JP3312477B2 - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP3312477B2 JP08478294A JP8478294A JP3312477B2 JP 3312477 B2 JP3312477 B2 JP 3312477B2 JP 08478294 A JP08478294 A JP 08478294A JP 8478294 A JP8478294 A JP 8478294A JP 3312477 B2 JP3312477 B2 JP 3312477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気信号を音響に変換
するスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一体的に形成された一の筐体(キ
ャビネット)内に一対のスピーカユニットを収納し、い
わゆるステレオ再生を行うように構成されたスピーカ装
置が提案されている。すなわち、このスピーカ装置にお
いては、上記一対のスピーカユニットは、L(左)チャ
ンネル用及びR(右)チャンネル用のスピーカユニット
として使用される。上記筐体内において向かって左側に
配設されたスピーカユニットには、Lチャンネルの音響
信号が供給され、該筐体内において向かって右側に配設
されたスピーカユニットには、Rチャンネルの音響信号
が供給される。
【0003】このスピーカ装置においては、左右両チャ
ンネルの音響信号が左右両スピーカユニットにより音響
として再生されることにより、立体音場が形成され、い
わゆるステレオ再生が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なスピーカ装置においては、携帯性を高めるために、上
記筐体の小型化を図った場合、上記各スピーカユニット
間の間隔が狭くなる。すると、上記各スピーカユニット
により形成される音場は、これらスピーカユニットに挟
まれた空間内に形成されるので、これらスピーカユニッ
ト間の間隔に応じて、狭い空間内において形成されるこ
ととなる。したがって、上記各スピーカユニットの間隔
が狭い場合には、上記スピーカ装置に近接して聴取しな
いと、ステレオ再生としての音響聴取を行うことができ
ない。
【0005】すなわち、上述のようなスピーカ装置にお
いて上記筐体の小型化を図った場合には、このスピーカ
装置より一定距離以上に離間した位置においては、いわ
ゆるステレオ感が得られず、ステレオ再生が行えないこ
ととなる。
【0006】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、小型化されて良好な携帯性を有
しながら、実用上充分な広がりを有する立体音場を形成
してステレオ再生を行うことができるスピーカ装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るスピーカ装置は、一
対のスピーカユニットを互いに離反する左右方向に向け
て保持する本体部と、この本体部に回動可能に支持され
た左右一対の反射板とを備え、上記各反射板は、上記本
体部より離間する方向に回動された位置である使用位置
となされることにより、上記各スピーカユニットの放射
する音響を対応して反射して前方側に導くとともに、該
本体部に接近する方向に回動されることにより、互いに
周縁部を突き合わせ、該各スピーカユニットを略々密閉
状態中に収納することとなされたものである。
【0008】また、本発明は、上述のスピーカ装置にお
いて、上記各反射板は、上記使用位置となされたとき、
対応するスピーカユニットに対向する反射面部が、該ス
ピーカユニットの中心を略々中心とする略々球面形状に
形成されていることとしたものである。
【0009】
【作用】本発明に係るスピーカ装置においては、一対の
スピーカユニットを互いに離反する左右方向に向けて保
持する本体部に回動可能に支持された左右一対の反射板
は、該本体部より離間する方向に回動された位置である
使用位置となされることにより、該各スピーカユニット
の放射する音響を対応して反射して前方側に導くので、
該前方側に立体音場を形成する。また、上記各反射板
は、上記本体部に接近する方向に回動されることによ
り、互いに周縁部を突き合わせ、該各スピーカユニット
を略々密閉状態中に収納するので、携帯を容易にすると
ともに、該各スピーカユニットを保護する。
【0010】また、上述のスピーカ装置において、上記
各反射板を、上記使用位置となされたとき対応するスピ
ーカユニットに対向する反射面部が該スピーカユニット
