JP3278699B2 - 太陽電池付きポール - Google Patents
太陽電池付きポールInfo
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Description
明器具、案内標識、電気時計、または通信機器などの電
気装置が取り付けられる太陽電池付きポールに関するも
のである。
る屋外用の一般的な独立型電源システムとしては、太陽
電池の設置場所を必ず南向きで日照の有る場所とし、か
つ太陽電池を、太陽エネルギーの吸収を最も効率的に行
なうように、ポールの頂部に水平面より斜め上向きに略
45°の角度で傾斜した状態に取り付け、かつ一日の平
均日照時間を勘案して、発生電力を蓄電地に充電してい
た。そしてこの場合、雨天や曇天の日は充分な充電が行
なわれないので、不日照保証として5〜30日分の蓄電
容量を持つ蓄電地を使用していた。
うな従来の屋外用電源システムでは、太陽電池の設置場
所が必ず南向きで日照の有る場所に限られており、日陰
での動作保証はされていなかった。
向きに略45°の角度で傾斜した状態に設置するため、
例えば太陽電池の表面に鳥の糞などが付着して充電不可
能となったり、また寒冷地では冬季に太陽電池の表面に
積雪して充電不可能となったりしやすく、さらに雨水が
太陽電池の傾斜表面を流れるさい、電池内部に浸入する
のを防止するため、充分な水密構造とする必要があっ
た。また太陽電池をポール頂部に斜めに取り付けるた
め、太陽電池付きポールのバランスが悪く、風や地震な
どにより倒れたりしやすく、安全性に問題があった。
日分の蓄電容量を持つ大型の蓄電地を使用しなければな
らず、コスト高となるとともに、重量が重く、また蓄電
器をポール本体とは別の収納ボックスに収めており、収
納ボックスの設置スペースを余分に必要とするという問
題があった。
解決した太陽電池付きポールを提供しようとするにあ
る。
めに、本発明による請求項1記載の太陽電池付きポール
は、照明器具等の電気装置が取り付けられ、かつ横断面
多角形のポール本体の周壁の全周に太陽電池モジュール
が略垂直状に備えられ、ポール本体の内部に太陽電池モ
ジュールからの電力を蓄積する蓄電器が備えられ、蓄電
器に蓄積された電力が上記電気装置に供給されるように
なされ、ポール本体の各コーナー部分に、押出形材製の
コーナー部材の取付部の両側縁部がねじによってそれぞ
れポール本体に取り付けられるとともに、該取付部にモ
ジュール縁部差込み用凹部を介して対向するように張出
部が設けられ、凹部にパネル状の太陽電池モジュールの
縁部がそれぞれ差し込まれて、各太陽電池モジュールが
コーナー部材により押え止められていることを特徴とし
ている。
おいて、ポール本体の内部に蓄電器が備えられており、
太陽電池モジュールにおいて発生した電力は蓄電器に集
められ、太陽電池モジュールからの電力を蓄電器に集め
るために内部配線が施され、各太陽電池モジュールは、
そのプラス(+)側電線およびマイナス(−)側電線
を、雌雄コネクタにより内部配線に結線して、ポール本
体の側壁に取り付けられ、各太陽電池モジュールの電線
が、ポール本体の周壁と太陽電池モジュールとの間に形
成された空隙部内に収められている。
池付きポールは、照明器具等の電気装置が取り付けら
れ、かつ横断面多角形のポール本体の周壁の全周に太陽
電池モジュールが略垂直状に備えられ、ポール本体に太
陽電池モジュールからの電力を蓄積する蓄電器が備えら
れ、蓄電器に蓄積された電力が上記電気装置に供給され
るようになされ、太陽電池モジュールの片面に電気二重
層コンデンサよりなる蓄電器が組み合わせられてケーシ
ング内に収められてなる電源ユニットが形成され、電源
ユニットがポール本体の周壁に沿うように、かつその電
気二重層コンデンサよりなる蓄電器をポール本体側にし
て略垂直状に配置され、ポール本体の各コーナー部分に
押出形材製のコーナー部材がねじによって取り付けられ
て、コーナー部材の両側縁部により電源ユニットのケー
シングの内方凸縁部が押え止められ、上下に隣り合う電
源ユニット同士の間には、開口部を外側に向けた横断面
溝形のスペーサが介在され、該スペーサの底壁がねじに
よってポール本体に取り付けられ、スペーサの開口部に
は、上位電源ユニットのケーシングの下端部および下位
電源ユニットのケーシングの上端部を押さえる押え板が
被せられ、押え板がねじによってスペーサと共にポール
本体の側壁に取り付けられていることを特徴としてい
