JP3293814B2 - マニキュア液用ブラシおよび当該ブラシを備えたマニキュア液用適用装置 - Google Patents

マニキュア液用ブラシおよび当該ブラシを備えたマニキュア液用適用装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、房状に互いにほぼ
並行に配置され、ブラシ棒(a brush wand)と称される支
持体に固定された剛毛を含む種類の、マニキュア液また
は爪用ケア製品、液体口紅製品または液体ファンデーシ
ョンのようなメイクアップまたは美容製品を適用するた
めのブラシに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】マニ
キュア液は、一般的に、貯蔵位置において容器に収容さ
れたマニキュア製品に浸っている適用用ブラシと一体化
したストッパーおよび首部を備えた容器からなる適用装
置に収容されている。
【0003】マニキュア液を適切に適用するために、ブ
ラシの剛毛の房が、爪に一様な層のマニキュア液を堆積
させるために一様であることが重要である。しかしなが
ら、マニキュア液製品を収容する容器に収容される前
に、ブラシの輸送および貯蔵中に、剛毛の房が変形され
るかもしれない。例えば、房の一つ以上の剛毛が曲が
り、次いで剛毛が拡がり、均質な房を形成しなくなる。
このように変形した房は、製品が爪に一様に適用されう
ることを妨げ;さらに、このようなブラシは容器の首を
通して差し込むことが困難であり、かくして、マニキュ
ア液を収容する工業的方法の適切な実施を妨げている。
【0004】剛毛の房の変形を避けるために、補強溶液
と称される被膜形成ポリマーの溶液に浸すことによっ
て、容器に収容される前に剛毛の房を処理することが可
能である。乾燥後、被膜形成ポリマーの被覆が剛毛表面
に形成され、剛毛を変形または広がりから保護し、かく
して剛毛が補強される。
【0005】補強溶液は、剛毛の房が急速に浸潤できる
ように十分に液状でなければならない。この溶液は、房
の適切な保持を確実にするのに十分な房の毛細管効果に
よって浸潤し得るものでなければならない。房に堆積
後、この溶液は、非粘着性の、細かく砕けない、柔軟か
つもろくないポリマー被覆を房に残すように、急速に乾
燥しなければならない。このポリマー被覆は、マニキュ
ア製品に房が浸された際に、製品の化粧特性を妨害また
は不安定化することなく、急速に溶解しうるものでなけ
ればならない。
【0006】ニトロセルロースは、有機溶媒中のマニキ
ュア液において最も一般的に用いられている被膜形成ポ
リマーの一つである。かかるマニキュア液について、補
強溶液は、ニトロセルロースおよび可塑化剤の溶液であ
る。例えば欧州特許公開第648485号公報に記載さ
れているように、水性媒体中に分散された被膜形成ポリ
マーの粒子を含む水性媒体中のマニキュア液も知られて
おり、これらの製品では、分散粒子状の被膜形成ポリマ
ーは水に不溶性である。水をベースとするマニキュア液
を適用することを意図したブラシを処理するために、補
強溶液として、水溶性ポリマーを含む水溶液を用いるこ
とが可能である。この水溶性ポリマーは、マニキュア液
製品に存在する水に不溶性の被膜形成ポリマーと異なる
性質を有する。ニトロセルロースを含む溶媒におけるマ
ニキュア液とは違って、マニキュア製品中に存在する同
じ被膜形成ポリマーを用いてブラシの房を処理すること
は困難である。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明の目的は、水性媒体中のマニキュア液を適用するの
に適した補強されたブラシを提供することである。
【0008】驚くべきことに、本願出願人は、かかるブ
ラシが、特定のポリビニルアルコールを用いて剛毛の房
を補強することによって得られることを見出した。この
ポリマーは水に容易に溶解され、房が急速に浸潤される
ことを可能にする流動性の水溶液を得ることを可能にす
る。房に堆積した水溶液は急速に乾燥し、非粘着性であ
り、かつ、もろく砕けない被覆を剛毛上に残す。かくし
