JP3282358B2 - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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JP3282358B2 JP05026794A JP5026794A JP3282358B2 JP 3282358 B2 JP3282358 B2 JP 3282358B2 JP 05026794 A JP05026794 A JP 05026794A JP 5026794 A JP5026794 A JP 5026794A JP 3282358 B2 JP3282358 B2 JP 3282358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シングル・エンディッ
ド・プッシュプル(以下SEPPと略す)回路を備えた
電力増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、SEPP回路を備えた電力増幅器
は種々の改善が成されている。以下図面を参照しなが
ら、上述した従来の、SEPP回路を備えた電力増幅器
の一例について説明する。
【0003】図2は従来のSEPP回路を備えた電力増
幅器の回路図を示すものである。図2において、21は
二重拡散プロセスで形成されたベース領域とエミッタ領
域から成るNPN型シリコンパワートランジスタ、22
は二重拡散プロセスで形成されたベース領域とエミッタ
領域から成るPNP型シリコンパワートランジスタ、2
3は温度検出トランジスタ、24、25はそれぞれ定電
流回路、26は入力端子、27は出力端子、28はマル
チプライヤー回路、29はNPN型シリコンパワートラ
ンジスタ21のエミッタ抵抗器、30はPNP型シリコ
ンパワートランジスタのエミッタ抵抗器である。31は
差動入力端子を備えた電圧増幅回路、32はこの電力増
幅器に接続される負荷である。
【0004】NPN型シリコンパワートランジスタ2
1、PNP型シリコンパワートランジスタ22はそれぞ
れ別体である。そして、一般に、これらは同一放熱器に
取り付けられている。温度検出トランジスタ23は、上
記NPN型シリコンパワートランジスタ21、PNP型
シリコンパワートランジスタ22とは別体である。そし
て、これは、パワートランジスタ21、22の熱が検出
できる様上記放熱器に接触する様に実装されている。定
電流回路24、25、マルチプライヤー回路28、エミ
ッタ抵抗器29、30は上記NPN型シリコンパワート
ランジスタ21、PNP型シリコンパワートランジスタ
22とは別体である。
【0005】そして、上記NPN型シリコンパワートラ
ンジスタ21、PNP型シリコンパワートランジスタ2
2とは別体であるプリント配線基板等に実装されてい
る。上記NPN型シリコンパワートランジスタ21、P
NP型シリコンパワートランジスタ22、温度検出トラ
ンジスタ23も上記プリント配線基板等に実装し、この
プリント配線基板等が放熱器に取り付けられることもあ
る。
【0006】以上のように構成されたSEPP回路を備
えた電力増幅器について以下その構成について説明す
る。
【0007】入力端子26に入力された信号は、電圧増
幅回路31により電圧増幅され、マルチプライヤー回路
28、パワートランジスタ21、22、エミッタ抵抗器
29、30から構成されるSEPP回路で電力増幅され
負荷32に電力を供給する。温度検出トランジスタ23
を有するマルチプライヤー回路28はパワートランジス
タ21、22のバイアス電圧を与えるとともに、パワー
トランジスタ21、22の温度を検出し、その動作電流
が一定になるようにしている。エミッタ抵抗器29、3
0はパワートランジスタ21、22の動作電流を、電流
帰還をかける事により安定化している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のSEPP回路を備えた電力増幅器では、エミ
ッタ抵抗器29、30に出力電流が流れるため電力ロス
が発生してしまう。また、単純にエミッタ抵抗器29、
30を無くしてしまうと、エミッタ抵抗器での電力ロス
を無くすことができるが、電流帰還が掛からなくなるた
め、動作電流の変動が大きくなり、パワートランジスタ
21、22とは別体の温度検出トランジスタによる温度
補償では、パワートランジスタ21、22の熱が温度検
出トランジスタに伝わるまでの遅延時間があり、温度補
償に遅れが生じるため動作電流の安定化は困難である。
【0009】また図3はベース領域とエミッタ領域を二
重拡散プロセスで形成したシリコントランジスタの断面
図である。
【0010】図3において41はエミッタ領域、42は
ベース領域、43はコレクタ高比抵抗領域、44はコレ
クタ高不純物濃度領域、45はコレクタ裏面部である。
図3で示す様に、二重拡散プロセスで形成されたベース
領域とエミッタ領域から成るシリコンパワートランジタ
