JP3328113B2 - 自転車のフロントディレーラ - Google Patents
自転車のフロントディレーラInfo
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- JP3328113B2 JP3328113B2 JP22111495A JP22111495A JP3328113B2 JP 3328113 B2 JP3328113 B2 JP 3328113B2 JP 22111495 A JP22111495 A JP 22111495A JP 22111495 A JP22111495 A JP 22111495A JP 3328113 B2 JP3328113 B2 JP 3328113B2
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- Japan
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- front derailleur
- bracket
- seat tube
- guide plate
- bush
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/131—Front derailleurs
- B62M9/135—Mounting the derailleur on the frame
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
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- B62M9/131—Front derailleurs
- B62M9/134—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1344—Mechanisms for shifting laterally limiting or positioning the movement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車のフロントディ
レーラに関する。本発明は、更に詳しくいうと、スポー
ツ車として普及する自転車のフロントディレーラにおい
てチェーンガイド板の取付位置の変更を可能にする取付
構造を有する自転車のフロントディレーラに関する。
レーラに関する。本発明は、更に詳しくいうと、スポー
ツ車として普及する自転車のフロントディレーラにおい
てチェーンガイド板の取付位置の変更を可能にする取付
構造を有する自転車のフロントディレーラに関する。
【０００２】
【従来の技術】スポーツ用の自転車は、変速機構を備え
ている。変速機構としてフロントディレーラを有する自
転車の普及傾向が見られる。フロントディレーラは、チ
ェーンをかけるダブル、トリプルのギヤ板を選択するた
めの機構、構造である。複数のギヤ板のそれぞれの歯数
は、ユーザーの要望により多様に組合わされ取捨選択さ
れる。このようなユーザーの選択に応えるため、いろい
ろな歯数のギヤ板が用意されている。選択されたギヤ板
に対応して、フロントディレーラのチェーンガイド板の
位置調整が行われる。チェーンガイド板は、フロントデ
ィレーラブラケットを介してシートチューブブラケット
にクランプバンドユニットで取りつけられる。チェーン
ガイド板は、組立時にクランプバンドユニットの位置を
調節することにより最適位置に位置づけられる。
ている。変速機構としてフロントディレーラを有する自
転車の普及傾向が見られる。フロントディレーラは、チ
ェーンをかけるダブル、トリプルのギヤ板を選択するた
めの機構、構造である。複数のギヤ板のそれぞれの歯数
は、ユーザーの要望により多様に組合わされ取捨選択さ
れる。このようなユーザーの選択に応えるため、いろい
ろな歯数のギヤ板が用意されている。選択されたギヤ板
に対応して、フロントディレーラのチェーンガイド板の
位置調整が行われる。チェーンガイド板は、フロントデ
ィレーラブラケットを介してシートチューブブラケット
にクランプバンドユニットで取りつけられる。チェーン
ガイド板は、組立時にクランプバンドユニットの位置を
調節することにより最適位置に位置づけられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フロントディレーラブ
ラケットの種類が多くなると、部品単価が上昇し部品の
保管、配送等の事務管理が煩雑になる。本発明の課題
は、その数を少なくすることである。本発明はこのよう
な技術的背景に基づいてなされたものであり、下記目的
を達成する。
ラケットの種類が多くなると、部品単価が上昇し部品の
保管、配送等の事務管理が煩雑になる。本発明の課題
は、その数を少なくすることである。本発明はこのよう
な技術的背景に基づいてなされたものであり、下記目的
を達成する。
【０００４】本発明の目的は、用意するフロントディレ
ーラブラケットの数を減少させることができる自転車の
