JP3313461B2 - 計量器用無線送受信装置 - Google Patents

計量器用無線送受信装置

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JP3313461B2 JP16323193A JP16323193A JP3313461B2 JP 3313461 B2 JP3313461 B2 JP 3313461B2 JP 16323193 A JP16323193 A JP 16323193A JP 16323193 A JP16323193 A JP 16323193A JP 3313461 B2 JP3313461 B2 JP 3313461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータや水道メー
タ等の計量器を無線により遠隔検針するため、その計量
器に接続又は内蔵して使用される無線送受信装置、特に
マイクロコンピュータを備えた計量器用無線送受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような計量器用無線送受信装置で
は、他のものと区別するため、設置後の初期設定時に、
計量器毎に自己のIDコードを設定してマイクロコンピ
ュータに記憶していた。そして、無線検針器から送信要
求があったとき、それと共に送られてきたIDコードが
自己のIDコードと一致するか否か確認し、一致したと
き、接続されている計量器の計量結果を送受信回路から
送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
集合住宅のように、多数の計量器が近距離に配置されて
いるようなところで、複数の無線送受信装置を同時に設
置すると、それらの全てが同時にIDコード設定可能状
態になるため、無線検針器により無線で設定を行おうと
すると、それらに同一のIDコードが設定されてしまう
問題があった。
【0004】また、このような問題を回避するため、無
線送受信装置に設けられたスイッチがオンになったと
き、送受信回路を一定時間だけ作動させ、この間だけ無
線検針器により無線でIDコードの設定を可能とした方
式が提案されている。しかし、この方式でも、送受信回
路の作動時間が長いと、万一、設定手順を誤り、複数の
計量器のスイッチをオンさせた後に、無線で設定を行っ
た場合、それら全てに同一のIDコードが設定されてし
まい、前述の問題解決とはならない。反対に、送受信回
路の作動時間が短すぎると、設定操作を急いで行わなけ
ればならず、不便であった。
【0005】そこで、本発明は、上述のような無線送受
信装置において、同時に複数のものを設置したとして
も、それらに同時にIDコードが設定されることがない
ようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロコン
ピュータ、該マイクロコンピュータに接続されたID設
定用のスイッチ、及び同マイクロコンピュータに接続さ
れた送受信回路を備え、スイッチがオンになったとき送
受信回路を受信モードとして無線検針器により無線でI
Dコードの設定を可能とし、IDコード設定後に送受信
回路により、自己のIDコードと一致するIDコードと
共に送信要求を受信したとき、計量器の計量結果を同送
受信回路から無線にて送信する計量器用無線送受信装置
において、スイッチをオンさせて送受信回路を受信モー
ドとする1個のスイッチ作動部材を係合可能とするスイ
ッチ制限手段を設ける。このスイッチ制限手段として
は、例えば1個のスイッチ作動部材のみ挿入可能な穴部
で良い。
【0007】
【作用】このようなスイッチ制限手段を各無線送受信装
置に設けると、ID設定用スイッチをオンさせるスイッ
チ作動部材は、複数の無線送受信装置が同時に設置され
たとしても、一度に1台の無線送受信装置のID設定用
スイッチにしかオンさせることができない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は、本発明による無線送受信装置10の構成
と、そのガスメータ11への接続状態を示す。この無線
送受信装置10は、マイクロコンピュータ12、送受信
回路13、電池14、電源制御回路15、アンテナ16
及びID設定用リードスイッチ17を備え、マイクロコ
ンピュータ12をガスメータ11のテレメータ端子に接
続して使用される。
【0009】無線送受信装置10内では、マイクロコン
ピュータ12の制御信号に応じて電源制御回路15で電
池14による電源電圧を送受信回路13へ供給し、該送
受信回路13の動作時間を制御する。例えば、受信時に
は、マイクロコンピュータ12内のタイマにより2秒お
きに20ミリ秒ずつ間欠的に電源電圧を供給し、送受信
回路13を動作させる。これにより、送受信回路13
は、アンテナ16で受信した信号を復調してマイクロコ
ンピュータ12へ入力したり、反対にマイクロコンピュ
ータ12からの信号を変調してアンテナ16へ出力す