では、個別素子を電気的に完全分離するための拡散工程
がないため、特にコレクタ電極は共通電極として配置す
るため、複数の能動素子あるいは受動素子を組み合わせ
た機能回路を形成することは不可能で上記別体の温度検
出トランジスタ23をパワートランジスタと同一チップ
上に形成できない。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、より
極めて短時間に、温度補償を行うことにより、動作電流
の安定化の為のエミッタ抵抗器をなくしエミッタ抵抗器
での電力ロスを無くすこができるSEPP回路を備えた
電力増幅器を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電力増幅器は、二重拡散プロセスで形成され
たベース領域とエミッタ領域から成るシリコンパワート
ランジスタと、上記シリコンパワートランジスタと同体
のシリコン上に上記シリコンパワートランジスタとは電
気的に絶縁されたベース領域とエミッタ領域から成るあ
る一定の面積をもつ温度検出用トランジスタとを形成し
て構成された素子と、上記素子とコンプリメンタリの素
子と、上記各シリコンとは別体で形成された実装基板上
に実装され、上記各温度検出用トランジスタのベース・
エミッタ端子間電圧を検出し、上記各シリコンパワート
ランジスタのバイアス電圧を制御し、上記各シリコンパ
ワートランジスタのバイアス電流を一定に保つバイアス
回路とで構成し、上記各温度検出用トランジスタはベー
ス・コレクタ端子間を接続すると共にエミッタ端子に定
電流回路を接続してベース・エミッタ端子間に電圧を発
生させるように構成し、当該ベース・エミッタ端子間に
上記バイアス回路の各トランジスタのエミッタ・ベース
端子を接続し、上記各温度検出用トランジスタのベース
・エミッタ端子間に発生した電圧を、上記バイアス回路
の各トランジスタのコレクタ電流に変換するように構成
しており、上記各シリコンパワートランジスタの各エミ
ッタ端子を抵抗器を介さずに直接接続し、これを出力端
子とするシングル・エンディッド・プシュプル回路とす
るように構成したものである。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、パワートランジ
スタチップの温度を上記シリコンパワートランジスタ
と同体のシリコン上に上記シリコンパワートランジスタ
とは電気的に絶縁されたベース領域とエミッタ領域から
りベース・コレクタ端子間が接続されたある一定の面
積をもつ温度検出用のトランジスタのベース・エミッタ
間電圧として検出し、この定電流回路を接続したベース
・エミッタ間電圧の温度変化に対応した検出電圧を、バ
イアス回路の各トランジスタのコレクタ電流に変換し
て、シリコンパワートランジスタのバイアス電圧を制御
することにより、パワートランジスタの動作電流を一定
にさせるものであり、温度検出用のトランジスタがパワ
ートランジスタチップと同体のシリコン上にあるため、
極めて短時間に、温度補償を行うことができ、動作電流
の安定化の為のエミッタ抵抗器をなくしエミッタ抵抗器
での電力ロスを無くすことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の電力増幅器の実施例について、
図1,図2を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例における、電
力増幅器の回路図を示すものである。
【0016】図1において、1はベース領域とエミッタ
領域が二重拡散プロセスで形成されたNPN型のシリコ
ンチップで、パワートランジスタ部2、温度検出用トラ
ンジスタ部3が同一のNPN型のシリコンチップ上に形
成されている。4はベース領域とエミッタ領域が二重拡
散プロセスで形成されたPNP型のシリコンチップで、
パワートランジスタ部5、温度検出用トランジスタ部6
が、同一のPNP型のシリコンチップ上に形成されてい
る。そして、これらは、一般に同一放熱器に取り付けら
れる。7はPNP型トランジスタ、8はNPN型トラン
ジスタ、9、10はダイオード、11は定電流回路で定
電流ダイオードを用いても良い、16は上記温度検出用
トランジスタ部3のエミッタ抵抗、17は上記温度検出
用トランジスタ部6のエミッタ抵抗、18は上記PNP
型トランジスタ7のエミッタ抵抗、19は上記NPN型
トランジスタ8のエミッタ抵抗、14は差動入力端子を
備えた電圧増幅回路で、それぞれ、上記NPN型のシリ
コンチップ1、PNP型のシリコンチップ4とは別体で
ある。
【0017】そして、これらは上記NPN型のシリコン
チップ1、PNP型のシリコンチップ4とは別体のプリ
ント配線基板等の実装基板上に実装される。また、上記
NPN型のシリコンチップ1、PNP型のシリコンチッ
プ4も上記プリント配線基板等の実装基板上に実装し、
この実装基板を放熱器に取り付けてもよい。12はこの
電力増幅器の入力端子、13はこの電力増幅器の出力端