て処理された剛毛は、広がらない一方で、十分な柔軟性
を残しており、収容される前にブラシを輸送および貯蔵
するという制約を受けた後でさえ均質な房を形成する。
さらに、ブラシがマニキュア液容器に取り付けられた
後、ポリマー被覆は、マニキュアの化粧特性を変更、も
しくは製品を不安定化することなく、水を含むマニキュ
ア液製品に急速に溶解する。
【0009】特に、本発明の主題は、剛毛の房を含み、
これらの剛毛の一端が棒の自由端に固定された、メイク
アップまたは美容製品を適用するためのブラシであっ
て、房の剛毛が、少なくとも式(I)および(II)の単
位を含む部分的にアセチル化されたポリビニルアルコー
ル:
【化4】 [式中、式(II)の単位は、ポリマーに対して3mol
%から40mol%の範囲の比率で存在し、このポリビ
ニルアルコールは、10000から190000の範囲
の重量平均分子量を有する]を用いて表面含浸されてい
ることを特徴とする。
【0010】また、本発明の主題は、メイクアップ製品
を適用するための、一端が棒の自由端に固定されてい
、剛毛の房を含むブラシの房の剛毛を被覆する方法で
あって、剛毛の房の少なくとも一部を上記ポリビニルア
ルコールを含む水性組成物と接触させ、次いで剛毛の房
を組成物から取り出し、乾燥させることを特徴とする。
【0011】また、本発明の主題は、上記方法に従って
得られるメイクアップ製品を適用するためのブラシであ
る。
【0012】また、本発明の主題は、貯蔵位置におい
て、容器に収容された水性媒体を含むマニキュア液また
は爪用ケア製品に浸っている上記ブラシと一体化したス
トッパーと首部とを備えた容器からなる、マニキュア液
または爪用ケア製品の適用装置でもある。
【0013】また、本発明の主題は、貯蔵位置におい
て、容器に収容されたマニキュア液または爪用ケア製品
に浸っているブラシと一体化したストッパーおよび首部
を備えた容器からなる、マニキュア液または爪用ケア製
品の適用装置でもあり、前記製品が、少なくとも一つの
上記ポリビニルアルコールを含む水性媒体を含むことを
特徴とする。
【0014】本発明に従って用いられるポリビニルアル
コールは、毛細管効果によってブラシの剛毛の房を浸す
ことが可能な十分な流動性を備えた補強溶液を得るため
に、10000から190000、好ましくは1000
0から120000、さらに好ましくは31000から
50000の範囲の重量平均分子量を有する。
【0015】有利に、式(II)の単位を、10から15
mol%の範囲の比率でポリビニルアルコール中に存在
させることができる。
【0016】本発明の好ましい実施態様では、ポリビニ
ルアルコールは、式(I)と(II)の単位からなる。
【0017】本発明に従って使用することのできるポリ
ビニルアルコールとしては、Air Products Chemical社
の商品名“AIRVOL 203”、“AIRVOL 205”、“AIRVOL 6
108”、“AIRVOL 523”および“AIRVOL 540”、Rhone-P
oulenc社の“RHODOVIOL 4/125”、“RHODOVIOL 14/13
5”および“RHODOVIOL 25/140”、Hoechst社の“MOWIOL
4-88”、“MOWIOL 40-88”および“MOWIOL 18-88”、並
びにDuPont社の“ELVANOL 51-05”および“ELVANOL 52-
22”である。
【0018】房の剛毛は、ポリアミド、ポリエステル、
ポリエーテル−ブロック−アミド、ポリエチレン、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリ
塩化ビニル、ビスコース、レーヨン、ポリアセタール、
天然絹糸またはこれらの混合物から選択された材料で構
成することができる。
【0019】ブラシを構成する剛毛は、好ましくは、例
えば、1ミリメートルの4/100から40/100の
範囲の直径の円(Φ)に内接した横断面を有することが
できる。
【0020】本発明のその他の実施態様によれば、房
は、小さい横断面の剛毛すなわち細い剛毛と、大きい横
