JP3308116B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JP3308116B2 JP3308116B2 JP27131094A JP27131094A JP3308116B2 JP 3308116 B2 JP3308116 B2 JP 3308116B2 JP 27131094 A JP27131094 A JP 27131094A JP 27131094 A JP27131094 A JP 27131094A JP 3308116 B2 JP3308116 B2 JP 3308116B2
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- fixing film
- fixing
- radius
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置などに使用される定着装置
に関し、さらに詳しくいえば発熱体を内蔵した定着フィ
ルムを介して加熱する方式の定着装置に関するものであ
る。
ァクシミリ等の画像形成装置などに使用される定着装置
に関し、さらに詳しくいえば発熱体を内蔵した定着フィ
ルムを介して加熱する方式の定着装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置に用いられ、転写紙等の記録材上に転写され
たトナー像を定着させる定着装置として、耐熱性フィル
ムを介してトナー像を加熱する定着フィルム方式の定着
装置は周知である。この定着フィルム方式の定着装置に
おいて、定着フィルムの内部に発熱体を内蔵させるとと
もに、その定着フィルムをループ状に形成し、このルー
プ状定着フィルムを回転させながら内部の発熱体に通電
して発熱させ、転写材上のトナー像を加熱定着する定着
装置が提案されている。
像形成装置に用いられ、転写紙等の記録材上に転写され
たトナー像を定着させる定着装置として、耐熱性フィル
ムを介してトナー像を加熱する定着フィルム方式の定着
装置は周知である。この定着フィルム方式の定着装置に
おいて、定着フィルムの内部に発熱体を内蔵させるとと
もに、その定着フィルムをループ状に形成し、このルー
プ状定着フィルムを回転させながら内部の発熱体に通電
して発熱させ、転写材上のトナー像を加熱定着する定着
装置が提案されている。
【0003】一般的に、ループ状定着フィルムの内周に
は裏当て部材が配置され、この裏当て部材が定着フィル
ムを挾んで加圧ロ−ラと圧接している。従って、定着フ
ィルムは裏当て部材の外面の一部に摺接しながら回転す
ることになる。その際、裏当て部材は、定着フィルムと
加圧ロ−ラとの圧接力を発生させるとともに、定着フィ
ルムに電力を供給する給電ブラシ等の給電部材による定
着フィルムへの押圧力にも対応する。なお、転写紙等の
記録材は、定着フィルムと加圧ロ−ラとの間に挟持され
て搬送される。
は裏当て部材が配置され、この裏当て部材が定着フィル
ムを挾んで加圧ロ−ラと圧接している。従って、定着フ
ィルムは裏当て部材の外面の一部に摺接しながら回転す
ることになる。その際、裏当て部材は、定着フィルムと
加圧ロ−ラとの圧接力を発生させるとともに、定着フィ
ルムに電力を供給する給電ブラシ等の給電部材による定
着フィルムへの押圧力にも対応する。なお、転写紙等の
記録材は、定着フィルムと加圧ロ−ラとの間に挟持され
て搬送される。
【0004】ところで、従来、ループ状定着フィルムの
内周に配置された裏当て部材は、単純な断面円形の円筒
形であった。そして、一般には、定着フィルムと加圧ロ
−ラとの定着ニップ、すなわち定着フィルムを挾んだ裏
当て部材と加圧ロ−ラとの圧接ニップが大きい(記録材
搬送方向の距離が長い)方が定着性能がよく、又、封筒
などを通紙する場合にシワが発生しにくく都合が良いの
で、定着ニップを大きくするために円筒形裏当て部材の
径を大きくしていた。
内周に配置された裏当て部材は、単純な断面円形の円筒
形であった。そして、一般には、定着フィルムと加圧ロ
−ラとの定着ニップ、すなわち定着フィルムを挾んだ裏
当て部材と加圧ロ−ラとの圧接ニップが大きい(記録材
搬送方向の距離が長い)方が定着性能がよく、又、封筒
などを通紙する場合にシワが発生しにくく都合が良いの
