JP3292435B2 - スタンプカートリッジ - Google Patents
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Description
れるスタンプカートリッジに関し、特に印面部をラバ−
に代えて感熱性孔版原紙で構成したスタンプカートリッ
ジに関するものである。
列を、紙面に印刷する為のスタンプであって、印面部が
ラバーで構成された種々のスタンプが使用されている。
この種のスタンプは、通常注文に応じて個別に作成され
る関係上、高価で、かつ注文から入手までの期間が長く
なる。
ヘッドにより所望のパターンに穿孔でき、その穿孔群か
らインクを透過させることで、文字列、図形、マーク等
の種々のパターンの印刷に活用可能な感熱性孔版原紙が
実用化されている。
目し、実開平5−74833号公報において、前記感熱
性孔版原紙とインクを含浸させたインク含浸体とを主体
とする孔版印刷用原紙であって、印面部をラバーで構成
したスタンプに代わる前記従来のスタンプを作成するの
に好適なスタンプカートリッジを提案した。
ムに、インクを含浸させた含浸体と、その含浸体の周囲
を囲繞する枠体とを接着し、含浸体と枠体の表面に感熱
性孔版原紙を接着した構成を有する。但し、含浸体と孔
版印刷用原紙との間に、取り出し可能な膜状のセパレー
タが装着されることもある。
場合、把持部材を有するスタンプ部材の基部の下面に、
クッション材を介して感熱性孔版原紙を接着し、その感
熱性孔版原紙に、赤外線照射やサーマルヘッドにより、
所望の文字列等のパターンを穿孔すれば、スタンプ部材
と感熱性孔版原紙とからなるスタンプであって、通常の
ラバー製のスタンプと同様に、前記所望の文字列等のパ
ターンを用紙に多数回に亙って印刷することのできるス
タンプが得られる。
に適用されているスタンプカートリッジでは、以下に述
べる問題があった。かかる問題点を図8乃至図9に基づ
き説明する。図8及び図9は従来におけるスタンプカー
トリッジの斜視図を示す。図8において、スタンプカー
トリッジ60は、上側が開放された直方体状の枠体61
の底壁下面にインク含浸体(図示せず。前記実開平5−
74833号公報を参照)を配置するとともに、インク
含浸体の下面から枠体61の周壁外面を覆うように感熱
性孔版原紙62が枠体61に接着されることにより構成
されている。
塗布形成されており、感熱性孔版原紙62を枠体61の
周壁外面に接着するには、感熱性孔版原紙62を適当に
折り込んで枠体61の4つの周壁外面に接着させ耳部6
3を形成している。
1に接着された場合、耳部63の内面が接着されていな
いために、スタンプを使用している間やスタンプカート
リッジ60を保存している間に、インク含浸体に含浸さ
れたインクが毛細管現象により、流出してしまう虞があ
る。このように流出したインクは、スタンプカートリッ
ジ60の外方に漏出することとなり、この結果、インク
が感熱性孔版原紙62の外面を汚損してスタンプ印刷さ
れる文字等が汚れてしまい、さらに、スタンプカートリ
ッジ60の交換時に手指が汚れてしまうという問題があ
る。
く感熱性孔版原紙62のインク含浸体に密着される領域
の外側の部分に粘着剤が塗布されている場合のスタンプ
カートリッジ60の斜視図である。このとき、耳部63
は、粘着剤によって2枚の内面で接着されるが、前記周
壁外面に接着されていないために、スタンプカートリッ
ジ60を外周保持部材5(図2参照)に装着するときに
引掛かったりして感熱性孔版原紙62が破れる可能性が
高いという問題もある。
になされたものであり、インク含浸体からインクが漏出
して汚損することを防止し、スタンプ印刷される文字等
を汚損することなく長期に渡って綺麗な文字等をスタン
プすることができ、手指を汚すことなく感熱性孔版原紙
の交換を行うことができるとともに、耳部の引掛かりに
よる感熱性孔版原紙の破れをも防止できるスタンプカー
トリッジを提供することを目的とする。
に本発明の請求項1に記載のスタンプカートリッジは、
底壁及び周壁により区画された凹部が設けられた枠体
と、枠体の底壁下面に配置されたインク含浸体と、イン
ク含浸体の下面から枠体の周壁を覆うように枠体に取り
付けられた感熱性孔版原紙とを備えたものを対象とし
て、前記感熱性孔版原紙は、インク含浸体に密着される
領域の外側の前記枠体周壁に取り付けられる取付代につ
いて、その縦方向または横方向の部分に切り欠き部を形
成することに より、その取付代の幅を縦方向と横方向と
で相違させた構成を有している。従って、枠体周壁へ折
込み耳部を形成しても、切り欠き部において、縦方向、
