JP3266824B2 - 操舵角センサの振動音防止構造 - Google Patents

操舵角センサの振動音防止構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショックアブソー
バの減衰力制御等に用いる操舵角センサに関し、更に詳
しくは、本体ケースに回動自在に内蔵されるスリット板
の振動音を防止する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】旋回中の自動車には、遠心力によって、
車体前後軸まわりの回動運動(ロール)が発生する。近
年、このようなロールに対して、ショックアブソーバの
剛性を最適に配分し、ロールを抑制することで操舵時の
安定性を確保するショックアブソーバの減衰力制御が提
案されている。この減衰力制御は、操舵角と車速度の関
係が一定の値となったときに、ショックアブソーバ内部
のオリフィスを通過するオイル流量を制御し、適切な減
衰力を得、それぞれのショックアブソーバの剛性を最適
に配分するものである。従って、このような制御を行う
ためには、操舵角を検出する操舵角センサが必要とな
る。
【0003】図、図に示すように、操舵角センサ1
は、ステアリングシャフトに取り付けられて回動するス
リット板3と、このスリット板3を挟む発光素子5及び
受光素子7と、発光素子5及び受光素子7を収容するセ
ンサハウジング9と、スリット板3を回動自在に保持す
るとともに、センサハウジング9を収容する一対の本体
ケース13a、13bとを有する。
【0004】このように構成された操舵角センサ1は、
ステアリングシャフトが回動すると、スリット板3が本
体ケース13a、13b内で回動し、受光素子7がスリ
ット板3による光の透過、遮断に応じて操舵角ごとにパ
ルスを発生し、これを信号処理回路が演算処理すること
により、回動角、回動方向、角速度を検出して、アブソ
ーバコントロール(ECU)等へ送出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の操舵角センサ1
におけるスリット板3は、スリット孔15を形成した円
環板の中心に上下の開口した筒体部17を同心円状に形
成し、この筒体部17を相対回動不能にステアリングシ
ャフトの外周に挿通する。本体ケース13a、13bに
は円筒状のスリット板収容部19を形成してあり、スリ
ット板収容部19は筒体部17を同軸状に回動自在に収
容する。従って、操舵角センサ1では、ステアリングシ
ャフトが回動すると、ステアリングシャフトと共にスリ
ット板3が回動し、筒体部17がスリット板収容部19
内で回動することになる。ところが、このとき、筒体部
17とスリット板収容部19との間で振動による音(以
下、「ガタ音」という)が発生する。このガタ音は、振
動により、図に示すように筒体部17がステアリング
シャフトの軸方向でスリット板収容部19の摺動部21
に当たるために発生するものである。そのため、従来で
は、摺動部21にグリスを塗布することで、ガタ音を低
減していたが、継続的な使用(回動)ではグリスが流出
してしまい、ガタ音対策として恒久性に欠ける問題があ
った。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、構造
的にスリット板の振動を抑制することにより、スリット
板の振動によるガタ音の発生を防止することのできる振
動音防止構造の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る振動音防止構造は、ステアリングシャフ
トに相対回動不能に挿通する筒体部を有するスリット板
と、該スリット板の前記筒体部を同軸で回動自在に収容
するとともに該筒体部の両端面に対向する一対の鍔状摺
動部を有する円筒状のスリット板収容部とを具備した操
舵角センサにおいて、前記筒体部の少なくとも一方の端
面を曲面で形成し、該端面に対向する前記摺動部の摺動
面を傾斜面で形成したことを特徴とするものである。そ
して、振動音防止構造は、ステアリングシャフトに相対
回動不能に挿通する筒体部を有するスリット板と、該ス
リット板の前記筒体部を同軸で回動自在に収容するとと
もに該筒体部の両端面に対向する一対の鍔状摺動部を有
する円筒状のスリット板収容部とを具備した操舵角セン
サにおいて、前記筒体部の少なくとも一方の端部を先端
に向かって外径が徐々に小さくなるテーパ面で形成し、
該端部に対向する前記摺動部の摺動面を曲面で形成して
もよい。また、振動音防止構造は、ステアリングシャフ
トに相対回動不能に挿通する筒体部を有するスリット板
と、該スリット板の前記筒体部を同軸で回動自在に収容
するとともに該筒体部の両端面に対向する一対の鍔状摺
動部を有する円筒状のスリット板収容部とを具備した操
舵角センサにおいて、基端が前記摺動部に連結するとと