で、定着ニップを大きくするために円筒形裏当て部材の
径を大きくしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、円筒形
裏当て部材の径を大きくすると、必然的にループ状定着
フィルムの径(長さ)も大きくなってしまう。そのため
装置大型化につながるという問題があった。また、裏当
て部材及びループ状定着フィルムの径が大きくなると、
定着後の用紙分離性が低下するという問題もあった。
裏当て部材の径を大きくすると、必然的にループ状定着
フィルムの径(長さ)も大きくなってしまう。そのため
装置大型化につながるという問題があった。また、裏当
て部材及びループ状定着フィルムの径が大きくなると、
定着後の用紙分離性が低下するという問題もあった。
【0006】さらに、定着フィルムに電力を供給する給
電部材の形状(定着フィルムと当接する部分の形状)を
裏当て部材の外周部形状と同じにした場合、給電性能を
安定させるために給電部材の記録材搬送方向の距離を長
くしたときに、回転する定着フィルムが裏当て部材の外
周部と給電部材の内周部とに挾まれて、両部材に同時に
摺接して駆動負荷が増大するという問題があった。
電部材の形状(定着フィルムと当接する部分の形状)を
裏当て部材の外周部形状と同じにした場合、給電性能を
安定させるために給電部材の記録材搬送方向の距離を長
くしたときに、回転する定着フィルムが裏当て部材の外
周部と給電部材の内周部とに挾まれて、両部材に同時に
摺接して駆動負荷が増大するという問題があった。
【0007】本発明は、従来のループ状定着フィルムの
ループ内に裏当て部材を配した定着装置における上述の
問題を解決し、装置の大型化を招くことなく定着性能及
び記録材搬送性能を良好にするとともに定着後の分離性
を良くすることのできる定着装置を提供することを課題
とする。また、定着フィルムの駆動負荷を上昇させない
ことも本発明の課題である。
ループ内に裏当て部材を配した定着装置における上述の
問題を解決し、装置の大型化を招くことなく定着性能及
び記録材搬送性能を良好にするとともに定着後の分離性
を良くすることのできる定着装置を提供することを課題
とする。また、定着フィルムの駆動負荷を上昇させない
ことも本発明の課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、発熱体を内蔵しループ状に形成された定着フィル
ムと、該定着フィルムのループ内に配置され該定着フィ
ルムを加圧ローラに圧接させる裏当て部材とを有し、前
記定着フィルムと加圧ローラとに挟持搬送される記録材
上の未定着トナー像を加熱定着させる定着装置におい
て、前記裏当て部材の、前記定着フィルムと摺動を開始
する導入部、前記定着フィルムを加圧ローラに圧接させ
る定着ニップ部近傍及び前記定着フィルムと離間を開始
する分離部を夫々半径R1 ,R2 及びR3 の円弧状
断面に形成し、各部半径の大きさがR2 >>R1 >R
3 となっており、前記導入部は前記半径R1の弧を描
いて定着フィルム摺動面と反対側の面へつながるよう形
成され、前記分離部は前記半径R3の弧を描いて定着フ
ィルム摺動面と反対側の面へつながるよう形成され、裏
当て部材の前記導入部側の定着フィルム摺動面と反対側
の面から前記ニップ部近傍を経て分離部側の定着フィル
ム摺動面と反対側の面までが角部を有さないで連続する
断面形状に構成され、前記定着フィルムは前記加圧ロー
ラより駆動力を付与されて加圧ローラに従動回転し、該
定着フィルムは前記裏当て部材導入部の前半部において
曲率を有し且つその曲率半径が前記の半径R1 よりも
大きくなっていることにより解決される。
より、発熱体を内蔵しループ状に形成された定着フィル
ムと、該定着フィルムのループ内に配置され該定着フィ
ルムを加圧ローラに圧接させる裏当て部材とを有し、前
記定着フィルムと加圧ローラとに挟持搬送される記録材
上の未定着トナー像を加熱定着させる定着装置におい
て、前記裏当て部材の、前記定着フィルムと摺動を開始
する導入部、前記定着フィルムを加圧ローラに圧接させ
る定着ニップ部近傍及び前記定着フィルムと離間を開始
する分離部を夫々半径R1 ,R2 及びR3 の円弧状
断面に形成し、各部半径の大きさがR2 >>R1 >R
3 となっており、前記導入部は前記半径R1の弧を描