る。
【0010】図1は、無線送受信装置10の一部断面図
である。無線送受信装置10のケース10aの前面に
は、スイッチ制限手段としてID設定用穴部18が設け
られている。この穴部18は、別に用意されている設定
棒19を1個しか挿入できない所定の大きさ及び深さと
なっている。上記リードスイッチ17は、この穴部18
の盲端の裏側に鉄板21を挟んで設置されている。ま
た、設定棒19の先端部20内には磁石が入っており、
該設定棒19を穴部18内に差し込んでいくと、その磁
石と鉄板21との間に吸引力が働いて設定棒19が穴部
18の盲端まで挿入される。すると、リードスイッチ1
7が鉄板21を通る磁力線によってオンにされる。
【0011】上述したような構成の無線送受信装置10
にIDコードを設定するときは、上記のように設定棒1
9を穴部18に挿入してリードスイッチ17をオンにす
る。これがオンになったことをマイクロコンピュータ1
2が検知すると、該マイクロコンピュータ12は、電源
制御回路15を制御して送受信回路13へ電源電圧を供
給させ、該送受信回路13を受信モードとする。
【0012】そこで、図示しない無線検針器においてI
Dコードを入力すると、その入力したIDコードが電文
として無線により送信される。これをアンテナ16を介
して送受信回路13が受信すると、マイクロコンピュー
タ12はその受信したIDコードを記憶する。この後、
マイクロコンピュータ12は、送受信回路13を送信モ
ードに切り換え、記憶したIDコードを無線検針器へ返
信する。これを受信した無線検針器は、送信したIDコ
ードと照合し、一致していればID設定完了の表示を
し、一致しないときはエラー表示をする。設定エラーの
ときは再び設定操作を行うか、自動的に再度IDコード
の電文を送信する。
【0013】ID設定完了後、穴部18から設定棒19
を引き抜くと、リードスイッチ17がオフになる。これ
をマイクロコンピュータ12が検知すると、該マイクロ
コンピュータ12は、電源制御回路15を制御して送受
信回路13へ電源電圧を供給させ、該送受信回路13を
再び受信モードとする。
【0014】他のガスメータの無線送受信装置10にI
D設定するときは、それについて上記と同様の操作を行
う。なお、リードスイッチ17の位置は、外部磁界の影
響を受けなければ、穴部18の側面の裏側でも良い。
【0015】また、リードスッチ17に代えて図3のよ
うにプッシュスイッチ22を用いても良い。この場合、
設定棒19に磁石は不要であるが、設定棒19を穴部1
8に挿入したときに、プッシュスイッチ22を押した状
態で設定棒19を固定できるように、例えば穴部18の
開口部に突起23、また設定棒19の外面にこの突起2
3と嵌合する溝24を設ける。そして、これらが嵌合す
るところまで設定棒19を挿入すると、該設定棒19の
先端でプッシュスイッチ22が押されてオンとなり、そ
の状態が保持されるようにする。
【0016】図1又は図3の構造により無線送受信装置
10にID設定したガスメータ11の検針を行うとき
は、無線検針器を操作して無線によりIDコードと共に
送信要求を送信する。すると、無線送受信装置10は、
そのIDコードと送信要求とをアンテナ16を通じて送
受信回路13で受信し、マイクロコンピュータ12に入
力する。該マイクロコンピュータ12は、受信されたI
Dコードが自己のIDコードと一致するか否か判断し、
一致していればガスメータ11の計量結果を送受信回路
13によりアンテナ16から無線で送信する。これによ
り、ガスメータ11の計量結果を無線検針器に表示でき
る。
【0017】なお、IDコードを変更するときは、無線
検針器を操作して現在のIDコードと新しいIDコード
を入力すれば、ID設定電文が送信され、これを受信し
た無線送受信装置10のマイクロコンピュータ12に
は、前のIDコードに代わって新たなIDコードが記憶
される。このときは、IDは既に設定済みであるため、
他のガスメータを誤設定する恐れはないので、設定棒1
9を使う必要はない。
【0018】上述した図1及び図3のいずれの構造にお
いても、ID設定は無線送受信装置10のスイッチをオ
ンさせて行い、設定後はこれをオフにするが、このスイ
ッチは、設定棒19が穴部18に差し込まれているとき
しかオンにならないので、1台ずつIDを設定するしか
なく、複数のメータに無線送受信装置が同時に設置され
た場合にも、同じIDを誤設定してしまうことはない。
【0019】次に、図4は図1の構造にLED(発光ダ
イオード)25を加え、該LED25によりID設定表
示及び受信モード表示を行うようにしたものである。こ
のLED25は、例えばケース10aの前面の凹部26
内に設置する。
【0020】図4のような構造にした場合の動作につい
て説明する。IDコードの初期設定において、設定棒1
9を穴部18に挿入してリードスイッチ17をオンにす
ると、図1の場合と同様に送受信回路13に電源電圧が
供給されるとともに、LED25にも電流が流れてこれ