フロントディレーラを提供することにある。
ーラブラケットの数を減少させることができる自転車の
フロントディレーラを提供することにある。
【０００５】本発明の他の目的は、フロントディレーラ
のコストを下げることができる自転車のフロントディレ
ーラを提供することにある。
のコストを下げることができる自転車のフロントディレ
ーラを提供することにある。
【０００６】本発明の更に他の目的は、シンプルな構造
により前記目的を達成する自転車のフロントディレーラ
を提供することにある。
により前記目的を達成する自転車のフロントディレーラ
を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自転車のフロントディレーラは、自転車の
フレーム体ハンガー部のクランク軸が通されるボトム部
に固定するための貫通穴が設けられたシートチューブブ
ラケットと、前記シートチューブブラケットに固定され
たフロントディレーラブラケットと、前記フロントディ
レーラブラケットに搭載されたフロントディレーラと、
前記フロントディレーラに設けられ、チェーンを案内す
るためのチェーンガイド板と、前記フロントディレーラ
に設けられ、前記フレーム体ハンガー部のシートチュー
ブに係合するシートチューブサポートとを有し、前記フ
ロントディレーラブラケットは、前記チェーンガイド板
がギヤ板の略半径方向に位置調整可能となるように、前
記シートチューブブラケットに対して位置調整可能に固
定されているものである。そして、前記シートチューブ
ブラケットと前記フロントディレーラブラケットとの取
付部には、前記チェーンガイド板をギヤ板の略半径方向
に位置調整可能とする長穴が互いに平行に２個所に設け
られ、前記長穴に嵌入され偏心穴を備えたブッシュを介
して、前記シートチューブブラケットと前記フロントデ
ィレーラブラケットとが互いに位置決めされる。すなわ
ち、前記ブッシュを前記長穴の長手方向に反転させて嵌
入することにより、前記チェーンガイド板の位置が２位
置に調整可能である。
に、本発明の自転車のフロントディレーラは、自転車の
フレーム体ハンガー部のクランク軸が通されるボトム部
に固定するための貫通穴が設けられたシートチューブブ
ラケットと、前記シートチューブブラケットに固定され
たフロントディレーラブラケットと、前記フロントディ
レーラブラケットに搭載されたフロントディレーラと、
前記フロントディレーラに設けられ、チェーンを案内す
るためのチェーンガイド板と、前記フロントディレーラ
に設けられ、前記フレーム体ハンガー部のシートチュー
ブに係合するシートチューブサポートとを有し、前記フ
ロントディレーラブラケットは、前記チェーンガイド板
がギヤ板の略半径方向に位置調整可能となるように、前
記シートチューブブラケットに対して位置調整可能に固
定されているものである。そして、前記シートチューブ
ブラケットと前記フロントディレーラブラケットとの取
付部には、前記チェーンガイド板をギヤ板の略半径方向
に位置調整可能とする長穴が互いに平行に２個所に設け
られ、前記長穴に嵌入され偏心穴を備えたブッシュを介
して、前記シートチューブブラケットと前記フロントデ
ィレーラブラケットとが互いに位置決めされる。すなわ
ち、前記ブッシュを前記長穴の長手方向に反転させて嵌
入することにより、前記チェーンガイド板の位置が２位
置に調整可能である。
【０００８】また、上記の自転車のフロントディレーラ
において、前記ブッシュは、厚み方向に対してその形状
がほぼ一定のものであることが好ましい。
において、前記ブッシュは、厚み方向に対してその形状
がほぼ一定のものであることが好ましい。
【０００９】
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【００１４】
【００１５】
【００１６】
【００１７】
【００１８】
【００１９】
【００２０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態１につ
いて説明する。図１は、本発明の実施の形態１を示す正
面図である。当該フロントディレーラ１を設けるために
自転車のフレーム体ハンガー部（図示せず）にシートチ
ューブブラケット２が固定されている。シートチューブ
ブラケット２は、特に、自転車のフレーム体ハンガー部
のうちクランク軸が通され水平方向に延びる部分（ボト
ム部）に同軸にナット（図示せず）により固定されてい
る。クランク軸の軸心線を図中にＬで示している。シー
トチューブブラケット２は、フレーム体ハンガー部が貫
通する貫通穴３を有している。
いて説明する。図１は、本発明の実施の形態１を示す正
面図である。当該フロントディレーラ１を設けるために
自転車のフレーム体ハンガー部（図示せず）にシートチ
ューブブラケット２が固定されている。シートチューブ
ブラケット２は、特に、自転車のフレーム体ハンガー部
のうちクランク軸が通され水平方向に延びる部分（ボト
ム部）に同軸にナット（図示せず）により固定されてい
る。クランク軸の軸心線を図中にＬで示している。シー
