JP3288335B2 - 合成樹脂フォーム被充填中空グリップを有する卓球ラケット - Google Patents

合成樹脂フォーム被充填中空グリップを有する卓球ラケット

Info

Publication number
JP3288335B2
JP3288335B2 JP14101099A JP14101099A JP3288335B2 JP 3288335 B2 JP3288335 B2 JP 3288335B2 JP 14101099 A JP14101099 A JP 14101099A JP 14101099 A JP14101099 A JP 14101099A JP 3288335 B2 JP3288335 B2 JP 3288335B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
table tennis
tennis racket
grip portion
split
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14101099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000325520A (ja
Inventor
シュナイダー ミヒャエル
Original Assignee
成和體育用品有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 成和體育用品有限公司 filed Critical 成和體育用品有限公司
Priority to JP14101099A priority Critical patent/JP3288335B2/ja
Publication of JP2000325520A publication Critical patent/JP2000325520A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3288335B2 publication Critical patent/JP3288335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂フォーム
被充填中空グリップを有する卓球ラケットに関し、詳し
くは、内部に合成樹脂フォーム(プラスティックフォー
ム)を充填しうる中空の空洞が形成されたグリップを有
する卓球ラケットに係わる。
【0002】
【従来の技術】図5(a)及び(b)は、従来の一般的
な卓球ラケットの全体構成を示す正面図及び側面図であ
る。
【0003】同図に示すように、従来の卓球ラケットα
は、合板製の平板を長円状に形成して該部をボール打撃
面としたベースプレート1と、このベースプレート1の
終端部から連続突出形成されたグリップ部2とを、中心
に構成され、さらに、このグリップ部2をその正面及び
背面から挟み込みカバーする2つの分割グリップ部材
3,3を有して構成される。
【0004】なお、2つの分割グリップ部材3,3は、
何れも強固な木製素材から成り、共にグリップ部2の両
面中央に、接着の手法により固定される。
【0005】ここで、卓球ラケットαは、卓球競技が長
時間に及んだときの競技者の腕の疲労を避ける目的か
ら、出来るだけ軽量に構成されるべきである。
【0006】卓球ラケットαの重量を抑えるには、2つ
の分割グリップ部材3,3の各内面(グリップ部2への
接着面)に、それぞれ、部分的又は長手方向全長に亙り
切削加工を施し、これにより得られる2つの分割グリッ
プ外殻部材とグリップ部2との間に、中空の2つの空洞
を得ればよい。
【0007】なお、以上の空洞は、グリップ部2の終端
において閉塞したものであってもよいし、或いは、開口
したものであっても差し支えない。
【0008】また、グリップ部2を構成する合板製の平
板の中央部分にも併せて切削加工を施すことにより、グ
リップ部2を中に挟んで2つの分割グリップ外殻部材で
重合構成される重層グリップ体の内部に亙り、グリップ
部2の中央を貫いた1つの空洞を仕上げることも可能で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように2つの分割グリップ部材3,3の各内面に切削加
工を施した2つの分割グリップ外殻部材を適用した場
合、これらは、その周縁部のみによってグリップ部2に
接着されることになるため、中空でない平らな分割グリ
ップ部材3,3を全面が平面状のグリップ部2に接着し
た場合のような強固な接合は得られなくなる。
【0010】このため、中空のグリップをもつ卓球ラケ
ットαは、これを過って硬床面に落としたときに分割グ
リップ外殻部材が破損しやすく、或いは、それらがグリ
ップ部2から剥離する可能性があるなどの点で不利であ
る。
【0011】特に、以上の分割グリップ外殻部材の剥離
は、急激な温度変化によって容易にもたらされる。
【0012】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は、次に示すとおりである。
【0013】即ち、本発明の第1の目的は、卓球競技の
特徴を損なうことなく卓球ラケットを軽量化することに
ある。
【0014】本発明の第2の目的は、ボール打撃に伴う
卓球ラケットの振動を最小化し、これによりボール打撃
感を向上させることにある。
【0015】本発明の第3の目的は、卓球ラケットの硬
床面への落下や温度変化に伴うグリップ構成部材の破損
や剥離を回避することにある。
