JP3262897B2 - 複合電子部品とその製造方法 - Google Patents

複合電子部品とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異種の磁器材料を接合
した後同時焼成して得られる複合電子部品であって、界
面部の素地表面が平滑であり、外部端子電極のめっき伸
びがなく特性の安定した複合電子部品およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】LCトラップ、LCフィルタ等のLC複
合部品のように異なる機能を持つ異種の磁器材料を接合
した複合電子部品は、複数の単一機能素子を実装基板上
で結線する場合に比べて、省スペースの点で有利なの
で、従来から広く使用されている。複合電子部品は、焼
成前に異なる磁器材料を一体成形した後同時焼成して製
造される。
【0003】従来の複合電子部品、たとえばLC複合部
品の製造方法としては、図4に示すように、まずコイル
形成用の導体パターン8が印刷されたフェライト材料か
ら成るインダクタ部グリーンシート6を積層し、その積
層体の上に静電容量取得用の内部電極パターン12が印
刷された誘電体材料から成るコンデンサ部グリーンシー
ト9を積層し、この積層体を熱圧着によって一体成形
し、圧着後の該成形体を裁断(図5)して得られたチッ
プ部品10(図6)を焼成し、さらに該チップ部品10
の端面に外部端子電極5を形成し(図7)、該外部端子
電極5の上に、基板実装時の半田ぬれ性を確保するため
のめっきを施す方法が一般的である。また、前記チップ
部品10のエッジ部分を面取りするために前記焼成工程
の前または後にバレル研磨の工程が挿入されるのが普通
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように異種磁器
材料を同時に焼結する過程において、異種磁器材料の接
合界面3で材料構成元素の相互拡散が起こり、界面部の
焼結性は劣化する。この結果界面部は多孔質になり、磁
器素体の表面は凹凸状となる。
【0005】この素体にめっきを施すと、図2に示すよ
うに、外部端子電極5から接合界面3に沿ってめっきが
著しく成長すると言う問題がある。これは、素体の凹凸
状表面では平滑な表面に比べて表面自由エネルギーが大
きいので、この自由エネルギーを減らすように、すなわ
ち表面が平滑になるように、めっき金属がめっき液から
優先的に析出するためである。
【0006】このようにめっき伸び4が生じると、両外
部端子電極5の間の距離が短くなるので、複合電子部品
の耐電圧等の特性が低下すると言う課題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述のように、従来のL
C複合部品の製造工程には、裁断されたチップ部品10
(図5および図6)を面取りするためのバレル研磨工程
(粗バレル研磨工程)が含まれているが、本発明ではこ
れとは別に、焼成工程の後に、微細なメディアを使用し
て焼成後のチップ部品10の表面をバレル研磨する工程
(緻密バレル研磨工程)を挿入する。
【0008】この緻密バレル研磨を行うことによって、
異種材料の磁器同士が接合する部分の表面を平滑にし、
めっき工程におけるめっき伸び4の発生を抑える。
【0009】 すなわち本発明は、第1に異種の磁器材
料系からなる少なくとも2つの部分が、一体成形後に焼
成された接合界面を有する複合電子部品であって、焼成
後のチップ部品が、少なくとも平均粒径0.1〜1mm
の微細なメディアを使用する緻密バレル研磨工程を含む
バレル研磨工程により処理された後に電解めっきが表面
に施された外部端子電極が形成され、該電解めっきの該
接合界面方向へのめっき伸びが50μmより小さいこと
を特徴とする複合電子部品であり、第2に異種の磁器材
料系からなる少なくとも2つの部分の一方が静電容量取
得用の内部電極を内臓する誘電体磁器からなるコンデン
サ部であり、他方がコイル形成用の導体を内臓する磁性
体磁器からなるインダクタ部である第1記載の複合電子
部品であり、第3にフェライト材からなるグリーンシー
トにコイル形成用の導体パターンを印刷し、これを積層
してインダクタ部となる積層体を作製する工程、前記積
層体の上に内部電極パターンが印刷された誘電体材料の
グリーンシートを積層してコンデンサ部となる積層体を
作製する工程、前記異種の材料系からなる2つの積層体
の合体物を熱圧着により一体成形し、切断した後、同時
焼成する工程、焼成後のチップ部品を、平均粒径0.1
〜1mmの微細メディアを用いて緻密バレル研磨し、接
合界面の素地表面を平滑化する工程、および研磨された