トチューブブラケット２は、フレーム体ハンガー部が貫
通する貫通穴３を有している。
【００２１】シートチューブブラケット２は、軸部４と
軸部４に一体に概ね半径方向に延びる半径方向延長部５
とから形成されている。半径方向延長部５の外側端部に
フロントディレーラブラケット６が取りつけられてい
る。シートチューブブラケット２の半径方向延長部５と
フロントディレーラブラケット６との取付・位置関係
が、図２に示されている。図２は、図１の背面側から斜
め方向に見た斜軸投影図である。フロントディレーラブ
ラケット６に長穴７が開けられている。長穴７の長軸方
向は概ね半径方向Ｒ（後述するギヤ板の半径方向）であ
る。長穴７にちょうど嵌まり込むブッシュ８が用いられ
る。ブッシュ８は、長穴７に対して着脱自在である。
軸部４に一体に概ね半径方向に延びる半径方向延長部５
とから形成されている。半径方向延長部５の外側端部に
フロントディレーラブラケット６が取りつけられてい
る。シートチューブブラケット２の半径方向延長部５と
フロントディレーラブラケット６との取付・位置関係
が、図２に示されている。図２は、図１の背面側から斜
め方向に見た斜軸投影図である。フロントディレーラブ
ラケット６に長穴７が開けられている。長穴７の長軸方
向は概ね半径方向Ｒ（後述するギヤ板の半径方向）であ
る。長穴７にちょうど嵌まり込むブッシュ８が用いられ
る。ブッシュ８は、長穴７に対して着脱自在である。
【００２２】このような長穴７，７が、図１に点線で示
すように、フロントディレーラブラケット６の２位置に
設けられている。両長穴７，７は、平行である。両長穴
７，７は、互いに同形であればブッシュ８を両用できて
好都合である。ブッシュ８に、単一のボルト通し穴９が
開けられている。通し穴９の方向は、長穴７の長軸方向
に直交している。通し穴９は、ブッシュ８の長軸方向に
中心から偏った位置でブッシュ８に開けられている。長
穴７に嵌められたブッシュ８の通し穴９の穴方向に、ね
じ穴１１，１１がシートチューブブラケット２に設けら
れている。
すように、フロントディレーラブラケット６の２位置に
設けられている。両長穴７，７は、平行である。両長穴
７，７は、互いに同形であればブッシュ８を両用できて
好都合である。ブッシュ８に、単一のボルト通し穴９が
開けられている。通し穴９の方向は、長穴７の長軸方向
に直交している。通し穴９は、ブッシュ８の長軸方向に
中心から偏った位置でブッシュ８に開けられている。長
穴７に嵌められたブッシュ８の通し穴９の穴方向に、ね
じ穴１１，１１がシートチューブブラケット２に設けら
れている。
【００２３】ねじ穴１１，１１は、２位置の長穴７，７
に対応してそれぞれに単一である。ボルト１２が、長穴
７に嵌められた通し穴９に通され、ねじ穴１１にねじ込
まれる。ブッシュ８を半径方向Ｒに１８０度逆転させて
長穴７にはめ込むことにより、通し穴９は、上下２位置
即ち半径方向外側位置及び半径方向内側位置の２位置間
で移動することができる。
に対応してそれぞれに単一である。ボルト１２が、長穴
７に嵌められた通し穴９に通され、ねじ穴１１にねじ込
まれる。ブッシュ８を半径方向Ｒに１８０度逆転させて
長穴７にはめ込むことにより、通し穴９は、上下２位置
即ち半径方向外側位置及び半径方向内側位置の２位置間
で移動することができる。
【００２４】フロントディレーラブラケット６には一体
又は同体に、リンク支持台１３が設けられている。図３
に示すように、リンク支持台１３は、基台１４と基台１
４の片側で折り曲げられ立ち上がる側壁１５から形成さ
れている。側壁１５に第１軸１６が基台１４の法線方向
に取りつけられている。第１軸１６に巻バネ１７が嵌め
こまれ、巻バネ１７の一端は側壁１５に結合している。
第１軸１６の他端に鍔１８が固定されている。
又は同体に、リンク支持台１３が設けられている。図３
に示すように、リンク支持台１３は、基台１４と基台１
４の片側で折り曲げられ立ち上がる側壁１５から形成さ
れている。側壁１５に第１軸１６が基台１４の法線方向
に取りつけられている。第１軸１６に巻バネ１７が嵌め
こまれ、巻バネ１７の一端は側壁１５に結合している。
第１軸１６の他端に鍔１８が固定されている。
【００２５】鍔１８と巻バネ１７の端面との間に第１リ
ンク１９が介設されている。第１リンク１９は、端部を
形成するリング部２１とリング部２１に一体に形成され
第１軸１６に平行に側壁１５の方に延びる板状部２２と
板状部２２の端部で一体に折り曲げられた第２軸取付部
２３とから形成されている。第２軸取付部２３に第２軸
２４が取りつけられている。第２軸２４に回転自在に第
２リンク２５が取りつけられている。
ンク１９が介設されている。第１リンク１９は、端部を
形成するリング部２１とリング部２１に一体に形成され
第１軸１６に平行に側壁１５の方に延びる板状部２２と
板状部２２の端部で一体に折り曲げられた第２軸取付部
２３とから形成されている。第２軸取付部２３に第２軸
２４が取りつけられている。第２軸２４に回転自在に第
２リンク２５が取りつけられている。
【００２６】第２リンク２５に第３軸２６が取りつけら