横方向の幅の取付代の差により、耳部を枠体周壁に確実
に取り付けることが可能となり、これによりインクが漏
出することを防止することができる。
について、図1から図5に基づいて詳細に説明する。
り、スタンプユニット1は、手で握る為の把持部材2
と、この把持部材2に固定的に連結されるスタンプ部材
3(図3参照)と、スタンプ部材3の外周側を覆うスカ
ート部材6と、スタンプ部材3に着脱自在に装着される
保護キャップ7とから構成されている。
いて説明する。図3は、スタンプユニット1の分解斜視
図である。
からなる下端開放の直方体状の中空体でできている。下
端部には、下方へ突出する1対の足部14が左右に設け
られ、その足部14には係合窓14aが形成されてい
る。また、内部には、上壁の下面の中央部にバネ支持部
20が形成されている。
ッジ4と外周保持部材5とで構成されている。スタンプ
カートリッジ4は、下側に浅い凹部25(図1、図5等
参照)を備え直方体状の枠である合成樹脂製の枠体26
と、この枠体26の下面側凹部25に装着される油性イ
ンクを含浸させたインク含浸体27と、インク含浸体2
7の下面と枠体26を後述する方法で覆う感熱性孔版原
紙28とから構成されている(図1参照)。尚、インク
含浸体27は粘着剤等により枠体26の下面側凹部25
に接着してもよい。また、インク含浸体27の下面に密
着した感熱性孔版原紙28の部分が印面部33を構成し
ており(図1参照)、上述したように、感熱性孔版原紙
28が枠体26の外周面を覆う構成を採用したため、ス
タンプ部材3の下面のほぼ全域に渡って印面部33を形
成することができた。その結果、印刷する際の位置決め
が簡単化される。
4が内嵌状に装着される平面視矩形状の周壁部34と、
把持部材2の足14に設けられた4つの係合窓14aに
対応する係止爪36が設けられた上壁部35によって構
成されている。係止爪36は、いずれも外側に三角形状
の突起が形成され、更にその突起の下方斜面は上方に傾
斜し、スカート部材6の内部を通って、把持部材2の4
つの係合窓14aに係合することにより固定される。
外周壁部34が上下方向にスライド自在に内嵌される平
面視矩形状の外周壁部40と、その上端であって外周保
持部材5の上壁部35の上側に位置する上壁部41と、
この上壁部41の中央部から所定高さ上方へ突出して把
持部材2内へ挿入される門形部43と、この門形部43
の上端の中央部に突設されたバネ支持部45等で構成さ
れている。スカート部材6の上壁部41には、門形部4
3を挟んだ左右1対の矩形穴42が形成されている。そ
の矩形穴42には、側部に前後して三角形状の突起46
が形成されており、把持部材2の足部14が上方より上
下方向にスライド自在に挿入され、その足部14の係合
窓14aにはその突起46が嵌挿されている。スカート
部材6のバネ支持部45には、把持部材2のバネ支持部
20との間で、把持部材2を上方へ付勢する圧縮スプリ
ング21が装着されている。尚、保護キャップ7の着脱
と印刷の位置決めのために、スカート部材6の外周壁4
0の4面の中央部の下端部が部分的に切り欠かれてい
る。
ッジ4の下面側(印面部33側)を着脱自在に覆って保
護するためのもので、その外周壁部48は、外周保持部
材5の外周壁34と、平面視にて同形状に形成され、こ
の保護キャップ7は、スカート部材6の外周壁部40に
内嵌させて支持される。保護キャップ7を装着した状態
では、その上端は外周壁34の下端に当接し、保護キャ
ップ7と印面部33との間には小さな隙間が空き、保護
キャップ7はその外周壁部48の外周面とスカート部材
6の外周壁部40の内周面との間の摩擦力でもって支持
される。それ故、保護キャップ7を装着した状態で把持
部材2を下方へ押動しても、保護キャップ7の上端と外
周壁34の下端との当接により前記隙間が保たれている
ので、保護キャップ7にインクが付着することがない。
て、所望の文字等を紙面に印刷するには、予め、前記印
面部33を形成する感熱性孔版原紙28に、図示しない
サーマルプリンタのサーマルヘッドによって、所望の文
字等を多数の穿孔によって形成しておく。
外され、スカート部材6が用紙の表面の印刷すべき位置
にセットされる。このとき、スカート部材6下端の切り
欠きを通して印刷位置と印面部33の端部とを見ながら
スタンプユニット1を動かし、印面部33が所望の印刷
位置へ正確に位置決めされる。
決めがされた後、上方より把持部材2が押圧されると、
足部14によって下方へ外周保持部材5の上壁部35が
押され、その結果、スタンプ部材3が位置を下げ、反対
にスプリング21が収縮してスカート部材6が上昇し
て、セットした所望の位置に印刷される。即ち、スカー