いて定着フィルム摺動面と反対側の面へつながるよう形
成され、前記分離部は前記半径R3の弧を描いて定着フ
ィルム摺動面と反対側の面へつながるよう形成され、裏
当て部材の前記導入部側の定着フィルム摺動面と反対側
の面から前記ニップ部近傍を経て分離部側の定着フィル
ム摺動面と反対側の面までが角部を有さないで連続する
断面形状に構成され、前記定着フィルムは前記加圧ロー
ラより駆動力を付与されて加圧ローラに従動回転し、該
定着フィルムは前記裏当て部材導入部の前半部において
曲率を有し且つその曲率半径が前記の半径R1 よりも
大きくなっていることにより解決される。
【0009】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、発熱体を内蔵しループ状に形成された定着フィル
ムと、該定着フィルムのループ内に配置され該定着フィ
ルムを加圧ローラに圧接させる裏当て部材とを有し、前
記定着フィルムと加圧ローラとに挟持搬送される記録材
上の未定着トナー像を加熱定着させる定着装置におい
て、前記裏当て部材の、前記定着フィルムを加圧ローラ
に圧接させる定着ニップ部近傍を直線状断面に形成する
と共に、前記定着フィルムと摺動を開始する導入部及び
前記定着フィルムと離間を開始する分離部を夫々半径R
1及びR3の円弧状断面に形成し、各円弧状部半径の大
きさがR1>R3となっており、前記導入部は前記半径
R1の弧を描いて定着フィルム摺動面と反対側の面へつ
ながるよう形成され、前記分離部は前記半径R3の弧を
描いて定着フィルム摺動面と反対側の面へつながるよう
形成され、裏当て部材の前記導入部側の定着フィルム摺
動面と反対側の面から前記ニップ部近傍を経て分離部側
の定着フィルム摺動面と反対側の面までが角部を有さな
いで連続する断面形状に構成され、前記定着フィルムは
前記加圧ローラより駆動力を付与されて加圧ローラに従
動回転し、該定着フィルムは前記裏当て部材導入部の前
半部において曲率を有し且つその曲率半径が前記の半径
R1 よりも大きくなっていることを提案する。
めに、発熱体を内蔵しループ状に形成された定着フィル
ムと、該定着フィルムのループ内に配置され該定着フィ
ルムを加圧ローラに圧接させる裏当て部材とを有し、前
記定着フィルムと加圧ローラとに挟持搬送される記録材
上の未定着トナー像を加熱定着させる定着装置におい
て、前記裏当て部材の、前記定着フィルムを加圧ローラ
に圧接させる定着ニップ部近傍を直線状断面に形成する
と共に、前記定着フィルムと摺動を開始する導入部及び
前記定着フィルムと離間を開始する分離部を夫々半径R
1及びR3の円弧状断面に形成し、各円弧状部半径の大
きさがR1>R3となっており、前記導入部は前記半径
R1の弧を描いて定着フィルム摺動面と反対側の面へつ
ながるよう形成され、前記分離部は前記半径R3の弧を
描いて定着フィルム摺動面と反対側の面へつながるよう
形成され、裏当て部材の前記導入部側の定着フィルム摺
動面と反対側の面から前記ニップ部近傍を経て分離部側
の定着フィルム摺動面と反対側の面までが角部を有さな
いで連続する断面形状に構成され、前記定着フィルムは
前記加圧ローラより駆動力を付与されて加圧ローラに従
動回転し、該定着フィルムは前記裏当て部材導入部の前
半部において曲率を有し且つその曲率半径が前記の半径
R1 よりも大きくなっていることを提案する。
【0010】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記定着フィルムに内蔵した発熱体に電力を供
給するための給電ブラシを前記定着フィルムが前記裏当
て部材と接触を開始する部分の上流側所定位置から定着
ニップ部にかけて配設し、該給電ブラシの前記定着フィ
ルム回動方向上流側前半部および回動方向下流側後半部
を夫々半径r1 及びr2 の円弧状断面に形成し、前記上
流側前半部の半径r1を前記裏当て部材の導入部半径R1
よりも大きくなるように設定するとともに前記下流側
後半部の半径r2 を前記裏当て部材の定着ニップ部近傍
半径R2 とほぼ同じになるように設定することを提案す
る。
ために、前記定着フィルムに内蔵した発熱体に電力を供
給するための給電ブラシを前記定着フィルムが前記裏当
て部材と接触を開始する部分の上流側所定位置から定着