もに先端が自由端となって前記摺動部の円周方向に伸び
前記自由端が前記筒体部の端面に対向する弾性部を少な
くとも一方の前記摺動部に3つ以上円周方向に設けても
よい。また、振動音防止構造は、ステアリングシャフト
に相対回動不能に挿通する筒体部を有するスリット板
と、該スリット板の前記筒体部を同軸で回動自在に収容
するとともに該筒体部の両端面に対向する一対の鍔状摺
動部を有する円筒状のスリット板収容部とを具備した操
舵角センサにおいて、基端が前記摺動部に連結するとと
もに先端が自由端となって前記摺動部の径方向に伸び前
記自由端が前記筒体部の端面に対向する弾性部を少なく
とも一方の前記摺動部に3つ以上円周方向に設けてもよ
い。
【0007】この振動音防止構造では、筒体部の少なく
とも一方の端面を曲面で形成し、この端面に対向する摺
動部の摺動面を傾斜面で形成することで、摺動部におけ
る衝突面積が小さくなる。そして、筒体部の少なくとも
一方の端部を先端に向かって外径が徐々に小さくなるテ
ーパ面で形成し、この端部に対向する摺動部の摺動面を
曲面で形成した振動音防止構造では、上述同様、衝突面
積が小さくなるとともに、筒体部の回動中心をスリット
板収容部の中心に規制できる。また、摺動部の円周方向
に伸びる弾性部を摺動部に設けた振動音防止構造では、
筒体部がステアリングシャフトの軸方向で振動しようと
すると、筒体部の端面が弾性部に衝突し、その衝撃を弾
性部が吸収する。弾性部が筒体部の摺動方向に突出する
ので、弾性部の接触時における摩擦抵抗が小さくなる。
また、摺動部の径方向に伸びる弾性部を摺動部に設けた
振動音防止構造では、筒体部の端面が弾性部に衝突し、
その衝撃を弾性部が吸収する。弾性部が摺動部の半径方
向に突出するので、弾性部の形成スペースが小さくな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る振動音防止構
造の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明振動音防止構造の第一実施形態を示す
スリット板及びスリット板収容部の分解斜視図、図2は
本発明振動音防止構造の要部拡大断面図である。スリッ
ト板31は、円筒状の筒体部33と、円周方向に複数の
スリット35を有し、この筒体部33の外周に同心円状
に周設した円環板37とから構成されている。スリット
板31は、筒体部33を不図示のステアリングシャフト
に相対回動不能に挿通することで、ステアリングシャフ
トと共に回動する。
【0009】一方、操舵角センサの本体ケース39には
円筒状のスリット板収容部41を形成してあり、スリッ
ト板収容部41はスリット板31の筒体部33を同軸で
回動自在に収容する。本体ケース39及びスリット板収
容部41は、ステアリングシャフトの軸に直交する面
で、上側本体ケース39aと下側本体ケース39bとに
二分割されている。
【0010】スリット板収容部41の軸方向両端には、
内周面からステアリングシャフトの軸に直交する面方向
で張り出した一対の鍔状摺動部43を形成してある。摺
動部43は、筒体部33の両端面に摺動可能に対向して
いる。つまり、スリット板31は、筒体部33の両端面
が摺動部43に当接することで、軸方向の移動が規制さ
れるようになっている。
【0011】図2に示すように、筒体部33の少なくと
も一方の端面(図示の例では、筒体部33の下端側)
は、曲面45で形成してある。また、この曲面45に対
向する摺動部43の摺動面は、傾斜面47で形成してあ
る。図示の例では、回動中心方向に徐々に厚みの薄くな
る傾斜面47を摺動面に形成してあるが、傾斜面はこの
逆の傾斜面であってもよい。
【0012】このように構成した振動音防止構造によれ
ば、摺動部における衝突面積が小さくなり、スリット板
回転時の振動によるガタ音を減少させることができる。
また、摺動部43を傾斜面47で形成することにより、
筒体部33の回動中心をスリット板収容部41の中心に
一致するように規制でき、筒体部33の外周とスリット
板収容部41の内周との衝突によるガタ音も減少させる
ことができる。
【0013】なお、上述の第一実施形態による振動音防
止構造は、筒体部33の下端に曲面45を設け、下側本
体ケース39bの摺動部43に傾斜面47を設けた場合
を説明したが、曲面45及び傾斜面47は、この他、筒
体部33の上端と上側本体ケース39aの摺動部43、
或いは筒体部33の上下端と上下側本体ケース39a、
39bの摺動部43とに設けるものであっても良い。
【0014】図3は本発明振動音防止構造の第二実施形
態を示す要部拡大断面図である。この実施形態による振
動音防止構造は、筒体部33の少なくとも一方の端部
(図示の例では、筒体部33の下端側)を先端に向かっ
て外径が徐々に小さくなるテーパ面51で形成してあ
る。また、この端部に対向する摺動部43の摺動面は、
