したときに、受信
品質監視手段1211は前記十分な受信品質が得られな
いと判断するものとする。本実施形態ではチェックサム
の計算法を規定するものではなく、従来から知られてい
る計算法を用いることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、センタ装置はデジタルデータにかかる属性情報のみ
を受け渡すことと、無線電界強度が不安定な時には自動
的にデータ送受信を中断し、自動的に無線電界強度が安
定したときにデータ送受信を再開することにより、デジ
タルデータを受信する利用者にとって不必要なデジタル
データの受信にかかる通信費用を減らすことができ、ま
たシステム全体で占有される無線伝送経路資源を減らす
ことができる。
【0087】本発明によれば、センタ装置はデジタルデ
ータにかかる属性情報のみを受け渡すことにより、セン
タ装置内で占有する記憶資源を減らすことができる。
【0088】また、本発明によれば、無線回線品質の劣
化や利用者の回線要求に応じて自動で通信を中断するこ
とにより、自動で通信を再開し確実にデータ転送を行う
ことができ、また無線端末の電源電池資源を節約するこ
とができる。
【0089】さらに、本発明によれば、デジタルデータ
の送信宛先の無線端末のセンタマシンへの接続状況を監
視し、任意の期間に接続のない無線端末を宛先に指定す
るような場合には、自動的に従来の方式でデータをセン
タマシンに格納することにより、デジタルデータを送信
する無線端末内にデジタルデータが未送信のまま滞留す
ることを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるメール送受信システム
の概念を示す図である。
【図2】本発明の実施形態におけるメール送受信プロト
コルを示す図である。
【図3】従来のメール送受信システムの一例の概念を示
す図である。
【図4】従来例のメール送受信プロトコルを示す図であ
る。
【図5】本発明の実施形態における処理プロトコルの概
要を示す図である。
【図6】本発明の実施形態における処理プロトコルの変
形を示す図である。
【図7】本発明のメールヘッダ送信プロトコルを示す図
である。
【図8】本発明のメールヘッダ受信プロトコルを示す図
である。
【図9】本発明のメール本文受信プロトコルを示す図で
ある。
【図10】本発明の実施形態の無線端末Aの構成図であ
る。
【図11】本発明の実施形態のメールサーバの構成図で
ある。
【図12】本発明の実施形態の無線端末Bの構成図であ
る。
【図13】実施形態におけるヘッダ情報の概念を示す図
である。
【図14】実施形態におけるアクセス状況情報の概念を
示す図である。
【図15】実施形態におけるメール分割の概念を示す図
である。
【符号の説明】
101 無線端末A 102 メールサーバ 103 無線端末B 201 無線端末A 202 メールサーバ 203 無線端末B 1001 情報処理部 1002 バス 1003 入力手段 1004 メール作成手段 1005 記憶手段 1006 メールヘッダ送信手段 1007 メール本文送信手段 1101 情報処理部 1102 バス 1103 メールヘッダ受信手段 1104 メール本文受信手段 1105 メールヘッダ解析手段 1106 記憶手段 1107 メールヘッダ送信手段 1108 メール本文送信手段 1201 情報処理部 1202 バス 1203 入力手段 1204 メール表示手段 1205 メールヘッダ受信手段 1206 メール本文受信手段 1207 メールヘッダ解析手段 1208 記憶手段 1211 受信品質監視手段 1212 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 12/00 H04L 12/54 H04L 12/58

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線伝送路を利用して通信を行う複数の
    端末間で、センタ装置を介してデジタルデータの受け渡
    しを行う方法であって、送信端末を識別する番号と受信
    端末を識別する番号と、前記デジタルデータのサイズ
    と、前記デジタルデータの内容を示す見出しと、前記デ
    ジタルデータを指す番号とを併せ持つ、前記デジタルデ
    ータの属性情報を前もって前記送信端末から前記センタ
    装置へ転送しておき、前記受信端末もしくは前記受信端
    末の利用者が前記属性情報の内容を確認した上で、前記
    デジタルデータのサイズが所定の大きさより大きい時に
    は、前記受信端末が前記送信端末から直接、前記デジタ
    ルデータの転送を受け、前記デジタルデータのサイズが
    所定の大きさに満たない時には、前記デジタルデータを
    前記送信端末から前記センタ装置を介して受信するよう
    に自動的に切り替える無線データ転送方法。
  2. 【請求項2】 無線伝送路を利用して通信を行う複数の
    端末間で、センタ装置を介してデジタルデータの受け渡
    しを行う方法であって、送信端末を識別する番号と受信
    端末を識別する番号と、前記デジタルデータのサイズ
    と、前記デジタルデータの内容を示す見出しと、前記デ
    ジタルデータを指す番号とを併せ持つ、前記デジタルデ
    ータの属性情報を前もって前記送信端末から前記センタ
    装置へ転送しておき、前記受信端末もしくは前記受信端
    末の利用者が前記属性情報の内容を確認した上で、前記
    受信端末が所定の一定期間内に前記センタ装置に接続し
    ていることを検知した時には、前記受信端末が前記送信
    端末から直接、前記デジタルデータの転送を受け、前記
    受信端末が所定の一定期間内に前記センタ装置に接続し
    ていないことを検知した時には、前記デジタルデータを
    前記送信端末から前記センタ装置を介して受信するよう
    に自動的に切り替える無線データ転送方法。
  3. 【請求項3】 前記受信端末では、前記デジタルデータ
    の転送中に無線通信回線が利用できなくなったことを検
    知し、前記デジタルデータの転送を中断して任意の時間
    経過した後に自動的に前記中断以前に転送を終えていな
    いデジタルデータのみの転送を受けることを特徴とする
    請求項1もしくは2記載の無線データ転送方法。
  4. 【請求項4】 前記受信端末では、前記デジタルデータ
    の転送を中断して任意の時間経過した後に無線端末の電
    池残量を検知し、転送処理を行うのに十分な電池残量が
    あることを確認してから前記自動的に前記中断以前に転
    送を終えていないデジタルデータのみの転送を受けるこ
    とを特徴とする請求項1もしくは2記載の無線データ転
    送方法。
  5. 【請求項5】 無線伝送路を利用して通信を行う複数の
    端末間でセンタ装置を介してデジタルデータの受け渡し
    を行うシステムにおいて、センタ装置は、デジタルデー
    タにかかる属性情報のみ受信端末に受け渡す手段と、デ
    ジタルデータのサイズが任意の一定量を下回る場合に
    は、デジタルデータの送信宛先の無線端末のセンタマシ
    ンへの接続状況を監視し、自動的にデータをセンタマシ
    ンに格納する手段と、任意の期間内に接続のない無線端
    末を宛先に指定するような場合には、自動的にデータを
    センタマシンに格納する手段とを有し、受信端末は、無
    線電界強度が不安定な時には自動的にデータ受信を中断
    し、自動的に無線電界強度が安定したときにデータ受信
    を再開する手段と、利用者が他の目的で無線通信回線を
    利用する時には自動的にデータ送受信を中断し、自動的
    に無線電界強度が安定したときにデータ受信を再開する
    手段と、無線端末の電池残量が十分にあることを確認し
    た上でデータ送受信を行う手段とを有することを特徴と
    する無線データ転送システム。
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