JP3296629B2 - ポリエステル製ボトルの再使用方法 - Google Patents

ポリエステル製ボトルの再使用方法

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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
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  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ポリエステル製ボトルに
吸着した吸着物を脱着させるポリエステル製ボトルの再
使用方法に関するものである。
【0002】
【発明の技術的背景】従来から、ジュース、天然水、各
種飲用茶などの飲料用ボトルの素材としてポリエチレン
テレフタレートなどの種々のプラスチックが用いられて
いる。プラスチック製ボトルは、使い捨てにされるのが
一般的であるが、近年、省エネルギー、省資源が叫ばれ
ており、このようなプラスチック製ボトルにおいても再
使用が求められている。
【0003】ところでプラスチック製ボトルを再使用す
る際には、ボトルに付着した有機物、無機物などの付着
物あるいはボトルに吸着した味覚成分、香気成分などの
吸着物を除去するための洗浄工程、殺菌工程などを経
て、内容物の充填工程に送られる。ボトル内部の付着物
または吸着物は、内容物が充填された後、内容物に移行
し内容物の香気や味を劣化させるため、前記洗浄工程に
おいて完全に取り除くことが重要である。しかしながら
従来の洗浄方法では、付着物を完全に取り除くことがで
きても、吸着物を完全に取り除くことは困難であった。
【0004】本発明者らは、上記のような状況に鑑みて
鋭意検討した結果、胴部の結晶化度が高いポリエステル
製ボトルを、特定の温度雰囲気下に保持するとボトルに
吸着した吸着物が速やかに脱着することを見出して、本
発明を完成するに到った。
【0005】
【発明の目的】本発明は、ポリエステル製延伸ボトルを
再使用する方法を提供することを目的としている。
【0006】
【発明の概要】本発明に係るポリエステル製ボトルの再
使用方法は、ボトル胴部の結晶化度が32〜70%であ
るポリエステル製ボトルを、40〜150℃の雰囲気下
に保持してボトルに吸着した吸着物を脱着して得られた
再使用ボトルに内容物を充填することを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係るポリエステル
ボトルの再使用方法について説明する。
【0008】本発明のポリエステル製ボトルの再使用方
で用いられるポリエステル製ボトルを形成するポリエ
ステルは、後述するようなポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、共重合ポリエステル
(A)〜(G)およびポリエステル樹脂組成物から選ば
れる1種のポリエステルであることが好ましい。
【0009】このようなポリエステルからなるボトル
は、たとえば図1に示すような形状であり、口栓部2、
胴部4および底部6からなっている。本発明で用いられ
るボトル1の胴部4の平均結晶化度は、32〜70%、
好ましくは35〜65%、より好ましくは40〜60%
の範囲にあることが望ましい。
【0010】また、口栓部2の平均結晶化度は、0〜7
0%、好ましくは30〜65%の範囲にあり、底部6の
平均結晶化度は、0〜50%、好ましくは30〜65%
の範囲にあることが望ましい。
【0011】本発明では上記のようなポリエステル製ボ
トルを、40℃〜150℃、好ましくは50〜140℃
の雰囲気下、10〜300分間、好ましくは30〜24
0分間保持してボトルに吸着した吸着物を脱着する。こ
の際の湿度は50%RH未満であることが好ましい。
【0012】本発明で用いられるポリエステル製延伸ボ
トルは、ボトルの胴部の平均結晶化度が32〜70%の
範囲にある。このようなボトルを特定の温度雰囲気下に
保持することにより、ボトルに吸着した味覚成分、香気
成分などの吸着物を速やかに脱着することができる。
【0013】またボトルの胴部の平均結晶化度が32〜
70%の範囲にあるポリエステル製ボトルは、耐熱性に
優れているので加熱により変形することがない。次に、
本発明で用いられるポリエステル製ボトルの製造方法に
ついて説明する。
【0014】本発明で用いられるポリエステル製ボトル
