JP3291544B2 - ボックスカルバート構築のための分割組立方法 - Google Patents

ボックスカルバート構築のための分割組立方法

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JP3291544B2 JP34566597A JP34566597A JP3291544B2 JP 3291544 B2 JP3291544 B2 JP 3291544B2 JP 34566597 A JP34566597 A JP 34566597A JP 34566597 A JP34566597 A JP 34566597A JP 3291544 B2 JP3291544 B2 JP 3291544B2
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憲治 野田
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興建産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】下水道、水路、共同溝などに
使用されるボックスカルバート構築のための分割組立方
法に関する。
【0002】
【従来技術】従来は、図3のように、1連1槽のボック
スカルバートの大型のものは切断して2分割、4分割し
て運搬されている。しかし、その切断した切断片が現場
にて接続した後、その接続が強度的に弱いという問題点
を残していた。図3において、Bはボックスカルバー
ト、sは切断部である。
【0003】さらに、従来はボックスカルバートは現場
にて築造されるのが一般的であるが、現場作業者の不
足、高齢化などにより、プレキャスト化した部材を現場
まで運搬し、そこで組み立てるのが好ましい実情となっ
た。ただ、このような方法において、構造的に作用する
荷重に対して十分に耐える構造で、分割し、組み立てる
方法が提供されていなかった。
【0004】
【解決しようとする課題】2連2槽、1連2槽、特種3
槽などの大型のボックスカルバートを切断した分割片を
運搬するとともに、これらの運搬された分割片を接続し
て構造物を形成した後、その構造強度が使用に耐えるも
のであること。
【技術的手段】ボックスカルバートBの縦辺の設計計算
による曲げモーメントの反曲点において切断した切断部
材を、運搬し、現場にて前記切断面を接合するボックス
カルバートBの構築のための分割組立方法において、ボ
ックスカルバートBの縦辺の曲げモーメントの反曲点位
置に両側に接続凹所2を有する接続凸部1を設けてお
き、該接続凸部1を前記曲げモーメントの反曲点で切断
して、接続すべき切断部材に切断接続凸部1a,1aを
形成し、アンカー鉄筋付きコ字形鋼7,7を凸部1aの
両側面を覆うように被せ、これらコ字形鋼7,7に当て
板4を当て、コ字型鋼7,7を緊結し、最後に接続凹所
2をコンクリートで充填する、ことを特徴とするボック
スカルバートを構築するための分割組立方法。
【0005】
【発明の効果】a:分割片を現場で接続した構造物の強
度が、接続部が反曲点に位置しているので、接続強度が
十分でないにしても、負荷の曲げモーメントに対して対
抗できる。
【0006】b:現場打設コンクリート強度は、一般に
210〜240kg/cmに対して、工場では350
〜450kg/cmとするので、断面部材が薄くで
き、設置する場所の掘削断面が小さくでき、仮設構造の
簡易化、掘削土量が少なくてすむ。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、鉛直部材の継手方法の第
1例を示す。 B:ボックスカルバート 1:接続凸部 1a:切断接続凸部
2:接続凹所 3:アンカー鉄筋 4:当て板 5:インサートボルト 6:インサート
7:コ字型鋼
【0008】あらかじめ、曲げモーメントの反曲点に位
置して、接続凹所2を壁面の両側に設ける。凹所2には
接続凸部1が残存している。次に、接続凸部1を曲げモ
ーメントの反曲点において切断する。次に、切断された
切断凸部1a,1aにコ字型鋼7,7を被せる。そし
て、コ字型鋼7,7はアンカー鉄筋3,3と一体であ
る。次に、コ字型鋼7,7を向かい合わせ、その両側面
に当て板4,4を当てる。次に、インサート6,6を介
してインサートボルト5,5がコ字型鋼7,7を締結す
る。最後に、接続凹所2,2はコンクリートで充填す
る。図2は、図1の他の実施例である。図2において、 5a:連結ボルト 図2は、図1のインサートボルト5に変えて連結ボルト
5aを用いたもので、本質的には図1と異ならない
【図面の簡単な説明】
【図1】a:鉛直部材の継手方法の第1例を示す。b:
図1aのf1b−f1b矢視図
【図2】a:鉛直部材の継手方法の第2例を示す。b:
図2aのf2b−f2b矢視図
【図3】a,b,c 従来の切断位置を示す。
【符号の説明】
B:ボックスカルバート 1:接続凸部 2:接続凹部 3:アンカー鉄筋 4:当て板 5:インサートボルト 6:インサート 5a:連結ボルト 1a:切断接続凸部 7:アンカー鉄筋付きコ字型鋼

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボックスカルバートBの縦辺の設計計算に
    よる曲げモーメントの反曲点において切断した切断部材
    を、運搬し、現場にて前記切断面を接合するボックスカ
    ルバートBの構築のための分割組立方法において、 ボックスカルバートBの縦辺の曲げモーメントの反曲点
    位置に両側に接続凹所2を有する接続凸部1を設けてお
    き、該接続凸部1を前記曲げモーメントの反曲点で切断
    して、接続すべき切断部材に切断接続凸部1a,1aを
    形成し、アンカー鉄筋付きコ字形鋼7,7を凸部1aの
    両側面を覆うように被せ、これらコ字形鋼7,7に当て
    板4を当て、コ字型鋼7,7を緊結し、最後に接続凹所
    2をコンクリートで充填する、ことを特徴とするボック
    スカルバートを構築するための分割組立方法。
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