断面の剛毛すなわち粗大な剛毛を混合して含むことがで
き、粗大な剛毛の比率はブラシの房の全体量に対して2
%から95%、好ましくは10%から90%の範囲とす
ることができる。特に、細い剛毛は、1ミリメートルの
4/100から10/100の範囲の内接横断面を有す
ることができ、太い剛毛は、1ミリメートルの11/1
00から40/100の範囲の内接横断面を有すること
ができる。
【0021】ブラシの剛毛の房は、5から25mm、好
ましくは13から20mmの長さを有することができ
る。
【0022】本発明の有益な態様によれば、剛毛は、繊
維の束をU字型に曲げることによって得られた一端を有
することができ、U字の底部が押し込み締結具によって
ブラシの棒の自由端に形成された収容部に保持すること
ができる。有利に、この収容部は回転柱(a cylinder of
revolution)であってもよい。また、卵形の、細長い、
または十字形の形状を備えていていること、あるいは半
円タイルの形状も考えられる。この収容部は、棒の自由
端に向かって張り出していてもよい。剛毛の房も、接着
によって、もしくは例えばフェルールのようなブラシの
製造に通常用いられるその他の手段によって、収容部に
固定されてもよい。
【0023】房を形成する剛毛の数は、有利に100か
ら600の範囲とすることができる。
【0024】剛毛を構成する材料は、表面の状態および
/または滑り特性を修正し、かつ/または、水および/
またはマニキュア液等のメイクアップ製品に含まれる溶
媒に対する湿潤性を低減する薬剤、または静電気防止剤
を有利に含むことができる。
【0025】有利に、剛毛の滑り特性を改良し、かつ水
に対する湿潤性を低減する薬剤を、0.2から15重量
%の範囲の量で剛毛の材料に取り込むことができる。
【0026】滑り剤は、ポリテトラフルオロエチレン、
窒化ホウ素、モリブデンジスルフィド、グラファイト、
シリコーン、フレリン(fullerines)およびタルクから形
成される群から選択することができる。
【0027】有利に、少なくとも一部の剛毛は、長さ方
向に僅かに波形状であってもよい。剛毛は、円、環状多
角形、十字形、長方形、多葉形、U、CおよびV型の群
から選択された形状の横断面を有し、かつ、少なくとも
一つの毛細管溝を有する形状とすることができる。
【0028】ブラシを構成する剛毛の自由端は、例えば
火炎ブラッシングのような熱処理によって得られたピン
ヘッドの形状に形成されてもよい。また、剛毛の自由端
をテーパー状とすることができ、このようなテーパー
は、例えばグラインディングまたはカーディングによっ
て得られる。
【0029】ブラシの断面は、種々の形状を有すること
ができ、特に、房は、円形断面、半円タイル状または卵
形の断面または十字形断面を有することができる。さら
に、剛毛は、異なる長さを有することができる。特に、
ブラシの自由端が平らまたは丸みを帯びていてもよい。
【0030】本発明に従って使用できるブラシは、特
に、欧州特許公開第556081号公報、欧州特許公開
第581922号公報、欧州特許公開第651955号
公報および欧州特許公開第673612号公報に記載さ
れており、その内容を参照として本願に含める。
【0031】本発明に係るブラシを得るために、少なく
とも一部または全ての、ブラシの剛毛の房を、上記ポリ
ビニルアルコールを含む水性組成物と接触させる。有利
に、剛毛の房の長さの半分が組成物に浸され;毛細管効
果によって房が浸潤されるのに十分な時間、房の端部を
組成物に接触させることができる。接触時間は、比較的
短くてもよく、特に5秒以下とすることができる;瞬間
浸漬操作を行うこともできる。
【0032】ポリビニルアルコールが水に完全に溶解す
ることから、本発明に係る方法において用いられる水性
組成物−いわゆる補強溶液−は、前記ポリビニルアルコ
ールの水溶液の形態で存在する。
【0033】剛毛の房の良好な浸潤を助ける非常に流動
的な溶液を得ることを可能にするために、好ましくは、
ポリビニルアルコールは、組成物の全重量に対して0.