【0016】本発明の他の目的は、明細書、図面、特に
特許請求の範囲の各請求項の記載により自ずと明らかに
なるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明においては、2つ
の分割グリップ部材の各内面、及び所望によりベースプ
レートに連設するグリップ部を構成する平板に切削加工
を施し、これにより重層グリップ体内部に得られる1つ
の空洞に、その硬化に伴って前記各グリップ部材と前記
グリップ部とを1つの強固な重層グリップ体として形作
る合成樹脂フォームを充填してなる、という特徴を有す
る。
【0018】さらに、具体的詳細に述べると、当該課題
の解決では、本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手
段を採用することにより、前記目的を達成するよう為さ
れる。
【0019】即ち、本発明の第1の特徴は、グリップ部
を具備する合板製のベースプレートと、このベースプレ
ートの前記グリップ部における正面及び背面に重合接着
される2つの分割グリップ外殻部材と、を有して構成さ
れ、前記ベースプレートのグリップ部及び当該グリップ
部の両面における前記2つの分割グリップ外殻部材が、
卓球ラケットの重層グリップ体を形作り、前記グリップ
部が、前記2つの分割グリップ外殻部材の内部に対応位
置する領域につき貫穿切削加工を施されて、当該2つの
分割グリップ外殻部材と共にその内部相互に亙り1つの
連続空洞を形作り、当該1つの空洞が、前記グリップ部
の始端下方約1cmの部分からグリップ終端部まで連続
形成され、かつ、内部に合成樹脂フォームを一括充填硬
化されてなる、合成樹脂フォーム被充填中空グリップを
有する卓球ラケットの構成採用にある。
【0020】本発明の第2の特徴は、グリップ部を具備
する合板製のベースプレートと、このベースプレートの
前記グリップ部における正面及び背面に重合接着される
2つの分割グリップ外殻部材と、を有して構成され、前
記ベースプレートのグリップ部及び当該グリップ部の両
面における前記2つの分割グリップ外殻部材が、卓球ラ
ケットの重層グリップ体を形作り、前記グリップ部が、
前記2つの分割グリップ外殻部材の内部に対応位置する
領域につき貫穿切削加工を施されて、当該2つの分割グ
リップ外殻部材と共にその内部相互に亙り1つの連続空
洞を形作り、当該1つの空洞が、前記グリップ部の始端
下方約1cmの部分から前記グリップ終端部の手前約1
cmの部分まで連続形成され、かつ、内部に合成樹脂フ
ォームを一括充填硬化されてなる、合成樹脂フォーム被
充填中空グリップを有する卓球ラケットの構成採用にあ
る。
【0021】本発明の第3の特徴は、グリップ部を具備
する合板製のベースプレートと、このベースプレートの
前記グリップ部における正面及び背面に重合接着される
2つの分割グリップ外殻部材と、を有して構成され、前
記ベースプレートのグリップ部及び当該グリップ部の両
面における前記2つの分割グリップ外殻部材が、卓球ラ
ケットの重層グリップ体を形作り、前記グリップ部が、
前記2つの分割グリップ外殻部材の内部に対応位置する
領域につき貫穿切削加工を施されて、当該2つの分割グ
リップ外殻部材と共にその内部相互に亙り1つの連続空
洞を形作り、当該1つの空洞が、前記グリップ部の始端
下方約3cmの部分から前記グリップ終端部の手前約1
cmの部分まで連続形成され、かつ、内部に合成樹脂フ
ォームを一括充填硬化されてなる、合成樹脂フォーム被
充填中空グリップを有する卓球ラケットの構成採用にあ
る。
【0022】本発明の第4の特徴は、グリップ部を具備
する合板製のベースプレートと、このベースプレートの
前記グリップ部における正面及び背面に重合接着される
2つの分割グリップ外殻部材と、を有して構成され、前
記ベースプレートのグリップ部及び当該グリップ部の両
面における前記2つの分割グリップ外殻部材が、卓球ラ
ケットの重層グリップ体を形作り、前記グリップ部が、
前記2つの分割グリップ外殻部材の内部に対応位置する
領域につき貫穿切削加工を施されて、当該2つの分割グ
リップ外殻部材と共にその内部相互に亙り1つの連続空
洞を形作り、当該1つの空洞が、前記グリップ部の始端
下方約3cmの部分から前記グリップ終端部の手前約3
cmの部分まで連続形成され、かつ、内部に合成樹脂フ
ォームを一括充填硬化されてなる、合成樹脂フォーム被
充填中空グリップを有する卓球ラケットの構成採用にあ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、第
1ないし第4の実施形態例につき、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0024】なお、以降に用いる図面に示す各構成要素
には、既に、従来例の図5に示した各構成要素とその形
態が同一のものにつき、同一の符号を付してある。
【0025】(第1の実施形態例) まず、図1(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の第
1の実施形態例に係る卓球ラケットの全体構成を示す正
面図及び側面図である。
【0026】同図に示すように、この第1の実施形態例
に係る卓球ラケットβ1は、合板製の平板を長円状に形
成して該部をボール打撃面としたベースプレート1と、
このベースプレート1の終端部から連続突出形成された
(即ち、合板製の平板により形成された)グリップ部2
aとを、中心に構成され、さらに、ベースプレート1の
