JP3291291B2 - ハイブリッド自動車のモータユニット冷却装置 - Google Patents
ハイブリッド自動車のモータユニット冷却装置Info
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- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract description 136
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 4
- 239000010724 circulating oil Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド自動
車のモータユニット冷却装置に関するものである。
車のモータユニット冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、エンジンとモータジェ
ネレータを併用した燃費性能の高いハイブリッド自動車
の開発が進められているが、この種のハイブリッド自動
車では、エンジンと同様にモータユニットについてもオ
イルによる冷却を行う必要がある。
ネレータを併用した燃費性能の高いハイブリッド自動車
の開発が進められているが、この種のハイブリッド自動
車では、エンジンと同様にモータユニットについてもオ
イルによる冷却を行う必要がある。
【0003】ただし、モータユニットのハウジングは非
常に大きなものとなるため、オイルを循環させるための
オイルポンプをモータユニットに付帯装備させること
は、搭載上の問題から極めて困難な状況にある。
常に大きなものとなるため、オイルを循環させるための
オイルポンプをモータユニットに付帯装備させること
は、搭載上の問題から極めて困難な状況にある。
【0004】そこで、本発明者らは、従来のエンジン自
動車におけるパワーステアリング用オイルポンプと同様
に、エンジンドライブ方式のオイルポンプによるオイル
循環でモータユニットを冷却することを検討するに到っ
た。
動車におけるパワーステアリング用オイルポンプと同様
に、エンジンドライブ方式のオイルポンプによるオイル
循環でモータユニットを冷却することを検討するに到っ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に、エンジンドライブ方式のオイルポンプは、エンジン
のクランク軸によりギヤを介して駆動されるものとなる
ので、その配置に関する高さ位置が、自ずからクランク
軸の高さ位置に近いものとなるのに対し、エンジンの後
段におけるクランク軸の延長上に連結されるモータユニ
ット底部のオイルパンは、相対的にエンジンのクランク
軸より低い位置に配置されることになり、オイルポンプ
の方がモータユニット底部のオイルパンにおける油面レ
ベルより高い位置に配置されてしまうという配置上の不
具合が生じてオイルポンプによるオイルの循環が良好に
行えなくなる懸念があった。
に、エンジンドライブ方式のオイルポンプは、エンジン
のクランク軸によりギヤを介して駆動されるものとなる
ので、その配置に関する高さ位置が、自ずからクランク
軸の高さ位置に近いものとなるのに対し、エンジンの後
段におけるクランク軸の延長上に連結されるモータユニ
ット底部のオイルパンは、相対的にエンジンのクランク
軸より低い位置に配置されることになり、オイルポンプ
の方がモータユニット底部のオイルパンにおける油面レ
ベルより高い位置に配置されてしまうという配置上の不
具合が生じてオイルポンプによるオイルの循環が良好に
行えなくなる懸念があった。
【0006】即ち、モータユニットは、温度上昇時にお
ける内部空気の膨張による内圧上昇を回避する目的でブ
リーザにより大気開放されているため、オイルポンプの
方がモータユニット底部のオイルパンにおける油面レベ
ルより高い位置に配置されていると、オイルポンプの停
止時にオイルポンプの吸引側のオイルが重力でモータユ
ニット側へ逆流してオイルポンプ内が空になり、オイル
ポンプの再起動時にオイルを良好に吸引することができ
なくなる虞れがあった。
ける内部空気の膨張による内圧上昇を回避する目的でブ
リーザにより大気開放されているため、オイルポンプの
方がモータユニット底部のオイルパンにおける油面レベ
ルより高い位置に配置されていると、オイルポンプの停
止時にオイルポンプの吸引側のオイルが重力でモータユ
ニット側へ逆流してオイルポンプ内が空になり、オイル
ポンプの再起動時にオイルを良好に吸引することができ
なくなる虞れがあった。
【0007】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、ハイブリッド自動車のモータユニットをエンジンド
ライブ方式のオイルポンプにより良好にオイルを循環し