1から10重量%、好ましくは0.5から5重量%の範
囲の量で組成物中に存在させることができる。
【0034】ブラシを浸潤させた後、ブラシを補強溶液
から取り出し、剛毛上に堆積したポリマー被覆が乾燥す
るまで乾燥させる。乾燥は、周囲空気中、または熱源ま
たは送風(送風機)を用いて行うことができる。
【0035】房を浸潤させた後の補強溶液の乾燥時間を
低減するために、補強溶液は、特にエタノールのような
少なくとも一つのC2−C5低級アルコールをさらに含む
ことができる。組成物中の低級アルコールの含有量は、
組成物の全重量に対して、0から80重量%、好ましく
は40から70重量%の範囲とすることができる。
【0036】補強溶液は、さらに、溶液の表面張力を低
減し、かつ、ブラシの剛毛の良好な浸潤を促すために、
湿潤剤をさらに含むことができる。湿潤剤として、例え
ば、ジメチコーンコポリオールを用いることができる。
湿潤剤は、特に、ポリビニルアルコールの全重量に対し
て、0.1から15重量%、好ましくは0.5から5重
量%の範囲の量で存在させることができる。
【0037】ジメチコーンコポリオールは、一般式(II
I)の化合物:
【化5】 [式中、 −R1は、同一でも異なってもよく、水素原子、直鎖状
または分枝状C1−C30アルキル基またはフェニル基を
示す; −R2は、同一でも異なってもよく、−(Cx2x)−
(OC248−(OC36b−OR3を示す; −R3は、同一でも異なってもよく、水素原子、1から
12の炭素原子を含む直鎖状または分枝状アルキル基、
および2から12の炭素原子を有する直鎖状または分枝
状アシル基から選択される; −nは、0から1000の範囲である; −pは、1から30の範囲である; −aは、0から50の範囲である; −bは、0から50の範囲である; −a+bは、1以上である; −xは、1から5の範囲である; −数平均分子量は、15000以上であり、好ましくは
25000から75000の範囲である] から選択することができる。
【0038】好ましくは、以下の条件: −R1はメチル基を示す; −R3は、水素原子、メチル基またはアセチル基を示
し、好ましくは水素原子を示す; −pは、8から20の範囲である; −aは、5から40の範囲、好ましくは15から30の
範囲である; −bは、5から40の範囲、好ましくは15から30の
範囲である; −xは、2または3である; −nは、20から600の範囲、好ましくは50から5
00の範囲、さらに好ましくは100から300の範囲
である; の少なくとも一つ、好ましくは全てを満たす一般式(II
I)のオキシアルキレン化シリコーンが用いられる。
【0039】かかるシリコーンは、例えば、参照として
含める米国特許第4311695号に記載されている。
【0040】ジメチコーンコポリオールは、特に199
2年10月のIFSCCの第17回国際会議において、
Dow Corning社から提示され、Linda Madoreらの論文“W
ater-soluble dimethicone copolyol waxes for the pe
rsonal care industry”、第1から3頁に報告されてい
る。
【0041】これらのジメチコーンコポリオールは、一
つ以上の水溶性エーテル官能基(オキシアルキレン、特
にオキシエチレンおよび/またはオキシプロピレン)を
含むポリジメチルシロキサン(PDMS)である。
【0042】かかるジメチコーンコポリオールは、ABIL
B8851またはABIL B88183の名称で、Goldschmidt社から
市販されている。また、Shin-Etsu社から市販されてい
る化合物KF 351から354およびKF 615A、またはWacker社
のDMC 6038を挙げることもできる。
【0043】使用できるジメチコーンコポリオール誘導
体は、特に、糖修飾等された、リン酸基、硫酸基、ポリ
ジメチルアンモニウムミリスタミドクロリド基、ステア
リン酸基、アミン基を有するジメチコーンコポリオール
とすることができる。ジメチコーンコポリオール誘導体
として、特にSiltech社からSilphos A100、Siltech ami
ne 65、Silwax WDIS、ミリスタミドシリコーンクアット
(quat)の名称で市販されている化合物、もしくはPhoeni
x社からPecosil PS 100の名称で市販されている化合物
を用いることができる。
【0044】Wacker社からVP 1661の名称で市販されて
いる誘導体、またはDow Corning社から2501 Cosmetic W
axの名称で市販されている誘導体も使用することができ
る。