れている。第３軸２６に回転自在に第３リンク２７の一
端部が取りつけられている。側壁１５に第３軸２６と平
行に第４軸２８が取りつけられている。第３リンク２７
の他端部は第４軸２８に固定されている。側壁１５が第
１リンクを構成している。側壁１５、第１リンク１９、
第２リンク２５、第３リンク２７の４つのリンクと第１
軸１６、第２軸２４、第３軸２６、第４軸２８の４つの
軸とで概ね平行四辺形を形成する４節リンク機構を構成
している。
れている。第３軸２６に回転自在に第３リンク２７の一
端部が取りつけられている。側壁１５に第３軸２６と平
行に第４軸２８が取りつけられている。第３リンク２７
の他端部は第４軸２８に固定されている。側壁１５が第
１リンクを構成している。側壁１５、第１リンク１９、
第２リンク２５、第３リンク２７の４つのリンクと第１
軸１６、第２軸２４、第３軸２６、第４軸２８の４つの
軸とで概ね平行四辺形を形成する４節リンク機構を構成
している。
【００２７】第４軸２８の他端部は、基台１４の一端部
から立ち上がる即ち側壁１５に回転自在に支持されてい
る。第２リンク２５には第２リンク２５と一体に連続し
て延長された延長部３５が設けられている。延長部３５
と一体にチェーンガイド板３６が設けられている。
から立ち上がる即ち側壁１５に回転自在に支持されてい
る。第２リンク２５には第２リンク２５と一体に連続し
て延長された延長部３５が設けられている。延長部３５
と一体にチェーンガイド板３６が設けられている。
【００２８】チェーンガイド板３６は、概ね長方形状の
箱であるが、底面及び上面は開放されている。チェーン
ガイド板３６は、左右両側の左案内板３７と右案内板３
８と前後側の前板３９と後板４１とから構成されてい
る。前板３９と後板４１とは、概ね平行である。リンク
支持台１３にシートチューブサポート４２が固定されて
いる。シートチューブサポート４２は、前記フレーム体
ハンガー部のシートチューブに嵌め込まれる半円リング
部４４を有している。
箱であるが、底面及び上面は開放されている。チェーン
ガイド板３６は、左右両側の左案内板３７と右案内板３
８と前後側の前板３９と後板４１とから構成されてい
る。前板３９と後板４１とは、概ね平行である。リンク
支持台１３にシートチューブサポート４２が固定されて
いる。シートチューブサポート４２は、前記フレーム体
ハンガー部のシートチューブに嵌め込まれる半円リング
部４４を有している。
【００２９】フロントディレーラ１は、シートチューブ
ブラケット２がフレーム体ハンガー部に固定されるが、
半円リング部４４によってもフレーム体のシートチュー
ブ（図示せず）にサポートされる。第１リンク１９に
は、ワイヤの一端を固着するためのケーブル固着部が設
けられている。
ブラケット２がフレーム体ハンガー部に固定されるが、
半円リング部４４によってもフレーム体のシートチュー
ブ（図示せず）にサポートされる。第１リンク１９に
は、ワイヤの一端を固着するためのケーブル固着部が設
けられている。
【００３０】次に、実施形態１の動作・作用を説明す
る。図１に示すように、チェーン５１が、左案内板３７
と右案内板３８と前板３９と後板４１とで囲まれる中の
空間に通されている。チェーン５１は、最大径のギヤ板
５２か中間径のギヤ板５３か最小径のギヤ板５４のいづ
れかに係合している。変速操作によりワイヤが引かれる
と、第１リンク１９が巻バネ１７の付勢力に抗して回転
し、前記した４節リンク機構の周知作用により、第１リ
ンク１９に一体に結合しているチェーンガイド板３６が
軸方向（ギヤ軸方向、図１で紙面に垂直方向）に移動す
る。
る。図１に示すように、チェーン５１が、左案内板３７
と右案内板３８と前板３９と後板４１とで囲まれる中の
空間に通されている。チェーン５１は、最大径のギヤ板
５２か中間径のギヤ板５３か最小径のギヤ板５４のいづ
れかに係合している。変速操作によりワイヤが引かれる
と、第１リンク１９が巻バネ１７の付勢力に抗して回転
し、前記した４節リンク機構の周知作用により、第１リ
ンク１９に一体に結合しているチェーンガイド板３６が
軸方向（ギヤ軸方向、図１で紙面に垂直方向）に移動す
る。
【００３１】このチェーンガイド板３６の軸方向の移動
に案内されて移動するチェーン５１は、ギヤ周面に構成
されている周知の乗換構造により、係合するギヤ板を選
択することができる。チェーン５１を案内するチェーン
ガイド板３６の部位即ち接触部位が適切な位置になるよ
うに、チェーンガイド板３６のシートチューブブラケッ
ト２に対する位置即ち軸心線Ｌのまわりの回転位置及び
半径位置（即ち極座標位置）が設計され定められてい
る。
に案内されて移動するチェーン５１は、ギヤ周面に構成
されている周知の乗換構造により、係合するギヤ板を選
択することができる。チェーン５１を案内するチェーン
ガイド板３６の部位即ち接触部位が適切な位置になるよ
うに、チェーンガイド板３６のシートチューブブラケッ
ト２に対する位置即ち軸心線Ｌのまわりの回転位置及び
半径位置（即ち極座標位置）が設計され定められてい
る。