て確実に冷却し得るようにすることを目的としている。
で、ハイブリッド自動車のモータユニットをエンジンド
ライブ方式のオイルポンプにより良好にオイルを循環し
て確実に冷却し得るようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンとモ
ータジェネレータを併用したハイブリッド自動車のモー
タユニット冷却装置であって、ブリーザ付きモータユニ
ットの底部におけるオイルパンの油面レベルより高い位
置にエンジンドライブ方式のオイルポンプを配置し、該
オイルポンプによるオイル循環で前記モータユニットを
冷却し得るように構成し、前記オイルポンプの吸引側油
路における前記オイルパンの油面レベルより高い位置に
前記モータユニット側への逆流を阻止する逆止弁を設け
たことを特徴とするものである。
ータジェネレータを併用したハイブリッド自動車のモー
タユニット冷却装置であって、ブリーザ付きモータユニ
ットの底部におけるオイルパンの油面レベルより高い位
置にエンジンドライブ方式のオイルポンプを配置し、該
オイルポンプによるオイル循環で前記モータユニットを
冷却し得るように構成し、前記オイルポンプの吸引側油
路における前記オイルパンの油面レベルより高い位置に
前記モータユニット側への逆流を阻止する逆止弁を設け
たことを特徴とするものである。
【0009】而して、このようにすれば、オイルポンプ
の方がモータユニット底部のオイルパンにおける油面レ
ベルより高い位置に配置されていても、オイルポンプの
停止時にオイルポンプの吸引側のオイルが重力でモータ
ユニット側へ逆流してしまうことが逆止弁により阻止さ
れ、オイルポンプからモータユニットまでの間の吸引側
油路がオイルで満たされた状態に保持されるので、オイ
ルポンプの再起動時にオイルを支障なく良好に吸引する
ことが可能となる。
の方がモータユニット底部のオイルパンにおける油面レ
ベルより高い位置に配置されていても、オイルポンプの
停止時にオイルポンプの吸引側のオイルが重力でモータ
ユニット側へ逆流してしまうことが逆止弁により阻止さ
れ、オイルポンプからモータユニットまでの間の吸引側
油路がオイルで満たされた状態に保持されるので、オイ
ルポンプの再起動時にオイルを支障なく良好に吸引する
ことが可能となる。
【0010】また、本発明においては、オイルポンプの
吐出側油路の途中に少なくとも一箇所の上向きに湾曲す
る空気溜め管部を形成しておくことが好ましく、このよ
うにすれば、オイルポンプの停止時に吐出側油路のオイ
ルの流れが止まることにより、モータユニット側から空
気が気泡となって逆流してきても、前記空気溜め管部に
気泡が集められて空気溜まりが形成され、これによりオ
イルポンプへの吐出側からの空気侵入が防止されるの
で、より一層確実にオイルポンプ内がオイルで満たされ
た状態に保持されることになる。
吐出側油路の途中に少なくとも一箇所の上向きに湾曲す
る空気溜め管部を形成しておくことが好ましく、このよ
うにすれば、オイルポンプの停止時に吐出側油路のオイ
ルの流れが止まることにより、モータユニット側から空
気が気泡となって逆流してきても、前記空気溜め管部に
気泡が集められて空気溜まりが形成され、これによりオ
イルポンプへの吐出側からの空気侵入が防止されるの
で、より一層確実にオイルポンプ内がオイルで満たされ
た状態に保持されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
【0012】図1及び図2は本発明のハイブリッド自動
車のモータユニット冷却装置を実施する形態の一例を示
すもので、図中1は燃料により駆動するエンジン、2は
該エンジン1の後段に連結されてモータジェネレータを
収容したモータユニット、3は該モータユニット2の後
段に連結されてエンジン動力とモータ動力の分配又は切
り替えを担うトランスファを示し、前記エンジン1の前
端側における図示しないクランク軸の近傍位置には、該
クランク軸とギヤ連結されたエンジンドライブ方式のオ
イルポンプ4が設けられている。
車のモータユニット冷却装置を実施する形態の一例を示
すもので、図中1は燃料により駆動するエンジン、2は
該エンジン1の後段に連結されてモータジェネレータを
収容したモータユニット、3は該モータユニット2の後
段に連結されてエンジン動力とモータ動力の分配又は切
り替えを担うトランスファを示し、前記エンジン1の前
端側における図示しないクランク軸の近傍位置には、該
クランク軸とギヤ連結されたエンジンドライブ方式のオ
イルポンプ4が設けられている。
【0013】ここで、前記モータユニット2の上部に
は、温度上昇時に膨張した内部空気を大気に開放するた
めのブリーザ5が装備されていると共に、前記オイルポ
ンプ4によりオイルが吐出側油路6を介して供給される