【0045】最も好ましいシリコーンは、例えば、Dow
Corning社からQ2-5220の名称で市販されているもの、並
びに、Rhone-Poulenc社からMIRASIL DMCOの名称で市販
されているものである。
【0046】本発明に係るブラシは、水性媒体を含むマ
ニキュア液または爪用ケア製品の収容および適用に特に
適している。マニキュア液または爪用ケアの適用装置
は、上記ブラシと一体化したストッパーおよび首部を備
えた容器を含み、前記ブラシは、貯蔵位置において容器
に収容された水性溶媒を含むマニキュア液または爪用ケ
ア製品に浸っている。
【0047】ブラシをこの容器に取り付けた後、ブラシ
の剛毛の表面に存在するポリビニルアルコールは、水性
マニキュア液または爪用ケア製品に容易に溶解する。そ
れゆえ、この適用装置に収容されたこの製品は、水性媒
体中に、溶解されたポリビニルアルコールを製品の全重
量に対して0.005から0.5重量%の範囲の量で含
む。
【0048】化粧用マニキュア液または爪用ケア製品
は、一般に、水性媒体中に分散した粒子状の少なくとも
一つの水不溶性被膜形成ポリマーを含む。この被膜形成
ポリマーは水に不溶性であることから、上記ブラシを処
理するために用いられた水溶性ポリビニルアルコールと
は異なる化学的性質を有する。
【0049】被膜形成ポリマーとして、既知の方法で、
合成、ラジカル型または重縮合型ポリマー、天然由来の
ポリマー、およびこれらの混合物を用いることが可能で
ある。
【0050】“ラジカル被膜形成ポリマー”という表現
は、不飽和の、特にエチレン性(ethylenically)不飽和
の、モノマーの重合によって得られたポリマーを意味す
ると介すべきであり、各モノマーは単独重合されうる
(共重合産物と異なる)。
【0051】ラジカル型被膜形成ポリマーは、特にアク
リルポリマー等のビニルポリマーまたはコポリマーとす
ることができる。
【0052】ビニル被膜形成ポリマーは、少なくとも一
つの酸性基を有するエチレン性不飽和を有するモノマー
および/またはこれらの酸性モノマーのエステルおよび
/またはこれらの酸性モノマーのアミドの重合から生じ
うる。
【0053】酸性基を有するモノマーとして、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸およびイタ
コン酸のような、α、β−エチレン性不飽和カルボン酸
を用いることができる。
【0054】酸性モノマーのエステルは、特にC1−C
20アルキル等のアルキルアクリラート(メタクリラー
ト)、特にC6−C10アリール等のアリールアクリラー
ト(メタクリラート)、および特にC2−C6ヒドロキシ
アルキル等のヒドロキシアルキルアクリラート(メタク
リラート)等の、アクリル(メタクリル)酸のエステル
(いわゆるアクリラート(メタクリラート))から選択
することができる。
【0055】酸性モノマーのアミドとしては、例えば、
特にN-アルキル、C2−C12アルキルアクリル(メタク
リル)アミド等の、アクリル(メタクリル)アミドを挙
げることができる。
【0056】被膜形成ビニルポリマーは、ビニルエステ
ルとスチレンモノマーから選択されたモノマーの単独重
合または共重合からも得られる。特に、これらのモノマ
ーは、上述したような酸性モノマーおよび/またはその
エステルおよび/またはそのアミドと重合されうる。
【0057】ビニルエステルの例としては、ビニルアセ
タート、ビニルネオデカノアート、ビニルピバラート、
ビニルベンゾアートおよびビニルt−ブチルベンゾアー
トを挙げることができる。
【0058】スチレンモノマーとしては、スチレンおよ
びアルファ-メチルスチレンを挙げることができる。
【0059】所定のモノマーのリストは徹底したもので
はなく、アクリルモノマーとビニルモノマーの範疇に含
まれる当業者に周知のあらゆるモノマー(シリコーン鎖
によって修飾されたモノマーを含む)を用いることがで
きる。
【0060】マニキュア液または爪用ケア製品に用いら
れるラジカルポリマーは、米国特許出願第415805
3号、国際特許出願第97/42930号および仏国特
許出願第2755009号に記載されている。
【0061】被膜形成ポリマーとして使用できる重合産
物の中では、アニオン性、カチオン性、非イオン性また
は両性ポリウレタン、アクリルポリウレタン、ポリビニ
ルピロリドン-ポリウレタン、ポリエステル-ポリウレタ
ン、ポリエーテル-ポリウレタン、ポリ尿素、ポリ尿素-
ポリウレタン、およびこれらの混合物を挙げることがで
きる。使用できるポリウレタンは、特に欧州特許公開第
680742号公報に記載されている。