ニップ部にかけて配設し、該給電ブラシの前記定着フィ
ルム回動方向上流側前半部および回動方向下流側後半部
を夫々半径r1 及びr2 の円弧状断面に形成し、前記上
流側前半部の半径r1を前記裏当て部材の導入部半径R1
よりも大きくなるように設定するとともに前記下流側
後半部の半径r2 を前記裏当て部材の定着ニップ部近傍
半径R2 とほぼ同じになるように設定することを提案す
る。
【0011】
【作用】裏当て部材の断面形状が、裏当て部材が定着フ
ィルムと摺接する各部分の半径の大きさがR2 >>R1
>R3 となっているので、ニップ距離を長くするために
裏当て部材の定着ニップ部近傍の半径を大きくしても裏
当て部材が大型化せず定着装置全体が大型化しない。
ィルムと摺接する各部分の半径の大きさがR2 >>R1
>R3 となっているので、ニップ距離を長くするために
裏当て部材の定着ニップ部近傍の半径を大きくしても裏
当て部材が大型化せず定着装置全体が大型化しない。
【0012】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
説明で明らかとなるであろう。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図4は、本発明定着装置の一実施例が装着
されたレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。
この図において、プリンタ本体1に2個の給紙カセット
2a、2bが装着され、それら給紙カセットの1つから
送り出された用紙3は、レジストローラ対4によりタイ
ミングをとって感光体ドラム5へ搬送される。感光体ド
ラム5は、図4において時計方向に回転し、帯電装置6
により表面を均一に帯電され、光学系7からの照射によ
り表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装
置8により可視像化され、この可視像は前述のように送
られてきた用紙3に転写チャージャ9により転写され
る。可視像を転写された用紙3は、定着装置10にて定
着された後、切替爪11を介して例えば排紙トレー16
へ排出される。転写後の感光体ドラム5は、クリーニン
グ装置12により残留トナーを除去される。
されたレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。
この図において、プリンタ本体1に2個の給紙カセット
2a、2bが装着され、それら給紙カセットの1つから
送り出された用紙3は、レジストローラ対4によりタイ
ミングをとって感光体ドラム5へ搬送される。感光体ド
ラム5は、図4において時計方向に回転し、帯電装置6
により表面を均一に帯電され、光学系7からの照射によ
り表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装
置8により可視像化され、この可視像は前述のように送
られてきた用紙3に転写チャージャ9により転写され
る。可視像を転写された用紙3は、定着装置10にて定
着された後、切替爪11を介して例えば排紙トレー16
へ排出される。転写後の感光体ドラム5は、クリーニン
グ装置12により残留トナーを除去される。
【0015】次に、定着装置10について説明する。
【0016】図1は、本実施例の定着装置の内部構成を
示すものである。この図に示すように、ループ状に形成
された定着フィルム20は、その内部に抵抗発熱体20
aが配設されている。各抵抗発熱体20aの両端部には
給電部20bがフィルム表面に露出して設けられてい
る。定着フィルム20のループ内には裏当て部材23が
配置されている。そして、定着フィルム20を挾んで裏
当て部材23に加圧ロ−ラ21が所定の圧力で圧接され
ている。加圧ロ−ラ21の軸方向両外側には、定着フィ
ルムの給電部20bに摺接するように給電ブラシ22が
配設されている。加圧ロ−ラ21は矢印H方向に回転駆
動され、定着フィルム20は加圧ロ−ラ21に従動して
矢印M方向に回転する。定着フィルム20の回転にとも
ない、各抵抗発熱体20aには、給電ブラシ22から給
電部20bを介して電力が供給され、所定の温度に発熱
する。未定着トナーを転写された転写紙(図示せず)
は、定着フィルム20と加圧ロ−ラ21との間を搬送さ