【００３２】歯数に比例する直径長さのギヤ板は、３つ
のギヤ板のうちで同じ最大径のものであっても、車種、
ユーザーの好みにより、歯数が異なる。最大径のギヤ板
は、歯数が異なる何種類かが用意されている。図示の最
大径のギヤ板５２が、これより小さい半径の最大径のギ
ヤ板５５に取り替える場合、あるいは初めからこのギヤ
板５５を取り付ける場合は、チェーンガイド板３６を半
径方向即ちこの場合は中心方向に移動させる必要があ
る。
のギヤ板のうちで同じ最大径のものであっても、車種、
ユーザーの好みにより、歯数が異なる。最大径のギヤ板
は、歯数が異なる何種類かが用意されている。図示の最
大径のギヤ板５２が、これより小さい半径の最大径のギ
ヤ板５５に取り替える場合、あるいは初めからこのギヤ
板５５を取り付ける場合は、チェーンガイド板３６を半
径方向即ちこの場合は中心方向に移動させる必要があ
る。
【００３３】図２により説明すると、ボルト１２を緩め
シートチューブブラケット２から抜き出してブッシュ８
をフロントディレーラブラケット６から取り出す。取り
出したブッシュ８を半径方向Ｒ即ち長穴７の長軸方向に
１８０度逆転させて再度長穴７に嵌めこみ、ボルト１２
をねじ穴１１にねじ込み、フロントディレーラブラケッ
ト６を再度シートチューブブラケット２に固定する。ボ
ルト１２の半径方向位置即ちねじ穴１１の半径方向位置
及び軸心線Ｌのまわりの回転位置は変わらないが、フロ
ントディレーラブラケット６の半径方向位置が変わる。
このような半径方向位置の半径差は、長穴７の中心と通
し穴９の中心との位置を距離ａとすると、２ａである。
シートチューブブラケット２から抜き出してブッシュ８
をフロントディレーラブラケット６から取り出す。取り
出したブッシュ８を半径方向Ｒ即ち長穴７の長軸方向に
１８０度逆転させて再度長穴７に嵌めこみ、ボルト１２
をねじ穴１１にねじ込み、フロントディレーラブラケッ
ト６を再度シートチューブブラケット２に固定する。ボ
ルト１２の半径方向位置即ちねじ穴１１の半径方向位置
及び軸心線Ｌのまわりの回転位置は変わらないが、フロ
ントディレーラブラケット６の半径方向位置が変わる。
このような半径方向位置の半径差は、長穴７の中心と通
し穴９の中心との位置を距離ａとすると、２ａである。
【００３４】図４に示すブッシュ８ａのボルト通し穴９
ａの偏心距離は小さいのでこのような距離差は小さい。
単一のボルト通し穴を有する１種類のブッシュにより２
種類のギヤ板に対応できる。それぞれに単一のボルト通
し穴を有する２種類のブッシュにより４種類のギヤ板に
対応できる。このようなブッシュを用いることにより、
ねじ穴１１を各部位で単一にすることができる。このよ
うなブッシュを用いると、シートチューブブラケット２
とフロントディレーラブラケット６の固定性がよい。
ａの偏心距離は小さいのでこのような距離差は小さい。
単一のボルト通し穴を有する１種類のブッシュにより２
種類のギヤ板に対応できる。それぞれに単一のボルト通
し穴を有する２種類のブッシュにより４種類のギヤ板に
対応できる。このようなブッシュを用いることにより、
ねじ穴１１を各部位で単一にすることができる。このよ
うなブッシュを用いると、シートチューブブラケット２
とフロントディレーラブラケット６の固定性がよい。
【００３５】ブッシュを用いないでボルト１２を長穴７
に通して固定する場合は、シートチューブブラケット２
とフロントディレーラブラケット６の固定性が前記固定
性に比べて劣るが、ブッシュは必ずしも用いる必要はな
い。単一のボルト通し穴を有するブッシュを用いる場合
は、チェーンガイド板３６をディジタル（不連続）に半
径方向に移動させることができる。ブッシュを用いない
場合は、チェーンガイド板３６をアナログ（連続）に半
径方向に移動させることができる。
に通して固定する場合は、シートチューブブラケット２
とフロントディレーラブラケット６の固定性が前記固定
性に比べて劣るが、ブッシュは必ずしも用いる必要はな
い。単一のボルト通し穴を有するブッシュを用いる場合
は、チェーンガイド板３６をディジタル（不連続）に半
径方向に移動させることができる。ブッシュを用いない
場合は、チェーンガイド板３６をアナログ（連続）に半
径方向に移動させることができる。
【００３６】各変速位置のチェーン５１がチェーンガイ
ド板３６に当たるチェーンガイド板３６の接触部位Ａ
（図中に点線で示す円内の領域）は、図１に最大径ギヤ
板５２について示されるように、概ねギヤの円周線上に
一致している。接触部位も半径方向に移動し、接触部位
Ａがチェーンガイド板３６上で移動することはなく、接
触部位Ａは概ね不変領域である。ギヤ板５３に関しても
接触部位Ｂは、同様に概ね不変に維持される。ギヤ板５
４に関しても接触部位Ｃは、概ね不変に維持される。
ド板３６に当たるチェーンガイド板３６の接触部位Ａ
（図中に点線で示す円内の領域）は、図１に最大径ギヤ
板５２について示されるように、概ねギヤの円周線上に
一致している。接触部位も半径方向に移動し、接触部位
Ａがチェーンガイド板３６上で移動することはなく、接