ようになっており、他方、前記モータユニット2の底部
に形成したオイルパン7の下面からは、該オイルパン7
に溜まったオイルが吸引側油路8を介して前記オイルポ
ンプ4へ戻されるようになっている。
は、温度上昇時に膨張した内部空気を大気に開放するた
めのブリーザ5が装備されていると共に、前記オイルポ
ンプ4によりオイルが吐出側油路6を介して供給される
ようになっており、他方、前記モータユニット2の底部
に形成したオイルパン7の下面からは、該オイルパン7
に溜まったオイルが吸引側油路8を介して前記オイルポ
ンプ4へ戻されるようになっている。
【0014】また、前記吐出側油路6には、オイルを濾
して不純物を除去するオイルフィルタ9と、オイルを空
冷又は水冷により冷却して油温を下げるオイルクーラ1
0とが備えられており、不純物のない比較的低温のオイ
ルがモータユニット2へと送られるようにしてある。
して不純物を除去するオイルフィルタ9と、オイルを空
冷又は水冷により冷却して油温を下げるオイルクーラ1
0とが備えられており、不純物のない比較的低温のオイ
ルがモータユニット2へと送られるようにしてある。
【0015】そして、前記吸引側油路8における前記オ
イルパン7の油面レベルxより高い位置には、モータユ
ニット2側への逆流を阻止し得るようにした逆止弁11
が備えられている。
イルパン7の油面レベルxより高い位置には、モータユ
ニット2側への逆流を阻止し得るようにした逆止弁11
が備えられている。
【0016】尚、特に本形態例においては、オイルポン
プ4の吐出側油路6におけるオイルポンプ4とオイルフ
ィルタ9との間に、少なくとも一箇所の上向きに湾曲す
る空気溜め管部6aが形成されており、図2に拡大して
示すように、オイルポンプ4の停止時にオイル中の気泡
Aが集められるようにしてある。
プ4の吐出側油路6におけるオイルポンプ4とオイルフ
ィルタ9との間に、少なくとも一箇所の上向きに湾曲す
る空気溜め管部6aが形成されており、図2に拡大して
示すように、オイルポンプ4の停止時にオイル中の気泡
Aが集められるようにしてある。
【0017】而して、このようにすれば、オイルポンプ
4の方がモータユニット2底部のオイルパン7における
油面レベルxより高い位置に配置されていても、オイル
ポンプ4の停止時にオイルポンプ4の吸引側のオイルが
重力でモータユニット2側へ逆流してしまうことが逆止
弁11により阻止され、オイルポンプ4からモータユニ
ット2までの間の吸引側油路8がオイルで満たされた状
態に保持されるので、オイルポンプ4の再起動時にオイ
ルを支障なく良好に吸引することが可能となる。
4の方がモータユニット2底部のオイルパン7における
油面レベルxより高い位置に配置されていても、オイル
ポンプ4の停止時にオイルポンプ4の吸引側のオイルが
重力でモータユニット2側へ逆流してしまうことが逆止
弁11により阻止され、オイルポンプ4からモータユニ
ット2までの間の吸引側油路8がオイルで満たされた状
態に保持されるので、オイルポンプ4の再起動時にオイ
ルを支障なく良好に吸引することが可能となる。
【0018】また、本形態例では、オイルポンプ4の吐
出側油路6におけるオイルポンプ4とオイルフィルタ9
との間に空気溜め管部6aを形成しているので、オイル
ポンプ4の停止時に吐出側油路6のオイルの流れが止ま
ることにより、モータユニット2側から空気が気泡Aと
なって逆流してきても、前記空気溜め管部6aに気泡A
が集められて空気溜まりが形成され、これによりオイル
ポンプ4への吐出側からの空気侵入が防止されるので、
より一層確実にオイルポンプ4内がオイルで満たされた
状態に保持されることになる。
出側油路6におけるオイルポンプ4とオイルフィルタ9
との間に空気溜め管部6aを形成しているので、オイル
ポンプ4の停止時に吐出側油路6のオイルの流れが止ま
ることにより、モータユニット2側から空気が気泡Aと
なって逆流してきても、前記空気溜め管部6aに気泡A
が集められて空気溜まりが形成され、これによりオイル
ポンプ4への吐出側からの空気侵入が防止されるので、
より一層確実にオイルポンプ4内がオイルで満たされた
状態に保持されることになる。
【0019】従って、上記形態例によれば、オイルポン
プ4の停止時においても該オイルポンプ4からモータユ
ニット2までの間の吸引側油路8をオイルで満たされた
状態に保持し、オイルポンプ4の再起動時にオイルを支
障なく良好に吸引することができるので、エンジンドラ
イブ方式のオイルポンプ4により良好にオイルを循環し
得てモータユニット2の確実な冷却を行うことができ
る。
プ4の停止時においても該オイルポンプ4からモータユ
ニット2までの間の吸引側油路8をオイルで満たされた
状態に保持し、オイルポンプ4の再起動時にオイルを支
障なく良好に吸引することができるので、エンジンドラ