れ、定着フィルム20(及び裏当て部材23)と加圧ロ
−ラ21との間の定着ニップを通過する際に、熱と圧力
とにより未定着トナーが転写紙上に定着される。
示すものである。この図に示すように、ループ状に形成
された定着フィルム20は、その内部に抵抗発熱体20
aが配設されている。各抵抗発熱体20aの両端部には
給電部20bがフィルム表面に露出して設けられてい
る。定着フィルム20のループ内には裏当て部材23が
配置されている。そして、定着フィルム20を挾んで裏
当て部材23に加圧ロ−ラ21が所定の圧力で圧接され
ている。加圧ロ−ラ21の軸方向両外側には、定着フィ
ルムの給電部20bに摺接するように給電ブラシ22が
配設されている。加圧ロ−ラ21は矢印H方向に回転駆
動され、定着フィルム20は加圧ロ−ラ21に従動して
矢印M方向に回転する。定着フィルム20の回転にとも
ない、各抵抗発熱体20aには、給電ブラシ22から給
電部20bを介して電力が供給され、所定の温度に発熱
する。未定着トナーを転写された転写紙(図示せず)
は、定着フィルム20と加圧ロ−ラ21との間を搬送さ
れ、定着フィルム20(及び裏当て部材23)と加圧ロ
−ラ21との間の定着ニップを通過する際に、熱と圧力
とにより未定着トナーが転写紙上に定着される。
【0017】ところで、裏当て部材23の定着ニップ部
とその近傍は半径R2 のゆるやかな円弧を描いており、
その定着ニップ部のフィルム回転方向上流側は、半径R
2 よりも小径の半径R1 の弧を描いて上面へとつながっ
ている。また、定着ニップ部のフィルム回転方向下流側
となる転写紙分離部における裏当て部材23は、半径R
1 よりも小径の半径R3 の弧を描いて上面へとつながっ
ている。従って、裏当て部材23の下面側は、定着ニッ
プ部とその近傍の径が最も大きくなっており、その前後
(フィルム回転方向の前後)でそれよりも小さな径とな
っている。そして、定着ニップ部の下流側は、定着ニッ
プ部の上流側よりも小さな径となっている。すなわち、
裏当て部材23の下面側各部の径の大小関係はR2>>
R1>R3となっている。ここで、R2>>R1と大小関係
を表わす「>」印が2つ重なっているのは、裏当て部材
23の定着ニップ部の半径R2 が、その上流下流両側の
半径R1,R3に比べてかなり大きいことを示している。
とその近傍は半径R2 のゆるやかな円弧を描いており、
その定着ニップ部のフィルム回転方向上流側は、半径R
2 よりも小径の半径R1 の弧を描いて上面へとつながっ
ている。また、定着ニップ部のフィルム回転方向下流側
となる転写紙分離部における裏当て部材23は、半径R
1 よりも小径の半径R3 の弧を描いて上面へとつながっ
ている。従って、裏当て部材23の下面側は、定着ニッ
プ部とその近傍の径が最も大きくなっており、その前後
(フィルム回転方向の前後)でそれよりも小さな径とな
っている。そして、定着ニップ部の下流側は、定着ニッ
プ部の上流側よりも小さな径となっている。すなわち、
裏当て部材23の下面側各部の径の大小関係はR2>>
R1>R3となっている。ここで、R2>>R1と大小関係
を表わす「>」印が2つ重なっているのは、裏当て部材
23の定着ニップ部の半径R2 が、その上流下流両側の
半径R1,R3に比べてかなり大きいことを示している。
【0018】この様に、裏当て部材23の下面側が形成
されていることにより、定着フィルム20は、裏当て部
材23の下面側の形状に沿って摺接回動することにな
る。その際、定着フィルム20は、裏当て部材23の導
入部の半径R1 に沿って裏当て部材と摺接を開始し滑ら
かに回動しながら半径R2 の定着ニップ部近傍と摺接す
る。そして、下流側の半径R3 に沿って裏当て部材23
から離間していく。また、転写紙(図示せず)は、半径
R1 に沿って回動する定着フィルム20と接触を開始し
て加熱されていく。それから、大きな半径の定着ニップ
部近傍に導かれ、十分な距離を有する定着ニップで確実
に定着される。そして、定着終了後に小さな半径のR3
により確実に定着フィルム20から曲率分離され、転写
紙の巻き付きやカール発生が防止される。本実施例にお
いては、定着ニップ部近傍における裏当て部材23の半
径R2 が大きくなっているので、定着性能がよく、又、
封筒などを通紙してもシワが発生しない。しかも裏当て