を製造するには、たとえば、まず下記のようなポリエス
テルからプリフォームを製造するが、該プリフォームは
従来公知の方法、たとえば射出成形、押出成形などによ
って製造することができる。プリフォーム形成用のポリ
エステルの加熱温度は、たとえばポリエステルがポリエ
チレンテレフタレートである場合は270〜300℃の
範囲であることが好ましい。
【0015】次いで、このプリフォームを延伸適性温度
まで加熱して、金型内で延伸ブローしてボトルを成形す
る。この際のプリフォームの加熱温度は、たとえばポリ
エステルがポリエチレンテレフタレートである場合は9
5〜120℃の範囲であることが好ましい。
【0016】また、ブローする時の流体の温度は、10
〜400℃、好ましくは20〜300℃の範囲であるこ
とが望ましい。ブローする流体としては、空気、窒素、
水蒸気、水などが挙げられ、このうち空気が好ましい。
【0017】さらに、このボトルを100〜250℃、
好ましくは110〜200℃の金型温度で、1秒間以
上、好ましくは3秒間以上ヒートセットして、ボトル胴
部の平均結晶化度が32〜70%、好ましくは35〜6
5%、より好ましくは40〜60%とする。
【0018】なお、ヒートセット処理をしたボトルを金
型から取り出すときには、該ボトルを冷却してから取り
出すことが望ましい。冷却方法としては、内部冷却法が
好ましく、ボトル中空部より−200〜50℃、好まし
くは−80℃〜40℃の流体で冷却する。なお、この時
のボトルの表面温度は100℃以下、好ましくは80℃
以下であることが望ましい。ここで用いられる流体とし
ては、空気、窒素、水などが挙げられ、このうち空気が
好ましい。
【0019】次に、本発明で用いられるポリエステル製
ボトルを成形するポリエステルについて説明する。本発
明で用いられるポリエステル製ボトルを形成するポリエ
ステルとしては、たとえば、下記ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレンナフタレート、共重合ポリエステ
ル(A)〜(G)などが挙げられる。
【0020】[ポリエチレンテレフタレート]本発明で
用いられるボトルを形成するポリエチレンテレフタレー
トは、テレフタル酸と、エチレングリコールとを原料と
して製造されるが、このポリエチレンテレフタレートに
は20モル%以下の他のジカルボン酸および/または他
のジヒドロキシ化合物が共重合されていてもよい。
【0021】テレフタル酸以外に共重合に用いられるジ
カルボン酸として具体的には、フタル酸、イソフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸などの芳香族ジカ
ルボン酸;アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、デ
カンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸;シクロヘ
キサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸などが挙
げられる。
【0022】エチレングリコール以外に共重合に用いら
れるジヒドロキシ化合物として、具体的には、トリメチ
レングリコール、プロピレングリコール、テトラメチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレ
ングリコール、ドデカメチレングリコールなどの脂肪族
グリコール;シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族
グリコール;ビスフェノール類;ハイドロキノン、2,2-
ビス(4-β-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパンな
どの芳香族ジオール類などが挙げられる。
【0023】このようなポリエチレンテレフタレート
は、エチレンテレフタレート成分単位単独で、あるいは
該エチレンテレフタレート成分単位およびジオキシエチ
レンテレフタレート成分単位がランダムに配列してエス
テル結合を形成することにより実質上線状のポリエステ
ルを形成している。該ポリエチレンテレフタレートが実
質上の線状であることは、該ポリエチレンテレフタレー
トがo-クロロフェノールに溶解することによって確認さ
れる。
【0024】このようなポリエチレンテレフタレートで
は、極限粘度[η](o-クロロフェノール中25℃で測