の中心を略々中心とする略々球面形状に形成されている
ものとした場合には、これら反射板により反射される音
響が前方側に集中され、該前方側に形成される立体音場
がより奥行きの深いものとされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係るスピーカ装置は、図1
に示すように、本体部1を有して構成される。この本体
部1は、前方側部分が、対をなす右スピーカユニット6
及び左スピーカユニット7を互いに離反する左右方向に
向けて保持するユニット収納部4となされている。この
ユニット収納部4は、縦長の略々楕円形状を有する筐体
として形成され、左右両側面部には、放音孔となる多数
の微小透孔を有している。
【0012】上記各スピーカユニット6,7は、図4及
び図5に示すように、上記ユニット収納部4内に、縦方
向に配置されて収納されている。上記右スピーカユニッ
ト6は、上記ユニット収納部4の右側の側面部に放音面
を向けて該ユニット収納部4内に収納されている。ま
た、上記左スピーカユニット7は、上記ユニット収納部
4の左側の側面部に放音面を向けて該ユニット収納部4
内に収納されている。
【0013】上記各スピーカユニット6,7は、上下方
向については重なった状態となっているので、左右方向
に対しては一のスピーカユニットの厚さに相当する空間
を占有しており、前後方向に対しては一のスピーカユニ
ットの幅に相当する空間を占有している。したがって、
上記ユニット収納部4は、前後方向の奥行き及び左右方
向の厚さが、一のスピーカユニットに相当する大きさで
足りることとなっている。
【0014】上記ユニット収納部4の後方側には、コー
ド巻き付け部3を介して、アンプ収納部5が一体的に連
設され、上記本体部1を構成している。上記コード巻き
付け部3は、上記ユニット収納部4及び上記アンプ収納
部5に比して、狭搾された状態に形成されており、上記
本体部1の回りを巡る溝状の凹部として形成されてい
る。
【0015】上記コード巻き付け部3の下方部からは、
上記本体部1内より信号供給コード12が引き出されて
きている。この信号供給コード12は、上記各スピーカ
ユニット6,7及び後述する信号増幅アンプに、音響信
号を供給するためのものである。この信号供給コード1
2の先端側には、プラグ13が接続されている。
【0016】上記プラグ13は、オーディオテープレコ
ーダ装置、ビデオテープレコーダ装置、ディスクプレー
ヤ装置、ラジオ受信機、または、テレビジョン受信機の
如き、ステレオ音響信号を出力し得る装置の、音響信号
出力端子に接続されるように構成されている。上記ステ
レオ音響信号は、上記音響出力端子より、上記プラグ1
3及び上記信号供給コード12を介して、上記各スピー
カユニット6,7及び上記信号増幅アンプに供給され
る。
【0017】上記信号供給コード12は、上記コード巻
き付け部3に巻き付けられることにより、上記本体部1
の外側面よりも突出しない状態で、このコード巻き付け
部3内に収納されることができる。
【0018】上記アンプ収納部5内には、図示しない信
号増幅アンプが収納されている。このアンプ収納部5の
後面側部分は、電池室2となされている。この電池室2
内には、いわゆる乾電池の如き電源供給源が収納されて
いる。この電源供給源より供給される電源により、上記
信号増幅アンプが動作する。
【0019】上記アンプ収納部5の上面部には、電源ス
イッチ23及び通電表示灯24が配設されている。上記
電源スイッチ23は、上記電源供給源よりの電源の上記
信号増幅アンプへの供給及び遮断(オン(ON)及びオ
フ(OFF))を切り換えるものである。上記通電表示
灯24は、LEDの如き発光素子であって、上記信号増
幅アンプに電源供給がなされているときに発光するよう
になされている。
【0020】上記信号供給コード12を介して供給され
る音響信号は、上記信号増幅アンプが非動作状態のとき
は、上記各スピーカユニット6,7に直接供給され、こ
れらスピーカユニット6,7を駆動する。また、上記音
響信号は、上記信号増幅アンプが動作状態のときは、こ
の信号増幅アンプにより増幅されて、上記各スピーカユ
ニット6,7に供給される。上記信号増幅アンプは、増
幅した音響信号により、上記各スピーカユニット6,7
を駆動する。
【0021】上記信号増幅アンプの動作非動作に拘ら
ず、上記右スピーカユニット6には、右(R)チャンネ
ルの音響信号が供給される。この右スピーカユニット6
は、上記ユニット収納部4の右側に向けて上記微小透孔
を介して放音し、該ユニット収納部4の左側には若干の
背圧を放出する。また、同様に、上記左スピーカユニッ