る。
気装置によって1日に消費されるべき電力を発電する機
能を有するものであり、蓄電器は、電気装置によって1
日に消費されるべき電力を蓄える蓄電容量を有してい
る。
って1日に消費されるべき電力を、散乱光および直射光
のうち少なくとも散乱光による日射量によって発電する
機能を有しており、従って、晴天の日だけでなく、雨天
または曇天の日にも、電気装置によって1日に消費され
るべき電力を発電することができるものである。
ジュールの発生電力量は、従来のように晴天の日の日向
での直射光による日射量を基準として設定されるのでは
なく、晴天、雨天または曇天の日のうちの雨天または曇
天の日の散乱光による日射量を基準として設定されるも
のである。
ュールがポール本体の周壁に略垂直状に備えられるた
め、太陽電池モジュールの発電量は、同太陽電池モジュ
ールの本来の定格発電量の4分の1程度であり、なおか
つ上記のように、雨天または曇天の日の散乱光による日
射量を基準としているため、結果的には、太陽電池モジ
ュール本来の定格発電量の数%の発電量を利用すること
になる。
しており、朝から夕方までの太陽の日射の間中得られる
ものである。しかも天候によらず、雨天または曇天の日
でも、あるいは晴天の日の日陰でも、また東西南北の設
置方位にもかかわりなく、日中、長時間持続して平均的
に得られる放射エネルギーである。
射光による日射量は非常に多いので、同じ大きさの太陽
電池モジュールによれば、短時間で1日分の必要電力が
発電されることになる。
ール本体の周壁の全周に沿って所要数の太陽電池モジュ
ールが略垂直状に備えられる。太陽電池モジュールは、
1枚または複数枚用いられるが、1枚の太陽電池モジュ
ールによる発生電力量が、電気装置によって1日に消費
されるべき電力量よりも少ない場合には、所要の電力量
が得られるように、太陽電池モジュールの使用枚数を増
やせば良い。
ジュールからの電力を蓄積する機能を果すもので、これ
には電気二重層コンデンサ、ニッケル・カドミウム蓄電
池または鉛蓄電池があげられる。
るところの、電気装置によって1日に消費されるべき電
力を蓄積し、かつこの電力を電気装置に供給する充放電
作用を毎日繰り返すものである。従って蓄電器は、充放
電作用のサイクル回数の多いものが好ましく、このよう
な蓄電器としては、電気二重層コンデンサを使用するの
が良い。また蓄電器本来の蓄電容量よりも充放電の電力
量をかなり小さく設定することにより、充放電作用のサ
イクル回数を大幅に増やすことができるので、このよう
な蓄電器として、ニッケル・カドミウム蓄電池または鉛
蓄電池等を使用することもできる。
ぎのように定義される。
接触面では、接触面を介してきわめて短い距離を隔てて
+と−の電荷が存在する。これを電気二重層という。電
気二重層に電圧を加えると電気が蓄えられる。この原理
を利用したのが、電気二重層コンデンサであり、これは
太陽電池と組み合わせた太陽電池装置として特願平5−
324096号(特開平7−177683号公報および
対応するUSP5,594,313号明細書)に記載さ
れていて、既に公知である。
サである場合は、太陽電池モジュールの片面に電気二重
層コンデンサが組み合わせられて電源ユニットが形成さ
れ、該電源ユニットがポール本体の周壁にその電気二重
層コンデンサをポール本体側にして略垂直状に備えられ
る。
形、五角形、六角形、八角形等の多角形であり、またポ
ール本体は、中空状であっても良いし、中実であっても
良い。
ル本体の内部に蓄電器が備えられる。そしてポール本体
が中実である場合には、蓄電器はポール本体の外表面に
取り付けられる。
かつ照明器具等の電気装置に供給する周波数を所定の大
きさに増幅させるインバータ回路が備えられている。
ール本体の周壁の全周に略垂直状に備えられるが、太陽
電池モジュールは、ポール本体の周壁に略全長にわたっ
て取り付けられるか、または周壁の上半部に取り付けら
れる。あるいはまた太陽電池モジュールは、ポール本体
の上端部と下端部を除くポール本体周壁の中間部分に取
り付けられる。
くの発生電力量を得るために、太陽電池モジュールはポ
ール本体の周壁全面に沿って取り付けられるのが望まし
い。
って1日に消費されるべき電力を、散乱光および直射光
のうち少なくとも散乱光による日射量によって発電する
機能を有するものであるが、勿論、散乱光および直射光
の両方による日射量によって発電するのが、好ましい。
太陽電池モジュールを取り付けた場合には、正午の南中