触部位Ａは概ね不変領域である。ギヤ板５３に関しても
接触部位Ｂは、同様に概ね不変に維持される。ギヤ板５
４に関しても接触部位Ｃは、概ね不変に維持される。
【００３７】長穴７の長軸方向へのフロントディレーラ
ブラケット６の移動により接触部位Ａ、Ｂ、Ｃは、概ね
半径方向に移動する。このような３つの半径方向の移動
の方向性をできるだけ平均化するためには、接触部位Ａ
と接触部位Ｃの中間の部位である接触部位Ｂと軸心線Ｌ
上の中心点とを結ぶ方向を長穴７の長軸方向にすればよ
い。このような長軸方向、半径方向の関係は、概ねでよ
く厳密である必要はない。チェーンの撓みが変速動作時
の各種の抵抗を緩和するからである。
ブラケット６の移動により接触部位Ａ、Ｂ、Ｃは、概ね
半径方向に移動する。このような３つの半径方向の移動
の方向性をできるだけ平均化するためには、接触部位Ａ
と接触部位Ｃの中間の部位である接触部位Ｂと軸心線Ｌ
上の中心点とを結ぶ方向を長穴７の長軸方向にすればよ
い。このような長軸方向、半径方向の関係は、概ねでよ
く厳密である必要はない。チェーンの撓みが変速動作時
の各種の抵抗を緩和するからである。
【００３８】前記移動幅即ち前記実施の形態における距
離２ａは、ギヤ板の最大歯数位置から１歯単位の飛びで
調節可能にすることができ、ギヤ板の最大歯数位置から
２歯以上の単位でも調節可能にすることができる。チェ
ーンガイド板の移動は、ディジタル的にかつ複数位置に
調節可能である。チェーンガイド板の移動は、ディジタ
ル的にかつ複数位置にブッシュを用いて調節可能であ
る。ブッシュを用いないで、アナログ的に任意の位置に
調節可能である。ブッシュは、３以上の複数の多段位置
を選択できる。長穴の方向はチェーンガイド板がギヤ板
の外周に沿って、かつ、略半径方向に移動する方向に形
成されている。
離２ａは、ギヤ板の最大歯数位置から１歯単位の飛びで
調節可能にすることができ、ギヤ板の最大歯数位置から
２歯以上の単位でも調節可能にすることができる。チェ
ーンガイド板の移動は、ディジタル的にかつ複数位置に
調節可能である。チェーンガイド板の移動は、ディジタ
ル的にかつ複数位置にブッシュを用いて調節可能であ
る。ブッシュを用いないで、アナログ的に任意の位置に
調節可能である。ブッシュは、３以上の複数の多段位置
を選択できる。長穴の方向はチェーンガイド板がギヤ板
の外周に沿って、かつ、略半径方向に移動する方向に形
成されている。
【００３９】
【発明の効果】本発明の自転車のフロントディレーラ
は、用意する部品の数、種類を少なくすることにより、
スポーツ車の普及を促進することができる。
は、用意する部品の数、種類を少なくすることにより、
スポーツ車の普及を促進することができる。
【図１】図１は、本発明の自転車のフロントディレーラ
の実施の形態を示す正面図である。
の実施の形態を示す正面図である。
【図２】図２は、図１の背面側から見た自転車のフロン
トディレーラの一部の斜軸投影図である。
トディレーラの一部の斜軸投影図である。
【図３】図３は、実施の形態１の立体図である。
【図４】図４は、本発明の自転車のフロントディレーラ
の他の実施形態の一部を示す図２と同様の斜軸投影図で
ある。
の他の実施形態の一部を示す図２と同様の斜軸投影図で
ある。
１…フロントディレーラ ２…シートチューブブラケット ６…フロントディレーラブラケット ７…長穴 ８…ブッシュ ９…通し穴 １１…ねじ穴 １２…ボルト １３…リンク支持台 ３６…チェーンガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B62M 9/12
Claims (2)
- 【請求項１】自転車のフレーム体ハンガー部のクランク
軸が通されるボトム部に固定するための貫通穴（３）が
設けられたシートチューブブラケット（２）と、 前記シートチューブブラケット（２）に固定されたフロ
ントディレーラブラケット（６）と、 前記フロントディレーラブラケット（６）に搭載された
フロントディレーラ（１）と、 前記フロントディレーラ（１）に設けられ、チェーンを
案内するためのチェーンガイド板（３６）と、 前記フロントディレーラ（１）に設けられ、前記フレー
ム体ハンガー部のシートチューブに係合するシートチュ
ーブサポート（４２）とを有し、 前記フロントディレーラブラケット（６）は、前記チェ
ーンガイド板（３６）がギヤ板の略半径方向に位置調整
可能となるように、前記シートチューブブラケット
（２）に対して位置調整可能に固定されているものであ
り、 前記シートチューブブラケット（２）と前記フロントデ
ィレーラブラケット（６）との取付部には、前記チェー
ンガイド板（３６）をギヤ板の略半径方向に位置調整可
能とする長穴（７）が互いに平行に２個所に設けられ、
前記長穴（７）に嵌入され偏心穴を備えたブッシュ
（８）を介して、前記シートチューブブラケット（２）
と前記フロントディレーラブラケット（６）とが互いに
位置決めされているものであり、 前記ブッシュ（８）を前記長穴（７）の長手方向に反転
させて嵌入することにより、前記チェーンガイド板（３