ト7には、左(L)チャンネルの音響信号が供給され
る。この左スピーカユニット7は、上記ユニット収納部
4の左側に向けて上記微小透孔を介して放音し、該ユニ
ット収納部4の右側には若干の背圧を放出する。
【0022】そして、上記本体部1には、図2及び図3
に示すように、左右一対の反射板10,11が回動可能
に取り付けられている。これら反射板10,11は、そ
れぞれ中央部分が略々球面状に膨出された略々円盤状に
形成され、椀様形状を有している。
【0023】左反射板10は、中央部分の膨出方向を左
側となして、上記本体部1の左側に配設される。また、
右反射板11は、中央部分の膨出方向を右側となして、
上記本体部1の右側に配設される。すなわち、上記各反
射板10,11は、上記本体部1を両側より包み込むよ
うにして配設される。これら反射板10,11は、それ
ぞれ後縁側部分に、上記本体部1のアンプ収納部5が嵌
入される切り欠き部20を有している。
【0024】上記各反射板10,11において、上記切
り欠き部20の上縁部及び下縁部には、上側及び下側支
持片21,22が、水平方向に突設されている。これら
支持片21,22は、上記各反射板10,11の膨出方
向の逆の方向、すなわち、上記左反射板10においては
右側方向、上記右反射板11においては左側方向に向け
て突設され、該各反射板10,11のなす椀様形状の内
部に位置している。
【0025】上記各反射板10,11において、上記上
側支持片21の後方側部分には、下方側に向けて、上側
回動支軸17が突設されている。また、上記各反射板1
0,11において、上記下側支持片22の後方側部分に
は、上記上側回動支軸17に相対向して、上方側に向け
て下側回動支軸18が突設されている。
【0026】上記本体部1の上記アンプ収納部5の上面
部には、左右一対の支持孔14,14が穿設されてい
る。また、上記アンプ収納部5の下面部にも、このアン
プ収納部5の上面部と同様に、左右一対の支持孔が穿設
されている。
【0027】上記左反射板10は、図1に示すように、
上記上側回動支軸17を上記アンプ収納部5の上面部の
左側の支持孔14に嵌合させ、上記下側回動支軸18を
該アンプ収納部5の下面部の左側の支持孔に嵌合させ
て、上記本体部1に対して回動可能に取り付けられてい
る。このとき、上記アンプ収納部5の左側部分が、上記
切り欠き部20内に嵌入している。また、上記右反射板
11は、上記上側回動支軸17を上記アンプ収納部5の
上面部の右側の支持孔14に嵌合させ、上記下側回動支
軸18を該アンプ収納部5の下面部の右側の支持孔に嵌
合させて、上記本体部1に対して回動可能に取り付けら
れている。このとき、上記アンプ収納部5の右側部分
が、上記切り欠き部20内に嵌入している。
【0028】上記アンプ収納部5の上面部には、図1及
び図9に示すように、左右一対の回動角度規制ピン1
6,16が突設されている。また、上記アンプ収納部5
の下面部にも、このアンプ収納部5の上面部と同様に、
左右一対の回動角度規制ピンが突設されている。上記各
反射板10,11における上記各支持片21,22に
は、上記各回動支軸17,18を中心とする円弧状のス
リット19が穿設されている。このスリット19には、
上記回動規制ピン16が嵌入している。
【0029】すなわち、上記左反射板10の上側支持片
21のスリット19には、上記アンプ収納部5の上面部
の左側の回動角度規制ピン16が嵌入している。上記左
反射板10の下側支持片22のスリット19には、上記
アンプ収納部5の下面部の左側の回動角度規制ピンが嵌
入している。また、上記右反射板11の上側支持片21
のスリット19には、上記アンプ収納部5の上面部の右
側の回動角度規制ピン16が嵌入している。上記右反射
板11の下側支持片22のスリット19には、上記アン
プ収納部5の下面部の右側の回動角度規制ピンが嵌入し
ている。
【0030】上記各反射板10,11は、図9中に矢印
Cで示す上記各スリット19の上記各回動支軸17,1
8回りの角度範囲に対応する角度だけ、上記本体部1に
対して回動可能となされている。
【0031】上記アンプ収納部5の上面部には、図9に
示すように、左右一対のクリックストップ用突起15,
15が突設されている。また、上記アンプ収納部5の下
面部にも、このアンプ収納部5の上面部と同様に、左右
一対のクリックストップ用突起が突設されている。上記
各クリックストップ用突起15は、対応する支持孔14
を中心とする円弧上となる位置に、少なくとも2個の突
起部15a,15bを有して形成されている。これら突
起部15a,15bの上記支持孔14を中心とする角度
は、上記スリット19の上記各回動支軸17,18を中