ト部材6を介して、印面部33を用紙の表面の所望の位
置に位置決めしてから、把持部材2を握って把持部材2
を下方へ押動させ、印面部33を用紙の表面に押圧する
と、インク含浸体27が枠26と用紙との間で押し潰さ
れ、インク含浸体27内のインクが多数の穿孔からしみ
出すため、用紙の表面に前記穿孔パターンが印刷される
こととなる。
緩めると、圧縮スプリング21により把持部材2が上方
へ付勢されるのに伴い、スタンプ部材3も上昇して戻さ
れる。このような復帰動作により、印面部33からの用
紙の剥離が促進され、薄手の用紙にもきれいに印刷され
る。
印刷が継続的に行われている間や交換用のスタンプカー
トリッジ4を保存している間に、インク含浸体27に含
浸されているインクがスタンプカートリッジ4の外方に
漏出することがある。このようにインクがスタンプカー
トリッジ4の外方に漏出すると、印面部33を汚損して
綺麗な文字等のスタンプ印刷を行うことができなくな
り、また、スタンプカートリッジ4の交換時に手指が汚
れてしまう問題がある。
1に使用されるスタンプカートリッジ4においては、前
記のようにインクがスタンプカートリッジ4の外方に漏
出することを確実に防止すべく対策が講じられている。
かかるスタンプカートリッジ4の特徴的構成について、
図1及び図4乃至図5に基づき説明する。図1はスタン
プカートリッジ4の分解斜視図、図4は感熱性孔版原紙
28の拡大断面図、図5はスタンプカートリッジ4の製
作方法を説明する斜視断面図である。
ンプユニット1の概要説明において既に触れたが、ここ
で詳細に説明する。スタンプカートリッジ4は、図1に
示すように、枠体26と、インク含浸体27と、感熱性
孔版原紙28とから構成されている。
係上、耐油性に優れる合成樹脂材料(例えば、塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール、
ポリエチレンテレフタレート等)又は金属材料で構成さ
れ、この枠体26の下面側凹部25にインク含浸体27
を装着することで、インク含浸体27の位置ズレを防止
できる。
(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリウレタン、アクリルニトリルブ
タジエンゴム等)の弾力性のある発泡体又は不織布から
なり、このインク含浸体27には、油性インクが飽和状
態に含浸されており、従ってインク含浸体27に圧力が
付加されると、インクが滲み出すようになっている。
うに、熱可塑性フィルム30と、多孔性支持体31と、
これらを接着する粘着剤層32とで構成されている。前
記熱可塑性フィルム30は、厚さ1〜4μm、好ましく
は2μmの熱可塑性合成樹脂材料(例えば、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビニリデン−
塩化ビニル共重合体等)のフィルムで構成されている。
厚さ1μm未満のものは製造コストが高価で強度も弱く
実用性に欠けるため実用的でなく、また、厚さ4μm以
上のものは、厚すぎるために、定格出力が50mJ/m
m2 程度の一般のサーマルヘッドでは穿孔できない。前
記多孔性支持体31は、天然繊維(例えは、マニラ麻、
こうぞ、みつまた等)、合成繊維(例えば、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ルニトリル等)、又はレーヨン等の半合成繊維を主原料
とした多孔性薄葉紙で構成されている。
1及び図4に示すように、枠体26の周壁側面への取付
代50が設けられており、破線により印面部領域52と
区別して図示されている。前記取付代50は、感熱性孔
版原紙28を枠体26の周壁側面で固定するために設け
られ、枠体26の周壁側面の所定領域55に塗布された
粘着剤によって、インク含浸体27のインクが枠体26
と感熱性孔板原紙28の間から外部へ流出しないように
密封する。尚、図1及び図4において、所定領域55
は、粘着剤が塗布されていない他の領域と区別するため
に、網目を施してにて図示する。
1に示すように、取付代50において長手方向の取付代
幅aと短手方向の取付代幅bとに差を設けてある。これ
は後述する折り込み耳部A(図5参照)を構成する感熱
性孔板原紙28同士を、側面に接着するためである。本
発明の実施の形態においては短手方向の取付代幅bの方
が長手方向の取付代幅aより長く、後述する折り込み耳
部A(図5参照)を枠体26の長手側面側に折り込んだ
ときに取付代50が枠体26の長手側面に露出するよう
に設けられている。
ジ4の製作方法について、枠体26を感熱性孔版原紙2