定した値)は、通常0.6〜1.5dl/g、好ましくは
0.7〜1.2dl/gであることが望ましい。また、融
点は通常210℃〜265℃、好ましくは220〜26
0℃であることが望ましく、ガラス転移温度は通常50
〜120℃、好ましくは60〜100℃であることが望
ましい。
【0025】[ポリエチレンナフタレート]本発明で用
いられるボトルを形成するポリエチレンナフタレート
は、2,6-ナフタレンジカルボン酸とエチレングリコール
とから導かれるエチレン-2,6-ナフタレート単位を60
モル%以上、好ましくは80モル%以上、より好ましく
は90モル%以上の量で含んでいることが望ましいが、
エチレン-2,6-ナフタレート以外の構成単位を40モル
%未満の量で含んでいてもよい。
【0026】エチレン-2,6-ナフタレート以外の構成単
位としては、たとえば、テレフタル酸、イソフタル酸、
2,7-ナフタレンジカルボン酸、2,5-ナフタレンジカルボ
ン酸、ジフェニル-4,4'-ジカルボン酸、4,4'-ジフェニ
ルエーテルジカルボン酸、4,4'-ジフェニルスルホンジ
カルボン酸、4,4'-ジフェノキシエタンジカルボン酸、
ジブロムテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン
酸などの脂肪族ジカルボン酸、1,4-シクロヘキサンジカ
ルボン酸、シクロプロパンジカルボン酸、ヘキサヒドロ
テレフタル酸などの脂環族ジカルボン酸、グリコール
酸、p-ヒドロキシ安息香酸、p-ヒドロキシエトキシ安息
香酸などのヒドロキシカルボン酸と、プロピレングリコ
ール、トリメチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコ
ール、ネオペンチレングリコール、p-キシレングリコー
ル、1,4-シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノール
A、p,p-ジフェノキシスルホン、1,4-ビス(β-ヒドロ
キシエトキシ)ベンゼン、2,2-ビス(p-β-ヒドロキシ
エトキシフェノール)プロパン、ポリアルキレングリコ
ール、p-フェニレンビス(ジメチルシロキサン)、グリ
セリンなどとから導かれる構成単位が挙げられる。
【0027】また、本発明において用いられるポリエチ
レンナフタレートは、トリメシン酸、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロパン、トリメチロールメタ
ン、ペンタエリスリトールなどの多官能化合物から導か
れる成分単位を少量、たとえば2モル%以下の量で含ん
でいてもよい。
【0028】さらに本発明において用いられるポリエチ
レンナフタレートは、ベンゾイル安息香酸、ジフェニル
スルホンモノカルボン酸、ステアリン酸、メトキシポリ
エチレングリコール、フェノキシポリエチレングリコー
ルなどの単官能化合物から導かれる成分単位を少量、た
とえば2モル%以下の量で含有していてもよい。
【0029】このようなポリエチレンナフタレートは、
実質上線状であり、このことは該ポリエチレンナフタレ
ートがo-クロロフェノールに溶解することによって確認
される。
【0030】ポリエチレンナフタレートのo-クロロフェ
ノール中で25℃で測定した極限粘度[η]は、0.2
〜1.1dl/g、好ましくは0.3〜0.9dl/g、
特に好ましくは0.4〜0.8dl/gの範囲にあること
が望ましい。
【0031】なお、ポリエチレンナフタレートの極限粘
度[η]は次の方法によって測定される。すなわちポリ
エチレンナフタレートをo-クロロフェノールに、1g/
100ml の濃度で溶かし、25℃でウベローデ型毛細
管粘度計を用いて溶液粘度の測定を行い、その後o-クロ
ロフェノールを徐々に添加して、低濃度側の溶液粘度を
測定し、0%濃度に外捜して極限粘度([η])を求め
る。
【0032】また、ポリエチレンナフタレートの示差走
査型熱量計(DSC)で10℃/分の速度で昇温した際
の昇温結晶化温度(Tc)は、通常150℃以上であ
り、好ましくは160〜230℃、より好ましくは17
0〜220℃の範囲にあることが望ましい。
【0033】なお、ポリエチレンナフタレートの昇温結
晶化温度(Tc)は次の方法によって測定される。すな
わち、パーキンエルマー社製DSC−2型走差型熱量計
を用いて、約140℃で約5mmHgの圧力下約5時間
以上乾燥したポリエチレンナフタレートチップの中央部