心とする角度範囲に対応している。
【0032】上記各反射板10,11における上記各支
持片21,22には、上記各回動支軸17,18を中心
とする円弧上に位置したそれぞれ少なくとも2個のクリ
ックストップ用溝が形成されている。これらクリックス
トップ用溝には、上記クリックストップ用突起15の突
起部15a,15bが嵌入する。
【0033】すなわち、上記左反射板10の上側支持片
21のクリックストップ用溝には、上記アンプ収納部5
の上面部の左側のクリックストップ用突起15が嵌入し
ている。上記左反射板10の下側支持片22のクリック
ストップ用溝には、上記アンプ収納部5の下面部の左側
のクリックストップ用突起15が嵌入している。また、
上記右反射板11の上側支持片21のクリックストップ
用溝には、上記アンプ収納部5の上面部の右側のクリッ
クストップ用突起15が嵌入している。上記右反射板1
1の下側支持片22のクリックストップ用溝には、上記
アンプ収納部5の下面部の右側のクリックストップ用突
起15が嵌入している。
【0034】上記各反射板10,11は、上記本体部1
に対する回動可能な範囲内において、上記各クリックス
トップ用突起15の突起部及び上記クリックストップ用
溝が嵌合する複数箇所にて、係止されるようになされて
いる。
【0035】そして、上記各反射板10,11は、図3
に示すように、上記本体部1より左右に離間する方向に
回動された位置である使用位置となされることにより、
図3中矢印A及び矢印Bで示すように、上記各スピーカ
ユニット7,6の放射する音響を対応して反射して前方
側に導く。すなわち、上記左側スピーカユニット7が発
した音響は、上記左反射板10により反射され、前方側
に導かれる。また、上記右側スピーカユニット6が発し
た音響は、上記右反射板11により反射され、前方側に
導かれる。
【0036】このとき、このスピーカ装置の前方側に形
成される立体音場は、上記左スピーカユニット7の上記
左反射板10に対する略々鏡像位置と、上記右スピーカ
ユニット6の上記右反射板11に対する略々鏡像位置と
に亘るものであり、該各反射板10,11間の距離の約
2倍の距離に及ぶものである。また、上記立体音場は、
上記各反射板10,11の上記本体部1に対する角度を
変化させることにより、広がりを変化させることができ
る。
【0037】上記使用位置における上記各反射板10,
11の図3中矢印Cで示す正面よりの回動角度は、45
゜及至60゜程度が適切である。上記各反射板10,1
1の上記本体部1に対する回動可能範囲は、前端縁を上
記本体部1の正面となす位置より上記使用位置に亘る範
囲である。
【0038】また、上記各反射板10,11は、上記使
用位置となされたとき、対応するスピーカユニット7,
6に対向する反射面部が、該スピーカユニット7,6の
中心を略々中心とする略々球面形状に形成されている。
したがって、上記各反射板10,11は、上記各スピー
カユニット7,6により放射される音響を前方側に集中
させて反射することができる。
【0039】そして、上記各反射板10,11は、図
2、図4、図6、図7及び図8に示すように、上記本体
部1に接近する方向に回動されて収納位置となされるこ
とにより、互いに周縁部を突き合わせ、該各スピーカユ
ニット6,7を上記ユニット収納部4とともに略々密閉
状態中に収納する。このとき、上記信号供給コード12
は、上記コード巻き付け部3に巻き付けられている場合
には、上記ユニット収納部4とともに上記各反射板1
0,11内に収納される。
【0040】上記本体部1の正面側の前端部には、左右
一対の掛止突起8,9が突設されている。一方、上記各
反射板10,11の前端縁部の内側面部には、それぞれ
掛止溝25が形成されている。上記各反射板10,11
は、上記本体部1側に回動されたときには、対応する側
の掛止突起8,9を上記掛止溝25に嵌入掛合されて、
上記収納位置に保持される。
【0041】なお、上記各反射板10,11には、歪み
防止のための複数の屈曲部26が形成されている。これ
ら屈曲部26は、上記各反射板10,11の略々中央部
近傍において、複数の縦溝が形成されるように波型に屈
曲されて形成されている。
【0042】上記各反射板10,11は、上記収納位置
にある状態においては、上記各スピーカユニット6,7
を略々密閉状態中に収納し、該各スピーカユニット6,
7を外気中の塵挨や水滴等より保護する。また、上記各
反射板10,11は、上記収納位置にある状態において
は、共働して、中央部分が両側に膨出された円盤状形
状、すなわち、いわゆるタブレット様形状を構成するの
で、良好な携帯性を実現する。