【0062】被膜形成ポリマーとして使用することがで
きる重縮合産物の中では、ポリエステル、ポリエステル
アミド、脂肪鎖を有するポリエステル、ポリアミドおよ
びエポキシエステル樹脂を挙げることもできる。使用で
きるポリエステルは、特に米国特許出願第377999
3号に記載されているもの、あるいは、Eastman Chemic
al社からEastman AQ(商標)の商品名で市販されている
ものである。
【0063】任意に修飾された、天然由来のポリマー
は、シェラック樹脂、サンダラックガム、ダンマー、エ
レミガム、コーパル、水不溶性セルロースポリマーおよ
びこれらの混合物から選択することができる。かかるポ
リマーは、特に欧州特許出願第676451号公報に記
載されている。
【0064】一つ以上の被膜形成ポリマーを含む分散物
は、一般的な知識に基づいて当業者によって調製されて
もよい。
【0065】水性分散物中のポリマー粒子の大きさは、
10から500nmの範囲、好ましくは20から300
nmの範囲とすることができる。
【0066】水性分散物中のポリマーは、マニキュア液
または爪用ケア製品に、製品の全重量に対して、被膜形
成ポリマーの乾燥物の1から50重量%、好ましくは5
から45重量%の範囲の量で、存在させることができ
る。
【0067】マニキュア液または爪用ケア製品は、当業
者に周知の可塑剤および/または合体剤を含むことがで
きる。
【0068】本発明は、上記の取り決めから離れて、添
付した図面に関して記述された完全に非限定的な例証的
実施態様に関して、以下により十分に説明されるいくつ
かのその他の取り決めからなる。
【0069】図1は、棒4の一端4aに固定され、かつ
棒の軸方向に並べられた剛毛3の房2を備える、マニキ
ュア液を適用するためのブラシ1を示す。円筒形のスリ
ーブ5は、棒4の房2と反対側の端部にしっかりと取り
付けられ、この端部がスリーブに取り付けられている。
この円筒形のスリーブ5は、ブラシを扱うための部材と
して作用し、また、例えば、マニキュア液ボトルの首部
にネジ止めされることを意図した栓としても作用する。
房2は、長さ方向の中間点で二つに折り曲げられた剛毛
の束から得られる。房2は、棒4の端部4aにおいて開
口している結合孔によって形成された収容部(図1に図
示せず)に剛毛の房の折り曲げられた部分を取り付ける
ことによって、棒4の端部4aに既知の方法で固定され
る。棒に剛毛の房を固定することに関する詳細な説明に
ついては、欧州特許公開第651955号公報および欧
州特許公開第673612号公報を参照することがで
き、その内容を参照として本願に含める。
【0070】図2は、水を含むマニキュア液製品9を含
むボトル8の首部7に留められた図1のブラシ1を含む
マニキュア液装置6を示す。剛毛の房2は製品9に浸っ
ている。製品9は、水性溶媒中に溶解された本発明に係
るポリビニルアルコールを含み、水性溶媒中に分散され
た粒子の形態の水不溶性被膜形成ポリマーをさらに含
む。
【0071】本発明の方法に係るブラシ処理の例、およ
び本発明の一部を形成しない方法を用いてなされた比較
例を、以下に記す。
【0072】
【実施例】実施例1:補強溶液S1を以下の組成を用い
て調製した。 溶液1: − 部分的にアセチル化されたポリビニルアルコール (Air Product Chemical社のAIRVOL 205) 1.5g − エチルアルコール 66g − 水 全体を100gにする量
【0073】以下の特徴を有するブラシを前記溶液で処
理した。 剛毛の露出部の長さ:18mm ナイロン-11(RILSAN)からなる90%の円筒形の剛
毛、15/100mm、5%のモリブデンジスルフィド
添加、約110本の剛毛; ナイロン-6,12(TYNEX nylon)からなる10%の円筒
形の剛毛、8/100mm、約46本の剛毛。
【0074】ブラシの房を、溶液に1秒間、半分浸し
た。
【0075】このブラシを取り出し、空気中で乾燥させ
た。乾燥後、剛毛の表面を被覆しているポリビニルアル
コールは粘着性でなく、一様な房に維持しながらも、良
好な柔軟性を剛毛に与えた。
【0076】水性マニキュア液製品、例えば欧州特許公
開第648485号公報の実施例と同じものにブラシを
浸すと、剛毛の表面のポリマーが水性媒体中に容易に溶
解し、かつ、マニキュア液の化粧特性を変更しなかっ
た。ブラシの均質な房が、マニキュア液の一様な層を爪
に適用可能にした。
【0077】実施例1のブラシを、以下のマニキュア液
製品を含むボトルに取り付けた。 − 35%の固形分を有する水性ポリエステル-ポリウレタン分散物 (Goodrich社のAVALURE UR 405) 25g MA − アセチルトリブチルシトラート 2.5g − エタノール 5g − 粘土 1g − 顔料 3g − 防腐剤 適量 − 水 全体を100gとする量