部材23全体が大型化しないので定着装置自体を大型化
することがない。また、定着後の用紙分離性が低下する
こともない。
されていることにより、定着フィルム20は、裏当て部
材23の下面側の形状に沿って摺接回動することにな
る。その際、定着フィルム20は、裏当て部材23の導
入部の半径R1 に沿って裏当て部材と摺接を開始し滑ら
かに回動しながら半径R2 の定着ニップ部近傍と摺接す
る。そして、下流側の半径R3 に沿って裏当て部材23
から離間していく。また、転写紙(図示せず)は、半径
R1 に沿って回動する定着フィルム20と接触を開始し
て加熱されていく。それから、大きな半径の定着ニップ
部近傍に導かれ、十分な距離を有する定着ニップで確実
に定着される。そして、定着終了後に小さな半径のR3
により確実に定着フィルム20から曲率分離され、転写
紙の巻き付きやカール発生が防止される。本実施例にお
いては、定着ニップ部近傍における裏当て部材23の半
径R2 が大きくなっているので、定着性能がよく、又、
封筒などを通紙してもシワが発生しない。しかも裏当て
部材23全体が大型化しないので定着装置自体を大型化
することがない。また、定着後の用紙分離性が低下する
こともない。
【0019】ところで、定着フィルム20に電力を供給
する給電ブラシ22の押圧力は裏当て部材23により受
け止められるので、給電ブラシ22の定着フィルム20
と接触する部分の形状が裏当て部材23の形状と同じに
なっていた場合には、定着フィルム20を給電ブラシ2
2と裏当て部材23とで挟みこんでしまう。そのため、
確実な給電を行おうとして給電ブラシ22を長く(回転
方向の距離を長く)すると負荷が増大する。一方、定着
フィルム20が裏当て部材23と接触を開始する導入部
においては、その前半部(回転上流側)では定着フィル
ム20の剛性により、定着フィルムの半径は裏当て部材
23の半径R1 よりも大きくなるように膨らむ。そこ
で、本実施例においては図2に示すように、給電ブラシ
22を、定着フィルム20が裏当て部材23と接触を開
始する部分よりもやや上流側から定着ニップ部にかけて
配設し、給電ブラシ前半部(上流側)の半径r1 を裏当
て部材23の導入部半径R1 よりも大きくなるように設
定し、給電ブラシ後半部(下流側)の半径r2 を裏当て
部材23の定着ニップ部半径R2 とほぼ同じになるよう
に設定している。これにより、定着フィルム20が裏当
て部材23と接触を開始する導入部の上流側で、定着フ
ィルム20は給電ブラシ22と接触を開始し、その位置
では定着フィルム20を裏当て部材23に押し付けるこ
とはないので、給電距離を長く取っても負荷が増大しな
い。
する給電ブラシ22の押圧力は裏当て部材23により受
け止められるので、給電ブラシ22の定着フィルム20
と接触する部分の形状が裏当て部材23の形状と同じに
なっていた場合には、定着フィルム20を給電ブラシ2
2と裏当て部材23とで挟みこんでしまう。そのため、
確実な給電を行おうとして給電ブラシ22を長く(回転
方向の距離を長く)すると負荷が増大する。一方、定着
フィルム20が裏当て部材23と接触を開始する導入部
においては、その前半部(回転上流側)では定着フィル
ム20の剛性により、定着フィルムの半径は裏当て部材
23の半径R1 よりも大きくなるように膨らむ。そこ
で、本実施例においては図2に示すように、給電ブラシ
22を、定着フィルム20が裏当て部材23と接触を開
始する部分よりもやや上流側から定着ニップ部にかけて
配設し、給電ブラシ前半部(上流側)の半径r1 を裏当
て部材23の導入部半径R1 よりも大きくなるように設
定し、給電ブラシ後半部(下流側)の半径r2 を裏当て
部材23の定着ニップ部半径R2 とほぼ同じになるよう
に設定している。これにより、定着フィルム20が裏当
て部材23と接触を開始する導入部の上流側で、定着フ
ィルム20は給電ブラシ22と接触を開始し、その位置
では定着フィルム20を裏当て部材23に押し付けるこ
とはないので、給電距離を長く取っても負荷が増大しな
い。
【0020】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
る。
【0021】本実施例の定着装置は、図3に示すよう
に、裏当て部材33の定着ニップ部の前後L1の形状が