チップ部品に該接合界面方向へのめっき伸びが50μm
より小さい電解めっきが表面に施された外部端子電極を
形成する工程を包含してなることを特徴とする複合電子
部品の製造方法であり、第4にフェライト材からなるグ
リーンシートにコイル形成用の導体パターンを印刷し、
これを積層してインダクタ部となる積層体を作製する工
程、前記積層体の上に内部電極パターンが印刷された誘
電体材料のグリーンシートを積層してコンデンサ部とな
る積層体を作製する工程、前記異種の材料系からなる2
つの積層体の合体物を熱圧着により一体成形し、切断し
た後、同時焼成する工程、焼成後のチップ部品を後述の
微細メディアよりも粗粒のメディアを用いて粗バレル研
磨する工程、粗バレル研磨後のチップ部品を平均粒径
0.1〜1mmの微細メディアを用いて緻密バレル研磨
し、接合界面の素地表面を平滑化する工程、および研磨
されたチップ部品に該接合界面方向へのめっき伸びが5
0μmより小さい電解めっきが表面に施された外部端子
電極を形成する工程を包含してなることを特徴とする複
合電子部品の製造方法、を提供するものである。
【0010】
【作用】前記の粗バレル研磨工程は、裁断されたチップ
部品10のエッジ部分を面取りするのが目的であるか
ら、焼成の前でも後でもよい。焼成前に粗バレル研磨工
程を実施する場合にはチップ部品10が生であるから短
時間の研磨が好ましく、焼成後に粗バレル研磨工程を実
施する場合には長時間の研磨が好ましい。いずれにしろ
この工程を実施しないと、後の工程で外部端子電極5を
形成する際に、チップ部品10のエッジ部分に塗布厚の
薄い部分ができて、これが半田食われ、抵抗値の増加、
断線等の原因となる。
【0011】これに対して、前記の緻密バレル研磨工程
の目的は、チップ部品10のセラミック表面を研磨し
て、焼成によって生じる凹凸を除いて表面を平滑にする
ことにある。したがって、この工程は焼成後に実施され
ることが肝要である。緻密バレル研磨工程では細かいメ
ディア(平均粒径0.1mm〜1mm程度のもの)を使
用することが好ましく、粗いメディアでは焼成後のセラ
ミック表面を平滑にすることができない。
【0012】前記の凹凸は、異種材料の磁器が接合する
部分に生じるものであるが、緻密バレル研磨によってこ
の凹凸を平滑にすれば、その結果異種材料の接合面3に
沿ってめっき伸び4が成長するのを抑えられる。
【0013】
【実施例1】LC複合部品であるLCトラップを、図3
および図4に示すように、以下の手順で作製した。
【0014】(イ)磁性体材料に有機バインダーを加
え、ドクターブレード法によって厚さ60μmのインダ
クタ用グリーンシート6を作成した。このインダクタ用
グリーンシート6に図3のA、B、CおよびDに示すよ
うなスルーホール7を形成し、導電性Agペーストを用
いてそれぞれのグリーンシート上に図3のE、F、Gお
よびHに示すようなコイル形成用の導体パターン8を印
刷した。さらに、図3のCに示すスルーホール7を形成
した別のインダクタ用グリーンシート6の上に図3のI
に示すコイル形成用の導体パターン8を印刷し、スルー
ホール7を形成しない別のインダクタ用グリーンシート
6の上に図3のJに示すコイル形成用の導体パターン8
を印刷した。
【0015】(ロ)誘電体材料に有機バインダーを加
え、ドクターブレード法によって厚さ60μmのコンデ
ンサ用グリーンシート9を作成した。このグリーンシー
ト上に、導電性Agペーストを用いて、図3のKおよび
Lに示すような静電容量取得用の内部電極パターン12
を印刷した。
【0016】(ハ)コイル形成用の導体パターン8を印
刷していないインダクタ用グリーンシート6をM、内部
電極パターン12を印刷していないコンデンサ用グリー
ンシートをNとして、上からN、K、L、K、L、K、
L、N、M(3枚)、I、F、E、H、G、F、E、
H、G、J、M(2枚)の順にすべてのグリーンシート
を積層した後、この積層体を120℃の温度と300k
g/cm2 の圧力で熱圧着した。圧着後の成形体を図
4、5および6に示すように3216形状に切断してチ
ップ部品10を作製した。
【0017】(ニ)このチップ部品10を大気中で10
℃/minの昇温速度で500℃まで昇温し、10分間
この温度を保持して脱バインダー処理を行った。
【0018】(ホ)脱バインダー処理を終わった該チッ
プ部品10を大気中で5℃/minの昇温速度で860
℃まで昇温し、1時間この温度に保持して焼成を行っ
た。
【0019】(ヘ)上記のようにして得られた500個
の焼結体と、直径5mmのジルコニアボール500ml
と、水300mlとを容量1000mlのバレル研磨機