子、15はこの電力増幅器に接続される負荷である。温
度検出用トランジスタ3のベース端子はそのコレクタ端
子に接続しダイオードとして使用している。この温度検
出用トランジスタ3のベース・エミッタ間に電圧を発生
させるためにエミッタ端子に定電流回路11を接続して
いる。PNP型トランジスタ7のエミッタ、ベース端子
をそれぞれ温度検出用トランジスタ3のベース、エミッ
タ端子に接続することにより温度検出用トランジスタ3
のベース・エミッタ間電圧をPNP型トランジスタ7の
コレクタ電流に変換している。温度検出用トランジスタ
6のベース端子はそのコレクタ端子に接続しダイオード
として使用している。
【0018】この温度検出用トランジスタ6のベース・
エミッタ間に電圧を発生させるためにエミッタ端子に定
電流回路11を接続している。NPN型トランジスタ8
のエミッタ、ベース端子をそれぞれ温度検出用トランジ
スタ6のベース、エミッタ端子に接続することにより温
度検出用トランジスタ6のベース・エミッタ間電圧をN
PN型トランジスタ8のコレクタ電流に変換している。
PNP型トランジスタ7及びNPN型トランジスタ8の
コレクタ電流をダイオード9、10のアノード、カソー
ド間電圧に変換するためダイオード9、10をPNP型
トランジスタ7及びNPN型トランジスタ8のコレクタ
間に挿入している。このダイオード9のアノード、ダイ
オード10のカソードをそれぞれパワートランジスタ2
のベース、パワートランジスタ5のベースに接続しダイ
オード9、10のアノード、カソード間電圧をパワート
ランジスタ2及びパワートランジスタ5のバイアス電圧
としている。
【0019】以上のように構成された電力増幅器につい
て、以下その動作について説明する。
【0020】まずある温度で上記SEPP回路が平衡状
態にあり各パワートランジスタ2、5のコレクタ電流が
ある値になっていたとする。ここで入力信号が入力され
る等、何らかの原因で上記各パワートランジスタ2、5
の動作電流が増加したとすると、動作電流の増加がコレ
クタ損失の増加につながり、その結果上記各パワートラ
ンジスタチップ1、4の温度が上昇する。チップ温度の
上昇により各温度検出用トランジスタ3、6のベース・
エミッタ間電圧は下がりPNP型トランジスタ7及びN
PN型トランジスタ8の各ベース・エミッタ間電圧も下
がる。
【0021】PNP型トランジスタ7及びNPN型トラ
ンジスタ8の各ベース・エミッタ間電圧が下がることに
よりPNP型トランジスタ7及びNPN型トランジスタ
8の各コレクタ電流が減少し、ダイオード9、10のア
ノード、カソード間電圧すなわちパワートランジスタ
2、5の各バイアス電圧も下がる。パワートランジスタ
2、5の動作電流は温度の上昇により増加しようとする
がバイアス電圧が減少するため一定に保たれる。この温
度補償はパワートランジスタ2、5及び温度検出用トラ
ンジスタ3、6がそれぞれ同一のNPN型のシリコンチ
ップ1、及びPNP型のシリコンチップ4上に形成され
ているので極めて短時間に行われる。
【0022】以上のように本実施例によれば、極めて短
時間に、温度補償を行うことにより、動作電流の安定化
の為のエミッタ抵抗器をなくしエミッタ抵抗器での電力
ロスを無くすことが出来る。
【0023】各エミッタ抵抗16、17、18、19
は、定電流回路11の電流をPNP型トランジスタ7及
びNPN型トランジスタ8の各コレクタ電流に変換する
際の変換比率を変えパワートランジスタ2、5の動作電
流を適当な値に調整する為のものである。
【0024】図4はベース領域とエミッタ領域を二重拡
散プロセスで形成したシリコンチップの断面図である。
図4において51はパワートランジスタ部のエミッタ領
域、52はパワートランジスタ部のベース領域、53は
温度検出用トランジスタ部のエミッタ領域、54は温度
検出用トランジスタ部のベース領域、55はコレクタ高
比抵抗領域、56はコレクタ高不純物濃度領域、57は
コレクタ裏面部である。図4で示す様に、二重拡散プロ
セスで形成されたベース領域とエミッタ領域から成るシ
リコンパワートランジスタでは、個別素子を電気的に完
全分離するための拡散工程がないが、コレクタ電極を共
通電極として配置することにより、パワートランジスタ
部、温度検出用トランジスタ部を同一のシリコンチップ
上に形成することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、シリコンパワー
トランジスタチップの温度を、同体のシリコン上に構成
した上記シリコンパワートランジスタとは電気的に絶縁
されたベース領域とエミッタ領域から成りベース・コレ
クタ端子間が接続されたある一定の面積をもつ温度検出
用トランジスタのベース・エミッタ間電圧として検出
し、この定電流回路を接続したベース・エミッタ間電圧
の温度変化に対応した検出電圧を、バイアス回路の各ト
ランジスタのコレクタ電流に変換して、シリコンパワー
トランジスタのバイアス電圧を制御することにより、シ