のさいの南方向からの太陽光線はもちろんのこと、午前
の東方向からの太陽光線、午後の西方向からの太陽光線
によって、すべての太陽電池モジュールに太陽光線が照
射され、一日の太陽の日照を有効利用することができ、
太陽エネルギーを効率よく取得することができる。
には、太陽電池付きポールの設置方向を、太陽の南中方
向にポール本体の1つコーナー部が対向する向きに配す
ると、一日の太陽の日照を有効利用することができるの
で、好ましい。
けられる電気装置は、例えば街灯用照明器具、案内標
識、電気時計、あるいはまた通信機器などがあげられ
る。
等の標識を、蛍光灯、無電極キセノン蛍光ランプなどの
照明器具を用いて照らし出すか、あるいはまた標識自体
を発光ダイオードなどにより発光させて、表示効果およ
び装飾効果を向上させるものので、これらの機器に、蓄
電器に蓄積された太陽電池モジュールの電力を供給す
る。
図面を参照して説明する。
参照すると、本発明による太陽電池付きポール(1) の上
端部には、電気装置としての街灯用照明器具(5A)が取り
付けられており、地面(G) のベース(7) に立設されたポ
ール本体(2) の周壁に、パネル状の太陽電池モジュール
(3) が該壁に沿うようにすなわち太陽電池モジュール
(3) の受光面が略垂直状となるように取り付けられてい
る。
有し、ベース(7) に立設されたポール本体(2) の略垂直
状の周壁全面に、パネル状の太陽電池モジュール(3) が
該壁に沿うようにすなわち受光面が略垂直状となるよう
に取り付けられている。
本体(2) の四面に取り付けられ、かつ各面において上下
方向に4段積み上げられている。
アルミニウム押出形材製のコーナー部材(10)がねじ(19)
により取り付けられ、各太陽電池モジュール(3) は、こ
のコーナー部材(10)により押え止められている。
ように、横断面略L形の取付部(11)の両側縁部(11a)(11
b)がねじ(19)(19)によってそれぞれポール本体(2) に取
り付けられるとともに、該取付部(11)にモジュール縁部
差込み用凹部(13)(13)を介して対向するように張出部(1
2)(12)が設けられ、凹部(13)(13)にパネル状の太陽電池
モジュール(3) の縁部がそれぞれ差し込まれている。
が備えられており(図3参照)、太陽電池モジュール
(3) において発生した電力は蓄電器(4) に集められる。
なお、蓄電器(4) は、ポール本体四面の各段の4つの太
陽電池モジュール(3) に対して1つずつ設けられ場合
と、全部の太陽電池モジュール(3) に対して1つだけ設
けられる場合などがあるが、蓄電器(4) の個数は限定さ
れない。
の内部に収めると、蓄電器(4) の取付け作業が容易であ
り、かつポール本体(2) によって蓄電器(4) を保護する
ことができる。なお、図3に示すように、ポール本体
(2) の側壁には、蓄電器(4) 等の点検のための開口部(2
9)があけられている。また図示は省略したが、ポール本
体(2) の内部には、蓄電器(4) からの直流を交流に変換
しかつ照明器具(5A)に供給する周波数を所定の大きさに
増幅させるインバータ回路が、蓄電器(4) と共に備えら
れている。
デンサ、ニッケル・カドミウム蓄電池または鉛蓄電池な
どを使用するが、蓄電器(4) の長寿命化が可能であると
いう点で、蓄電器(4) として電気二重層コンデンサを用
いるのが望ましい。
モジュール(3) からの電力を蓄電器(4) に集めるために
内部配線(14)が施され、また各太陽電池モジュール(3)
は、そのプラス(+)側電線(15)およびマイナス(−)
側電線(15)を、雌雄コネクタ(17)(18)により内部配線(1
4)に結線して、ポール本体(2) の側壁に取り付ける。な
お、各太陽電池モジュール(3) の電線(15)は、ポール本
体(2) の周壁と太陽電池モジュール(3) との間に形成さ
れた空隙部(16)内に収められている。
(1) は、雨天または曇天の日でも、あるいは晴天の日の
日陰でも動作することができる全天候型設計であり、か
つ使用電力量の1日分を充放電するものとする。
明器具(5A)によって1日に消費されるべき電力を発電す
る機能を有するものであり、蓄電器(4) は、照明器具(5
A)によって1日に消費されるべき電力を蓄える蓄電容量
を有している。
(5A)によって1日に消費されるべき電力を、散乱光およ
び直射光のうち少なくとも散乱光による日射量によって