から採取された試料約10mgの薄片を、液体用アルミ
ニウムパン中に窒素雰囲気下に封入して測定する。測定
条件は、まず室温より急速昇温して290℃で10分間
溶融保持したのち室温まで急速冷却し、その後10℃/
分の昇温速度で昇温する際に検出される発熱ピークの頂
点温度を求める。
【0034】[共重合ポリエステル(A)]本発明で用
いられるボトルを形成する共重合ポリエステル(A)
は、テレフタル酸成分単位と、2,6-ナフタレンジカルボ
ン酸またはイソフタル酸成分単位とを含むジカルボン酸
構成単位と、エチレングリコール成分単位を含むジヒド
ロキシ化合物構成単位とから形成されている。
【0035】共重合ポリエステル(A)を構成するジカ
ルボン酸構成単位は、テレフタル酸成分単位が80〜1
00モル%、好ましくは85〜99.5モル%の量で存
在し、2,6-ナフタレンジカルボン酸またはイソフタル酸
成分単位が0〜20モル%、好ましくは0.5〜15モ
ル%の量で存在していることが望ましい。
【0036】本発明で用いられる共重合ポリエステル
(A)では、ジカルボン酸構成単位として上記のような
テレフタル酸成分、2,6-ナフタレンジカルボン酸および
イソフタル酸成分以外に、得られる共重合ポリエステル
(A)の特性を損なわない範囲、たとえば1モル%以下
の量で他のジカルボン酸成分を含有していてもよい。
【0037】このようなジカルボン酸成分としては、た
とえば、フタル酸、2-メチルテレフタル酸などから誘導
される成分単位が挙られる。また、本発明で用いられる
共重合ポリエステル(A)では、ジヒドロキシ化合物構
成単位として上記のようなエチレングリコール成分以外
に、得られる共重合ポリエステル(A)の特性を損なわ
ない範囲、たとえば1モル%以下の量で他のジヒドロキ
シ化合物成分を含有していてもよい。
【0038】このようなジヒドロキシ化合物成分として
は、たとえば、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジオー
ル、シクロヘキサンジメタノール、1,3-ビス(2-ヒドロ
キシエトキシ)ベンゼン、1,4-ビス(2-ヒドロキシエト
キシ)ベンゼン、2,2-ビス(4-β-ヒドロキシエトキシ
フェニル)プロパン、ビス(4-β-ヒドロキシエトキシ
フェニル)スルホンなどの炭素原子数が3〜15のジヒ
ドロキシ化合物などから誘導される成分単位が挙げられ
る。
【0039】[共重合ポリエステル(B)]本発明で用
いられるボトルを形成する共重合ポリエステル(B)
は、ジカルボン酸構成単位と、ジヒドロキシ化合物構成
単位と、少なくとも3個のヒドロキシ基を有する多官能
ヒドロキシ化合物構成単位とから形成されている。
【0040】共重合ポリエステル(B)を構成するジカ
ルボン酸構成単位は、イソフタル酸成分単位が20〜1
00モル%、好ましくは50〜98モル%の量で、ま
た、テレフタル酸成分単位が0〜80モル%、好ましく
は0.5〜50モル%の量で存在していることが望まし
い。
【0041】また、ジヒドロキシ化合物構成単位は、ジ
ヒドロキシエトキシレゾール成分単位が5〜90モル
%、好ましくは10〜85モル%の量で、また、エチレ
ングリコール成分単位が10〜95モル%、好ましくは
15〜90モル%の量で存在していることが望ましい。
【0042】共重合ポリエステル(B)には、少なくと
も3個のヒドロキシ基を有する多官能ヒドロキシ化合物
構成単位が存在している。この多官能ヒドロキシ化合物
構成単位は、ジカルボン酸成分単位100モル部に対し
て0.05〜1.0モル部、好ましくは0.1〜0.5モル
部の量で存在していることが望ましい。
【0043】このような多官能ヒドロキシ化合物構成単
位は、たとえば、トリメチロールメタン、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパンなどの化合物から誘
導されるが、このうちではトリメチロールプロパンが好
ましい。
【0044】本発明で用いられる共重合ポリエステル
(B)では、ジカルボン酸成分として上記のようなイソ
フタル酸およびテレフタル酸以外に、得られる共重合ポ
リエステル(B)の特性を損なわない範囲、たとえば1
モル%以下の量で他のジカルボン酸成分を含有していて
もよい。
【0045】このようなジカルボン酸成分としては、イ
ソフタル酸、フタル酸、2-メチルテレフタル酸、2,6-ナ
フタレンジカルボン酸などから誘導される成分単位が挙
げられる。