8で覆い固定する工程について、図5に基づいて説明す
る。尚、枠体26の外周側面の所定領域55には、予め
粘着剤が塗布されている。また、図4は図1に示すスタ
ンプカートリッジ4において、X−Xから見た断面図で
ある。
凹部25に装着されたインク含浸体27を感熱性孔版原
紙28へ印面部領域52に位置するように枠体26を載
せる。
26(インク含浸体27)の下面と長手側面で形成され
る稜線にあわせて折り込み、長手側面に所定領域55の
粘着剤で密着させて固定する。
26(インク含浸体27)の下面と短手側面で形成され
る稜線にあわせて折り込み、短手側面に所定領域55の
粘着剤で密着させて固定する。
で形成される稜線に接して、折り込み耳部Aが形成され
る。折り込み耳部Aは、感熱性孔版原紙28が三角状に
2枚重なる構造をとり、枠体26への長手方向の取付代
aと短手方向の取付代bとの差により、感熱性孔版原紙
28の短手方向の取付代が枠体26の長手方向側面の所
定領域55の粘着剤に対して露出される。
体26の短手側面と長手側面で形成される稜線にあわせ
て折り込み、枠体26の所定領域55に塗布された粘着
剤を介して、長手側面に接着する。これにより、折り込
み耳部Aを枠体26の長手側面に接着することができ、
枠体26を感熱性孔版原紙28で覆い固定する工程は終
了する。
剤を介して枠体26の周壁外側に完全に接着されてお
り、このように粘着剤が存在している部分に対してはイ
ンクが浸出しなくなることから、インクがスタンプカー
トリッジ4の外方に漏出することを防止することができ
るものである。
るスタンプユニット1では、枠体26の底壁下面に配置
されるインク含浸体27の下面から枠体26の周壁を覆
うように感熱性孔版原紙28を取り付けるに際して、感
熱性孔版原紙28の枠体26への取付代を長手方向と短
手方向とで相違させることにより、長手方向、短手方向
の感熱性孔版原紙26を折り込んだ際に形成される耳部
まで確実に感熱性孔版原紙28と枠体26を固定するこ
とが可能になる。
ジ4の外方に漏出することを防止することができる。こ
の結果、印面部33が漏出インクにより汚損されること
はなく、スタンプ印刷される文字等を汚すことなく長期
に渡って綺麗な文字等をスタンプ印刷することができる
とともに、手指を汚すことなくスタンプカートリッジ4
の交換を行うことができる。
部Aが破れることなくスム−ズに装着可能になる。
に、粘着剤をあらたにその接着面に塗布する必要がな
く、枠体26を感熱性孔版原紙28で覆い固定する工程
の1つを省略することにより、作業の容易化、簡易化を
図ることも可能となる。
接着することにより、耳部に浮きが生じない。このた
め、外周保持部材に装着するときに耳部の引掛かりによ
る感熱性孔版原紙28の破れが防止され、スム−ズな装
着が可能となるものである。
て、図6及び図7に基づいて詳細に説明する。尚、前記
第一の実施の形態と同一の部分は同一の名称及び符号を
援用し、その説明を省略する。
すように、取付代50において切り欠き部53を設けて
ある。これは後述する折り込み耳部A(図7参照)を構
成する感熱性孔板原紙29同士を、側面に接着するため
である。この第二の実施の形態においては長手方向の取
付代に切り欠き部53が設けてあり、切り欠き部53に
おける短手方向の取付代幅dの方が長手方向の取付代幅
cより長く、後述する折り込み耳部A(図7参照)を枠
体26の長手側面側に折り込んだときに取付代50が枠
体26の長手側面に露出するように設けられている。
い固定する工程について、図7に基づいて説明する。
凹部25に装着されたインク含浸体27を感熱性孔版原
紙29へ領域52に位置するように枠体26を載せる。
26(インク含浸体27)の下面と長手側面で形成され
る稜線にあわせて折り込み、長手側面に所定領域55の
粘着剤で密着させて固定する。
26(インク含浸体27)の下面と短手側面で形成され
る稜線にあわせて折り込み、短手側面に所定領域55の
粘着剤で密着させて固定する。
で形成される稜線に接して、折り込み耳部Aが形成され
る。折り込み耳部Aは、感熱性孔版原紙29が三角状に
2枚重なる構造をとり、切り欠き部53における枠体2
6への長手方向の取付代cと短手方向の取付代dとの差
により、感熱性孔版原紙29の短手方向の取付代が枠体
26の長手方向側面の所定領域55の粘着剤に対して露
出される。
体26の短手側面と長手側面で形成される稜線にあわせ
て折り込み、枠体26の所定領域55に塗布された粘着
剤を介して、長手側面に接着する。これにより、折り込
み耳部Aを枠体26の長手側面に接着することができ、
枠体26を感熱性孔版原紙29で覆い固定する工程は終