直線状になっている。それ以外の構成は、図1及び2に
より説明した前記実施例と同様である。
に、裏当て部材33の定着ニップ部の前後L1の形状が
直線状になっている。それ以外の構成は、図1及び2に
より説明した前記実施例と同様である。
【0022】本実施例においては、定着ニップ距離を長
く取りながら裏当て部材33全体が大型化することを避
けることができる。従って、定着性能を良好に保ととも
に封筒などを通紙した場合でもシワを発生させることが
ない。
く取りながら裏当て部材33全体が大型化することを避
けることができる。従って、定着性能を良好に保ととも
に封筒などを通紙した場合でもシワを発生させることが
ない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
構成により、定着距離を長く取っても裏当て部材が大き
くならず装置が大型化することがない。また、定着後の
用紙分離性が低下することもない。
構成により、定着距離を長く取っても裏当て部材が大き
くならず装置が大型化することがない。また、定着後の
用紙分離性が低下することもない。
【0024】請求項3の構成により、確実な給電を行い
つつ、定着フィルムの摺動負荷を増大させることがな
い。
つつ、定着フィルムの摺動負荷を増大させることがな
い。
【図1】図1は、本発明定着装置の一実施例の内部構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図2は、その定着装置の給電ブラシを説明する
側面図である。
側面図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図4は、本発明の定着装置が装着される画像形
成装置の一例を示すレーザプリンタの概略構成図であ
る。
成装置の一例を示すレーザプリンタの概略構成図であ
る。
1 レーザプリンタ 10 定着装置 20 定着フィルム 20a 抵抗発熱体 20b 給電部 21 加圧ローラ 22 給電ブラシ 23,33 裏当て部材 L1 裏当て部材直線部 R1 裏当て部材ニップ部近傍半径 R2 裏当て部材導入部半径 R3 裏当て部材分離部半径 r1 給電ブラシ前半部半径 r2 給電ブラシ後半部半径
Claims (3)
- 【請求項1】 発熱体を内蔵しループ状に形成された定
着フィルムと、該定着フィルムのループ内に配置され該
定着フィルムを加圧ローラに圧接させる裏当て部材とを
有し、前記定着フィルムと加圧ローラとに挟持搬送され
る記録材上の未定着トナー像を加熱定着させる定着装置
において、 前記裏当て部材の、前記定着フィルムと摺動を開始する
導入部、前記定着フィルムを加圧ローラに圧接させる定
着ニップ部近傍及び前記定着フィルムと離間を開始する
分離部を夫々半径R1 ,R2 及びR3 の円弧状断面
に形成し、各部半径の大きさがR2 >>R1 >R3
となっており、 前記導入部は前記半径R1の弧を描いて定着フィルム摺
動面と反対側の面へつながるよう形成され、前記分離部
は前記半径R3の弧を描いて定着フィルム摺動面と反対
側の面へつながるよう形成され、裏当て部材の前記導入
部側の定着フィルム摺動面と反対側の面から前記ニップ
部近傍を経て分離部側の定着フィルム摺動面と反対側の
面までが角部を有さないで連続する断面形状に構成さ
れ、 前記定着フィルムは前記加圧ローラより駆動力を付与さ
れて加圧ローラに従動回転し、該定着フィルムは前記裏
当て部材導入部の前半部において曲率を有し且つその曲
率半径が前記の半径R1 よりも大きくなっていること
を特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 発熱体を内蔵しループ状に形成された定
着フィルムと、該定着フィルムのループ内に配置され該
定着フィルムを加圧ローラに圧接させる裏当て部材とを
有し、前記定着フィルムと加圧ローラとに挟持搬送され
る記録材上の未定着トナー像を加熱定着させる定着装置
において、 前記裏当て部材の、前記定着フィルムを加圧ローラに圧
接させる定着ニップ部近傍を直線状断面に形成すると共
に、前記定着フィルムと摺動を開始する導入部及び前記
定着フィルムと離間を開始する分離部を夫々半径R1及
びR3の円弧状断面に形成し、各円弧状部半径の大きさ