発電する機能を有している。このように、太陽電池モジ
ュール(3) の発生電力量は、雨天または曇天の日の日射
量を基準として設定される。
しており、朝から夕方までの太陽の日射の間中得られる
ものである。しかも天候によらず、雨天または曇天の日
でも、あるいは晴天の日の日陰でも、また東西南北の設
置方位にもかかわりなく、日中、長時間持続して平均的
に得られる放射エネルギーである。従って、本発明によ
る太陽電池付きポール(1) は、雨天または曇天の日で
も、あるいは晴天の日の日陰でも動作することができる
全天候型設計となっている。
(3) がポール本体(2) の周壁に略垂直状に備えられるた
め、太陽電池モジュール(3) の発電量は、同太陽電池モ
ジュール(3) の本来の定格発電量の4分の1程度であ
り、なおかつ上記のように、雨天または曇天の日の散乱
光による日射量を基準としているため、結果的には、太
陽電池モジュール(3) 本来の定格発電量の数%の発電量
を利用することになる。
得するべき電力量に応じて、パネル状の太陽電池モジュ
ール(3) の表面積や使用枚数を適宜決定すれば、良い。
力量、および取得電力量の関係は、つぎの表1の通りで
ある。
ポールとした場合、例えば照明器具(5A)として無電極キ
セノン蛍光ランプを用いると、該蛍光ランプの1本当た
りの消費電力量は7W/hで、これを5時間照射する
と、消費電力量は35W/hとなり、上記表1のbクラ
スの太陽電池モジュール(3) を使用すれば良いことが分
かる。
枚当りの表面積、使用枚数、および発生電力量や取得電
力量の決定は、ポール本体(2) の高さ・太さ・断面形状
などに応じて、最も適切なものを採択すれば良いもので
ある。
ール本体(2) の周壁全面に太陽電池モジュール(3) を取
り付けているので、例えば図5に示すように、正午の南
中のさいの南方向からの太陽光線(32)はもちろんのこ
と、午前の東方向からの太陽光線(31)、午後の西方向か
らの太陽光線(33)によって、すべての太陽電池モジュー
ル(3) に太陽光線が照射され、一日の太陽の日照を有効
利用することができ、太陽エネルギーを効率よく取得す
ることができる。
を、太陽の南中方向にポール(1) の1つコーナー部が対
向するように配置すると良い。
参照すると、本発明による太陽電池付きポール(1) の上
端部に、電気装置としての電気時計(5B)が取り付けら
れ、またポール本体(2) は横断面長方形を有している。
従って、ポール本体(2) の長辺側には、幅広の太陽電池
モジュール(3a)が取り付けられ、同短辺側には、幅狭の
太陽電池モジュール(3b)が取り付けられている。また太
陽電池モジュール(3) は上下方向に4段積み上げられて
いる。
1実施形態の場合と同様であるので、図面において同一
のものには同一の符号を付した。
と図9を参照すると、本発明による太陽電池付きポール
(1) の頂壁(27)に、電気装置としての街灯用丸形照明器
具(5C)が筒形ブラケット(28)を介して取り付けられ、ま
たポール本体(2) は、横断面正八角形を有している。
の場合と比べると、太陽電池モジュール(3) の取付け部
材手段としてのコーナー部材(10)が、正八角形の1つの
角に対応する角度の横断面を有するものとなっている点
が異なるだけで、その他の点は、第1実施形態の場合と
全く同様であり、従って、図面において同一のものには
同一の符号を付した。
は、蓄電器が電気二重層コンデンサ(8) よりなるもので
あり、太陽電池モジュール(3) の片面に電気二重層コン
デンサ(8) が組み合わせられてケーシング(9) 内に収め
られてなる電源ユニット(6) が形成され、電源ユニット
(6) が、横断面正方形のポール本体(2) の周壁に沿うよ
うに、かつその電気二重層コンデンサ(8) をポール本体
(2) 側にして略垂直状に取り付けられている。
ル本体(2) の4つのコーナー部分に取り付けたアルミニ
ウム押出形材製のコーナー部材(20)により押え止められ
ている。すなわち、各コーナー部材(20)には、電源ユニ
ット(6) のケーシング(9) の内方凸縁部(9a)を押さえる
両側縁部(20a) が設けられるとともに、コーナー部材(2
0)の幅中央部にねじ(21)が挿通されて、その先端部がポ
ール本体(2) の対応するコーナー部分のねじ孔(22)にね
じ込まれることにより、電源ユニット(6) がコーナー部
材(20)により押え止められているものである。