リコンパワートランジスタの動作電流を一定にさせるも
のであり、温度検出用トランジスタがシリコンパワート
ランジスタチップと同体のシリコン上にあるため、極め
て短時間に、温度補償を行うことが出来る為、動作電流
の安定化の為のエミッタ抵抗器をなくしエミッタ抵抗器
の電力ロスを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における、電力増幅器の
回路図
【図2】従来の電力増幅器の回路図
【図3】ベース領域とエミッタ領域を二重拡散プロセス
で形成したシリコントランジスタの断面図
【図4】ベース領域とエミッタ領域を二重拡散プロセス
で形成したシリコンチップの断面図
【符号の説明】
1 ベース領域とエミッタ領域が二重拡散プロセスで形
成されたNPN型のシリコンチップ 2 パワートランジスタ部 3 温度検出用トランジスタ部 4 ベース領域とエミッタ領域が二重拡散プロセスで形
成されたPNP型のシリコンチップ 5 パワートランジスタ部 6 温度検出用トランジスタ部 7 PNP型トランジスタ 8 NPN型トランジスタ 9 ダイオード 10 ダイオード 11 定電流回路 12 電力増幅器の入力端子 13 電力増幅器の出力端子 14 差動入力端子を備えた電圧増幅回路 15 この電力増幅器に接続される負荷 16 温度検出用トランジスタ3のエミッタ抵抗 17 温度検出用トランジスタ6のエミッタ抵抗 18 PNP型トランジスタ7のエミッタ抵抗 19 NPN型トランジスタ8のエミッタ抵抗 21 二重拡散プロセスで形成されたベース領域とエミ
ッタ領域から成るNPN型シリコンパワートランジスタ 22 二重拡散プロセスで形成されたベース領域とエミ
ッタ領域から成るPNP型シリコンパワートランジスタ 23 温度検出トランジスタ 24 定電流回路 25 定電流回路 26 入力端子 27 出力端子 28 マルチプライヤー回路 29 NPN型シリコンパワートランジスタ21のエミ
ッタ抵抗器 30 PNP型シリコンパワートランジスタ22のエミ
ッタ抵抗器 31 差動入力端子を備えた電圧増幅回路 32 この電力増幅器に接続される負荷 41 エミッタ領域 42 ベース領域 43 コレクタ高比抵抗領域 44 コレクタ高不純物濃度領域 45 コレクタ裏面部 51 パワートランジスタ部のエミッタ領域 52 パワートランジスタ部のベース領域 53 温度検出用トランジスタ部のエミッタ領域 54 温度検出用トランジスタ部のベース領域 55 コレクタ高比抵抗領域 56 コレクタ高不純物濃度領域 57 コレクタ裏面部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重拡散プロセスで形成されたベース領
    域とエミッタ領域から成るシリコンパワートランジスタ
    と、上記シリコンパワートランジスタと同体のシリコン
    上に上記シリコンパワートランジスタとは電気的に絶縁
    されたベース領域とエミッタ領域から成るある一定の面
    積をもつ温度検出用トランジスタとを形成して構成され
    た素子と、 上記素子とコンプリメンタリの素子と、 上記各シリコンとは別体で形成された実装基板上に実装
    され、上記各温度検出用トランジスタのベース・エミッ
    端子間電圧を検出し、上記各シリコンパワートランジ
    スタのバイアス電圧を制御し、上記各シリコンパワート
    ランジスタのバイアス電流を一定に保つバイアス回路と
    で構成し、上記各温度検出用トランジスタはベース・コレクタ端子
    間を接続すると共にエミッタ端子に定電流回路を接続し
    てベース・エミッタ端子間に電圧を発生させるように構
    成し、当該ベース・エミッタ端子間に上記バイアス回路
    の各トランジスタのエミッタ・ベース端子を接続し、 上記各温度検出用トランジスタのベース・エミッタ端子
    間に発生した電圧を、上記バイアス回路の各トランジス
    タのコレクタ電流に変換するように構成しており、 上記各シリコンパワートランジスタの各エミッタ端子を
    抵抗器を介さずに直接接続し、これを出力端子とするシ
    ングル・エンディッド・プシュプル回路をとするように
    構成したことを特徴とする電力増幅器。
  2. 【請求項2】 上記バイアス回路の各トランジスタの各
    エミッタ端子間、及び上記各シリコンパワートランジス
    タの各ベース端子間にバイアス電圧を発生させるダイオ
    ードが接続されていることを特徴とする請求項1記載の
    電力増幅器。
  3. 【請求項3】 上記各温度検出用トランジスタ、及び、
    上記各温度検出用トランジスタの各コンプリメンタリ・
    トランジスタのそれぞれの各エミッタ端子に抵抗器を挿
    入することを特徴とする請求項2記載の電力増幅器。
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