グリップ部2aをその正面及び背面から挟み込みカバー
する2つの分割グリップ外殻部材3a,3aを有して構
成される。
【0027】ここで、2つの分割グリップ外殻部材3
a,3aは、その内面(グリップ部2aへの接着面)に
それぞれ切削加工が施された強固な木製素材から成り、
共にグリップ部2aの両面に重合接着の手法により固定
されることにより、ベースプレート1のグリップ部2a
と共に、卓球ラケットβ1の重層グリップ体を形作る。
【0028】グリップ部2aに対しては、2つの分割グ
リップ外殻部材3a,3aの内部相互に対応位置する領
域につき所定の貫穿切削加工が施されて、当該2つの分
割グリップ外殻部材3a,3aと共にその内部相互に亙
り1つの連続空洞4aが形作られ、当該1つの空洞4a
が、グリップ部2aの始端下方約1cmの部分からグリ
ップ終端部5まで連続形成されて、そのグリップ終端部
5において開口した状態に構成される。
【0029】以上のように形成された卓球ラケットβ1
の1つの空洞4aには、分割グリップ外殻部材3a,3
aよりも質量の軽い硬化性の合成樹脂フォームが一括充
填され、これにより、卓球ラケットβ1の軽量化が図ら
れる。
【0030】また、当該合成樹脂フォームの硬化に伴
い、グリップ構成部材を成すグリップ部2a及び分割グ
リップ外殻部材3a,3aが、1つの強固な重層グリッ
プ体として一体に形作られ、これにより、ボール打撃に
伴う卓球ラケットβ1の振動が最小限に抑えられると同
時に、その硬床面への落下や温度変化に伴う分割グリッ
プ外殻部材3a,3aの破損や剥離が回避される。
【0031】(第2の実施形態例) 次に、図2(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の第
2の実施形態例に係る卓球ラケットの全体構成を示す正
面図及び側面図である。
【0032】同図に示す第2の実施形態例に係る卓球ラ
ケットβ2は、その外観や構成部材に関しては、上述し
た第1の実施形態例に係る卓球ラケットβ1と同等であ
るが、グリップ部2b及び分割グリップ外殻部材3b,
3bにより構成される1つの空洞4bの形態が、前述の
卓球ラケットβ1のそれとは異なる。
【0033】即ち、この卓球ラケットβ2にあっては、
1つの空洞4bが、グリップ部2bの始端下方約1cm
の部分からグリップ終端部5の「手前約1cmの部分」
まで連続形成されて、そのグリップ終端部5において閉
塞した状態に構成され、この1つの空洞4bに対し、前
述した所要の効果を得るための合成樹脂フォームが一括
充填硬化される。
【0034】(第3の実施形態例) 次に、図3(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の第
3の実施形態例に係る卓球ラケットの全体構成を示す正
面図及び側面図である。
【0035】同図に示す第3の実施形態例に係る卓球ラ
ケットβ3は、その外観や構成部材、並びにグリップ部
2c及び分割グリップ外殻部材3c,3cにより構成さ
れる1つの空洞4cの形態(閉塞した状態)に関して
は、上述した第2の実施形態例に係る卓球ラケットβ2
と同等であるが、その1つの空洞4cの形成領域が、前
述の卓球ラケットβ2のそれとは若干異なる。
【0036】即ち、この卓球ラケットβ3にあっては、
1つの空洞4cが、グリップ部2cの「始端下方約3c
mの部分」からグリップ終端部5の手前約1cmの部分
まで連続形成され、この1つの空洞4cに対し、前述し
た第2の実施形態例において用いられる量よりも少ない
合成樹脂フォームが一括充填硬化されて、所要のグリッ
プ構成部材の強固な一体結合化が図られる。
【0037】(第4の実施形態例) 次に、図4(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の第
4の実施形態例に係る卓球ラケットの全体構成を示す正
面図及び側面図である。
【0038】同図に示す第4の実施形態例に係る卓球ラ
ケットβ4は、その外観や構成部材、並びにグリップ部
2d及び分割グリップ外殻部材3d,3dにより構成さ
れる1つの空洞4dの形態に関しては、上述した第3の
実施形態例に係る卓球ラケットβ3と同等であるが、そ
の1つの空洞4dの形成領域が、前述の卓球ラケットβ
3における領域よりもさらに狭範囲に設定される。
【0039】即ち、この卓球ラケットβ4にあっては、
1つの空洞4dが、グリップ部2dの始端下方約3cm
の部分からグリップ終端部5の「手前約3cmの部分」
まで連続形成され、この1つの空洞4dに対し、前述し
た第3の実施形態例において用いられる量よりもさらに
少ない合成樹脂フォームが一括充填硬化されて、所要の
グリップ構成部材の強固な一体結合化が図られる。
【0040】以上、本発明の実施の形態につき、第1な
いし第4の実施形態例を挙げて説明したが、本発明は、
必ずしも上述した手段にのみ限定されるものではなく、
本発明にいう目的を達成し、後述する効果を有する範囲
内において、適宜、変更実施することが可能なものであ
る。
【0041】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、グリップ部内部に形成した空洞に、その硬化に
伴って各グリップ構成部材を1つの結合強固な重層グリ
ップ体として一体に形作る軽量の合成樹脂フォームを充
填したことから、卓球競技の特徴を損なうことなく卓球
ラケットが軽量化されると共に、ボール打撃に伴う卓球
ラケットの振動が最小化されてボール打撃感が飛躍的に