用ポットに入れ、このポットを256rpmの回転数で
120分間回転させ、チップ部品10の面取りのための
バレル研磨(粗バレル研磨)を行った。粗バレル研磨の
後、チップ部品10をメディアから選別した。
【0020】(ト)さらに、この500個のチップ部品
10と、直径1mmのジルコニアボール500mlと、
水300mlとを容量1000mlのバレル研磨機用ポ
ットに入れ、再びこのポットを256rpmの回転数で
30分間回転させ、チップ部品10の表面を研磨するた
めのバレル研磨(緻密バレル研磨)を行った。
【0021】(チ)該チップ部品10をメディアから選
別し、洗浄した後、チップ部品10の端部にAgペース
トを塗布し、これを700℃で焼き付けて図7に示すよ
うな外部端子電極5を形成した。
【0022】(リ)半田食われを防止するため、電解め
っき法により、外部端子電極5の上に膜厚2μmのNi
めっきを施した。
【0023】(ヌ)半田ぬれ性を向上させるため、電解
めっき法により、Niめっきの上に膜厚10μmの半田
めっきを施した。
【0024】(ル)得られたチップ部品10のLC接合
界面3の近傍の素地表面を電子顕微鏡で観察した結果、
この実施例では磁器素地表面すべてが研磨されたいた。
またLC接合界面3には50μm以上のめっき伸び4は
見られなかった。
【0025】
【実施例2】実施例1において、工程(ト)におけるバ
レル研磨時間を15分間に変えたこと以外は実施例1と
同様の工程を実施した結果、得られたチップ部品10の
LC接合界面3におけるめっき伸び4は認められなかっ
た。
【0026】
【比較例1】実施例1において、工程(ト)を省略した
こと以外は実施例1と同様の工程を実施した結果、得ら
れたチップ部品10のLC接合界面3には50μmをこ
えるめっき伸び4の成長が確認された。
【0027】
【実施例3】(イ)から(ニ)までは実施例1における
(イ)から(ニ)までと同じ工程を実施した。
【0028】(ホ)脱バインダー処理を終わった500
個の焼結体と、粗研磨用メディアである直径3mmのジ
ルコニアボール500mlと300mlとを容量100
0mlのバレル研磨機用ポットに入れ、このポットを2
56rpmの回転数で10分間回転させ、チップ部品1
0の面取りのためのバレル研磨(粗バレル研磨)を行っ
た。粗バレル研磨の後、チップ部品10をメディアから
選別した。
【0029】(ヘ)さらに該チップ部品10を大気中で
5℃/minの昇温速度で860℃まで昇温し、1時間
この温度を保持して焼成を行った。
【0030】(ト)さらに、この500個のチップ部品
10と、微細研磨用メディアである直径0.2mmのア
ランダム300mlと、水300mlとを容量1000
mlのバレル研磨機用ポットに入れ、このポットを25
6rpmの回転数で30分間回転させ、チップ部品10
の表面を研磨するためのバレル研磨(緻密バレル研磨)
を行った。緻密バレル研磨の後、チップ部品10をメデ
ィアから選別した。
【0031】(チ)該チップ部品10を洗浄した後、チ
ップ部品10の端部にAgペーストを塗布し、これを7
00℃で焼き付けて図7に示すような外部端子電極5を
形成した。
【0032】(リ)半田食われを防止するため、電解め
っき法により、外部端子電極5の上に膜厚2μmのNi
めっきを施した。
【0033】(ヌ)半田ぬれ性を向上させるため、電解
めっき法により、Niめっきの上に膜厚10μmの半田
めっきを施した。
【0034】(ル)得られたチップ部品10のLC接合
界面3の近傍の素地表面を電子顕微鏡で観察した結果、
研磨部分の全体に対する面積割合は78%であった。ま
たLC接合界面3におけるめっき伸び4は見られなかっ
た。
【0035】
【実施例4】実施例3において、工程(ト)におけるバ
レル研磨時間を15分間に変えたこと以外は実施例3と
同様の工程を実施した結果、得られたチップ部品10の
LC接合界面3におけるめっき伸び4は認められなかっ
た。
【0036】
【比較例2】実施例3において、工程(ト)を省略した
こと以外は実施例3と同様の工程を実施した結果、得ら
れたチップ部品10のLC接合界面3にはめっき伸び4
の成長が確認された。
【0037】
【発明の効果】本発明の製造方法は、チップ部品のエッ
ジの面取りのために従来使用していたバレル研磨機をメ
ディアを変えるだけでそのまま利用して実施できるの
で、特に新たな設備を必要としない。また、製造工程に
緻密バレル研磨工程を挿入することを除けば、従来の方
法をほとんど変更することなしにめっき伸びの成長を抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLC複合電子部品の斜視図である。