【0078】ブラシの房をマニキュア液製品に浸した
後、ポリビニルアルコールは、マニキュア液に完全に溶
解した。マニキュア液製品は、不安定化されることな
く、その化粧特性を維持した。
【0079】実施例2:以下の補強溶液2を用いて、実
施例1と同じ方法を実施した。 溶液2: − 部分的にアセチル化されたポリビニルアルコール (Air Product Chemical社のAIRVOL 540) 1.7g − エタノール 50g − 水 全体を100gとする量
【0080】ブラシの房をマニキュア液製品に浸した
後、ポリビニルアルコールは、マニキュア液に完全に溶
解した。不安定化することなく、その化粧特性を維持し
た。
【0081】比較例3および4:以下の組成を有する本
発明の一部を形成しない二つの補強溶液を調製した。 溶液3: − ポリメタクリル酸ナトリウム (Vanderbilt社のDARVAN 7) 2.5g − エタノール 20g − 水 全体を100gとする量 溶液4: − ヒドロキシプロピルメチルセルロース (Dow Chemical社のMETHOCEL E4 M UG) 0.67g − エタノール 66.6g − 水 全体を100gとする量
【0082】各溶液について、実施例1と同じ特性を有
するブラシを、1秒間溶液に半分浸すことによって処理
した。
【0083】溶液3を用いた処理は、房が30分後でも
乾燥していなかったので、含浸した剛毛の房を急速に乾
燥させなかった。この極端に長い乾燥時間は、ブラシの
処理の工業的実施には適していない。
【0084】溶液4は、含浸および乾燥後、堅い被膜を
形成した。さらに、この被膜は、僅かな接触(例えば、
房のねじれ)で容易に砕け、剛毛が補強されず、房が容
易に変形可能であった。
【0085】本発明に係る実施例1または2を用いて処
理されたブラシのみが、マニキュア液の安定性または化
粧特性を損なうことなく、房の良好な補強と、水性マニ
キュア液製品におけるポリビニルアルコールの適切な溶
解を達成可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマニキュア液用ブラシの側面図で
ある。
【図2】本発明に係るマニキュア液装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・ブラシ、2・・・房、3・・・剛毛、4・・・棒、5・・・ス
リーブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−14812(JP,A) 特開 平5−123217(JP,A) 米国特許4126144(US,A) 米国特許5354339(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 33/00 - 40/30 A45D 8/00 - 8/40 504 A45D 24/00 - 31/00 A45D 42/00 - 44/22 A46B 1/00 - 17/08 A46D 1/00 - 9/06 B29D 9/00 B32B 1/00 - 35/00 D06M 13/00 - 15/72 D01F 1/00 - 6/96 D01F 9/00 - 9/04 EPAT(QUESTEL) WPI/L(QUESTEL)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が棒(4)の自由端(4a)に固定
    された、剛毛(3)の房(2)を含むメイクアップまた
    は美容製品を適用するためのブラシであって、房(2)
    の剛毛(3)が、少なくとも式(I)および(II)の単
    位を含む部分的にアセチル化されたポリビニルアルコー
    ル: 【化1】 [式中、式(II)の単位は、ポリマーに対して3mol
    %から40mol%の範囲の比率で存在し、当該ポリビ
    ニルアルコールは、10000から190000の範囲
    の重量平均分子量を有する]を用いて表面含浸されてい
    ることを特徴とするブラシ。
  2. 【請求項2】 ポリビニルアルコールが、10000か
    ら120000、好ましくは31000から50000
    の範囲の重量平均分子量を有することを特徴とする、請
    求項1記載のブラシ。
  3. 【請求項3】 式(II)の単位が、10から15mol
    %の範囲の比率で存在することを特徴とする、請求項1
    または2記載のブラシ。