が点灯する。設定者はこれを見てID設定可能状態とな
っていることを確認し、無線検針器により上述した例と
同様にIDコードの入力・設定操作を行う。
【0021】正しくIDコードの設定が行われたことを
確認した後、設定棒19を穴部18から引き抜くと、リ
ードスイッチ17はオフし、送受信回路13は一定周期
で電源電圧の供給を受け、受信モードとなる。このと
き、LED25も同じ周期で点滅を繰り返すため、送受
信回路13が受信モードになっていることが一目で分か
る。なお、電池14の消耗を抑えたいならば、LED2
5の点滅周期を長くするか、最初の設定時のみ点灯させ
れば良い。
【0022】なお、上述した実施例では、無線送受信装
置10をガスメータ11等の計量器に対し外付けとし、
無線送受信装置10内のマイクロコンピュータ12で制
御したが、マイクロコンピュータを備えた計量器の場合
には、それに内蔵して該計量器のマイクロコンピュータ
により上述した制御を行う構成としてもよい。この場
合、計量器に新たなID設定用スイッチを設けても良い
が、マグネットスイッチ等を既に備えている場合はこれ
と共用しても構わない。
【0023】また、LED25についても、計量器が既
に有していれば、これと兼用することにより新たに設け
ることは必ずしも必要でなく、更にLCD表示パネルを
有する計量器ならば、送受信回路が受信又は送信状態で
あることを、そのパネル上に表示するようにしても良
い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、一度に1台の無線送受
信装置のID設定用スイッチにしかオンさせることがで
きない構造にしたので、複数の計量器に無線送受信装置
が同時に設置された場合にも、同じIDを誤設定してし
まうことはない。
【0025】請求項2によれば、無線送受信装置に単に
穴部を設けるだけで、上記のような効果がある。
【0026】請求項3によれば、ID設定可能状態とな
ったことが一目で分かる。
【0027】請求項4によれば、ID設定を終えて送受
信回路が受信モードになっていることが一目で分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線送受信装置のID設定操作を
行う部分の断面図である。
【図2】同無線送受信装置の全体構成と、そのガスメー
タへの接続状態を示すブロック図である。
【図3】ID設定操作を行う部分の他の例の断面図であ
る。
【図4】図1の構造にLEDを加えた例の断面図であ
る。
【符号の説明】 10 無線送受信装置 11 ガスメータ 12 マイクロコンピュータ 13 送受信回路 17 ID設定用リードスイッチ 18 穴部 19 設定棒 22 ID設定用プッシュスイッチ 25 LED
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−91567(JP,A) 特開 平4−338899(JP,A) 特開 平5−56100(JP,A) 実公 昭61−29199(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08C

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータ、該マイクロコンピ
    ュータに接続されたID設定用のスイッチ、及び同マイ
    クロコンピュータに接続された送受信回路を備え、前記
    スイッチがオンになったとき前記送受信回路を受信モー
    ドとして無線検針器により無線でIDコードの設定を可
    能とし、IDコード設定後に前記送受信回路により、自
    己のIDコードと一致するIDコードと共に送信要求を
    受信したとき、計量器の計量結果を同送受信回路から
    線にて送信する計量器用無線送受信装置において、前記
    スイッチをオンさせて前記送受信回路を受信モードとす
    る1個のスイッチ作動部材を係合可能とするスイッチ制
    限手段を設けたことを特徴とする、計量器用無線送受信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ制限手段が、前記1個のス
    イッチ作動部材のみ挿入可能な穴部である、請求項1に
    記載の計量器用無線送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチがオンになったとき点灯又
    は点滅する表示手段を備えたことを特徴とする、請求項
    1又は2に記載の計量器用無線送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記送受信回路が受信状態であることを
    表示する表示手段を備えたことを特徴とする、請求項1
    に記載の計量器用無線送受信装置。
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