向上し、更には、卓球ラケットの硬床面への落下や温度
変化に伴う分割グリップ外殻部材の破損や剥離が効果的
に回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の第1
実施例形態例に係る卓球ラケットの全体構成を示す正面
図及び側面図である。
【図2】(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の第2
実施例形態例に係る卓球ラケットの全体構成を示す正面
図及び側面図である。
【図3】(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の第3
実施例形態例に係る卓球ラケットの全体構成を示す正面
図及び側面図である。
【図4】(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の第4
実施例形態例に係る卓球ラケットの全体構成を示す正面
図及び側面図である。
【図5】(a)及び(b)は、それぞれ、従来の一般的
な卓球ラケットの全体構成を示す正面図及び側面図であ
る。
【符号の説明】
α、β1〜β4…卓球ラケット 1…ベースプレート 2、2a〜2d…グリップ部 3…(2つの)分割グリップ部材 3a〜3d…(2つの)分割グリップ外殻部材 4a〜4d…(1つの)空洞 5…グリップ終端部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリップ部を具備する合板製のベースプレ
    ートと、 このベースプレートの前記グリップ部における正面及び
    背面に重合接着される2つの分割グリップ外殻部材と、
    を有して構成され、 前記ベースプレートのグリップ部及び当該グリップ部の
    両面における前記2つの分割グリップ外殻部材は、 卓球ラケットの重層グリップ体を形作り、 前記グリップ部は、 前記2つの分割グリップ外殻部材の内部に対応位置する
    領域につき貫穿切削加工を施されて、当該2つの分割グ
    リップ外殻部材と共にその内部相互に亙り1つの連続空
    洞を形作り、 当該1つの空洞は、 前記グリップ部の始端下方約1cmの部分からグリップ
    終端部まで連続形成され、かつ、内部に合成樹脂フォー
    ムを一括充填硬化される、 ことを特徴とする合成樹脂フォーム被充填中空グリップ
    を有する卓球ラケット。
  2. 【請求項2】グリップ部を具備する合板製のベースプレ
    ートと、 このベースプレートの前記グリップ部における正面及び
    背面に重合接着される2つの分割グリップ外殻部材と、
    を有して構成され、 前記ベースプレートのグリップ部及び当該グリップ部の
    両面における前記2つの分割グリップ外殻部材は、 卓球ラケットの重層グリップ体を形作り、 前記グリップ部は、 前記2つの分割グリップ外殻部材の内部に対応位置する
    領域につき貫穿切削加工を施されて、当該2つの分割グ
    リップ外殻部材と共にその内部相互に亙り1つの連続空
    洞を形作り、 当該1つの空洞は、 前記グリップ部の始端下方約1cmの部分から前記グリ
    ップ終端部の手前約1cmの部分まで連続形成され、か
    つ、内部に合成樹脂フォームを一括充填硬化される、 ことを特徴とする合成樹脂フォーム被充填中空グリップ
    を有する卓球ラケット。
  3. 【請求項3】グリップ部を具備する合板製のベースプレ
    ートと、 このベースプレートの前記グリップ部における正面及び
    背面に重合接着される2つの分割グリップ外殻部材と、
    を有して構成され、 前記ベースプレートのグリップ部及び当該グリップ部の
    両面における前記2つの分割グリップ外殻部材は、 卓球ラケットの重層グリップ体を形作り、 前記グリップ部は、 前記2つの分割グリップ外殻部材の内部に対応位置する
    領域につき貫穿切削加工を施されて、当該2つの分割グ
    リップ外殻部材と共にその内部相互に亙り1つの連続空
    洞を形作り、 当該1つの空洞は、 前記グリップ部の始端下方約3cmの部分から前記グリ
    ップ終端部の手前約1cmの部分まで連続形成され、か
    つ、内部に合成樹脂フォームを一括充填硬化される、 ことを特徴とする合成樹脂フォーム被充填中空グリップ
    を有する卓球ラケット。
  4. 【請求項4】グリップ部を具備する合板製のベースプレ
    ートと、 このベースプレートの前記グリップ部における正面及び
    背面に重合接着される2つの分割グリップ外殻部材と、
    を有して構成され、 前記ベースプレートのグリップ部及び当該グリップ部の
    両面における前記2つの分割グリップ外殻部材は、 卓球ラケットの重層グリップ体を形作り、 前記グリップ部は、 前記2つの分割グリップ外殻部材の内部に対応位置する
    領域につき貫穿切削加工を施されて、当該2つの分割グ
    リップ外殻部材と共にその内部相互に亙り1つの連続空
    洞を形作り、 当該1つの空洞は、 前記グリップ部の始端下方約3cmの部分から前記グリ
    ップ終端部の手前約3cmの部分まで連続形成され、か
    つ、内部に合成樹脂フォームを一括充填硬化される、 ことを特徴とする合成樹脂フォーム被充填中空グリップ
    を有する卓球ラケット。