【図2】接合界面にめっき伸びが生じている従来のLC
複合電子部品の斜視図である。
【図3】各実施例および比較例において共通に使用され
た各コンデンサ用グリーンシートおよびインダクタ用グ
リーンシートのスルーホールの位置と内部電極パターン
の形態を示す図である。
【図4】各実施例および比較例に共通な、コンデンサ用
グリーンシートとインダクタ用グリーンシートの積層順
序を示す分解説明図である。
【図5】前記コンデンサ用グリーンシートとインダクタ
用グリーンシートを積層・圧着して得られた成形体に、
裁断してチップ部品を作製するための切断面の位置を点
線で書き入れた斜視図である。
【図6】前記チップ部品の外観を示す斜視図である。
【図7】前記チップ部品の端面に外部端子電極を形成し
たものの斜視図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ部 2 インダクタ部 3 接合界面 4 めっき伸び 5 外部端子電極 6 インダクタ部用グリーンシート 7 スルーホール 8 コイル形成用の導体パターン 9 コンデンサ部用グリーンシート 10 チップ部品 11 切断面 12 内部電極パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 7/02 - 7/22 H01G 4/00 - 4/10 H01G 4/14 - 4/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異種の磁器材料系からなる少なくとも2
    つの部分が、一体成形後に焼成された接合界面を有する
    複合電子部品であって、焼成後のチップ部品が、少なく
    とも平均粒径0.1〜1mmの微細なメディアを使用す
    る緻密バレル研磨工程を含むバレル研磨工程により処理
    された後に電解めっきが表面に施された外部端子電極が
    形成され、該電解めっきの該接合界面方向へのめっき伸
    びが50μmより小さいことを特徴とする複合電子部
    品。
  2. 【請求項2】 異種の磁器材料系からなる少なくとも2
    つの部分の一方が静電容量取得用の内部電極を内臓する
    誘電体磁器からなるコンデンサ部であり、他方がコイル
    形成用の導体を内臓する磁性体磁器からなるインダクタ
    部である請求項1記載の複合電子部品。
  3. 【請求項3】 フェライト材からなるグリーンシートに
    コイル形成用の導体パターンを印刷し、これを積層して
    インダクタ部となる積層体を作製する工程、前記積層体
    の上に内部電極パターンが印刷された誘電体材料のグリ
    ーンシートを積層してコンデンサ部となる積層体を作製
    する工程、前記異種の材料系からなる2つの積層体の合
    体物を熱圧着により一体成形し、切断した後、同時焼成
    する工程、焼成後のチップ部品を、平均粒径0.1〜1
    mmの微細メディアを用いて緻密バレル研磨し、接合界
    面の素地表面を平滑化する工程、および研磨されたチッ
    プ部品に該接合界面方向へのめっき伸びが50μmより
    小さい電解めっきが表面に施された外部端子電極を形成
    する工程を包含してなることを特徴とする複合電子部品
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 フェライト材からなるグリーンシートに
    コイル形成用の導体パターンを印刷し、これを積層して
    インダクタ部となる積層体を作製する工程、前記積層体
    の上に内部電極パターンが印刷された誘電体材料のグリ
    ーンシートを積層してコンデンサ部となる積層体を作製
    する工程、前記異種の材料系からなる2つの積層体の合
    体物を熱圧着により一体成形し、切断した後、同時焼成
    する工程、焼成後のチップ部品を後述の微細メディアよ
    りも粗粒のメディアを用いて粗バレル研磨する工程、粗
    バレル研磨後のチップ部品を平均粒径0.1〜1mmの
    微細メディアを用いて緻密バレル研磨し、接合界面の素
    地表面を平滑化する工程、および研磨されたチップ部品
    該接合界面方向へのめっき伸びが50μmより小さい
    電解めっきが表面に施された外部端子電極を形成する工
    程を包含してなることを特徴とする複合電子部品の製造
    方法。
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