【0046】また、本発明に係る共重合ポリエステル
(B)では、ジヒドロキシ化合物成分として上記のよう
なジヒドロキシエトキシレゾール成分およびエチレング
リコール成分以外に、得られる共重合ポリエステル
(B)の特性を損なわない範囲、たとえば1モル%以下
の量で他のジヒドロキシ化合物成分を含有していてもよ
い。
【0047】このようなジヒドロキシ化合物成分として
は、たとえば、前述の炭素原子数が3〜15のジヒドロ
キシ化合物などから誘導される成分単位が挙げられる。 [共重合ポリエステル(C)]本発明で用いられるボト
ルを形成する共重合ポリエステル(C)は、テレフタル
酸成分単位および2,6-ナフタレンジカルボン酸成分単位
を含むジカルボン酸構成単位と、エチレングリコール成
分単位を含むジヒドロキシ化合物構成単位とから形成さ
れている。
【0048】共重合ポリエステル(C)を構成するジカ
ルボン酸構成単位は、テレフタル酸成分単位が80〜1
00モル%、好ましくは90〜99.5モル%の量で、
また、2,6-ナフタレンジカルボン酸成分単位が0〜20
モル%、好ましくは0.5〜10モル%の量で存在して
いることが望ましい。
【0049】共重合ポリエステル(C)は、ジカルボン
酸成分として上記のようなテレフタル酸成分および2,6-
ナフタレンジカルボン酸成分以外に、得られる共重合ポ
リエステル(C)の特性を損なわない範囲、たとえば1
モル%以下の量で他のジカルボン酸成分を含有していて
もよい。
【0050】このようなジカルボン酸成分としては、た
とえば、イソフタル酸、フタル酸、2-メチルテレフタル
酸などから誘導される成分単位が挙げられる。また、共
重合ポリエステル(C)は、ジヒドロキシ化合物成分と
して上記のようなエチレングリコール成分以外に、得ら
れる共重合ポリエステル(C)の特性を損なわない範
囲、たとえば1モル%以下の量で他のジヒドロキシ化合
物成分を含有していてもよい。
【0051】このようなジヒドロキシ化合物成分として
は、たとえば、前述の炭素原子数が3〜15のジヒドロ
キシ化合物などから誘導される成分単位が挙げられる。 [共重合ポリエステル(D)]本発明で用いられるボト
ルを形成する共重合ポリエステル(D)は、テレフタル
酸成分単位およびアジピン酸成分単位を含むジカルボン
酸構成単位と、エチレングリコール成分単位を含むジヒ
ドロキシ化合物構成単位とから形成されている。
【0052】共重合ポリエステル(D)を構成するジカ
ルボン酸構成単位は、テレフタル酸成分単位が85〜1
00モル%、好ましくは90〜99.5モル%の量で、
また、アジピン酸成分単位が0〜15モル%、好ましく
は0.5〜10モル%の量で存在していることが望まし
い。
【0053】共重合ポリエステル(D)は、ジカルボン
酸成分として上記のようなテレフタル酸成分およびアジ
ピン酸成分以外に、得られる共重合ポリエステル(D)
の特性を損なわない範囲、たとえば1モル%以下の量で
他のジカルボン酸を含有していてもよい。
【0054】このようなジカルボン酸成分としては、た
とえば、イソフタル酸、フタル酸、2-メチルテレフタル
酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸などから誘導される成
分単位が挙げられる。
【0055】また、共重合ポリエステル(D)は、ジヒ
ドロキシ化合物成分としてエチレングリコール成分以外
に、得られる共重合ポリエステル(D)の特性を損なわ
ない範囲、たとえば1モル%以下の量で他のジヒドロキ
シ化合物を含有していてもよい。
【0056】このようなジヒドロキシ化合物成分として
は、たとえば、前述の炭素原子数が3〜15のジヒドロ
キシ化合物などから誘導される成分単位が挙げられる。 [共重合ポリエステル(E)]本発明で用いられるボト
ルを形成する共重合ポリエステル(E)は、テレフタル
酸成分単位を含むジカルボン酸構成単位と、エチレング
リコール成分単位およびジエチレングリコール成分単位
を含むジヒドロキシ化合物構成単位とから形成されてい
る。
【0057】共重合ポリエステル(E)を構成するジヒ
ドロキシ化合物構成単位は、エチレングリコール成分単
位が93〜98モル%、好ましくは95〜98モル%の
量で、また、ジエチレングリコール成分単位が2〜7モ
ル%、好ましくは2〜5モル%の量で存在していること
が望ましい。
【0058】共重合ポリエステル(E)は、ジカルボン
酸成分として上記のようなテレフタル酸成分以外に、得