６）の位置が２位置に調整可能である 自転車のフロント
ディレーラ。 - 【請求項２】請求項１に記載した自転車のフロントディ
レーラであって、前記ブッシュ（８）は、厚み方向に対してその形状がほ
ぼ一定の ものである自転車のフロントディレーラ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22111495A JP3328113B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 自転車のフロントディレーラ |
| TW084110597A TW305811B (ja) | 1995-08-07 | 1995-10-09 | |
| EP96305786A EP0757952B1 (en) | 1995-08-07 | 1996-08-06 | Front derailleur for a bicycle |
| DE69607083T DE69607083T2 (de) | 1995-08-07 | 1996-08-06 | Vorderer Umwerfer für ein Fahrrad |
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| JP22111495A JP3328113B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 自転車のフロントディレーラ |
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| Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=16761706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| US6277044B1 (en) * | 1998-05-20 | 2001-08-21 | Shimano, Inc. | Front derailleur with protective plate and connecting band |
| US7025698B2 (en) * | 2000-01-20 | 2006-04-11 | Christopher Alan Wickliffe | Front derailleur with annular chain guide, bicycle and method of operation |
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| US6612950B2 (en) * | 2001-10-31 | 2003-09-02 | Shimano Inc. | Front derailleur mounting arrangement |
| US7066856B1 (en) | 2002-09-06 | 2006-06-27 | Rogers James K | Chain ring protector |
| JP2005186764A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Shimano Inc | 自転車用フロントディレイラ |
| US7331890B2 (en) * | 2004-02-26 | 2008-02-19 | Shimano Inc. | Motorized front derailleur mounting member |
| EP1571076A1 (en) * | 2004-03-05 | 2005-09-07 | Campagnolo S.R.L. | Device for the attachment of a derailleur to a bicycle and derailleur comprising such an attachment device |
| US20060068955A1 (en) * | 2004-09-28 | 2006-03-30 | Shimano Inc. | Front derailleur mounting arrangement |
| DE102005022381A1 (de) * | 2005-05-14 | 2006-11-16 | Sram Deutschland Gmbh | Kettenumwerfer mit variabler Befestigung |
| US7963871B2 (en) * | 2005-11-28 | 2011-06-21 | Shimano Singapore Pte., Ltd. | Bicycle front derailleur with angle adjustment |
| US8979685B2 (en) * | 2006-04-07 | 2015-03-17 | The Hive Global, Inc. | Impact protector mounting |