曲面53で形成してある。この例による曲面53は、摺
動部43の内径側の縁部先端面を曲面で形成してある。
【0015】このように構成した振動音防止構造によれ
ば、第一実施形態と同様に、摺動部における衝突面積が
小さくなり、スリット板回転時の振動によるガタ音を減
少させることができる。また、テーパ面51の筒体部3
3の端部を摺動部43の内径側に挿入できるので、筒体
部33の回動中心をスリット板収容部41の中心に、よ
り確実に規制でき、筒体部33の外周とスリット板収容
部41の内周との衝突によるガタ音を減少することがで
きる。
【0016】なお、上述の第二実施形態による振動音防
止構造は、筒体部33の下端にテーパ面51を設け、下
側本体ケース39bの摺動部43に曲面53を設けた場
合を説明したが、テーパ面51及び曲面53は、この
他、筒体部33の上端と上側本体ケース39aの摺動部
43、或いは筒体部33の上下端と上下側本体ケース3
9a、39bの摺動部43とに設けるものであっても良
い。
【0017】図4は本発明振動音防止構造の第三実施形
態を示す要部拡大断面図、図5は第三実施形態の作用を
説明する要部拡大側面図である。 この実施形態による振
動音防止構造は、筒体部33の端面と、摺動部43の摺
動面とが平行面で対向しており、少なくとも一方の摺動
部43(図示の例では、下側本体ケース39bの摺動部
43)の摺動面に、筒体部33の端面に対向する弾性部
81を、少なくとも3つ以上円周方向に等間隔で設けて
ある。弾性部81は、基端が摺動部43に連設してあり
先端が自由端となって、摺動部43の円周方向に伸び
る。つまり、摺動部43は、弾性部81の先端を介し
て、筒体部33の端面に摺接する。
【0018】このように構成した振動音防止構造によれ
ば、ステアリングシャフトの回動と共にスリット板31
が回動し、スリット板31の筒体部33がステアリング
シャフトの軸方向で振動しようとすると、図5に示すよ
うに、筒体部33の端面が弾性部81に衝突し、その衝
撃を弾性部81が吸収し、筒体部33、即ち、スリット
板31のガタ音を減少させることができる。また、この
ような弾性部81によれば、弾性部81の突出方向が筒
体部33の摺動方向と同一方向となるので、弾性部81
の接触時における摩擦抵抗を小さくすることができる。
【0019】なお、上述の第三実施形態による振動音防
止構造は、下側本体ケース39bの摺動部43に弾性部
81を設けた場合を説明したが、弾性部81は、この
他、上側本体ケース39aの摺動部43、或いは上下側
本体ケース39a、39bの摺動部43に設けるもので
あっても良い。
【0020】図6は本発明振動音防止構造の第四実施形
態を示す要部拡大断面図である。 この実施形態による振
動音防止構造は、筒体部33の端面と、摺動部43の摺
動面とが平行面で対向しており、少なくとも一方の摺動
部43(図示の例では、下側本体ケース39bの摺動部
43)の摺動面に、筒体部33の端面に対向する弾性部
91を、少なくとも3つ以上円周方向に等間隔で設けて
ある。弾性部91は、基端が摺動部43に連設してあり
先端が自由端となって、摺動部43の半径方向に伸び
る。つまり、摺動部43は、弾性部91の先端を介し
て、筒体部33の端面に摺接する。
【0021】このように構成した振動音防止構造によれ
ば、上述の第三実施形態の構造と同様、ステアリングシ
ャフトの回動と共にスリット板31が回動し、スリット
板31の筒体部33がステアリングシャフトの軸方向で
振動しようとすると、筒体部33の端面が弾性部91に
衝突し、その衝撃を弾性部91が吸収し、筒体部33、
即ち、スリット板31のガタ音を減少させることができ
る。また、この実施形態では、弾性部91を摺動部43
の半径方向に形成するので、弾性部91を形成するため
のスペースを小さなものにすることができ、摺動部43
の円周方向に多数の弾性部91が形成可能となる。
【0022】なお、上述の第四実施形態による振動音防
止構造は、下側本体ケース39bの摺動部43に弾性部
91を設けた場合を説明したが、弾性部91は、この
他、上側本体ケース39aの摺動部43、或いは上下側
本体ケース39a、39bの摺動部43に設けるもので
あっても良い。
【0023】また、振動音防止構造は、上述の第三、第
四実施形態による弾性部81と弾性 部91とを複合して
用いるものであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る振動音防止構造によれば、筒体部の少なくとも一方の
端面を曲面で形成し、この端面に対向する摺動部の摺動
面を傾斜面で形成したので、摺動部における衝突面積が
小さくなり、スリット板回転時の振動によるガタ音を減
少させることができる。 そして、筒体部の少なくとも一
方の端部を先端に向かって外径が徐々に小さくなるテー
パ面で形成し、この端部に対向する摺動部の摺動面を曲