【0043】さらに、このスピーカ装置においては、上
記信号供給コード12を上記各反射板10,11内に収
納することが可能であり、該信号供給コード12が携帯
性を阻害することがない。
【0044】なお、本発明に係るスピーカ装置は、上述
の実施例に示した如く信号増幅アンプを内蔵して構成さ
れたものに限定されず、該信号増幅アンプを有さず、上
記各スピーカユニット6,7のみを上記本体部1内に収
納して構成されたものとしてもよい。
【0045】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスピーカ装
置においては、一対のスピーカユニットを互いに離反す
る左右方向に向けて保持する本体部に回動可能に支持さ
れた左右一対の反射板は、該本体部より離間する方向に
回動された位置である使用位置となされることにより、
該各スピーカユニットの放射する音響を対応して反射し
て前方側に導く。したがって、これら反射板は、前方側
に立体音場を形成する。この立体音場は、上記各反射板
の間隔よりも広いものである。
【0046】また、上記各反射板は、上記本体部に接近
する方向に回動されることにより、互いに周縁部を突き
合わせ、該各スピーカユニットを略々密閉状態中に収納
する。したがって、これら反射板は、このスピーカ装置
の携帯を容易にするとともに、上記各スピーカユニット
を保護することができる。
【0047】また、上述のスピーカ装置において、上記
各反射板を、上記使用位置となされたとき対応するスピ
ーカユニットに対向する反射面部が該スピーカユニット
の中心を略々中心とする略々球面形状に形成されている
ものとした場合には、これら反射板により反射される音
響を前方側に集中させることができ、該前方側に形成さ
れる立体音場をより奥行きの深いものとすることができ
る。
【0048】すなわち、本発明は、小型化されて良好な
携帯性を有しながら、実用上充分な広がりを有する立体
音場を形成してステレオ再生を行うことができるスピー
カ装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカ装置の構成を一部を分解
して示す斜視図である。
【図2】上記スピーカ装置の収納状態における構成を示
す平面図である。
【図3】上記スピーカ装置の使用状態における構成を示
す平面図である。
【図4】上記スピーカ装置の内部の構成を示す側面図で
ある。
【図5】上記スピーカ装置の本体部の構成を示す平面図
である。
【図6】上記スピーカ装置の構成を示す側面図である。
【図7】上記スピーカ装置の構成を示す背面図である。
【図8】上記スピーカ装置の構成を示す正面図である。
【図9】上記スピーカ装置の要部の構成を示す要部拡大
斜視図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 電池室 3 コード巻き付け部 4 ユニット収納部 5 アンプ収納部 6 右スピーカユニット 7 左スピーカユニット 10 左反射板 11 右反射板 14 支持孔 17 上側回動支軸 18 下側回動支軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−365296(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 5/02 H04R 1/34 310 H04R 1/40 310

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のスピーカユニットを、互いに離反
    する左右方向に向けて保持する本体部と、 上記本体部に回動可能に支持された左右一対の反射板と
    を備え、 上記各反射板は、上記本体部より離間する方向に回動さ
    れた位置である使用位置となされることにより、上記各
    スピーカユニットの放射する音響を対応して反射して前
    方側に導くとともに、該本体部に接近する方向に回動さ
    れることにより、互いに周縁部を突き合わせ、該各スピ
    ーカユニットを略々密閉状態中に収納することとなされ
    たスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 各反射板は、使用位置となされたとき、
    対応するスピーカユニットに対向する反射面部が、該ス
    ピーカユニットの中心を略々中心とする略々球面形状に
    形成されていることとなされた請求項1記載のスピーカ
    装置。
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