JP14101099A 1999-05-21 1999-05-21 合成樹脂フォーム被充填中空グリップを有する卓球ラケット Expired - Lifetime JP3288335B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14101099A JP3288335B2 (ja) 1999-05-21 1999-05-21 合成樹脂フォーム被充填中空グリップを有する卓球ラケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14101099A JP3288335B2 (ja) 1999-05-21 1999-05-21 合成樹脂フォーム被充填中空グリップを有する卓球ラケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000325520A JP2000325520A (ja) 2000-11-28
JP3288335B2 true JP3288335B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=15282103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14101099A Expired - Lifetime JP3288335B2 (ja) 1999-05-21 1999-05-21 合成樹脂フォーム被充填中空グリップを有する卓球ラケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3288335B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102974081B (zh) * 2012-12-05 2015-07-01 曹立熹 梅花桩式乒乓球拍底板及制作方法
KR101535615B1 (ko) * 2014-08-26 2015-07-15 장재경 탁구라켓

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000325520A (ja) 2000-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8371968B2 (en) Sports racquet structure
US7022029B2 (en) Golf club head with filled cavity
US7331835B2 (en) Aquatic gliding board
JP2661796B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2004358223A (ja) ゴルフクラブアイアン
JPH08243197A (ja) ゴルフクラブの柄
CA2099391A1 (en) Golf clubhead with multi-material soleplate
JPH1024128A (ja) ゴルフ用ウッドクラブヘッド
JP2004016654A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2001340499A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその成型方法
JPH0663182A (ja) ラケツトのハンドル
US9586112B2 (en) Ice hockey goalie stick and method for making same
US20060160641A1 (en) Table tennis racket
US5248160A (en) Ski with foam filler
JP3288335B2 (ja) 合成樹脂フォーム被充填中空グリップを有する卓球ラケット
US5511787A (en) Golf club
US20190275390A1 (en) Multi-material golf club head
CN112870660A (zh) 多层复合匹克球拍
US10307649B1 (en) Multi-material iron golf club head
US8870688B2 (en) Bat having fiber-fused core section and method of manufacturing the same
WO1993005851A1 (en) Golf club
KR102657920B1 (ko) 보강 클럽 헤드 페이스를 구비하는 클럽 헤드와 관련 방법
JPH10505259A (ja) グリップを有した卓球ラケット
US20220288466A1 (en) Hollow co-molded iron with inner lightweight portion
US5155896A (en) Method of manufacturing the throat portion of an aluminum racket

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080315

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130315

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140315

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term