同士の間には、開口部を外側に向けた横断面溝形のスペ
ーサ(23)が介在され、該スペーサ(23)の底壁が小ねじ(2
4)によってポール本体(2) に取り付けられている。また
スペーサ(23)の開口部には、上位電源ユニット(6) のケ
ーシング(9) の下端部および下位電源ユニット(6) のケ
ーシング(9) の上端部を押さえる押え板(25)が被せら
れ、押え板(25)は長ねじ(26)によってスペーサ(23)と共
にポール本体(2) の側壁に取り付けられている。
態では、本発明による太陽電池付きポール(1) に、電気
装置としての案内標識(5D)が取り付けられている。
施形態における太陽電池付きポール(1) を用いている。
すなわち、ポール本体(2) は横断面正方形を有し、地面
(G)のベース(7) に立設されたポール本体(2) の周壁
に、パネル状の太陽電池モジュール(3) が該壁に沿うよ
うに略垂直状に取り付けられている。
(2) の上半部に3段取り付けられ、ポール本体(2) の下
半部には、太陽電池モジュールではないが、太陽電池モ
ジュール(3) と略同じ大きさを有するパネル(40)が2段
取り付けられている。これらのパネル(40)を用いること
により、太陽電池付きポール(1) の周壁の外観が整えら
れるとともに、太陽電池モジュール(3) の取付け位置が
地上(G) より2段のパネル(40)分だけ離れて高くなるの
で、いたずらや破損を防止することができるものであ
る。
端寄り部分に水平状に突き出して設けられたアーム(42)
に、案内標識板(41)が4つの吊下げ部材(44)を介して取
り付けられ、またアーム(42)は、ポール本体(2) の上端
部のブラケット(49)と同アーム(42)の先端部および中間
部に設けられた2つのブラケット(50)との間に渡された
長短2本のワイヤ(43)により吊持されている。ポール本
体(2) の上端には、三角錐状のキャップ(48)が設けられ
ている。
に描かれた表示文字や記号等の標識を、無電極キセノン
蛍光ランプ(47)あるいは蛍光灯などの照明器具(46)を用
いて照らし出すとともに、案内標識板(41)に設けられた
矢印よりなる誘導標識(45)自体を発光ダイオードなどに
より発光させ、これらの表示用機器(47)(45)に、蓄電器
(4) に蓄積された太陽電池モジュール(3) の電力を供給
するものである。
の太陽電池付きポールは、照明器具等の電気装置が取り
付けられ、かつ横断面多角形のポール本体の周壁の全周
に太陽電池モジュールが略垂直状に備えられ、ポール本
体の内部に太陽電池モジュールからの電力を蓄積する蓄
電器が備えられ、蓄電器に蓄積された電力が上記電気装
置に供給されるようになされ、ポール本体の各コーナー
部分に、押出形材製のコ ーナー部材の取付部の両側縁部
がねじによってそれぞれポール本体に取り付けられると
ともに、該取付部にモジュール縁部差込み用凹部を介し
て対向するように張出部が設けられ、凹部にパネル状の
太陽電池モジュールの縁部がそれぞれ差し込まれて、各
太陽電池モジュールがコーナー部材により押え止められ
ているもので、本発明によれば、例えば街灯等の照明器
具、案内標識、電気時計、または通信機器などの電気装
置を取り付けることができるとともに、これらの電気装
置に太陽電池モジュールからの電力を供給することがで
きるものである。
ールの設置場所が限定されることなく、従って設置しや
すくかつ場所をとらず、またポール本体の高さ・太さ・
断面形状などを変更して、太陽電池モジュールの使用枚
数や表面積を適宜設定することにより、取得電力量を調
整することができて、非常に便利である。
の日でも充分に充電を行なうことができて、日陰や雨天
・曇天の日でも動作することができる全天候型設計で、
非常に便利である。
生するところの電力を電気装置に供給する充放電作用を
毎日繰り返すものであるから、蓄電器は、小型で蓄電容
量の少ないもので良く、コンパクト化を果すことができ
る。
電器と太陽電池モジュールと組み合わせてポール本体の
周壁に一緒に取り付けることにより、省スペース化を果
すことができる。
の周壁に略垂直状に備えられるため、寒冷地での積雪に
よる充電不良や鳥の糞害を心配することなく、かつ雨水
が浸入し難いために、水密性を充分保持することができ
る。
ルが略垂直状に備えられるため、景観にすぐれていると
ともに、太陽電池付きポールのバランスが良く、風や地
震などにより倒れたりし難く、安全性にすぐれている。