がR1>R3となっており、 前記導入部は前記半径R1の弧を描いて定着フィルム摺
動面と反対側の面へつながるよう形成され、前記分離部
は前記半径R3の弧を描いて定着フィルム摺動面と反対
側の面へつながるよう形成され、裏当て部材の前記導入
部側の定着フィルム摺動面と反対側の面から前記ニップ
部近傍を経て分離部側の定着フィルム摺動面と反対側の
面までが角部を有さないで連続する断面形状に構成さ
れ、 前記定着フィルムは前記加圧ローラより駆動力を付与さ
れて加圧ローラに従動回転し、該定着フィルムは前記裏
当て部材導入部の前半部において曲率を有し且つその曲
率半径が前記の半径R1 よりも大きくなっていること
を特徴とする定着装置。 - 【請求項3】 前記定着フィルムに内蔵した発熱体に電
力を供給するための給電ブラシを前記定着フィルムが前
記裏当て部材と接触を開始する部分の上流側所定位置か
ら定着ニップ部にかけて配設し、該給電ブラシの前記定
着フィルム回動方向上流側前半部および回動方向下流側
後半部を夫々半径r1 及びr2 の円弧状断面に形成し、
前記上流側前半部の半径r1 を前記裏当て部材の導入部
半径R1 よりも大きくなるように設定するとともに前記
下流側後半部の半径r2 を前記裏当て部材の定着ニップ
部近傍半径R2 とほぼ同じになるように設定したことを
特徴とする、請求項1又は2に記載の定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27131094A JP3308116B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27131094A JP3308116B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08137304A JPH08137304A (ja) | 1996-05-31 |
| JP3308116B2 true JP3308116B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=17498273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27131094A Expired - Fee Related JP3308116B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3308116B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8644749B2 (en) | 2010-10-08 | 2014-02-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Surface heating type heating unit for fixing device, and fixing device and image forming apparatus including the same |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27131094A patent/JP3308116B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8644749B2 (en) | 2010-10-08 | 2014-02-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Surface heating type heating unit for fixing device, and fixing device and image forming apparatus including the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08137304A (ja) | 1996-05-31 |
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|---|---|---|---|
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