られる共重合ポリエステル(E)の特性を損なわない範
囲、たとえば1モル%以下の量で他のジカルボン酸成分
を含有していてもよい。
【0059】このようなジカルボン酸成分としては、た
とえば、イソフタル酸、フタル酸、2-メチルテレフタル
酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸などが挙げられる。ま
た、共重合ポリエステル(E)は、ジヒドロキシ化合物
成分として上記のようなエチレングリコール成分および
ジエチレングリコール成分以外に、得られる共重合ポリ
エステル(E)の特性を損なわない範囲、たとえば1モ
ル%以下の量で他のジヒドロキシ化合物成分を含有して
いてもよい。
【0060】このようなジヒドロキシ化合物成分として
は、たとえば、前述した炭素原子数が3〜15のジヒド
ロキシ化合物が挙げられる。 [共重合ポリエステル(F)]本発明で用いられるボト
ルを形成する共重合ポリエステル(F)は、テレフタル
酸成分単位を含むジカルボン酸構成単位と、エチレング
リコール成分単位およびネオペンチルグリコール成分単
位を含むジヒドロキシ化合物構成単位とから形成されて
いる。
【0061】共重合ポリエステル(F)を構成するジヒ
ドロキシ化合物構成単位は、エチレングリコール成分単
位が85〜100モル%、好ましくは90〜99.5モ
ル%の量で、また、ネオペンチルグリコール成分単位が
0〜15モル%、好ましくは0.5〜10モル%の量で
存在していることが望ましい。
【0062】共重合ポリエステル(F)は、ジカルボン
酸成分として上記のようなテレフタル酸成分以外に、得
られる共重合ポリエステル(F)の特性を損なわない範
囲、たとえば1モル%以下の量で他のジカルボン酸成分
を含有していてもよい。
【0063】このようなジカルボン酸成分としては、た
とえば、イソフタル酸、フタル酸、2-メチルテレフタル
酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸などから誘導される成
分単位が挙げられる。
【0064】また、共重合ポリエステル(F)は、ジヒ
ドロキシ化合物成分として上記のようなエチレングリコ
ール成分およびネオペンチルグリコール成分以外に、得
られる共重合ポリエステル(F)の特性を損なわない範
囲、たとえば1モル%以下の量で他のジヒドロキシ化合
物成分を含有していてもよい。
【0065】このようなジヒドロキシ化合物成分として
は、たとえば、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオ
ール、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタ
ノール、1,3-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、
1,4-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、2,2-ビス
(4-β-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、ビス
(4-β-ヒドロキシエトキシフェニル)スルホンなどの
炭素原子数が3〜15のジヒドロキシ化合物から誘導さ
れる成分単位が挙げられる。
【0066】[共重合ポリエステル(G)]本発明で用
いられるボトルを形成する共重合ポリエステル(G)
は、テレフタル酸成分単位を含むジカルボン酸構成単位
と、エチレングリコール成分単位およびシクロヘキサン
ジメタノール成分単位を含むジヒドロキシ化合物構成単
位とから形成されている。
【0067】共重合ポリエステル(G)を構成するジヒ
ドロキシ化合物構成単位は、エチレングリコール成分単
位が85〜100モル%、好ましくは90〜99.5モ
ル%の量で、また、シクロヘキサンジメタノール成分単
位が0〜15モル%、好ましくは0.5〜10モル%の
量で存在していることが望ましい。
【0068】共重合ポリエステル(G)は、ジカルボン
酸成分として上記のようなテレフタル酸成分以外に、得
られる共重合ポリエステル(G)の特性を損なわない範
囲、たとえば1モル%以下の量で他のジカルボン酸成分
を含有していてもよい。
【0069】このようなジカルボン酸成分としては、た
とえば、イソフタル酸、フタル酸、2-メチルテレフタル
酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸などから誘導される成
分単位が挙げられる。
【0070】また、共重合ポリエステル(G)は、ジヒ
ドロキシ化合物成分として上記のようなエチレングリコ
ール成分およびシクロヘキサンジメタノール成分以外
に、得られる共重合ポリエステル(G)の特性を損なわ
ない範囲、たとえば1モル%以下の量で他のジヒドロキ
シ化合物成分を含有していてもよい。
【0071】このようなジヒドロキシ化合物成分として
は、たとえば、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジオー
ル、1,3-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1,4-
ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、2,2-ビス(4-
β-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、ビス(4-
β-ヒドロキシエトキシフェニル)スルホンなどの炭素
原子数が3〜15のジヒドロキシ化合物が挙げられる。
【0072】なお、上記の共重合ポリエステル(A)〜
(G)の分子量は、各種成形体たとえばボトルを製造す
ることができる範囲にあれば特に限定されないが、通
常、o-クロロフェノール溶媒中における共重合ポリエス
テル樹脂の極限粘度[η]が、0.5〜1.5dl/g、
好ましくは0.6〜1.2dl/gの範囲内にあることが
望ましい。
【0073】本発明で用いられるボトルを形成するポリ
エステルは、上記ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、共重合ポリエステル(A)〜
(G)などから選ばれる2種以上の樹脂からなる組成物
であってもよい。
【0074】このような樹脂組成物としては、ポリエチ
レンテレフタレート85〜99重量%、好ましくは85
〜95重量%と、共重合ポリエステル(B)15〜1重
量%と、好ましくは15〜5重量%とからなるポリエス
テル樹脂組成物が挙げられる。
【0075】上記のようなポリエステルは、従来公知の
製造方法によって製造することができる。また、上記の
ような各樹脂には、架橋剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、
帯電防止剤、滑剤、離型剤、無機充填剤、顔料分散剤、
顔料あるいは染料などの各種配合剤を、本発明の目的を
損なわない範囲で添加することができる。
【0076】なお、本発明において平均結晶化度は下記
のようにして作成したn=3の試料について測定された
結晶化度の平均値である。試 料 ボトルから10×10mmの大きさの試料を切取り、切
り取った試料を1mmの厚さとなるように貼り合わせて
測定用試料とした。
【0077】装 置 X線回折装置:RU−300(理学電機(株)製) X線源 :CuKα ポイントフォーカス 出力 :60kV、300mA 付属装置 :広角ゴニオメーター、回転試料台 光学系 :透過法(2θscan) コリメータ 1mmφ 検出器 :シンチレーションカウンター結晶化度の測定 回折ビームを透過ビームとの間の角は2θで一定で
あり、2θ=5〜35°の範囲について試料の回折強度
を測定する。
【0078】 で測定した回折強度からバックグラ
ウンド回折強度を差し引く。差し引いて得られた回折強
度曲線をCとおく。 測定済みの同一樹脂の100%非晶での回折強度曲
線をAとおく。
【0079】 下記式により、試料の結晶化度
(Xcr)を算出する。図2にX線回折強度曲線の一例を
示す。
【0080】
【数1】
【0081】
【発明の効果】上記ポリエステル製ボトル吸着物の除去
方法は、結晶化度が高いポリエステル製ボトルを、特定
の温度雰囲気下に保持することにより吸着物を脱着して
いるので、容易にボトルに吸着した吸着物を除去するこ
とができる。
【0082】本発明は、ポリエステル製ボトルを再使用
する際に有用であり、本発明により吸着物が除去された
再使用ボトルは、充填された内容物の香気や味を劣化さ
せることがない。
【0083】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
【0084】なお、本発明においてボトルの耐熱性、ボ
トルの吸着特性の評価は下記のようにして行った。 [耐熱性]ボトルの耐熱性の評価はボトルに90℃の熱
水を充填しその変形性を下記のような基準で比較するこ