面で形成した振動音防止構造によれば、上述同様、衝突
面積が小さくなり、ガタ音を減少させることができると
ともに、筒体部の回動中心をスリット板収容部の中心に
規制でき、筒体部とスリット板収容部の衝突によるガタ
音も減少できる。 また、摺動部の円周方向に伸びる弾性
部を摺動部に設けた振動音防止構造によれば、筒体部が
ステアリングシャフトの軸方向で振動しようとすると、
筒体部の端面が弾性部に衝突し、その衝撃を弾性部が吸
収することで、スリット板のガタ音を減少させることが
でき、且つ弾性部が筒体部の摺動方向に突出するので、
弾性部の接触時における摩擦抵抗を小さくすることがで
きる。 また、摺動部の径方向に伸びる弾性部を摺動部に
設けた振動音防止構造によれば、筒体部の端面が弾性部
に衝突し、その衝撃を弾性部が吸収することで、スリッ
ト板のガタ音を減少させることができ、且つ弾性部を摺
動部の半径方向に突出するので、弾性部の形成スペース
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明振動音防止構造の第一実施形態を示すス
リット板及びスリット板収容部の分解斜視図である。
【図2】本発明振動音防止構造の要部拡大断面図であ
る。
【図3】本発明振動音防止構造の第二実施形態を示す要
部拡大断面図である。
【図4】本発明振動音防止構造の第三実施形態を示す要
部拡大断面図である。
【図5】第三実施形態の作用を説明する要部拡大側面図
である。
【図6】本発明振動音防止構造の第四実施形態を示す要
部拡大断面図である。
【図7】従来の操舵角センサの分解斜視図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】図8のB部拡大断面図である。
【符号の説明】 33 筒体部 31 スリット板 41 スリット板収容部 43 摺動部 45、53 曲面 47 傾斜面 51 テーパ面 81、91 弾性部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01B 7/00 - 7/34 102 G01B 11/00 - 11/30 102 B62D 1/04 B62D 15/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトに相対回動不能に
    挿通する筒体部を有するスリット板と、該スリット板の
    前記筒体部を同軸で回動自在に収容するとともに該筒体
    部の両端面に対向する一対の鍔状摺動部を有する円筒状
    のスリット板収容部とを具備した操舵角センサにおい
    て、 前記筒体部の少なくとも一方の端面を曲面で形成し、該
    端面に対向する前記摺動部の摺動面を傾斜面で形成した
    ことを特徴とする操舵角センサの振動音防止構造。
  2. 【請求項2】 ステアリングシャフトに相対回動不能に
    挿通する筒体部を有するスリット板と、該スリット板の
    前記筒体部を同軸で回動自在に収容するとともに該筒体
    部の両端面に対向する一対の鍔状摺動部を有する円筒状
    のスリット板収容部とを具備した操舵角センサにおい
    て、 前記筒体部の少なくとも一方の端部を先端に向かって外
    径が徐々に小さくなるテーパ面で形成し、該端部に対向
    する前記摺動部の摺動面を曲面で形成したことを特徴と
    する操舵角センサの振動音防止構造。
  3. 【請求項3】 ステアリングシャフトに相対回動不能に
    挿通する筒体部を有するスリット板と、該スリット板の
    前記筒体部を同軸で回動自在に収容するとともに該筒体
    部の両端面に対向する一対の鍔状摺動部を有する円筒状
    のスリット板収容部とを具備した操舵角センサにおい
    て、 基端が前記摺動部に連結するとともに先端が自由端とな
    って前記摺動部の円周方向に伸び前記自由端が前記筒体
    部の端面に対向する弾性部を少なくとも一方の前記摺動
    部に3つ以上円周方向に設けたことを特徴とする操舵角
    センサの振動音防止構造。
  4. 【請求項4】 ステアリングシャフトに相対回動不能に
    挿通する筒体部を有するスリット板と、該スリット板の
    前記筒体部を同軸で回動自在に収容するとともに該筒体
    部の両端面に対向する一対の鍔状摺動部を有する円筒状
    のスリット板収容部とを具備した操舵角センサにおい
    て、 基端が前記摺動部に連結するとともに先端が自由端とな
    って前記摺動部の径方向に伸び前記自由端が前記筒体部
    の端面に対向する弾性部を少なくとも一方の前記摺動部
    に3つ以上円周方向に設けたことを特徴とする操舵角セ
    ンサの振動音防止構造。
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