イブ方式のオイルポンプ4により良好にオイルを循環し
得てモータユニット2の確実な冷却を行うことができ
る。
【0020】ここで、本形態例におけるオイルポンプ4
に関して補足説明を付け加えておくと、例えば、適用対
象となるハイブリッド自動車が、エンジン動力走行とモ
ータ動力走行とを交互に切り替えるような方式であった
場合、そもそも従来のエンジン自動車と同様のエンジン
ドライブ方式のパワーステアリング用オイルポンプは使
えなくなり、パワーステアリング用オイルポンプとして
電気駆動方式などのオイルポンプを別途設けなければな
らなくなるので、従来のエンジン自動車におけるパワー
ステアリング用オイルポンプをそのまま冷却用オイルの
循環用オイルポンプ4として流用することにすれば、新
たな搭載上の問題を惹起することなくオイルポンプ4を
配置でき、しかも、既存のエンジン自動車のパワーステ
アリング用オイルポンプとの部品の共通化を図ることで
大幅なコストの削減化を図ることも可能となるのであ
る。
に関して補足説明を付け加えておくと、例えば、適用対
象となるハイブリッド自動車が、エンジン動力走行とモ
ータ動力走行とを交互に切り替えるような方式であった
場合、そもそも従来のエンジン自動車と同様のエンジン
ドライブ方式のパワーステアリング用オイルポンプは使
えなくなり、パワーステアリング用オイルポンプとして
電気駆動方式などのオイルポンプを別途設けなければな
らなくなるので、従来のエンジン自動車におけるパワー
ステアリング用オイルポンプをそのまま冷却用オイルの
循環用オイルポンプ4として流用することにすれば、新
たな搭載上の問題を惹起することなくオイルポンプ4を
配置でき、しかも、既存のエンジン自動車のパワーステ
アリング用オイルポンプとの部品の共通化を図ることで
大幅なコストの削減化を図ることも可能となるのであ
る。
【0021】尚、本発明のハイブリッド自動車のモータ
ユニット冷却装置は、上述の形態例にのみ限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
ユニット冷却装置は、上述の形態例にのみ限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】上記した本発明のハイブリッド自動車の
モータユニット冷却装置によれば、下記の如き種々の優
れた効果を奏し得る。
モータユニット冷却装置によれば、下記の如き種々の優
れた効果を奏し得る。
【0023】(I)本発明の請求項1に記載の発明によ
れば、オイルポンプの停止時においても該オイルポンプ
からモータユニットまでの間の吸引側油路をオイルで満
たされた状態に保持し、オイルポンプの再起動時にオイ
ルを支障なく良好に吸引することができるので、エンジ
ンドライブ方式のオイルポンプにより良好にオイルを循
環し得てモータユニットの確実な冷却を行うことができ
る。
れば、オイルポンプの停止時においても該オイルポンプ
からモータユニットまでの間の吸引側油路をオイルで満
たされた状態に保持し、オイルポンプの再起動時にオイ
ルを支障なく良好に吸引することができるので、エンジ
ンドライブ方式のオイルポンプにより良好にオイルを循
環し得てモータユニットの確実な冷却を行うことができ
る。
【0024】(II)本発明の請求項2に記載の発明に
よれば、オイルポンプの停止時にモータユニット側から
空気が気泡となって逆流してきても、空気溜め管部に気
泡を集めて空気溜まりを形成させることにより、オイル
ポンプへの吐出側からの空気侵入を防止できるので、よ
り一層確実にオイルポンプ内をオイルで満たされた状態
に保持することができ、オイルポンプの再起動時におけ
る更に良好な吸引を実現できる。
よれば、オイルポンプの停止時にモータユニット側から
空気が気泡となって逆流してきても、空気溜め管部に気
泡を集めて空気溜まりを形成させることにより、オイル
ポンプへの吐出側からの空気侵入を防止できるので、よ
り一層確実にオイルポンプ内をオイルで満たされた状態
に保持することができ、オイルポンプの再起動時におけ
る更に良好な吸引を実現できる。
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す概略図であ
る。
る。
【図2】図1の空気溜め管部の詳細を示す一部を切り欠
いた拡大図である。
いた拡大図である。