とで行った。変形性が小さい場合にボトル耐熱性が高い
とした。
【0085】 非常に良好:ボトルの変形が見られなかった 良好:ボトルの一部がわずかに変形した 不良:ボトルの変形が激しく、実使用できない [吸着特性の評価]メタノール(またはパラキシレン)
1.5リットルを入れたボトルを、25℃、50%RH
の条件下で7日間放置した後、メタノール(またはパラ
キシレン)を抜き、20℃の蒸留水で洗浄し、30℃の
乾燥空気を吹き付けることでボトル内部を乾燥させる。
以上のようにしてメタノール(またはパラキシレン)が
吸着したボトルを調製する。
【0086】次いで、得られたボトル(0hr)のメタ
ノールまたはパラキシレンの吸着量と、該ボトルを表2
に示す温度(湿度:30%RH)のエアーオーブン中に
入れて、エアーオーブンに入れてから4hr後におけ
る、メタノールまたはパラキシレンの吸着量を測定し
た。
【0087】メタノールおよびパラキシレンの吸着量の
測定は、ヘッドスペース法ガスクロマトグラフィー分析
法によって行われる。すなわち、前記ボトル胴部から
2.0gの試料を切取り、切り取った試料を10mlの
サンプルバイアルに入れ、ヘッドスペース部の温度を1
45℃とし、30分間で出てくる物質をガスクロマトグ
ラフ法で分析・定量して決定する。
【0088】
【実施例1】ポリエチレンテレフタレート(三井ペット
樹脂(株)製J135)を名機製作所(株)製M−10
0A射出成形機で成形しプリフォームを得た。この時の
成形温度は290℃であった。
【0089】次に、該プリフォームを付属の赤外線ヒー
タでプリフォーム胴部中央部の表面温度が90〜100
℃となるように加熱して、CORPOPLAST社製L
B−01成形機で延伸ブローしてボトルを成形した。
【0090】延伸ブロー時に金型を130℃に加熱し、
ボトルを金型に5秒間接触してヒートセット処理を行
い、次にボトルを100℃以下に冷却後金型より取り出
した。得られたボトルについて、明細書中に定義した耐
熱性、吸着特性の評価をした。結果を表1および表2に
示す。
【0091】
【実施例2】実施例1において延伸ブロー時に金型を1
50℃に加熱した以外は実施例1と同様にしてボトルを
成形した。
【0092】得られたボトルについて、明細書中に定義
した耐熱性、吸着特性の評価をした。結果を表1および
表2に示す。
【0093】
【実施例3】実施例1において延伸ブロー時に金型を2
00℃に加熱した以外は実施例1と同様にしてボトルを
成形した。
【0094】得られたボトルについて、明細書中に定義
した耐熱性、吸着特性の評価をした。結果を表1および
表2に示す。
【0095】
【比較例1】実施例1において金型温度を30℃として
ヒートセットしなかったこと以外は実施例1と同様にし
てボトルを作成した。作成したボトルについて、実施例
1と同様に明細書中に定義した耐熱性、吸着特性の評価
をした。結果を表1および表2に示す。
【0096】
【表1】
【0097】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】ボトルの一例を示す概略断面図である。
【図2】結晶化度の算出方法を示すための、X線回折強
度曲線である。図中(A)は100%非晶での回折強度
曲線であり、(C)はボトルの回折強度曲線である。
【符号の説明】
1 … ボトル 2 … 口栓部 4 … 胴部 6 … 底部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−98315(JP,A) 特開 平2−30512(JP,A) 特開 平2−209219(JP,A) 特開 昭56−2131(JP,A) 特開 平4−154536(JP,A) 実開 平2−97212(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 17/00 - 17/02 C08J 11/00 - 11/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトル胴部の平均結晶化度が32〜70%
    であるポリエステル製ボトルを、40〜150℃の雰囲
    気下に保持してボトルに吸着した吸着物を脱着して得ら
    れた再使用ボトルに内容物を充填することを特徴とする
    ポリエステル製ボトルの再使用方法
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