  4. 【請求項4】 ポリビニルアルコールが、式(I)およ
    び式(II)の単位からなることを特徴とする、請求項1
    ないし3のいずれか一項に記載のブラシ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないしのいずれか一項に記載
    のブラシからなることを特徴とする、マニキュア液用ブ
    ラシ。
  6. 【請求項6】 一端が棒の自由端に固定された、剛毛の
    を含むブラシ(1)の剛毛(3)の房(2)における
    剛毛を被覆する方法であって、剛毛の房の少なくとも一
    部を、少なくとも式(I)および(II)の単位を含む部
    分的にアセチル化されたポリビニルアルコール: 【化2】 [式中、式(II)の単位は、ポリマーに対して3mol
    %から40mol%の範囲の比率で存在し、当該ポリビ
    ニルアルコールは、10000から190000の範囲
    の重量平均分子量を有する]の水性組成物と接触させ、
    次いで、剛毛の房を当該組成物から取り出し、乾燥させ
    ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 ポリビニルアルコールが、10000か
    ら120000、好ましくは31000から50000
    の範囲の重量平均分子量を有することを特徴とする、請
    求項記載の方法。
  8. 【請求項8】 式(II)の単位が、10から15mol
    %の範囲の比率で存在することを特徴とする、請求項
    または7記載の方法。
  9. 【請求項9】 ポリビニルアルコールが、組成物の全重
    量に対して0.1から10重量%、好ましくは0.5か
    ら5重量%の範囲の量で組成物中に存在することを特徴
    とする、請求項6ないし8のいずれか一項に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし9のいずれか一項に記
    載の方法によって得ることができるブラシ。
  11. 【請求項11】 貯蔵位置において、容器に収容された
    マニキュア液または爪用ケア製品(9)に浸っているブ
    ラシ(1)と一体化したストッパー(5)および首部
    (7)が設けられた容器(8)からなる、マニキュア液
    または爪用ケア製品の適用装置(6)であって、前記製
    品が水性媒体を含み、かつ、ブラシが請求項1ないし
    および10のいずれか一項に記載されたものであること
    を特徴とする適用装置。
  12. 【請求項12】 貯蔵位置において、容器に収容された
    マニキュア液または爪用ケア製品(9)に浸っているブ
    ラシ(1)と一体化したストッパー(5)および首部
    (7)が設けられた容器(8)からなる、マニキュア液
    または爪用ケア製品の適用装置(6)であって、前記製
    品が少なくとも式(I)および(II)の単位を含む少な
    くとも一つの部分的にアセチル化されたポリビニルアル
    コール: 【化3】 [式中、式(II)の単位は、ポリマーに対して3mol
    %から40mol%の範囲の比率で存在し、当該ポリビ
    ニルアルコールは、10000から190000の範囲
    の重量平均分子量を有する]を含む水性媒体を含むこと
    を特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 ポリビニルアルコールが、10000
    から120000、好ましくは31000から5000
    0の範囲の重量平均分子量を有することを特徴とする、
    請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 式(II)の単位が、ポリマーに対して
    10から15mol%の範囲の比率で存在することを特
    徴とする、請求項12または13記載の装置。
  15. 【請求項15】 ポリビニルアルコールが、式(I)
    よび式(II)の単位からなることを特徴とする、請求項
    12ないし14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 ポリビニルアルコールが、製品の全重
    量に対して0.005から0.5重量%の範囲の量で製
    品中に存在することを特徴とする、請求項12ないし1
    のいずれか一項に記載の装置。
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