1 エンジン 2 モータユニット 4 オイルポンプ 5 ブリーザ 6 吐出側油路 6a 空気溜め管部 8 吸引側油路 11 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02K 9/19 ZHV F16H 57/02 302D // F16H 57/02 302 57/04 ZHVG 57/04 ZHV B60K 9/00 E (56)参考文献 特開 平9−53603(JP,A) 特開 平10−259721(JP,A) 特開 平2−17846(JP,A) 特開 昭59−127556(JP,A) 特開 昭62−219906(JP,A) 実開 昭60−77260(JP,U) 実公 昭61−13805(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 6/02 B60K 11/04,11/14 B60L 11/14 F01P 3/12 H02K 9/02 H02K 9/19 F16K 21/00 - 24/06
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンとモータジェネレータを併用し
たハイブリッド自動車のモータユニット冷却装置であっ
て、ブリーザ付きモータユニットの底部におけるオイル
パンの油面レベルより高い位置にエンジンドライブ方式
のオイルポンプを配置し、該オイルポンプによるオイル
循環で前記モータユニットを冷却し得るように構成し、
前記オイルポンプの吸引側油路における前記オイルパン
の油面レベルより高い位置に前記モータユニット側への
逆流を阻止する逆止弁を設けたことを特徴とするハイブ
リッド自動車のモータユニット冷却装置。 - 【請求項2】 オイルポンプの吐出側油路の途中に少な
くとも一箇所の上向きに湾曲する空気溜め管部を形成し
たことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド自動
車のモータユニット冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000319533A JP3291291B2 (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | ハイブリッド自動車のモータユニット冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000319533A JP3291291B2 (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | ハイブリッド自動車のモータユニット冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002135907A JP2002135907A (ja) | 2002-05-10 |
JP3291291B2 true JP3291291B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=18797977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000319533A Expired - Fee Related JP3291291B2 (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | ハイブリッド自動車のモータユニット冷却装置 |
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JP4276579B2 (ja) | 2004-05-17 | 2009-06-10 | トヨタ自動車株式会社 | インホイールモータに設けられる部品の搭載構造 |
DE102007016205B4 (de) * | 2007-04-04 | 2015-06-25 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Vorrichtung zum Beheizen einer Kurbelwellengehäuseentlüftung in einem Hybridfahrzeug |
KR101261946B1 (ko) | 2010-12-02 | 2013-05-09 | 현대자동차주식회사 | 하이브리드 차량용 구동 모터를 냉각하는 냉각 장치 및 이를 제어하는 방법 |
JP5978954B2 (ja) * | 2012-11-26 | 2016-08-24 | 三菱自動車工業株式会社 | 回転電機装置 |
CN108790789B (zh) * | 2017-04-28 | 2020-10-02 | 长城汽车股份有限公司 | 车辆的散热系统、控制方法及车辆 |
-
2000
- 2000-10-19 JP JP2000319533A patent/JP3291291B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2002135907A (ja) | 2002-05-10 |
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