| US7651424B2 (en) * | 2006-07-25 | 2010-01-26 | Shimano Inc. | Bicycle front derailleur |
| US8235849B2 (en) | 2007-08-29 | 2012-08-07 | Eko Sport, Inc. | Combined chain ring protector and chain guide |
| US20090220319A1 (en) * | 2008-02-28 | 2009-09-03 | David Weagle | Captive fasteners for bicycle chainguides |
| US10207772B2 (en) | 2011-01-28 | 2019-02-19 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
| US9033833B2 (en) | 2011-01-28 | 2015-05-19 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
| US9327792B2 (en) | 2011-01-28 | 2016-05-03 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
| US9327786B2 (en) | 2012-08-17 | 2016-05-03 | Eko Sport, Inc. | Chain guard with unitary bracket extension |
| US8864611B2 (en) | 2012-12-05 | 2014-10-21 | Shimano Inc. | Front derailleur |
| US8888620B2 (en) | 2012-12-05 | 2014-11-18 | Shimano Inc. | Front derailleur |
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| US8770608B1 (en) | 2013-02-14 | 2014-07-08 | Specialized Bicycle Components, Inc. | Bicycle front derailleur mount |
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| US10562588B2 (en) | 2015-09-01 | 2020-02-18 | The Hive Global, Inc | Bicycle cassette with locking connection |
| US10086905B2 (en) * | 2016-03-22 | 2018-10-02 | Shimano Inc. | Bicycle front derailleur with mounting bracket |
| WO2017165226A1 (en) | 2016-03-24 | 2017-09-28 | The Hive Global, Inc. | Bicycle crank with spindle attachment structure |
| US10407128B2 (en) * | 2016-09-30 | 2019-09-10 | Shimano Inc. | Bicycle derailleur |
| JP2018154184A (ja) * | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 株式会社シマノ | 自転車用フロントディレーラ |
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|---|---|---|---|---|
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| FR2602735B1 (fr) * | 1986-08-05 | 1990-12-21 | Maillard Maurice Ets | Couronne de roue libre a plusieurs vitesses pour bicyclette |
| US4832667A (en) * | 1987-08-06 | 1989-05-23 | Wren Nicholas D | Front chain wheel chain guide |
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-
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-
1997
- 1997-08-19 US US08/914,550 patent/US5846148A/en not_active Expired - Lifetime
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