了する。
剤を介して枠体26の周壁外側に完全に接着されてお
り、このように粘着剤が存在している部分に対してはイ
ンクが浸出しなくなることから、インクがスタンプカー
トリッジ4の外方に漏出することを防止することができ
るものである。
長さに調節すれば、所定領域55の粘着剤が露出するこ
となく、枠体26を感熱性孔版原紙29で覆い固定する
ことができる。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々の変形、改良が可能であることは勿論である。
り込み耳部Aを枠体26の長手側面に接着させるように
構成したが、枠体26の短手側面に接着させるように構
成したスタンプカートリッジ4の場合でも、前記各実施
の形態と同様な効果が得られることは明かである。
26の外周側面に予め粘着剤が塗布されている場合を示
したが、感熱性孔版原紙の取付代に粘着剤を塗布しても
同様の効果が得られることは明かであり、耳部Aの三角
状に2枚重なる部分が粘着剤により内面で接着されるの
で、より高いインク漏出防止効果を得ることができる。
感熱性孔版原紙の四隅に切り欠き部を形成したが、各辺
の中央部に切り欠き部を形成してもよい。
請求項1に記載のスタンプカートリッジによれば、前記
取付代について、その縦方向または横方向の部分に切り
欠き部を形成することにより、その取付代の幅を縦方向
と横方向とで相違させているので、感熱性孔版原紙折り
込みの時に形成される耳部まで確実に接着する事が可能
になり、インク含浸体からインクがスタンプカートリッ
ジの外方に漏出して汚損することを防止することがで
き、もってスタンプ印刷される文字等を汚損することな
く長期に渡って綺麗な文字等をスタンプすることができ
るとともに、手指を汚すことなくスタンプカートリッジ
の交換を行うことができ、さらにスタンプカ−トリッジ
を周辺保護部材に装着する際に耳部の引掛かりによる感
熱性孔版原紙の破れも防ぐことができるスタンプカート
リッジを提供することができる。
ッジの分解斜視図である。
視図である。
解斜視図である。
視図である。
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 底壁及び周壁により区画された凹部が設
けられた枠体と、枠体の底壁下面に配置されたインク含
浸体と、インク含浸体の下面から枠体の周壁を覆うよう
に枠体に取り付けられた感熱性孔版原紙とを有するスタ
ンプカートリッジにおいて、 前記感熱性孔版原紙は、インク含浸体に密着される領域
の外側の前記枠体周壁に取り付けられる取付代につい
て、その縦方向または横方向の部分に切り欠き部を形成
することにより、その取付代の幅を縦方向と横方向とで
相違させたことを特徴とするスタンプカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21440495A JP3292435B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | スタンプカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21440495A JP3292435B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | スタンプカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958102A JPH0958102A (ja) | 1997-03-04 |
JP3292435B2 true JP3292435B2 (ja) | 2002-06-17 |
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ID=16655239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21440495A Expired - Fee Related JP3292435B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | スタンプカートリッジ |
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1995
- 1995-08-23 JP JP21440495A patent/JP3292435B2/ja not_active Expired - Fee Related
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