ルを取り付けるために、太陽エネルギーを効率よく取得
することができるとともに、太陽電池モジュールの取付
け高さを地上より離れて高くすることにより、いたずら
や破損を防止することができて、安全性にすぐれている
という効果を奏する。
した第1実施形態を示す概略側面図である。
電池モジュールを取り付けている状態を示している。
の配置関係を示す概略斜視図である。
有するポールに適用した第2実施形態を示す概略斜視図
である。
具を有する街灯に適用した第3実施形態を示す概略斜視
図である。
用した第4実施形態を示す拡大水平断面図である。
陽電池モジュールを取り付けている状態を示している。
内標識を有するポールに適用した第5実施形態を示す正
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 照明器具等の電気装置が取り付けられ、
かつ横断面多角形のポール本体(2) の周壁の全周に太陽
電池モジュール(3) が略垂直状に備えられ、ポール本体
(2) の内部に太陽電池モジュール(3) からの電力を蓄積
する蓄電器(4) が備えられ、蓄電器(4) に蓄積された電
力が上記電気装置に供給されるようになされ、ポール本
体(2) の各コーナー部分に、押出形材製のコーナー部材
(10)の取付部(11)の両側縁部(11a)(11b)がねじ(19)(19)
によってそれぞれポール本体(2) に取り付けられるとと
もに、該取付部(11)にモジュール縁部差込み用凹部(13)
(13)を介して対向するように張出部(12)(12)が設けら
れ、凹部(13)(13)にパネル状の太陽電池モジュール(3)
の縁部がそれぞれ差し込まれて、各太陽電池モジュール
(3) がコーナー部材(10)により押え止められていること
を特徴とする、太陽電池付きポール。 - 【請求項2】 ポール本体(2) の内部に蓄電器(4) が備
えられており、太陽電池モジュール(3) において発生し
た電力は蓄電器(4) に集められ、太陽電池モジュール
(3) からの電力を蓄電器(4) に集めるために内部配線(1
4)が施され、各太陽電池モジュール(3) は、そのプラス
(+)側電線(15)およびマイナス(−)側電線(15)を、
雌雄コネクタ(17)(18)により内部配線(14)に結線して、
ポール本体(2) の側壁に取り付けられ、各太陽電池モジ
ュール(3) の電線(15)が、ポール本体(2) の周壁と太陽
電池モジュール(3) との間に形成された空隙部(16)内に
収められている、請求項1記載の太陽電池付きポール。 - 【請求項3】 照明器具等の電気装置が取り付けられ、
かつ横断面多角形のポール本体(2) の周壁の全周に太陽
電池モジュール(3) が略垂直状に備えられ、ポール本体
(2) に太陽電池モジュール(3) からの電力を蓄積する蓄
電器が備えられ、蓄電器に蓄積された電力が上記電気装
置に供給されるようになされ、太陽電池モジュール(3)
の片面に電気二重層コンデンサ(8) よりなる蓄電器が組
み合わせられてケーシング(9) 内に収められてなる電源
ユニット(6) が形成され、電源ユニット(6) がポール本
体(2) の周壁に沿うように、かつその電気二重層コンデ
ンサ(8) よりなる蓄電器をポール本体(2) 側にして略垂
直状に配置され、ポール本体(2) の各コーナー部分に押
出形材製のコーナー部材(20)がねじ(21)によって取り付
けられて、コーナー部材(20)の両側縁部(20a) により電
源ユニット(6) のケーシング(9) の内方凸縁部(9a)が押
え止められ、上下に隣り合う電源ユニット(6)(6)同士の
間には、開口部を外側に向けた横断面溝形のスペーサ(2
3)が介在され、該スペーサ(23)の底壁がねじ(24)によっ
てポール本体(2) に取り付けられ、スペーサ(23)の開口
部には、上位電源ユニット(6) のケーシング(9) の下端
部および下位電源ユニット(6) のケーシング(9) の上端
部を押さえる押え板(25)が被せられ、押え板(25)がねじ
(26)によってスペーサ(23)と共にポール本体(2) の側壁
に取り付けられていることを特徴とする、太陽電池付き
ポール。
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JP35971696 | 1996-12-19 | ||
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